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41.  沈黙のパレード 《ネタバレ》 
う~~ん、ごめんなさい。ノレませんでした。 なんだろう、湯川先生、内海薫、草薙さん、この肝心の三人が今回なんだか地味に感じる。 10年ほど経っているので年取ったってことでしょうかね?栗林さんはどうしたんだろ? そしてはっきり言って、今作のキャストが魅力的じゃないんです。特筆すべきキャラもない。  シリーズ中最も地味に感じ、事件の内容も特に惹きつけられるものがなくて盛り上がらなかったです。 なんでこれを映画化したのか疑問。湯川先生の仮説もどうしてそうなるのかという根拠の部分もありきたりで面白くない。 やはり「容疑者Xの献身」は越えられなかったな。 エンドクレジットの映像はほぼ「容疑者Xの献身」のものでしたね、これでこのシリーズの映画化は終了かな?なんて思いながらクレジットを観てました。 まさに可もなく不可もなくでした、残念です。
[インターネット(邦画)] 5点(2023-02-14 18:58:30)
42.  ダウントン・アビー 新たなる時代へ 《ネタバレ》 
やっと観られた~~映画館で観たかったなぁ。 オープニングのそれぞれ記念写真を撮るシーンにはワクワクさせられます。 前作より解放感があって、いい感じに緩さもあるような。 ドラマからのレギュラー出演者もそれなりに変化してるので時の流れも感じ取れます。子どもたちもイーディスの娘、 マリゴールドだけは幼児の頃から同じ子役のように思えて大きくなったなあなんて思ったり。  ヴァイオレットおばあ様は相変わらずで、会話も受け答えも冴えていて最期の時までいちいち面白い、素晴らしい! ハイクレア城を借りて撮影してきた「ダウントン・アビー」が劇中でも屋敷を映画撮影に貸すことになるとか、 南仏の帽子屋さんでのシーンとかニヤリとできるとこがいくつかあるんです。 俳優ガイ・デクスターはクラーク・ゲーブルに似せてあるのかなぁなんて感じたり。 とにかくハッピーです、あっちもこっちもハッピー。「ダウントン・アビー」はこれで良いんです、楽しい時間を過ごせました。
[インターネット(字幕)] 8点(2023-02-10 18:24:51)(良:1票)
43.  ジェイコブス・ラダー(1990) 《ネタバレ》 
問題作て感じで、ティム・ロビンス主演ですしタイトルを目にするたびに気にはなってたんですが なぜか今まで観る機会がなかったんです。 で、U-NEXTで見つけて遂に観ることに。この映画が制作された頃には”観たい映画が観たい時に見つかるツール”なんて想像もしてなかったなあ。 BS放送が始まった頃でパラボラを付けるか否かで迷ってたわ。  ジェイコブという名前からして宗教色が濃いですね、戦場から始まってますし隊は全滅ぽいし地下鉄のとこから現実ではないとわかります。 死を受け入れて天国へ昇っていく途中のジェイコブであることはすぐにわかる。氷漬けにされるとこはそのまんま体温が下がっていくとこなんですね。 自分はなぜ死ぬのかということを自分で理解していくジェイコブを描いているというような感じ。 自分が一緒についていながら息子を事故で亡くしていて、それはベトナムに行く前のことなんですよね。辻褄が合います。 その息子ゲイブに導かれ。。。救いのあるラストでよかったです。 ジェイコブのいた隊は二人くらいおかしくなって痙攣してたり、よくあるベトコンの襲撃とはずいぶん違うし幻覚剤のことは事実なのかどうかはわかりませんが、基本的にはベトナム戦争への痛烈な批判だと思います。
[インターネット(字幕)] 8点(2023-01-29 00:05:01)
44.  パーフェクト・ケア 《ネタバレ》 
ロザムンド・パイクがお見事です「ゴーン・ガール」以来の知的なクソ女ぶりは見ていて気持ちいいくらい。 実際オックスフォード大学出身だそうで、知性は本物ですね。  まぁ、あんだけのことやったわけですからそうなるだろうなと納得できるラストでした。 やっぱりマフィア親子が一枚上手だったのかもね、そういうシーンは出てこなかったけどそういうふうに想像しました。 ウィキにはブラックコメディ、スリラーとなってたからそのつもりで観始めましたが、クライムサスペンスと言った方があってるかも。 エグい映画だけど、ロザムンド・パイクが演じることでなぜか清涼感のある怖さを感じました。同じボブヘアーだけど前半と後半の違いが良いです。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2023-01-28 01:07:31)
