621. るろうに剣心 伝説の最期編
ストーリー的には手放しで面白いと思えない部分もありますが、前編と後編、全体的は面白かったです。もともと漫画の方は、なんてゆーかいかにも少年漫画であり、ギャグ要素もあり、もちろんストーリー的にも突っ込める所多く、まさに少年ジャンプの王道的展開である、色んな敵キャラを剣心たちが倒して、時には仲間になってとゆう今でもよくある形式の漫画で、それでも昔は、面白く読んでました。今回、実写になり、漫画のゆるい部分がなくなり、それだけでも引き締まった感があるのですが、迫力、殺陣など漫画では味わえない部分も多く、僕的にはこれが大人になった今、本来観たかった「るろうに剣心」と言えるほどの雰囲気がありました。 [DVD(邦画)] 10点(2015-06-10 17:24:05) |
622. るろうに剣心
漫画は結構好きで、読んでいました。佐藤健が剣心役と知って、こりゃもうぴったりだと思っていました。普段は優男だけど、本当は人斬りの恐ろしい本性を持つこの役は、仮面ライダーで様々な人格を演じ、アクションもこなせる彼ならイメージそのまんまじゃないかと。で、映画を見たのですが、期待通りの出来で、大満足です。漫画は少し、絵が綺麗すぎる部分があり、僕はそこが少し不満でしたが、やはり実写では、実写ならではの迫力で、アクションのスピード感や緊張感もきまって、テンションはあがりっぱなし。特に、最初に薫を助けるシーンは鳥肌ものでした。それぞれのキャストも役にはまっていて、こりゃシリーズ全部観たくなりました。ストーリーは単純ですが、殺陣アクションがテンポよく続くので、あっとゆーまの2時間ちょいでした。 [CS・衛星(邦画)] 10点(2015-06-09 18:47:51) |
623. アーサー・クリスマスの大冒険
冒頭のクリスマスプレゼントを世界中の子供に配るシーン、これがもう傑作です。夢があるのやらないのやら、現実的とゆーかファンタジーとゆーか、とにかく、これでツカミはオッケー。こっから、物語はテンポよく、最後まで。そして、子供が喜ぶシーンになんだかジーンと癒されちゃう、そんな映画でした。ソリに乗っての大冒険は、ワクワクでスリルがあってしかもハチャメチャで観てて飽きません。ストーリー的には予定調和で、結末もある程度予想できるので、たいしたもんじゃないけど、ラッピングが得意な妖精や、引退したトナカイ、軍隊の司令官みたいなサンタ一家の長男、結構むちゃくちゃな元サンタのおじいさんなど、脇役が魅力的で僕は楽しめたほうかな。3歳の息子は若干長いので、途中ダレてましたが、クライマックスはしっかり観ていました。 [DVD(吹替)] 7点(2015-06-09 00:25:37) |
624. 闇の子供たち
ネタバレ 原作は読んでないので、映画を見ただけの感想になりますが、映画としては正直、あまり面白いものではなかった。脚本も、盛り上げるためとはいえ、最後の銃撃戦などは少し陳腐に感じた。子供の人身売買とゆう事実と、それに日本人が少数ではるが絡んでいるという実態は、ありえるだろうと、そもそも映画を見る前からどっかで感じてはいた。それは日常で目にするニュースの中にそういったものの断片があるからだ。ただ映画は、それを改めて映像として観せるんだけど、それは醜悪以外の何ものでもなかった。変態的な大人たちが子供たちを買いあさり、己の欲望を満たす気持ちの悪い映像は、あまりにも気持ち悪すぎて、怒りを通り越し、寒々としたやるせなさみたいな気持ちになった。こんな世界は、あるかもしれないと理解していても、映像として観るのはダメージがでかすぎた、そしてこの映画は「ダメージがでかかろうが、直視しろ、この世界を」と訴えているようにも思えた。映画の中でも見るだけだとゆうセリフが何度かあったし。だから多分、面白さとか脚本などどーでもよいんだろう。最後のオチなどは単なるおまけのサービスでしかないのかもしれない。 [DVD(字幕)] 7点(2015-06-08 20:17:46)(良:1票) |
625. LOOPER/ルーパー
