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よしのぶさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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681.  300 <スリーハンドレッド> 《ネタバレ》 
2500年ほど前のスパルタを中心とするギリシア軍とペルシアの遠征軍の間で行われた「テルモピュライの戦い」とそれに続く「プラタイアの戦い」を題材にしている。真面目に史実を描いているのだなと思っていたら、途中でクリーチャーのような巨大戦士が出てきて方向転換。うーん、そういう映画だったのか。「北斗の拳」の実写版と思えばいいのです。化け物のような処刑者はインパクトありましたね。1シーンだけでは惜しいです。ゾウとサイ、弱すぎです。えっ、火薬もあったことになってる。スクリームのような仮面部隊出すなら、いっそジェーソンも出してほしかった。所詮は原作がアメコミでした。とにかく凄まじい戦闘シーンのオンパレード。ここぞというときに必ずスローになり、悲壮感のある音楽とあいまって美しい舞踏のように描かれています。(本来重兵装部隊なのですが、上半身裸でがんばってます。筋肉のCG疑惑あり)でもすぐに飽きました。そればっかりなんで。300人(史実ではテスピアイ 、テバイ軍も一緒ですが、省略です)対数万の戦いなら、孔明、義経、高杉晋作などのように知力で勝負すればいいものを肉弾戦という無謀さ。「自由」「祖国」などと叫んでも、感情移入できず。ペルシャ軍に対するリスペクトがなく、子孫のイラク人が激怒したのもわかります。新たな紛争の火種にならなければいいのですが。ただペルシャ軍の使者はそこそこかっこよかったし、軍隊のデザインなども中々のものでしたよ。美的センスは認めますが、スローの多用はくどいです。ヴァイオレンスはもっと控えめに。
[DVD(字幕)] 6点(2009-04-06 15:04:57)(良:1票)
682.  いま、会いにゆきます 《ネタバレ》 
タイムスリップものとは知りませんでした!ですから、最後に謎解きがあって伏線がびしびし決まるのはとても爽快でした。見事です。死んだ人が生き返ったら、もっと驚いて大騒ぎになるだろうとか、28歳と20歳とでは容貌がだいぶ違っているから不思議に思わないのか、とかいう無粋なつっこみはおいときましょう。巧は誠実で、かつ脳の病気のためあまり利口でないという設定が成功しています。ファンタジーにぴったしのキャラです。タイムスリップについて考察。澪は20歳のときに交通事故に会い、未来へタイムスリップします。そこは28歳で死亡して1年経った世界、仮想年齢29歳です。ショックで記憶を失いますが、巧の話で二人の恋愛を追体験してゆくことにより愛情が芽生えます。そこで自分の日記を発見しますが、そこには驚愕の事実が書かれていました。梅雨が去ったら元の世界に戻ることと、戻ってから死ぬまでの内容です。つまり元に戻った澪は自分の未来をすべて知っていることになります。しかしここで疑問が生じます。澪が「いま、会いにゆきます」と決意を日記に書いたのはタイムスリップした後です。その日記をタイムスリップした自分が読むのですから、少なくとも2度タイムスリップしなければならず、パラドックスですね。また肉体ごと未来へ飛んだのに、戻ったのは意識だけというご都合主義も。では何故タイムトリップしたのか?それは澪が巧を追いかけている途中の事故なので。愛のなせる業と解釈しましょう。このとき雨が降っていたのも雨の季節限定の再会と関係ありそうです。澪の初キスと初体験の相手は29歳の巧になりますが、もしこのとき妊娠していたらどうなったでしょう?できちゃった結婚の末、離婚、とはいきません。巧は何も知らないので、愛は得られなかったはずです。危ないところでしたね。気になったのは、巧が倒れたとき雨だったのに、その前の家に自転車で向かうシーンでは晴れていたこと。それと昼に行われた陸上の表彰式がなぜ夜なのかということ。あと委員長の権限で席を自由に決められましたか。高校生から死ぬまでの10年日記なのにたった一冊ですか。ともかく無駄の少ない、よく練られた脚本です。
[DVD(邦画)] 8点(2009-04-06 02:46:35)
683.  スウィングガールズ 《ネタバレ》 
