821. ツリー・オブ・ライフ
映像は相変わらずの美しさとセンスな監督。でもこれは中途半端な気持ちで映画館で観に行ってたら間違いなく寝てたね、たぶん。家で小分けに観たから何とか最後まで見られた。でも、見る時を選ぶかも。見る時のメンタルによってかなり印象が違うものになりそうだ。作品としては嫌いでは無かったので少し期間を空けてまた改めて観てみようと思った。今のところはの点で。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-05-07 22:23:38) |
822. 白雪姫と鏡の女王
最近の米ファンタジーは昔と比べると少々遊びが過ぎると感じていたで、最初は『あぁ...また苦手なやり過ぎファンタジー・コメディかぁ...そして眉毛!』なーんて少しガッカリしながら見進めていったら、美術や衣装も素敵な映像美とともに、だんだんと引き込まれていきました。あらすじは同じなのに斬新に解釈を変え遊んだ脚本も私には吉と出ました。白雪姫の子も初めは『なんて眉毛の太い二世俳優だ』なんてタカをくくっていましたが、なんのなんの不思議や不思議!まるで『ラビリンス』でのジェニファー・コネリーを彷彿とさせるあどけなく純粋な美しさに気付いていくのです。女王を演じたジュリア・ロバーツもコミカルに徹底していて面白可笑しかった。 観終わった今はとても好きな1本になりました。ただ今回もターセム御用達の石岡衣装ですが、白雪姫の最後のドレスだけ気に入らなかったなぁ、残念。あと素敵なトマト目の操り人形は子供の頃ならトラウマレベルw [CS・衛星(吹替)] 8点(2014-05-07 22:09:13)(良:1票) |
823. ハスラー
ある愚かなギャンブラーの物語。若い頃はポール・ニューマン演じるエディーのダメっぷりがカッコ良くてカッコ良くてたまらなかったのだが、歳を重ねてから再度鑑賞すると、外見はともかくファッツがカッコ良いい! [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-05-07 21:40:56) |
824. 汚れなき悪戯
ネタバレ 幼い頃にテレビで見た時には、動く彫像にビビりつつラストには感動に近い衝撃に包まれた記憶があったのだが、薄汚れた大人になって久々に鑑賞したらポカーンでした。いや、でもそれは素敵な主題歌もあらすじを知っていて、オチも知っていたのに、自分が薄汚れてしまったからなのかも。きっとそうだろう。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-05-07 21:32:44) |
825. 最強のふたり
実話ベースは美談になりがちなので好まないのですが、まったくのフィクションとしても面白い映画でした。セリフを含めた脚本も凄く良かった。白人の大富豪と貧民の黒人という組み合わせで、しかも障害を取り扱うなんて、アメリカ映画には出来にくい作風、フランスだから出来たかもしれませんね。リメイクの話も有るようですが、一発目で扱うには誤解が伴う題材です。国・街・家庭・人によって【常識】は様々。その相性が合うと、お互い刺激になり成長を促してくれる。この二人は常識の相性が良かったんでしょう。見ていて小気味好かったです。 [CS・衛星(吹替)] 8点(2014-05-06 20:06:57) |
826. ベン・ハー(1959)
ネタバレ 途中途中のキリストさんのくだりが無ければ、噂通りのとても良いスペクタクル映画だと思ったのに、追い打ちの最後の最後で愕然の展開で差し引きこの点。確かにベンハーさんの気持ちの浄化用には必要なのかもしれませんが、キリスト教でない人からすれば『そんな訳ねーだろw』と突っ込みどころ満載。限定せず広い意味での【神様】の奇跡にしておいてくれたら良かったけど、時代や文化的に無理か。いろんな意味で残念でした。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2014-05-06 16:57:59)(良:1票) |
827. タワーリング・インフェルノ
ネタバレ 幼少期に見た以来、久々に見た。下衆ですが、まずはこの頃のポール・ニューマンのハンサムぶりにやられたー!顔はでかいけどなんてイケメンなんでしょう。で、よくよく見て行ったらめちゃめちゃ豪華な顔ぶれにびっくり。マックィーンが主演だという記憶しかなかったので。今見るとアラもぼちぼち見つかりますが、この時代ではとてつもない予算を使ったスペクタクル映画。W主演のスターの使用にも溜息。脇を固める豪華な出演者にも溜息。意外な人が生き残り、意外な人が死んでそれも驚き。でもエレベーターをヘリで運ぶくだりが一番ハラハラしたかもw [地上波(吹替)] 8点(2014-05-06 16:44:42) |
828. 南極料理人
