41. インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説
《ネタバレ》 何度鑑賞したか忘れるほどです。うーむ、面白いことは面白いのですが、あまりにも子供向け過ぎてさすがに大人になってからはキツイですね。思い出補正というか、、昔の楽しかった気持ちを加味して点数をつけました。(お子様補正&ノスタルジー補正がなければ3点) トロッコ→靴燃える→水が押し寄せる、敵を追いかけて画面はける→沢山引き連れて戻ってくる、釣り橋=落ちるもの。。最高に面白い流れですが、あまりにも安直すぎてまるでドリフのコントです。当時コレに熱狂していたとはにわかに信じられないほど陳腐な流れです。いや・・ 確かに面白いんですけどねぇ・・(困惑) 他を引き合いに出しても仕方がありませんが、BTTFはわざとらしい演技が目立つのに今観ても全く色褪せていません。いったいどこにこの差が出たのか判りませんが、インディシリーズは年齢と時代を選ぶ映画だと感じてしまいました。お子様補正&ノスタルジー補正を含んだ点数です。 [DVD(字幕)] 5点(2015-09-08 10:06:55)(良:1票) |
42. フルメタル・ジャケット
前半は一心不乱に見入ってしまう魔力がありますが、後半は普通の戦争映画になってしまいます。同時期に公開されたプラトーンが素晴らしすぎるのか、、それともフルメタルジャケットが難解すぎるのか。。この映画が何を訴えたかったのかがちっともわかりませんでした。前半素晴らしくて後半はあまりぱっとしないので、、間を取って5点です。 [インターネット(字幕)] 5点(2015-04-02 22:10:45) |
43. ランボー/怒りの脱出
ランボーという社会派の素晴らしい映画のヒットから3年、完全なる娯楽エンタメ作品に衣替えして再登場したランボー2怒りの脱出でした。当時は私も子供でしたので熱狂したものです。ランボーという名前は社会現象を起こしたほどでした。嫌いじゃないですし点数もそう低いわけではありません、ですがライブラリしたり名作のような扱いをする作品ではないですね。勢い中心の派手な娯楽作品です。(私の中ではパート1でキレイに完結しています) 2020/7 追記 久しぶりにTVで見ました。久しぶりに見たら粗が目立ちすぎてダメでした。結構ご都合主義満載で作ってあったんですね(笑) 最初の飛行機から飛び降りる時のヒモの絡まりハプニングとか、、要る?(笑) ヒロインも無駄に可愛くてイイです(笑) かなり子供向けに作ってあったのでちょっと変な声の笑いが出てしまいました。。冷静に考えたら80年代の映画って結構適当なんですよね。 [ビデオ(字幕)] 5点(2014-10-01 18:38:36) |
44. リーサル・ウェポン2/炎の約束
ヒットしたせいか、パート1のダーク路線から一気にハリウッド的な映画に変わってしまいました。もちろんパート2も素晴らしい映画ですが、出来たらダーク路線で重厚な方向でやって欲しかったですかね・・ ヒロインが可愛いですね。パート1から観てるファンとしてはメルが幸せになって嬉しかったですが、そうは問屋が・・ そしてラストの怒りの大暴れ!スケールが大きくなっているので気持ち良かったですね!アパルトヘイト問題や飛び降りなど、色んな素晴らしいシーンが多くて面白いです。 レオ・ゲッツが出てきて軽さに拍車が掛かってしまい、面白いけど軽すぎる感満載です。ライト過ぎるので名作とはいえませんが、なかなか捨てがたいシリーズです。 [ビデオ(字幕)] 5点(2014-10-01 17:24:23) |
45. リーサル・ウェポン
《ネタバレ》 昔はリスペクトするほど好きでしたが、今観るとそう大した感動もなかったですね。。時代が変わっても色あせない作品が名作だとするならば、リーサルはちょっと名作ではないような気がします。 全体的な流れも人物設定も申し分ないし、ストーリー自体も結構面白いほうです。なぜこうも気乗りしないのか・・ 何日か考えましたがおそらく、、1980年代のアメリカ映画特有の軽い感じのせいでしょうかね(笑) 根本的に全体の流れが少年っぽいというかライトというか。。でも同時に、自分の加齢も忘れてはいけませんよね・・ 最初の少女飛び降りとメルの飛び降りは画期的な画風でした。最初の少女シーンはカメラワークが良いです。そしてメルの飛び降りはまさかホントに落ちるとは・・。 ラストのタイマンはちょっと取って付けたようで不自然で要らないと思いましたが。 散漫なレビューでスミマセン。 [ビデオ(字幕)] 5点(2014-10-01 17:14:37) |
46. スカーフェイス
「もっと堂々としとけよ、ビクついたら心臓に悪いだろ?」トニーモンタナの凶暴な性格が現れています。(怖いよあんた) 最もキレイだった頃のミッシェル・ファイファーも見られるし、伝説のチェーンソーのシーンも凄いです。 転落人生のきっかけになった車での沈黙シーン、麻薬カルテルでのトニーの立ち振る舞い、壮絶なラストシーン、全てがギリギリのバランスで融合した凄い映画です。文句なしにバイオレンスの金字塔だと思いますが、70-80年代特有の古さが感じられて集中力が維持できずこの点数です。 [DVD(字幕)] 5点(2014-09-23 15:52:58) |
