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 > なにわ君 さんの口コミ一覧。34ページ目
なにわ君さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2036
性別 男性
自己紹介 ●採点基準
10→おもろい(なんらかの感情が揺さぶられた場合も)
7→ややおもろい(おもろくない事はないんやけど、もうちょい)
5→普通(可もなく不可もなく)
3→今一歩(微妙に退屈)
0→退屈(途中眠たくなったりして最後まで観るのがしんどい)
評価は観たときの体調、年齢、精神状態、その他モロモロに影響されまくってます。独自の映画論なんてなくいきあたりばったりのてきとーさで映画を観ます。すんません。なお社会人ですが精神年齢はかなり子供です。好きなジャンルはホラー、サスペンス、SF

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661.  片腕マシンガール 《ネタバレ》 
イグチサーン、ボクガミタイ二ホンノエイガヲ、ツクッテクダサーイ。ヨサンハアリマセーン。デモ、カワイイジョシコウセイワ、ゼッタイダシテクダサーイ。ニンジャワゼッタイダシテくダサーイ。グロイアクションワ、ゼッタイイレテクダサーイ。とハリウッドの誰かが言って出来た映画だそーな。ただし観るのには三つの点に注意しなくてはならない。まず、チープさ。これを予算がないための工夫ととるか、ショボいけど逆にそこが笑けていいととるか、もう観てるのが苦痛なくらいショボすぎるととるかによって、だいぶ映画の面白さが変わる。とにかく、絵面はすごいけどショボさは覚悟しろ。次に、グロさ。顔や腹に穴があいたり、口から色んなものが出てきたり、手が天ぷらになったりする。息子の頭のない死体から出た血しぶきを風呂場で浴びたりする。ただ、ゴア特撮はショボい。ショボいけどグロさは覚悟しろ。最後に演技レベル。とは言っても、逆に下手くそな演技レベルが新鮮で面白いんやろ?って方は期待しないよーに。微妙に普通やから。観てて特に何も感じないくらいの演技レベルやから。いやダメな人はダメやけど、面白くない程度に普通やから。ただ、やけにテンションは高い。演技レベルは中の下に覚悟しろ。それらを踏まえたうえで、正直、僕は、なんだかんだ、そこそこ楽しめてしまった。結局のところ、悪い奴らが、たとえ、服部半蔵の末裔だろうが、スーパー遺族部隊だろうが、穂花がドリルブラをつけていようが、単にやられるのを観たかったからかもしんない。
[DVD(邦画)] 7点(2016-11-26 21:56:37)(良:1票)
662.  アンダルシア 女神の報復 《ネタバレ》 
前作同様、今作も楽しめました。僕は恐らく、こーゆう和製ジェームズ・ボンド的設定そのものが好きなのかもしれません。だから、細かいことや観光的な部分は気にならず、ハリウッドにおとるクオリティーは、逆に日本のテレビドラマを見る感じで、お気楽に楽しめて良かったです。このアンダルシアでは、ボーっと見てたからか、ラストの黒木メイサに普通にびっくりできて、得した感じでした。流石に黒田の死んだ芝居はわかってたけど。このシリーズ続けて欲しかったけどなー、個人的に。
[DVD(邦画)] 7点(2016-11-25 11:32:43)
663.  ヤッターマン(2008) 《ネタバレ》 
