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41.  ジョン・ウィック:コンセクエンス 《ネタバレ》 
決闘のために防弾スーツとチョッキを脱ぐときに、チャリン、チャリンと着弾した弾が落ちる音がする・・・こだわってますよね~。 こういうところが好き。
[映画館(字幕)] 8点(2023-11-04 17:54:07)
42.  MEG ザ・モンスターズ2 《ネタバレ》 
続編がダメな典型。 ストーリーも面白くないし、ジェイソン・ステイサム以外の登場人物全員にまっく魅力がない。 おまけに随所に差し込まれるギャグも古臭く、テンポも悪く、センスも無いので笑えない。 特にラストの海岸でみんながくつろぐシーンなんかは、「確か大昔にこんな感じで終わる映画がよくあったな~、っていつの時代のエンディングだよっ!」って感じで、見ているこっちが恥ずかしくなる居心地の悪さだ。  この作品、色々と古臭いんですよね。 そんな感じなので、せめてMEGが数十頭現れて大暴れ、そこに我らがジェイソン・ステイサムみたいなリーサルウェポンが数十人現れて、素手でブチかますぐらいしてくれたら盛り上がるだろう。
[映画館(字幕)] 3点(2023-11-04 17:47:22)
43.  ゴジラ-1.0 《ネタバレ》 
【追加】--------------------------------------------------------------------------------------- ゴジラ-1.0/Cの鑑賞後にレビュー登録したけど、翌々日に何故か作品タイトルごとレビューも削除されてしまった。。。 なので、鑑賞記録として、その時のレビュー内容を記憶をたどりこちらに追記する。  マイナスカラーということで、単にカラーを白黒にしただけではないと思われる映像の見やすさと、モノクロならではの濃淡による映像の奥深さと、画面上から伝わる情報量の制限(絞り込まれる情報)から、こちらの集中力もおのずと高まる。単に怪獣映画としない人間ドラマも良。今回再認識したが、ゴジラの手の表情が実に素晴らしい。基本的にグーとパーしかないのだが、場面場面でのその手の動きが、ゴジラの気持ちを雄弁に語っていて、そこが着ぐるみゴジラでは表現できなかったストロングポイントだ。いやー、傑作はカラーでもモノクロでも面白い。最高!点数は変更なしで10点。 -----------------------------------------------------------------------------------------------  「シン」で上がったハードルを超えてきたぞ! ゴジラ自体(造形もろもろ)も良かったけど、テーマもストーリーも良かった。当然役者さんの熱演も素晴らしかった。 敷島のヘタレ具合に初めはイラっとしたが、帰国後の苦悩→希望→絶望→覚悟→再生が見事に演じられていた。 典子も初めは幼すぎる印象だったが、自然と敷島を包み込む母性溢れる存在になっていた。(生きているとは思ったけど、本当に生きていてよかった) 2人のわきを固める野田、秋津、水島、橘、澄子もそれぞれ役者さんがぴったり。 特に澄子はザ・近所のおばさんであり、それを演じる安藤サクラ、さすがです。(ラストで敷島をバシバシ叩く間合いは最高) 人間ドラマは、あれ以上に突っ込んで描いたら話がダレると感じる手前で止めて多くを描かず(最低限の情報のみ)、登場人物のバックグラウンドは観客の想像に任せてもらって良かった。 劇中のセリフもカッコいいというよりは、熱く心に響くものが多かった。  今回のゴジラは、随所でその動き(所作)がなんともカッコいい。 例えば、砲撃を受けて大きく後ろにのけぞるゴジラの上半身の動き、その反動に連動して大きく開く左右の腕の動き、すぐさま「なにうぉぉお!!!」と正面に向き直り、雄叫びあげて戦闘体勢を立て直しガン飛ばす動きなどなど、これまでの日本の歴代ゴジラ達が上半身がギブスで固定されて窮屈そうに硬直している感じ(あえて着ぐるみ感を意識していたのだろう)と違い、まるで人間の格闘家みたいな動き(反応というべきか)をするゴジラの躍動感が人間の恐怖と絶望を煽る。それに、なんと自然で美しい後回し蹴り(尾っぽ攻撃)でしょう。。。  