47. 極道の妻たちⅡ
《ネタバレ》 以前二作目だと思って見た作品は別の物で、正しくは本作が極妻の二作目でした。勘違いしていました。 十朱幸代の極妻は素敵なのですが、前作岩下志麻と比べると少々迫力不足の感は否めません。しかしそこは演技力でカバーしてくれていて見ごたえは十分なのですが、木本燎二(村上弘明)が妙な眼力で幅を利かせてくるもんだから天下の十朱幸代も霞んでしまっています。全体を見渡した場合、かたせ梨乃、藤岡琢也、神山繁、綿引勝彦、草笛光子ら出演者はなかなか豪華なので、基本的にはどの時間帯を切り取っても退屈はしません。 問題はストーリー展開。最後まで木本頼り&バレバレのいかさま賭博という、何だかよく判らない映画に成り下がってしまっていて、「極妻の続編でやる内容だったの?バカなの?死ぬの?」という違和感が最後まで付きまといましたが、日本アカデミー賞をいくつか取っているようです。 豪華出演陣に免じてこの点数ですが、ラストの船の流れとか雨の流れとかも要らないシーンだったような気がします。ちょっとにわかには信じられないくらいとっ散らかったストーリー展開の作品でした。(いい意味で80年代かな) [地上波(邦画)] 4点(2024-01-19 14:55:51) |
48. ニュー・シネマ・パラダイス
《ネタバレ》 個人的には「海の上のピアニスト」は非常に良くまとまっていて素晴らしい作品でしたが、名作と名高い本作「ニュー・シネマ・パラダイス」(短い版)はまったく心に刺さりませんでした。もちろん随所に素晴らしいシーンや素敵なセリフ、映画愛に溢れたシーンは散りばめられていましたが、だからといってこの映画の教訓や哀愁が私自身に突き刺さったか?というと、そうではなかったです。 カットされていたラブシーンのことや99日で去ってしまった兵士の話、アルフレード(フィリップ・ノワレ)に感化されながら同時に教育も受けたトト(サルバトーレ・カシオ/マルコ・レオナルディ)自身の恋愛観や人生観は素晴らしいです。彼ら二人が培った生き方や友情物語はとても素晴らしく、トトの恋愛の行く末も哀愁を帯びていて悪くないものです。(初恋が成就しない人も多い中、トトは成就した訳だから良いほうではないかと) ラストもそつなく綺麗にまとめられていて、成功した(おそらく映画監督)中年期のトトと老いた母や町の人達との会話も意味深くて素敵でした。 全体的に音楽も素晴らしく作品としては本当にそつなく綺麗にまとまっていますが、だからといって高得点にはつながっていないような気がしました。個人的な意見ですが、コンパクトにまとまった凡作といった印象です。「ショーシャンクの空に」同様、世の中の高い支持が理解できない作品でした。いや、決して悪くはないのですよ・・ 余談ですが、この映画を見て強く共感した点は”やはり映画は投影しないとダメだよな”ということです。私自身映画とは大画面であるべきなのは当然ですが、投影されているということが重要だと信じています。(自宅プロジェクター鑑賞、100インチ 2.1チャンネル) [インターネット(字幕)] 4点(2022-09-09 12:15:23) |
49. ハンバーガー・ヒル
プラトーンが世界的に大ヒットし、その後二番煎じ的に公開された本作。当時中学二年生でしたが既にどっぷり映画オタクと化していた私は、18時30分からの試写会ハガキ(一人用)を握りしめ、夕食も取らず喜び勇んで見に行った記憶が蘇ります。ただ、見終わった後はガッカリで、21時という遅い時間に足取りも重く帰宅(&軽い食事)した記憶が鮮明に思い出されます。 今回35年ぶりに再鑑賞してみましたが、前半35分ほどは中学二年生には早すぎるシーンの連続で面白くなかったハズだわ、と。そしてその後の戦闘シーンもただただ淡々と激戦とその間の兵士たちの心情を描くだけでプラトーンのようなドラマチックな展開は無く、かなりの真面目&リアルを意識した映画だったんだなということが理解できます。 映画ファンなりの持論を展開するとすれば、映画などの映像作品は基本的に2つのパターンしか存在しません。1つは好みや内容に関わらずついつい目が離せなくなるもの。そしてもう1つはそれ以外のものです。残念ながら本作ハンバーガー・ヒルは後者だと感じました。プラトーンやフルメタル・ジャケットなどと比較すると、本作はどうにも退屈してしまって集中力が続きませんでした。(イミフと名高い地獄の黙示録でさえ、なんか凄い映画だということが広く認知されていたし、私自身もオープニングから目が離せなくなる) ただ実際には「アパッチ・スノー作戦」という実際にあった事柄の映画化だそうで、ほとんど音楽がないことからもかなりのリアル路線であったことが推察できます。937高地(通称ハンバーガー・ヒル)という丘を奪取するための10日間の激戦と、それに伴う一休みする描写が交互に、なおかつ非常に丁寧に描かれていて撮影としては意外と手間がかかっています。(でも泥んこの中で何やってるかよく判らない) 素人ながらざっくり言ってしまうと、最前線のドラマチックな展開や激戦の模様は他の作品に任せておいて、本作では「第101空挺師団の補充兵」として前線に送られる前段階の話を描いてくれたほうが面白かったかもしれません。前半部で描かれたようなベトナム女との情事、疑問、葛藤、哲学などを中心に描いてくれていたら他の戦争映画とは違った趣になったのではと感じます。当時の残念だった記憶を考慮し、若干厳しめの点数といたします。 [試写会(字幕)] 4点(2022-08-28 15:36:45) |