全編ギャグ満載で、コメディ映画として成功していると思います。ただ芝居はうまくないですね。棒読みが多いです。ハリウッドでは子役でもおどろくほど自然な演技をするのですが、日本だと高校生でもこんなレベルなんですね。演奏をほめている方が多いですが、普通の素人のへたな演奏としか聴こえませんでした。映像を一緒に見るから音楽に乗れるんでしょうね。ただへただとしても、元々素人の高校生の演奏という設定なので問題はなく、そのほうが自然です。人に聴かせるレベルには達しています。彼女達がジャズをやるきっかけとなる「お弁当事件」ですが、ちょっと強引すぎますね。お弁当がバスに遅れる→補修の生徒が届ける→一個食う→駅を乗り越す→炎天を歩く→弁当腐る→食中毒で吹奏部休む→責任を取って応援演奏。いやいや始めたジャズが、のめり込むまでに好きになる経緯をきちんと描いていれば、もっと感動できる映画になったと思います。途中で演奏に挫折したりする「根性ものの演出」にしなかったのはコメディに徹したかったからでしょう。「応募テープ出し忘れ事件」も強引ですね。ありえないです。でもありえないことが連続するとコメディになります。テープ出し忘れる→出場不可の手紙来る→皆に言えない→電車で会場まで→電車が雪でストップ→出場辞退が出て奇跡的に出場。演奏会には小澤先先(竹中直人)を参加させたほうがよかったですね(奇跡的な方法で)。全員揃ってこそのビックバンドですから。ハーゲンダーツの大箱一気食いの荒わざには驚きましたが、その子のスカートが落ちるのをみて驚いた人が自転車ごと坂を転げ落ちるシーンがあり、すぐに起き上がって何ごとも無かったかのように自転車をこいでゆくという三段構えのギャグがよかったです。スプリンクラーを誤動作させてスーパーをくびになるギャグもよかったです。
[DVD(邦画)] 6点(2009-04-05 20:12:10)
684.  ゴースト・ハウス(2007) 《ネタバレ》 
米ホラー映画には鴉が欠かせませんな。ボーイフレンド(ボビー)が役に立たずに終わるのは、予想通りでした。いろんな意味で定型的なホラー映画。最初のモノクロのシーケンスですが、これは5、6年前に一家離散したとされるローリング一家の惨殺事件。夫(ジョン)が家を出て行く妻に怒り、娘、息子共々殺し、その記憶を無くして放浪生活。が、現在ロイの所有となった家に偶然戻ってきます。(幽霊が呼んだ?)ボビーや町の人はジョンを知っていたはずなんですが、何の説明もなし。幽霊の正体は殺された3人ですが、それ以外の幽霊の姿もありましたね。まっさきにジョンに取り憑かなかったのはどうしてか?ジョンの記憶が戻らないからか、それとも幽霊も記憶喪失?怪異は引越し初日から現れますが、見るのはジェシカと幼児のベンだけ。ベンは見ても怖がらず、かえって近づく始末。観ている側も当然怖くなくなる。この子は助かるなと安心してしまいます。これは逆効果で「幼児が非常におびえるけど大人には見えない」とするのが正解。ジェシカは一度幽霊に引き込まれそうになりますが、不思議と助かります。それ以降は助かるなとわかるので怖さは半減です。実際にその後も引き込まれそうになりますが、怖くありません。また後半に入ってからも犠牲者が一人もでず、こけおどしの場面ばかり続くので退屈です。ボビーが「あの土地は農作物が育たない」と言ってましたが、立派に育っていますし。鴉がジョンを襲ったのは偶然か、幽霊のせいか?その目的は?ジョンは記憶を取り戻したのではなく、錯乱状態だった殺害当時に戻っただけ。そこそこ迫力ありましたが、あんな狭い地下室で見つけられないなんて…。で、最後ジョンはどうなったの?異次元に引き込まれたのか、遺体があったのか?また三人の遺体は見つかったのか、など疑問は残ります。遺体がなければ、警察に作り話と処理そう。サブストーリーは、娘のトラブルが原因で家族関係がぎくしゃくしていたが、事件を通じて家族の絆を取り戻すというもの。父親の傷はすぐ治り、口がきけなかったベンもしゃべれるようになり、絵に描いたハッピーエンド。でも、よくあの家に住み続けることができますね。皆さんなら住み続けますか?ジョンが死んで鎮まるような幽霊じゃなさそうでしたが…。最後に、あの不動産屋、突然に出すぎ!
[DVD(字幕)] 5点(2009-04-05 16:45:56)
685.  ジャンパー 《ネタバレ》 
ちょっとまとめてみましょう。ジャンパーの能力=1.好きな場所にテレポート。2.触っているものも移動。3.念ずれば車でも移動。部屋ごと移動も可。4.電気で脳がしびれると移動不可。パーデンツの能力=1.中世からの組織。2.電気網。3.機械でジャンプの痕跡を調べ、そのトンネルを伝って追跡移動。4.火炎放射器。5.止めを刺す特殊な剣。比較するとジャンパーの方が圧倒的に有利。ただジャンパーは人格がお粗末。デビットは、銀行強盗したお金で豪遊やナンパの日々。スフィンクスの頭の上でお気楽に食事したりします。(きっと目撃されているでしょうね)グリフィンはゲーム好きで、高級車を盗み、人前でジャンプを繰り返す。二人に友情はなく、会えば喧嘩ばかり。(喧嘩にまきこまれ、チェチェンで戦車の下敷きになったトラックの運転手はかわいそうでした)危機が迫っているというのに。トホホです。最後の闘いの場面でも、敵のわなにすぐにひっかかりますね。まるで子供です。恋人との関係ですが、8年ぶりに会ってすぐにローマに行へ旅行。閉まっているコロシアムに無理やり入ろうとしてトラブル。また銀行家などとすぐにわかるウソで信用されません。あげく空港でお別れ。両親との関係ですが、父親は何も知らないようです。母親はデビットが5歳のときに息子がジャンパーであることを知り、失踪。コロシアムのときに鍵をもって助けにきました。てっきりジャンパーと思いましたが、パーデンツでしたとさ。ジャンパーでなかったら、どうやってあの場面で出現できたのか不思議です。おおむね、ジャンパーは順法精神が希薄なので、パーデンツが正義の味方のようにもとれます。が、パーデンツはジャンパー狩りのために手段を選ばず、周囲の人間も殺します。どっちもどっちですね。それがこの作品の最大の欠点。主人公に感情移入できないのです。不幸な家庭環境に育ったせいとも考えられますが、主人公の苦悩が伝わってこないのです。苦悩を描きたいのならもっと丁寧にに過去を描く必要がありました。ジャンパーが過去を悔い、特殊能力をいい方に使えばいいと思うのですがね。物の瞬間移動ができるし、悪い奴もやっつけられるし、救助活動もできます。で、きっとそれは続編ででてくると想像してますが。
