601. 青天の霹靂
《ネタバレ》 ん?劇団ひとりの初監督作品?ふぅん、期待せずにまぁ観てみるか。ってな感じで鑑賞して見たら、めっちゃいい映画でびっくりしました(笑)。 すごいですね。本当に初監督作?内容的にもヴィジュアル的にも、とても良く出来ていましたよ。 出生を恨み、人生にも絶望した男に突如雷が落ちタイムスリップ。 今まで知らなかった自分の両親についての真相を知ることになっていくわけですが、素直に感動いたしましたよ。 劇団ひとりが出るとどうしても漫才臭くなるんですが、その相方役として大泉洋が見事な演技をしているので 最後まで説得力を持って見せてくれましたね。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2017-04-03 22:08:39) |
602. ボビー・フィッシャーを探して
《ネタバレ》 実話だとのことで、とても面白く拝見いたしました。 チェスはやったこともないしルールも知らないけど、どんなことでもその道を極めた人にしか 見ることのできない地平があるんだろうなぁと感じました。 そして天才児への期待と葛藤を持つ父親の心境もまた強く共感いたしました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-04-03 17:36:41) |
603. サンダーアーム/龍兄虎弟
《ネタバレ》 最初10分のわけのわからなさに思わず面食らいましたが(笑)、世界を股にかけたスケール感を出したかったんでしょうかね。 本作でジャッキーは重傷を負ったそうで、エンドクレジットにその時の映像が流れてますね。 そういうのまで本編に取り込んでエンターテインメントにしようというその心意気はすごい。 実際の街中でのカーアクションとかよく許可が下りたなぁと思うし。三菱のスーパーカーのスーパーっぷりにも驚き(笑)。 部屋で女の子とのいざこざの時に相方を隠しながらというあのおきまりのシーンとか終盤のダイナマイトシーンなど、 コメディ要素もあって笑かしてくれます。 ガムを扉に当てて口に運ぶ。何回もトライしてるんだろなぁ。そういう頑張りが見て取れる作品。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-04-03 15:12:38) |
604. 42~世界を変えた男~
《ネタバレ》 今でこそ黒人選手など珍しくもなんともないですが、40年代だと黒人と黒人というのは完全に分け隔てられていたのですね。 白人のスポーツだった野球に史上初の黒人プレーヤーとして歴史を作った。 まだ道がないところに初めて道を作る人はどんなことでも大変だけど、それが人種差別となるとなおの事でしょうなぁ。 ずっと耐えて紳士であり続けたのが素晴らしいね。 全体的にはとてもいい映画だけど、少し優等生すぎるかなという感じもするので、良作6点を献上。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-03-28 23:58:05) |
605. 誰が為に鐘は鳴る
《ネタバレ》 1943年に、こんなアクション娯楽作品を作るだなんて、ハリウッドはすごいですねぇ。 クライマックスのドンパチや橋爆破シーンなど、なかなか頑張ってます。 ただ、銃で撃たれた時の演者達の演技がいまいちで、なんというか撃たれた感がないんですよね。急に眠っちゃったみたいな(笑)。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-03-21 21:15:16) |
606. サイクロンZ
《ネタバレ》 彼女を部屋に呼んだ時に隠れるサモハンとのやりとりの愉快さ、目にもとまらぬ速さの格闘アクションの流麗さ、 拡声器を使って誘おうするシーンの微笑ましさ、どれもこれも素晴らしい。頭から尻尾まで見事なエンターテインメント。 ジャッキーの華麗さを筆頭に、動けるデブのサモハンもやはり魅力的。 そんな彼らに負けじと葉巻吸いながら戦うボスやどこかのヴィジュアル系みたいな顔の敵の外人など、キャラもまた濃くて良い。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-03-20 22:03:32) |
607. イン・ザ・ヒーロー
《ネタバレ》 なんか全体的にダサい、イタイ、サムイ演出。笑いが滑ってるし、なんでそんなBGMつけるん?て思うし。 どういう狙いなのかいまいちよくわかりませんでしたね。CGなしワイヤーなしのアクションとか言うて、普通に使ってましたよね(笑) [CS・衛星(邦画)] 4点(2017-03-18 21:37:11) |
