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もっつぁれらさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 542
性別 男性

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41.  モダン・タイムス 《ネタバレ》 
「街の灯」との2本立てで鑑賞しました(2本立てはキツい)。 まだ、1回しか見ていないので大まかなレビューになってしまいますが、チャップリンが目隠しをしてローラースケートをするところが凄かった!本当にこの人はいろいろと凄い人だ。 そして、この映画の最大の見せ場であるティティナを唄うシーンがこれまた凄い。踊っている間に袖が取れてしまい、笑いと不安が入り混じった状態でドキドキしながら見ていると、見事すぎるくらい見事な唄いっぷりを披露してくれるではありませんか。何が凄いかって、このシーンが映画のクライマックスとしてしっかりと機能を果たしているということ!途中までサイレントと思わせておいて、いきなり本当に唄い始めてしまうので、度肝を抜かれます。このシーンはマジでビックリした!本当に格好良すぎる!!映画のクライマックスとしてこれほどインパクトのあるクライマックスはそう簡単にはお目にかかれないでしょう。映画の途中でも機械の音とかがたまに聞こえてきたりしていたから、完全なサイレントじゃないんだなぁと思っていたので、生声で唄うことはある程度予測できていた部分はありますけども、それでも十分過ぎるくらいの衝撃でした。 こういう映画の作り方をするチャップリンって、本当に凄い人だなぁと改めて(もう何回目かワカラン)実感しました。 また、このクライマックスの衝撃を味わえるのは、チャップリンの過去のサイレント作品を既に何作か見たことがある人だけだと思うので、そういう意味では本作が自分にとってのチャップリンデビュー作でなくて本当に良かったです。 他にもいろいろと面白い場面がいくつもあるので、近々書き直したいと思います。それまでは、点数アップの可能性を込めて9点とさせて頂きます。※
[映画館(字幕)] 9点(2005-05-03 00:00:53)(良:1票)
42.  街の灯(1931) 《ネタバレ》 
サイレント映画の、特に映像作家チャップリンの人物描写の上手さに見事に感服させられました。 まず、冒頭のシーン。「目が見えない」というセリフを一言も喋らずに盲目であることを見る側に伝えきったその描写力に座布団10枚!しかも、完璧に盲目であることをを伝えきってからチャップリンに水をかけるという丁寧さ。盲目であることがハッキリと解ってからのシーンなのでちゃんと笑いが成立するのですが、あやふやなままであのシーンが出てきたら、もちろんコメディとして成り立たないわけなのです(当たり前)。 そして、この映画を見た全ての人の心の中に刻まれるであろうラストシーン。このシーンを見たとき、女の表情が、助けてくれた人の顔を見れて本当にうれしいと思っているようには見えなくて、そんなに感動するかなぁ?とやや疑問だったのですが、家に帰ってきてみんなのレビューを見てみると、自分が見て感じ取った女の表情がやっぱり間違ってなかったとわかってホッとしました。みなさんの仰る通り、これは完全なハッピーエンドではない筈です。チャップリンが、目が治ってよかったね~、と純粋無邪気に喜んでいるのに対し、女の方は「お金持ちの紳士な方かと思っていたのに、ズタボロのルンペンじゃない。けど、治療費をカンパしてくれたし、私の目が治って喜んでくれてるから私もヘンな顔できないわ。それにしても、この人本当にイイヒトそうねぇ・・・」という表情です。これは、相当な人間観察力と描写力とがなければ成し得ぬ業で、私はここにチャップリンの偉大さを見ました。 〔'05.8.27追記〕上記レビューは映画館で1回観ただけで書いたものなのでかなり曖昧なレビューだったようです。 ラストの再会のシーンについてですが、目が治った女の子の方の表情は読み間違いはなかったと思うのですが、チャップリンの表情を読み違えてしまっていました。あのシーンでのチャップリンは女の子の目の手術の成功を心から喜んでいる顔ではありません。あの時のチャップリンは「マズイ!こんなズタボロの出で立ちで見つかってしまった。どうしよう・・・しゃーない、とりあえず笑ってごまかしとけ(笑)」という表情です(けど、うまく笑えてない)。 といった感じで、私の読み間違えがありましたが、いずれにしろチャップリンが鋭い眼光と描写力を持っている偉大な映像作家であることには変わりはないということで、まぁ良しとしましょう(笑)