冒頭の戦闘で、福田沙紀の股間に縄がスルスルするシーンで、おい!三池、と。その後、櫻井翔が二回、二号を投げ飛ばし、岡本杏理の太ももにカブリつくくだりで、おいおい三池、と。そして訪れる、三池監督の悪ふざけ。ドロンボー一味のロボット、バージンローダーの乳首を自分でつまんで飛び出すミサイル、股間からもなんか飛び出す、それに発情して飛びつくヤッターワン。ロボット同士が悶えて、絡まって、焦点、爆発。悪意満載。てか、家族で見れるかーーーーい!ガッチャマンを蹴って、作りたかった映画がこれかーーい!でもでも、三池監督作のヤッターマンはこれで、ダイセイカーーーーーーーーイ!パチンコのパが消えてチンコ、これをしっかり受け止め、はっきり発言できる者だけが、この映画を楽しめるのかもコロン。頭から出てくる阿部サダヲを見て、声を出して笑ってしまった僕が言うんだから間違いないだす。ちなみに、クレジット後に次回作の予告があるが、全然、見なくてもオッケー。
[DVD(字幕)] 7点(2016-11-24 13:31:33)
664.  高地戦 《ネタバレ》 
韓国と北朝鮮の戦争で、とある高地のでの戦いを描いた戦争映画。戦争における不条理で、同民族どうしの戦いの虚しさや、戦争とゆうシステムそのもののバカバカしさに特化して描かれていて、ただそれだけでなく、飽きさせない娯楽要素が散りばめられていて、僕的には退屈せずに楽しめました。僕が特に面白く感じたのは、各キャラ設定。なにかを秘めたイケメンな主人公の親友や、心の痛みから逃れるように薬漬けの若い大尉など、それぞれにキャラが立っていて、それらがうまくストーリーの推進力になっているように感じました。中でも中盤に登場する「2秒」と呼ばれる北朝鮮のスナイパーが印象的。相手をどこからともなく撃ち抜き、きっちり2秒後に銃声がなるそのキャラ設定は、実際にそのくだりを観れば、不気味でかっちょよく、ゾクゾクしてテンション上がります。名前からしてなんかかっちょいい。あと、終盤の中国軍も怖くてよかったです。明かりがついた時の、中国軍のその絶望的な多さ。ヒエーッてなりました。
[DVD(字幕)] 7点(2016-11-23 14:01:17)
665.  イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ 《ネタバレ》 
ちょっと前にありましたよね、スペインの教会の壁画をおばさんが修復したら、トンデモな絵になってしまい、世界の失笑を買ったんだけど、その後、その絵を見るために多くの観光客が殺到し、逆に人気者なってしまったってゆーやつ。世界は不思議です。何が価値を持つのか、全く予測不可能。逆にいいとか普通にあったりして、いやその逆がまたいいとか、糞でも何でも、発想を変えるだけで、素晴らしいとか判断されたりしてしまいます。で、この映画、そんな価値観についての映画です。それもストリートアートとゆうものを扱ったドキュメンタリー。監督はバンクシー。僕はストリートアートもバンクシーも聞いたことあるくらいで、さっぱり知らなかったんですけど、いやー、こんな世界観が実際にあるんですね。お恥ずかしながら、全く知らんかったです。違法行為である街の落書きが、そんな凄い事になっていたなんて。で、そんな中で最も有名なものが、バンクシーってゆう名前以外、顔も声も全く不明である、謎の人物。芸術テロリストの異名をもち、有名な美術館に勝手に自分の絵を飾ったり、パレスチナの壁に、命の危険も顧みずに絵を書いたり、世界的に話題になるような行為を次々やっていたらしい。全然、知らんかったです。世間の話題に疎くてすいません。で、そんな彼が作ったドキュメンタリー映画がこれ。しかも自分のじゃなくて、そんなストリートアーティスト達をビデオで撮り続けたおっさんのドキュメントです。映画を鑑賞してまず思ったのは、よーできた話やなーってこと。あまりにもよく出来すぎているので、これ、フェイクじゃないの?って思ってしまうくらい。ラストはびっくりする事実を知ることになり、いやマドンナが一番びっくりしてるかも。でも、これって日常でもたまにあるなーとも思いました。例えば、高級食材とか使って作る料理とか。どこそこのあんま取れない卵使ったチャーハンとか、よくテレビで紹介されたりしてるけど、普通の卵使った料理とかとの味の違いとか、本当のところ、わかる人っているのかなー。そもそも、そんな貴重価値の食材がおいしいってゆう根拠ってなに?