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港のリョーコ横浜横須賀さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 118
性別 女性
年齢 41歳
自己紹介 前回アクセス(H30.11月)から2年ぶりに再びアクセス。
なかなか時間がないものの、地味〜に、たま〜に、映画は観ているのですが、、何故か映画鑑賞よりレビューを書く方が時間がかかる不思議…
簡潔に論理的にまとめる能力が欲しいです(泣)

<採点基準>
10  :生涯のベストムービー。理由は様々だが愛してる

9 ~8 :かなり大好き。純粋に面白い。好き!

7 ~6 :なかなか良い、悪くない。云わば平均!

5 ~4 :微妙、消化不良、苛々。あまり好きではない

3 ~2 :見たことをひたすら後悔、後悔、後悔

1 ~0 :滅多に出ないが出たら最後。永遠にさようなら

これからもよろしくお願いします!

令和2年10月10日

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41.  クレイジー/ビューティフル 《ネタバレ》 
この映画のテーマは『シンプル・イズ・ディフィカルト』だと思う。 主人公の二人は性格は正反対、人種も階級も違うが、それでも惹かれ合い純粋に愛し合う。 互いの表現の仕方に違いはあるにせよ、『相手を大切に想う』気持ち、『ありのままの相手を受け入れようとする』努力、そして『自分の気持ちも大切にする』という根底の部分は一致している。 これは恋愛に限らず人間関係において大切な要素だと思った。   そんな二人もそれぞれの家族や将来の悩み・問題に直面する。 どれも互いにとって大切な存在だからこそ、万事順調になることを願う。 困難な現実に立ち向かうことは、誰にとっても厳しい。 それでも立ち向かえるのは、様々な葛藤や悩みの中『愛情』のみで繋がっている 互いの存在の大きさなのだろう。 ただ、彼氏に比べると彼女の問題は少々幼さも感じたため、そこが少々残念でもある。  気持ちは口にしなければ相手には伝わらないことを頭では分かっていても、 それを実際に行動に移し、素直になることはなかなか難しい。 「簡単だけど難しい。分かっていてもなかなか出来ない」と思う事柄は、 少しでもシンプルになれれば、それだけで何かが変わる可能性大なのだろう。  全体的に、主演二人の若さ溢れる楽しそうな輝きには自然と顔がほころんでしまう。 特に海辺の写真のシーンは、爽やかで甘酸っぱい自分の記憶をも呼び覚ましてくれた。 若さ故の勢いに乗るも様々な問題や葛藤に溺れ、しかしそれでも精一杯愛し合う二人の姿は、狂気<クレイジー>でもあるが耽美<ビューティフル>にも成りえるのだろう。 
[映画館(字幕)] 8点(2004-11-16 21:58:59)
42.  ラスト サムライ 《ネタバレ》 
最初は本当に不安でした。トムがサムライだし、外国人が作る日本をテーマにした映画だし…。でもビックリするくらいトムは着物が似合ってるし(外人のわりに背が低いから?)、外国人が作った映画なのに8割方が忠実に描かれてるし!!確かに、風景や町並みに違和感を覚える点はたくさんありましたが、某TA○Iとかと比べたら…ねぇ?サムライ魂とはよく言ったもので、本当に古来から伝わる信義・礼節・名誉を上手に表現してくれたと思います。中盤の息子と謙さんのシーン、ボブと広之の最期のシーン、謙さんとトムのシーンがホントに泣けてしまった。でも最後の天皇のシーンは妙に許せなかった。「何で今更英語なの?!最初はアリガトすらカタコトだったじゃん!!」って感じだし、トムが生き残った時点でやっぱり英雄万歳アメリカちっくで納得いかなかったから8点。でもある意味、ちゃんとに勉強して日本を描いてくれてありがとう!!しかもトムが主演でこの映画作ってくれてありがとう!!って感じでした。
8点(2004-11-16 14:04:34)
43.  続・男はつらいよ 《ネタバレ》 
