東京50km圏道路地図さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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プロフィール
口コミ数 2638
性別 男性
自己紹介 単なる鑑賞備忘録・感想文です。


※2014年11月10日高倉健逝去。人生の大きな節目。

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641.  KANO 1931海の向こうの甲子園
スポ根臭はそんなにないし、静かな感動がないわけではないのだが、ちょっと淡々としすぎていて綺麗に作りすぎている印象。実話ベースは大概盛り上がりに欠けるのでそうなりがちなのは仕方ないが、もうちょっと台湾統治の負の側面というものが描写されていてもよかったと思う。学校内や地域社会での民族的な葛藤もあっただろうし。八田與一は地元の英雄らしいが、この作品に必要だったのか?史実として野球部と関係があったのか否かもよくわからないし、とってつけたような扱いをするものどうなのかと。永瀬の抑えた演技は逆に存在感があり中々よかったように思う。
[地上波(邦画)] 5点(2019-03-02 02:17:34)
642.  帰ってきたヒトラー
ヒトラー本人にも問題はあったのだろうが、それよりもヒトラー的なものを求め、生み出した人々の心情こそに問題があるわけで、それが現代社会にも存在している(EUの移民問題のゴタゴタでさらに民族主義が強まっている)というパロディーというか完全な社会風刺になっていて大変面白かった。「私はあなたの心の中にいる」という台詞がそれを象徴していたと思う。第2のヒトラーが誕生する可能性は大いにあるという事だろう。実際、ミニヒトラーみたいのが登場してきているし。 ただし、演じた俳優が大柄なのと、ラストでやや説教臭くなってしまったのが残念。 それにしてもドイツはよく製作したな。日本で言えば、東条英機か近衛文麿に該当するのだろうが、とても無理だろう。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2019-02-06 00:12:34)
643.  戦争と冒険
脱走してから議員になる所までなので、半生と言えば半生なのかもしれないが、まだままだ序の口で物語は終わってしまうので、拍子抜けする。チャーチルは父親へのコンプレックスがあったように言われている(先日見た番組ではそのような説明だった)が、本作では母親が中心でちょっとマザコン的に描かれている。チャーチルはここから浮き沈みを繰り返し、ヒトラーと対決しつつ、米ソとの攻防繰り広げる大政治家となるわけだが、本作ではその片鱗は全く感じられず、チャーチルの人生としてはこの先が肝になっていくんだろうと感じられた。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2019-02-06 00:02:59)
644.  ラストエンペラー
期待しすぎたか。エピソード省きまくりだし、所詮エンタメ的な仕上げになっており、落胆が大きかった。これなら竹之内豊と常盤貴子の溥傑と浩のドラマの方が面白いような。溥儀の生涯には非常に興味があるので大河ドラマで1年かけてしっくりと描いて欲しいが(無理か?)
[CS・衛星(吹替)] 4点(2019-01-03 21:15:56)
645.  二十四時間の情事
実験的な意欲作だとは思うのだが、見方によっては出来損ないの日活映画のような感じもして、パンチ不足のような。外人監督でも違和感なく撮れているという事なのかもしれないが。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-09-18 22:28:39)
646.  真珠の耳飾りの少女
妄想系作品として楽しめればよいのだろうが、ちょっと度が過ぎるような気も。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-09-08 18:21:44)
647.  君の膵臓をたべたい(2017) ネタバレ 
今時こんな映画が流行るのか?と驚くぐらいのベタなストーリーなのですが、所謂「他者論」的に考えると、それなりに見所はあるように思います。他人とは関わらずに、本読んだり、映画みたり、ネットやったりしている方が基本的に楽なわけです。傷つく事はないから。じゃあ、「それで生きてるの?」って言われて、「余計なお世話!」と思える人はそれで人生終わればいいし、「我思う故に我あり」に他者の存在を前提とするか否かで、人生は違ったものになるのだろうと思います。「他者とは何か?」というのは結構難問です。原作未読ですが、12年後の世界を描かずに「友達になってください」の台詞もないんじゃ、かなり味気ないんじゃないのかと。
[地上波(邦画)] 6点(2018-08-23 01:35:36)
648.  ボクの妻と結婚してください。
自分ならどうするだろう?と考えながら見ていたが、「再婚するのかしないのか?するなら相手は誰にするのか?」は妻が自由に決めてやれるように死んでいくのが本当の優しさなんだろうなと思った。という意味では想定として非現実的ではあるんだが、生は有限であるとう事をあらためて考えるきっかけにはなるような。