とか。普通に安い食材のほうがおいしいかもしれんし、調理の具合で、味なんて色々変わるし。味なんて人それぞれだし。それって誰かが価値をつけたから、おいしいように錯覚してるだけじゃないの?とか。実際、僕も高級焼肉屋と食べ放題の肉屋に両方行くけど、本当の所、食べ放題の方が、おいしいって感じもあるし。映画の中で、アートは洗脳って言葉があるけど、まさに世の中の価値観なんて、それによって成り立ってるものが結構あったりしますよね。本当にそれって自分自身が何者かの影響を受けずにいいと判断したのか?そんな事を色々考えてしまう映画でした。
[DVD(字幕)] 7点(2016-11-18 13:33:19)
666.  オールド・ボーイ(2013) 《ネタバレ》 
昔の韓国版は観たはずなんだけど、トンカチ持ってオヤジが人を殴りまくるってゆう所以外、全くストーリーが思い出せず、これはこの映画を観てる間もずっと思い出せず、だもんで、最後は普通に衝撃を受けちゃいました。最初からテンポよくストーリーが進み、主役が20年間、監禁されるところもスルスル進み、最後までダレることなく映画を楽しめました、ただ、監禁前の主人公がちょっとクズ過ぎて、ラスト、真実を知った時に絶望に陥る所で、なんかあまり絶望に思えなかったのが、ちょっと残念かな。監禁で、主役の人柄が変わって、娘が全てになるのはわかるんだけど、ただ20年間監禁と言っても、映画の時間内では1時間くらいなので、こっちはまだ当初のクズな主人公を引きずってるわけで、これが最初から、娘を溺愛している主人公なら、ラストの絶望も素直にこっちも理解できて、体感できたんだけど、それじゃダメやったんかなー。アメリカを体現してるからダメか。でも結末も含め、それなりに面白かったです。
[DVD(字幕)] 7点(2016-11-16 13:01:54)(良:1票)
667.  愛のむきだし 《ネタバレ》 
よーやく、この映画が観れました。だって4時間近くあるんやもん。観るのにそれなりの覚悟がいるやん。でも、体感時間はそんなに長く感じませんでした。つまり、それなりに楽しめました。ざっくり言えば、主役が愛のために、ヒロインを悪の組織から救い出すって映画。パンチラ盗撮と愛と勃起がつまった王道エンターテイナー作品。まずメインで登場するキャラが面白い。神父の父に愛されたくて、罪をわざと犯して、父のもとで懺悔を繰り返し、たどりついたのが、パンチラ盗撮とゆう主役のユウ。しかも、ただの盗撮じゃなくて、アクションパンチラ盗撮。そして、父に性的虐待を受けて、男に暴力をふりまくる女性となってしまったヒロイン、ヨーコ。で、同様に父に性的虐待を受けて、悪魔のような女性になってしまったラスボス、コイケ。この3人、演じる役者がはまり役で、前半はぐいぐい映画の世界に引き込まれていきます。だって、カンフーアクションで華麗に舞って、パンチラ撮って、みんなですごく真剣。バカとしか言いようがないけど、なんか面白い。満島ひかりが若くて、なんかめちゃ魅力的に見えるヨーコ登場で、いよいよ本格的にストーリーが動き出す。後半は、やっぱ長いんで、ちょこっとしんどくなったんだけど、クライマックスでまたまた盛り返し、最後はちょっとグッときてしまいました。
[DVD(邦画)] 7点(2016-11-15 23:34:04)
668.  川の底からこんにちは 《ネタバレ》 