45.  マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ 《ネタバレ》 
おもしろかった~まるでウディ・アレンの映画を観ているような感覚に。 セリフが多い、アッパーな方々、気ぜわしい、憎めないダメ男がいる、なんでも話しちゃう友人の存在、皮肉な展開、着地点がラストまで予想できない、、、などなど共通点が多いです。 特にラストが良かったなあ、近道や合理的だけじゃなく回り道も必要だなと。自分の身に起こる事はやっぱり無駄な事っていうのはないのかもとか、 なんだかんだ言っても結局収まるとこに収まると思えるラストでして良い気分で観終わりました。 監督のレベッカ・ミラーという人は女優でもあるんですね、旦那さんはダニエル・デイ=ルイスですと!  ただね、「幸せのあとしまつ」てサブタイトル、これ違うでしょ?的を得てないです。なんでこんなのくっつけたがるんだろ? これだけ不満。
[インターネット(字幕)] 8点(2023-01-25 12:33:53)
46.  ヒマラヤ杉に降る雪 《ネタバレ》 
時代や内容も好きなタイプの映画です。主演だけじゃなくこれでもかっていうくらいのそうそうたる顔ぶれの俳優たち。 判事、検事、弁護士、保安官、父親。。。それぞれハマるキャスティングなんですが、ハマリ過ぎ王道過ぎで意外性が全くないのがちょっとつまんないかも。 欧米のいろんなとこに登場する日本人、アジア系の女の子って日本人の私からするとお世辞にも可愛い、美形とは言えない顔立ちが多いんですが、工藤夕貴は日本人らしい顔立ちの上に可愛らしさがあって安心する。  映画の内容なんですが、混乱はしないけど回想シーンが同じか同じようなシーンばかりで、いつまでたってもファンタジー的過ぎちゃって、 何があったのかどうなったかはわかるんですけど、もうええ加減はっきりしてくれと思えちゃうわけです。詩的といえばそうなんですが、それに惹き込まれる、酔えるといった魅力があまり感じられません。 ハツエがイシュマエルに手紙で別れを告げるシーンはちょっとしつこいわよ。 しかし20数年前のイーサン・ホークの美しさを堪能できたのは良かった。葛藤しつつ、それを表には出さず裁判を見守る表情は最高です。
[インターネット(字幕)] 6点(2023-01-24 16:03:02)
47.  マイ・ブロークン・マリコ 《ネタバレ》 
最近アマプラを開ければ毎回ドーンと出てきて勝手に予告編が始まる、あんまり出てくるし時間も長くないし試しに観てみた。 なかなか面白いですね、重いテーマなんですけど重く描いてないとこがいいです。 永野芽郁の食べっぷり、走りっぷりがいいです。 突っ込みどころはいっぱいあるけど、この場合はスルーしときます。 ただ、シイちゃん怒鳴り過ぎなのが気になりました。怒鳴る、まくしたてる以外の表現もほしいなと。「泣けた」という感想を多く目にしたけど私は泣けなかったです。 キョウコさんというのは原作にもあるのかな?あのクズ男に??唯一ここにちょっと違和感が残る。 自らガチガチのブラックと言っちゃう上司がなかなかキョーレツで笑えました。 「ドクターマーチン」見ただけで丈夫だとわかる靴だわね、ブーツがほしくなりました。
[インターネット(邦画)] 6点(2023-01-22 13:56:08)
48.  ブルーに生まれついて
チェット・ベイカーのことはよく知らないです、とにかくワケありでクセがあってちょっと厄介なイーサン・ホークが観たかったんです。 厄介さはちょっとどころじゃなかったんですが。 とある解説によれば、コレ相当美談にしてるみたいです。これで美談なのかとびっくりですわ。 チェット・ベイカーてジャンキーなだけじゃなくて結構イヤな奴だわ~~ まるっと伝記映画のソレという感じはしなかったです、個人的にはクールな映画だなと。 トランペットを吹くイーサン・ホークは流石にサマになっててかっこいいです、猛特訓したのかしらね。 希望通りのイーサン・ホークが観られて満足、だから1点プラスです。
