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41.  ハーフネルソン
ダメ中学教師と女子生徒のどうのこうのがやりたかったんだろうけど、そもそも主人公がうじうじナヨナヨしているばっかりで、前提となるべき「生活」も「行動」もないので、結局何も起こっていません。女子生徒の方も、ただ喋っているだけで、やっぱり演技力が低いんじゃないかな・・・。輪をかけて、フラフラ落ち着かないカメラが、ドラマの醸成を阻害しまくっています。見どころといえば、まだ駆け出しだった頃のアンソニー・マッキーの出番が割と多い点くらいでしょうか。
[DVD(字幕)] 3点(2024-02-03 01:19:27)
42.  ドッペルゲンガー 《ネタバレ》 
ドッペル関係では、日常生活の中にふらっと現れてくる怖さなんかは、しっかり焦点が定まっていたと思うのですよ。ドッペル役所の出番がもう少し少なかった方が、かえってもっと怖かったんじゃないか、とかは別として。また、各シーンをだらだら引っ張らない「整理の力」も、十分発揮されていたと思います。●しかし、最後の15分はなぜか全然別の作品になってしまいました。もしかすると、永作とかユースケもドッペルだったという可能性の示唆かな?とは思いましたが、それにしてはそれまでのネタの仕込みが不十分でした(永作はどのシーンも「その場にいるだけ」で、珍しくあまり活用されていませんでした。大体、もっともらしい最初の弟がどうのという部分も、結局後につながっていないのでは?)。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2024-02-02 01:42:09)(良:1票)
43.  コーダ あいのうた 《ネタバレ》 
何がいいかって、「両親がアホなところ」。医者にかかることになっても、「セックスができるかどうか」しか考えていない。娘の友人がいるとかお構いなしで(気づいてなかったとはいえ)ベッドでギッタンバッタン。しかもそれをまったく反省していないどころか、完全に堂々としている。まあ、そっちの方面だけでなくて本業の方もそうなんだけど、そういう生身の姿をきちんと作り込んでいるからこそ、聾設定も手話も、手法が目的化することなく正しく機能しています。とりわけ、生活のあれこれの中にも、娘に対する依存(障害サポートだけではない)を表現してみせた母親役の芝居は光ってるなあ、と思っていたら、マーリー・マトリンですか!あのデビューから35年、演技力は健在でした。また、父親と兄貴も、安定した上で相互に巧く絡んでいますし、主演の彼女も、作中の人物の歌同様、テクニックに走ることなく、内面を自然に表出するいい存在感を発揮しています。●その上で、自室で母親と、海辺で兄貴と、トラックで父親と、それぞれの対話を積み重ねて関係を再構築していくプロセスも、きちんと押さえられています。ラストが全部ハッピーで大団円なのはかえって物足りないという向きもあるかもしれませんが、こういうのはそれでいいのです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2024-01-29 02:44:54)
44.  ひとよ 《ネタバレ》 
導入部からして強烈極まりない筋立てであり、その設定ありきになってしまったらどうしようと逆に思うくらいだったのですが、そうはなりませんでした。母親と3兄妹だけに頼ることなく、周辺人物の数々を周到に配置しているのがいいです。それによって家族4人が浮かび上がるという効果を、きちんと発生させています。●その中で、一般人代表格?の大樹の妻が戦闘状態で乗り込んで、母親が天然にそれに対峙して話が一段上に行き、その後今度は大樹が遂に逆切れして・・・といったあたりは、そのミックスから生み出されるドラマを感じさせましたが、そういった展開をもっと見たいところでした。●一方、佐々木蔵之介の関連は、途中から一気に足を引っ張っていて。大体、この人が出てきた時点で、ただの好感度高い新人中年運転手ではないことは想像できてしまうので、意外性がありません。しかも、薬物取引だのカーチェイスだのというエンターテインメント的なスリルを入れなくても、大樹の妻同様、家族関係だけでも十分な物語はできたでしょうに。その上で、最後に雄二が乗ったタクシーの運転手が蔵之介だった、とかだったら一番良かったのですが。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2024-01-27 23:54:41)(良:1票)
45.  ひゃくはち 《ネタバレ》 
