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561.  しあわせな孤独 《ネタバレ》 
コレ女性監督ですよね?それなのに視点とか感覚がとても男性的に感じました。 タイトルの「しあわせな孤独」って直訳なんでしょうか、「しあわせな孤独」を得たのはニルスかな?この映画の中心も最初はセシリかと思ったけどニルスですよね、たぶん。 彼のラストの言葉「僕たちはこうなる運命だったんだ」これってどう解釈したらよいものか・・・どの道、お互い妻とは婚約者とは破局する運命だったってことのように思えてならないんですよ。 ヨアヒムにしても奥さんのマリーにしてもなんだか人となりがね、ちょっと???てとこがあったし。 まさに事故の加害者でありながら他人事のようだし、娘と一緒になって夫を追いつめるし、息子の誕生日祝いの席で「セシリは?同棲?」なんて言いだす娘を制止するどころか一緒になって問うなんてね、コレされちゃ一層戻る気なくすでしょ。 ヨアヒムも突然あんな体になったとしても介護してるあの人の辛く悲しい過去を意地悪く茶化すってどうよ。 思うにこの二人は日常、自分の行動や言動が回りの人間にどう影響するのかってことにあんまり意識がいかない人っていうのかな。 こういう人に限ってひとたび自分にとんでもないことがふりかかると物凄く感情的で攻撃的になるような気がする。傷ついてる苦悩する自分オンリーの人で人の痛みに無頓着な人。不倫関係になった二人より事故の加害者と被害者の二人のほうが私にとっては疑問と不信をおぼえる人たちでした。 (マリー、ヨアヒム)と(ニルス、セシリ)大まかだけど二つのタイプに分かれるんですね、どちらかというと今まで許容、譲歩する役回りだったニルスとセシリ(たぶん)が惹かれ合うのは必然だったかもね。明日は我が身と身にしみるようなとてもとても現実的でキビシイ映画でした。 ところでマッツ・ミケルセンですが、ヴィゴ・モーテンセンに見えてしまいました。セシリ役の女優さんも名前が出てこないけど誰かに似てるんですよ、角度と表情によってですけど、どっかで見たことあるんだよねー。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2010-02-09 20:09:05)
562.  アパートメント(1996)
ずいぶん前にハリウッドリメイク版を観て、オリジナルとそのキャストを知って「観たい!」で、この度やっと観賞しました。 大まかなあらすじは同じだけど見せ方が違うのね、フランス映画はやっぱりこうでなきゃいけない。 男女4人がすれ違ったり絡み合ったり、けれどアリス以外の三人は完全にアリスを語るために存在しているキャラと言ってよく、だから特にマックスは道化そのものという感じ。ここがリメイク版と大きく違う部分かな。 エゴと欲ですね、自己愛と保身もかな。どれもあって当たり前、でもそのバランスが悪いと厄介。リザに電話でカフェでマックスに語るとこなんて甘えとしか思えず、その上リザのあの結末を見ればアリスのしたことは許されないでしょ。結局成就しなかったのも仕方ないことです。私にとってはアリスのような人間は「ナシ」だわね、共感も切なさも感じませんでした。 なんといってもモニカ・ベルッチの美しさに参りました。黄色のニットの色目や風合いと着こなしに注目しました、こういうとこもやっぱりフランス映画のよいところです。
[DVD(字幕)] 7点(2010-01-29 18:48:59)(良:1票)
563.  理由(1995)
かなり前に観ました。プロットとかシチュエーションはイイ感じだし、なにげにキャストもシブくて豪華、そのわりには印象薄いです。のめり込む面白さがなかったです。何がいけなかったんでしょうねぇ。 まあ、だいたい無罪を訴えてるあの黒人の表情とか素振りは最初から胡散臭いけど。 それとエド・ハリスのあのキャラは必要だったとは思えないです、むしろ邪魔でした。 積極的に観るほどの映画じゃなかったです、当時はね。 10歳くらいのスカーレット・ヨハンソンが出てるんですよ、もうお人形みたいにカワイイの。その点で今やっと観る価値のある映画になったかもしれません。 
[CS・衛星(字幕)] 5点(2009-12-12 15:16:07)
564.  理想の女 《ネタバレ》 
