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Berettaさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 195
性別 男性
自己紹介 誤読御免

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41.  誰も知らない(2004)
子供たちの自然な表情は良く捉えられていて一見リアルに見えますが、それが親から見捨てられて身も心もせっぱ詰まった子供たちの心象をうまく表しているかと言うとそうでもなく、あの状況下でのあまりにも真っ当な子供たちの描写にリアルとは少し違う違和感と物足りなさを感じました。 主演の柳楽君は確かに画面栄えする良いつら構えと眼を持っていますが、映像的にそこに頼りすぎた感があり、過酷な状況を一人で支えている12歳の少年の震えるように不安な内面の描写が弱かったように感じました。 お涙頂戴にする必要は全く無いけど、通じない電話に唇噛んで嗚咽するシーンがひとつぐらいあっても良かったんじゃないかと思いました。 YOUのちゃらんぽらんな母親役はリアルでした。 何事も自分で考えようとせず、全てまわりにシワ寄せしておきながら悪びれもしない人って・・・結構います。 ベースとなった事件の記事を読みましたが、内容があまりに凄惨なため、子役を使った実写での映画化は不可能ではないでしょうか。 一般作として公開するには、表現を制限しなくてはならないのでジレンマがあったと思います。 そのため静かにまとまった作品になっていますが、薄味感は否めません 。
[DVD(字幕)] 7点(2005-07-27 18:00:13)
42.  スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
今回は最終作と言うことでとくに気合が入っていたようで、EP1,2をはるかに凌ぐスペシャルエフェクツが投入されていました。 特に圧巻だったのは、冒頭の宇宙空間での戦闘シーンです。 空間の広さや奥行き、宇宙船の大きさとその距離感が見事に表現されていて、まさしく目の前で戦闘が行われている迫力がありました。 ホントにここの空間の描写は見事です、完全に引き込まれました。 その他にも始めから終わりまで凝ったCG技術のオンパレードで、動物の上に乗って振られている人間の描写などやや不自然だった前作からの課題もクリアされていて、流れを妨げるような違和感はほとんど無くとても見やすかったです。 ストーリーはあまり良いとは思えません。 今作はダークサイドに落ちていくアナキンをどう描くのかが最大の見せ場ですが、そのシリーズ中最も重要な心理描写のシーンが、瞬きしてる間に見逃してしまうほどのあっけなさで通り過ぎてしまうという物足りなさ。 彼の自我の崩壊とダース・ベイダーとして再構築されていく過程をもう少し「ため」を作って観せてほしかった。 パドメの顛末もつながりの都合があるのは分かるが、それにしても強引で雑で笑。 全てのプラグがEP4にとりあえず繋がってはいますが、深い感慨はありませんでした。 アナキンのキャスティングは成功してると思います、立派なすねた悪い眼に育ってました。 やはり何と言えども、「スター・ウォーズ」の歴史は特殊撮影の歴史、その名に恥じぬ映像を28年かけて完成させた気概には最大級の賛辞を送りたいです。 これからもとびっきりの「新しい夢」を編み続けてください。
[映画館(字幕)] 8点(2005-07-21 16:48:00)(良:1票)
43.  デビルマン
どこにもつかまりどころが無く崩壊しながら落ちていくストーリーに、かろうじてつかんだ見覚えのあるワラは、その場でスカスカと抜け落ちてしまう安い「カメオ」ワラで、何であんなにカメオがいるのか全く意味が分かりません。 広い人脈を自慢したかったんでしょうか。 レンタル半額デーにネタとして見るには充分堪能できるヒドサですが、劇場でガチで観たらかなりキツイでしょう。 「誰一人ウマイ人がイナイという点でバランスが取れてどうする。」と、突っ込みたくもなりますが、「一生懸命やってコレならば、まあしょうがないか。」というあきらめにも似た感覚が正直な所です。 ワーストランキングの上位作品に共通して観られる異次元空間への入り口はこの作品にもいくつも開いているようです。 私は明のメイクとポーズで落ちました。
[DVD(字幕)] 1点(2005-07-16 17:56:56)