[映画館(字幕)] 8点(2005-05-02 20:56:52)(良:1票)
43.  或る夜の出来事 《ネタバレ》 
この映画は話の展開がとにかく面白いです。現代の感覚で見ると“お約束”ギャグ満載なストーリーなんですが、ギャグのオチがわかっていても十分楽しめます。若干ではありますが、ややご都合主義なストーリー展開も“お約束”としてつっこまずに見れば良く出来たシナリオだと言えるでしょう。 この映画は、なんといってもエリーですよ。最初はイヤな女に見えていたのが、ストーリーが進むにつれ段々とチャーミングに見えてくるから不思議。ヒッチハイクの時、「私は寝てるから、つかまったら教えてね」なんて言って寝てしまうシーンとか、その直後に車を捕まえて後部座席で楽しそうに話をしている表情なんか凄くカワイイじゃないですか。 クラーク・ゲイブルとのコンビもまた絶妙で、彼がモーテルで服を脱ぐシーンやヒッチハイクのやり方を雄弁に語るシーンなどは脚本の良さはもちろんですが、やっぱり彼の演技力がとても光っていたと思います。 ところで、「ブランコ乗り」の歌をみんなで唄うシーンですが、どうやってあのシーンを撮影したのかがちょっとわかりません。カメラの位置ですが、まず運転手の前に1台、前方からバス全体を見渡すカメラが1台、エリーをサイドから映すカメラが1台、後部座席の楽器を奏でる人たちを映すカメラが1台あり、一つのシーンをその4台のカメラで同時に撮っているだろうと思われますが、エリーのサイドのカメラは被写体から1メートルくらい離れているように見え、エリーの脇には壁がないにもかかわらず、前方からバス全体を俯瞰するカメラに切り替わるとエリーの横にはちゃんと壁があるわけなんですが、このシーンはどうやって撮影したのでしょうか???歌も口パクで唄っているようには見えないので後から音楽だけ付加したようには見えず、かつ、音楽もモンタージュで途切れることなく流れているのでどう見てもワンテイクを複数のカメラで撮影しているに違いないと思うのですが・・・。 それにしても、芸能人でもないただの民間人の一挙一動が新聞のトップを飾るなんて、いい時代ですよね。
7点(2004-11-07 12:53:15)
44.  望郷(1937) 《ネタバレ》 
1937年の映画だけあって、いかにも古典的な雰囲気が滲み出ています。序盤のカスバの街の解説シーンからして、早くも古典的な感じがして妙に嬉しくなってしまいました。 DVDで再度鑑賞してみて感じたのは、音楽の使い方が上手いということ。この映画で終始バックに流れているアラブ系の民族っぽい音楽や、おばさんが昔歌手だった頃の歌を唄うシーン、ラストのあの映画史上に残るといわれる名シーンのBGMなど、全てにおいて文句のつけようがないくらいのシーンにマッチした音楽ですが、中でもレジスを始末する時の音の使い方が特に印象的でした。 ジュークボックスで銃声をかき消す演出(確かに古臭い?)も私は好きなのですがその後に、ペペが、力尽きたピエロに寄り添うシーンまであの音楽が流れていて、すごく悲しいシーンの筈なのにBGMにあのような派手な音楽が鳴り響いていて、この時代でこんな斬新な音楽の使い方をしていることに衝撃を受けました。 また、終盤でペペがカスバを降りていくシーンも、中盤で一度怒り狂って降りていった時との対比があって実に趣のあるフランス映画らしい穏やかなクライマックスで、このシーンも妙に好きです。波止場まで追いかけてきたイネスが「行かせてやって!」でグッときてしまいますが、その後の「ペペ、許して・・」が本当に切ない。泣けます。アナタは全く悪くない!!!
[映画館(字幕)] 8点(2004-10-10 15:53:33)(良:1票)
45.  三十九夜
みんなどえらい評価高いなあ。最後の39stepsの謎をしゃべるところなんかは、あの内容は当時にしてみれば凄く驚愕モノのネタだったのだろうか。私は、な~んだ、そんなことか、とガッカリしてしまったのだが・・・。しかし、ヒッチコックはよっぽど逃走ものが好きだったみたいですね。似たような作品がほかにも多数あるけど、どれも自分の好みではないです。汽車が走り出してから列車に飛び乗るシーンが妙に印象的でした。時代を感じさせますね。今じゃ絶対ありえない・・・。
4点(2004-06-06 14:33:11)
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