まずなんといってもウィットに富むセリフが良いです、特に男たちの男同士の会話が粋ですね、サラリと嫌味を感じさせず悪態を言ってのける、全てを知っているのは彼らじゃないかな、達人たちだ(笑) スカーレットの衣装がこれまた良いです、私の好み。スカート丈がひざ丈なら夏の外出着に揃えたいわね。 内容ですが、ロバートがアーリン夫人にあれほどの大金を頻繁に与える根拠とかアーリン夫人があの夫婦に近づいたその本心のところがすっきりしない、はっきりとしないけれど、その分ロバートとアーリン夫人のちょっとしたしぐさが「あ?あれ?!」というところが随所にあって想像力を掻き立てられる。 特にメグとアーリン夫人が偶然遭遇するシーン、メグを追うあの目は愛人が何も知らない正妻を見る目じゃありません。 でもねあんな目の演技ができるヘレン・ハントは凄い女優なんですが、この役はやっぱりちょっとね。老けたからじゃなく昔から水分不足、油分不足といいますか艶っぽさがないんですよ、真っ赤なルージュが見事に似合わない、ほんとに厚化粧が痛々しい。まさかそれを狙ってのキャスティングでしょうか?でもできればシャロン・ストーンまではいかないにしてもアネット・ベニングとかダイアン・レインあたりに出てきていただきたかったです。 収まるところへ収まったラスト、ひとまず一件落着っていう感じ?扇よりもあのドレスですね、意味ありげなのは。ドレスを見てメグが言うセリフがいちばん印象的でした。男女って、例え夫婦といえども何もかも全てを明白に見せる、見たがる、知りたがる、追求するって破たんを招くことですね。なかなか勉強になる映画でした。 
[DVD(字幕)] 8点(2009-12-03 11:41:03)
565.  人のセックスを笑うな 《ネタバレ》 
えーなんかやたら昭和な映画でした、平屋の一軒家、円筒形の石油ストーブ、栓抜きで開けるビン、カブとか。レトロといえばそうなんだけど私の年代だとやっぱり中途半端なレトロで、シミタレ臭さが否めない。ふっとATGを思い出したり。 ところでこのタイトルと内容ってどうなんでしょう、年の差と不倫を周りからとやかく言われるのかなと想像したけどそうでもない。アングルはいつも同じでカメラは人物を追いかけない、どこかで常にあるような情景を切り取って見せる、覗き見的ですね。その徹底ぶりはいいんだけどそのうちどうでもよくなる、飽きちゃう。他人がどうしたこうしたなんてことはすぐに興味なくなっちゃうわね。 で、ゆりちゃんなんですが、これも徹底してますね。スッピン、黒いタイツに白のソックス重ね履き、下着はモロ綿100%のグ○ゼ女児用肌着みたいで幼児体型、もう小学生です。そのくせヘヴィスモーカーときた。そしてリンゴの皮も普通にむけない、特別性格がいいとも思えない。 えんちゃんもしかり、ニット帽をぴっちりかぶりブラブラバタバタと足癖が悪く、「ばっかじゃないの」を連発する、若くはあるけどね。この色気とかセクシーさを徹底的に排除された二人、あるタイプの女から絶大に支持される女だと思う。登場する男たちはそんな女が考える女に都合のいい男だ。彼女たち、いわゆる不思議ちゃんですね ところが一方の40手前のそういう女に20も年下の男と不倫させる、ここがシミったれたおばさん趣味という感じで痛いんです、女として恥ずかしい。 ゆりちゃんのようなああいうギャップのある女を「イイ女、カワイイ女、ミステリアスな女、魅力的な女」のように描く人ってどうなのよ?どうせなら「バカ女」と描いたほうがよっぽど潔いし面白い。笑えないヘンな見栄を感じる。 字を見ただけじゃわかんないけど、監督も原作者も結構いい年した女じゃない?コレッてモテない女の妄想物語です。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2009-11-15 14:25:51)(良:1票)
566.  クルーエル・インテンションズ
ずいぶん前に衛星で放送していたのをたまたま観た、その時の感想です。 何度も映画化されている「危険な関係」の現代版、お子様版ですね、あっけらかんとしてます。男と女のドロドロは苦手だけどエロいのは好きという方には面白く観られるのではないでしょうか。 ところでリース・ウィザースプーンてラブコメのヒロイン役が多いけど、こうなんかイマイチパンチ不足というか、華がないですね。どっちかっていうと脇役顔じゃない? ライアン・フィリップと二人でひとつみたいな感じで、夫婦二人三脚というハリウッドのスターには珍しいカップルだったのに・・・離婚は双方俳優としてデメリット大きかったような気がします。 セルマ・ブレアですね、どことなくエキゾチックでいちばん魅力的でした。最近はあんまりパっとしないですね。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2009-11-01 10:49:02)