大事な任務なのだろうが、なんとも退屈な気持ちを紛らわせ一生懸命仕事をして暮らしている中での喜怒哀楽が面白おかしく描いてある。それもとてもとても豪華で美味しそうな毎日の料理に載せて。この映画は映画館で見るよりも、とてもゆったりしたお休みの日におウチでぼんやり見て頂きたい。 『かもめ食堂』とかゆるい映画がお好きな方にオススメです。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-05-05 20:42:02) |
829. ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日
ネタバレ 最後でなるほど。究極の精神状態に陥り、真実から目を背け現実なのか白日夢なのか敢えてわからなくした時、それを思い起こした時に脳みそにシックリくる事実がパイにとってはこれだったのかもね。ミーアキャットの島から、呼ばれて駆けてくる虎ちゃんには胸キュンしてしまった。終始綺麗な海の上での映像は、映画館で見ていたら寝てしまったかもしれない程の癒し感。しかし見終わった後、パッと思いつくのは最初に出てきた逆三体型の水泳オジさんだったり。いやなかなか変わった映画で面白うございました。制作会社が最後まで予算くれて良かったね。リー監督の粘り勝ち! [CS・衛星(吹替)] 8点(2014-04-29 01:55:02) |
830. ブロークバック・マウンテン
好きなんだもん、仕方ないよね。それも相手も受け入れてくれるなら尚更だよね。主演のお二人もお上手でしたし、映像もとっても綺麗でした。そして他の方々も書かれている様に、無骨なカウボーイの設定ってのが今までになく斬新でした。 [映画館(字幕)] 7点(2014-04-29 01:21:34) |
831. 探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点
ネタバレ 前作同様に早々に犯人がわかってしまい、あとは政治家との絡みを確認と思い見ていましたが、ラストはなかなか良かったです。でも総合的には前作の展開の方が好きでした。バディ物・昭和ハードボイルド物・そして大泉洋が大好きなので、シリーズとしては今後も見続ける作品だと思います。しかし今作で松田龍平さんが日本アカデミー賞助演男優賞ノミネートされていましたが、、、謎。いつもの安定した松田龍平さんでしたので。逆にマサコちゃんを演じたゴリさんとマサコちゃんの美しい人生に1点献上。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2014-04-25 23:33:48) |
832. 恋におちて
運命の人、自分の本当の欠片に出会ってしまった人達の恋物語。互いの家族間の問題も特になく上手く行ってる同士の浮気物語っての斬新でしたし、セックスもないのが新鮮。初見は思春期でしたが見る度に受け止め方が変わりますね。久々に観ましたが結婚してから見るとなんだか複雑です。もう少し年を重ねてから見てもまた違う感想なんだろうな。10年おきに観たくなる、そんな作品。ところで名女優メリル・ストリープですが、この作品を観るといつも『やっぱり凄い女優さんだなぁ』と毎回確信する。特に前半の見知らぬ同士の演技、知り合ったばかりの演技、気になってくる演技が日本人の私から見ても凄く自然に見える。セリフの吃り方や表情も大袈裟の欠片もなく台本なんて皆無な雰囲気なのだ。さすが。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-04-02 22:57:19) |
833. ダウンタウンヒーローズ
山田監督の青春時代が垣間見える様な作品。バンカラな男性が好みな私には見ていて痛快でした。そして薬師丸ひろ子のキレカワイイこと!しかし石田えりさんの色気には適いませんでした。前半のエピソードを占める彼女。出てくるだけで目を引きました。だけに、あっさりお別れしてしまって残念。エンディングもとんとん拍子で畳み込まれてしまって少々残念でした。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2014-04-02 22:17:29) |
834. HK/変態仮面
くだらない!!まったくもってくだらな面白い!!ムロさんと二郎さんとあの口の悪いブス女優が出てきて、おや?と思いましたが、やはりドラマ『勇者ヨシヒコ~』の福田監督でしたね!この監督の作品はキャスティングを間違わなければ相性がいいのです、個人的に。安田顕さんの正しい起用法でのキャスティングも嬉しかったなぁ、安田さんはこうでなきゃ!そして何より、主演の鈴木亮平君の作り込んだボディが美しい。漫画のままの身体のラインでした。綺麗な変態w [CS・衛星(邦画)] 6点(2014-04-02 19:45:13)(良:1票) |
835. 愛と誠(2012)
