561. よだかの片想い
ネタバレ 目から鱗の話だった。 あれだけ目立つあざが顔にあるなら、誰でもそれに気づくわけで、そのあざをいじらないでスルーするのもかえって不自然かと思い、私ならそのあざのことをネタにするに違いない。 だけど最終的に良い仲になったのは、そのあざを「あってもなくても好き」と言っていた後輩であって、つまりはどんなに目立つコンプレックスがあったとしても、それを全く気にしない人こそが、コンプレックスを持つ人から一番好まれる存在なのかと。 自分に当てはめた場合、コンプレックスのことを気にしない人の方が、自分も嬉しいかもしれない。 それに気づけたから、この作品を見ることができて良かった。 それぞれの人がもつコンプレックスについて、その真実に迫るすごい作品なのかもしれない。 [インターネット(邦画)] 7点(2023-08-15 20:27:07)(良:1票) |
562. 暴力脱獄
ネタバレ なんだかのんびりとした刑務所モノで、見ていて飽きてくる。 ラストは意外な展開だったが、あそこまで言う事を聞かない懲りない脱獄囚となると、あの落としどころしかないのかも。 [インターネット(字幕)] 5点(2023-08-13 18:50:02) |
563. ファンダンゴ
ネタバレ 予定調和なアメリカ映画、可もなく不可もなし。 アメリカ人にしか分からないテンションの高さと、はしゃぎぶり。 置いてけぼりをくった。 [インターネット(字幕)] 5点(2023-08-05 23:02:10)(良:1票) |
564. 泣き虫しょったんの奇跡
ネタバレ 当時リアルタイムで瀬川さんのプロ編入試験のニュースを見ていた。 佐藤天彦とか久保利明とか強い相手もいたけど、女流棋士や神吉プロも試験の対戦相手だったりして、実に微妙な試験相手だったと記憶している。 その頃を思い出しながら懐かしい思いで見ていた。 プロになる夢を捨てなかった瀬川さんの執念の勝利だった。 大一番に勝った瀬川さんも凄いが、このような特例を受け入れた日本将棋連盟にも拍手を送りたい。 さてさて映画としてみてみると、普通に楽しめたし不快になるシーンもなく無難な内容ではあったが、日本映画の魅力として考えると物足りなさを感じた。 ストーリーを辿っただけの内容で、これといった見どころがないのが残念な作品である。 [インターネット(邦画)] 6点(2023-08-01 22:40:18) |
565. チワワちゃん
ネタバレ 好きなところと嫌いなところが混在した映画だった。 ひたすら爆音でファッショナブルに突き進む演出は好みだが、ところどころで生理的に受け付けないシーンもあり。 ちなみにチワワちゃんには魅力を感じず。 松本穂香のチョイ役は何だったのか。 門脇麦は演技がうまくて存在感が光る。 エンドロールはとてもかっこよかったので、終わり良ければ全て良し的ではある。 [インターネット(邦画)] 6点(2023-07-28 22:31:46)(良:1票) |
566. 旅立ちの時
ネタバレ 美しい話なのだが、その背景にあるのが政治思想的なものなので、いまいち没頭できないし共感もできない。 そもそも親の政治活動のために子供の人生が犠牲になっていいはずがないので、ラストシーンも至極当然の事としか思えなかった。 [インターネット(字幕)] 6点(2023-07-24 22:29:13) |
567. ヒメアノ~ル
ネタバレ 後半のバイオレンスシーンだけ見たら、単なる不快な映画という評価で終わりそうだが、これはそんなに単純な作品ではない。 前半の濱田岳とムロツヨシの絡みがとにかく面白くて微笑ましい。 そんな朗らかな前半と対比しての後半なのだろう。 森田剛の青年期が実に痛々しく、無差別な殺人の動機になり得るものである。 森田剛はセリフ回しに相当な難があった。 滑舌は悪いし、ボソボソとしゃべる。 この作品の主人公は濱田岳だと感じたが、トップクレジットには森田剛。 製作には藤島ジュリーKの名前が… これが今が旬のジャニーズ忖度なのかな、作品自体は気に入っただけになんか残念。 それはともかく、中盤で突如として現れる作品タイトルと出演者の名前。 何かが始まる事を観る者に予感させる素晴らしい演出だ。 [インターネット(邦画)] 8点(2023-07-17 23:08:59) |
568. アダムス・ファミリー(1991)
ネタバレ アダムス家の奥様がまさに妖艶で気品があって大変魅力的だった。 ブラックユーモアが随所に効いていて意外と楽しめた。 [インターネット(字幕)] 5点(2023-07-15 22:00:34) |
569. 砂漠の流れ者
ネタバレ ラスト30分まではかなり退屈に感じたが、終盤はとっても良かった。 砂漠の雰囲気も良い。 [インターネット(字幕)] 6点(2023-07-14 22:05:35) |
570. カリフォルニア・ドールス