567.  影の車
このところ加藤剛演じるお奉行様が再放送されていて思い出しました。 観たのは中学生の時でした。松本清張原作の三本立て上映の一本。メインは「砂の器」で「張り込み」もあったけど、ラストだったし熟睡して憶えてません。やはり三本立てはキツイです。 怖いのはたしかに怖い、でも私が怖いと感じるのは主人公が追いつめられていく過程でも愛人の息子でもありません。愛人を、子供との生活の場である家に入れ、子供が襖一枚隔てただけの隣の部屋で寝ているというのにセックスまでできる、しかもエクスタシーの塊になれる二人の母親ですね、これがいちばん怖いです。 愛人作るなセックスするなとは言いません、するなら生活の場とは関係ない時間と場所じゃないとね、最低限のマナーです。 人には言えない過去とトラウマを抱えつつ、実母と愛人の関係に憎悪したにも関わらず同じことをしている主人公も怖いです。逃れられない運命とか宿命を感じてしまいます。 子供は、特に母親には母親だけであってほしいもので、女の部分なんて知りたくないし見たくないのが普通です、口に出さないだけです。まだ一人で生きていけない子供ですから表向きは母親に理解を示す、しかしそれを真に受けちゃいけませんね。 親の大人のエゴや欲が子供に闇と影をおとすという見本のような映画でした。映画館を出た後、中学生には過激な内容であったこともあって誰も感想を口にしなかったと記憶してます。ただ似たような環境で育った私には主人公と息子が痛かったですね、特に取調室での告白のシーンは身につまされました。 ・・・少子化でいいんじゃないの?子育てに不向きの人は確実にいるわけですからね。 
[映画館(邦画)] 9点(2009-10-22 11:27:43)(良:1票)
568.  ブーリン家の姉妹
時代劇ですが、かなり現代的な感じでした。イギリス版「大奥」でしょうかね。 私生児だの娼婦だの言われてましたけど、大奥とは違って「側室」というのはなかったてことかな?あと字幕なんですけど「寝る」「寝た」が何回出てきたことか・・・直訳かどうかしらないし上品ぶってるわけじゃないけど、もうちょっとこうなんか違う言い方はないものかと少々気になりました、王室なんだし。 姉妹に焦点をあてているわりには描写は決して深くないです、わりと表面だけさら~っと描いているから全体的にもそんな感じになり、結果ヘンリー8世がかなり間抜けな男と映ってしまったのが残念でした。しかし今も昔も人間基本は変わらずですね。 ナタリー・ポートマンですか・・・やっぱり好きじゃないです、演技に余裕がないというか「演技してます」な感じがして私にとっては見ていて疲れる女優さんです。 だいたいナタリー、スカーレットとエリック・バナの相性がね、よくないんです。しっくりこないの。 セットや映像はとてもいいのに、期待してたほど重厚な作品ではなかったです、でも混乱せずに見られる時代劇です。 6人の妻のうちの半分がコレなんだ、他はどうだったのか知りたくなりました、ジョナサン・リース・マイヤーズがヘンリー8世を演じているTVドラマシリーズがあるみたいだけどそっちが気になります。 いともあっさりと処刑されちゃう時代、そりゃみんな必死になりますわ。 でもアンの生んだ娘が後にああなっちゃうわけで、まさに事実は小説より奇なりというか、人間生きている間は何がどうなるかわからないものです、まったく。 歴史は繰り返されるとも言うし、たまに愛憎と欲の絡む時代劇を観るのはたのしい。
[DVD(字幕)] 6点(2009-10-17 13:52:03)
569.  ブラック・ダリア
この時代設定に謎の多い未解決事件の上、監督はデ・パルマ。期待したんですけどね、なんだか肩すかしをくらった感じです。この監督はほんとにムラがあるというか、落差の激しい人ですね。 所々「LAコンフィデンシャル」を思い出させる、あっちがエドにバドにバズならこっちはブライカートにブランチャードときた。 どっちもハードボイルドなんだけれども、思うにハードボイルドってどうかするとダラダラの退屈な映画になってしまう場合が少なくないですね。 「ブラック・ダリア」というタイトルの割には事件の真相解明よりも人間模様を描いているといったほうがいいかな、そこも「LA~」に共通するのですけど、その肝心な人物描写が薄いし、演じる俳優たちがまったく魅力的じゃない。