また、口の中の機雷が爆発した時も、相手のパンチがクリーンヒットで顎に入って意識が刈り取られた・・・で、10カウント前に意識が戻り「ゲ、ヤバかった!」と復活したみたいな。 新しい熱線の放射スタイルとそのダメージを自分自身も受けるとか、深海に沈んだ時の「ぴきっ!」と動きが止まる瞬間とか、ああ、数え上げたら切りがない。 ゴジラを下から煽るように見せるカットは「シン」でもあったが、JAWSのように船を追いかけるゴジラの目線が人間と同じという場面も新鮮で面白かった。 当然ゴジラが可愛いわけもなく、造形はこれまでになく醜悪で狂暴になって戻って来た。だけど、動きが人ぽいところが何ともいい。 「シン」はドラマから人間味的なところは敢えて排除していたが、「ー1.0」は逆に人間を前面に出してきたけど、そこに古臭さがまったくない。 「シン」がゴジラの究極と思っていたが、まだまだ新しいゴジラが作れる可能性を感じた。楽しみが増えた。
[映画館(邦画)] 10点(2023-11-04 03:09:39)
44.  BAD LANDS バッド・ランズ 《ネタバレ》 
安藤サクラ、やっぱり男前やな~。ラストの疾走とそれに重なり流れる曲がいい感じ。
[映画館(邦画)] 8点(2023-10-01 23:46:21)
45.  森山中教習所 《ネタバレ》 
親友になるのに時間の長さは関係ない、という事ですね。
[インターネット(邦画)] 6点(2023-08-16 18:15:08)
46.  ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE 《ネタバレ》 
シリーズ3でイーサンが結婚したあたりからこのシリーズも今一つだと感じていたが(普通に面白かったと思うが・・・)、今回は素直に面白かったし、続きが早く見たい。  しかし、グレースがどうも最後まで好きになれなかった。次回に期待。 パリスは初めきらいだったが、だんだん魅力的になってきた。なんとか生き残ったようなので、PART2での復活を期待。 イルサは死んじゃダメでしょ。PART2で復活しないかなあ。。。 ホワイトは、まだよくわからない。
[映画館(字幕)] 8点(2023-08-15 12:34:41)
47.  ロストケア 《ネタバレ》 
どちらも正義。どちらの正義があなたを救うか・・・。 母親を殺された女性が「救われた」という事に対し、父親を殺された女性が裁判の傍聴席で「人殺し」と叫ぶ。両者の感情を見せることで、どちらがあなたの正義か、を考えさせられる。 生きていれば老いは平等に訪れるが、周りを取り巻く環境は平等ではなく皆違う。  斯波(松山ケンイチ)が父親を殺すに至るまでが見ていて辛い。。。 だからというわけではないが、あの役場の受付は最悪だし、次は私の番だから退けとばかりに割って入ってくる奴も感じ悪い。
[インターネット(吹替)] 8点(2023-08-15 11:58:27)
48.  喰らう家 《ネタバレ》 
冒頭からしばらく、あまりにも退屈な話がだらだらと続くので見るのをやめようかと思ったら、近所のご夫婦(実は旦那が悪い奴代表)が挨拶にきてから急に話が進み始めた。(やっぱりつかみは大切だ。) しかし、この家の地縛霊的なやつの設定が甘く中途半端であるため、こいつらの地雷が何なのかがまったく分からない。 生贄が欲しいという単純なものでもなさそうだし、我が家に侵入した人間は皆殺しにするでもなさそうだし、積年の恨みで町の住人に復讐するでもなさそうだし。。。 その家に越してきた住人達は殺さないけど、その家から命からがら逃げ出した友人の女の車を追いかけてまで殺すほどに執念深いし(車の後部座席に乗ってた時点でもう地縛霊ではないな・・・)。。。 こんな感じで地縛霊的なやつの設定が曖昧なので、町の住民も自分たちには危害は及ばないと勘違いして暴挙に出てしまう。 それが、30年ごとに生贄を捧げないといけない程ヤバい家とみんな承知しているにもかかわらず、自らの手で住人達を生贄とするために、こぞって家に押しかけるという集団ヒステリー的な別映画の展開になり、逆に自分たちが殺られるという意味不明でおバカな展開が繰り広げられることになる。(越してきた住人達には関わらずに、地縛霊的なやつに全て任せておけばよいものを・・・) 最後は死んだ息子の霊まで登場してしまい・・・もう何でもありだな。 殺された元住人の呪いなのか? 集団ヒステリーなのか? どっち付かずで話が進み、結局よくわからないまま終わるけど、そこそこ面白かったからまあいいか。