満島ひかりさんは僕的にはそんなに女性的魅力は感じないんですが、でも、彼女の嫌な感じキャラは天下一品とゆーか、なんだかもう目が離せないってゆーか、僕はとてもひきつけられてしまいます。そんな嫌な感じな彼女の魅力全開のこの作品、とても面白かったです。卑屈で投げやりなのに開き直って駆け出すクライマックスはかっこよくて燃えました。全てがしょーがない、しょーがないっしょ、中の下なんで、でもしょーがないから頑張るしかない、ってゆうこの人生観、すごくささったとゆーか、このダメモト感からの、開き直った頑張り感、負の感じをそのまま攻撃に変える感じがなんかカッコよく思えてゾクゾクしてしまいました。投げやりでも、色々抱え込んで、また、周りの色んな事はちゃんと理解してて、でもそれを表に出してグダグダやるのもわかり過ぎてるが故にバカらしくて、だからこそ、父の愛情を感じとれた時に、投げやりでありつつも彼女の中で何かが変わって、そーゆうのもビンビン伝わってきました。コミカルな部分では、おばちゃん連中のだいたいそーだけど大丈夫って感じが笑けました。主役キャラがかなりクセのある感じなので、好き嫌いは分かれると思います。
[DVD(邦画)] 7点(2016-11-14 23:16:12)(良:1票)
669.  その日のまえに 《ネタバレ》 
大林監督の作品は人によっては全くノレなかったりするほど、クセが凄すぎます。普通の映画文法は完全無視。リアリティー?なにそれ?状態とでもいいましょうか、とにかく、ヤバい。ナンチャンの演技っぷりに輪をかけて、セリフとか、僕は普通ならもう見てらんないんだけど、なぜか、映画に引き込まれていく自分がいて、気がつきゃ、涙ポロリ。突然始まる喫茶店での攻防戦、あまりのキテレツさに思わずゾクッとしてしまう「出発進行」の青年。なんの前触れもなく割り込んでくる昔の浜辺での奇抜なドラマ。次は何が飛び出すのか全く予想できないのです。でも後半はしっかり、こちらの心を動かしてきます。永作の表現で、ナンチャンのヘンテコさも、なんだか受け入れられて、鑑賞後の感覚は独特でした。悲しいんだけど、どこか心が安らぐような、そんな感じ。ここ立て続けに大林作品を3本観ましたが、どれもこれも死に関して描いてて、なんか色々考えちゃいました。
[DVD(邦画)] 7点(2016-11-13 21:52:41)
670.  ばしゃ馬さんとビッグマウス 《ネタバレ》 
夢を追いかける2人の脚本家を描いた青春コメディー。最初の方は、ちょっとノれんかったです。ばしゃ馬さんは、がんばってるけど理屈が多くて痛い感じだし、ビックマウスの方はほんま薄っぺらな口だけ男っぽい感じで。ただ、観てるうちにドンドン映画にのめり込み、この二人がドンドン魅力的になっていき、クライマックスにはなんか高揚感に包まれ、鑑賞後は、久しぶりにドラマらしい、いいドラマを観たなーって感じで清々しい気分。僕は昔から夢らしい夢なんてもたず、バンドやるぞーとか、税理士になるぞーとか、表面的な思いつきの夢を一時的にもつくらいで、夢なんて語る人間ではないんですが、それゆえに最初にビックマウスのキャラを観たときは、あー、こんな感じ、わかるわーってなって、なんか同族嫌悪で、観てるのが辛くて、それが最初の方でノれんかった理由かな。このキャラはもちろん、そんなキャラではなく夢もちゃんとしてるってのが後半わかっていくんだけど。あと、そんな夢に苦しめられた事のない僕でも、所々にある描写が、ほんとアルアルな感じで、リアリティーがあって、そのへんも面白かったなー。テーブルにぶつかる店員さんとか、どなるおばさんとか、みんなで盛り上がってる横に会話に全く入らない人がいたり、背景描写も日常でよくある感じだし、テンション高めで挨拶したら向こうが自分の事を覚えてなかったり、なぐさめからのオスになる元彼とか、嫌な気持ちになってるのに、そんな感じじゃないですよって振舞ったり、見に覚えるのある細かい描写てんこ盛りで、それ観てるのなんか楽しい。
[DVD(邦画)] 7点(2016-11-10 12:17:59)
671.  ぼくのエリ/200歳の少女 《ネタバレ》 
