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ESPERANZAさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2254
性別 男性
年齢 77歳
自己紹介 団塊の世代 映画鑑賞歴50年以上 見た映画はおよそ3000本?

1960年~1985年頃はよく映画を見に行きました。その後2000年頃までは忙しくほとんど映画を見なかったのですが、DVD登場とともにまた見るようになりました。最近はメモと記憶を頼りに昔見た映画のDVDを探して懐かしんでいます。

ESPERANZAとはスペイン語で、「希望」の意味です。夢や希望、感動を与えてくれる映画は好きですが、むごたらしい映画や命を粗末にする映画は嫌いです。

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41.  鴛鴦歌合戦
ハリウッドで「風と共に去りぬ」や「オズの魔法使い」が作られていた頃、日本でもこういうミュージカルがあったのだと改めて驚く。そもそも時代劇でミュージカル、戦後の美空ひばりは知っていたけど太平洋戦争前の映画だとは・・・。若いディック・ミネにも驚くけど、何と志村喬までが歌っているとは天と地がひっくり返るような驚きだ。またストーリーも結構おもしろいしすばらしい。永遠に残しておきたい貴重なフィルムだと思う。DVDが出たので即購入。
[DVD(邦画)] 10点(2012-12-16 09:13:11)(良:2票)
42.  隣りの八重ちゃん
とても仲の良いお隣さん同士だけど、昔はさほどめずらしいものではなかった。だが隣家におじゃまして飯までとなると格別、恵太郎と八重ちゃんも兄妹同然というかそれ以上。割って入るのが高杉早苗の女友達かと思いきや出戻りの姉とは。そうか岡田嘉子と言えば実生活でも波乱に富んだ人生を送ったんだったっけ。このモーションをかける姉と落ち着かない態度の妹の心理描写が実に良い。
[DVD(邦画)] 6点(2012-11-25 19:18:15)
43.  鶴八鶴次郎(1938)
鶴八鶴次郎で人気を博していた前半は、何でこの映画評価が高いのだろうかと思いつつ見ていたが、喧嘩別れをしてからの後半はぐっと深みを感じた。佐平の藤原釜足が良い。このときまだ30代の若さなのだが老け役がすばらしい。名脇役たるゆえんがすでに感じられる。もちろん20歳を過ぎたばかりの山田五十鈴の貫禄はもっとすばらしいが・・・。ラストのあっけなさに驚くとともに、情の深さに恐れ入る。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2012-11-21 23:28:04)
44.  西部戦線異状なし(1930)
死にに行くための戦争が断片的に延々と続く。死ぬのが一瞬の者もいれば、足を切断され苦しみながら死ぬ者もいる。映画は戦争のそういった現実を描いていて、当時としてはかなり貴重なものだったろう。なおDVDでの上映時間は発売年によってまちまちだが、おおむね130分前後である。
[DVD(字幕)] 4点(2012-11-12 19:17:40)
45.  丹下左膳餘話 百萬兩の壺 《ネタバレ》 
「金輪際送っていかないぞ」と言った次の瞬間には送って行っているし、「竹馬なんて乗るもんじゃありません」の次の瞬間は竹馬に乗っている、というようなすごいスピード感。小さい方の的をねらって大きな方の的にあたるなどのこっけいさ、そして人情味ある丹下左膳、この映画の良さをあげると次から次と浮かんでくる。さすがは天才山中貞雄の人情紙風船とともに歴史的名作だ。  
[DVD(邦画)] 9点(2012-10-20 22:53:15)
46.  グランド・ホテル
中心になるのは男3人と女2人、女優の二人は当時の大スターグレタ・ガルボとジョーン・クロフォード。クロフォードの方は3人の男性と関わってくるが、ガルボの方は男爵以外の関わりはほとんどない。そして女性二人はとなるとスクリーンに同時に登場することはまったくない。これは原作ヴィッキイ・バウムの小説がそうなのか、ガルボの存在がまったくの別格であったのかは知るよしもない。男性陣の中ではクリンゲンライン役のライオネル・バリモアに好感を覚える。他の出演作素晴らしき哉、人生!や我が家の楽園の印象が強いからかもしれないが・・・。