608. テレマークの要塞
《ネタバレ》 恥ずかしながら、こういう工作作戦が実際にあったこと自体知りませんでした。 もしナチスが原爆の製造に成功していたら、世界史は大きく変わっていたのかもしれませんね。 もちろん、実話を基にしたというだけでサスペンス映画としての脚色はしっかりなされてるんでしょうけれども。 最初のラブロマンスはちょっといらんかったかな。建物内に侵入して爆破するシーンは流石の緊迫感。 終盤の船爆破計画は、子供達を救わなきゃという新任務も付加されてよりドキドキしました。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-03-14 22:09:34) |
609. わが命つきるとも
《ネタバレ》 悪魔ですら法に守られる、人間は神に仕える為に作られた、と言ったモアさんの数々の言葉が印象的です。 もういいじゃ〜ん、命取られるよりマシだよ〜なん思っちゃった私はろくでもない平民ですね(笑)。 最終的には、王に忠誠ではなく神に忠誠を尽くしたわけであります。三権分立の鏡のような人。 ただ、頑固一徹おじちゃんとそれを説得しようとする周囲とのあれこれの話だけでほとんどを占めていて 映画としてはさほど面白くはないかなと。まぁ佳作ということで6点。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-03-14 17:09:58) |
610. 切腹
《ネタバレ》 武士道を論じることはついては他の方に譲るとして、何よりもやはり映像美ですね。 ほんと抜かりがない。日本版フィルムノワールとでもいうような、全編にわたって並々ならぬ雰囲気が出ています。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2017-03-07 20:36:46) |
611. めぐりあう時間たち
《ネタバレ》 シンクロニシティ、、、、、でしょうか? ちょっとよくわからない、最後までノレずに終わってしまいました。 ただ、ニコール・キッドマン、ジュリアン・ムーア、メリル・ストリープの三大女優による熱演競争は見ものです。 特に二コール・キッドマン。あれはメイク?目の表情を変えてる?なんだか別人のように見えるので、ほんとすごいなと感心しました。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-03-07 20:03:34) |
612. 招かれざる客(1967)
《ネタバレ》 根っからのリベラリストで、娘にも常々そういう教育を施してきたのに、 いざ自分の娘が黒人の彼を連れてくると動揺するというのがひねり効いてて面白いですね。 そして黒人女性の家政婦さんが一番反対するという展開もまた面白い。 ただまぁ、人種がどうのこうの以前に、二人は二十日前に会いました、これから結婚するんで 今日中にいいか悪いか決めてっていきなり言われても困っちゃいますよね。 相手が誰だろうと親なら困惑いたします。 向こうのご両親までやってきて、色々と話し合いする様はやっぱり引き込まれます。 特に、黒人彼とそのお父さん二人だけの腹を割った話し合い。見応えありましたね。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-03-06 21:48:24) |
613. さらば あぶない刑事
《ネタバレ》 あぶない刑事は自分が子供の頃にドラマをよく見ておりました。 そん時はホードボイルドな刑事ドラマとして楽しんでた記憶がありますが大人になって本作を見てみると、 あぁ、結構コミック的な感じだったんだなと気づかされました。 特に浅野温子のキャラなんて、あんなのリアルに喫茶店で見かけたら完全にやばい人ですよね(笑)。 終盤のバイクに乗っての対決なんか、この人たち生きるか死ぬかなのになんの意味があって こういうことしてんだろうとか思っちゃったし(笑)。 それにしても「明日に向かって撃て」顔負けの無謀な飛び出しからどうやって生還したんすかね、あの二人。 [地上波(邦画)] 5点(2017-02-27 21:29:01) |
614. ファニー・ガール