[インターネット(字幕)] 7点(2023-01-19 15:49:27)
49.  once ダブリンの街角で 《ネタバレ》 
なぜか主演の男女だけ名前がないのね。 アイルランドの音楽映画で真っ先に思い出すのはアラン・パーカーの「ザ・コミットメンツ」なんですが、本作の主演の男優さんはコミットメンツのギタリスト役っていうのが今回わかってなんかうれしい。音楽のジャンルとしては好きというわけではないんですが歌唱力が凄いんで聴いちゃいますね。知らず知らずのうちに惹き込まれます。  映画としては好きです、映像の色や雰囲気も好み。ライフステージが変わる時という感じでして終わりが未来への始まりみたいな。 オープニングの投げ銭泥棒がイイ。最後まで穴の開いたギターていうのもイイ。 楽器店の人、男性のお父さん、スタジオの人などなどイイ感じ。 ただ、チェコの女性の方はあんまり好きじゃないな、完全に個人の好みです。お父さんから内緒で借りたバイクを自分にも運転させろっていうシーンはイラっときた。ダメだって言ってるのにしつこいし。最初の登場シーンからなんか思わせぶりな感じがするのよ。 これ演出とか描き方に問題があるのかもね。
[インターネット(字幕)] 8点(2023-01-08 16:31:49)
50.  重力ピエロ 《ネタバレ》 
タイトルがいいですね、このタイトルに惹かれて鑑賞。でも想像してた内容とは全く違ってました。 家が燃えるシーンとあの音楽、オープニングで惹き込まれ悲しい話の予感。渡辺善太郎さんの曲が物悲しいけど優しくて安らぐ。収録曲の全てが良いですね、エンディングまでずっとこれで通してほしかったです。なぜかエンディングだけ「?」と感じる歌い手と曲で終わるなんてことが邦画にはよくあるのよ。  まず、私これ好きです。人物のキャラ設定はしっかりしてますし演じる俳優たちもハマっている。そして肝心なとこをしっかり描き見せていて、奇をてらったようなウケ狙いのような人物や描写が無いのが非常に良いのです。 誰がと言われたらピエロはお父さんかな。穏やかでホワンとしてるけど芯があり強い人って感じ、突然母親が亡くなったそのタイミングで出生の秘密まで言うのはどうなのよとは思ったけど。でもピエロって口は笑っているようなメイクだけど目が笑ってなくてむしろ泣いてるみたいなのよね。 兄弟の方も薄々何か違和感はあったんだろうな、子どもの耳にまで入るほど噂されてたってことだから、両親の方は言うに及ばずでしょうね。心無い人の下衆の勘繰りも受けていたわけね。  何と言ったら童話の世界みたいで、童話ってダークでわりと残酷でしょ。善人は最初悲惨な目にあい、悪者の最期は猛獣に食われるとか焼け死ぬとか、カタキをとられて殺されるとかですし。そしてめでたしめでたしで終わる。普通にクライムサスペンス、アクションものならなんの問題もないことですよね、放火や殺人の是非はここではあまり意味が無いと感じました。 ダーク、ブラックな再生モノ家族の絆モノでラストまで惹き込まれてほっこり見終わりました。 ジンジャーエールと嘘つくときの癖。二階から飛んでしっかり地面に着地する春。遺伝子とストーカーの夏子の存在が良いですね。吉高由里子はやっぱりこういうキャラがいい。 岡田将生はほんとに美しいわね。 最大の難点はやはりセリフが聞き取れないとこ。邦画のいちばんダメなとこですよ、録音、音声技術はどうして向上しないんだろ? 映画は映画館でしか観れない時代はとっくに終わってるのに。
[インターネット(邦画)] 8点(2022-12-26 13:37:44)
51.  希望のかなた 《ネタバレ》 
難民問題とワサビとジミヘンと横一列。 そして犬のコイスティネンでした「街のあかり」のコイスティネンがレストランの厨房でこっそり世話をしてるっていうのがいいですね。 カウリスマキ監督の映画はどれもシュールさが心地よいです。  カーリドが無表情で淡々と語る内容は想像もつかないほど悲惨で、生きる気力がなくなってしまう人がいても不思議じゃないと思えるんですが、カーリドはまっとうに生きることしか考えていないんですね、シャワーの場所を尋ねたストリートミュージシャンに投げ銭をするカーリド、なけなしのお金の中からだと思うんです、このシーンでカーリドの誠実で真面目な人間性がわかります。そしてそんなカーリドを支援し助ける人々。ああ、今回もいい話だとほっこりしてたのに。。。そうかネオナチっていうのがいるわけだ。あのラストに強いメッセージ性を感じました。