[インターネット(字幕)] 6点(2023-08-15 11:30:15)
49.  イット・カムズ・アット・ナイト 《ネタバレ》 
ヤバイ伝染病が蔓延したらしい。そいつに感染し発病したら感染拡大を防ぐために殺して、焼いて、埋めないといけないらしい。 厄介なことにちょっとした接触でも感染するらしく、1日で発症するほど感染力が強いらしいが、簡単な(というより雑な)手洗い、手袋、防護マスクで防げるらしい。むき出しの皮膚、髪の毛、着衣は気にするな!うがいも不要だ! そんな中途半端ヤロウなウィルスの感染源や正体は不明のままでも構わないが、ミステリー?としては提示した謎はきちんと回収してくれ。結局森にいたのは何だったのか? 犬は誰に殺されたのか? 犬の死体は何故そこにあったのか? 森で襲撃してきた人間は何者なのか? 等々 おまけに感染したら殺すだけなので、ウィルスへの対抗策とか、家族の生き残りをかけたサバイバルとか、はたまた正体不明の何者かとのバトルとかなく、話の広がりも盛り上がりも救いもなかった。
[インターネット(字幕)] 5点(2023-08-15 10:35:40)
50.  SPACE ADVENTURE コブラ 《ネタバレ》 
コブラはフランスの俳優のジャンポールベルモンドをモデルに描かれたと記憶している。 そのジャンポールベルモンドの声優は山田康夫である。 なんでコブラの声が松崎しげるなの?
[CS・衛星(邦画)] 5点(2023-08-15 01:47:54)
51.  ダブル・ミッション 《ネタバレ》 
ストーリー展開と結末が初めから分かってしまう単純な構成で、何のひねりもない話。 それでも、全盛期のジャッキーならその魅力のない脚本も、キレキレのアクションとコミカルな動きで観客を釘付けにしてきたのだが・・・残念ながら、もうそのオーラとパワーはジャッキーにはない。 まず、アクションがショボい。スタントマンだとはっきり分かるシーンが目立つ。生命線のコメディパートも全然笑えない。 最悪なのは、エンドロールでのNG集がドッチラケ! どうしたジャッキー。
[CS・衛星(吹替)] 4点(2023-07-30 18:21:31)
52.  ビバリウム 《ネタバレ》 
自分たちの意思とは関係なく、否応なしに育てる羽目になった風貌も、表情も、行動も、まったく可愛げのないガキ(あえて子供と言いたくない)が、自分の思い通りにならなかった時に発する異常な叫び声が神経に触る。 こんな感じの不条理な世界は、藤子・F・不二雄先生が描いたら面白い漫画になりそう。
[インターネット(字幕)] 5点(2023-07-30 17:59:27)
53.  キングダム 運命の炎 《ネタバレ》 
3作目でようやく李牧、龐煖(ホウケン)とこれからの主要キャラも登場したのだが、続きはまた今度とは「え、うそっ!」てな感じだった。 前回は本編終了後に「3作目は来年公開!」的な予告映像があったので、当然3作目が一旦の締めになるだろうと勝手に思っていたので、今回の中途半端な終わり方には超がっかり。 おまけに今回は次回予告も無く、4作目が公開されるかどうかもあやしい・・・。 そもそも上映時間は長いが回想シーンが多く、その中でも紫夏のエピソードに時間を取りすぎだ。確かに重要ではあるが、中途半端に切り取るぐらいならテンポが悪くなるだけなので、紫夏編として別作品で作っては?それに杏は杏でしかなかったし、紫夏のイメージに合っていないと思う。(あくまで個人の意見です。) 不満はまだある。長澤まさみは回想シーンとラストにチョットだけの顔みせだけ。前回も思わせ予告だった気がするので、これはもう、出る出る詐欺だ。 出る出る詐欺と言えば、小栗旬と吉川晃司もそんな感じでラストにちょっとだけ登場した。2人はまだ登場したばかりなので何とも言えないが、いい役者さんなのでうまく役を昇華させるに違いないと信じることにした。  1作目の完成度が高かったため、さらなる期待が膨らむシリーズだったけど、2作目、3作目と原作のストーリーをただ追いかけるだけのダイジェスト感が否めない。前作(2作目)は次回作への繋ぎの作品で、締めの3作目で盛り上がるかと思いきや、3作目は4作目に向けた前編だったとは!思いたくないが、まさか4作目は中編で、5作目が後編だったりして。。。  コロナの影響もあり、また役者のスケジュールの都合もあり、で大変な撮影だったと思うが、あきらかな別撮りシーンの差し込みが多く見て取れて、その都度違和感を感じてしまい、画面から感じる迫力も乏しかったのは残念だった。