[DVD(字幕)] 5点(2009-04-05 13:12:03)
686.  スパイダーウィックの謎 《ネタバレ》 
妖精もののファンタジー冒険映画。CGは合格点です。スプライト(花の精)はかわいいですね。このキャラが全くストーリーとは関わっていないのは残念です。逆にルシンダ叔母の顔は妖精のようでしたね(特殊メイク?)。80年前にスパイダーウィックが書いた「妖精図鑑」を巡ってのお話。この本には妖精の生態が書かれており、悪い妖精オーガ・マルガラスが入手すると全世界を支配する力を得、妖精どころか人間までも絶滅させてしまうという。ここが説明不足かつ風呂敷をひろげすぎでしょう。あくまでも妖精の世界だけの事にしておけばよかったのです。妖精王国がゴブリン族に滅ぼされるのを防ぐために子供が冒険して闘うとか。子供達は本からの知識でゴブリンと闘います。が、それはトマトケチャップと酢の爆弾と塩とグリフィン(大鳥)を呼ぶくらいなもの。この部分をもっと増やせばずっと面白くなったでしょう。魔法合戦のようにすればよかったのです。あるいは妖精たちと一緒になって戦う物語にするとか。フェンシングや刃物で撫で斬り、血がほとばしるのはファンタジーにそぐいません。子供は死に物狂いでルシンダ叔母に会いにいったのですが、ほとんど役に立ちませんでした。世界が滅ぶ危機ですから、知識を駆使して一緒に戦うのが筋でしょう。また、さらに苦労してスパイダーウィックにも会いに行きますが、こちらも大して役に立ちません。それどころか、本を処分するのを拒否する体たらくです。また母親がやっと事態を理解しても何の役にも立ちません。これらが物語が「さあ盛り上がるぞ」というところで失速している原因です。流れに逆らっているんですね。ホグスクィル(ブタ?)が、鴉に変身した大ボスを食べて終るのはいいでしょう。伏線が効いています。ルシンダが少女となって父親の元に行くのもいいでしょう。彼女はもう死期を知っているのでしょう。ただ、現実の世界で離婚した家の子供の苦悩を取り入れるのはやめたほうがよかったでしょう。ファンタジーの世界にのめり込めないからです。
[DVD(吹替)] 6点(2009-04-05 09:52:31)
687.  28日後... 《ネタバレ》 
感染猿は全然凶暴じゃなかったですね。目が赤くないし。あれでは動物保護団体も警告を無視して逃がすでしょうね。でも猿に人間の暴動映像を10台のモニターで見せて、どんな意味があるの?主人公ジムがヘタレなのは、非常に怖がらせて観客の恐怖を煽るためかと思いきや、表情が少なく、怖さが伝わってこなかったです。噛まれると即感染、20秒で化身、高速で走るゾンビ(感染者)は素晴らしいアイデアです。火まみれでも走るのをやめないし。何故人間を襲うのか、昼は何をしているか、普段何を食べているのかなどは不明です。ゾンビ同士は仲がよさそうなので、感染してもそんなに不幸ではないかも。死体から血が落ちる場面がありますが、血は凝固するのであれはなしです。フランクがあえて危険なトンネルを行くのに合理的説明が欲しかった。時間がないとか。途中、銃店で銃を入手すればいいのに。時折挿入される美しいショット、花畑、燃える町、何もない高速道路、馬の親子などは生死の対比をうまく表現しています。力量のある監督ですね。ただピクニックみたいにお気楽にすごしているシーンはやめましょう。おびえてないとダメです。この映画の主題は「ゾンビからのサバイバル」ではなく「人間の本質を描く」でしょうね。助かるためには仲間でも感染者は即殺さなければなりません。それが少年であっても、フランク(少女の父親)であっても。生きるためには、愛するものを殺さなければならない過酷な運命です。そんな立場に立たされたとき人間は何を考えるか、考えさせられます。そんな辛い経験をして、やっとたどり着いた避難所でしたが、そこでの軍隊が異常でした。「殺しあいは人間の本質で生存の掟。昔から変らない」という持論をもつ少佐に支配されている軍隊。兵士たちは少佐の毒に感染してしまったようです。少佐は女性を兵士たちに与えようとします。すると、これを阻止しようとジムが軍隊と闘うという無茶な展開へ突入。いやはや恐れ入りました。そっと助け出すんじゃなくて、皆殺しにします。ここでのジムの心境は十分に描かれていません。また仲間を即殺すほどクールで強気だったセリーヌが、後半弱気キャラになっているのも不自然です。ハンナはラリっちゃうし。最後はHELLOではなくSOSでしょ。