[インターネット(字幕)] 8点(2022-12-15 19:28:46)
52.  きみの瞳(め)が問いかけている 《ネタバレ》 
いいんですよ、こういうタイプの恋愛ものは大昔からあるんです。 私は三浦友和と百恵さんのゴールデンコンビと言われたあの頃の映画を思い出しました。なんだかんだ言ってもこういうのは世代関係なく好まれるのです、 安心して観てられるしね。ただ、こそばゆいですね。私は何度ものけぞりそうになりました。  吉高由里子はほんとに愛らしい。でもどっちかというとエキセントリック、サイコパス、このような役柄の方がハマるんじゃないかと私は思うんです。 「ユリゴコロ」を観た時、これこそ吉高由里子なんじゃないか?といたく感動しました。 なにって、横浜流星のキックボクサーぶりがすこぶるかっこよかったです。 中学生くらいの頃に観たドラマとか映画を思い出し、「懐かしいわねぇ」郷愁に浸れました。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2022-11-19 15:37:48)
53.  コントラクト・キラー 《ネタバレ》 
ジャン=ピエール・レオっていうのに驚き、もっと驚いたのはクラッシュのジョー・ストラマーの登場です。いや~ほんとにびっくり仰天で私にとってはとんでもないサプライズでした。 そして舞台はイギリスで言葉は英語でイギリス在住の死にたかったフランス人なんですね、雰囲気といい花売りとかいったい年代はいつなのかと不思議でもあるんですが、花売りのマドンナとか自殺を試みる人とか「街の灯」を思い出し、花売りのマーガレットはヒッチコックの映画に出て来る主人公と恋に落ちる ワケあり女みたいだし、いろいろと思い出しました。 いちばん笑ったのは「フレンチ・バーガー」何がフレンチなのかと思えば、その店の主人はなんとセルジュ・レジアニでして、フランスを代表する俳優二人のバーガー屋だからフレンチなんですかね、笑いました。いつもダークスーツのアンリがサングラスをかけたら一気にフィルム・ノワールを醸し出すとこもいいです。イギリスが舞台のフィルム・ノワール的なブラックコメディですかね。 このフランスの名優二人をロンドンの酷い背景の中で撮影したのか。。。とにかく最初から最後まで皮肉満載と感じる映画でした。  プレスリーの肖像画が飾ってある店で軽快に歌うジョー・ストラマー、彼は先天性の心臓疾患を抱えていたらしく50歳で亡くなっている。本人はそれを知っていたのかどうかはわからないんですが、死にたい、死にたくない、死が迫っているという登場人物の映画にジョー・ストラマーが出演してることが、今だから言えることだけどなんだかズキンときてしまいました。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2022-11-14 13:49:46)
54.  街のあかり 《ネタバレ》 
「浮き雲」「過去のない男」ときて、本作は映像が格段によくなったなと感じました。 フィルムが違うのかなんなのかよくわからないんですが、画質もくっきりしていて艶っぽい。相変わらず色彩もいいですね、特にオレンジの色がいい。 レトロな色彩も小道具もきっちり拘りを感じます、電気スタンド・ソファに無造作に置かれているクッション・・・雑貨類が私の好きな物で溢れている。 そしてやっぱり健気なワンちゃんが登場、このワンちゃんのために闘おうとするも返り討ち、コイスティネンはいつも返り討ちになるという哀しさ。 でも見た目はニヒルな男前ですしマフィアやギャング役もサマになりそうなルックスというギャップにユーモアを感じてしまいます。 コイスティネンは何をどう考えて感じてるのか、そういうとこはよくわからないんですがラストで遂に信頼できる人は誰かということに気付けたのかしらね。どん底でも希望は必ずあるんだと思えてそこが良いです。 焼きたてのベーグルを用意してもてなすっていうのがとても意外でして、私としてはコイスティネンの人柄が唯一わかるようなシーンでした、なぜかベーグルがアップになるカットも印象的。フィンランドでベーグルっていうのがまず意外だったんです。 カウリスマキ監督の作品は私の秋の夜長映画に決定です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-11-11 14:35:29)
