41. オーディション(2000)
むずがゆい。妻を亡くしたオッサンがオーディションで再婚相手を発掘する。 だがしかし、気に入った女性は・・・。前半が冗長、変な空気が漂ってます。 ヒロインの演技が微妙、顔も微妙。しかし、ラスト生き生きとしてます。 キリキリキリ~っと。 石橋凌の意識が混濁して麻美を取り巻く狂気の世界が垣間見えるのだがイマイチ? 邦画にしてはなかなか痛々しかった。とはいえ、期待し過ぎていたため肩透かし少々。 猟奇的な実験みたいなのが延々と続くのかと思った。 針とキリキリだけかよ、みたいな。 [ビデオ(字幕)] 5点(2007-07-15 15:05:39) |
42. 県庁の星
《ネタバレ》 サラリと見れるが、良くも悪くも普通の作品だったかなと。 流れが読めるので、インパクトが欲しかった。 安直な逆転劇ではなく、一石投じたけれども・・といったもの。 スッキリとはしないし、ちょっとした変化があろうとも それを凌駕する愚行を繰り返しているようではダメなのだと思うのだが。 あの「前向きに検討」もそうだけど、どれも「ポーズ」なんですよね。 「ボクたち頑張ってます」みたいな、変なアピール。 部分部分は、リアルだったと思う。最近ニュースとかでよく見るだけに。 そういった意味ではタイムリーだがそれらを除けば 何も残らないような内容の薄さだったと思う。 [地上波(邦画)] 5点(2007-06-13 23:51:30)(良:1票) |
43. DOOM ドゥーム
《ネタバレ》 ザ・ロック!!なんかゲッソリ?顔周りに絞った感がありました。 敵の正体、その他色々割れる辺りがピークでもあるしダレ始めでもある。 ゲーム視点、面白いけどそれまでのゴチャッとしたストーリー展開があるのと 酔うし馴染めないしで、ニヤリとさせる以上の効果を発揮していない。 ゲームの映画化ってことを印象づけるために冒頭でやるぐらいでもよかったのでは。 姉弟である意味ってあったのかな?怪物になるかもしれないのに、凄い姉だ。 感染するかは賭けだし、何も作中で説明されてないし・・。 無敵化してからのクライマックスで、見た目には派手だが緊迫感は無い。 軍曹に超人に至れなかった→怪物化→失敗、みたいなスメルがするので。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2007-05-20 17:52:57) |
44. Be Cool/ビー・クール
《ネタバレ》 ユマ!トラボルタ!ダンスシーン!あの映画か、あの映画なのか!? 少々ニヤリとするも、これはどうなんだという思いも微かに残ったりして。 映画界から音楽業界に鞍替えしたとはいえやってることは同じ。 策を弄してのハメ合い、毒というか捻りが足りないか。 エアロスミスが出たりと、エンターテイメント性は増している。 リンダという大型新人歌手のプロデュース、 この一連のストーリー展開が少々魅力に欠けるように感じた。 話が膨らみ過ぎで退屈はしないが、それほど夢中にもなれなかった・・みたいな。 中途半端な抜き具合で、トラボルタがパッとしない印象を受けた。 ユマは綺麗、登場時の水着からファッションが頻繁に変わるので視覚的に楽しめた。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-05-15 06:29:37) |
45. イーオン・フラックス(2005)
《ネタバレ》 所々に滲み出る凄いB級映画臭。 アクションもセロンの美しさで誤魔化した感じ。 ストーリー以前に、SF設定に馴染めなかった。 色々と説明が無い。 冒頭の前置き・・あの1~2分が全編に勝る情報量の気がする。 随所に見え隠れする日本を意識した作り。 桜舞う中での戦闘は良い素材ですが単なる撃ち合いで面白み無し。 「一度きりの人生。死ぬからそれが映える。だから意味がある」的な流れ。 深い(と錯覚させる)テーマにセロンのプロモ映像添付しました、みたいな。 セロンってあまりスタイル良くない?顔も所々ボテッとしてたような。 顔は元々好みではないが、気になる部分が多かった。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2007-05-12 16:09:27) |
46. エンパイア・オブ・ザ・ウルフ
話がややこしい。 ジャンレノがまぁまぁ渋カッコいい。 色々と伏線みたいなのを置いてはいるが、作用しない。 上手く一つにまとまってない。 終盤になると、何で捜査してるのか全くわからなくなった。 決着も安直な感じで、地味に長いのでただただ疲れた。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2007-05-12 16:02:24) |
47. エミリー・ローズ