寅さんシリーズ、鑑賞3本目です。 寅さんのお母さんが出てくることで、今回は少し違う寅さんを見れるのが嬉しいところ。  母親役にミヤコ蝶々とは、なんとも絶妙なキャスティング!これ以上は無いんじゃないかと思うほどピッタリです。 元芸妓なだけに粋で少し蓮っ葉な雰囲気、気の強い顔つき、口から生まれたかのような早口でキレのいい口上。すべて想像どおりの「寅さんのおっかさん」で、大いに満足です。  性格も「この親にしてこの子あり」です。口は悪いが人は良く、顔で笑って心で泣いて、照れ屋で自分の弱みは見せんとする。 だから揉めた時は大変!二人ともトコトンやり合ってしまうタイプです。 けれど、二人とも「罪を憎んで人を憎まず」が根底にあるから、あっけらかんとしていて引きずらない。そしていつの間にかまた仲良くなっている。良い親子関係ですね。  唯一違うのが、二人の金銭感覚でしょうか?(笑) 母上は、さすが女一人で酸いも甘いも噛み分けて生きてきただけあって、財布の紐は固い。 対する寅さんは、生粋の江戸っ子で「宵越しの金は持たねえ」タイプ。  そして私が大好きなのも、この二人の金銭感覚が垣間見えるラストシーンです。 寅さんは、たかが靴磨きの小銭代さえ母親にねだります。 母の口ぶりからすると、どうやらその前から何かと理由をつけては、チョイチョイ母上に支払いを頼っている様子。 さすがにその靴磨き代は母上も出さなかったようですが、結局、その前まではそれなりに寅さんの代わりに支払いをしていたのです。 そう、息子の甘えを許容しているのです。 そして、誰に対しても大盤振る舞いする気っ風のいい寅さんでも、母親の前では甘えん坊の一人の子供に戻ってしまっているのです。 意地っ張りで素直じゃない二人の、ちょっと分かりにくい親子関係と愛情を上手に描いていて、とても良いシーンだなぁと思いました。  何より私が心に残っているのは、母上が寅さんに放ったセリフです。 「どこぞの世界に自分の子どもを喜んでほうる親がいるんじゃ!!」 この言葉の裏には、たくさんの想いや葛藤が募っているのだと思います。 子どもからすれば親の勝手と思ってしまい、理不尽に感じるのは当然のことです。 けれど、さまざまな事情があった上での決断であること、その決断の礎となるものは母親の愛であること。 こういったことに想いを馳せられるようになったのは、私も子を産んだからなのかもしれません。 寅さんの母上の心中を思い、涙がほろりとこぼれました。
[インターネット(邦画)] 7点(2018-11-30 23:35:56)
44.  最終絶叫計画4 《ネタバレ》 
個人的に、第1作目と同じくらい好きな作品です。シリーズの中では、1作目に匹敵するくらいのハイクォリティーな出来じゃないかな?と思います。1と4では作品のベクトルに違いはありますが、エログロも1ほど露骨ではないので、ある程度の下ネタ耐性があれば幅広く楽しめると思います。 パロディ部分が凝った作りになっているのは、好みの分かれるところかもしれません。そこそこ映画を見ていたり、ある程度アメリカのお国柄や国民性などを知っていれば、より楽しめるかもしれません。要は内輪向けの笑いってことですね。  ただ、劇中で日本語の会話をしているので、われわれ日本人からすると色々な意味で笑えるところでもあります。キャストたちの流暢な日本語をどうぞお楽しみに。(にっこり)  1~4までを見て一貫して言えること。それは「よほどの人でない限り、私は気安くこの4作品を勧めない」ということです。 なぜか?だって、わざわざ自らの品性・人格を貶める必要ないでしょう?この映画を勧めるってことは、自分から積極的に友人や恋人を失くしに行くようなものです。 こういう作品は、一人でニヤニヤと気持ち悪い顔をしながら、ヒッソリと見るのがきっと正しい見方のような気がします。 みなさんも用法用量には気をつけて、正しくご鑑賞くださいネ。
[DVD(字幕)] 7点(2010-12-08 11:27:36)
45.  クローズZEROII 《ネタバレ》 
原作未読、パート1は鑑賞済み。続編の成功は難しいのが定石ですが、本作においてはまずまずの出来具合。喧嘩のシーンは、相変わらず迫力満点です。 今回は、パート1で敵同士だった者が己の拳で相手を庇い、護り合う…という「男の友情」と「固い絆」の演出が施されていて、更に惚れ惚れとしました。  ただ、終盤に行くまで盛り上がりに欠けている気もする。肝腎の小栗旬に、またまた魅力が感じられなかったのが極めて残念。前回のような刺々しさの中に潜むお茶目な部分が少ないので、彼のエゴが目立ち、統率力やリーダーとしての資質にも疑問符が残ってしまう。それが演出的な意味での狙いなのかもしれないけれど、彼が父との一件を契機に改心して皆に助けを請う時も、どうも彼の姿勢や台詞からは「周囲への配慮」より「自分の目的」が先立っているように感じられたのだ。