お気に入りのスカーレット・ヨハンソンもサエない。登場人物の誰ひとり魅力的じゃない。 いったいこれはどうしたことですかね。主演からファムファタールにいたるまでミスキャストと言ってもいいくらいで、特になぜアーロン・エッカートなんだ?それ以上に訳がわからないのがヒラリー・スワンクである。 それとやけに黒のコントラストが強いような映像もあんまり好みじゃなかったです。 でももう一回観直してみてもいいかな。一回目じゃ気づかなかったところがあるかもしれないです。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2009-10-12 19:35:34)
570.  ハンニバル・ライジング 《ネタバレ》 
本作はレクター博士誕生を描いているわけですが、ラストに明かされる真実は予測可能でそれほどのインパクトはなく、個人的怨みのない人間まで殺して食べちゃうようになった理由としては弱いかな。全体の雰囲気も今までとずいぶん違っちゃってたわね、なんか肩すかしくらった感じ。 でも後年、クラリスに特別といえる感情を持った理由はなんとなくわりました。確かバーニーもお気に入りだった。お気に入りの人物を観察したほうがレクター博士の人となりがわかりやすい気がしないでもないです。 そしてなぜか突っ込みどころがあるのがちょっと嬉しかったりする、「レディ・ムラサキ」とはなんだ?!なんでむらさき??かなり昔だけど某化粧品メーカーが発売したフレグランスが「むらさき」だった、でもやっぱり「源氏物語」の若紫=紫の上からきたんだろうか・・・このシリーズでこういう突っ込みができるとは思わなかったわね。 レクター博士と東洋の神秘?う~ん、ちょっとイメージじゃないです。 あと、グルータスを演じたのがリス・エヴァンスだとはわからなかったです、「ノッティングヒルの恋人」のヒューのルームメイトのあの人ですよ?太ったようだけどまったく別人でした。 なんだかんだとシリーズ全作観てまず思ったことは、あのレクター博士を深手を負いながらも生け捕りにしたグレアム捜査官はもっと注目、評価されるべきだ!
[CS・衛星(字幕)] 5点(2009-10-10 10:29:52)(良:1票)
571.  ケープ・フィアー
これも投稿したつもりになってました、今さらですが感想を・・・ う~ん困った、オリジナルは未見なんですがこのリメイク作品に関しては私はコメディ性を感じてしまうんですよ。なぜなんだろう?・・・デ・ニーロの役作り、演技が必要以上にギトギトしていて、恐れ多くも初めて「やりすぎとちがう?」と思ってしまいました。ロバート・ミッチャムの天然のギトギト感を意識しすぎたのかな?? あと、ジュリエット・ルイスの存在ですね、これもまたコメディ性を感じる要因になっているのかもしれない。色んなところで「デ・ニーロ相手にスゴイ子がでてきた!」と絶賛されていた彼女、期待して観たその演技はクネクネとまとわりつくようでイライラと歯がゆく、ギトギトのデ・ニーロとは相性よかったと思います。 本作のロバート・ミッチャムとグレゴリー・ペックの役どころを考えると、やっぱりデ・ニーロとスコセッシは遊んでたように感じてしまいます。でもはっきりとスコセッシらしくない作品ですね、ていうかスコセッシが監督すべきものじゃないような気がしました。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2009-09-24 19:34:53)
572.  タロットカード殺人事件
CSで放送されているのを途切れ途切れの時もあったけど、何度も観ました。ウディ・アレンてもう70歳代になってるのじゃないかな?この年になってですよ、スカーレット・ヨハンソンをミューズに選び、なんとメガネをかけさせた。「マッチポイント」では性的欲望は掻き立てるけど、いつもその先がなくついには・・・なんて、女が観たらひそかにドキっとしそうなリアルな女を演じさせたアレン、今さらながらこのジイさんはタダモノではないとあらためて感心してしまいます。”バルセロナ”も観たくなりました。 スカーレットとアレンの掛け合いはもう最高、楽しいです。キッチンと中庭だったかな、行ったり来たりの長まわしのシーンもよかった。 なぜかアガサ・クリスティの短編集を思い出してしまいました、小粋でファンタジックでいたずらっぽいコメディでした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-09-21 21:08:18)