[DVD(字幕)] 7点(2009-04-04 21:11:57)(良:1票)
688.  007/カジノ・ロワイヤル(2006) 《ネタバレ》 
今までの007シリーズとは別のシリーズになっています。おしゃれなスパイ映画ではなく、アクションを中心としてハードボイルドです。ヴァイオレンス(残虐殺害シーンや拷問)は無いほうがいいと思いますが、”新生ボンド”の意味を込めてあえて挿入したのでしょう。(それならMの年老いた役者を変えるべきと強く思いましたが)カメラワークは、心憎いまでに、細かいところまで行き届いており飽きさせません。スパイ映画特有の裏切り、どんでん返し、恋愛も当然盛り込まれています。冒頭の超絶追跡シーンは映画史上に残るでしょうか。あそこまで高所に行った例を知りません。アイデアの勝利ですね。空港シーンもそこそこの出来です。しかしカジノの長いシーンはいただけません。勝負は一度でつけましょう。毒をもったり、ナイフで殺そうとしたりはご法度です。ここは頭で勝負するシーンです。敵の中ボス(ル・シッフル)が雇い主にボコボコにやられるシーンは不要です。あれで「あ、こいつは弱いんだな」とわかり、緊張感が失われます。そもそも中ボスがテロに失敗した損(株の損)をカジノで取り返すというのもよいアイデアとは思えませんね。もっと悪いことを企みましょうよ。またボンドの正体が最初からばれているという設定もマイナスです。正体がばれるかもしれないというサスペンス感が失われるからです。ヴェスパーですが、お化粧が濃すぎるような…。それはさておき、最後は「ボンドを助けるために命を犠牲にした」としたいようですが、そうはなっていないと思います。恋人がいましたし。でも自ら死を選らんだようにも見えましたね。ヴェスパーが裏切っていたのなら、ボンドを拷問する必要もないはずですが。銀行でお降ろしたお金の入ったカバンをもっていきますが、1億数千万ドルもの大金が1銀行で降ろせるわけがありませんし、カバン1つに入るわけもありません。また降ろす必要はなく、別口座に振り込めばいいですね。最後、ボンドがいきなりミスターホワイトを撃ちますが、相手が悪者であると確認しなくていいんでしょうか?いろいろ書きましたが、質の高い映画であることに間違いありません。新生ボンドにドライバティーで乾杯!
[DVD(吹替)] 8点(2009-04-04 15:20:35)(良:3票)
689.  サイレント・ワールド 《ネタバレ》 
彗星が地球に衝突して、北半球が氷の世界になって3年経ったあとのお話。舞台はベルリンなのに英語ばかりでドイツ語が出てきません。(そんな些細なことはおいといて)ベルリンの司令塔でしか動かせないはずの衛星兵器が動き出す。ベルリンに生存者はいないはず。調査に向かった連邦軍の飛行機が衛星兵器によって爆破される。誰が、いったい何のために?つかみはOKですね。第二次調査隊が派遣されます。派遣されるのは少人数の軍隊と衛星兵器の開発者の博士の娘アンナ、家族をベルリンに残してきた元警備員パーカー大尉と犬。パーカーは個人で8度もベルリンに生存者の調査を行ったという。ん、まてよ、それだったら生存者たちも徒歩で脱出できるし、救出隊も派遣されるのでは?そのへんもおいといて先に進むと、敵の攻撃を受けながらも何とか地下鉄に逃げ込む。そこには、生存者はたくさんいるし、博士も健在。話を聞いているうちに攻撃され、博士は死亡。司令塔に行って見ると、博士の助手が3年間の氷づけ生活で頭がおかしくなり、連邦政府を破壊しようとしていた。なんとかやっつけたと思ったら、今度は女兵士が裏切って、石油値上げを要求するアラブの国を破壊せよと命令する。お金目当てだそうである。これもやっつけると、今度は衛星兵器の出力を下げて広い面積に照射すれば天候が激変するという。(最初からやれよ)なるほどすぐに激変して氷河期とはおさらば。パーカーは家族を探し出せたが手紙を残して死亡していた。ご愁傷さま。大災害ものなのに登場人物が少なく、CGがおどろくほどしょぼい。随所で「お金がない」という言い訳が聞こえてきそうな映画でした。あの女兵士が裸になってパーカーに迫ったところからいやな予感はしてたんだよね。氷柱に串刺しの雪上車のCGで萎えました。なぜ犬を連れて行くのか、女の子はなぜついてくるのか、なぜ生存者は無線で助けを呼ばなかったのか、そんなこといいだすときりがないです。クエスチョンに串刺しされそうになる映画でした。
[DVD(字幕)] 3点(2009-04-04 10:48:22)
690.  シャレード(1963) 《ネタバレ》 