そう言った点で、前回よりも彼を応援したいと思えなかった事が、私にとっては致命的だったのかもしれない。  しかし、相変わらず山田孝之は存在感とカリスマ性には脱帽。それ以外の脇役陣も、皆キャラが立っていて自然と愛着が湧く魅力に溢れている。前作に引き続き実感したことは、クローズは三池監督だから成し得た作品である、ということと、本作は脇役に助けられている映画だ、ということだ。   <追記> 昨夜、久々に再鑑賞。病院でのケンさんの台詞に、とても心を打たれました。「人生は勝ち負けだけじゃない。立派な人間でなくても、生きる意味や価値は必ずある」ひたすら頂点を目指す源治たちには、今はまだこの言葉の本質は理解出来ないのかもしれませんね。それを理解できた時、果たして彼らは、どのような人生を歩んでいるのでしょう。若いからこそのひたむきさが眩しいです。
[DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2009-10-22 00:19:41)(良:2票)
46.  ヴァイブレータ 《ネタバレ》 
「人に触れたい」という欲求は「自分も触れられたい」という欲求の裏返しだと思う。 人の温もりはなぜ心を落ち着かせ安らかな眠りを誘うのだろうか。  彼女は、自らにつき纏う孤独や虚無感を払拭したかった。 まるでこの世のすべてが自分を拒絶しているように感じた時の恐怖と絶望は底知れない。 己の命など無価値で生きていることすら罪深く感じ、 死神が耳打ちをするかの如く、死の世界への誘いが聞こえてしまうのだろう。 しかし、そんな時ほど人間は弱く浅ましくなる。 死への恐怖が拭えず生への執着ばかりが生まれ、生きている事の実感を欲する。 それが「自傷行為」に帰結するのだろう。 リストカットだけではなく、本作のように過食嘔吐、飲酒、不眠などがそれに含まれ、セックスもまた然りだと思う。 人間の五感に様々な角度から影響を与えることが、すでに自傷行為なのだ。 たとえそれが快感であろうと無かろうと。  彼女は現状を打破し、自分を変えたかった。 しかし、それが自分独りの手では不可能であると彼女は悟っていた。 だから見ず知らずの男の手を借りた。 過去を何一つ知らない、今の自分だけしか知らない男を。  そして彼女は彼の手によって小さな変化を遂げる。 情緒不安定になった彼女が嘔吐し、その後男と入浴をするシーンがあるが、 その一連の流れは、まるで赤ん坊が母胎から出て口の汚物を取り、 産湯につかり、母親の腕に抱かれるまでを描いているようだと思った。 彼女が彼によって生まれ変わった瞬間、つまり「生まれ変わり」の象徴なのだろう。  胎内とも言える男のトラックの中で彼女は彼の優しさと温かさに触れ、 彼から聞く話が自分の知らない世界であることに興味を持ち始め、 最終的には苦しみながらも、自分の手で殻を破って外界へ飛び出す。 産まれたての臆病な彼女を、男は自らの手で浄化し、愛でる。 無条件に近い愛。 見返りが無いのに、惜しみなく注がれる愛。 彼女が欲していたものが手に入った瞬間だったのだろう。  しかし、彼女はだからこそ気がついたのかもしれない。 最終的に必要なのは自身の強さや自立であることを。 彼と一緒でもそれは可能かもしれない。 しかし、彼女は親離れを選択し、自立の道を独りで歩もうと決心したのだ。  最後コンビニで見せる寺島しのぶの表情が素晴らしい。 徐々に物悲しく不安げになっていくのが、なんとも美しかった。
[DVD(字幕)] 7点(2007-04-17 22:48:11)(良:1票)
47.  マシニスト 《ネタバレ》 
クリスチャン・ベールは本当に素晴らしい役者さんですね~。 「アメリカンサイコ」を見てスマートな彼にホレてましたが、 今回はあの時のスマートさとは別の意味で本当にスマートすぎて怖い。 『ひたすら絶食』のおかげで超不健康な人になった彼に何より拍手したいです。   映画のストーリーには最後のオチにちょっと消化不良気味。 雰囲気や見せ方がとても良かっただけに、本当に残念でなりません。 例えば、トレバーやスティービーのような影を持つ人間を撮る時には 部屋や工場などをどことなく暗くて歪んだ「負の空気」の漂わせ、 逆にそれ以外の人物が絡む街中や刑務所の白さなどはまさに正反対だと思います。 『見せ方・撮り方』が秀逸だったおかげで、ストーリーにもメリハリが出来て 目が放せない状態になっていたことは間違いないと思います。  「メメント」を超える作品という前評判を聞いていたのですが、 ストーリー的には私の中でメメントを越えるほどではありませんでした。 ただ、役者魂の面ではクリスチャン・ベールに余裕の軍配です。 彼によって完成された映画と言って過言ではないと思います。