573.  鳥(1963)
これは私にとって恐怖映画の原点です、しかもこの年になってもカラスを見るたびに思い出す、ゴミを集積場所に出しに行った時にカラスがゴミをつついていたりすると一瞬「わっっ!!カラスだっ!!!」と身構えてしまうというトラウマまで植え付けた映画です。 何回観たかわからないけど、大人になってから観ると気づくことって多いです。メラニーは真っ先に鳥に襲われた、気まぐれ?アバンチュール?そんな感じでメラニーがあの街に現れた途端に鳥たちの一斉攻撃。ミッチの母親もメラニーを快く思ってない。何か関連ありそう、何かを語ってそうで意味ありげなんです。 昔、淀川先生が話しているのをテレビで聞いたのですが、ヒッチコックは鳥と卵が大嫌いなのだそう、そういえば目玉焼きの黄身のど真ん中にタバコを押し当てて火を揉み消すシーンのある映画があった、そのタイトルがどうしても思い出せなくて歯がゆいです。この映画では鳥を理由なく人間を襲う悪モノにしてしまいました。 
[地上波(吹替)] 10点(2009-09-13 20:27:39)
574.  ドラキュラ(1992)
物心ついた頃からいちばん怖いモンスターがドラキュラです、だって姿かたちは人間なんですよ、それなのに血を吸うんです、しかも首筋に牙を突き刺してですよ。もう想像しただけでゾッとします。でも最近思うのですけどフランケンシュタインとか狼男と違ってドラキュラはクールな美男子で他のモンスターものと違ってエロスがある。 そこらへんが子供の私には何か異質なものを感じさせたのかもしれません。 しかし、この作品はそれまでの私のドラキュラのイメージを完璧に崩しました、だって長髪のゲイリー・オールドマンだもの。子泣きジジイみたいだった。 このようにキャストがどのようなものかとは感じたけど、さすがコッポラ、映像や雰囲気は素晴らしいです。 あとサディ・フロストがかなり目立ってた気がする。声といい、わりとアクの強い女優さんですね。後に当時ジュード・ロウと夫婦っていうのを知ってびっくりしたのを覚えてます。 エンドクレジットでかかった曲が切ないメロディでよかった。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-09-13 20:02:48)
575.  蜘蛛女(1993) 《ネタバレ》 
これはいつ観たんかなぁ、10年は経ってると思う。その時に感じたこと、思ったことはですね、ゲイリー・オールドマンのダメっぷり。情の湧かない徹底したドロドロのダメ男っていうのが印象的。 比較的女性に好評価のレナ・オリン演じる悪女なんですが、すみません私は不快でした。悪女っていうより、どうしようもない犯罪者で、「ターミネーター」「ヒドゥン」・・・などに登場する殺戮、破壊マシンでしかなかったです。 違った言い方をすれば怒りと嫉妬でどうにかなりそうな許せない浮気男をセイバイしてくれる必殺仕置き人「モナ」でしょうかね。 ジュリエット・ルイスはいつものジュリエットでした。個人的にはアナベラ・シオラですね、この三人の女の中でいちばん腹の中がわからない、奥さんとして良妻なのか悪妻なのかもはっきりわからないナタリー。はっきりとした安否もその後もわからないままじゃなかったですか?違ってたかしら?? しかしこのテのダメ男ってのはしぶといですなぁ。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2009-09-06 13:23:47)
576.  バック・トゥ・ザ・フューチャー
インディー・ジョーンズシリーズは何回観ても面白いし大好きだし、その昔小学生だった頃、NHK少年ドラマシリーズの「タイムトラベラー」にもハマったのですが、このシリーズにはなぜか魅力を感じません、すみません。 私にとって何が欠けているんだろうかと考えてみた。たぶんキャストかなぁ、好きなタイプの俳優がいない、特にマイケル・J・フォックスがなぜ主役クラスの俳優なのかわからない。あと、何か心に響く訴えてくるテーマみたいなものも感じないんですよ、今書いてて思ったんですが、ここんとこが「ゴースト・バスターズ」にも言えるかもしれない。 でも娯楽作品としては満点だと思います、皮肉でも嫌味でもなくテレビの洋画番組で日本語吹き替えにCMアリという環境で観ても気にならず愉しめる映画だと思う。ただ私、タイムマシンより『どこでもドア』がほしいなぁ・・・