《ネタバレ》 ミュージカル映画としてみると物足りないと思いますが、純粋にラブストーリーとして観ていたのでとても楽しめました。 バーブラ・ストライサンドの魅力がぎゅっと詰まった一本。 一目惚れして、目がハートになってるファニー。その可愛らしさがたまらないのです。 ニックは男前だけど、明らかに怪しい。ええんか?ええんか?ええのんか?と思っていたら案の定! ギャンブル好きでドツボにハマっちゃうタイプ。そんな彼を献身的に支えてあげようとする純粋なファニー。 あ〜、こんなカップルおるわ〜なんて観てたら、どんどんと二人に感情移入しちゃって。 ニックが、「君に追いつきたかった」と吐露し別れを切り出す。でも別れたくないファニー。切ない。 そして出所してまたあの楽屋で再会するシーン。めちゃグッとくる。互いのために、別れようって。 でも本当は今でも好きなの。その思い、魂の歌声。最後に染み渡る。ええね。 [地上波(字幕)] 7点(2017-02-25 23:08:23) |
615. ジャッキー・ブラウン
《ネタバレ》 役者さんのそれぞれの持ち味がいかんなく発揮された配役。 かつかつ歩くジャッキー・ブラウン。それだけで画になる。 シナリオも見事だし、やっぱりタラちゃんはすごいなと再認識いたしました。 かかってる音楽がどれも格好いいし、シーンが変わるとそのBGMをスパッと切るのがまた引き締まっていいよね。 パッケージからAcross110th Streetに至るまで70年代テイスト。 タラちゃんが見て育った作品たちへのオマージュなんだろうね。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-02-22 23:07:15) |
616. デッドプール
《ネタバレ》 見終わった瞬間に内容を忘れてしまうような作品ですが、見てる間は面白く鑑賞させていただきました。 一人漫才みたいなヒーロー。とにかくよく喋るヒーロー。どんなにピンチで苦しい時でもボケをかますヒーロー。 ただ、彼は不老不死になっちゃってるのでハラハラはしません。アクションシーンも目新しさはなし。 ありそうでなかったヒーロー像なので、そういう意味では真新しいのかもしれませんが。 数あるギャグの中で一番はやっぱりヒュー・ジャックマンからみのネタでしょうか。あれは本人公認なのかな? ヴァネッサ役の女優さんは海外ドラマなんかで見て綺麗な人だなと思っていたので、 そんな彼女が脱ぎっぷりのいい役を演られててそういう楽しさもありました。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2017-02-18 21:46:14) |
617. 裏切りのサーカス
《ネタバレ》 名優ずらり。スパイ映画としての雰囲気抜群の作品でしたが、私にはちょっと難しかったかな、、、。 [地上波(字幕)] 6点(2017-02-14 21:27:53) |
618. あん
《ネタバレ》 なかなか良い作品でした。 樹木希林のすごさを再認識。どの役者さんもみんなナチュラル演技で、河瀬直美さんの演技力が光ります。 徳江さんの少々小難しい語り台詞も、美しい木漏れ日や風に触れる葉の映像を重ねるとスゥーッと心にしみていきます。 [地上波(邦画)] 7点(2017-02-14 20:14:35) |
619. 貞子vs伽椰子
《ネタバレ》 タイトル見て、「なんじゃこのエイリアンVSプレデターみたいなノリの映画は」と思い鑑賞して見たのですが、 う〜んちょっと期待外れだったかなと。いやそういうノリを期待してたからかもしれないのですが、 肝心の貞子vs伽椰子は本当にラスト。しかもなんだかよくわかんないオチで消化不良。 もっとドラゴンボールぐらいの勢いで二人の戦いを30分くらい見たかったんですけど(笑)。 まぁそうなると完全にコメディか、、、。いやむしろそのスタンスでもいいのでは。 山本美月ちゃんは美人だけど残念ながら大根。 [ブルーレイ(邦画)] 5点(2017-02-13 22:48:09) |
620. ハドソン川の奇跡
《ネタバレ》 機長の判断が完璧に正しかったというのが鑑賞してみてよくわかりましたね。 引き返して滑走路を目指そうとしたらニューヨークの街の上を飛ぶことになり、 もしそこで墜落でもしたらとんでもない大惨事になる。 ハドソン川に着水するという選択肢以外ないとわかるのですが、川に不時着するというのはすごく危険なこともまた事実。 そこで機長の腕前発揮ですよ。頭が上がりすぎても下がりすぎてもいけない。 機体が沈まないように着水させるには本当に高度なテクが必要なようです。 トム・ハンクスも実際のサリー機長にすごく似てました。さすが名役者の役作りは素晴らしい。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2017-02-11 22:21:36) |