まず、30年後からタイムマシンで送られてくる標的を殺す職業ルーパーとゆう設定が斬新で面白いです。しかも、冒頭はその職務執行のシーンで始まるのだが、これが結構、衝撃的で、いきなり冒頭から、映画の世界に引き込まれました。タイムスリップ系の映画で、避けて通れないのが、タイムパラドックス問題です。未来の影響で過去が改変されれば、もとの未来がたどった時間は人の記憶は、どーなるのか。僕は、この映画を観てる時、少し前に見た「ミスター・ノーバディ」とゆう映画を思い出しました。ミスター・ノーバディでは、過去の思い出も未来の妄想もかわらないほど曖昧なものとして描いていました。この映画でもブルース・ウィリスが「過去はもやがかかっている」と言っていました。もしタイムマシーンが出来たとしたなら、過去の思い出は未来の妄想くらいに、不確定なものになるかもしれません。まー、それはともかく、結末も含めて、なかなか楽しめる映画でした。 [DVD(字幕)] 7点(2015-06-08 08:39:28) |
626. 外事警察 その男に騙されるな
ネタバレ テレビのドラマは観たことないですが、なかなか面白かったです。最後のオチにはうそー!?ってなりました。副題の「その男に騙されるな」ってのは犯人のことだとばっかり思っていたけど、まさか住本がそこまでやる人間だったなんて。てっきり公安の魔物って言われても、ある程度、良識あるやんって思ってたから、ほんとオチには驚いた。なるほどね。ただ、クライマックスの時限爆弾のくだりは、盛り上げるためとはいえ、ちょっとありふれていて、しかも解除コードが写真の日付って、安直すぎるかなと思いました。でも全体的には重厚なドラマで見ごたえありました。テレビ版のほうも観てみようかな。 [DVD(邦画)] 7点(2015-06-06 20:48:51) |
627. イキガミ
ネタバレ 無作為に選ばれた1000人に1人がある年齢になると国家によって殺される。この設定を聞いて、サスペンスかなと思い見始めたが、びっくらこいた。こりゃ荒唐無稽なSFの設定を借りた、人間賛歌のヒューマンドラマでした。確かに、ここで描かれる3つのエピソードはありふれたお涙ちょうだいのお話である。だが、僕にとって泣いちゃうお話の本質はみな同じなので、別にそれでもかまわないと感じた。だって実際に泣いちゃって、感動しちゃったから。そして、一生懸命、生きなきゃねと映画を観終わって一瞬思えちゃったから。最後の命を燃やして歌う「みちしるべ」の迫力、母にピストルを向けて初めて母の本心を思い出す青年、そしてそれを受け継ぎ決意する両親、兄の角膜を通して満開の桜を見て「ありがとう」とつぶやく妹、そりゃ泣きますよ。ええ、単純ですから。それぞれの役者の演技も良かった。 [DVD(邦画)] 10点(2015-06-05 04:17:16) |
628. 共喰い
ネタバレ なんか不気味なタイトルなので、観てみたが、役者の演技、緊張感のある演出で、最後までそれなりに観れたが、お話が面白くなかった。変態オヤジの息子がダラダラ過ごす日々が映画のほとんどで、深いものがあるのかもしれないけど、僕にはそれを理解したいと思う気さえおきず、最後も一応怖い事件が起きるのだけど、これまた、なんの感情も動かされずにそのまま終わった。変態を見るのは嫌いじゃないんだけど、なんでしょう、この映画には、まるで、興味のない工場をずっと眺めてる気分しかわいてこなかった。食物を食べるシーンがいくつかあるが、オエッてなるほどまずそうだし、風呂場で精子がタイルを流れるシーンもキモいだけだし。エッチをやるシーンも結構あり、女優も脱いでがんばってるけど、なんか見たくないってゆーか、むしろ、はよ次のシーンにいってくれと、思っただけでした。原作もこんな感じなんだろうか。話自体が退屈なんで、多分、僕は原作もダメなタイプなんだろうな。すんません。 [DVD(邦画)] 3点(2015-06-04 14:30:50) |
629. ザ・イースト
