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ramoさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 618
性別
自己紹介 【好きな映画】
★ヒューマンドラマ系
★恋愛
★コメディ
★推理・サスペンス・法廷
★アニメ
★その他、心がほっこりする・ワクワクする・揺さぶられるものなら何でも。

【苦手な映画】
×ホラー・スリラー
×暴力系・ヤクザやヤンキー系
×アクション
×アイドルが主演
×ハードボイルド
×見せ場が女優の裸だけの80年代日本映画
×映画の質よりも興行成績だけを意識したハリウッド映画

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61.  告発のとき 《ネタバレ》 
とにかく、脚本・構成が素晴らしいですね。マイクの死の真相が見えてくるにつれて、この映画のメッセージも浮き彫りになってきます。すべてが明らかになったあと、気になるのはマイクから届いた荷物の中身。あまりに普通過ぎて「えっ?」と思いましたが、でもそれが「このような普通の人間の心を、めちゃめちゃに壊してしまう戦争の愚かさ」をより強調しているようでした。最後に、女性刑事が子どもにダビデの話を語るシーン、そして息子に代わってSOSの逆国旗を掲げる父親・・・映画として、見事な締めくくり方でしたね。  昔のアメリカ映画やドラマ等で、軍人だった父親のような人が“勇敢に戦った英雄”として、「正義のために戦うアメリカ」の象徴のように登場しているのをよく見かけました。でも今は、その勇気や正義が、結果としてイラクで子どもを轢き殺し、傷ついた捕虜をいたぶり、戦友を殺したり戦友に殺されたり・・・。社会全体の価値観は変わりつつあるのに、正義ヅラして戦争を繰り返すことの馬鹿馬鹿しさに気付かないアメリカへの警鐘に思えました。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-09-13 20:35:43)
62.  シュトロツェクの不思議な旅 《ネタバレ》 
あまり利口とはいえない人間にとって、社会は刑務所よりも厳しい環境なのかもしれませんね。 夢を求めてアメリカへ・・・というあらすじから、もう少しワクワク感のある映画かと思ったら、どんよりしたトーンでパッとしない、最後はもう救いようのない結末でした。 踊ったりピアノを弾いたりするニワトリは、当時の社会の象徴なんでしょうか。生きるために踊り続けなければならない、それができなかったシュトロツェクは社会に抹殺されるしかない・・・という皮肉なのかもしれません。 でも、彼らがアメリカにやってきた時、そして一人で立ち去ろうとした時のギラギラした夕焼け空、それに合わせた音楽など、印象に残るシーンも多く、映画としてのクオリティは高いと思いました。  ところで、アメリカの競売人ってみんなあんな感じ? あれは笑いどころなんでしょうか?(笑)
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-08-08 16:46:23)
63.  ビューティフル・マインド 《ネタバレ》 
彼を見捨てず支え続けたアリシアに感動! ナッシュがノーベル賞授賞式で感謝の気持ちを伝えるシーンでは涙がこぼれました。ビューティフル・マインド、これは彼の奥さんを表現したタイトルで、これを本当の「愛」と呼ぶんでしょうね。病に苦しみながらも、アリシアが一緒に人生を歩んでくれたこと。それが彼にとって最高の幸運であり幸福だったと思います。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-08-02 22:50:33)
64.  ラースと、その彼女 《ネタバレ》 