ハリウッドで「モールス」とゆう映画でリメイクされた異色の吸血鬼映画。僕はどちらも観たけど、少しだけ改変はあるが、概ね、同じ感じ。雰囲気は淡々としてて静か、そしてその静かな中にギョっとするエグい描写がある。どちらかといえば「モールス」の方がちょっとわかりやすく派手に出来ており、例えばイジメ描写などは結構、相手の少年像を含めてドギツ目に描かれている。後、主役の少年はのちに、エリのオヤジ役の男みたいになるかもってゆう暗示はハリウッドの方がよりハッキリと描かれてる。ただ、酸をかぶった後の顔はこちらの方がドギツイし、少年の親父像や母親とのちょっとした交流などの細やかな描写は、こちらのほうがちゃんと描かれていて、登場人物などの実在感はこちらの方が大きいかもしれない。で、こちらの方の映画のラストはどーとでもとれる様に出来てはいるのだが(原作とは違い監督はそーゆうふうに撮ったらしい)、僕は少年がやがてあのオヤジのような存在になるのではとらえた。そう考えると、とっても後味の悪い余韻を引きずる欝映画となり、またあのオヤジ役の人の人生を考えるととっても怖い。そして、そこが面白い。
[DVD(字幕)] 7点(2016-11-09 17:22:52)
672.  野のなななのか
一人の老人が死んで家族が集まり49日までを描いた映画が、この、おのののかじゃなくて、野のなななのかです。いやー、まいった。序盤から、まったくセリフが頭に入ってこない。日本語しゃべってんのに。自分の言語野がいかれてしまったんじゃないかと不安になってしまったぜ。膨大な情報量の会話、いちいち入るテロップ、過剰な寄りなど、奇しくもシンゴジラに似た演出をとってるのだけど、何を観てるのかうまく説明できない。なのに、この3時間近い映画、退屈感はほとんどない所が、ある意味、凄いとゆーか、意味わかんね。不自然すぎる演出や反戦のメッセージ性、陳腐なセリフの羅列など、普通なら、リアリティーなし、偽善、左翼的とか思うところも、無理やり一週回らせて、いや、そーゆう嫌いなところも理解したうえで、こちらの思考を、それ以上の許容範囲にさせてくれる、全部含めてなんか観てられる。つじつまは全然あってないけど、後半は結構、衝撃的な真実が明かされ、意味のわかんなかった伏線もそれなりに回収されるんだけど、それでもわけわかんない。でも高揚感に包まれてしまう。それにしてもカメラ寄るなー。すげー寄る。寄って寄って寄りまくりだなー。
[DVD(邦画)] 7点(2016-11-08 12:45:08)
673.  WOOD JOB! ~神去なあなあ日常~ 《ネタバレ》 
一人のチャラチャラした青年が山奥の村の生活を通じて成長するとゆう映画。ある意味、ルーキーが色々経験するとゆう新兵モノでもあり、さらに長澤まさみとの恋愛青春モノの要素もちょっとあり、ノホホンと楽しんで観られるとてもよく出来た娯楽作品でした。林業とゆう普段あまり知らない仕事の内容とか、村での生活の独特さとか、へー、そうなんだと新鮮さを感じる部分も多く、笑いどころも所々にあって、退屈さはほとんど感じませんでした。巨大な大木を切る様や、最後の祭りの模様(巨大すぎるチンチンのジェットコースター)などには、スペクタクル感もあって、映画としての迫力も良かったです。キャラとしては先輩キャラの伊藤英明がかなりのはまり役で、遠くから走って車に乗り込むシーンはスゴスギ。木を切るシーンも実際に役者が木を切っている部分をちゃんと描いてて、実在感を感じます。挨拶を何回もゆうとか、エンドクレジット後のチラシとか、おにぎりの伏線の回収とか、なるほどーと感心する箇所も多く、なんかニンマリしてしまいます。鑑賞後は、楽しい映画を観たなーって感じでまたまたニンマリ。
[インターネット(字幕)] 7点(2016-11-05 17:32:25)
674.  ブルーバレンタイン 《ネタバレ》 