もうのっけから、僕が面白いと思う映画の雰囲気がビンビンきて、すぐに映画にのめり込んだ。まー、雰囲気からだけでゆーと、全く個人的なものだけど、漫画HUNTER×HUNTERの幻影旅団に女ジェイソンボーンが潜入捜査するって感じ。もちろんその企業テロ組織イーストのメンバーが特殊な力をもっていたりすることはない普通の人なんだけど、あくまで雰囲気ね。環境テロ組織と言えば、最近で言えば「シー・シェパード」が有名ですが、ここに登場する組織は、あらゆる企業が標的です。もちろんテロはいい事ではないのですが、どちらかとゆーとこの作品では、映画を観てる者は最初は不気味なテロ組織イーストに徐々に感情移入する作りになっていて、イーストのメンバーのそれぞれに悲劇的な背景があり、メンバーを深く掘り下げてイーストに感情移入させる作りです。そこが幻影旅団っぽいとゆーか。ただ、主人公の女ジェイソンボーンは、ボーンに負けず劣らずかなり優秀なスパイで、その能力を色々発揮してくれて、そこはスリリングでした。ラストまで目が離せない展開で、十分楽しめました。 [DVD(字幕)] 10点(2015-06-03 12:53:39)(良:1票) |
630. それでも夜は明ける
ネタバレ 淡々とした奴隷の日々に、観てるこっちもしんどくなって、映画の体感時間を長く感じました。退屈というより、苦痛。ただ、最後の家族に再び出会えるところで、なんだか涙がこぼれて。そして、この時代の南部の奴隷制度の中にも、一定のルールがあり、一定の雰囲気があったんだなーと。木に吊るされているのに、その周りで何事もないように行き交う人々の異常さ、あのシーンは特に印象に残りました。時代の空気感で、それが当たり前だと思う者に、時代が変わっても普遍的なものがあると説くブラピも印象的でした。これを観ていると、なんだか日本の北朝鮮の拉致被害者のことも考えてしまいます。彼ら彼女らも、人生の長い時間、家族と引き離され、そして今でもそれが続いていると思うと、やるせない気持ちになってきます。 [DVD(字幕)] 5点(2015-06-02 20:09:08) |
631. アクト・オブ・キリング
ネタバレ 昔、テレビでお芝居には教育的な側面があることをやっていた。僕も小さな劇団で芝居をしているが、例えば僕がリアルな人生で受け入れられないタイプの役柄を演じるときもある。そのキャラを全く理解できなくても、演出に色々ダメ出しをもらい、その人の気持ちにどーやったらなれるかを自分で試行錯誤する。もちろん、みんなで協力して1つの芝居を成立させる目的のためにやるんだけど、もし、いじっめ子がいじめられっ子の役をやるなら、あるいは、いじめられっ子がいじめられっ子の役を演じるならなど、リアルな人生では決してありえない、冷静な状況理解を深いとこまで掘り下げて考えることになる。確かに、これは自分と周りをちゃんと解析できる経験にはなる。この映画を見ていて、そんなことを考えていたが、映画の方は正直言うと、僕みたいなお子様が観る映画ではなかったかなー。とにかく2時間がこれほど長く感じるとは。おっさんがどーでもいーこと淡々としゃべっているのを酒場で聞いてる気分。よーやく、話し終えたかなと思うと、またおんなじ事をしゃべりだす。で、時計を見ると10分しかたっていない。苦痛以外のなにものでもなかった。本物の殺人者だろうが、そこに緊迫感も恐怖感もなにも読み取れず、ただ単に退屈。すんません。それでも最後になんかあるかもと我慢して見ていたら、おっさんのキモいえづきシーンを見せられ終了。 [DVD(字幕)] 0点(2015-06-02 13:46:21)(良:1票) |
632. シュガー・ラッシュ
評判通り、これは、おもしろい!ピクサーに負けないくらいストーリーも良かった。子供と大人、どちらが観ても楽しめると思います。トイストーリーのゲーム版のような世界観も当然楽しいですが、物を壊す悪役のラルフとシュガーラッシュとゆうレースゲームのヴァネロペとゆうバグっている女の子の主役コンビがとてもいい味を出していて、そこで描かれる友情にジーンときました。伏線のはりかたもうまく、シュガーラッシュの世界の秘密には、やられました。ラルフが出るゲームの主役フィックスのポジションもうまいなー。なんでも直してしまうポイントが特に。音楽も映画にあっていて、こちらのテンションをあげてくれます。友情出演として、ストリートファイター2、パックマン、マリオ、ソニックなどのゲームキャラが顔見せ程度ですが登場し、そーゆうゲームに熱中された方にもクスッとくるゲームネタも満載です。ラストのラルフのセリフも最高です。 [DVD(吹替)] 10点(2015-06-02 00:36:26) |