現実だったら、家族や身内が泣き崩れたくなるほど深刻な心の病をテーマにしながらも、周りの人たちのやさしさに守られて、前半はコメディ要素も交えながら、ほのぼのとした心温まる雰囲気に仕上げています。特に、初めてビアンカを紹介した時の兄夫婦の「えっ?どうしたらいいの、これ・・・」という表情、最高でした。  ラースの心の病の原因は、出産による母の死。兄嫁の妊娠をきっかけに、心の奥に潜んでいた恐怖が心を支配しそうになったため、自己防衛本能が「人に触られると痛みを感じる」体を作り、「死への恐れを感じずに済む存在(=ビアンカ)」を求めてしまいます。  そんな彼の救いとなるマーゴ。彼女のやさしさと人間らしい魅力が、ラースの心に「ビアンカの死」という概念を芽生えさせ、「死」に対する恐怖心の克服、つまり彼の「心の修復の大きな一歩」へとつなげてくれます。  この映画の素晴らしいところは、彼の心の闇を必要以上に説明的にしなかったことで、ハートフルな雰囲気を保ち続けたこと。そして、こういう展開の映画ではお約束の、彼の心を傷つけるキャラクターを極力排除したこと。ボウリングのシーンで「コイツら、何かやらかすんじゃ・・・」という雰囲気満々で登場した彼らも、いい意味での肩すかしを食わしてくれましたね。  何気なく見始めたこの映画、思ってた以上に良質だったので、もう一度じっくりと見ようと思います。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2020-07-25 11:40:05)(良:1票)
65.  リード・マイ・リップス
耳が聞こえないというハンディもあってか、いつも孤独を感じながら生きてきた女性が、刑務所帰りの男と出会ったことがきっかけでだんだんとたくましさが覚醒していく、最後は人生の次のステージに向かって一歩踏み出すことを予感させる話でした。 ムショ帰りの男との出会いや犯罪計画への加担はそのきっかけ程度にしか思えず、「恋愛映画」「サスペンス映画」として括るのではなくて、人生ちょっとこじらせ気味の女性にスポットを当てた「ヒューマンドラマ」に思えました。 ただ、たまたま鑑賞時の自分の気分と合わなかったのか、もともとフランス映画とは相性があまり良くないためか、肝心の見どころを見逃しているような、やや消化不良気味・・・。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-07-24 23:19:00)
66.  劇場版 夏目友人帳 うつせみに結ぶ 《ネタバレ》 
いつものテレビシリーズと変わらないテイストで、ストーリーそのものも悪くないのですが、この内容であの長さはちょっとしんどいし、ニャンコ先生の三分裂、あれは狙い過ぎのような気がしました。劇場版となると、肩に力が入り過ぎてコケてしまうことがよくありますが、これは逆に、あまりにもいつもと同じ過ぎ? 104分という長時間の作品に仕上げるには、構成や展開をもう少し工夫して、テレビ版とは違うテンポ感も出さないと、劇場版としては物足りないのでは? でもファンにとっては満足できるレベルなので、いつもの夏目が好きという人なら、見て損はないと思います。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2020-07-23 23:52:09)
67.  皆殺しの天使 《ネタバレ》 
つきあいの飲み会とかで、帰るタイミングを逸してしまって、もう帰りたいのに帰れない・・・ってパターン?  もし「不条理なブラックコメディ」という解説を読まずに見ていたら、漂流教室やCUBEのような展開を予想していたかもしれません。それでも途中までは「これのどこがコメディなの?」と思いましたが、当時のブルジョアたちのバカバカしい常識やプライドを皮肉った心理劇とわかり、確かにこれはコメディでした(笑)
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-07-23 10:18:45)
68.  ぼくのエリ/200歳の少女 《ネタバレ》 
ラストの列車シーン、「オスカー、気持ちはわかるけど、そっちに行っちゃおしまいだよぉ・・・」とツッコミたくなりますが、でもこの結末が最高に美しいと感じました。ちょっとニュアンスが違うかもしれませんが「堕ちていく美しさ」とはこういうことを指すのかなと・・・。  「彼も結局、エリのオヤジ役の男と同じ運命をたどる」的な意見もあるようで、それを否定するわけではありませんが・・・。 観終わった瞬間、これまでは生きるために、あのオヤジのようなオトコを必要としていたエリが、オスカーに出会ったことで、いつかは彼とともにこの世から去っていく・・・「心中で成就する悲恋」のような、近代日本文学などに見られる叙情的な精神性を描いた展開が思い浮かびました。 本格ホラーほどではないけど、やはりグロテスクなシーンが多い映画は苦手・・・と思いつつも、「見て良かった!」と思えたのは、このラストシーンがあったからだと思います。  普通のハッピーエンドとは違い、“やらかした”後の逃避行の末路には前途多難な将来が待ち構えていることを示唆する『卒業』と、『小さな恋のメロディ』の「このあとメチャ怒られるだろうけど、2人の気持ちがやっとひとつになって、それでいいじゃん」と思える雰囲気もあって、どんな後味になるかは見る人次第なのかもしれませんね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-07-22 16:56:47)