[映画館(邦画)] 6点(2023-07-28 18:15:19)
54.  CUBE 一度入ったら、最後 《ネタバレ》 
杏・ドロイドが登場する。彼女の不自然なまばたきから早々に正体が想像できるし、その立ち振る舞いからあちら側と分かるのは意図した演出なのだろうか? ただいるだけで何もしないし、物語の進行上で重要な役割も果たしていないので、特にこのキャラの必要性がわからない。ちょいちょい上から目線の問いかけが感じ悪いだけのキャラ。 前半途中まで良い感じで話が進行するが、回想で弟の話が差し込まれてから途端にテンポが悪くなり、悪い意味で日本的お涙頂戴路線に舵を切ってしまったのは残念である。 登場人物の中で、何故か後藤(菅田将暉)の過去のみクローズアップされるが、これがあまりにも切り取り方が中途半端なうえに、同じシーンの繰り返しが多すぎてちょっと鬱陶しい。他の人物についてはセリフでの説明のみで多くは語られないが、まあそんなに興味ないのでそれぐらいがちょうど良い。本筋のキューブからの脱出にのみクールに突き進んで欲しかった。 それから、星野源のエンディング曲はまったくこの作品に合っていない。
[インターネット(邦画)] 5点(2023-07-23 17:30:57)(良:1票)
55.  インディ・ジョーンズと運命のダイヤル 《ネタバレ》 
80歳という高齢での体を張ったアクションシーンはさすが。撮り方・見せ方だと思うけど、海外の俳優さんは年齢より20歳ぐらい若い役でアクションも無難にこなすイメージがある。だからいつまでも同じヒーローがスクリーンで活躍し続けることができるんだろうな。  今回もインディは健在だった。が、ストーリーに対するハラハラドキドキよりも、インディの走る姿や敵との立ち回り時の若干の動きの危うさにハラハラドキドキした。(ストーリーにハラハラドキドキは無いですけどね。)  それにヘレナ(一応ヒロイン?)と相棒の少年が最後まで好きになれなかった、というよりキライだった。おまけにアントニオ・バンデラスを小物扱いしてあっさりと殺すとかありえない。  内容は前回(4作目)同様になんか違う感がある。面白くないことはないけど、あっと驚く大掛かりな仕掛けや謎解きが無くて物足りない。 今回の作品を見て思ったが、シリーズ締めくくりという事であれば、インディの子供(息子または娘)が考古学者もしくはトレジャーハンターになっていて、インディは最後の聖戦のショーン・コネリーのように、我が息子(娘)を助けながら大活躍する姿を見せてもらいたかったなあ。
[映画館(字幕)] 6点(2023-07-22 19:21:57)
56.  三度目の殺人 《ネタバレ》 
「怪物」のプロトタイプ、または姉妹品? この作品でやりたかったけどできなかったことを「怪物」でようやく実現したのか? 食品偽装は本当らしいが、それ以外は被告が語ることも、弁護士が語ることも信用できないし、咲江のレイプも事実かどうか分からない。 それに弁護士の戦術らしいが、無関係かもしれない(警察にそのことで疑われていない、事情聴取されていない)被害者の妻を主犯として被告の弁護をするところに違和感。 面会室で境のガラスに重盛と三隅の両者の顔が映り、重なり、そして離れる。それがセリフと絶妙にリンクして心情を表す点は良かったと思う。でも話は面白くない、というか面白くなりきれなかった。
[インターネット(邦画)] 4点(2023-07-22 17:10:50)
57.  ヴァチカンのエクソシスト 《ネタバレ》 
200体の内1体を倒した。若い相棒もできた。上司も信頼のおける人物に交代した。この勢いで、あと続編が199話できそうな感じですね。
[映画館(字幕)] 6点(2023-07-19 00:28:01)(笑:1票)
58.  メタモルフォーゼの縁側 《ネタバレ》 