633. アメイジング・スパイダーマン
ネタバレ 前シリーズは主人公がウジウジしすぎて、ヒーローものとしてはあまり好きではありませんでしたが、新たなこの映画では、ウジウジはしてるんだけど、前ほどではなく、そんなに気になりませんでした。力と責任とゆうテーマは前シリーズでもあったけど、今回は主人公が遭遇する三つの悲劇的別れで主人公が成長するとゆう過程でテンポよく描かれ、より僕にはすんなり理解でき見やすかったです。研究所潜入や糸の機械仕掛けなど、荒唐無稽な部分もありますが、軽い調子のスパイダーマンキャラが意外に僕には面白くて、全体的には楽しめた方です。親の死の真相など謎も残っているので、まだ、シリーズを通しては何とも言えませんが、次も見てみようとゆう思いにはなり、出だしとしては、悪くないかな。 [DVD(字幕)] 7点(2015-06-01 15:40:24) |
634. ティンカー・ベル
ネタバレ うちの3歳になったばかりの息子は、一応最後までしっかり見てました。気に入らないと、すぐに違うことをする子が、最後まで座って観てるってゆーのは、さすがディズニー。でも終わって「ウォーリー」とどっちがおもしろかった?と聞くと、「ウォーリー」だって。恐るべしピクサー。かくゆう、僕もピクサーの方が、映像の動きや造形、ストーリーなど全てにおいて、上だと感じました。でも、この映画も悪くはなかったです。季節の移り変わりは、実は妖精たちが起こしていて、その作業が結構テンポよくユニークに描かれ、その映像の美しさと映画の時間の短さで、退屈はしませんでした。ティンカーベルのお転婆さも、らしくて、すんなり受け入れられました。 [DVD(吹替)] 7点(2015-05-31 23:55:09)(良:1票) |
635. her 世界でひとつの彼女
不覚だ。まさかOSと人間のラブストーリーを観て、最後はちょっとホロッてきちゃうなんて。もっと若い頃に見ていたら、恋愛は外見重視だったから、姿のない恋愛なんて考えられなかったので、こんな恋愛、キモッで終わっていたかもしれない。でも何回か経験するうちに、外見なんて単なるオマケで、相手とのコミュニケーションの方が重要だと思うようになり、今じゃ、それがOSだとしても、人間と会話しているのと変わらないと錯覚できるなら、恋愛は成立するのでは?とちょっとわかる気がする。それに、僕もそんなにスマートな恋愛体質じゃない方なので、この映画の中で描かれる男の姿には思い当たるふしがいくつもあり、だから共感してしまった。恋愛で色々苦悩する時って、はたから見たらキモイけど、本人には深刻そのものだし。もと嫁の事を考える主人公もよくわかる。長く一緒にいて、その存在がなくなれば、それはまさに半身を失う気分だし、その存在によって今の自分のいくつかが形成されていると考えて感謝する気持ちは終着点としてはよくあることだと。しかし、siriやら人工知能の話を聞くと、恋愛とまではいかなくても、こーゆうのに近いコミュニケーションは、将来ありうるかもしれないなー。 [DVD(字幕)] 7点(2015-05-31 21:29:56) |
636. 大脱出(2013)
冒頭、スターローンが脱獄を得意げに語る所で、ちょっと、ん?となった。手を伸ばして単純な番号のキーパッドを押して扉を開けるって、ちょっとオマヌケ過ぎやしないかい、収容所。でも、テンポの良さと、二大スターの共演などで、いよいよ本番の収容所に入れられるまでは、一応ワクワクできた。その収容所、とても脱出不可能そうだし、スターローンは罠にはめられたりで、ワクワクしっぱなし。ところが、いざ脱走しだすあたりで、なんだかストーリーが都合よく動き出し、あっさり脱走される始末。みんながオマヌケに見えてしょーがない。脚本を書いた人は、この二人の共演とゆう設定で、もう十分でしょと言わんばかりに、細かい部分をテキトーにしだしたに違いない。ただ、マシンガンを手にしてニヤッとするシュワルツェネッガーを観て、ま、細かいことはどーでもいーかーって気分にはなった。だから、これでいーのかもしれない。細かいことを気にせずに観れば、80年代の気分に浸れます。 [DVD(字幕)] 5点(2015-05-30 02:26:08)(良:1票) |
