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ハッシーふりかけさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 58
性別 男性
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41.  戦艦ポチョムキン
「オデッサの階段シーン」は素晴しい。このシーンだけはこの映画の中で際立って見える。上段から崩れるように流れ堕ちる人々は、それまでの勇猛さが嘘のように必死で、思想を失い恐怖に怯える愚衆でしかない。それまでに大きく強く恐しく描写された専制政治はこの映画を象徴していた。切迫した臨場感を増す乳母車の演出はこの映画を代表するワンシーンとなった。ー方でこの映画は革命への強い熱気を帯びたプ口パガンダ映画であり、その過剰なまでの反発には説得力が薄く、歴史的技術的価値以上のものは見入出せない。
[DVD(字幕)] 6点(2006-08-13 18:40:10)
42.  突然炎のごとく(1961)
この作品の邦題は何故「突然のごとく」なのだろうか?原題の直訳「ジュ一ルとジム」で良かったのに。この映画を単なる男女の三角関係ものとして見るならば、面白さは4分の1ぐらいになってしまう。この映画はあくまでジュールとジムの話であり、大きな“もしもシりーズ”なのだ。もしも強い友情で結ばれた俺とお前の間に、ジャンヌ・モローみたいなファムファタルな女が現れたらどうなっちゃうんだろ?というお題の答え捜しの場所なのです。トリュフォーは見ている私達の中にいかにして入っていこうか、という事を考えた時に思ったのです。誰もがー度は経験あるような「友達の好きな女を好きになる」という状況。そんなありふれた状況を誰しもがやらないであろう3人で同棲というあり得ない形でやってみよう。ってか、何であり得ないんだろ?意外に楽しいじゃん。俺達3人とも狂ってる、って割り切っちゃえば意外に楽しいじゃん。あぁ、でも3人いつもー緒なら楽しいけど、2対1で分かれると何か切ねぇな・・・みたいな。この作品を見た人は嫌でも自分と友人を重ねてしまうのです。そんな観客参加型のエンターテインメントとして解釈すれば、メチャクチャな気分屋としてしか描写しきれていないジャンヌ・モローも1つの装置であったと理解できるのです。また、この作品をおもしろくない恋愛映画としても見えるように着飾らせ、まとめあげた上手さこそがトリュフォーの作品の安定感であり、上品さであるのだ! プゥゥ
[ビデオ(字幕)] 6点(2006-07-17 03:50:39)
43.  シェルブールの雨傘
すげーな。何でこんな事しようと思ったんやろ?歌いっぱなしって。こんな作品絶対見てるほうはダルくなるはずやもん。高いハードル飛び越えた感じ。フランス語のテンポの良さとか言葉の丸みがすごい綺麗だったし、単調にならないようにしっかり展開があって見飽きなかった。ポップな音楽と画面の配色もすごく心地良かった。ただ、ストーリーの内容自体は冗長で、何か内容が無いのに必死にごまかしてる感じが否めなかった。キャラも薄いし。でも、ミュージカル嫌いはちょっと直りそうな作品。
[ビデオ(字幕)] 6点(2006-06-12 03:16:06)
44.  蜘蛛巣城 《ネタバレ》 
ちょいコメディなんかな?戦国時代が舞台で、幻想に翻弄されて身を滅ぼす武将を描いた作品。常に周りを疑い、誰も信用できなくなっている戦国の世をシニカルに上手く表現できていた。三船が扮する主人公がすげぇ情けない感じで、だんだん精神的にマイってくる所は三船敏郎の演技力の高さはうかがえた。ただ、キャラクターが大雑把に描かれ過ぎてるように思えた。奥方役にしても、最初はすげえ残酷な事するくせに、ラストの方は罪の意識に耐えられん・・・みたいな事言い出すし。何か全部のキャラがストーリーに引っ張られててる感じが否めなかったかな。まぁラストが面白かったからいいや。三船が弓矢で狙い撃ちされるシーン。矢の量が多すぎる!思わず笑ってしまった。ずりぃわ。全部持っていかれたかな。
[DVD(邦画)] 6点(2006-04-19 03:46:49)
45.  モーヴァン
見ていて終始感じたのはモーヴァンのたくましさ。そもそも「たくましい」ってどうゆうことなんやろう?って事を考えた時に、この作品のモーヴァンのような生き方をこれから先は考え付くんやろうな。「たくましさ」とは体がゴツい事でもなければ、恐ろしい事や気持ち悪い事をやってのけるような勇気のある人間ということでもない。モーヴァンのように彼氏の死という状況でさえも冷静に見つめて利益を求め、ミミズのような気持ち悪い生き物をいじくりまわして、彼氏の死体を埋める。こんなことを何のためらいもなくできる世間刷れした感覚の持ち主の事やと思う。そんなモーヴァンをこの作品では力強く、サラリと描いていて、何の嫌味な感情も持たせない。常にハングリーでアクティブな彼女がとても羨ましくなるし、自分の人生を切り開こうとする強さが作品から溢れていて、俺みたいなもんが見ると心が痛んだ。あとは、ちょっと作品の時間が長いかな。ゆったりしすぎて作品の内容に見合った時間とは思えない。
[ビデオ(字幕)] 6点(2006-04-18 05:10:03)
46.  ドアをノックするのは誰?