あるカップルの結婚までの話と、その後の倦怠期の話を同時並行で生々しく描いた映画。生々しいので観る人によっては、かなりくる感じで、僕も後半は胸がぎゅーっときたです。男は家族で仲良く暮らせればそれでよく、上昇志向が全くなく、ちょっと生活がダラダラしてる。この感じ、僕も同じなのでよくわかります。で、女は上昇志向が強いため、最初は楽しい旦那って思っていますが、ドンドンだらしないって思ってしまい、最終的には生理的に無理になってしまいます。こーなると、女性は子供の事とか過去の楽しい思い出より、冷酷に自分優先になってしまいます。よく男性はロマンチスト、女性は現実的と言いますが、結婚式の誓いである「病める時も」ってゆーやつ、女性は簡単にやぶってしまえる。でも、僕は女性の人生はすごく大変だと思えます。生理はあるし、子供を産むときは大変だし。だから現実的でもしょーがないって感じちゃいます。だからこの映画の女性が生理的に無理って感じて、本当にごめんって涙をながしていうくだりも、なんか同情しちゃって、ってゆーか夫婦じゃないけど、こーゆう事、僕も経験してるから、男と女どちらにも共感しちゃって、さらに子供の視点も加わるから、余計、胸がぎゅーってなりました。とにかく色々語りたくなる映画であります。
[DVD(字幕)] 7点(2016-11-01 09:21:38)
675.  ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅 《ネタバレ》 
しょーじき、最初は表面的にしか映画を観ない、しかも派手な映画好きな僕には退屈で中々映画に集中できませんでした。ちょっとボケた感じで、あまりしゃべらないおじーちゃんと、あまりパッとしないその息子とかの日常を淡々と描いてて。舞台も、世間では、退屈と称されているネブラスカだし。ところが、40分あたりから、なんだか、主人公のおじーちゃんの家族にのめり込まされていき、最後の方で、おじーちゃんが運転するトラックを息子が隠れて見上げるシーンで涙がジワジワ~。えーおっちゃんである息子が、まるで小さい子がお父さんを尊敬の眼差しで見上げるようにおじーちゃんを見てる、そんな表現にジワジワ~。僕自身、おとーさんはもう亡くなってるんだけど、僕の知らいないおとーさんってのは、沢山あって、おとーさんの古い知り合いに話を聴いたり写真なんかで、へー、おとーさんてそーゆう所があったんだと、たまに感心することがあって、本当のところ、僕はおとーさんの何を知っていたのかなーって思うところがあって、そーゆう事、この映画を観ているとドンドン思い出しました。でも、僕は、この映画の息子のように、おとーさんにちゃんと孝行できてなかったなーって後悔もしたりして。おとーさんって考えてみれば不思議な存在です。いやおかーさんもそう。一番身近なのに、知ってるようで知らない事がいっぱい。そして、その知らない一面を知ったとき、なんとも言えない誇りに思えるような恥ずかしいような不思議な気分になれる。そんな僕ももうおとーさんですけど、息子はどんな感じで僕を観てるのかなー。とにかく、地味ですけど、家族っていーなーって思えるいい映画でした。
[DVD(字幕)] 7点(2016-10-31 16:43:55)
676.  セデック・バレ 第二部 虹の橋 《ネタバレ》 
第一部では若干のめり込み度が薄かったんですが、第二部は、いやー、長いけど、しっかりのめり込めました。もちろんそれは、第一部で部族の文化やキャラなどをじっくり描いてるからでありまして、第二部ではなんかいつのまにか、部族にもちゃんと感情移入できていて、最後までしっかり堪能できました。他にも、第二部は第一部に比べてかなり派手で凄惨でして、はっきり言って、第二部は完全に部族対日本人の戦争映画です。その戦争風景も、結構、迫力があり、ゲリラ戦をする部族と物量で迫る日本軍との戦いを色々な視点からテンポよく描いております。でも、それだけじゃなく、自決したり、わが子を殺したりと、僕は第一部より、こちらの方が観るのが辛くなる凄まじさを感じました。