サスペンス、ロマンス、コメディが上手にミックスされた上質の映画。傑作の部類でしょう。レジー役のオードリーの魅力があればこその映画でもあります。レジーが賢く独立心の強い女性であれば成立しない物語です。すぐに騙されるかわいい女でなければいけませんね。夫が殺されて、彼女自身その殺人犯に狙われているという状況で、簡単に恋に落ちる役ですから、並大抵の女優ではつとまらないでしょう。子供の水鉄砲のシーンは、ジョシュアの服を着たままシャワーシーンとリンクしています。子供が切手好きであることを最初から描いていて、何度か切手が映りますね。いい伏線になっていると思います。(あの変な切手は普通気づくと思うのですがね…)ところで25万ドルですが、最初は夫が家財道具を一切合切売っぱらって得たお金となっていたのに、いつの間にか戦争で盗んだ金となっています。電気がきてないのに電話は通じたり、お金がないのにいい服たくさんもってますね。最後のどんでん返しはやりすぎでしょう。ジョシュアが米国財務省の役人(事務方)だとして、どうして自ら単独で警察のような探索をして、命をかけてまで、お金を探し出そうとするのか?最後までレジーには「お金を政府に返すな」と言っていましたし。二転三転するダイルの正体は見事でした。バーソロミューがあやしいと気づいても、死んだはずのダイルだとは誰も気づかなかったはずです。劇場での「落ち」も見事でした。拳銃を使っていたら作品にそぐわなくなりますから。夜の劇場に簡単に入れたりするのはおいておきましょう。そこらあたりが、”古き良き時代”の”古き良き映画”たるゆえんです。目くじら立てずに観ましょう。
[DVD(吹替)] 8点(2009-04-04 07:38:56)
691.  蟲師 《ネタバレ》 
退屈でしたあ。何だか、変なのを見ちゃったなあていう感想です。蟲師は悪い虫を退治する魔術師で、そいつがばっさばっさと蟲退治をする痛快な物語と思ってました。それだとスカっとできたのですが。ところがギンコは人物に重みが無く、ふわふわ浮いた印象です。蟲師としても人間としても中途半端です。蟲退治に手間取りすぎるんですね。最初の「うん」退治はすっきりしてよかったのですが、「あ」となるともたついてますね。そのほかのエピソードはだらだらと長い。無駄なカットが多すぎです。淡幽のエピソードは唯一見ごたえがありましたが、すっきりと終わらず、ギンコは癒えないままに旅に出ます。虹郎は全部カットしてもよかったでしょう。結局虹蛇を捕まえないのですから。5年も追っていたその理由もよくわからないまま、「見れたからすっきりした、親父と同じ橋大工になるため里に戻る」で終わりじゃ、中途半端すぎますから。ぬいとの再会の場面でも、唖の夫が小屋から子供の遺体を捨て、ギンコの姿を見て大声をあげる場面がありましたが、何の意味があるのでしょうか?そのあとぬいが小屋ごと光ってギンコが腰を抜かしますが、説明なしの一切不明。まさかのところでのエンディングで、置いてけぼりのぬいはどうなるのやら。観客を置いてけぼりにしないでください。結局「蟲師というものがあまり理解されないままに終る、蟲師があまり活躍しない映画」ということになります。世界観や雰囲気、CGはよかったのに残念です。江角、りりィ(庄屋の婆)は芝居がへたですね。
[DVD(邦画)] 4点(2009-04-03 16:55:50)(良:1票)
692.  オトシモノ 《ネタバレ》 
真面目に考えてみました。まず青沼八重子について。定期券が昭和44年のものなので昭和20年ぐらいに生まれる。腕輪を拾ったことにより呪いを受け、鉄橋から鉄道に落とされ死亡。そのときのショックで子供を出産。子供は生存して、それが杉本彩。八重子は腕輪と定期券を拾った相手を電車で引き殺させるか、洞窟内に引きずり込んで死亡させる。死亡すると人間以外の生物に化身する場合もある(男の子の例)。引きずり込まれた場合はすぐには死なないらしい(女の子は駅を徘徊し、生存していた)。死体は山積みにされ腐らない。またしばしば運転手に自分の姿を見せ、列車を停止させる。洞窟内には異形の神を封印した場所があったが、トンネル工事で誤って開けてしまい、あわてて塞いだという経緯がある。呪いはその異形の神から来ているらしいが詳細は不明。また定期券は落し物として届けられることが多いが、いつのまにか消えてしまう性質がある。若槻の彼氏(腕輪を拾った)が死の直前に「八重子には気をつけろ」と叫んでいたことから、呪った人物には名乗るらしい。腕輪は八重子のものではないのだが、まあダブルで呪われていると解釈できる。八重子は「返して」と迫ってくるが、腕輪や定期券のことではなく、赤ん坊のことらしい。だが成長した赤ん坊には気づかない。杉本の息子(八重子の孫)も呪い殺してしまっている。その息子は化け物に化身して杉本を襲い、片目を奪った。「呪いは盲目」ということだろうか。犠牲者が子供の場合は、化身してその家族を襲うという性質があるらしい。八重子とその孫以外の化け物はあまり悪さはせず、せいぜい若槻に腕を切り取る幻影を見せる程度。ただ杉本彩が八重子の姿になって「ゆうきを返してよ」と迫ってくるのは謎。死ぬ直前「これで息子に会える」。結局杉本は謎のままですね。そもそもこの呪いの原因は何なのか?それを一番よく知る板尾は自殺してしまう。「見た」と壁におどろおどろした文字を書いたのは彼だろうか、八重子だろうか?八重子とすれば彼女には美術の素養がある。とここで紙面が尽きた。最後に、小栗が警察などに相談せずに洞窟を爆破させたのは呪のせいいだろか?又駅構内にいつも人がいないのは、低予算という呪いのせいだろうか?
