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tottokoさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2001
性別 女性
自己紹介 周りに映画好きな人があまりいない環境で、先日はメリル・ストリープって誰?と聞かれてしまったりなのでこのサイトはとても楽しいです。
映画の中身を深く読み解いている方のレビューには感嘆しています。ワタシのは単なる感想です。稚拙な文にはどうかご容赦を。  

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561.  ホーリー・モーターズ
全くわかんないや。解説によると監督の人生の出来事を暗喩表現しているそうなんですが、そういうテーマって他人に見聞きさせることに意味あんのかな。日記にでも書いときゃいいんじゃないのかな。 監督自ら「他者が理解できるかどうかは考えに入っていない」とのご発言ですから、私のように理解0%の客がいても不思議ではありますまい。 分かる人たちだけが鑑賞して評価を寄せるので結果高い点数になり、それに釣られたわたしのような被害者が出るのです。 ‶分かっていない”分際で点をつけるのも心苦しいけれど、つまんないものはつまんないので正直な評価をしておきます。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2021-11-13 17:02:27)
562.  アンダー・ザ・シルバーレイク 《ネタバレ》 
うわあ・・まさかの不条理モノ。正直訳わかんなくて参った。リンチだって得意分野じゃないのに。宣伝でてっきりサスペンスかと思った私は被害者。 巷間評価が真っ二つのようで。謎解きが好きな人には向いてるのかもです。基本私は鑑賞者を置いてきぼりにするタイプの作品は好きじゃないので本作を観ても喜びを感じません。 過去のポップカルチャーが積みあがった上にある現代の空洞ぶりを寓話的に描いているのかね?うーんやっぱりどうでもいいや。 まだD・リンチの作品ならば画が蠱惑的なので心惹かれる部分もあります。しかしこの作品はおっさんの糞便を映したりA・ガーフィールドにマスかかせたり、彼のガールフレンドも住居もそこはかとなく不潔感が漂い、不快です。この監督とはセンス合わないや。今後気を付けよう。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2020-06-17 23:05:27)(良:1票)
563.  レフト・ビハインド 《ネタバレ》 
これはイカン。久々の大迷走映画を観た。 大体、人が突如文字通り「消えて無くなる」なんて、あまりの大風呂敷っぷり、収めようが無い。普通のやり方では。 だから、まあ百歩譲って、「神の行い」であるとの設定も呑むとしよう。では、その後神様に「置いてけぼりにされた」人たちがどう生きるのか、また何らかの形で消えた者たちが復活するのか、観客の視点はそういうことに移ると思うんだ。少なくとも私は。 ところがところが、映画は登場人物らの観念など一ミリも描かず、ひたすらパニック映画の様相になってゆく。飛行機の燃料はたりないわ、着陸場所はないわ。しかし、機長とその娘(大学生)の機転により、飛行機は見事建設中の道路に着地するのだった。おお、と思わず拍手・・するはずもなく、もうどこに気持ちを置いてこの話を観りゃいいのか、画面の前の異教徒のワタシも若干パニックだ。 で、こんな映画に出るのかN・ケイジは。もういいかげんパニックものにはニコラスを使えのパターンやめてくんないかな。 あいかわらず上手いんだが、その器用さがこんなのに使われると悲しくなる。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2017-08-15 00:36:31)(良:2票)
564.  渇き。(2014) 《ネタバレ》 
制作が「やりたかったこと」はうっすら分かるんですけど、(冒頭が露骨にタランティーノですし)これはもうセンスの問題といいますか、バイオレンスを料理できる人とそうでない人って明確に分けられると思うんですよ。 タラ風にスタイリッシュにしたい、北野風に乾いたバイオレンスを撮りたい、という思いばかりが募った結果、「いつか見た事ある」コラージュの寄せ集めみたいです。 イカれた若者の生態としてクラブで踊らせる、(それもフラッシュ点滅で)、ヤクザは暗い倉庫でリンチの画を撮る、じいさんと女子高生の援交場面を差し挟む。ああこの使い古した画づら。 中2病をこじらせたような内容ですので、ヒロインは3度見するような逸材であってほしい。集団アイドルの中から引っ張ってきたような普通の小娘では持たないです。 そして「狂気」が絶対的に足りない。役所広司はやたらと「クソが」を連発してケータイを叩き付け(よく壊れないものだ)、ヤクザは「ゴミが」の繰り返し。この語彙の乏しいこと。これでは知的レベルの低い”人格障害のひと”でして、狂気ではありません。怖いというより鬱陶しい。 ストーリーはそういえばこれミステリーだったか、と途中で思い出すほど話の構築度はおざなりですし、人が殴られる場面を好むわけでもないので、飽きましたしやや苦痛でした。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2017-04-10 00:08:11)(良:1票)