名もなき日本兵が死にゆく時に炎が舞う空を見上げて、きれいだとつぶやいたり、日本の司令官に最後はいいセリフを言わせたり、こちらでも部族と日本人、両者のどちらかに善悪をつけぬように、かなり気を使った描き方がされていて、それゆえに、日本人の僕としては、観てるとき、自分の立ち位置をどーすればいいのか、主役側だし覚悟とか強さとか痛快さで部族を応援しちゃうんだけど、次々部族に殺されていく日本兵を観てると日本軍の反撃をちょっと期待しちゃってる自分もいて、あー、居心地が悪いなー。でもそれも含め、文化の衝突とゆーものをしっかり目の当たりにした感はありました。主役である部族の頭目は素人だそうですが、全然、そんな風には見えない、てゆーか本物の部族にしか見えない実在感もお見事だと思います。ただ、鑑賞後はもうお腹いっぱいで映画を観た満足感とゆーより疲労感の方が多く、そして、各キャラに思い入れしつつも、意外にも感動とか泣いたりとか心に迫るとかドキドキとかなくて感情面が平常のままだったのは、ちょっと残念かな
[DVD(字幕)] 7点(2016-10-27 01:46:58)
677.  天使と悪魔
その昔、僕は1655:教皇選出とゆうボードゲーム(正確にはカードゲーム)をやったことがあります。クリストフ・バウアー作の中世時代のコンクラーベを表現したゲームで、各プレイヤーが枢機卿になり、競りをして票を獲得し最終的に教皇になれば勝ちです。枢機卿の派閥や、政治や陰謀などがあって、結構楽しんだ記憶があります。で、そんとき、コンクラーベってなに?って非常に興味がわき、調べてみて、教皇のなり方とか色々わかって、日本人には知らないことがいっぱいあるんだなーと感心しました。で、この映画を観て、びっくり、それが題材になっていたから。コンクラーベって1つの部屋に皆が入ってやるんだとか、教皇がなくなった時に指輪を割るんだとか、色々視覚的に知的好奇心が満たされました。それだけでも面白かったです。で、物語の方は、要は探索型の犯罪阻止もの。インディ・ジョーンズみたいにアクションはそんなにこなしませんが、歴史上に隠されたヒントを解いて、最終的に犯罪を防ぐってやつで、細かいアラはあるものの、それなりにハラハラできて、テンポもよく、こちらも楽しめました。原作の方が色々ストーリー的にも凝った作りらしく、原作、読みたくなりました。
[DVD(字幕)] 7点(2016-10-20 18:33:37)
678.  インデペンデンス・デイ: リサージェンス 《ネタバレ》 
結構、酷評を聞くので、期待しないで観たら、えー、面白いやん。世間は厳しいなー。てゆーか、エメリッヒだよ、インデペンデンス・デイの続編だよ。典型的な薄い人間ドラマとか、CG丸出しだとか、既視感とか、バカっぽい所とか、もう折込積みやん。みんな、何を期待して、この映画観るのだろうか?前作とか2012とか観てないのだろうか。うーん、わからん。さて、映画の方は、前作の完璧な続きになっていて、まず僕が感心したのは、人類がエイリアンのテクノロジーをちゃんと吸収して、今回の舞台は、ちょっと近未来になってたとこ。月基地とか、宇宙まで行ける飛行機とか、SFしてるー。で、またエイリアンが攻めてくるんだけど、そーなると、やっぱ女王だよね。エイリアンのラスボスは女王に決まってるんだよ。僕はもう前作以上の宇宙船が出てきた瞬間に、頭に女王だろって浮かんだんだけど、期待通り。で、人間ドラマの方は、前作のキャラがもちろん登場し、今回の新たなキャラも登場し、地球がエライ事になってゆくなか、ひび割れた友情の復活とか、ちょっとした恋愛とかが繰り広げられ、一昔前のアメリカ映画なみに盛り上げてくれる。僕は主役の友人のパイロットが中国娘に惚れるエピソードが好きだったなー。最初は中国娘も馬鹿にしてるだけど、最終的には二人で宇宙船を操縦して、しかもその友人が結構熱くがんばって、中国娘もちょっぴり惚れちゃうってーの。あと、喧嘩してた黒人が最後に主役がヒロインと抱き合ってるの後ろから見守ってるとことかさ。なんかグッとくる。なんの脈絡もなく、子供を乗せたバスが最後の戦場に絡んでくる所も好き。やっぱ、最終戦には、子供出さなきゃ、絵が殺伐としてしまうやん。