561. 春の日は過ぎゆく
映像の美しさが非常に印象に残る作品でした。ストーリーは正直イマイチですね。 [映画館(字幕)] 6点(2006-12-15 16:10:37) |
562. 猟奇的な彼女
《ネタバレ》 ラストのちょっとしたサプライズがとても良かったですね。 しかし、韓国の女性って強いですね・・・・・ [ビデオ(字幕)] 8点(2006-12-15 15:02:11) |
563. 父親たちの星条旗
「硫黄島からの手紙」に引続き観たのですが、本当に心に残る素晴らしい映画です。とにかく、この 作品は大画面で見て欲しいですね。戦争というものの姿を迫力ある映像で伝えてくれています。(かなりショッキングな映像もありますが・・・・・。) この映画を観て「戦争に於いて英雄は存在するものでは無く、作られるものなんだな」とつくづく思いましたね。作られた英雄たちの、「その後」の姿を見てつくづくそう感じました。 しかしながら、本当に良く出来た作品ですね。題材・映像・音楽・ストーリーの流れ・・・・全てが上手く出来ています。 本当に、この硫黄島2部作は、戦争というものについて考えさせてくれる素晴らしい作品でした。本当にイーストウッドに感謝したい位です。これは、是非多くの人に見てもらいたいですね。 [映画館(字幕)] 10点(2006-12-14 12:59:06) |
564. 明日へのチケット
やはり、サッカーファンとしては3話のセルティックサポーターの話が一番印象に残りましたね。最後にローマのサポーターが出てきた時はちょっと感動しました。 1話目(女優さんの大人の美しさが印象的でした)と2話目は何となく巨匠の映画という感じがしたんですが、いきなり雰囲気をガラッと変えてしまうとは恐るべしセルティックサポーターという感じですねw [映画館(字幕)] 7点(2006-12-10 23:13:49) |
565. 硫黄島からの手紙
しかし、イーストウッドも凄い映画を作りましたね・・・・・・。非常に戦争というものを、情緒性を排除しドライに描いていて、何というか感想を書くのが難しい作品です。正直言って感動したり、泣ける作品ではありません。ただ、深く考えさせられるし心に鉛のようにズシンとのしかかかる作品です。 少々残虐なシーンもありますが、是非お勧めしたい作品です。 [映画館(字幕)] 9点(2006-12-10 23:10:06)(良:1票) |
566. 24アワー・パーティ・ピープル
《ネタバレ》 映画全体が大好きなUKサウンドで満ち溢れていて、とても楽しかったですね。ニュー・オーダーは学生の頃聞きまくってたんで、ジョイ・ディビジョンやイアン・カーティスの出てくるシーンはとても興味深かったです。(当時はUKインディーの情報は、ロッキング・オンとかの雑誌でしか得られなかったですからね・・・・。) ハッピー・マンデーズのくだりは凄いですね、まさにロックンロールというかハチャメチャというか・・・。 しかし、この作品は何も知らない人が見たら訳わかんないでしょうねw ベズがUFOで現れたりするシーンとか 「ベズって何だ?」って感じじゃないですか?(まあ、知ってても謎の人物ですけどw) とりあえず、パンク・ニューウェーブ以降のイギリスの音楽が好きな人は必見です! [DVD(字幕)] 8点(2006-12-08 11:59:45) |
567. やさしくキスをして
《ネタバレ》 凄くヘヴィなラブストーリーですね・・・・・。文化(東洋と西洋)や宗教(イスラム教とキリスト教)の違いを乗り越えるのは、さすがに厳しいですよね。 それにしても、主人公の男がちょっと情けなさ過ぎでしたね。家族を取るならきっぱりと恋人と別れればいいし、恋人を取るなら家族にはっきりと言えばいいいのに、どっちつかずでフラフラしているから皆振り回されてしまって悲しい話になってしまったような気がします。余程、妹の方が肝がすわっていたように思いました。(まあ、女性は強しということなんでしょうか・・・・・。しかし、カトリックスクールに通うイスラム教徒のレンジャーズサポーターっていうのも凄い設定ですねw) しかし、よくよく考えてみたら主人公の恋人のほうもアイルランド系の移民なんですよね・・・・。もう少し彼女の生い立ちの部分をとりあげても良かったかなと個人的には思いました。 ラストはとても上手くまとめていて、とても爽やかな仕上がりになっています。 [DVD(字幕)] 8点(2006-12-05 19:35:23) |
568. 麦の穂をゆらす風
《ネタバレ》 観応えのある作品でした。アイルランド独立~内戦の緊迫した空気が2時間の間、まったく途切れることなく続きました。パルムドール受賞も納得です。 しかし、立場が人を変えるといいますが、横暴な英国軍が去った後、アイルランド人自身が同じような振る舞いをする ようになってしまったのが哀しかったですね・・・・・・。 見る前に、アイルランドの近代史をちょっと知っておくと良いと思います [映画館(字幕)] 8点(2006-12-04 19:41:02) |