55.  浮き雲(1996) 《ネタバレ》 
かなり厳しい状況なのに淡々とクールでユーモアもあり、全体的に優しさに溢れていると感じます。 どん底な状況でも人間関係が良いんですよね。仲間、信頼というものが確かにあって、やっぱり人間最後は人柄なのかなと思わされる。 室内の壁の色や配色が独特で、これも悲壮感をあまり感じない要因かもね。  オープニングは黒人がピアノでジャズ弾き語りだったんですが、レストラン閉店時は日本で言ったらムード歌謡曲って感じでして、 まだ小さかった頃の昭和を思い出した(笑)あんなような曲がよくTVから流れてきてたと思う。 あれ、ジャンルで言ったら何になるのかしら、タンゴ?ルンバ? 夫婦の部屋に子どもの写真が飾ってあってイロナが見つめるシーンがあるんですが、てっきり子どもを亡くした夫婦なのかと。ワンちゃんをすごく可愛がってるのもそんな経験があるからなのかと勝手に想像したんですが、あの写真は急死したマッティ・ペロンパーの子供の頃の写真だと鑑賞後に知りました。ラストにもクレジットが出ていましたね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-11-10 12:00:11)
56.  閉鎖病棟-それぞれの朝- 《ネタバレ》 
またこれも重いテーマを扱っていながら内容が浅いというか、「え?これでいいのか??」と感じてしまいました。  死刑執行を失敗するとか、あの病院の管理体制とか、患者それぞれの家族とか正常とされている側に疑問だらけなんですが、特にそこに焦点を当てているわけでもないし、結局また殺人という選択をしてしまうのね。そしてゆきちゃんがいなくなったのに探さなかったの?未成年の入院患者なのに。2年経って普通に小綺麗になって裁判に登場とかなんかおかしくないか? 退院することが大事だと思うんですが、結局委託入院してるチュウさんだけが自分の意志で退院できるわけなんですね。 閉鎖病棟ってどういう意味があるのか、この映画の内容ではよくわからないです。 さなえさんの死、レイプ事件、殺人事件、ゆきちゃん行方知れず、そして退院のめどが立たない患者たち(家族からは厄介者扱いで入院してるというのが大半なんだろうけど)。。。あの病院の問題点ばかり目につくんですよね、そしてそれが社会的に問題にもならない。そういう意味の閉鎖病棟ということですかね。  綾野剛はこのところいろいろ言われてたけど大丈夫なのかな?かなり貴重な俳優だと思うのでがんばってほしいな。
[インターネット(邦画)] 4点(2022-11-07 16:14:34)(良:1票)
57.  コッホ先生と僕らの革命 《ネタバレ》 
ドイツ人と日本人、共通するとこがあるなとなんとなく感じた映画でした。 新任のフェアプレーを掲げる先生と抑圧的な教育を受けている生徒たち、サッカーによって絆が結ばれていくのは大変良いですね。 しかし現実は、プロイセンとか戦争とかでドイツ帝国を築き、そして人類史上最悪のヒトラー・ナチス・ホロコーストへと続くドイツなんですよねぇ。 どうしてああなった?と思いながらこの映画を観てました。コッホ先生が何度か口にする「フェアプレー」という言葉がなぜか重く感じられたのでした。 あの時代、大英帝国はヨーロッパでの存在感はやはり絶大だったんですかね。英語のThの発音ができないと笑われるとか言ってるのにはこっちが笑ってしまいました イギリス発祥のサッカーはドイツ各地で禁止されていたんですね、バイエルンでは20世紀になってやっと解禁されたとか、バイエルンですよ、びっくりしました。ドイツサッカーの成り立ちの一部分を知ることができたのは有意義でした。 ダニエル・ブリュールは好きな俳優です。  日本では卒業式の「蛍の光」ドイツでは歌詞の意味が全くちがうのね、 もう1曲歌ってるのはドイツ帝国の非公式国歌らしいけど、イギリスのアンセムと同じメロディていうのにもびっくり仰天しました。 いろいろ知ることができたわ。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-11-04 16:11:11)
58.  劇場版 きのう何食べた?
