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rain on meさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 123
性別 男性
自己紹介 新作をどんどん観に行く、というよりも好きな作品を何度も繰り返し観るタイプです。
よろしくお願いいたします。

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41.  ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー 《ネタバレ》 
「エピソード4の最初に出てくる黄色の説明文を映像化した作品らしい」という、何とも大雑把な前情報のみで鑑賞しに行った私は、正直そのHard-boiledな世界観に戸惑いを覚えっぱなしであった。「んん...?このスターウォーズ、なんかちょっと毛色が違うぞ・・・。」と。ここには、例えば直近のエピソード7にあった様なお祭り騒ぎ的な要素は全くと言っていいほど無く、作品はただ粛々とこの悲劇を物語って行くことに徹している。しかし見終わってから納得したのだが、あの結末からすればギャグやお笑いの要素などそう簡単に入れられるものではないし、あれば邪魔になっていただけだろう。(実際、素直に笑わせようとしていたのはほんの1、2シーンだけだったと思う。)観進めるにつれ相当にシリアスな作品であると言う事が分かってからは、素直にその世界観に浸れる事が出来たし、クライマックスの戦闘シーンは、正に「戦争」を感じさせる迫力があった。  我々が良く知っている物語の前に、既にこのような大きな悲劇があったのだ、と言う事実を改めて映像と共に知らしめられたと言う意味では、初めて「バック・ビート」を観た時と同様の衝撃を受けた。  最後に、音楽がジョン・ウィリアムスではないからなのか、本編と区別をする為なのか、スターウォーズ関連作に於いて例のメインテーマが聞けなかったのはやはり寂しいものがあった。
[映画館(字幕)] 7点(2016-12-17 23:15:51)
42.  ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション
面白かった。なるほどトム・クルーズがジャッキー・チェンを強く意識していると言う事がこの映画を観てよく分かった。天晴なアクションっぷりだ。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-10-17 23:45:24)
43.  キャロル(2015)
まるでヨーロッパ映画のような、独特な雰囲気を持った作品。クリスマスに向けて、丁度寒くなり始める今くらいの季節に観るのにぴったりな映画ではないか。しかしルーニー・マーラが「ドラゴンタトゥーの女」のリスベットだったとはなぁ、全然気づかなかった。このルーニーの50s'ファッションもとても可愛い。作品の世界観にぴったりハマっていて、その魅力を増幅させる事に成功しているカーター・バーウェルのスコアが素晴らしい。さて、「キャロル」のサントラを聴きながらコーヒーでもいれよう。
[DVD(字幕)] 7点(2016-10-15 10:09:09)
44.  ハドソン川の奇跡 《ネタバレ》 
これは素晴らしい。最近はアメリカ超近代史実の映画化が続いているイーストウッド監督だが、恐らく監督は今、フィクションよりもこういった実際に起こった事実の表裏をより観客に伝えたいという気概が強いのだろう。とかく上映時間が長くなりがちな昨今の映画に於いて、1時間40分程にまとめているのが凄いし、それほどこの映画は言いたい事がはっきりしている。人的要因を排除し、機長らを弾糾しようとするNTSBは丁度同時期(2007〜2008年)にリーマンショックを発生させた米金融界とダブるものがある。金融工学を駆使しサブプライムローンを売りまくった事が発端となったあの事件も、机上の計算だけが先走りした結果引き起こされたものだったと思うが、そういった「頭でっかち」になりがちなアメリカンエリート(頭が良すぎて、一番大切な何かを見落とす)の欠点もついているようだ。さて本作は機長らの仕事を全うしようとする姿も感動的だが、NY waterwayの人々や、普段メジャーリーグの話をしているようなレスキューのお兄さん達が、救助する時に一気にスイッチが入る瞬間など救助に関わった人々の姿も印象的に描かれる。見終わった後に心に優しい灯りがぽっとともるような本作、普段はエンドロールを最後まで観ずに退席される方も、これはエンドロールの最後まで観た方が良いだろう。(最後の最後で泣かされた。)
[映画館(字幕)] 9点(2016-09-25 12:43:09)(良:2票)
45.  レヴェナント 蘇えりし者 《ネタバレ》 
冒頭10分間のバトルシーンは、プライベート・ライアンのノルマンディー上陸作戦を始めて観たときの衝撃を思い出させた。その後も緊張感のあるシーンの連続で、一気に見せる。やはりロケーションの素晴らしさが特筆に値する。大自然の力。何とも雄大で、美しい。そしてその自然が織り成す音の力。とにかく作中様々な音が鳴っていて、個人的に自宅のリアスピーカー群がここまで活躍する作品は久々だった。抑えた中にも凛とした美しさのある坂本龍一らしいスコアも印象的だ。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2016-09-15 11:43:23)