565.  アドミッション 《ネタバレ》 
ティナ・フェイが好きなので観始めたけれど、徐々に展開に疑問を抱いてしまって後半はほぼ不快になってしまった。色んなことがおかしいんだけども、一番の問題は女主人公の「親というもの」への捉え方がてんで甘ちゃんでなっちゃいないことだ。親だからこそ、我が子を不正までして入学させちゃいかん。あの男の子はプリンストンなんかに入ったら間違いだと思うよ。授業レベルについていけないでしょうよ。ポーシャ以外の面接のプロたちが軒並み不合格とした、その判断はやはり正しいと思う。 しかもこれが実は赤の他人の子でした、とは笑えない。さらになぜか突然親としての責務に目覚めたポーシャは18年間抹消扱いしていた里子に出した実子に連絡を取るシマツ。アンタ何やってんだ。自分のファンタジーに酔って人の人生にずかずか踏み込んで。その上、知人の子供の親にもなろうとしてるんだ。親ってのは思いつきでぽっとなれたりするもんじゃないんだけどなあ。あまりに安易で想像の足りない脚本に感じる。 副邦題もちょっとズレてるな。「アラフォー女子の人生に起きたこと」あたりが適正ではないでしょうか。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2016-03-25 23:57:14)
566.  ハウスメイド 《ネタバレ》 
昼ドラレベルのドロドロが描かれるだけの駄作。人物を掘り下げようとする意図も見えません。記号として配置される金持ち・召使・意地悪奥様・不倫・憎悪。どれも記号なのでリアリティに乏しい。金持ちといったら豪邸住まいでバスローブ姿にワイン、ピアノも弾けます、と。まるでコント。いやあの婆さんの異様な若さはすでにホラーか。演出効果だけを狙った発火付き(なんで?)飛び吊り自殺で締めますしね。ラスト、くそ寒い公園に高そうなソファー並べてシュールな娘のお誕生会の画面でコントに戻る。また片手にワインだし。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2013-12-06 23:55:36)
567.  食べて、祈って、恋をして 《ネタバレ》 
こりゃひどい。いい年してジュリアったら“自分探し”にローマやらインドやらバリやらへN・Yで稼いだ小金使って遊び放題。自己満足炸裂。「あんたのやってること女子大生みたいよ」とまっとうな意見を言ってくれる友人もいるのに振り切って出かけて、バリで新しいオトコ見つけただけですか。インドで瞑想すれば何かが変わるとでも思ったのかしら。N・Yでできないことがローマだのインドだの行ったって急にできるわけないでしょう。“自らの立つ場所を深く掘れ。泉はそこから湧く”んだよ。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2012-11-01 01:21:28)
568.  ノック・ノック 《ネタバレ》 
ちょっとこれ、「サスペンス・スリラー」と名乗るのも図々しすぎやしませんか。客をばかにしてんのか。人に語って聞かせるだけの物語性はゼロ。通り魔な女二人にキアヌと観客が不快な目に遭わされる、ただそれだけ。 理不尽という得体の知れない恐怖を語るジャンルのスリラーもありますが、その前提となる「狂気」すら無い。小娘二人のもたらす「災い」が、これ低俗に過ぎませんか。人を陵辱して動画サイトにアップする、これは「イジメ」というのだ。家の写真へ落書きとか小学生か。 こいつらに何らかの目的があったわけでもなく、幼稚に話は投げ出されて終了し、首だけキアヌは阿呆面をさらして俳優生命は風前の灯である。こんなのに出たのはキアヌの自傷行為なのか。
[CS・衛星(字幕)] 1点(2017-12-12 00:10:50)
569.  フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ 《ネタバレ》 
なんだこれは。SM好きな男がなんでだか「契約」を女に要求してうじうじ。女もまた「SMはちょっと・・」と煮え切らないままの12 0分。 どんな風にセックスしようと好きにすればいいがな。早く話進めろよー、と欠伸が出る。欠伸涙で画面がにじむ。 売りの情交場面もこの程度で官能だとは笑わせる。鞭やら手錠やら小道具は並べるけど画自体に情感が乏しくてナインハーフの焼き直しにすらなっていない。貧相な身体の女と色気の無い男。来ない来ないちっとも。 エロスてのが分かってないんじゃないのか作り手が。ヘリやら飛行機やらで遊覧飛行すればゴージャス感が出て素敵でしょ、と思ってるようでは。なんという退屈。 ひとつもの凄く驚かされたことがあった。ラストだけど。「終わりやがった・・・!」と茫然自失した。こんなもんで三部作作る気なんだとか?もう観ないよ?
[CS・衛星(字幕)] 1点(2016-09-04 00:06:02)
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