ネタバレ これはマジでムリな映画。 アメリカ人の馬鹿騒ぎに全く共感できず、特に入場シーンは盛り上がるどころか興ざめ。 ピーター・フォークも目つきがキモいし、二人のレスラーも特に美しくなく。 そもそもプロレスを真剣勝負みたいな設定にしてるのが受け付けない。 [インターネット(字幕)] 2点(2023-07-11 21:05:40) |
571. ラヂオの時間
ネタバレ 最初から最後までトップスピードで爆進、ずっとうるさくて疲れる映画だったが、三谷幸喜の脚本家としての類い稀な才能は堪能できた。 [インターネット(邦画)] 7点(2023-07-08 00:33:00) |
572. 猫は逃げた
ネタバレ 飽きずに最後まで見られたのはさすがの今泉監督なのだが、いかんせんラブシーンが多過ぎた。 これは城定監督の脚本の影響なのかな?今泉監督との相性は良いとは思えなかった。 [インターネット(邦画)] 6点(2023-07-05 04:09:13) |
573. 妻への家路
ネタバレ 人間版忠犬ハチ公物語。 だけどハチ公物語ほどには感動できず、コン・リーの老け顔ばかりに意識がいってしまった。 あとストーリーが真面目過ぎてつまらない。 映像や音楽面でも見るべきものはなかった。 チャン・イーモウ監督の最低凡作ではないだろうか。 [インターネット(字幕)] 3点(2023-07-02 20:00:55) |
574. しゃぼん玉
ネタバレ 生い立ちに恵まれず人間らしい心を育めなかった青年。 それを更生させたのは田舎のおばあちゃん。 田舎の良さを描いた心温まる内容。 何でも受け止めてくれるばあちゃんの心の広さ、まるで母親かのような深い愛情に心を揺り動かされた。 [インターネット(邦画)] 7点(2023-06-26 00:35:51) |
575. アラビアの女王 愛と宿命の日々
ネタバレ ヴェルナー・ヘルツォーク監督の作品なので見てみたが、往年の彼の作品と比べると平坦な内容で面白味に欠ける。 見どころがあったとすれば、雄大で美しい砂漠のみ。 [インターネット(字幕)] 3点(2023-06-24 14:50:50) |
576. 松ヶ根乱射事件
ネタバレ 大好きな山下敦弘監督作品。 田舎町の閉塞感が個性豊かな登場人物とエピソードによって表現されており、とても楽しめた。 エロがらみのエピソードの数々はあまり好みではないが、この田舎町を描く上で避けては通れないものだろう。 色んなヤバイ事が発生するのに、最後は何となく元通りみたいな、これって平和なのかな、どっちなのかなって不思議な感覚。 タイトルにもなっている乱射事件ってのも、アメリカのそれとは大きく趣きを異にしていて意表を突かれた。 山下敦弘監督ここにあり、日本映画ここにありの逸品! [インターネット(邦画)] 8点(2023-06-18 12:05:14) |
577. 帰れない二人
ネタバレ ジャ・ジャンクー監督の魅力炸裂。 リアルな中国の描写とクセになる音楽。 ダンスシーンと、そこに流れる音楽は本作でもクセになる味わい。 ヤクザな男とその女。 男はヤクザな稼業なので危険にさらされる。 そこに居合わせたその女は、男を守るために銃を発砲し5年の刑務所行き。 服役している間、救ってあげたはずの男は一度も面会に訪れず、その女が出所する時も迎えに来なかった。 出所したその女は男の行方を追い、なんとか見つけだした。 しかし男は、その女が刑務所にいた間に別の女を作っていた。 その女は復縁を迫ったが断られ、失意の中故郷に戻った。 数年後、その故郷に車椅子に乗った男が現れる。 自分を捨てた男なのだから見捨てると思いきや、献身的に介抱し、男はなんとか歩けるまでに回復する。 しかし歩けるようになった男は再び、その女のもとを去った… とまあ、男と女の関係を特に時系列をひねることなく、シンプルに描いただけの内容なのだが、何故だか心に残る作品だった。 理屈抜きにジャ・ジャンクー監督とは相性が良いらしい。 [インターネット(字幕)] 9点(2023-06-15 00:38:28) |
578. blue(2018)
ネタバレ たった12分の映画なのに、エンドロールが2分もあるというバランスの悪さ加減。 病人チックなおばさんが、ただ寝ているだけの内容。 [インターネット(字幕)] 1点(2023-06-13 22:19:29) |
579. トキワ荘の青春
ネタバレ やさしい空気に包まれてるし、郷愁を誘ういい映画なんだけど、さすがに起伏や見どころが無さすぎる。 [インターネット(邦画)] 5点(2023-06-11 23:40:03) |
580. 連合艦隊
ネタバレ 特撮についてはどうでもよくて、単に話がつまらなかった(史実の勉強にはなったけど)。 永島敏行の話とかどうでも良いし。 トップクレジットの小林桂樹は早々に退場、後半は鶴田浩二と財津一郎が活躍。 三橋達也の爺さんっぽい滑舌の悪さは聞くに耐えなかった。 あと、豪華キャストにしときゃ何とかなるだろ的な印象を受けた。 [インターネット(邦画)] 3点(2023-06-10 17:34:01) |