《ネタバレ》 今、このような裁判が通るかっていうと難しいかもわかりません。 それぐらい、実話とはいえ判断が難しい。 主役であるエミリーの演技は鬼気迫るものを感じた。 しかし、悪魔が6体も憑いていたというのは些かやり過ぎでは? その目的を問うのは可笑しいかもしれないが、ハッキリしないのは気持ちが悪い。 事故で亡くなった医師や、弁護士の体験、これらは不要では?と思えるほど。 運命を受け入れる、その自己犠牲という決断・・あまりに美談にまとめている。 そして、彼氏のジェイソン。彼こそ聖母マリアのような存在であると思える。 で、ラストの手紙にマリア様のことを綴ったのは失敗だと思う、蛇足だ。 これらはキリスト教信者なら深く感銘を受けるんですかね?わかりませんが。 判決の粋な計らい、本日で刑期満了・・それを聞いて「え?」と漏らしてしまった。 演出面における中途半端さ、消化不良感に少々気疲れしてしまった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-04-23 22:33:47) |
48. NOEL ノエル(2004)
個々のエピソードの絡みが弱い。 終わってみると普通の感動ものと言った感じ。 確かにスッキリ感はあるが、もう少しひねりが欲しかったところ。 他人の家のパーティに惹かれて乱入・・って日常茶飯事なのか。 どうにも受け入れづらいシーンだった。 ペネロペは美しい、だが役の軽さと彼氏との出会いが気になった。 ラストにその彼が謝るシーン一言二言多くないか。 奇跡の一夜を経て変わったようには思えない描写だな、とふと思った。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-04-15 12:59:28) |
49. ファイナル・カット(2004)
《ネタバレ》 何が言いたいのかよくわからなかった。 唯一、幼少の頃の記憶なんて当てにならないものだということくらい。 規則が定められてる以上、編集者の選考は厳しいものじゃないのか。 しっかりとチップ保管庫に管理されてるというのに、いかがなもんかと思う。 チップ反対派との衝突にしても、背景が薄ボンヤリ過ぎて「だから何?状態」。 ラストのやり取りも半ば意味不明。君の死は無駄にはしないとか言われても。 チップの目的がただ編集し、追悼上映会で流すだけというのはおかしい。 喜んでそれを望み、高額でも購入する人々が多いというのは説得力に欠ける。 少女にしたって、父との秘密を知っている中年親父と平然と対話なんて無理。 人の人生覗き見する男に対する嫌悪感しか生まれてこないと思うのだが。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2007-04-04 06:59:18) |
50. トム・ヤム・クン!
《ネタバレ》 相変わらずトニー・ジャーは敵に対して容赦が無い。 そしてカポエラ使いが凄い、トニー並のキレの良さを見せている。 間接極めは圧巻だが、最後までいくとさすがにお腹いっぱいで疲れた。 つまるところ、ハリウッド風味のマッハ!!だし。 最後がプロレスラーなのもガッカリ・・・。 象の骨をトンファーみたいに使うのは笑ってしまった。 汚職だの少し、ゴチャっとした感があったように思える。 「象が盗まれた!許さねぇ!」というシンプルな話。 だが、気づけば象不要では?と思えなくもない展開になったり。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-04-02 22:15:26)(良:1票) |
51. チャーリーとチョコレート工場
《ネタバレ》 ウンパルンパ、せんだみつおになってるような。 基本的に、オリジナルからそう変化しなかったのが物足りなかったかな。 異様なシュールさは抑えられ、丸投げにしてた部分にオチを用意した。 なんというか、小奇麗になって帰ってきたという感じ。 ブラックな部分がどうも軽くなってます、そこら辺が残念無念。 個人的には「夢のチョコレート工場」のインパクトが勝った。 本作品に落ち度はないがバートン×デップというだけで手放しに褒めたくない。 個人的に出演を喜んだがクリストファー・リーが父親はちょっと・・って感じ。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-04-01 16:38:47)(良:1票) |
52. ああっ女神さまっ
流石に劇場版だし画面は綺麗です。 しかし、オリジナルキャラクターに魅力が感じられない。 原作のファンですがもう少し何とかならなかったのだろうか。 [映画館(字幕)] 5点(2007-04-01 01:31:53) |
53. ラーゼフォン 多元変奏曲
山田章博氏が手がけたキャラクター達は人間味に溢れ、魅力的。 ラブストーリー、それが基本コンセプトなのでわかり易いです。 余計なものをカットしつつ、TV版を見ていなくても理解できるよう編集されてます。 そして神名麻弥が良い、声のトーンとか雰囲気が(致命的に聞き取りづらいが)。 母親の愛もまた感じられることも大きなポイントかなと思う。 あのTV版を良くまとめたなという感じ、TV版が好きだったなら楽しめると思う。 已む無く消されたキャラが多く、それらが好きだったりした人には少々キツイ。 [DVD(字幕)] 7点(2007-04-01 00:36:45) |