ドラマが面白くて何度も観てる。劇場版もドラマからの続編という感じでテイストがそのままなのがうれしい。 内野聖陽が他作品とはもう完全に別人なんですよね、すごい役者さんだなあ。紫綬褒章も納得できてしまいます。 山本耕史の小日向さんの役作りも好きです。  調理シーンも相変わらずいいですね、ただりんごのキャラメリゼは私は皮はむいちゃいますが。 京都のロケーションも素敵でした。 ドラマ版も劇場版もシリーズ化してずっと続いてほしいと思う作品のひとつです。
[インターネット(邦画)] 8点(2022-11-03 13:18:51)
59.  過去のない男 《ネタバレ》 
30年くらい前かなあ、すごく話題になってた監督なんですが一度も観たことがなかったんです。最近映画専門チャンネルで特集が組まれて何作品か録画しました。この独特の雰囲気、まったり映画を観たい時にハマるかもね、ちょっとクセになりそうというか。 この季節、秋の夜長に観るのにいい映画という感じです。  記憶が無くなり、自分の名前すら思い出せない。自分を知っている人もいない。 かなり絶望的な状況なのに彼はそれを受け入れて淡々とその日を過ごし、恋までしちゃうんですね。 なんか普通に受け入れ過ぎでそこがちょっと不思議で違和感なんですが、てことは捨てたい自分や人間関係、それまでの人生だったということかしら? 人生のやり直しが可能になったというようなポジティヴな話でした。でも別人になる必要があるわけですね。 そういえば突然蘇生したんですよね、一旦は死んだってとこが重要なのかしらね。 嫌いな人はかみ殺すらしいけど、どう見ても愛らしく利口そうなハンニバルが良いです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-10-31 15:32:38)
60.  護られなかった者たちへ 《ネタバレ》 
扱っている問題が、なんかよくわからなくて自分には縁がないような世界のことではないというところが良いです。 ただですね、なぜ殺人事件を絡めるのかそこがちょっと嫌かな。真面目にきちんと問題提起した映画になぜしないのかな? 殺人事件を絡めることで話題性、エンタメ性、人の興味を惹くからってことなんだろうとは思うけど。社会問題を広く知らしめたい訴えたいという部分があまり伝わらないので「社会派」というのは素直に思えないんですよね。この問題、こういう描き方でいいのか?? SNSの投稿内容、あんなことが言える人間があんな残忍な方法で復讐のために殺人までするのか? 「不埒ななんとかって他人のこと言ってる場合じゃないだろ」とラストでガクっときてしまった。 刑事との繋がりもできすぎだし、出て来る警察官がみんな品が無さすぎなのが気になった。野外ステージで踊ってる女の子の意味もよくわからなかったです。 観ながら「私は、ダニエル・ブレイク」を思い出してた。
[インターネット(邦画)] 6点(2022-10-08 13:18:08)
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