[DVD(字幕)] 7点(2006-07-23 00:54:43)
48.  Mr.&Mrs. スミス
懐かしいわぁ…去年のクリスマスに彼氏と一緒に見たなぁ~。 普段は門限が厳しくてシンデレラの如く(いや、顔とかじゃなくね) 12時帰宅していた私も、この日だけは嘘をついて彼と初めてのお泊り♪(ごめんよダディー&マミー) まぁ、間違いなくバレてるのでしょうけどね…。  その前座を飾るデートムービーとしては文句なし!! セクシーで強いアンジー姐さんに男らしくてちょっと可愛いブラピが混ざれば、 あらビックリ! 尻に敷かれる典型的カップルの出来上がり~! あれ? なんかよく見たことありますね、こんなカップル(私の両親や自分たち)。 でも、やっぱりこんな感じの方が夫婦仲は上手く行くみたいですね。  激しいラブシーンには「今夜こんなだったらどうしよ~!キャー(≧∇≦)!!」なんて 妄想全開でしたが、ご心配なく、ムードの欠片すらありませんでした。 なんせ泊まる所がなくて、河原に車を止めて野宿でしたから!!  深く考えず激しいアクションを楽しめる、まさにハリウッドの王道作品なので、 カップルなら鑑賞後の会話は盛り上がり、きっと良い感じになれるでしょう。 この映画で学んだこと。 それは「やっぱり女は強くて逞しい」という事と、 「男は意外と打たれ弱くて可愛い」ってコトでしょうか。 まぁ、気が強すぎるのは問題ですけどね! 私みたいに恋が終わっちゃいますし☆テヘ♪ 色んな意味で忘れられないクリスマスで、忘れられない映画です(TωT)  本当にありがとうございました。
[映画館(字幕)] 7点(2006-07-06 16:36:49)(笑:1票)
49.  ドッジボール 《ネタバレ》 
結局この映画、チャックノリスがぜんぶ持って行っちゃったと思う。だって、いろいろ書いてたけど、結局いつも思い出すのはチャックノリスのことだけなんだもん。もうこの映画=チャックノリスでいいと思う。
[DVD(字幕)] 7点(2005-12-19 14:22:14)
50.  イルマーレ(2000)
手紙は、本当に素敵な通信手段だと思う。 私は高校時代に遠距離恋愛をしていて、よく恋人と文通をしていました。 当時は既に携帯メールも普及していましたが、彼が 「手紙に今の俺たちを残そう。手紙なら、きっと普段以上にお互いに素直になれる」 と言ったのですが、彼の言う通り、そこにはお互いの確かな想いがあった気がします。  手紙は想像力と理解力が会話以上に要求されると思うが、 その行為こそが既に「相手を思いやっている証」でもある気がする。 自分と相手をシンクロさせ、相手の立場になり、想いを馳せ、 そして言葉の一つ一つに込められた言葉を汲み取っていく。 メールのような機械的な文字でなく、それぞれの個性が確実に出る手紙だからこそ、 顔すら知らない相手でも互いに惹かれ合ったのだろう。  想いが込められた言葉は『言霊』となると思っていたが、 主人公の二人がこの先も二人で言霊を育んでいこうとするラストが素敵だと思った。
[DVD(字幕)] 7点(2005-07-21 10:16:43)
51.  タイタニック(1997) 《ネタバレ》 
懐かしい~(*´ー`*) 私の「人生初☆デート」で観に行った映画でした。 上映中は、二人の間に置いたポップコーンを食べるタイミングが一緒で、 その度に二人の手が触れ合い、心臓が飛び出るくらいドキドキしたもんです♪ 他にも彼が少し動くたびに「えっ?!もしやキス?!」な~んて一人で先走りまくってました(笑)  そんないかがわしいコトばかり考えていてあまり詳しくは覚えていませんが、 初めて見たデカプリオの作品でした。 デカプリオの第一印象は「この人、チワワみたいな顔」で、 同じくケイトは「すっげー肩!アメフト選手みたい」でした。 映画は全体的に長かったけど、映像のスケールや壮大な音楽には圧倒されました。 ケイトは恰幅のいいおっかさん的な人なので、デカプリオみたいに繊細で母性本能をくすぐるタイプとは案外合ってます。 かの有名なあのシーンは、見ているこっちの方が恥ずかしくなりました(笑) 何よりイチバン記憶に残ってるのは、二人がチョメチョメしてて、曇った窓ガラスにケイトの手が「バンッ!!」って張り付いたシーンです(やっぱり下ネタかよ・・・)。  さすがに船が沈んでデカプリオが死にそうなトコは、ちょっとウルウルしました。 (一応初デートだし、この辺で泣いたらちょっといい雰囲気になるかしら?ぐふふ♪的な策略も兼ねてましたが) そしてその時にぎゅっ・・・と手を握られた私。そのまま彼と初チュウ(〃∇〃)  策略は見事に成功( ̄ー ̄)b 私にとって、この映画はそう言う意味で『神』です。
