Menu
 > レビュワー
 > 哲学者 さんの口コミ一覧。3ページ目
哲学者さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 50
性別 男性
自己紹介 人生半世紀を超えた。たいていのことは許す。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順123
投稿日付順123
変更日付順123
>> カレンダー表示
>> 通常表示
41.  ユージュアル・サスペクツ 《ネタバレ》 
筋立てに凝りに凝った映画なんだが、意外に記憶に残らない。1回ビデオで観たのにころっと忘れて、1~2年後にもう1度ビデオ屋で借りた。カイザーゾゼの名前が出てきたところで、一緒に観てた妻(妻は1回目)に「あれ、カイザーゾゼって別の映画にも出てきたよ。だって、前そういうヤツが出てくる映画観たもん。」 妻は不思議そうに「どういうこと。それこの映画なのよ。」 まだ気づかず「え、違うよ、カイザーゾゼってヤツが出てくる別の映画だよ」って大ボケかましてしまった。中ほどでうっすら見覚えのあるカットに愕然。あちゃーと思いながらも、ラスト直前で、画面上のケビン・スペイシーを指さして、「こいつすたすた歩くんじゃないかな。な、ほら、やっぱり」って気づくの遅すぎ! オイラのガッツ化が進んでいるのか、凝りすぎがかえって印象を薄めているのか。後者だと思いたい。
6点(2004-06-29 02:53:58)
42.  シンシナティ・キッド
アン・マーグレットが出てる。ポーカー勝負はさほど面白くなかったけれど、アン・マーグレットの表情を見てると飽きなかった。男を根っから小馬鹿にしてるイケイケ超美人の年増、っていう雰囲気をあんなに上手に出せる女優、ほかに思いつかない。彼女だけで3点プラス。
6点(2004-06-26 02:49:36)
43.  ドクトル・ジバゴ(1965)
封切り時には子供だった。で、しばらく前にビデオで見て、なんとべたべたの大衆小説だったんだなあ、と或る意味感心してしまった。人と人があっちこっちでばったり出くわす、という都合のいい筋立てが大衆小説の神髄だと思うので。ジバゴはけっこうよい思いをしながら達者に世渡りできてる男だし、ラーラは依存的な感じの始末に負えない美人系だし、うむー、そんなに深い話じゃないぞ。ストーリーは「NHK朝の連ドラ+冬ソナ」の水準ではないかと。波瀾万丈の悲恋?を楽しめるヒト向き。
6点(2004-06-18 15:17:49)
44.  リービング・ラスベガス 《ネタバレ》 
アメリカ枯れススキ。または、ラスベガス心中。女は死なないけど。自ら意志して酒を飲み続けてダメになっていく、っていうポジティブなダウンビート志向は、思想として興味深い。恨みとまったく無縁の破滅型っていうのは、有りそうで無いから。でも、映画としては、さほど面白くならなかった。俺はホントにこれでいいんだから、って消えていく人は、あっそう、つって送り出すしかないじゃない。本当は背後にあったかもしれない葛藤が、この世のストーリーにならなかった。合掌。
6点(2004-06-14 09:55:09)
45.  愛しのローズマリー
そこそこ笑えるけれど、いまいちのれない。「人間、或る程度は、顔や」と言い切る吉本新喜劇のサベツ思想の方が、嘘が無い分だけ好ましい。すっきり美人のグウィネスが、太ってるんで控え目になるしかない性格をかわゆく演ずる。常日頃美人には押され気味になるフツーの男にとって、主人公に感情移入して観てオイシイ映画。
5点(2004-06-14 10:47:47)
46.  パットン大戦車軍団 《ネタバレ》 
邦題からドンパチだけの安い戦争映画を予想していたが、違った。パットンの人となりを描く伝記映画だった。粗野だが情誼に厚い根っからの武人が、戦場では幾度も鮮やかな勝利を収めながら、政治的理由で冷遇されて去ってゆく。全体の流れは源義経や木曽義仲の伝承譚にそっくり。この筋書きには、古今東西、人々に訴える何かがあるらしい。だから、淡々とした撮り方で単純な物語をあっさり見せているのに、長さを感じさせない。これがアカデミー賞を取った1970年は、アメリカがベトナム戦争にはまりこんで進退きわまっていた頃。熱帯アジアの泥田で米兵が死んでゆくニュース映像がアメリカのテレビで流れていた時代だ。あるいは『イージーライダー』や『真夜中のカーボーイ』や『ソルジャー・ブルー』といったアメリカンニューシネマの時代。それを思うと、この古くさい映画がどんなニーズに応えたのか分かる。アメリカ大衆の無意識は、ヨーロッパの平原を苦難に耐えつつアメリカ機械化部隊が進撃してナチに占領された都市を解放する、っていう映像を切望していたに違いない。今観ると、古めかしい偉人伝の良さが無くもないが、戦争を扱った現代映画として完全に問題外。