46.  ザ・ウォーク 《ネタバレ》 
何か観る前に勝手に抱いていたイメージと全然違った。史実とファンタジーを混合させたような内容はフォレスト・ガンプに近いと感じた。人生はチョコレートの箱のような...では無いが、映画も本当に見るまで分からないものである。あまりCGバリバリの映画は趣味ではないが、こういったCGの使い方は好きだ。冒頭主人公がワールドトレードセンターの載った記事を破る際、咳をしてごまかすシーンは思わず「チャイナタウン!」と叫んでしまった。しかしロバート・ゼメキスの映画は夢があっていい。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2016-09-13 09:12:52)
47.  シン・ゴジラ
短い台詞を矢継ぎ早に連続させる事ででどんどんとシーンが進んで行くので、まるで映画の予告編を120分連続で観ているような気分になった。「映画は予告編が一番面白い」という名言(迷言)もあるとおり、これはこれで良いと思うが、観ている側の疲労感も相当なものだ。しかし日本映画にとってSFというのは比較的苦手分野かと思っていたが、日本のSF映画もここまで来たかっていうくらい見応えがあった。最後にこれはゴジラの名を借りてはいるが実際はエヴァンゲリオンの実写版なのだろう。
[映画館(邦画)] 7点(2016-09-02 22:23:45)(良:1票)
48.  ラスト・ナイツ
公開時劇場まで観に行こうと思っていたが、タイミングを逃しそれきりになっていた作品。今回ブルーレイにて初鑑賞。これはやはり映画館まで観に行くべきだった。 恐らくこの作品は将来的に一つの転換点、エポック・メイキングとして振り返られることになるだろう。つまり日本人の監督が世界で(ハリウッドで)当たり前のように仕事をするようになった際、そのきっかけとしてこの作品が挙げられる事になるのではないだろうか。何より普通のハリウッド映画になっている。これは凄い事だ。日本人の監督が普通のハリウッド作品を作ったという事、これは一つの壁を壊したという事だ。音楽の世界などでも言われる事だが、卓越したセンスを持った人物を「日本人離れした〜〜」と表現する事がある。この事自体、ある意味日本人は世界から比べると劣っているのだという根底意識の現れだろう。恐らくこれは第二次世界大戦に負けた時から我々日本人に決定的に芽生えた、もしくは植え付けられた意識では無いだろうか。(これはつまり戦後の教育が大きく関わっているのだ。先の大戦に関して私たち戦後生まれが受けた教育は如何に日本が愚かであったかを刷り込ませるようなものであった。)戦後70年以上経過し、恐らく多くの日本人がもはや無意識のうちに当たり前のように持っていたこの劣等感に対して、一方で疑問をなげかける人間もいる。恐らくこの作品の監督紀里谷和明氏もそういう人間なのではないだろうか。「本当に日本人って劣っているのか?そんなはずないだろう」という意識。これは日本人だって世界で当たり前のようにやっていけるんだという自信、そしてセンスを持ち合わせた人間が作ったものだ。考えてみれば、海外の人間には「日本人は劣っている」という感覚はそこまで無い筈で、このような作品を前にして「日本人のくせにやるな」とはならない筈である(まあゼロではないかもしれないが)。つまり壁を作っているのは他ならぬ我々日本人自身なのだ。そしてこの映画はそういった日本人が自ら築いた見えない壁を見事に壊して、乗り越えた一作だと思う。「忠臣蔵」が下地となった本作、アクションシーンもよい。クライマックス、殆ど台詞も無く黙々と敵の城に潜入して行くシーンの見せ方も格好良い。1度目より、2度観るとさらに楽しめるだろう。そして日本人として初めて名優モーガン・フリーマンをディレクトした監督・作品として、私なんかの点数以上に意味のある作品であろう。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-08-03 09:47:35)(良:1票)
49.  ターザン:REBORN 《ネタバレ》 
まさに可もなく不可もなく、といった印象。CGだと思うが様々な動物達が出てきて活躍するので動物好きの人には良いかも?それにしてもクリストフ・ヴァルツは「イングロリアス・バスターズ」以降役のイメージが固定化しているな。上映時間2時間以内にまとめたのは良かった。
[映画館(字幕)] 5点(2016-07-30 22:41:46)
50.  インデペンデンス・デイ: リサージェンス 《ネタバレ》 
初めて4DXで鑑賞。点数はそういった環境面での条件も含めての総合的な物。 結論から言うと、この作品と4DXという環境はかなり相性が良いと思った。  とにかく作中のあらゆるアクションシーンで座席が上下左右に動きまくり、ドリンクホルダーに入れたドリンクが吹っ飛ぶのではないかと心配になるくらいであった。 他にもエイリアンの首をぶった切るシーンで顔面に水が飛びかかってきたり、作中の様々なシーンで色々な仕掛けが飛び出してきて、「これって最初から4DX意識して作った?」と錯覚させるくらい各シーンと劇場がリンクし飽きさせない。  という訳でもう完全に気分は「1アトラクションに参加している」というもの。たまにはこういう映画の見方もいいなあ。 (昔から「スターツアーズ」もうちょっと長くならないかな。。と思っていたのでそれが2時間10分も体験できた気がして満足です。)  今後も4DXと相性の良さそうな作品は、この環境下で観たいと思ったし、映画の観方に新たな選択肢が加わり、楽しみ方が増えたのは嬉しい。 しかし一回の鑑賞料金が3,200円というのはやはり高すぎると思うから、もうちょっとどうにかならないもんかなあ。