[DVD(邦画)] 2点(2009-04-03 13:19:26)(良:1票)
693.  ガメラ対深海怪獣ジグラ 《ネタバレ》 
ジグラ星人はたった一匹だったのか?内容はすごいです。地球征服をたくらむ宇宙人が円盤型飛行船でやってきて、ペルーと中近東にマグネチュード12の地震を起こします。ついで「人類よ降伏せよ」と警告を発したのち、東京にマグネチュ-ド13の地震を発生させ、壊滅状態に。マグネチュード12というと地盤のずれが10000km、マグネチュード13では、30000kmとなり、地球が真っ二つに割れてしまうような大地震です。怖いですね!転移四次元光線や催眠術も使います。対する日本防衛軍はなぜか鴨川シーワールドに対策本部を設置。(東京だったら壊滅してましたね)対抗できる兵器はなく、ガメラ頼みです。そのせいか。ガメラ対ジグラの戦いはすべて鴨川シーワールド周辺で起こります。ジグラは円盤の中にいたはずが、円盤が破壊されると大きな水中生物型に変じ、さらに水圧の関係で巨大化し、陸に上がると歩行型となります。宇宙生物なので理解できない部分が多いですね。光に弱いのと眠ってしまうのが欠点。かわいいですね。終始子供が大人を出し抜きます。
[DVD(邦画)] 3点(2009-04-03 06:02:53)(笑:1票) (良:1票)
694.  ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記 《ネタバレ》 
謎解きをメインにしてもっと丁寧に描いていればよい映画になったと思う。リンカーン暗殺者の日記の発見→日記の暗号コードを発見→キーワードDEATH発見→パリの自由の女神→双子の机→バッキンガム宮殿侵入→ホワイトハウス大統領執務室侵入→大統領誘拐→大統領の本の発見→ラシュモア山→黄金郷発見、と並べてみるとなかなかのものだ。だが、それらがぞんざいに扱われすぎている。バッキンガム宮殿のセキュリティをハッキングとか、大統領執務室にすぐに入れるとか、大統領を誘拐するとか、これらは不可能に近いことなので見せ場になるはず。観客はこういうところでアイデアに感嘆したり、手に汗を握ったりするのだ。簡単にいきすぎである。脚本家はこういうところに頭をひねるべきだろう。黄金の隠し場所が見つかってから、別映画のように冒険映画っぽくなるが、同じような映画がたくさんあるのですぐに飽きてしまう。ハラハラドキドキはぜんぜんしなかったですね。カーチェイスなどのアクションシーンも不要。敵役のミッチ(エド・ハリス)は、木片をベンたちから奪うために銃を乱射していた、人の命をなんとも思わない人物だったはずである。ところが、黄金の隠し場所に入った途端に人格が変わり、シーソーの場面では二人に手を貸した。最後はナイフを女に突きつけて、また悪者になったかと思いきや自己犠牲精神を発揮してベンを助けた。お金がすべてのタイプだった悪人が、急に名誉を重んじる人間になる。説明不足ですね。そういえば、アビーがバッキンガム宮殿に現れるのも唐突でしたね。一方で、ベン夫婦とベンの両親夫婦は仲が悪いのが元の鞘に戻るというサブ・ストーリーはよくできていて、十分楽しめました。キャラクターがよく描けていました。大統領は日記の47ページを気にしていたが、自分の日記なので自分で見れるはずである。あるいは、ベンに読んでただ共感してもらいたかったのか?次回作への伏線か?また、どうしてあんなところに日記があるのか不思議である。最後にあの木片は誰が作ったのかわからなかった。先住民が作ったのをリンカーン暗殺者たちが発見して二つに分割して、双子の机に隠したのだろうか?燃えてしまったページに暗号がかかれたいたということは、すでに黄金の隠し場所が分かっていたということではないだろうか?このあたりは、もう一度鑑賞してみないと分からないところです。
[DVD(字幕)] 6点(2009-04-02 19:41:55)(良:1票)
695.  ザ・スタンド<TVM>(1994) 《ネタバレ》 
前半は申し分のない出来。感染率99.9%の疫病発生で、ほとんどの人類が死に絶えるという衝撃的な内容。奇跡的に免疫を持った人がいて、その人たちは共通の夢を見る。東方のトウモロコシ畑でギターを弾く黒人の老女“マザー・アバゲイル”の姿。ぞくぞくとそこに集まってくる。ここで各人のキャラクター描写がよくなされている。とくにニック(聾唖者)とトム(知的障害者)のコンビが最高。一方で、悪夢も見る。これは闇の男、悪魔”フラッグ”の姿で西方のラスベガスで、悪人を集めている。後半で善悪の戦いとなるのだが、面白さは失速する。老女が失踪したり、恋愛や裏切りなどがあり飽きさせない工夫はいろいろとされているのだが、肝心の悪魔が怖くないのだ。悩んだり、悲しんだり、怒ったり、歌をうたったりで、普通の人間と変わらない行動。特殊メイクやCGも冴えない。