44.  深呼吸の必要
探せば何処かに在りそうな理想郷の話。 むやみにいがみ合ったり、傷をなめあったり、乳繰り合ったりでドラマをこねくり回して俗っぽくしなかったのがいいところだと思います。 おじいとおばあの醸し出す、ふところの深い存在感がこの作品の紛れもない原動力で、この人のためなら一肌脱いでやろうと思って、観ている側もキビ刈隊に入隊させられてしまいます。 黙々とキビを刈る行為は自分と向き合ういい機会、淡々と流れる時間は心を徐々に矯正し、おのずと湧き上がる思いやりが使命感を生み、やがて連帯感へと昇華するという理想的な流れ。 人数分のアイスを買って帰る喜び。 露にされた心の傷にさりげない花火の宴。 つかのまの理想郷だからこそ皆あんなに素直に、そして一生懸命になれたのかも知れません。 それぞれが現実の世界に戻って、重かったリュックにきっと小さな花を咲かすでしょう。 深呼吸の仕方を覚えたキビ刈隊の仲間は明日から、少しは楽に生きていけるんじゃないでしょうか。 心地よい余韻が南風のように暖かく胸に残りました。  言葉少なな余白の中に込められたメッセージがこの映画の魂。 製作者の志の高さを感じます。 忘れられない映画になりました。
[DVD(字幕)] 9点(2005-07-09 01:53:01)(良:1票)
45.  血と骨
主人公をあそこまで色と欲の亡者に駆り立てたのは何だったのでしょうか。 描写されなかった青年期の生い立ちが暗い影を落とします。 何度も脱線しながらも機関車のように他をはき散らしてしぶとく猛烈に生きた主人公ですが、その「血と骨」の奥底では自分の死に場所を探していた様にも映ります。 どんなに辛い仕打ちを受けても貧しく行き場所の無い人間は、身が折れるまでそこで耐えるしかありません。 金俊平は、そんな時代の生んだ化け物だったのかも知れません。 どんな生き方を選んでも所詮諸行無常、選べるならば皆もっと楽に生きる道もあったはずです。 選べない時代の選べない人たちの哀歌。 かろうじて持ち合わせた愛情のかけらさえも人を傷つけるという悲惨。 苦しい映画でした。
[DVD(字幕)] 6点(2005-07-06 13:52:45)(良:4票)
46.  宇宙戦争(2005) 《ネタバレ》 
宇宙人がバカ過ぎて、話にならない。 かと言って、用意周到な異星人が侵略目的で攻めて来た場合、あっという間に制圧されてしまうと思うのでこちらでも話にならない。 現在を舞台にしたリアルベース(ヒーロー不在)のストーリーで、人類が高い知能を持つ異星人から侵略を受けて尚且つ生き残るというストーリーを、無理の無いプロットで作ることは至難の業でしょう。 今回の結末も50年前ならばいざ知らず、今の世で通用する結末だとは思えません。 でも音と映像の迫力はかなり凄かった。 終始悪夢のような強烈なイメージが、永く記憶に残っている作品です。
[映画館(字幕)] 7点(2005-07-02 02:09:04)
47.  茶の味
 前半の方向性の見えないぎりぎりの寒さに耐えてるとそのうちに慣れて来て、なんとなくだけどほんわかとしながらラストまで観られました。 映画とは思えないような会話の自然さがとても面白かったです。 2回見ましたが、2回目の方が沁みました。 おじいちゃんの家族に対する想いが暖かく心に残ります。 そのほかのエピソードもじんわり感じました。 チープだけど豊かな、等身大の人間の日常がやや遠慮気味な、けどやさしい眼差しで描かれていて好感が持てました。 「人も映画も個性に際限は無い。意外と身近な所に意外な物が埋もれているかも知れないから、くれぐれも見逃すなよ。」と言うことをこの映画は言っているのかなと解釈しました。 一見お茶らけているようでいてしっかりと茶柱は立っている、妙味のお茶でした。
[DVD(字幕)] 8点(2005-07-01 16:56:55)
48.  エイリアンVS. プレデター
遠い昔から、「ごった煮対決企画物に傑作ナシ」と言われますが(?)、これもまた例に洩れることなくそんな中の一本でしょう。 偉大なる他人のまわし二本も借りてきて勝負する訳ですからよっぽどセンスの良い結び方で客を驚かすか、思いっきり滑稽な結び方でうけを狙うかしないと、どちらの力士のファンも納得しないだろうし、イメージダウンにもつながります。 観る側としてはスター同士の対決は夢ですが、内容がお粗末では本末転倒です。 お祭り映画にケチつけるのも野暮ですが、結局ネタ切れ苦し紛れの客寄せ興行に駆り出された感のある二大横綱クリーチャーが、ただ々哀れでした。