[映画館(吹替)] 7点(2016-07-10 23:58:55)
51.  悪の教典
これは。。。流石に厳しいか。原作を読んでからで無いと、なぜハスミンがああしたのか、分かりづらいし、その狂気が描ききれていなかった。
[DVD(邦画)] 4点(2016-03-22 11:44:27)
52.  ヘイトフル・エイト 《ネタバレ》 
面白かった。やはりこの人の作品は独特な時間の流れ方をする。最近見た映画の中では一番上映時間が長い作品だったが、長さを感じさせない。  上映開始後2時間くらい大した動きが無く、ほぼ会話のみで進んで行く。普通なら冗長になりそうだが、流石にこの辺りは監督お得意の手腕だろう。ひたすら伏線を張って行く会話の中、緊張感は保たれたままだ。  ドラマが大きく動き始めるのは映画が始まって2時間くらい経ってから。そこからは突発的なバイオレンスや時系列の倒錯など正にタランティーノ節全開となり、加速度的に面白くなって行った。前半で張った伏線も気持ちよく回収されて行く。  思えば、hateful eight というタイトルからして上手なミスディレクションになっている。 また、イングロリアス バスターズで出てきたあの台詞が飛び出したり、ゾーイ・ベルがニュージーランド出身...なんて会話するのもファンにとっては嬉しい所。  会話メイン、密室群像劇、という事で、やはり初期のレザボアドッグスを想起させる所もあるが、それだけでなく過去のタランティーノ作品の様々な要素を併せ持った集大成のような作品ではないか。  オスカーを受賞したエンニオ・モリコーネのスコアも素晴らしい。
[映画館(字幕)] 8点(2016-03-10 22:32:43)(良:1票)
53.  エベレスト 3D 《ネタバレ》 
「なぜ登るのか?」この問いかけを登山者同士が語り合うシーンが非常に印象的であった。 後半過酷なシーンが続くにつけ、登山をした事が無い私は本当に何故こんな危険な事を自ら希望して行うのかが分からず「何故だ..何故...」 と頭の中でこの問いが駆け巡り、息が詰まりそうになりながら観ていた。  登山家それぞれに答えがあるのだろうが、私はふと先日亡くなられた水木しげるさんの言葉を思い出した。 水木さんの遺された幸せになるための条件だったかの中に「しないでいられないことをし続けなさい。」という言葉がある。 放っておいても心の底から沸き上がってくる欲求・情熱...それらを無視する事は自分を裏切る事..いつまでも自分を裏切り続ける事はできない... 結局、登山家というのは、登山をしないではいられないのであろう。登らずにはいられないから登るのだろう。  自らの情熱に従った故の結果であれば、本人達にしてみれば幸せだったという事なのだろうか。  素晴らしく迫力のある映像と音響に驚愕する一方、非常に切ない気持ちで劇場を後にした。
[映画館(字幕)] 7点(2015-12-10 17:58:51)
54.  ターミネーター:新起動/ジェニシス 《ネタバレ》 
あの「ターミネーター」シリーズの最新作(新章)として観ると、どうしても点数が厳しくなってしまう。オリジナルにあったロマンや切なさはもはや殆ど存在していない。(そんなものは「T2」の時から無かったと言われれば、そうなのだが。)  ターミネーターの一番の魅力はシュワルツェネッガー(以下シュワちゃん)演じる「悪のヒーロー」の恐ろしさにあったと思っている自分のような人間にとっては、シュワちゃんが味方になったT2以降はどうも納得できないままだ。そう、シュワちゃんが悪役を演じてこそのターミネーターなのである。しかし今やトップスターであるシュワちゃんが悪役として出る筈もなく、オリジナルのファンはその辺りのジレンマをどのように解消してくれるのか?という、高いハードルを用意してこの続編を観てしまうのである。  今回久々にシュワちゃんがフル出演という事もあり、様々な試みはみられるものの、やはりどれもセルフパロディの域を出ておらず、殆どがジョークのようになってしまっている。これは、元々悪役だった人が味方になってしまったというその構造上、もはや避けては通れない事なのかもしれない。今後オリジナルファンのジレンマを解消するには、シュワちゃんよりも恐ろしい文句なしの悪役を用意するか、思い切ってシュワちゃんをもう一度悪役にするかのどちらかしかないだろう。  では、純粋に一つのアクション映画として観た場合はどうかというと、これがそこまで悪くないのである。アクションシーンは流石にどれも迫力があり、少なくとも上映時間中退屈する事も無かった。故にこの作品は(皮肉な事だが)「コマンドー」や「プレデター」、もしくは「トゥルー・ライズ」のようにシュワちゃん主演の1アクション映画と割り切って観た方が楽しめると思う。  点数はターミネーターシリーズとして観た場合10点中5点。純粋なアクション映画としては7点ということで、間を取って6点とさせていただく。
[映画館(字幕)] 6点(2015-09-03 11:21:47)(良:1票)
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