原作のBL好き女子高生のうららさんに対して、芦田愛菜は優等生すぎるなと思っていました。が、心配ご無用でした。原作の雰囲気を壊さず、また原作とはちょっと違うBL好きの素敵なうららさんがその縁側には居ました。さすがですね。 おばあちゃんの宮本信子は違和感なしでナイス配役と思います。年の差など関係なく2人の友情が静かに育まれていく、心癒される温かい物語です。 それから、おばあちゃんの職業を原作通りに書道教室の先生から変更しなかったこともよかったです。実写化する場合に、何故か原作とは違う才能を開花させられているケースがよくあり、キャラのイメージが壊れてしまってがっかりする作品があるので心配でした。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2023-07-18 22:43:43)
59.  君たちはどう生きるか(2023) 《ネタバレ》 
これ、本当に宮崎駿監督が集大成として監督した作品なのか疑ってしまった。 難解なストーリーを補完する情報が不足していてとても不親切(観客置き去り)、登場キャラの完成度がイマイチ(特にセキセイインコ)、たまに画のクオリティが低い場面があり、冒険活劇としてもドタバタ感はあるがハラドキドキしない凡庸なストーリーで盛り上がらないし感動のシーンも最後までなく、かなりガッカリ。(とはいえ、さすがと思える人物やアオサギの細かな動きも随所にみられるので、これは宮崎駿&吾郎の合作なのかもしれない。) ちなみに、冒頭の火災現場に少年が駆け付け、炎の中を母親を探して走る画風はゲド戦記の粗い作画を思い出したけど、ここは吾郎さんのお仕事でしょうか? 「君たちはどう生きるか」とあるが、この作品はそんなことを私たちに問いかけていない。この説教臭いタイトルを海外公開では変更するらしいが、タイトルに思い入れがないなら、初めからもっと映画の内容に沿ったものにしたらよかったのに。。。  また、作中には過去のジブリ作品で見た事のある場面(キャラ、景色、構図等)が色々差し込まれていて、「クイズ。元の作品はなんーんだ?」的な仕掛けがあり(これも集大成の一つなのかな?それともネタ切れ?)、意味の分からんストーリーを追いかけるのに必死なこちらは、既視感のある場面やキャラ登場の都度、思考が一時停止する。  更に致命的なのは登場人物達に魅力がなく、誰にも感情移入もできないという状態が最後まで続く。いったい誰を応援したらいいんだか…。その上、あらすじを知らないからこの物語の着地点が分からず、どこがゴールで今どのくらいゴールに近づいているのか分からないので盛り上がらず、ただただスクリーン上で展開される場面を追いかけていたら唐突に終わっちゃった感じで、「えっ、うそ、終わり???」で?が3つほど付きましたね。  それから、今回の宣伝を一切しないというのは観客に対してとても不誠実だと思う。今のご時世、映画鑑賞料金はとても高い。上映される作品を楽しみにして、その作品を観るかどうかを決めるのは観客であり、そのためにはある程度の情報は開示すべきだと思う。 お手本にしたと噂の「スラムダンク」とは事情がまったく違うのだ、ということを理解していないのだろうか? 今回のジブリの興行手法には疑問を感じると同時に傲慢さも感じる。イヤなら観るなという事だろうか。
[映画館(邦画)] 3点(2023-07-18 22:14:16)(良:2票)
60.  スーパーの女 《ネタバレ》 
劇場公開当時、またまた知らない業種の裏側を垣間見た感じで、実に新鮮で面白かった記憶がある。久方ぶりに見たがその面白さは変わらないし、勧善懲悪的な流れは疲れた時にも安心して見られる作品だと思う。 ただ、話の途中でいちいち挟む花子と五郎の二人のあの変な踊りがどうにもいやだ。多分当時は気にならなかったのだろうが、今回改めて見て感じたのは、踊り自体全然面白くない上に、なんかバカっぽくて話の流れが止まるのでイラっとしてしまう。 小学校の共通の思い出としてダンスを持ち出して、仲良し同級生感を強調したいのかもしれないが、2人が小学生時代にそこまで太いキヅナで結ばれていたという感じはしなかったけどな。。。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2023-07-05 01:15:12)(良:1票)
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