[映画館(字幕)] 7点(2005-06-29 16:04:39)(笑:3票)
52.  スパイダーマン(2002) 《ネタバレ》 
上映当時に一人で見に行ったよ、この映画…。 土曜の夜、周りは恋人ばっか、私は一人ポップコーンMサイズとメロンソーダがぶ飲み。 今はもう出来ない・・・あれも若さだな(遠い目)。  まず思ったのは、トビーがピーターにハマり役! 本当に冴えない、マジメが取り柄ないい人を好演しています。 トビーの無表情に近い顔が少々苦手だった私だけど、本作では逆にそれが生きている。 元の硬い表情だからこそ、笑った時や怒った時の表情がまた新鮮さを増します。 もっとも、殆どマスクに隠れて分かりませんが…。 対するMJことキルスティン。 私はキルスティンが大好きなんですが…どうすれば、あそこまでキレイに撮れなくなるのでしょうか? ちょっとショックです(;Д;) そして、よく言われているようにCGが少し安っぽい。 最後の方は、目がチカチカしてくる。  ストーリーは、いかにも「2の前哨戦」という感じ。 むしろ「スパイダーマンが出来るまで」です。 丁寧に説明してくれている部分が分かりやすい時も有れば、少し食傷気味にも感じる部分もある。 しかし、全体的に楽しめました☆ 私が一番好きなシーンは、やっぱりあのキスシーン! あんなキス、したくても絶対出来ないもんなぁ~♪ いや、でもしてええええ!!!! …はぁはぁ。 ストーリ構成上、仕方ないのは分かっているんですが、MJ捕まりすぎ。 キミは疫病神かい?って思っちゃうよ。  <追記:2010年の私から当時の私へ> 8年経った今でも、相変わらず一人で映画を観に行ってるよ… ポップコーンのサイズも、相変わらずMだよ… 更に、アイスクリームも仲間入りだよ… ゴメンね、8年前の私。 当時は「2○歳くらいじゃ、きっと結婚したり子供がいたりして、映画なんて一人で観に行く余裕は無いんだろうな~」なんて言っていたのにね… 当分、一人で観に行く余裕はありそうだよ、良かったね、泣いてなんかいないからねっ!!
[映画館(字幕)] 7点(2004-11-16 22:20:45)
53.  チアーズ! 《ネタバレ》 
まず驚いたのが、チアリーディングが凄まじく過酷であること。 下手をすれば、その辺の運動部よりも高い身体能力を要求される。 日本ではあまりメジャーでないチアリーディングだが、アメリカではチアリーディング(特にリーダー)をやることは、大変名誉なことだそうな。  スポ根モノだと言われれば、確かにその要素は多々含んでいる。 しかしどちらかと言えば、万能でない主人公が困難を地道に解決していく姿を描いた青春ドラマだろう。 しかも、主人公を演じるキルスティンが本当に適役で、ごく普通の思春期の女子高生を見事に演じている。  派手でも地味でもなく、健康的で素朴な可愛さや純粋さが備わる彼女に好感を抱くのは、ある意味当然の流れ。 そんな彼女も、家では生意気な弟とチアリーディングを理解してくれない母親に苛立ちを隠せず、 一部の女子からは嫉妬を含めた嫌味を言われ、ライバルからは目の敵にされてしまう。 もちろん、普通に恋もする。 しかし奥手同士で微妙な距離感が甘酸っぱく続く。 これぞまさに青春。 私もこんな素敵な青春を送ってみたかったな…。  彼女の成長していく姿を追って行くと、様々な変化が垣間見えるので、 いつしか心の底から彼女を応援したくなってしまう。 最後の結果も、あえて優勝をさせないのが良い。 主人公を含めたチームメイトたちは、皆負けてもとても爽やかな顔をしている。 これこそが、友情、仲間、努力、フェアプレイを貫いた結果の姿なのだ。 「勝ち続けることだけが全てではない」ことを物語っている。 青春は素晴らしい。  蛇足ですが、私は剣○部だったので、別の意味で(甘)酸っぱい香りの学生生活を送っていました。 母によく「思春期の女の子の部屋の匂いじゃない」と言われていたあの頃。 懐かしいです。