[DVD(字幕)] 7点(2012-10-20 06:56:11)
47.  愛染かつら 総集編
「愛染かつら」という映画は知らなくても、「花も嵐も 踏み越えて~」で始まる歌を知っている人は結構いると思う。戦前の大ヒット曲「旅の夜風」である。私の子どもの頃、戦前戦後のなつかしのメロディとして必ずと言って登場したもので、映画「愛染かつら」の主題曲だった。映画は戦前の作だけあってなかなか見ることができかったが、田中絹代生誕100年記念のDVDでようやく念願かなった。 フィルムも痛み総集編だけしか残っていないのが非常に残念なことであるが、それだけに大変貴重なものだ。若かりし田中絹代や上原謙が見られるだけでもとてもうれしい。 京マチ子、岡田茉莉子を見ても、高石かつ枝はやっぱり・・・。 
[DVD(邦画)] 7点(2012-09-15 15:09:38)
48.  チャンプ(1931)
フランコ・ゼフィレッリのチャンプが良かったので、こちらも見たがいまいち。オリジナルの良さが見出せなかったし、チャンプという人間もあまり好きになれない。子役もこっちの方がちょっとませている。
[DVD(字幕)] 5点(2012-07-15 15:27:11)
49.  痴人の愛(1934)
とんでもない女に捕まってしまったと言えばそれまでだが、男と女、人間と人間の結びつきは理屈では計り知れないものがある。それが人間の絆というものだろうか。一度や二度でなく、三度も四度も・・・。心の底から私が悪かったと惚れた女性から謝られるとついつい・・・。端から見ればなぜ、どうしてと思うのが当然なのだが、人体の模型が恋する女性に見えるくらいなのだからどうしようもない。 この憎たらしい女性から、妖しげな女性、惨めな女性までを演じたベティ・デイヴィスの演技は神業か。
[DVD(字幕)] 7点(2012-07-07 15:58:19)
50.  類猿人ターザン(1932)
最初のうちは、アフリカの原住民とジェーンたちの映像が合成されていたり、背景もセットのように思われ好きでなかった。それに何もしないカバに向けて発砲したり、従者の黒人をむち打ったりするのも。 中盤ターザンが登場してからはよい。特にライオンとの闘いには驚いたし、チンパンジーや象もびっくりするほどターザンに従う。またターザンとジェーンのふれあいも結構良い。
[DVD(字幕)] 6点(2012-06-29 05:53:10)
51.  ジキル博士とハイド氏(1931) 《ネタバレ》 
原作はスティーヴンソンの名作「ジキル博士とハイド氏」、ジキル博士とハイド氏の違った人格の二重生活を扱ったものだが、私にはいまいち内容がピンとこなかった。しかし、この映画は実にわかりやすくコンパクトに描いていると思う。 昔はジキル=善、ハイド=悪というとらえ方が一般的で、ジキル=偽善、ハイド=正直や、ジキル=紳士、ハイド=野獣にもなった。それが淀川さんの解説(全面ネタバレに近い)によって、人間そのものが善良で抑制心を持つ面と本能のままに自由に生きたいという面の二面性を持つものであり、その悲劇を主題にした映画だった。 この名作は数多くの映画や舞台劇、ミュージカルから少年少女向けのお話まで、数多くリメイクを生んできた。映画に限っても、フレデリック・マーチだけでなく数多くの名優が演じてきたが、さすがに彼は主演男優賞をとるだけあってすばらしいし、映画も大変わかりやすい。  ところでこの映画見るとどうしても「フランケンシュタイン」を思い出してしまうのは私だけかな。
[DVD(字幕)] 7点(2012-05-30 01:28:44)
52.  スタア誕生(1937) 《ネタバレ》 
先にガーランドの「スタア誕生」を見ていただけに、こちらの方はどうもあっさりしすぎに思える。新進の女優と落ち目のスターの物語だから、エスターが女優として登り詰めるまではこれでよいと思う。だが二人が結婚してからの栄光と悲哀は、もっと色濃く出しても良かったのでは・・・。 夫の葬儀のときでさえ、ヴィッキー・レスターとしてフラッシュを浴びていた彼女が、ラストでファンに向け「ノーマン・メイン夫人です」と自分を紹介するのには、思わず涙が出た。 ストーリーとしては良くできており、原案賞を得たのも頷けるし、これがガーランドリメイク版を生むことになった。 
[DVD(字幕)] 6点(2012-05-11 08:46:48)
53.  