[地上波(邦画)] 5点(2018-07-05 01:07:48)
649.  君の名は。(2016) ネタバレ 
過去は変えられない。メメントモリ。がテーマなんだろうなと思ったら、それじゃあ現実的過ぎて厳しいのか最後にハッピーエンドで少々拍子抜け。それでも悪くはない。 明らかに311を意識した作品だと思うのだが、そこに言及している人があまりにも少ない事に驚き。 5年以上が経過して、風化しているという事なんだろうな。まあ、変えられない過去に囚われて生きていく事もよいとは言えないわけで、忘却のススメとも言えなくはないという意味で、ダブルメッセージになってるようにも思えるが。時間とか記憶とか存在とか哲学的要素もあって、いろいろと考えさせられる作品でもある。
[地上波(邦画)] 7点(2018-01-22 00:10:54)
650.  仁義なき戦い ネタバレ 
中学時代に見た記憶はあるのだが、任侠路線が好きで実録モノは合わないなあという印象しかなく、その後は敬遠。久しぶりに鑑賞したのだが、「人が死ぬ→音楽が鳴る」の繰り返しだし、金子信雄の胡散臭さはパロディーというかコメディーというか。そんな中、筋を通そうとする文太は清涼剤というか実録モノで任侠路線を貫くんだが、基本的に群像モノになっているので、主人公としての輝きに欠けるというか存在感はいまひとつ。40年以上前の作品で、殆どが故人になってしまってから見ると、皆ギラギラしていて元気だったが、いつかは本当に死んでしまうんだなあと寂しさだけが残る。
[DVD(邦画)] 4点(2017-09-06 11:29:54)(良:1票)
651.  関ヶ原 ネタバレ 
原作未読。ドラマ版は数年前に視聴。50年以上前の小説ですし、そもそもフィクションですから、常に修正されていく史実との相違に目くじらを立てるのは野暮なんですが、イチバン気になったのは初芽の存在ですね。原作とも設定は違うようだし、くノ一にしちゃったのは海外ウケを意識してなんだろうな。その他、忍者系をアレコレ入れ込んでしまったので悪しき海外意識系時代劇になってしまい、全体的に安っぽい。田舎クサイ顔の有村架純が全くくノ一に見えない。台詞もたどたどしい。動きもキレがなくドンクサイ。全く時代劇向きじゃやない。完全なミスキャストで、大谷刑部面会後に襲撃されて(ここで死ねばよかったのに)からの行動は全く不可解だし、三成との恋愛話みたいになってるのも萎える。全体的にマジメに作ってるのかフザケて作ってるのかもよくわからない。台詞も時代劇風だったり、現代風だったり。方言もある人とない人がいたり、何だか中途半端。合戦シーンは三成が西軍陣地を駆け回っちゃうし、ボーガンみたいの連射するし・・・。小早川秀秋に仁と義の2枚の扇子広げて孔孟思想を講釈しちゃうのも仰々しくてなんだかなあ(これ原作にあるの?)で、最終的に小早川秀秋が「徳川を討て~」と号令掛けているのに伝達ミスで「豊臣討て~」に変質しちゃうのもねえ。最大の見せ場である裏切りシーンがオイオイって感じに。群集シーンでは槍を叩いて使う等々それなりのリアリティーや臨場感はあったとは思いますけど。 一応テーマとしては「義」とは何か?になるんでしょうけど、もうちょっと個々の登場人物を浮き彫りにし、各々の「義」とは何かを深堀してもよかったのではないのか。総じて良くも悪くもステレオタイプな描き方で、人物像にイガイ性はなかったですね。他方、近江と尾張(都会者と田舎者?)の属性対立という切り口はこれまでになかったので多少興味深い所はありましたけど。役者陣は概ねよくやっていたとは思いますが、脚本と演出がダメだったという結論になるのかと。歴史好きが期待して見に行くとハズしますね。じゃあ歴史に興味ない人が見に行って理解できるのかというとそれも難しい。つまり、誰が見に行っても満足する事はないだろうと思います。役者にだけ興味があって、演技だけみたいというならいいのかもしれませんが、そのためにワザワザ時間とカネをかけるほどでもないかな。 <追記>5年ぶりに再見。大垣・赤坂含めて関ケ原の現地巡りをかなり細かくしてきたので、当時をイメージして見ることができた。距離感や各陣の雰囲気も実際に近い形で映像化されている印象。あらためてみると、岡田准一はちょっと勇ましすぎてインテリ三成のイメージとは違うのでミスキャストだったような。また、全体的には駆け足な印象は否めず、やはり4~6時間ぐらいかけてじっくり映像化すべき作品であるように思えた。気になったのが役所広司の腹の出っ張りの凄さ。これはホンモノなんだろうか。だったらスゴイけど、どうやらCGみたいですね。
[映画館(邦画)] 5点(2017-08-29 10:48:01)
652.  ブラザー・サン シスター・ムーン ネタバレ 
思ったよりも軽かった。戦争で病んじゃって回心したという事なのだろうが、信徒が集まる過程は説明不足。で、教皇は役者か否かが問題。そんなキレイな話でもないような。
[DVD(吹替)] 5点(2017-07-27 10:27:37)
653.  花様年華