部下にいろいろとやらせているけど、特殊能力があるのだから自分でやればいいのにと思う。トラッシュという放火魔が物語のキーを握る。悪魔に仕えながらも、愚かさゆえに(?)悪魔を裏切ることになる。最終的に神の手によって原子爆弾が爆発して悪魔も悪人たちも滅ぶ。こんな終わり方でいいのかと批判も多いと思う。悪人で救われるのは誰もいないのだ。悪人達があまり悪人そうに見えないのも欠点だろう。またそもそもどうして両者(善人の都市と悪人の都市)は対立しているのかがわからない。悪人達が善人達を滅ぼしたいのなら武器を持って攻め入ればよいのだ。苦労して飛行機で爆弾を落そうなんて考えなくてもいいだろう。若い頃のスティーブン・キングが見れるのはうれしい。
[DVD(字幕)] 6点(2009-04-02 05:58:59)
696.  大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス 《ネタバレ》 
お子様向けの怪獣映画と割り切れば、そこそこ見れます。特撮の出来が芳しくないのが最大の欠点です。ピアノ線がよく見えました。さてストーリーです。怪獣の対決は三度。最初はガメラが腕を切られて負け、二度目はギャオスが足を噛み千切られて負け(と思いきや足は再生)、三度目は超音波攻撃から逃げるすべを学んだガメラの圧勝。もう一つの人間とギャオスの戦いは二度。回転作戦はうまくいきかけたが発電所が火災を起し、失敗。山火事作戦はギャオスの消火粉末で失敗に終わりそうだったものの、ガメラをうまく誘い出すことに成功し、勝利。結局人間の知恵がギャオスに勝ったということです。ここで問題なのは、なぜガメラが人間の味方なのかということです。登場人物のだれもがガメラを味方だと信じて疑いませんね。(シリーズの前の作品であるのかもしれませんが)その説明がないのが最大の欠点です。が、全体としてはよくでている脚本と思います。人間側のストーリーは、高速道路の賠償金がらみで村人と村長はお金を吊上げる目的で反対をしていたが、純粋な子供の心に打たれ、村長は対ギャオス作戦として自分の山を焼いてくれと申し出ます。泣ける話じゃありませんか。コース変更と思っていた高速道路も変更なしとわかり、村人も安堵します。人間のストーリーも対ギャオス作戦も一人の子供を中心になされていることは注目に値します。他のこのような怪獣映画はないのではないでしょうか。意欲作といってもいいでしょう。ところでこの映画の最大の見所はギャオスという怪獣でしょう。凶悪そうな顔や姿の造形もよく、高い飛行能力を備え、超音波光線という飛び道具があり、苦手な火事などのために消化粉末を持っています。また高い再生能力もあります。普通に考えればガメラは太刀打ちできそうにありませんね。ただ紫外線に弱いという設定は安直すぎます。能力の一部が弱まる程度にしておけばよかったのです。ところで気になったのは逃げ出した牧場の動物たちの行方です。てっきりギャオスの仕業と思っていたのですが、そうでもなさそうです。
[DVD(邦画)] 6点(2009-04-01 14:28:42)
697.  おくりびと 《ネタバレ》 
抑えた演技、演出には好感が持てました。主人公小林はチェリストになるのが夢でしたが、才能に限界を感じており、オーケストラの解散を機にチェロをやめてしまいます。もともと、このチェロは音楽好きの父親から強制的に習わされたものでした。(この伏線はよく効いていますね)父親は愛人を作り、小林が幼少の頃、家を出て行ってしまいます。小林は父親の顔をはっきりとはおぼえておらず、石文(いしぶみ)としてもらった石だけが思い出として残っています。(この伏線もみごとにはまります)小林は縁があって納棺士となります。そこへ父親の死亡通知が届き、遺体を整える作業を通じて、父親と和解します。死の対照となる。新しい生命の誕生もさりげなくからめてましたね。もうひとつよくできていると思ったのが、銭湯のおばば(吉行和子)の死の場面です。小林は、おばばの息子からは職業差別を受け、妻からは猛反発を受けるのですが、おばばの死によってそれらが無理なく解消されます。そしてさほど関係ないと思っていた銭湯好きのおじさんが、葬儀場の釜士とわかり、銭湯を継ぐ決意をします。さて、最大のテーマは死体を扱う納棺士という職業に対する世間の差別意識でしょう。日本にはケガレの思想があるので、ある程度は仕方がないのですが、映画ではややおおげさに描かれているように思いました。小林がチェリストから納棺士に転職して本当によかったのかどうかはわかりませんが、父の死を通じて、誇りをもってやれる職業と確信したのはよいことと思います。このような難しいテーマに真正面から取り組んだ監督に敬意を表します。ところで不自然に思ったところがあります。それは父親はどうして石を持ったままの状態で合掌させられていたのかということです。もう一つ。妻は生きているたこを見て、きゃーと声をあげ、料理できませんでした。しかし鶏の頭は平気です。ここに矛盾を感じました。あと魚の卵やフライドチキンを食べている場面は美しくありませんでした。生命をいただいているというより、貪っている印象です。これはマイナスでしょう。