69.  アデル、ブルーは熱い色 《ネタバレ》 
やっぱりダメですねー、別れた恋人と未練たらたらのままで会うのは・・・。男女間でも同性愛者でも、あのような結末になってしまうのは必至。  新しい恋人とのセックスに満足できていないというわずかな心の隙間に、アデルのひたむきな気持ちと過去の快楽が突き刺さり、一瞬心が揺らぐエマですが、「今は別の人がいるの。分かるよね」と、まるで自分自身をも諌めるように、そして「でも死ぬまで思いは抱き続ける」とアデルを思い遣るやさしさ。 ここを機に、アデルも一歩前に進める気配がわずかでもあれば救われるのでしょうが、ラストの、気持ちの整理がつかないまま展覧会に来てしまい、最後はあの切ない後ろ姿・・・。  でも映画としては素晴らしかったですね。同性愛を強調したり理解を求めるような作りではなく、恋愛の本質がまっすぐに描かれていて、安っぽいテレビドラマとは比較にならない、骨太の映画表現を楽しむことができたと思います。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-06-30 19:50:23)
70.  ル・アーヴルの靴みがき 《ネタバレ》 
見始めたら、いきなり男が拳銃で殺されるシーン・・・。ハードで重苦しい内容かと思ったら、まったく違った雰囲気の映画でした。 警視が、船に隠れる黒人少年を見て見ぬふりをしたり、妻の病気が奇跡的に回復するラストシーンなど、話そのものは少々強引でマンガ的な部分もありますが、主人公を取り囲む人々の心のあたたかさを、余計なものをそぎ落としてシンプルに表現しているところが良かったです。現実の密航・移民・難民等の問題を解決するのは、政治的な理屈や都合ではなく、心の豊かさ・人間らしさ、という作り手のメッセージでしょうか。  何となく昔っぽいような画が古臭く感じなかったのは、音楽の力が大きかったと思います。また、わめいたり叫んだりという喜怒哀楽の過剰表現がなかったおかげで、終始静かな空気感が漂い、最後まで落ち着いて楽しめました。鑑賞後に調べたら、「浮き雲」の監督だったんですね。なるほど、納得。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-06-27 19:33:07)
71.  once ダブリンの街角で 《ネタバレ》 
この映画は、主演の男性の歌が好きかどうかで評価は大きく変わると思います。 残念ながら自分の好みには合わなかったため、好きでもない歌手のアルバムのPVを見ているようでした。先日観た「はじまりのうた」がとても良かったので、期待が過剰になった分、落差が大きかったようです。 でも、街の雰囲気や早朝の海岸のシーンなど素敵な画も多かったし、男女の関係性の描写も上手かったですね。お互い意識し合ってるけど結ばれない、でも決して悲劇ではなく、それぞれの新しいストーリーがこれから始まるというラスト。単純なようですが、安っぽいドラマにならないところに、制作者の力量の高さが感じられます。それだけに、主演の歌に魅力を見い出せず、気持ちが入らなかったのが残念でした。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-06-17 17:44:33)
72.  サード・パーソン 《ネタバレ》 
2回目の鑑賞で、ようやくこの作品の本当の面白さが見えてきました。 小説家の男、彼の妻、彼の愛人による現実世界、そして彼の創作によるフィクションの世界とが混じり合った見せ方なので、初見の途中まで何だかよく意味がわかりません。ニューヨークのホテルで働く客室係がパリのホテルに出てきたり「どういうこと?」という疑問が次々と・・・。  話が進むと、ニューヨークとローマのエピソードは、小説家が書いた話を映像として見せていることがわかります。子どもを亡くした自分の心情を、それぞれの理由で子どもに会えないローマ女性とニューヨーク女性の姿で表現していますが、編集者の「人生の言い訳を書いてるだけだ」というセリフが表しているように、伝わってくるのは子どもに会えない辛さだけ。