569. 東京ゴッドファーザーズ
《ネタバレ》 ありきたりな表現ですが、本当に寒い冬にぴったりな心温まる作品でした。様々な人間の弱さの描写とそれを覆い隠すような雪の描写がとても嵌っています。 日々、何かと思うようにいかない生活をしている身にとっては、こういう最後に全て丸く収まるストーリーには憧れてしまいますね・・・・・・。 [地上波(邦画)] 8点(2006-11-30 19:47:06) |
570. ヨコハマメリー
《ネタバレ》 メリーさんのような町の名物的な人物の歴史を知る機会はあまりないので、非常に興味深かったです。非常にディープな戦後の横浜が関係者の証言で描かれています。非常に「濃い」ドキュメンタリーですが、救われたのはメリーさんには帰る故郷があったことですね・・・・・。 最後に映った素顔のメリーさんはとても上品そうで素敵なおばあちゃんでした。 永登元次郎さんの歌も非常に素晴らしかったです [映画館(邦画)] 8点(2006-11-28 17:25:24) |
571. グッドナイト&グッドラック
「もしテレビが娯楽と逃避のためだけの道具なら、もともと何の価値もない。」というエド・マローの言葉は、スポンサー第一で視聴率に一喜一憂し、安易なバラエティ番組と報道番組とはとても言えないニュース・ショーが氾濫している日本の民放テレビに捧げたいですね。 しかし、50年近く前から警鐘が鳴らされているのに進歩が無いんですね・・・・・(まあ、我々の方でも情報の取捨選択をしていかなければならないんでしょうけど・・・・)。 [DVD(字幕)] 7点(2006-11-26 21:45:07) |
572. トンマッコルへようこそ
《ネタバレ》 敵対する兵士達が、トンマッコルの平和な雰囲気の中で徐々に打ち解けていく様子がとても 心に残りました。ファンタジックな映像と久石譲の音楽もとても素晴らしかったです。 ただ、印象に残ったのがトンマッコルの村長が、どうやって村民を統制しているのかと聞かれ「たくさん食わせることだ」と答えていることです。これは要するに、トンマッコルは理想郷というよりも、豊かで争う必要がないので平和な状態にあるだけだということなのかなと解釈したんですが、これってまるで日本みたいだなと感じてしまいました。豊かさ(格差社会と言われてはいますが・・・)、非武装(一応)、外の戦争より内の問題が重要等々共通点が多いような気がしました。 しかし、南北の兵士達が打ち解けるのはいいんですが、戦闘シーンで「南北連合軍」とか言い出して米軍機を撃ち落したりするのはちょっと行き過ぎなような気がしましたね。ちょっと残念でした。 [映画館(字幕)] 8点(2006-11-25 22:40:24) |
573. 初恋(2006)
《ネタバレ》 題材や役者、主題歌と素材はいいんですが、何か勿体無い仕上がりですね。個人的には、もう少し主人公とその兄の関係を突っ込んで欲しかったです・・・・。それに、三億円事件の実行シーンはちょっと稚拙な気がしました。あれで、騙される奴はいないだろう・・・・という感じですね。 しかし、昭和も随分遠くなってしまったなと感じました。この作品も、60年代の雰囲気を出そうとしているのは判るんですけど何か当時の若者の姿とは違うような・・・・・(小出恵介の髪型位ですかね。)。まあ、細かいことは言わず時代劇みたいな感覚で見た方がいいのかも知れませんね。 [DVD(邦画)] 6点(2006-11-25 21:18:58) |
574. タイヨウのうた
《ネタバレ》 映像がキラキラ輝いて見えました。とても爽やかな作品です。ラストに主題歌が流れるんですが、何回も聴いてきた曲なのにズシリと心に響いてきました。 予告編では、ちょっと聞いてて気恥ずかしかったYUIのセリフも通しで聞くと、切実な思いが込められるのがわかって違和感なく入ってきました。 ただ、主人公が呆気なく死んでしまうのが、ちょっと残念でしたが・・・・。 [DVD(邦画)] 8点(2006-11-24 14:21:56) |
575. ほえる犬は噛まない
《ネタバレ》 基本的にゆるいコメディ映画は大好きなので、この作品も楽しく観ることができました。しかし、犬にまつわるストーリーではありますが、犬が好きな人は絶対見ない方がいいです。細かい内容は言いませんが、とにかく韓国ならではの内容になっていますw それ以外は、全般的にとても楽しい作品でした。ぺ・ドゥナはやはり可愛いですね。(個人的には鍋好きの管理人が好きですが・・・。ボイラー・キムさんって何だよw) 繰り返しますが、犬が出てくる映画ですが、犬好きの方にはお勧めできません!ご注意ください。 [DVD(字幕)] 8点(2006-11-23 13:02:14) |