また、その子供たちも親が死んでるかもしれない境遇でさ、でも、みんな悲惨な雰囲気を出さずに健気な感じで、最後はジェフ・ゴールドブラムの親父さんが、みんなで一緒に暮らそうとかさ、泣けてきた。泣けたといえば、ヒロインと元大統領の飛行機での絡みも良かった。最後の決意をお父さんが見せるときの、ヒロインのなんとも言えない顔、悲しいけど熱いぜ。もちろんコテコテCGのディザスターシーンはド迫力で、そこはしっかり大作としての威厳を保っていて、こっちのテンション上げてくれました。どーせCGでしょ?だって、いや、この映画で、それ観たいんじゃいの?僕はいくらでも迫力あるCGを観たい。だから観た。
[インターネット(字幕)] 7点(2016-10-19 13:43:16)(良:1票)
679.  スーパー! 《ネタバレ》 
笑って見ていると、その笑い顔がそのままひきつるほど引いてしまうヒーロー物。ヒーロー物?サイコ物と言ってもいいかもしんない。脳みそに直接、神の指先がチョンと触れるビジョンによってクリムゾンボルトとゆうヒーローになった男の必殺技がスパナで相手の頭をかち割ること。血がドクドク出て、悪魔の毒々モンスター的と言いましょうか、完全にトロマムービーの系譜を受け継いでおります。だからヒーローものにありがちなカタルシスは一切ありません。警察が訪ねてくれば、刑務所でカマを掘られる妄想を観客にもしっかり見せてくれるほどのダメヒーローです。バットマンにロビンがいるように、彼にもボルティとゆう相棒ができます。これがまた、彼以上にいかれたやつで、それをエレン・ペイジが嬉々として演じております。グダグダで暴力的で、変身するのも車でモゾモゾ着替えて、パンツ姿のお尻を子供に見られるほどカッチョ悪く、最後まで惨めなヒーローですが、最後はなぜかジーンときました。なんででしょう?
[DVD(字幕)] 7点(2016-10-18 18:02:51)(良:1票)
680.  シークレット・サンシャイン 《ネタバレ》 
陽射し、陽射しは誰にでも降り注ぐ、しかし秘密の陽射しとなると、それは誰も気づかない。だって秘密なのだから。いやー、これほど観るのに、精神的苦痛を強いられる映画だったとはね。子供さんがいる方には非常に苦しい映画かもしれない。愛する者を失った方なら、わかる表現がそこかしこに。僕は医者ではないので、よくわかんないんだけど、人はものすごい喪失感と自責の念を味わうと、どーゆうわかけか、本当に肉体的な胸の苦しみを受ける。これは、まるで生気を吸い取られるような、毎日、目を覚まして、活動するのがつらくてしょーがないとゆう類の胸の痛みなんだけど、それがこの映画では生々しく描かれていて、もう、僕は観るのがつらくて、つらくて。で、ある宗教の会に行くと、どーゆう化学変化か、その胸の痛みが一時的に和らぐ。自分が今まで信じてなかった事を目の当たりにしたカルチャーショックからか、初めて心を開放したスッキリ感かわかんないけど。でも、こーゆうことあるかもしんない。でも、主役の彼女は、その後、宗教自体のもつある恐るべき真実を目の当たりにすることになる。別に考えたら当たり前のことなんだけど、上っ面で宗教に救われた気になっていると、これは受け入れられない事でもある。そっからは、もうさらに辛くて、僕は何で、こんな辛い映画を見てんだと、彼女の心情を想像すればするほど、こっちまで胸が苦しくなってくる。唯一、この映画を観ていられたのは、ひとえに、ソン・ガンホ演じるジョン・チャンの俗物的な存在感があってこそ。最後の場面、そこにあるのは何だったのか。見てる僕らは気づくかもしれないが、この映画のキャラ達は誰も気づいていない。だって秘密なんだから。あー、でもしんどい映画でした。
[インターネット(字幕)] 7点(2016-10-17 14:44:41)
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