大の原作ファンでありまして、敬愛する『愛と誠』を現代においてアノ三池さんが監督されるというニュースの段階で心が既に折れていました。公開が迫り宣伝や予告で多少の部分は見えてきた時、予想以上の創作・コメディタッチのミュージカル仕立に更に驚愕したのですが、人間の好奇心というものは恐ろしいもの、確認せずにはいられませんでした。やはり後半の壮大なお話部分は無理でしたね。そういうラストにしたか、という感じ。でも終始こんなにコミカルな早乙女愛では誠が最後に受け入れる意味が通じない気がしました。残念。武井咲さんの演じる早乙女愛はビジュアルは良かったのになぁ。『愛と誠』でなければ面白いオトボケお嬢様でしたよ。あと、お母さんの部分やってくれるなら、捨てられた理由の所も簡単に描いて欲しかったな。歌のフルコーラスとケンカシーンも長過ぎた。それを歯切れよくしてくれてたらもう少し楽しめたかも。全体的には現代見るには仕方なかった処理なのかと後半になって思えてきたのでプラス1点してこの点。さ、お口直しに久々に原作読もっと。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2014-03-30 01:16:26) |
836. ロボコップ(1987)
当時の感想。ややグロい部分もあるんだけど、昔は少年少女でも見ていいとされたレベル。当時『宇宙刑事』系にハマっていた幼い頃の弟が、鑑賞後にロボコップの真似して歩いて帰った。もちろんあのテーマ曲を鼻歌しながら。そんなヒーロー映画。個人的には毒々モンスター化した悪役のシーンが印象的でした。2と3も一応は鑑賞しましたが、平均点でお察し頂き、私のコメントは差し控えたいと思います。リメイク版も見る覚悟です。 [映画館(字幕)] 7点(2014-03-24 02:13:56) |
837. リッチーとの一日(短編)
2013年に世界の短編映画賞(アカデミー賞も含む)を受賞した本作。長編化も決定したそうです。私はWOWOWで鑑賞する事が出来たのですが、ほんの20分間の中に、なんとも素敵な出来事が詰まっていました。人生なんてわからないもの。一寸先は闇か光か。主人公リッチーにとって、この日がどうだったのか、とくとご覧くださいませ。個人的には長編になっても必ず見るつもりですが、長編化が凶と出るか吉と出るか、それもわからない...ですよね。とにかく短編映画としてのクオリティーは高いと思いました。興味ある方は是非。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-03-24 01:31:53) |
838. アナと雪の女王
ネタバレ 本日劇場にて鑑賞。前作ラプンツェルに続いて最後の最後で納得いかずの9点から減点の8点。エルサが「真実の愛」に気付いてからの、壮大に広げた風呂敷の畳み掛けが早過ぎて気持ちがついていけず・・・街の人も女王に急に馴染んでるし。しかしそこまでは素晴らしいディズニーぶりでした!アナという子は羨ましい性格の持ち主であまり共感が持てずにいましたが、なんせクリストフが久々の個人的ヒットディズニー男子だったので甘点。ストーリーもディズニー風味によく仕上がっていて、30分×12回放送のアニメくらいのスパンがあってもいいと思えた作品。総集編でも観てるかの様な、なんか端折られてる様で勿体なく感じました。個人的には最後にエルサにも恋の兆しが少しだけでも見えたらもっと嬉しかったかも。今回は姪っ子と観たので吹替でしたが、松たか子さんや神田さやかさんの歌声に感動!英語版の主題歌と共に早速ダウンロードしちゃいましたわ。 [映画館(吹替)] 8点(2014-03-23 19:42:37) |
839. 東京公園
ネタバレ キスの後、カットされていたので続きが有ったかは不明ですが、結果的に姉弟の関係を保つ選択をした二人の恋心が苦しかった。別にいいと思うんですがね、血の繋がりはないんだし。ダメかなぁ、残念。幽霊が普通に登場したり、井川さんが一言もセリフ無かったり、ダメ過ぎる歯科医だったり、いろんな意味で斬新なお話でしたが、ボンヤリと観るにはなかなか良い邦画でした。また、今作で初めて榮倉奈々さんの演技について違和感なく観られました。彼女はモテる系統の役ではなく、こういう殺伐とした風味の女子の演技の方が向いてるかも。最後まで気になったのは三浦春馬さんのカメラの構え方。カメラマン目指してる割にはカッチカチでド素人な雰囲気でした。柔らかい雰囲気の写真を撮る才能が感じられなかったなぁ。でも総合的には佳作。しかしもう一度観たい訳ではないのでこの点。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-03-23 19:30:16) |
840. パラノーマン ブライス・ホローの謎
ネタバレ スタッフに期待してた雰囲気とは違ったなぁ。作り込み過ぎなデジタル表情とかもやり過ぎてて残念。物語もゾンビが街に降りてきて町民が騒ぐシーンがやり過ぎててウンザリしかけたが、終盤はどうにか立ち直って最後まで観られた。魔女の子が現れたあたりからはなかなか良かったです。でもやっぱり全体的なブラックジョークが...最近のハリウッドジョークのドギツイ感は私には向いてない様です。まぁでも観て後悔は無しでした。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2014-03-22 20:36:17) |