カッティングの歯切れの良さや構図の見せ方、とりわけパンショットの使い方は瑞々しく、ストーリーの構成や重ね方の面白さは興味をそそる。本当に面白い。男女間の考え方や感じ方の違い、愚かしさを明確にしながら語られるストーリーも嫌いではない。ただ、どうしてもうまい演出が執拗に感じてしまうのも確か。客観的で無慈悲ともとれる救いの無さが滲み出るこの作品の抱える重さと、見せる音楽、展開にリズムを与えるカッティング、これらがしっくりこない。遊んでいるように見える。シーンに拘り、技術に拘り、一生懸命に積み上げた結果が単なる突き放し映画なら、技術自慢でしかない。冷静に淡々と見つめる監督の目線を感じとることができなかった分、内容から逃れているようで感心しない。まぁ、これが自費ってのはすごい事やけど。そリゃあ、無理してでも詰め込むわなぁ。
[DVD(字幕)] 5点(2006-08-10 22:19:14)
47.  ニノチカ
資本主義万歳。社会主義国を徹底的に馬鹿にする一方で、レオンが社会主義的な平等に影響受けちゃったョ、みたいな心にも無いような気遣いを見せることで自然に資本主義って素晴らしい!自由って最高!みたいな空気作ったな。すばらしいよ。よくまとまってる。でもさ、それにしてもロシアを無茶苦茶に描きすぎや。ニノチカ、パリにて初めての恋愛に出逢う、って。どんな国やロシアは。国民総去勢か。最後なんか笑ってしまったわ。「パリよ大好きなのさぁ」とか歌いだすんやもん。ビリーワイルダーらしい脇を固めるキャラクターの可愛らしさ、憎めなさは感じたけど、風刺にしても何にしてもさりげなさが無くイヤラシイ。まあコメディーベースだし、こんぐらいザッパでもそれなりに見えるっちゃ見えるけど。
[DVD(字幕)] 5点(2006-08-01 00:32:08)
48.  失われた週末
脚本がつまらないのが致命的。アル中男をえらく強調する割に、そうなる以前の彼、なったきっかけをあっさりと流してしまっている分、兄貴との関係性が見えないので、あのタイミングで見放す理由もはっきりしないし、へレンがあそこまで入れ込む理由も分からない。こんな安易で粗雑なストーリーの中では、流石の演出、ユーモアも生きてこない。グラスの跡が増えいく見せ方や、ボトルを影で見せる小道具使いはまあまあ良かっただけに残念。やっぱりワイルダーはコメディに限る。この作品では彼の芯の部分は見せきれていない。
[DVD(字幕)] 4点(2006-08-11 17:19:19)
49.  スウィート・ムービー
ストーリー性はほぼ無い。ミス処女コンテストで選ばれた美女のくだりは直球で、保守主義批判やら資本主義批判やら。コメディみたいなスタート切ったくせに思想に溺れてて完全にすべってるし、これみよがしにしか見えない。水兵やら女船長やらのくだりにいたっては、どうしたいんか分からん。このくだりも同様にあちこちに社会批判やら政治批判、何か記録フィルムとかもカットインしてくるからそんなんからも何か考えろと。こっちは大した学もねえし、雑把な感覚でしか捕らえられん訳で、答えあるか分からんような健康体操とかまでこっちは必死に咀嚼してんのに、そんな中で砂糖やら嘔吐やらカルトみたいなシーン入れられて、「dont think feeeel!」みたいな事されても無理やわ。どっちかにしようや。快楽の白い粉の中で絶頂に達し、死すらも麻痺させ、性的興奮すらも象徴してしまう魅惑の「スウィート」という感覚。見た人全ての価値観を根底から揺るがすようなインパクトに届けと本当に願うなら、そこに集中してほしかった。 散漫な印象を受けた。
[ビデオ(字幕)] 4点(2006-06-30 05:29:46)
50.  赤ちゃん泥棒
純粋にコメディー映画。なかなかまとまってるんだけど面白みに欠けるかな。典型的すぎてて、もっと冒険した所があっても良かったように思う。小ぢんまりまとまりすぎててるんやろうな。ただ、このほのぼのした世界をキッチリ作れる実力があるからコーエン兄弟は強いよな。コメディーの基礎がしっかりした作品だと思う。