[DVD(字幕)] 7点(2004-11-16 21:47:01)(良:1票)
54.  ヴァージン・スーサイズ 《ネタバレ》 
う~ん。 私もかなり厳しい家庭に育ったけど(あそこまでじゃないが)、要は彼女たちは自由が欲しかったのでしょうね。 音楽、ファッション、恋愛、全てに対する自由。 しかし、それは到底無理だと分かりきっているし、親が怖いし傷つけたくないから行動に移せない。 唯一、姉妹の中でラックスだけは自分に自由に生きる。 他の姉妹たちもそれを羨ましく思うものの、行動には移せない。 しかし、ラックスも結局は何も残らなかった(グラウンドで一夜を過ごした結果がすべてを表現してる気がする)。 そして絶望=死だったのでしょう。  姉妹たちが庭の樹を守ったのは、樹が彼女たちの心の壁と同じ意味を持っていたからで、全体的に映像がぼやけているのも彼女たちが心の全てを見せない、という意味でもあるのかも・・・と思います。 結局は、彼女たちのみぞ知るってトコなのかな。 乙女の気持ちは誰にも分からない、神ですらね。(5点)  <追記> 初鑑賞当時は、私もまだギリギリ10代だったと思います。 それから数年経った今、再度鑑賞して新たな視点も出てきたため追記致します。 年を重ねるとは、経験を積むこと。 すべき経験は山ほどあるが、しなくても良い経験・したくもない経験もまた多くあり、大抵それらは、本人の意志とは別に積み重ねられてしまうもの。 まだまだ若輩者の自分が偉そうに言って恐縮ですが、生きるって、とても辛いことがたくさんあります。 ラックスを始めとする姉妹たちは、それを悟ってしまったのでしょうね。 年を重ねれば、見たくもない物を見なければならないし、知りたくもない事を知らなければならない。 ただ自由になりたいだけ、あるがままの自分でいたいだけだとしても、時は残酷で、それを許してはくれない。 10代とは、所謂モラトリアム。 自殺賛美ではないのでご注意頂きたいのですが、彼女たちは、薔薇のように散る様も美しくありたかったのでしょう。 花の命は、いつだって短すぎるのです。 それが美しくあればあるほどに。  私は、今この時に再鑑賞してよかったと思います。 もし過去数年のあいだに鑑賞していたら、私も自分の心を揺さぶられてしまいそうです。 この映画を、初めて怖いと思いました。 よって、点数を7点に変更します。
[DVD(字幕)] 7点(2004-11-16 21:39:12)(良:1票)
55.  デスペラード 《ネタバレ》 
とにかく人が死ぬ。 タランティーやブシェーミという無駄に豪華な脇役もすぐに死ぬ。  だけどお約束通り、主人公は絶対死なない。  どんなに多勢に無勢でもほぼ無傷。 しかし、何故か許せてしまうのがロドリゲス監督クオリティー。 なんと得なお方なのでしょうか。   あの独特の乾いた空気、辛気臭い酒場、町中に溢れる胡散臭い連中、 抜群のスタイルを誇るラテン美人、情熱的なメロディーを奏でるギター、 そしてテーマは復讐。 復讐の裏に渦巻く愛憎を胸にただひたすら目的達成の為だけに生き、 孤独や悲しみは決して男の口から語られることはなく、 己の眼差しと奏でるギターの旋律のみに男の想いが強く根付く。  ワイルドだが寡黙、無骨なようで繊細。  そんな男性が好きな女性陣、またはそんな男性に憧れる男性諸君は是非一度ご覧あれ。 男性ならあの煙草の吸い方は真似したくなるほど痺れるでしょう。 勿論、バンデラスのファンなら必見。
[DVD(字幕)] 7点(2004-11-16 21:07:16)
56.  ギルバート・グレイプ 《ネタバレ》 
重い映画だった。見終わった後にすぐ思ったコトは「デカプリオ、マジですげぇ」でした。デカプリオの存在を全然知らない人が見たら、本物の障害者が出演してると思われるでしょう。それくらい違和感を感じさせませんでした。デップ、若いなぁ…。どうすることも出来ない現状の中での焦燥感、苛立ちを上手く表現してました。さすがデップ。結局、汚い大人の世界にうんざり。何とも言えないです。また改めて見たいとは思わないなぁ。
7点(2004-06-07 17:48:23)
57.  劇場版 PSYCHO-PASS/サイコパス 《ネタバレ》 