[映画館(邦画)] 7点(2009-03-30 23:13:10)
698.  ウォッチメン 《ネタバレ》 
映像センスは抜群です。ですが、ストーリーのほうは今ひとつです。ヒーロー狩りと壮大な陰謀の謎解きもので勝負すればよいものの、元ヒーローたちの苦悩や私生活、恋愛、SEXなどが描かれて散漫な印象をうけます。原作を忠実になぞり映像化するだけでは不十分です。焦点を絞り、原作の不用部分をカットしないと締りのない作品になるという典型です。ジョンというスーパーナチュラルな存在があるゆえに荒唐無稽と感じてしまいます。
[映画館(字幕)] 6点(2009-03-30 22:40:03)(良:1票)
699.  帝都物語 《ネタバレ》 
実相寺監督の独特の芸術的ショット随所にときおり顔を出して飽きさせませんね。原作の世界観は好きです。この映画で風水というものを日本に知らしめた実績は大きいと思います。ただ、VFXはひどい。コマ撮りの呪符とか鬼とか阿修羅とか、人形の虫とか鴉とか。いくらなんでもねえ。将門の墓なんて舞台装置なみのちゃちさです。この手の魔界ホラーアクションもので、こわくないというのは致命的な欠点です。土御門一門の長が対決すると思いきや、命をかけた占いとかで、地震の時期を占うのには飽きれました。それが間違っていたのを加藤がどこからか出てきて、正式な年月を教えてあげるのは何故?大連と東京が地層でつながっている?そもそも加藤って何者?超人的な力をもっているので人間ではないのか?あるいは将門の子孫の陰陽師に過ぎないのか。どうしてそんなに東京を破壊しようとしているのか。はっきりわかりませんでした。加藤の女弟子はどうしてあんなセクシー衣装なんだろうか。あ、学天則は実際に存在したもので、いい味を出してました。それと風水なのにタロットを出すのはやめたほうがよいでしょう。ついでに今和次郎や森鴎外などストーリーに不用な人物はカットしましょう。そうだ、あのかまいたちはどんな意味があったんだろう。いろいろとありますが、原作がいいので、リメイクして欲しい作品ですね。
[DVD(邦画)] 5点(2009-03-22 03:34:18)
700.  ミスト 《ネタバレ》 
倫理的な問題がある。子供を殺しちゃだめです。とくに親が愛する自分の子供を殺すのは論外。ラストを衝撃的にしたかったための後付に過ぎません。原作にはないことで、騙されてはいけません。ほかに気になった部分を書けば。1.ケータイのない時代の設定だが、ラジオやテレビはあるはず。霧の影響で電波不良と紹介すべき。2.あのカルト女のいいなりになるほど人間は馬鹿ではない。怪物の姿が見えているのだから、「キリスト教の終末」とは違うとすぐわかる。霧の原因が軍の実験だともわかるし。彼らの行動にリアリティがありません。子供や女をいけにえにせよ、なんて笑っちゃう。その女も結局暴力で殺された。3.勇気の有る若者がいない。軍人が役立たず。自殺したり、生け贄にされたり。だから闘いの場面がつまらない。ミスをしてやられっぱなしの展開にうんざり。蜘蛛を火炎噴射でやっつけた老女だけよかった。4.怖いのは怪物ではなくパニックに陥った人間心理、などというチープなことがいいたいのだろうか。それより、その前提となる怪物の怖さをしっかり描きましょうよ。CGがしょぼいのと、怪物の造形がぜんぜん怖くなかったです。最後のゴジラ並みの大きさのある巨大生物のみよかったです。5.最初に出て行った女性が生還するシーンがありますが、意地が悪いですね。6.ガソリンは途中の車からいくらでも抜けるはずですが。GSもあるでしょうし。7.最後の最後まで闘ってこそ作品に値打ちがあるのです。闘わずして無理(合意)心中する展開に無理がありません。それまでの主人公の勇気ある行動を考えると違和感が大です。怪物と闘って、追い詰められた状況での行動なら合理性がありました。8.あの子供いつもめそめそ泣いてばかりで、どうなってるんでしょうか?バッドエンドのために用意されたようなキャラですね。あざとく感じました。 尚原作では、デビットとアマンダは初日の夜に肉体関係を持ちます。(これはカットして正解)軍人は自殺する二人だけで会話はなし。したがって異次元の実験うんぬんの話はなし。ビリーは「僕を怪物に殺させないで」などとは言いません。 最初に出て行った女は再登場しません。ラストはガス欠になりません。
[DVD(字幕)] 6点(2009-03-21 23:41:18)
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