[ビデオ(字幕)] 4点(2006-04-20 00:11:00)
51.  スーパーサイズ・ミー 《ネタバレ》 
1日3食×1ヶ月間ファーストフードに挑戦って映画。同じドキュメンタリー映画ならマイケル・ムーア監督作品よりはるかに好印象。監督自ら危険冒してサンプルになってるから。しかも、銃の問題なんかより日本人でも移入しやすい「食」に対する社会問題だし。随所で出てくるブラックなドナルドは可愛かったな。やっぱり土足でドカドカ踏み入って、バッシングだけして金儲けしてる監督よりはよっぽどましだと思うわ。応援してあげたい。でも…やっぱドキュメンタリーは…もういいかな。テンポ悪いし。ってか俺がもっとオデブちゃんなら真摯に受け止めたかも知れんけど…。いまいちピンと来ない。
[DVD(字幕)] 4点(2006-04-18 02:52:45)
52.  黒いオルフェ
何か神話とか臭わせるから嫌~な予感したけど、やっぱりそうやったんやな。ストーリーちゃっちい。面白くも何っとも無い。ひと目見た瞬間からここまで愛に狂われても、頭おかしいんじゃねぇの?ってなるわオルフェ君。ってか、この映画のストーリーは誰しも気がつく駄作。そんなツッコミ所いっぱいのストーリーを、神話が土台にあるから良し、みたいにできない。幼稚やわ。何か、「先生の言うことは全部正しい!」に近いもの感じるわ。ただ、サンバとかボサノバを世に広めるキッカケともなった映画、という要素は認めてもいい。そもそもカーニバルは、この映画にあるような貧困に苦労する黒人達が一年に一度、日々の鬱憤を晴らす夢みたいな日だったという事。まぁ、何となく分かるやろ・・・そのぐらい。んで、こんな神話的悲劇ストーリーとサンバは噛み合ってもないしね。そんな食べ合わせの悪さもギリシャ神話で片付けられたらお手上げやけど。
[ビデオ(字幕)] 3点(2006-06-27 04:17:36)
53.  天井桟敷の人々
こんだけ金かけて無理して映画作るなよ。大した構想も無いくせにセットだけ先に作って、後から脚本書きながら撮り進めたようなストーリーやったな。テレビドラマか。ってか昼メロか。いちいち細部までツッコムのもだるいわ。展開のためオンリーなガランスの行動は理解に苦しむ。散々苦しみながらも色んな角度から個々のキャラクター探しをしてあげた苦労を無に帰すように連発する歯の浮くようなセリフの数々と、ドンドン安くなっていくストーリー。手がグーになる。途中ちょっとだけ妥協点が見えかけたのよ。パリに戻ったガランスの再登場の時に、ガランスとの恋愛を通じて本物の演劇人として成長した才能豊かなバティスト。ガランスのバティストへの想像を超える想いを聞いたフレデリック。ああ、これでフレデリックも何か新しい価値観を得た事で、豊かに成長して、ああ、演劇と恋愛・・・・・的な感じで進むんやろうなぁ、って。。。それ以下やった。みんなグズグズになっていった。ドンドン昼メロなっていった。ゴールに向けて必死なストーリーの中で、明らかに作らされたナタリーとの間の子供にも安易すぎて驚いたし、恋愛とも展開ともキャラ付けにも関係ないガランスの『貧しさは美しさ』的な発言や、『裕福と愛情は相反する』的な発言がちょいちょい飛び出すのもいちいちイラッとくる。最後の祭りの中を必死でガランスを追うバティストには逆に感動すらした。どんな映画でもこんなシーン入れときゃそれっぽく見えるもんなんやなぁ、恥ずかしげも無くよくやるもんやなぁ、って。それにしても長かった。 胸焼けする。
[ビデオ(字幕)] 2点(2006-06-29 05:43:21)(良:1票)
54.  マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ
子供と母親との関係や他者との結びつき、ひいては社会に入るということの始まりを学ぶ期間を描きたかったんやろうけど、全然響かない。なぜなら、ノスタルジー感じさせようと意気込んで作ってるのが見えるから。子供の頃にこんな事あったら辛いだろうな・・・とか、子供だからこうなっちゃうんだよね・・・・なんて大人が勝手に作り出した「子供らしさ」の中で勝手に思いをめぐらせてるだけの話。でもそんな「子供らしさ」なんか虚像じゃない?子供の頃からもっと色んなこと理解できるし、子供だって色んなこと考える。大人なんかよりもっと柔軟かもしれない。でも自分の理解を超えて心が痛んだり、ハッキリ理由が分からないけど嬉しかったりする。経験の差なんやろうな。この映画に出てくるような単純な思考回路持った子供にリアリティー感じて共感し得ない。ってか、こんな子供を画面の外で見たことが無い。
[ビデオ(字幕)] 2点(2006-04-22 05:20:08)
55.  レイクサイド マーダーケース 《ネタバレ》 
最近の子供は恐いなぁ・・・詰め込み学習がいけんのやろうか。引きこもって勉強ばっかりせんで外で遊ばんとなぁ・・・あ、でも運動の時間も設けられてたよなぁ・・・って チャオズ!(!?) なる訳ねえやろ!えええ!?ここはどこや?どこ連れて来られたんや?新感覚派的なノリ!?青山真治にはこう映ってるのか!?子供がこんなに単純で不可解な生き物に映ってるのか!?ユリイカは何やったんや!?何なんや!薬師丸ひろ子が未来が見えるとかいう設定とか、役所広司の目が光に弱いとか、要らんよな!?絶対要らんかったよな!?雰囲気だけ借りてラストちょっとホラー匂わせてみたりとか・・・あの死体は復讐にでも来るってか?マジで理解に苦しむ。ってか、役者の演技の質が云々とかいう以前に、誰一人として感情移入できるキャラクターがおらんかった。なんかキチガイみたいな連中が集まってワーワーやりよんだけにしか見えなかった。 もし、この映画の舞台が天気の良い普っ通の湖畔公園やったら何一つ成立せんよね。 怒られるで。
[DVD(邦画)] 1点(2006-05-03 18:00:35)(笑:1票)
56.  髪結いの亭主
このストーリーが全部オッサンの妄想オチというなら6点。ルコントの妄想オチなので1点。 気でもふれたか。
[ビデオ(字幕)] 1点(2006-04-22 05:41:31)
57.  8人の女たち
ストーリーはまあ映画的な感じだし、ラストもそこそこキマってんのに・・・。この映画のキモとなっているミュージカルが全然ストーリーと噛み合ってないし、何でミュージカルにしたのかサッパリ分からない。ストーリーの雰囲気を中途半端に踏襲してるだけにややこしいだけだし、ふざけてるように見えるだけ。何らかの化学反応でも狙ったつもりか??無神経すぎるやろ。ってか、分かっててやっててもセンスない。これだけのメンツならミュージカル抜きで徹底してキャラクター描写にこだわって群像劇にしても良かったわけだし、それか逆に『シカゴ』ぐらいミュージカルがハマるようなストーリーの展開にしても良かったわけやし。何かなめられてる感じが鬱陶しくしか感じない。
[ビデオ(字幕)] 1点(2006-04-19 21:16:02)
58.  理由(2004)
正直おもしろくなかった。もともとの小説ではきっと素晴らしくよくできた作品だったんやろうな…っていうのは分かるけど、映像化に意味を見出せなかった。すばらしく複雑なストーリーなので、160分ストーリー説明のために演者がしゃべりっぱなし。正直きついし、演者の個性も結果的に殺してしまってる。こんな事ならやめとけばよかった~っていう監督の顔と、撮りあげた事への安堵の顔が目に浮かぶ。
[DVD(邦画)] 1点(2006-04-18 03:29:08)(良:1票)
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