前提として、本作は巷に溢れている「アニメを観ていた人の為の映画」だと思います。 予備知識無しに映画館で初めて「サイコパス」というアニメを目にした方は、 恐らく、その世界観をイマイチ把握できないまま鑑賞する羽目になったかもしれません。  かく云う私は、アニメの1期2期ともに観ていたので、その上でこの点数を付けました。 私は1期の方が好きだったので、映画の内容自体には満足しています。 ハードボイルドな雰囲気が漂い、古い書物や哲学者の言葉を引用し、 古典的(武器を使わない)アクションシーンと、最新兵器を使うアクションシーンのどちらもバランス良く取り入れ、映像としてもストーリーとしても見応えのある作品に仕上がっていると思います。  ただ、キャラクターとして画面に映るのは、狡噛さんと常守監視官が殆どです。 二人の絡みがメインなので、それ以外の継続出演してるキャラが好きな方は、 少々物足りなさがあるかもしれません。 ほんの少しですが槙島さんも出てくるので、ファンの方にとっては喜ばしいでしょう。  単純に考えて、本作を鑑賞するのはアニメから観ていた人たちに限られるでしょう。 極端な言い方ですが、私がもし映画館で初めて本作の存在を知り、興味を持ったとしても、 「アニメの映画化作品」と知れば、わざわざ映画館で鑑賞しようとは思いませんもの。 それでも興味が尽きないなら、アニメを見てから劇場版を鑑賞するか、 もしくはレンタル化を待ちます。 アニメ・ドラマを含む地上波で放送された作品が映画化されると、観客を選びますよね。 どの作品においても課題なのでしょうが、「間口の狭さ」という点だけは否めなません。 よって、無難に6点とさせていただきます。
[映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2015-01-29 01:02:04)
58.  ゼブラーマン 《ネタバレ》 
冷静に見れば、本作は可も無く不可も無い、凡作のはずです。 設定はありがち、何でもあり、展開も凡庸で無難に収まってしまいます。  では、いったいこの映画の何が、私を高揚させたのか? 答えは「オタクの趣味における思考回路(妄想)をそのまま具現化したから…」でしょう。  「趣味」とは「自己満足のみで成立しうる自己実現」だと、私は思います。 同じ分野であっても、人によって感銘を受ける部分や影響される箇所は多種多様です。 それでも「己の価値観に自信や満足感を抱いていられる状態」を、人は趣味と呼ぶのでしょう。  しかし、同分野において価値観や意思を共有出来る相手が見つかった時、趣味は趣味の領域を超え、一種のコミュニティへと進化するのだと思います。 恐らく、その空間が出来たことにより生まれるのが「連帯感」なのでしょう。 そして、連帯感は個人の心理にも多分に影響をし、「承認欲求」や「自己顕示欲」という物を生み出すのではないかと思います。  承認欲求や自己顕示欲というのは、多かれ少なかれ、人間には誰にでも備わっているものです。 趣味においても、それらの欲求を上手に解消している人は、数多くいます。 しかし、趣味の道を究極的に進んでいる、所謂「オタク」と言われる人たちは、その欲求も比例して強くなりがちです。 自称・他称問わず「オタク」と言われる人間は、それだけ一つの事に情熱を注げるのだ… という捉え方もありますが、その強すぎる情熱が仇となることも、少なくはありません。 周囲の不理解や蔑みに直面すれば、自己満足の世界とは言え、悲しくもなるものです。  そういった意味で本作は、そんなオタクの鬱積を妄想によって晴らしている、ブラックユーモアに溢れているようにも見えます。 現実社会では有り得ないことも、夢の中でなら可能です。 自分の得意なこと、好きなことを生かして周囲に認められれば、これほど喜ばしいことはありません。 そういった「一途な想い」を、ヒーロー物として分かり易く具現化しがた故、私はどこか興奮が抑えられなかったのかもしれません。  ある意味「信じていれば夢は叶います」と謳う、某ネズミーさんのお姫様映画に通ずる物もありますね。 私は「信じていれば夢は叶う」とは思いませんが、「信じる心は勇気と活力を与える」と言うならば、諸手を上げて賛成しちゃいます。
[DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2011-12-06 18:01:48)
59.  ブリジット・ジョーンズの日記 《ネタバレ》 