[地上波(吹替)] 6点(2009-09-03 11:09:19)
577.  ウェルカム トゥ コリンウッド
何これ!!好き好き、こういうの大好きです。こんなにゲラゲラ声出して笑った映画はほんとに久しぶりです。まずキャスティングがいい、みんなハマってる。 いつも赤ん坊を抱っこしてるウィリアム・H・メイシー、赤ん坊抱っこしなくなったら今度は石膏でがちがちに固められてやっぱり右腕がふさがってる、笑いました。 トト役のあの俳優さん、いい味出してましたねえ。 哀愁漂うダメダメ男たち、これでもかと続く絶妙のタイミングの悪さ、もう笑うしかありません。ふっとウディ・アレンの「おいしい生活」がよぎりました。 なんていうのかなあ、こういう男を見ると守ってあげたい癒してあげたいって思うんですよ、プライドとか変なミエのない一途さを感じるんでしょうか、良く言えば純情、悪く言えば単純?その境界線スレスレの感じ?なんか母性が湧いちゃいます。 「オーシャンと全く逆の泥棒たちなんてどう?」なんてソダーバーグとクルーニーが一杯飲みながら冗談半分で出た話が実現したのかなあ、なんて想像してしまいました。 ドタバタだけど粋でセンスのいいコメディでした、観た後も思い出し笑いしてしまったわ。 
[CS・衛星(字幕)] 9点(2009-09-02 00:52:58)
578.  あるスキャンダルの覚え書き 《ネタバレ》 
また凄い女を演じたものですねぇジュディ・デンチは。まさに女、共感共有と支配だ。そして日記の「良い日」には金色の星のシールを張り付けている、物凄く怖いです、なんと鋭い演出をするのでしょう。 シーバのような人は等身大、まあ普通にいるタイプの人と私は思います。 バーバラが階段に腰掛けて修羅場を上から見下ろすシーンが印象的でした。そしてシーバとバーバラをやはり上から見下ろす人、同じ目線で見る人がいてその目線のちがいで感想も変わってきそうです。 これは誰に何に焦点を当てているのか、それはバーバラなのでしょうけどバーバラの何が問題なのか核のところがわからないのが不満。所々で挟みこまれるレズビアンぽい描写は余計なものと感じた。 ラストでまた標的を見つけるバーバラ、おもわず「コレクター」のラストが浮かびました、もう~このサイコばーさん、誰かなんとかしてくれ~人の生活、人生に踏み込み引っかき回す大迷惑な人。 しかしジュディ・デンチとケイト・ブランシェットの演技力には大満足です。シーバのどこか崩れたような服の着こなし無造作なヘア、しぐさや動作にそこはかとなく感じる隠微さには女の私もドキっとしてしまいました。 
[DVD(字幕)] 7点(2009-08-30 12:33:33)
579.  ナインハーフ
あー思い出すなあ、もう「ナイン・ハーフ、ナイン・ハーフ」とあっちもこっちも大騒動してた当時。映像美重視の都会的でファッショナブルでエッチな映画という感じでしょうか。氷で乳首だったですよね?急に冷たくされると一気に縮んでシワシワになりそうだけどどうなんでしょう。あの冷蔵庫のシーンは視覚に訴えるものはありますね。 とにかくキム・ベイシンガーがセクシー、あの頃って確か体の線を強調しない無造作な着こなしが流行ってたんですよねぇ、マニッシュっていうんだろうか・・・ヘアもパーマがとれかかったようなウェーブのセミロングだったりね。 全編ほんとにオシャレな映像だったなぁ、ただしミッキー・ロークは私はダメでした。
[映画館(字幕)] 6点(2009-08-26 13:07:42)
580.  ウインドトーカーズ
昨夜本当に何年かぶりで「フェイス・オフ」を観た流れでジョン・ウー作品の一覧を見ていて思い出しました。 一回観ただけだけど、つまらなかったです。ニコラス・ケイジはどの作品を観ても、パチンコのCMでさえもいつも全力だ。その必死の演技も救いにならないの。 ジョン・ウーはギャングVS警察、ギャング同士の派手なアクションが売りの娯楽作品じゃないとダメなのかも。 例えば「フェイス・オフ」の有り得ない設定は気になりません、しかし本作はどう説明していいのかわからないけど、その有り得ない強引な設定が気になるを通り越してシラけてしまうんです。 そしてアクションシーンもとうとう「バカの一つ覚え」と感じてしまったのでした。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2009-08-26 12:12:01)
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