なんか薄汚くて気持ち悪い。もうちょっとバカやってくれれば楽しめるんだが。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2017-07-14 23:38:35)
654.  駆込み女と駆出し男
群像劇的になってしまい、軸になるストーリーがあってないような印象なので全体的に盛り上がらない。台詞も早口でモゴモゴしていて何を言っているのかよくわからない。よって展開を追いかけるのが大変というか途中で面倒に・・・。映像的には良くも悪くも現代的で工夫はされているように思いますが、それで押し切るにはテーマとのミスマッチがあったような。役者陣が無駄に叫ぶのも現代的ではあるが、時代劇としてはちょっと違和感があったかな。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2017-06-08 09:51:35)
655.  わたしのハワイの歩きかた
榮倉奈々目当てで見たんだが、容姿はよくても話の中身がしょうもない。ただし、海外在住日本人の勘違い感はそれなりに表現できていたような。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2017-05-31 08:44:46)
656.  ある日どこかで ネタバレ 
どこで感動すればいいのか全くわからなかったが、別離によって廃人になってしまうのは妙にリアリティーがあったかな。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2017-05-18 11:43:53)
657.  孫文 -100年先を見た男-
孫文は現代で言えば、ISテロリストの親分なわけで、世界中のお尋ね者なんですが、こうやって亡命と称して各国で自由に暮らせるのは、国際協調無き時代の賜物だなあと思いました。実際、孫文はロリコン系の女好きだったようなので、こういう女学生の色恋沙汰は実際にあったのだろうと思います。逆に言えば、ハニートラップにもかかりやすいわけで、危ない目にもあったのかなと。そういう妄想は膨らむ映画でした。辛亥革命直前の逃亡生活を描いた作品で孫文の功罪については何も訴えるものがない中身のない映画ではありますが。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2017-05-18 08:56:45)
658.  ヒミズ ネタバレ 
「普通でありたい!」と反発する。教師や父親という権威への葛藤。思春期のエネルギーが爆発している印象だが、これは所謂「中二病」の作品なんだろうか?311という破壊からスタートし、そこから生まれる「夢や希望」といった偽善。「愛」を歌い上げるシンガー。正義を声高に叫ぶ学者(宮台はよく出演OKしたなと)。それらをあざ笑い、対抗するかのようなカネと暴力。真実を求める少年にとっては全てが悪党だ。少年の怒りはエスカレートし、それら全てに対し病的に刃向かう。これが少年の正義だから。少年を支持してきた少女だが、茶沢さんは盲目的ではなく正気を失ってなかった。未来に向けて再生するかのようなラストだが、フラフラ走っている所に中学生的危うさも感じる。ここから2人は大人への道を歩んでいけるのだろうか?
[インターネット(邦画)] 7点(2017-04-07 10:25:47)(良:1票)
659.  恋の罪 ネタバレ 
人間は何らかの役割を演じ、多かれ少なかれ抑圧されている。で、「自分とは何か?」がわからなくなって、解放を求める。その自分の体に値段がつけば、「XXXXX円の自分」という定量的、客観的評価に安心できるのかもしれない。あくまでも演技ではなく解放された素の自分である事が前提だが。これは元となった事件があまりにも有名だから、それとオーバーラップして見てしまうのだが、やはりフォーカスすべきは大学助教授の方でしょう。ヒマな主婦が寂しくて・・・なんて話はリアルではあるけど、映画の題材には成り難い。AVじゃあるまいし。本作は刑事には殆どスポット当たらないし、大学助教授の方は中途半端だし、主婦は素人AV女優だしで、配役のバランスが変。ここまで改変せずに、もうちょっと事件に忠実に描いてもよかったのではないのかと。神楽坂恵を使いたくてこうなってしまったのだろうが、折角の題材なのに惜しい作品になってしまった。伝わるものはあるし、悪い作品ではないんだけどね。
[インターネット(邦画)] 6点(2017-04-01 02:35:20)
660.  冷たい熱帯魚
でんでんの演技は滑舌が悪くてよいとは思えなかった。神楽坂恵は大根役者だし。そんな中、吹越満は中々の演技をしていたと思う(まわりがどうしようもなかっただけかもしれないが)。抑圧されていた男が怒りだすきっかけは妻の不貞。正義もプライドも無いと、残るのは愛憎しかないんだろうな。ここからの爆発と解放は見応えはあったが、総じておバカ映画だし、表現方法ももうちょっとどうにかなったのではないのかと。でも、「人間ってバカだよね。」ってのは伝わってきて、訴えてくるモノはあった。
[インターネット(邦画)] 6点(2017-04-01 02:12:07)
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