54. レジェンド・オブ・ゾロ
《ネタバレ》 ホアキンがこれまたいけ好かないガキ全開ですが、「らしい」と言えば「らしい」。 今回、バンデラスがダサい。元々が粗暴なお尋ね者ですから、地が出たのだろう。 妻は去り、嫉妬に狂い深酒する・・なんてダメ親父。 キャサリン・ゼタ=ジョーンズもその美しさに陰りが見えた、気がする。 対するはアルマン伯爵、カッコいい。眼力があります、悪役としては微妙だが。 従来の火薬の13倍の威力があんなもん?と、ラストは少々拍子抜け。 ドカンと一発全て解決、というのはあまり好みではないということがわかった。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-03-31 15:27:09) |
55. 終わりで始まりの4日間
《ネタバレ》 人は、人が癒すものなのだ。 薬に頼るのは、心を閉じ込め問題から逃げることだ。 とは思うものの、コントロールが難しいものです。人の心は。 モッタリとした雰囲気。 友達との関係、エピソードはそれでいい。 だが父親とのそれはどうか?ラストの締めは強引なように思えた。 そして、彼女を愛してることが人生にとって一番最重要だなんて・・。 二人が互いに支え合い、問題を解決してゆくのであろうことを祈らんばかりだ。 正直、二人の末永く続く未来のビジョンは全く見えなかったけれど。 不思議な作品、盛り上がりは無いけれど・・静かに、波打つようにたゆってる。 ハッピーエンドなものの、それで良いの?という心の澱が残る。 要はスッキリしない。 [DVD(吹替)] 5点(2007-03-29 20:32:22) |
56. ブラザーズ・グリム
《ネタバレ》 そう、黒い魔女・・・モニカ・ベルッチにピッタリです。 それだけで満足です。 しかし、彼女の美しさをもっと見たいと思う間にさっさと終わってしまった。 彼女のシーン少ないよ!どうなってるの! お話は中途半端な印象、ファンタジー色全開かというと果たしてそうか?と首を傾げる。 ダークにまとめあげてる風でもない、コレは子供騙しに近い。 映像もどこかぎこちなく、綺麗なようで嘘臭い。 ギリアムっぽいといえばそうなのかも知れないが、肩透かしを食らった気分。 特にラストが強引だと感じた、なんとも言えない微妙さが残った。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-03-29 00:20:03) |
57. ロミオ・マスト・ダイ
《ネタバレ》 レントゲン演出?仕置き人のような。 あれが冒頭とラストにしか出ないってのもどうかと思う、要らない要素。 黒人女性とのカップリング・・・アンバランス。 アリーヤ自身は綺麗なんですけどね、どうしても無理がある。 撮り方が悪いのか、食い合わせが悪いのかリーが短足チビに見えてしょうがない。 彼は実際、身長低いですけどあそこまで童顔と共に際立っちゃうと気になります。 黒人ばっかりでなんとも言えない感じだった、親父さんが良い人だったぐらい。 弟を殺された兄、とは言うもののイマイチ存在感が薄い。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2007-03-28 16:19:50) |
58. シリアナ
《ネタバレ》 大体、この作品の言わんとすることは薄ボンヤリとではあるが解った気がする。 ただ、その場面場面でのやり取りが思考回路フル回転しても苦しい。 メッセージ性が強い作品なればこそ、伝わり易くすべきではないか。 深く内容を理解しようとする気が全く起きてこない映画は久しぶりだ。 一番の謎はジョージクルーニーの助演男優賞、理解に苦しむ。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2007-03-28 01:54:29) |
59. ムーラン・ルージュ(2001)
《ネタバレ》 凄く、モッタリしています。濃いです、クドいです。 息つく暇のないスピード展開、落ち着きのない映像。 心をかき乱す音楽、見る者の心を魅了するスパークリング・ダイヤモンド。 話自体は単純だけど、映画らしくエンターテイメントに終始している。 確かに見ていて疲れるが、私にとってはニコールとユアンのダブルパンチで 嬉しい事この上ない作品だった。これでいいと思う。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-03-27 18:28:29) |
60. コールド マウンテン
映像は割と綺麗、だが強く残るかと問われればNO。 で長い、展開的にも特に盛り上がり無し。人が死ぬ、結構死ぬ。 ラブストーリーにこんなに刺激は要らないよ・・。やっと盛りあがーる? と思ったらラストでした。 この映画の愛は私の心を通り過ぎていってしまったようです。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-03-24 17:36:39) |