576. GOAL! ゴール!
《ネタバレ》 はっきり言って、ストーリーはありきたりなスポーツ物なんですが、とにかく試合だけでなくイングランドのフットボールの雰囲気が味わえるのが素晴らしいです。正直、ベッカム、ラウル、ジダンの登場は何か客寄せぽくて余計だと感じました(まあ、2ではレアルに移籍するようなのでその伏線なのかもしれませんが)。セント・ジェームスパークの映像も実際 の試合時に撮られただけあって非常に臨場感を感じました。 まあ、サッカーが好きな人にはオススメです。 でも、イギリスってサッカー選手の就労ビザ取るの大変なんじゃなかったでしたっけ・・・?(確か代表にある程度入ってないと駄目かなんかで。三都主もそれでチャールトン移籍が無くなったような記憶が・・・) [DVD(字幕)] 8点(2006-11-22 13:55:36) |
577. 子猫をお願い
《ネタバレ》 ペ・ドゥナが抜群に可愛いかったですね。ストーリーはまあ良くある青春ドラマ(ラストはちょっと不満ですけど・・・もう少し方向性を示して欲しかったです。)だと思うんですが、そこから垣間見える韓国の社会の姿が結構興味深かったです(正直、隣の国なのに政治的な動き以外はほとんど知らないですからね・・・・・)。 [DVD(字幕)] 6点(2006-11-19 22:23:16) |
578. 復讐者に憐れみを
《ネタバレ》 復讐が復讐を呼ぶ・・・・とても哀しい物語でした。暴力描写の生々しさが、復讐の連鎖の不毛さ、虚しさを強く映し出しています・・・・。 筋書きは非常に良くできています。ただ、非常に後味は悪いですが・・・・・。 最後に自らの復讐をとげたソン・ガンホが逆に復讐され「なんであんな小娘のために・・・」とつぶやきながら息絶えていくのが、非常に印象的でしたね・・・・・。 [DVD(吹替)] 7点(2006-11-19 20:59:31) |
579. TUBE/チューブ
《ネタバレ》 ハリウッド映画に負けないぐらい迫力あります。 ペ・ドゥナがとても可愛いかったです。 それ以外は、非常に突っ込みどころ満載のハチャメチャな作品でした。物理学を否定するかのようなアクションシーン、バイクで駅構内を暴走する刑事、元大統領に対して戦いをいどんでいたはずなのに何故か下っ端刑事のタイマン勝負を受ける悪役(しかも、銃で撃てばすぐ終わるのに捨てちゃうし、最後は死んだのかどうかもわからない消え方でそれっきり・・・・・。「TUBE2」用に残しておいたんですかねw)、自分の保身の為に数十名の人質の命を犠牲にしろと命じる元大統領と嫌々ながらも一旦は従ってしまう地下鉄職員たち等々「ありえない」シーンの連続でした。まあ、次から次へと主人公達に危機が迫るんですが、それをクリアしないと映画がそこで終わってしまうんで「何とかなるんだろうな・・・・」と逆に安心して見ていられましたね(で、実際その通りでしたし。) まあ、いろいろ突っ込みながら見ると結構楽しい作品かもしれません。 [地上波(吹替)] 6点(2006-11-15 12:20:10) |
580. 父と暮せば
《ネタバレ》 宮沢りえと原田芳雄 のやり取りにすっかり惹きこまれてしまいました。この作品は、脚本、出演者(ほぼ3人だけですか)の素晴らしさに尽きます(舞台でも見てみたいですね。)。特に宮沢りえの静かながらも強い意志を秘めた演技は本当に良かったですね。 映像も、原爆の悲惨さをオブラートに包みながら静かに、しかしながら激しく伝えてくれます。 しかし、「生き残って申し訳ない」という思いに対しては、何とも言えない感情が湧き上がってきますね・・・・・。本当に「核」の恐ろしさについては、アピールしていかなければならないなと思いました [CS・衛星(邦画)] 8点(2006-11-14 11:45:06) |