50. ニューヨーク1997
ある種の映画ファンの間ではかなり有名な作品、ついに私も鑑賞する日が来ました。正直、ストーリーは退屈で仕方がなかったのですが、カートラッセルとリーヴァンクリーフの掛け合いが激渋です。70~80年代特有の荒い演出が良い感じに作用していて、まさにカルト的な魅力と雰囲気に溢れた作品。音の当て方も独特で色々と変わった効果音も楽しめたりもします。個人的にはヒップアップのシャンデリアカーがとても素敵でした。 超リスペクトしているファンも多いのですが、個人的にはまあまあ退屈しまくった映画でした。ただ、、多くの方がリスペクトしている部分もある程度は理解できました。まさにカルト映画とはこの作品のことですね。 [インターネット(字幕)] 4点(2015-09-26 18:21:12) |
51. 遊星からの物体X
久しぶりに再鑑賞したのでレビューします。昔は面白かったんですが、思い出補正を外すとまあまあでした。。当時、自分が子供だったので余計に恐怖感があったものと思います。 「物体」の造形は今現在観ても凄いと思うレベルですがB級臭さは結構感じます。エイリアンの二番煎じと言われていますが、人間に化けて人間の不和を引き起こして崩壊してゆく点はエイリアンと異なりますね。やはり人間同士の小競り合いが秀逸と感じました。 全体的にイミフな部分が多いのが少し残念でした。(イミフな部分に関しては遊星からの物体Xファーストコンタクトと合わせて観ると結構面白いです) [インターネット(字幕)] 4点(2015-03-21 14:32:53) |
52. 2010年
2001年の続編ということでセット鑑賞しました。2001年の難解さと比較するとずいぶんわかりやすく、普通の映画に仕上がっています。 映画としては割と面白いのですがいかんせん設定が古くて画面に映る小物類がいちいち気になりました。そして割と面白いとは言え、あくまで「2001年宇宙の旅」と比較してのことで、世の中の数多の映画と比較したら並程度と思われます。過大評価は禁物です。 [ブルーレイ(字幕)] 4点(2014-09-24 12:47:04) |
53. リトル・マーメイド(1989)
《ネタバレ》 勧められて観ましたが、おそらく自分から進んで観ることは一生ないであろうタイプの映画です。ディズニーミュージカルアニメなので特に集中する必要もなく、、気軽に観られます。ふと思い出しましたがトムとジェリーなどと同じタイプのアニメです。 私が記憶している人魚姫では、声を失い、人間の足は針の上を歩くような痛みを伴い、そして結婚できず泡となって海に消えるという悲惨な物語だったはずです。ディズニー版では簡単に声も戻ったし魔女が死んだら全てがご破算。そしてラストはハッピーエンドというライトで楽しいアニメになっていました。コレはこれで良かったと思いますが、やはりグリム童話のほうを正確に再現してくれたら悲しい物語としてより重厚で良かったかもしれません。(大人的には) [ブルーレイ(吹替)] 3点(2015-05-04 17:31:45) |
54. イングリッシュマンinニューヨーク
《ネタバレ》 スティングの曲が有名だし名曲ですので、チャンスがあれば是非映画も見たいと思っていましたが見てびっくり(笑)本当は1点にしたい心境ですが、途中なぜか面白くてなんだか目が話せなかったりしましたので甘めの2点です。 ラストはなぜ「離れなかったら丸く収まる」のか全然判らなかったし、意味ありげなコーラさんも何も無いし、帰って欲しいはずなのに車のタイヤを外すし、社長の息子の役どころも、ホテルのカヌーも、45階まで上がったエレベーターも、会社にあると嘘を付いたのも、トレーラーハウスのおばさんも、生理用品のダンボールの洋服も、、とにかく全てにおいて意味ありげで無意味の連続でした。 ある意味、これほどの映画も珍しい。よくスティングがOKしたもんだと関心しますわ。 [インターネット(字幕)] 2点(2015-10-12 18:31:48) |
55. ランボー3/怒りのアフガン
熱烈なランボーファンの友人にロードショーにつれて行かれた映画です。レビューを控えたいほどの酷い出来だったことだけは覚えていますが、今でも友人とはイイ友達です。ある意味イイ思い出が残っている映画です。 [映画館(字幕)] 1点(2014-10-01 18:42:21) |