637. 告白(2010)
僕は先に原作を読んでいました。各登場人物達のブログのような独善的で一方的な告白文で綴られただけの小説で、そのアイデア、文の内容に眠るのを忘れるほど一気に読み、衝撃を受けました。どの告白文も現代の人々が陥りがちな肥大化した自己の弁明を、これまた現代的な薄っぺらだけど引き込まれる文体で書かれ、誰かとわかりあえる事とはほど遠いその文脈に、今のネット時代によくある寒々とした一方通行の世界を感じて読後もあとを引くほどでした。これを映画化するにあたり、単なるドラマが展開される物語では、この小説の雰囲気は決して出せないと感じていました。「嫌われ松子の一生」の監督なら、この映画も、原作に近い、もしくは原作とはまた違ったインパクトのある映画だと思って観ました。結果は、小説の世界観が完全に出せてるとは感じませんでしたが、最後まで集中して映画の世界にはまれました。ただやはり原作を先に読んでしまった僕には、少々衝撃感は薄かったかな。 [DVD(邦画)] 7点(2015-05-29 15:16:14) |
638. ブルージャスミン
主役の女性のキャラの異常な振る舞いとテンポあるストーリー展開で、冒頭からすぐに映画の世界にどっぷりはまってしまいました。その後も、現在と過去をいったりきたりする時系列の人間ドラマと、異常だけど興味を惹きつける主役のキャラ性で退屈などせずに、あっとゆうまに結末でした。そして主役の悲惨だけど深刻な雰囲気がないところが余計に余韻を残しますね。姉と妹の対比もおもしろい。 [DVD(字幕)] 7点(2015-05-29 09:50:36) |
639. 複製された男
ネタバレ 正直に告白しますと、僕には読解力があまりありません。なのに映画を見ればレビューサイトに投稿してしまう事がやめられない無謀さ。ああ、神よ、我を憐みたまえと心のどっかで思うほど馬鹿です。だから、この映画を観た後の感想を包み隠さず申しますと、うわ、やっぱクモ型宇宙人に複製されていたんだ、にしては、淡々として眠い映画やったなー、緊迫感もあるけどやっぱ盛り上がれへんSF映画やわ、3点かな。と。ところが、公式サイトのネタバレを色々読んでみますと、あーた、全くちがーう!えー、これ主人公の妄想だったのー!そーいえば、なんか変な女とエッチばっかで結婚とか全く考えてなさそーやったし、俳優が自分の女を寝とろうとしてるのに、すんなりOKしてるし、俳優の嫁さんは、今日学校は?ってゆうヘンテコなセリフがあったし。そして衝撃のラストのクモは、自分の複製を妄想で作って、愛人との決裂をして反省したけど、やっぱ秘密クラブに行くことに決めた主人公に嫁がキレた姿だって。映画を観終わって、ネタバレを読んで、こんなに衝撃をうけたのはあまりありません。こりゃ2回目観たら、全く違う映画に見えてしまうかもしれません。でもやっぱ眠たくなるので、2回目は観ないけど。もっとわかりやすくしてほしい。ファイトクラブみたいに。これは妄想ですってのを。僕は観たまんま解釈しちゃう人だから。一般大衆向け娯楽映画を目指してないからしょうがないか。にしても僕はバカだなー。落ち込むよほんと。ただ、この衝撃の事実に点数は1ランクだけアップ。無謀でごめん。 [DVD(字幕)] 5点(2015-05-26 03:54:37)(良:1票) |
640. アフターショック
感動ものや主人公がヒーローのように活躍するぬるいディザスター映画にもうあきあきしてる方にオススメの地震映画。前半こそ、ゆるーい少しコミカルな日常の描写だが、その後に起こる地獄のような展開に衝撃をうける。誰が助かるのか全くわからない。いいことしても助からない。がんばっても助からない。とにかく助からない。それが現実。ちょっと長い前半以外、全然退屈じゃない。 [DVD(字幕)] 7点(2015-05-25 17:19:19)(良:1票) |