最初、愚かな女としか映らない2人の女の印象は、「読めたものじゃない」と編集者に言われる小説の象徴です。  この時点で小説家は、自分のことはまだ「子どもに会えない彼女」でしたが、ラスト前、書き直した草稿では、「自分を許し、一歩前に進んだ彼(ローマ男性・ニューヨーク男性)」として描かれます。 新しいシャツに着替え、笑顔の2人が車で走っていくローマのシーン、子どもに会わせない男が本当の母親に留守電で謝罪、新しいパートナーが彼の支えとなって幸せな未来を予感させるニューヨークのシーンとして映し出され、編集者に「これはいい。(本を)出そう」と言わせることができます。  このように、何が現実で何が虚構なのかは、もう一度見ればわかりましたが、シーンの真意(特にラスト前)は、自分の乏しい読解力では解釈に自信ありません・・・。 最後、愛人が目にした本には何が書かれていたのか。自分の電話が彼の子どもの事故につながった事実を知ったショックなのか、自分と父親との異常な関係を書かれてしまったことへのショックなのか、それともまったく違う理由なのか・・・  小説家が自分についた嘘の色とは何なのか。「白は信頼、そして信用の色」であり、白い服の愛人を追いかけることイコール「彼女が“生涯唯一の愛”」のはず。それ自体が偽りの気持ちで、彼が愛したのはやっぱり妻なのか? 追いかけていた愛人が、ローマ女性・ニューヨーク女性の姿へと変化し、最後には子ども。やっぱり彼は亡くした子どもから抜け出せないということ???  映画の冒頭の「watch me」は、亡くした子どもの最後の言葉ですが、ラストの「watch me」は、妻の本心ということ?  2回見て、この作品を理解したつもりになっていましたが、ラストシーンの解釈に疑問が生まれてきたので、少し間を空けて、もう一度新鮮な気持ちで観ようと思います。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-06-14 00:04:47)
73.  ラストタンゴ・イン・パリ 《ネタバレ》 
観た作品すべてにおいて感動や衝撃を与えてくれたベルトルッチ監督作品ということで期待して鑑賞しましたが・・・この作品は、自分には合わなかったようです。  名前も素性も明かさないというルールも手伝ってか、アバンチュール的な快感から抜け出せない若い女、ヨメが不倫の挙句に謎の自殺で自暴自棄になった中年オヤジ。最初のうちは妙なバランスで成り立っていた関係も、当たり前のように崩れていきます。そうなったら、一瞬で冷めてしまう女に対し、男は未練たらたら・・・というのは、今も昔も変わらないんですねー。 その情けない姿は自分も身に覚えがあるので、見ていて恥ずかしかったです(笑)  確かに、映像や音楽のセンス、女性と男性それぞれの恋愛観の表現等、「シェルタリング・スカイ」「シャンドライの恋」などに通じる点があり、映画的にハイレベルな作品であることは認めるものの、この映画が好きになれない最大の原因は、とにかくこのオッサンの顔も雰囲気も、何もかもが気持ち悪いということ。登場人物のキャラクターが、ではなく、この役者が苦手なのかも・・・残念。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2020-06-02 22:50:15)
74.  パニック・トレイン 《ネタバレ》 
サスペンスに重点を置いた話ではなく、暴走する列車を、みんなで力を合わせて止めることができて、最後はめでたしめでたし・・・。 えぇっ、これで終わり? 犯人は? 動機は・・・? 自分の鑑賞ポイントがズレていたため、まったく楽しめず、かといって、もう一度観ようと思えるほどのクオリティでもなく、観終わって一日も経っていないのに、 内容はもうほとんど記憶に残っていません・・・
[CS・衛星(字幕)] 3点(2020-01-18 21:12:35)
75.  言の葉の庭
背景や音楽が美しかっただけに、ストーリーの薄っぺらさ・キャラクターの魅力の無さが余計に際立ってしまいました。 小僧や小娘が泣いたりわめいたり、まるでアイドルが主役の安い恋愛ドラマを見ているようで、靴職人や短歌などは単なる添え物扱い。こんな話なら誰でも作れそうですね。予定調和の恋愛ストーリーも嫌いではありませんが、表現が陳腐過ぎて失笑モノでした。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2019-10-19 08:54:25)
76.  クレヨンしんちゃん オラの引っ越し物語 サボテン大襲撃
この話って、震災で原発被害に遭った福島をモデルにした、「それでも原発を稼動させようとするアホ達」に対する皮肉なんでしょうか? 町の発展につながったサボテンが、実は人々の生活や命を奪う危険生物だったにもかかわらず、それでもサボテンを排除することができない町長・・・。まさに、クレヨンしんちゃんの名を借りた、原発への抗議行動に思えました。 ただ、ストーリーや演出は凡庸で、特に見どころも、心に引っ掛かりそうなシーンもなく、そのうち見たことすら忘れそうな、印象の薄い内容でした。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2019-06-09 17:26:29)(良:1票)
77.  電送人間 《ネタバレ》 
天知茂の明智小五郎シリーズとウルトラQを混ぜ合わせたような映画でした。ツッコミどころが多いとかそういうことよりも、単にストーリーがつまらないのが致命的。人間を電送するというアイディアがまったく活きていませんでしたね。SFとしては中途半端、犯罪・推理ものとしても成り立っておらず、メッセージ性も皆無。鑑賞ポイントは、制作当時の時代感を多少味わえる程度かも・・・。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2019-06-08 18:53:57)
78.  クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王
クレヨンしんちゃんの映画といえば、オトナ帝国など、子どもはもちろん、大人も楽しめるというイメージですが、第1作目はまだ「子どものためのアニメ映画」だったんですねー。映画館に付き添った大人がどうにか最後まで観られるようなアイディアも折り込んではいるものの、公開当時ならともかく、いまこれを鑑賞するのはちょっとツラかったです。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2019-05-07 15:35:40)
79.  クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ歌うケツだけ爆弾!
中途半端どころか、こんな低レベルの出来に「ミュージカル」という言葉を使ってほしくないほどヒドかったですね。また、同じ人が作ったとは思えないくらい、各シーンごとのテイストがバラバラ。いろんな人のアイデアを単純につなぎ合わせただけのような印象で、ひとつのストーリーに織り上げる力の無さだけが目につきました。クレヨンしんちゃんの映画は、子どもが笑えば何でもいい・・・ではないと思うのですが・・・。 そもそもこの作品において、あの歌劇団の存在はどういう意味があるんでしょう???
[CS・衛星(邦画)] 2点(2019-04-20 20:38:55)
80.  そして人生はつづく 《ネタバレ》 
キアロスタミ監督、やっぱりすごいです! 「友だちのうちはどこ?」も素晴らしかったけど、本作は「友だちの~」のクオリティーをさらに凝縮したような名作でした。  大震災の起きた地で、息子とともに少年を探し続ける様子を描いただけなのに、特にドラマティックな展開があるわけでもないのに、観終わったあとの満足感がハンパない! 悲劇や希望を過剰に演出しがちな凡庸な映画とは、立つ土俵が違うといった感じでした。  震災時の様子を、悲惨さ・重さを感じさせずに、でも臨場感たっぷりに伝える。これは映画作品ですが、マスコミの偏重報道よりよっぽど現実味を帯びています。サッカーのワールドカップ見るためにアンテナを立てる人のシーンがその象徴。震災を免れ、これからも生き続けていく人にとって一歩進む力とは、案外こういうものかもしれませんね。  急な坂道を人生に例えたラストシーン、ベタですがいいシーンでした。坂の途中、乗車拒否したおっちゃんが車を押してくれて、次はおっちゃんを車に乗せてあげる。出会った人々同士、心の温もりが感じられれば人生という険しい坂も上っていける・・・。 被災した人への応援メッセージ、こういう方法もあるんだなあ・・・と、あらためて映画の持つ力を思い知らされました。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2019-03-29 16:18:45)(良:1票)
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