導入部の豪華なエキストラ、そして僅かな台詞で主人公二人の立ち位置を表す的確性。これってもしかしてありがち青春スポ根映画とは違うのでは?と思わせて、そのまま最後まで一気の勢いでした。一つ一つのシーンが、目的を達したらダラダラ引っ張らずに次に行くという効果的な切り取り方になっており、それが実は対象であるスポーツの敏捷性とも適合しています。一番唸ったのは、「息子のチーム発表を待つ父親」を、カレンダーの1カットと、電話口の「それで、何かあったのか?」の一言だけで表す手際の良さでした。その中で、最初はただの馬鹿コンビでしかなかった二人が、峻厳な対立の場を経てそれを乗り越えていく、という成長も、自然に表現されています。●難点は、女性記者の関係が意外に機能してないことかな。この記者の能力や知識、さらには熱意がどうだったのかもよく分からないし、青野君が彼女相手になると突然落ち着いた大人になるのも、ちょっと変。
[DVD(邦画)] 7点(2024-01-27 00:39:55)(良:1票)
46.  新・極道の妻たち 《ネタバレ》 
3~4作と質が降下して、もうどうなってしまうんだろうと思っていたのですが、意外に持ち直していました。かたせ梨乃を弁護士という第三者立ち位置に置いたのも正解だし(だからこそ最後のあれはないが)、多様な登場人物もそれなりに整理されています(が、あれだけ神原神原と言っておいて、肝心の敵ボスは登場なし?)。しかしやはりこの作品の見どころは、綿引・本田・西岡・石橋、そして夏八木勲という巧者の面々の皆様でしょう。画面に登場するだけで安心感があります。というか、どの人ももっと出番欲しかったです。こういうときは、それぞれに短時間でも見せ場を確保してそれを集積させると、かえって主役が引き立つんだけど、まあそこまでは無理でしたね。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2024-01-24 01:23:07)
47.  極道の妻たち 最後の戦い 《ネタバレ》 
最初のところでかたせが岩下の妹分ということになって、今回は二人が共闘していく路線なのかな・・・と思っていたら、なぜか話が発展しない。かたせは岩下とどう連携しているのか分からず、というかむしろ勝手に一人で行動している。これでは盃の意味もありません。また、出所した稔侍さんをストーリー上どう扱いたかったのかもはっきりせず、登場人物の関係が崩壊する以前に物語が崩壊している。結局、各登場人物がばらばらに動いているだけでした。哀川翔とか石田ゆり子の若者組も、全然活用できてなかったなあ。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2024-01-23 21:06:45)
48.  隣りの八重ちゃん 《ネタバレ》 
隣り合う2軒の間のあれこれ、という内容しかないのに、何とそこに丁寧な描写があることか。「隣の家でご飯を食べさせてもらう」というそれだけのシークエンスが巻き起こすスリリングさ。一足の靴下をめぐる、コメディのようでコメディではないぎりぎりの可笑しさ。そこに岡田嘉子扮する姉が登場し、ステージは自然に一段上がっていく。ここでは、映画館や料亭でじわじわにじみ出てくる八重ちゃんのヤキモチ(もちろん「嫉妬」とは書きたくない)を堪能しましょう。着席位置だけで一瞬むっとする、そうそうこれなんですよ。そして川辺のシーン、迫り来る姉の情念をさらっと、しかしきっぱりと当然のように断る恵太郎君、余計なことをごちゃごちゃいわないからこそシーンとしての意味があります。野球の関係が微妙にしつこいのが難点ですが、その辺も含めて、今日の制作者もこれを見て参考にすべきほどの作品としての価値があります。
[DVD(邦画)] 6点(2024-01-22 00:11:32)
49.  アメイジング・グレイス/アレサ・フランクリン
1972年1月、アレサ・フランクリンがLAの教会で2日間にわたって行ったコンサートの映像化です。場所が教会なので、何と、アレサは説教台のような演台で歌っています。あと、バックのコーラス陣が終始座ったままというのも、あまり想像しない光景でした。ライブとしては、演者たちは終始心底楽しそうですし、また聴衆の側は、熱狂しているというよりも、まさに対象を崇め奉るように全身で聴き入っているという趣です。あと、よく考えるとアレサはMCなしで、喋っているのは常に進行担当のジェームズ・クリーブランド牧師です。これもあまり見ない形態かも。
[DVD(字幕)] 6点(2024-01-20 18:34:37)
50.  64/ロクヨン 後編 《ネタバレ》 
前編に引き続き、スリルは一応維持している。身代金の運搬から最終の空地まで持っていく展開もなかなか。ただ、細部については相当いい加減だったのではという気が・・・。まず、前編ラストで刑事課が一斉に移動したのは、一種の組織内クーデターみたいなものかと思ったんだけど、結局あれは何だったの?(捜査の都合で移動しただけ?)長官訪問が中止になったのがえらく一大事みたいに描かれていますが、こんな事件が地元で起こったんだったら、中止は当たり前では?もっともらしく何回も言われる「幸田メモ」って、結局何であって、どう作成されて誰が持っていたの?主人公の娘の失踪エピソードは、結局どこにも絡んでいないのでは?というか、そういう設定の必要あった?あと、前編でせっかくキャラ立てをした秋川が全然生かされていないのと、終幕が突然ダラダラモードになったのも残念でした。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2024-01-19 00:26:17)
51.  64/ロクヨン 前編 《ネタバレ》 
刑事捜査ものとしてのスリルの維持は上々だし、その中で広報という側面にスポットを当てているのも面白い。ただ、振り返ってみると、結局は佐藤浩市におんぶに抱っこだったのではないかという気がしなくもないが。●ただ、それ以上に気になったのは、記者クラブの連中がゴロツキにしか見えないという点。そもそも記者クラブというもの自体、せいぜい互助組合にすぎない上に一歩誤ったら談合の温床にもなるわけだし、まともな記者魂を持った者からすれば、存在からして恥ずかしい対象(とまでは言わなくてもせいぜい必要悪)である。その記者クラブが、あたかも社会正義を体現しているかのように己の正当性を叫ぶのは、何とも変である。●あと、その記者連中が本部長室に押しかける際に広報室が阻止しようとするという一幕があるが、ここで身を挺してセキュリティを確保すべき立場なのは、まず秘書課でしょ。この人たちは何してんの?まあ、こうしないと盛り上がらないのは分かりますが。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2024-01-18 00:35:11)
52.  J.K.ローリングとハリー・ポッターの誕生〈TVM〉
一応、「ハリー・ポッターの誕生秘話」としてのドキュメンタリー、というのがウリのようなのですが・・・制作者が何をしているのかというと、ナレーター(監督でもあるが)が延々と喋っているだけ。で、それらしきイメージ・ショット(しかもほとんどが静止画)が次々に出されているだけ。関係者はおろかローリング本人のインタビューもなければ、映画の映像も出てこない。つまり、出来の悪い手抜きのプレゼンを延々と聞かされるだけなのです。もちろん、あのハリー・ポッターの世界やキャラクターがどう創造されたのかとか、彼女の生活がどのような状況からどう変わったのかなどという大事なことは、さっぱり分かりません。これ、真正のハリー・ポッター・ファンが見たら、激怒するんじゃないかなあ、などと余計な心配までしてしまいます。
[DVD(字幕)] 1点(2024-01-15 23:50:32)
53.  俺ら東京さ行ぐだ 《ネタバレ》 
もちろん吉幾三のあの曲を元に作られたのですが、単なるネタ作品と思いきや、予想外にきちんとしていました。内容としては、東京に出た息子に会うために、田舎から両親が出てくる、というそれだけです。しかしその「それだけ」が、ドラマとして完成しています。特段ひねったことは何もしていないにもかかわらず、です。一方で、大都会の真ん中で二人であたふたしながら、次はどうしようと予定を決める、といったちょっとした空間も、丁寧に拾われています。●それを支えているのは、作品全体を覆う津軽弁の徹底ぶりです(両親の二人はもちろんだが、松居直美のサポートが大きい)。これはもしかして、「博多っ子純情」に匹敵する方言映画の完成形ではないか、と思っていたら、光石研が必要もなくチョイ役で登場して、しかも九州弁を決めてしまったのにはびっくりしました。まさか、あの作品も意識して作られていたとか?●で、ラストがまた格好良いんですよ。この展開なら、最後は、息子が改心してホームに駆けつけて両親と和解して見送る、というようなことは誰でも考えます。しかしこの作品は、そんなありきたりな情緒には見向きもしません。芳恵ちゃんが代わりに見送っておしまい、です。ですが、だからこそ、彼女はすでに息子の代わりが務まるほどの関係性を築き上げた、ということが一瞬で説明できますし、今後の発展の示唆にもなっています。また、それゆえに、あの職場見学シーンの重みが、かえって増すことにもなっています。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2024-01-14 23:59:48)
54.  新源氏物語
やっぱり、制作側が表面を再現するだけで手一杯だったのかな・・・。全部が似たような状況の似たようなやりとりの繰り返しになっているし、何よりこれだけ揃えた女優陣がみんな同じ芝居をしてしまっている。雷蔵も、言われたことをそのままやっているという感じで、演技に伸びやかさが感じられません。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2024-01-13 22:58:45)
55.  牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件(236分版)