[DVD(吹替)] 4点(2005-06-29 15:20:16)(良:1票)
49.  コラテラル
トム・クルーズの役作りは良く出来ていたと思います。 ガン捌きもキレがあってカッコ良かったです。 どうせなら、殺し屋としてのクールな仕事ぶりも見たかったけどそっちの方はボロボロでしたね。 大事なカバンを素人に2度も奪われるなんて二流ですし、ターゲットをてめえが逃げる車の上に落とすなんてかなり気の利いたギャグです。 1分してから体がねじれました。 まあ運転手役も良かったし、ラストはちょっと平凡だったけど、そこそこ面白かった。
[DVD(字幕)] 6点(2005-06-18 14:14:18)
50.  ミリオンダラー・ベイビー
流れに逆らうようですが、微妙な作品だと思います。 自分も、エンドロールはおろか、明かりがついても劇場の椅子からしばらく立ち上がれなかったのは確かですが、それは、ストーリーの物理的な「重さ」から来たもので、「感動の波に飲まれて立ち上がれなかった。」ってのとは少し違う気がしました。 「あとは各自で処理するように。」と言って渡された大きな漬物石を抱えて、しばし茫然自失としたという感じです。 映画の終わり方としては,反則技に近いかも知れません。 肝心のボクシングのシーンはかなりお座成りで、イーストウッドのトレーナーとしての手腕や、ヒラリーのボクサーとしての圧倒的な強さに説得力のないまま簡単に成り上がってしまうので、その部分で一喜一憂する面白味がありませんでした。 話の顛末から鑑みて、前半の「生」の輝きをもっともっと眩しく描くべきだったんじゃないかと思いました。 ストーリーにメリハリが足りなかった気がします。 更に、ジムの連中を含め登場人物のほとんどが捨て駒で、モーガンの役どころにしてもどこか中途半端で、ストーリーの中での確固たる存在理由が希薄だった気がします。 主人公二人のラブストーリーという側面もありますが、はじめは断っていたトレーナーを結局引き受けた心情の変化が曖昧だったりして、クッキリとした輪郭が見えて来ません。 命の尊厳についてもひとつの答えが提示されているものの、悲壮感のある安いメロドラマ以上のパッションは感じませんでした。 良く言えば、泥臭くて不完全な人間臭いドラマと言えるかも知れないけれど、個人的には「傑作」とは言いにくいです。
[映画館(字幕)] 7点(2005-06-14 03:52:04)(良:2票)
51.  ショーン・オブ・ザ・デッド
英国人の妙にさめた笑いのセンスと、あきれる程ゆっくり歩くゾンビが良くあっていた。 オープニングの「英国人は皆、生ける屍」という自虐的な価値観の提示には、「すわ、傑作か。」と色めきたったが、そこまでシニカルでロジカルな奥行きは無かった。 おバカなコメディーホラーとしては、人物も立ってたし引き笑い系のシュールなネタが結構詰まっていたので充分楽しめた。 それにしてもこのところゾンビ映画が多くないか?ブームなのか。
[DVD(字幕)] 6点(2005-06-11 21:48:43)
52.  ドーン・オブ・ザ・デッド 《ネタバレ》 
ゾンビの返り血を洗ったモールの池で負傷した黒人警官が、いつゾンビに変わるかが一番の見所でした。 きっとそうなると信じていました。 最後の最後までそれでハラハラ出来ました。 でも、その線で追ってしまった私は結局、ラストで船に乗れずにゾンビに喰われてしまいました。
[DVD(字幕)] 6点(2005-06-10 18:26:21)
53.  21グラム
時系列をあれだけ狂わせても意外と分かるモンですね。それだけ内容が単純だったという事でしょうか。演技はみな良かったです。 パズルのようにだんだんと全体像が見えてくる構成は確かに面白いけど、内容とは直接関係ないところでの遊びなので、2度目の鑑賞からは邪魔でしょう。でも観客を楽しませようという姿勢は買いです。
[DVD(字幕)] 6点(2005-06-03 17:59:17)
54.  ターミナル
 不安定な国の情勢により空港で足止めされるというシチュエーションは、今の時代にあってもおかしくない出来事で目の付け所は良いと思うけど、いくらなんでも脚本が悪すぎでしょ。 というか、草稿のまま撮影しちゃったみたいに各エピソードが中途半端、この流れでラストにあざとく感動させようとしても少し無理があるかなと思いました。 目玉のターミナルのセットはかなり凄かったけど、凄すぎてセットには見えないのでこれも見所にはなりませんでした、残念。 主役のビクターの人物像も、場当たり的に振れ幅が大きくて、頭が良いのか悪いのかよく分からないし、恋愛の行方も「?」。作品の完成度は低いと思いますが、まあ暇つぶしにはなります。