初見時は18歳(若っ!!)だった私も、気がつけば、二度目の観賞は10年という月日が経ちました。 当時の私には、自堕落な私生活・私性活を送るブリジットに、まったく共感することが出来ませんでした。 10年経った今でも、自堕落かつ直情的な彼女に共感することは、確かに難しいです。  しかし、この年齢になったからなのでしょうか、今の私は、ブリジットの心情を理解することは出来ました。 孤独な夜の物哀しさ、変わらぬ日常の安心感と欠乏感、周囲との環境差による軋轢。 「年齢がすべてではない」と分かりつつ、言い聞かせつつも、生理的・本能的に感じてしまう「限界=女としての価値」。 昔、誰かが言いました、「花の命は短くて苦しきことのみ多かりき」と。 これほど本作に調和する言葉は、他にありましょうか? 「妙齢」「女性としての価値」など気にもしなかった若かりしあの頃とは違い、いつの間にか様々な形で「自分自身」に気づかされるのです。 増えていくのは、歳の数と、無駄な経験と、ため息の数と、体重ばかり…という現実に。  しかし、ブリジットはそんな輩にも笑顔を向けて受け流します。 哂われ、どやされ、蔑まれても、ブリジットは本心を顕にはせず、笑って、時にはシニカルさも持ちつつその場をやり過ごします。 彼女が自分自身を受け容れているのだ…ということに判った瞬間でした。 強さでもあり、優しさでもある。 そんなブリジットの長所に惹かれる男性がいるのは、頷けます。 ただ、あんなイケメンや高スペックの男性がブリジットのような女性を好むのは、現実ではかなり確率が低いとは思いますが。  本作は完全にターゲットが絞られており、決して万人向けではない作品です。 その点は大きく採点に加味されたため、この点数と致しました。 『妙齢』に達し、経験だけが増えてしまい、かつては感じ得なかった孤独、苦しみ、焦りに苛まれた女性たちを慰む為に創られた作品…と言っても過言はないでしょう。 「自己憐憫」「自己陶酔」「現実逃避」という効能を有した本作は、心の処方箋そのもの。 人によっては過剰摂取が癖になり、薬物中毒に陥るほどの危険性も孕んでいるかもしれませんので、用法用量にはお気をつけ下さいませ…
[映画館(字幕)] 6点(2011-10-31 14:14:40)
60.  スクリーム2 《ネタバレ》 
つまらなくはありません。 でも「面白いか?」と問われたら、悩む所です。 シリーズの続編作品が一作目と比較されてしまうのは常ですが、スクリーム・シリーズの場合、 1の完成度も満足度も高かっただけに、尚更そのハードルは上がってしまうのでしょう。  単純に『犯人探し』の点においては、前作に引き続き最後まで飽きさせる事はありません。 (共犯説は薄々感づいてはいましたが) 犯人の動機も、「浅はかでだがサイコ的」と「古典的」の両方が使われていて、バランスは良いです。  では、本作と前作の決定的な違いは何か? それは『主人公のシンディの行動』の違いだと、私は思いました。  1作目のシンディは、様々な意味で「被害者」でした。 実母がレイプされ殺されたり、何故か自分が狙われたり、その所為で多くの友人を亡くしたり、 果てには彼氏がサイコ殺人犯だったなんて、これは悲劇以外の何物でもありません。 元凶はシンディの母なんですけどね。 だから、娘であるシンディは完全にとばっちりを喰った訳で、直接的に彼女が要因で人が死んだ訳ではありません。  しかし、本作ではシンディ自身の行動に依って犠牲者が出てしまいます。 親友の殺害シーンなどは、まさにそれではないでしょうか? せっかく二人で逃げおおせる事が出来たのに、シンディの軽率な行動で親友は死んでしまいます。 彼氏に関しては、シンディの過去を鑑みると、判断が難しかったと思います。 これは彼女を責められません。 ですが、1作目と比べても、彼女が『被害者である割合』が本作では圧倒的に落ちているように感じました。 その辺りが、2作目におけるパンチの弱さだったのではないかな?と思います。  ただ、それを許せてしまうのは、ゲイルとデューフィーの恋の行方の功績でしょう。 本来ならシンディの負のオーラで重苦しい雰囲気になってしまう本作も、彼ら二人のお陰で心に安らぎをもたらしてくれます。 その意味で言うと、本作はホラー要素以上に恋愛要素・人間模様にスポットを当てていたのかもしれません。 ホラー映画としては物足りなくもありますが、続編と認識した上でストーリーやキャラクターを楽しむのであれば、 十分に満足の行く仕上がりになっているのではないかな?と思います。
[DVD(字幕)] 6点(2010-12-08 17:06:06)
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