とにかく長い。そして平坦。大体、4時間もあるのに、作中で時期の経過を示す要素がほとんどありません。つまり、同じようなことを延々と繰り返しているだけです。よって、主人公その他登場人物が、何か鬱屈してそうとか問題抱えてそうとかいう雰囲気は分かりますが、それに説得力がありません。まあ、これだけのものを実際に作ってしまった熱量のようなものは存分に感じられますので、評価はそこに対して。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2024-01-10 02:43:43)
56.  トゥルー・ブルー
トム・ベレンジャーが一匹狼の刑事役です。と、それだけで大体内容が想像できてしまいますが、そのとおりの内容です。主人公は行き当たりばったり的にあれこれ捜査らしきものはしていますが、特に能力を感じさせる場面はありません。最後もひねった風にはなっていますが、むしろそのまんまであるとも言えますし、ほかに落としようがなかったからそうした、という程度にしかなっていません。そもそもこの作品でのトム、妙に太っているし、身のこなしもえらく鈍いような・・・。
[DVD(字幕)] 2点(2024-01-09 01:14:12)
57.  新・喜びも悲しみも幾歳月 《ネタバレ》 
紺野美沙子の出番が多い。大原麗子の出番も多い。そして2人の共演シーンもたくさん!私にとっては、これだけで低い点はつけられません。ただし、麗子さんの口うるさいシーンが多めなのはちょっと残念。●もっとも、キャスティング頼りというわけではなく、内容的にも、各地の灯台回りというコンセプトは露骨ながら、各地の展開がつながっていないようでつながっているという不思議な世界を構築している。●で、終盤までは上々だったのですが、広島の夕食会+宮島のシーン+五島のくだりというしっかりした着地をしていながら、その後の2幕がまったくの蛇足。というか、五島に居を定めるというのが感動ポイントだったはずなのに、さっさと東京に出てくるって、何よそれ。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2024-01-05 01:39:16)
58.  天使の宿り木
「飾り窓」の娼婦がある日突然、見知らぬ女から、自分の息子を孤児院から引き取って連れてきてほしいという無理矢理な依頼を受ける、という出だし。しかもそれをつけ狙ってくるマフィア的存在も見え隠れします。そうするとこれは「グロリア」的世界かと思ってしまいますが、あそこまでサスペンス色はないですし、もちろんハードボイルドでもありません。むしろ、あまり物事を深く考えていない主人公と、割と冷静な突っ込みを入れてくる少年(むしろ青年に近いですが)の会話術が楽しいです(ところどころコメディチックですらあります)。ただその中でも、フランスなだけに(?)、少年と娼婦の禁断のラブストーリー風味もほんのりあったりはしますが、そんなに露骨ではないです。全体としては、どこか特定の場所に行こうとしているという体裁で実はどこに行っているのかよく分からないという描写も含めてファンタジックな雰囲気に覆われていますが、それもそれで味わいがあったりもします。
[DVD(字幕)] 6点(2024-01-02 23:47:32)
59.  ファーストキス(2012)
何と、タイ製のラブコメという貴重作品ですよ!しかも男子高校生と年上のOLお姉さんという胸キュン設定!はたしてその内容は、定番というかベタなシーンをちりばめながら、お約束の方向に向かっていきます。全体としては、思いついた展開を次々と放り込んだという感じでかなり未整理であり、およそ洗練とは縁遠いのですが、一定水準は保っています。ただ、ヒロインがやたら何かにつけて騒ぎすぎで若干うざったいと感じさせてしまうのは、この種の作品ではマイナスかなあ、やっぱり。
[DVD(字幕)] 5点(2024-01-01 00:59:18)
60.  ラスト・クリスマス(1980) 《ネタバレ》 
生来の症状により、無菌室で育った(したがって人と握手することもできない)少年と、離婚状態のその両親のお話。筋立て自体はすごく感動的であり、また強烈で寓話的ですらあるラストも含めて、焦点も定まっています。その割にインパクトが薄いのは、特に前半の描写が今ひとつ平坦で、少年が平素有している危機感みたいなものが浮き彫りになっていないからでしょうね。また、脱出後にはむしろもう少し時間をとって、外に出てからの変化を表してほしいところでした(そうであるからこそのラストです)。ただし、普通は「昨年の」とかの意味になるのに実はそのまんまの意味だった、というこのタイトルはなかなかですし、懐かしさ満載の音楽もいい感じです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-12-31 15:44:34)
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