[ビデオ(字幕)] 4点(2005-07-24 10:41:23)
47.  ヴァキューミング 《ネタバレ》 
 うまくやれば傑作になれたのに、何かが足りなくて、救えない失敗作になってしまった、といった感じの映画。DJ志望の気弱な男の子と、可愛いけれど怒りっぽくてビミョーに太りすぎのガールフレンドのエピソードはなかなか渋い。特にガールフレンドに逃げられた後の男の子の取り乱し方が痛ましい。古新聞を溜め込んで頓死する無表情な老女も悪くない。ティモシー・スポールのセールスマンも暑苦しさ抜群、異常性全開、汗臭さ満開で、映画の屋台骨を支える力は十分ある。それなのに、全体として「これは失敗作だな」と思わせるのはなぜか? わけの分からない人物が多数出てきて、行き当たりばったり、力の限りぶつかり合っている。これは悪くない仕掛けだけれど、この全体を見下ろして意味づける視点が映画の中で生み出されない。欠陥はこれだと思う。そんな視点なんか現代にはないのだ、というのも1つの立場だが、この映画はその立場を取っていないはず。ありきたりの不条理(『マルコヴィッチの穴』みたいな)に逃げないのはよいことだ。でもそれなら、例えばティモシー・スポールが海に掃除機を売りつけながら死んでゆく最後の場面は、どうにも中途半端だ。意味なんか無いのだと居直るには意味ありげだし、意味があると言い切るには話が見えない。秩序ある日常生活も、一皮めくれば異様な人々で溢れている、という基本の方向は間違ってないけれど、そんな人々が吸い込まれてゆくもう一つ奥の秩序が見えない。その秩序をかすかにでも感じさせてくれれば(つまり、海に掃除機売るとどうなるの?ってことだ)、凄い傑作になっていたかもしれない。
[ビデオ(字幕)] 4点(2005-07-24 10:36:18)
48.  ドニー・ダーコ 《ネタバレ》 
なんかの勘違いからできた映画じゃないか。理屈を言いますが。現実の世界では、タイムトラベルもパラレルワールドもありえない。でも映画なら何でもできる。バック・トゥ・ザ・フューチャーでも戦国自衛隊でも(←古い!)何でもあり。飛行機のエンジン落下で事故死した少年が生きるパラレルワールドだって、映画なら、そのままあっさり表現できる。化け物ウサギだって、ぜーんぜんオッケー。映画はそもそもそういう有り得ない架空の出来事を現実みたいに映像化して見せる仕掛けなのだ。だから、この映画で制作側が不思議現象として見せようとしている事柄は、すべて、《現実にはありえないけれど映画なら容易に表現できること》なのですね。映画ならフツーにやれるじゃん、というレベルの事柄を、ことさらに、現実世界でなら不思議なんだからという理由でもったい付けて見せようとしたために、変に混乱してしまった、という印象。
3点(2004-07-04 15:19:13)
49.  K-19
壊れた原子炉を修理する地味なハナシ。ろくな防護服もなく炉心近くで修理したのが自己犠牲的で偉いって言われても、もともとずさんな装備で無意味な作戦をしてんだから共感できない。自分は死んで仲間を救った、というのも所詮は内輪の美談だしねえ。というわけで、どうしてこの筋書きでウケると製作者が期待したのかが謎なんだが。
3点(2004-06-15 12:06:47)
50.  ドリームキャッチャー
映画のダメなところは、実は、原作の欠陥そのもの。原作も、前半と後半が違うハナシになってて、名手キングでもこんな失敗作があるんだ、と読んでびっくりした。ハナシの構造上の欠陥は、コトバから画像にメディアを変えても修復不能だ、という真実を学べる映画。ちなみに、前半の、4人組の幼年期の回想と森での災厄との遭遇あたりは好み。
3点(2004-06-15 10:00:41)
000.00%
100.00%
200.00%
336.00%
424.00%
512.00%
6510.00%
71122.00%
81938.00%
9918.00%
1000.00%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS