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ぶんばぐんさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 216

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61.  ミステリー、アラスカ
あったかいなあ、この町の人達は。ニューヨーカーがチームメイトのことを「エスキモー」っていうのを「ちゃんとイヌイットって言え」って訂正したり、試合の後、仲間のお墓にパック(「ボール」のことね)を届けに行ったり。といって、決して美化しているわけではない。氷と雪に閉ざされた小さな町、男たちにはホッケーがあるけれど、女はそこで子供を育て家を守るだけ、どこにも行き場がない。そんな切実な問題もあるんだよね。エエ、アタクシもちょっとおまけ入っております
8点(2001-06-03 17:19:56)
62.  マイ スウィート ガイズ
アタシはこのバンデラスとハレルソン、大好き!傷を持つボクサー同士の友情、互いの痛みを分かり合える男たち・・・なんだけど、これがまた愛すべきダメ男なんだよね、二人とも。子供みたいなケンカばっかりしてるし。でも最後の試合のシーンは、何度も何度も立ち上がる二人に胸が熱くなった。挑戦し続ける限り「敗者」ではない。「ヒーロー」というのは、こういうオトコたちのことかも知れない(邦題は甘くなっちゃったけど、原題の「Play It to the Bone」にはこの気合いが込められているかも)。んでもって、最後はやっぱし・・・なんだよね。もう、この二人笑かしてくれる。ハレルソンに至っては、こりゃほとんど「地」ではないかと思われる。バンデラスも「ゾロ」でのかっくよさとは違う(殴られたらブルース・リーになっちゃった)うんと味のあるキャラクターよ。
8点(2001-06-01 16:45:45)
63.  ザ・コンテンダー
J.ブリッジス演じる米国大統領が、米議会において新しい副大統領に女性議員(J.アレン)推薦する。男性社会に女が進出することを快く思わないライバル側が、アレンのプライベートな「過去」をスキャンダラスに暴露し、彼女を失脚させようとするんだけど、自分に対する中傷、誹謗、あからさまな女性蔑視に対決する、このときのアレンの毅然とした態度には、思わず拳を握って「頑張るのよ、ジョアン!」。それにしても、J.アレンって、こんなにいい女優だったのね。そういえば、「カラー・オブ・ハート」のママの時も、自分の信念を貫く女性だったっけ。身震いするほどかっくいいわ。ライバル役のG.オールドマンも見事よ、善玉・悪玉で割り切れない名脇役。それに、ブリッジズの大統領役、なかなかよござます、「似合ってる」。映画の中の大統領の演説って苦手なんだけど、今回のは許す。
8点(2001-04-30 16:29:36)
64.  ビッグ・マネー・ブルース
フィラデルフィアに住む青年(J.キューザック)が現金輸送車の落とし物120万ドルを拾ってしまい、おバカなもんだから周りを巻き込んでしまってエライコッチャ、エライコッチャの顛末。フィラデルフィアで実際に起こった事件を元にした話らしいけど、これ、コメディーではないよ。働けど働けど楽にならない暮らし。働き過ぎて最後には拳を握ることさえできなくなった父親。そんな環境に育ったキューザック自身も失業中。追い詰められたキューザックが「自分がこの金をもらって何が悪い、誰が傷つくんだ!」と叫ぶ場面などは、笑ってられない。金を持たすと本性が出るとはよく言うけど、キューザックの家族(兄役のJ.ガンドルフィーニが名演)が全員「お金は必要。でも、こんなお金じゃない。返してこい」というのには、思わず姿勢を正してしまいます。J.フィリップ・シーモア(こんなに細かったのね)、話題のベニトロなど、脇役も豪華。
8点(2001-04-29 14:14:17)
65.  スペース・カウボーイ
んまっ!「爺さん」だなんて失礼よ!年期の入った「永遠の青年」をつかまえて。ストーリー的にはかなり無理があるけど、あの四人の楽しそうな姿を見られるだけで、十分8点。
8点(2001-04-22 16:42:48)
66.  ギャラクシー・クエスト
いやあ、面白かったあ。そりゃウロタえるわなあ。でも「ゴメン、これ全部ウソやねん」と言ってからの船長(?)とクルーの変わり様が、なかなかどーして、「感動もの」(と言えなくもない)。
8点(2001-04-18 16:09:22)
67.  バガー・ヴァンスの伝説
ふぅ~、綺麗な映画だったにゃあ~。でも、B.ヴァンスがあれだけのキャディーの腕を持ちながら、実際にプレイヤーでなかったのは、T.ウッズが苦労したのと同じ理由なんだろうね。ウィル・スミスの笑顔が胸に染みる。
8点(2001-04-16 14:40:25)
68.  ザ・ダイバー
USネイビー初の黒人ダイバーを描いた実話。軍隊の中の人種差別も、身体の障害も、不屈の意志で乗り越えた男。彼を支えていたのは、父親との約束だった。鬼トレーナーのデ・ニーロは圧巻(タイタンズのデンゼルが「俺が法律だ!」なら、デ・ニーロは「俺は神だ!」よ、あーた)。そんなデ・ニーロに連れ添うシャーリーズ・セロンが華を添えて、これも嬉しい。「意志のある男」というのは女にはわかるのよ。
8点(2001-04-16 03:38:06)
69.  ミート・ザ・ペアレンツ
「カジノ」や「ワンス・アポン・・」のデ・ニーロを知っているこっちとしては、このファミリー・パパが満面の笑顔を見せてても、なんかコワい(笑顔だからこそ、か?だって、イタリア系マフィアもんて、笑ったあとに絶対ナンカあるんだもん)。だからこそ、スティラーが何かやらかすたびに、デ・ニーロ紛する「パパ」がコラエている姿がおかしくてならない(来るか?来るか?)。この「デ・ニーロ効果」が楽しい。
8点(2001-04-15 17:32:41)
70.  ウェールズの山
「丘に登って山から降りてきた英国人」って、観た人にしかわからないだろうなあ、この意味。あの頂は「丘」か、それとも「山」か!?これってオラが里にとっては一大事なのよ。馬鹿馬鹿しくったって何だって、あたしだって本気でバケツかついじゃうわ。
8点(2001-04-15 16:48:58)
71.  ダンサー・イン・ザ・ダーク
セルマにはこれ以外に、どんな生き方ができただろうか。誰にも言わないという「約束」を守ること、ジーンの目を治すこと、セルマはしっかり守ったではないか。「死」が最後だと思ってしまうと、確かに救いようがない。でも「これは最後から2番目の歌」。(それにしてもワタシたちって、拳銃で撃ち合って人が死ぬのは「かっこいい」くせに、死刑を目の辺たりにするのは「こわい」のね。)
8点(2001-04-14 16:05:02)
72.  ミッション・トゥ・マーズ
このスケールのデカさを荒唐無稽ととるか、宇宙へのコネクションを感じられるか、ちゅうとこが分かれ目なのかね(え、ちゃう?)。SFに免疫のない私などは、ラストの「彼女(彼か?)」の出現には単純に感動してしまったさ。地球の生命の誕生が創造主の「神」の仕業ではなくって、「あなただったのですね」というのが、なんだか妙に説得力があったの。
8点(2001-04-10 18:37:48)
73.  ダメージ
「オブセッション、汝の名はアイアンズ」。ああジェレミーが墜ちて、墜ちて、墜ちてゆくぅぅぅぅ・・・。しかしなんだね、人間の深さとか弱さとかを本気で描けこうと思ったら、こういう「いくとこまで」いかないと、アカンのかもね。恐るべし、ルイ・マル。
8点(2001-04-09 13:28:17)
74.  グラン・ブルー/グレート・ブルー完全版
うわーい、皆チビシーね。これ、ジャック何とかっちゅう実在のダイバーを元にしたストーリーだよね。実際の彼はどうなんだか知らないけど、映画の中のジャックの、人間社会ではまるで機能しない、水の中でしか生きられないような、どこか人間離れした「清さ」に惹かれた。ジャン・レノを見たのも、この映画が最初。ガハガハと笑うイターリアの男が、ママには頭が上がらなくて、ちっちゃくなっているのが傑作で、以来「エンゾー」という名前は、忘れがたいものとなったのでぃす。
8点(2001-03-26 16:58:14)
75.  ワンダー・ボーイズ
車泥棒や女装の男、盲目の犬など、小説家の日常を彩る「脇役」陣が豊かな表情をみせてくれる。様々な出来事が観ている側の目線で展開され、観終わった後も、後々、ふと「あの人たち」はどうしているだろうか、と「なつかしく」思いだしてしまう。不思議だね。それにしても、R・ダウニーJr.の楽しそうなこと。早く「帰って」きてほしいものだわ。
8点(2001-03-25 06:54:01)
76.  ロリータ(1997)
「変態」ちゅうか、許されない愛に殉じたジェレミー・アイアンズの表情が実にみごと。少女に惜しみ泣く注がれる彼の眼差しにはマイッタ。
8点(2001-03-14 18:25:08)
77.  テルマ&ルイーズ
あたくしにとって、この映画こそが「ロード・ムービー」の原点。二人の女の悲しくも潔い物語を、サランドンとデイビスが名演している。貴女は私で、私は貴女なのよ!
8点(2001-02-15 09:52:25)
78.  リトル・ヴォイス
「フィールド・オブ・ドリームス」もそうだけど、会いたくて仕方がない死んだ身内のいる人には、LVの気持がよくわかると思う。ベッドルームでの「再会」と、客席に父の姿を見つけたときのLVの笑顔は、とても切なかった。LVも、ブッ飛んでる母親も、それぞれに懸命に生きようとしていたのだなあ。歌わないカナリアが、鳩を飛ばす青年に恋するというのは・・・ふーむ、なるほどなあ。
8点(2001-02-15 07:50:16)
79.  キリング・フィールド
確かに【☆】さんの言うとおり、という部分もある。インドシナにおいて、あからさまな内政干渉をしておきながら、クメール・ルージュがプノンペンを陥落する寸前に脱出を図ったアメリカ。この「裏切り」に対してカンボジア人が感じた強い怒りと、政府命令によって脱出せねばならなかったアメリカの軍人たちが、アメリカ側に付いたカンボジア人を一人でも多く救おうとし、これが出来なかったことに対する深い自己嫌悪と罪悪感に一生苦しんだことを思うと、「現場」にいた人間の壮絶な苦しみが想像できる。カンボジア人高官の中には、「貴方達(アメリカ)を信じた私が愚かだった。しかし、自分はこの場所から逃げるわけにはいかない」と、アメリカが用意したヘリコプターに乗ることを拒否した人も多いと聞く。犠牲になるのは、いつもいつも民衆だ。累々と横たわる骸骨の一人一人には、家族も、愛する人もいただろう。ジョン・レノンの「イマジン」は涙なしに聴けない。
8点(2001-02-12 13:05:13)
80.  救命士
死と隣り合わせの救命士の姿をリアルに描いた力作だと思う。医者もそうだろうけど、こういう職業は、真面目にやればやるほど、「救えなかったあの人達」のことが頭から離れないのだろう。うん、観た側が鬱になるのもわかる。だけど、問題が深いだけに、燃え尽きた救命士を手軽に救う手立てはない。安易な解決策を持ってこなかったスコセッシの姿勢には、納得できる。正視するには辛すぎるけど、見なかった振りはできない。救いは、ケイジは、いつも人を救いたかったのだということ。
8点(2001-02-06 11:43:43)
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