一瞬、モームの小説とラストが違うのかと思ったが、そうではなかった。出発の前の晩とその当日の対比がすばらしい。短編らしく多くは語られていないが、何がどうなったのかを見事に表現していると思う。 雨の描写、主役の二人の演技、これが映画だ。淀川さんの名解説も心に残る。
[地上波(字幕)] 8点(2012-04-07 06:47:56)
54.  真夏の夜の夢(1935)
オープニングから序曲「真夏の夜の夢」で始まり、スケルツォそしてあの有名な結婚行進曲まで、メンデルスゾーンのクラシック音楽を存分に聞かせてくれる。幻想的な雰囲気も出ていて、森の妖精たちが出てくるシーンが良い。 貴族の男女の恋物語と職人たちの素人芝居、妖精の国のオベロンやタイタニアなど、登場人物も多彩で絡み合う。シェークスピアの戯曲とモノクロの雰囲気がよくあっているように思う。 登場人物の中では、オリヴィア・デ・ハヴィランドの美しさが抜きんでているが、子役で名をあげたミッキー・ルーニーのパックの演技は見事というほかない。 たたラストの素人芝居は何がおもしろいのか、私にはわからなかった。  
[DVD(字幕)] 6点(2012-03-31 13:36:30)
55.  ワルプルギスの夜
バーグマン初期のスウェーデン映画出演であり、大変貴重である。映画は確かに古さを感じさせるが内容は悪くないと思う。 スウェーデンの出生率の低さは何に起因するのか。結婚したがらぬ独身男性が多いためか、住宅事情か、いや愛情の問題だ。映画がスタートしたときは、ホームドラマかコメディかと思っていたら、中盤で事件発生、サスペンス調になる。ま、それも収まって最後はめでたく・・・。やっぱり古い映画か。 バークマンが20になるかならないかの映画だが、後世の気品はすでにあり。 
[DVD(字幕)] 6点(2012-03-26 20:08:33)
56.  マタ・ハリ(1931)
有名なグレタ・ガルボの「マタ・ハリ」だが、私にはのんびりしすぎてどうも好きになれなかった。スパイ映画というより、ロマンス映画に近いかも・・・。
[DVD(字幕)] 5点(2012-03-24 15:19:01)
57.  フランケンシュタインの花嫁 《ネタバレ》 
盲目の老人と口のきけない怪物の小屋での安らぎの幾日、老人によって怪物も言葉を覚え少しずつ人間の心に近くなっていく。(バックに流れるアヴェマリアは実に効果的) しかし狩人に見つかり再び追われる目に・・・。 奇跡的に助かったヘンリーも二度と人間は作らぬと心に決めているものの、新たな博士の登場が運命を変える。そしてラストは・・・。 言葉の意味を理解し、少しでは話せるようになった怪物だけに、悲しさは前作をさらに上回る。
[DVD(字幕)] 7点(2012-02-29 13:29:31)
58.  孤児ダビド物語
「オリバー・ツイスト」や「クリスマス・キャロル」の著書で有名なチャールズ・ディケンズだが、「デイヴィッド・コパフィールド」の名前はあまり知られていないようだ。私もこの映画で初めて知ったのだが、結構有名なものらしい。特に前半はディケンズの自伝とも呼べるもので、苦労をしながら小説家になるまでの少年時代を実にうまく描いている。それは波瀾万丈というよりも、多くの個性的な人物との出会いである。 映画もまたそれぞれの人物像がとてもうまく出ていると思う。成人してからの物語はやや陳腐だが・・・。
[DVD(字幕)] 7点(2012-02-25 23:24:27)
59.  小公子(1936)
先にリトル・プリンス(1980)も見ていたし、子どもの頃絵本や小説などで親しんだ物語だったので、すんなりと見れた。伯爵をオーブリー・スミスが演じているが、さすがにアレック・ギネスにはかなわない。しかし全体的にはよくまとまった映画であり、原作の雰囲気をよく表していると思う。
[DVD(字幕)] 6点(2012-02-24 06:30:59)
60.  嵐の三色旗 《ネタバレ》 
長編小説を映画化することは大変難しい。この映画は場面が飛びダイジェスト版のようにも思えるが、それでいてしっかりと要所を押さえている。本来「自由・平等・博愛」を求めて起こったフランス革命だが、バスチーユ牢獄襲撃を行った市民は暴徒化し、罪のあるなしに関わらず次々と貴族の処刑を行った。フランス革命の映像化された一端を知る上でも貴重な映画だと思う。
[DVD(字幕)] 7点(2012-02-23 07:51:00)
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