[DVD(字幕)] 5点(2005-06-02 15:16:52)
55.  仁義なき戦い 広島死闘篇
ホントに当時は活きの良い個性的な役者が揃ってましたね。そこを観てるだけでも唸れます。とくに成田三樹夫シブ過ぎます。あの前髪が似合う人はそうはいません。千葉真一のやぶれかぶれな狂犬ぶりも意外性があって良かった。ただ、役者の活きの良さを前面に押し出した作りなので全体的な大味感は否めませんが・・。「バキューン」という拳銃の音も時代を感じました。やはり「パンッ、パンッ」という乾いた音の方が怖さがありますね。脇に回った文太兄ィがラストで出てきて作品がキュッと締まりました、流石です。
[DVD(字幕)] 6点(2005-05-31 14:35:26)
56.  レディ・キラーズ
仕事の最中とか後処理をしてるところとか、全体的にもうちょっとハラハラさせてくれてもいいのになと思った。何ヶ所かクスリと笑うところはあったけど、なんかゆるかった。仲間の顛末もラストのオチも、アレでいいなら俺でも書けるぞと思った。今回はトム・ハンクスも楽だったろうね。
[DVD(字幕)] 6点(2005-05-29 01:13:06)
57.  下妻物語
とても面白かったです。 邦画久々の快作ではないでしょうか。 冒頭からの人を食った展開も嫌味にならず、ラストまで見事に見せきった監督の技量とセンスに脱帽です。 女優としての意外な一面を見せた土屋と深田の掛け合いも最高。 とくに土屋のリアクションには大笑いました。 脇の阿部サダヲと樹木希林には、出来上がりすぎの違和感を若干感じたものの、シンプルな物語を主演の二人がぐいぐい引っ張り、ストーリー上の仕掛けや映像的な遊び心もきちんと作品に帰着した、魅力的で清々しい作品になっていたと思います。 内容ジャンルは違うけど「ギャラクシー・クエスト」を観終わった後の手応えに近いものがありました。 役者のポテンシャルを如何なく発揮させる監督の出現に、次回作を期待します。
[DVD(字幕)] 9点(2005-05-24 12:47:59)
58.  レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い
時代と愛情に翻弄される家族の物語なんだけど、人物や出来事の描写が表面的で身勝手で魅力にも欠け、それを綺麗な景色と不慮の死、そして死んだから悲しい悔しいというごく当たり前なことを交互にインサートしながら並列につなげただけの、これといってドラマ的面白さの見つけられない退屈な映画。「レジェンド物に当たりなし。」というのが自分の中で定説になりそうです。三男役の役者どっかで見たことあるけど誰だっけとずっと気になってたけど、そっか「E.T.」の男の子か、全然気が付かなかった。
[DVD(字幕)] 5点(2005-05-21 13:14:33)
59.  天空の城ラピュタ 《ネタバレ》 
物語の大半を占める少年と少女の手に汗握る冒険活劇も見所充分なのは言わずもがなだが、終盤が特にこの作品の傑作性を決定づけているように思う。 人類の英知の粋を極めた堅牢なラピュタの機関部に、長い年月をかけて喰い込み張り巡らされた無数の木の根が強烈に印象に残る。 聖書の一節に準えたラピュタのテクノロジーの高さも圧倒的だが、それをも飲み込み、砕かれてもなお、静かに天高く舞い上がっていく飛行石を抱えた大樹。 それまでの大スペクタクルが、まるで何事も無かったかのように静かである。 足かせを取り払い、あるべき姿に戻ったラピュタはいったい何処へ行くのか。・・平穏な日々を求めて再び大地に根を張るのか、そのまま天空から人類の業の深さを眺めてすごすのか、新たな可能性を求めて無限の宇宙に飛び立つのか。 ・・さまざまな想像が駆け巡る、余韻の残る、宮崎作品を貫く深く大きなテーマが見事に昇華された、素晴らしいラストではないかと思う。
[DVD(字幕)] 10点(2005-05-13 16:50:00)
60.  いま、会いにゆきます
この作品についてとくに思い入れも無く、「どこがどうだからそうなんだ。」と言われると難しいけど、短絡的でさめた言い方をすれば、「ドウセナクナラモットデキノヨイエイガデナキタイ。」というのが本音です。切腹。
[映画館(字幕)] 5点(2005-05-12 00:18:58)
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