881. 誰が為に鐘は鳴る
ネタバレ 1943年に、こんなアクション娯楽作品を作るだなんて、ハリウッドはすごいですねぇ。 クライマックスのドンパチや橋爆破シーンなど、なかなか頑張ってます。 ただ、銃で撃たれた時の演者達の演技がいまいちで、なんというか撃たれた感がないんですよね。急に眠っちゃったみたいな(笑)。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-03-21 21:15:16) |
882. サイクロンZ
ネタバレ 彼女を部屋に呼んだ時に隠れるサモハンとのやりとりの愉快さ、目にもとまらぬ速さの格闘アクションの流麗さ、 拡声器を使って誘おうするシーンの微笑ましさ、どれもこれも素晴らしい。頭から尻尾まで見事なエンターテインメント。 ジャッキーの華麗さを筆頭に、動けるデブのサモハンもやはり魅力的。 そんな彼らに負けじと葉巻吸いながら戦うボスやどこかのヴィジュアル系みたいな顔の敵の外人など、キャラもまた濃くて良い。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-03-20 22:03:32) |
883. イン・ザ・ヒーロー
ネタバレ なんか全体的にダサい、イタイ、サムイ演出。笑いが滑ってるし、なんでそんなBGMつけるん?て思うし。 どういう狙いなのかいまいちよくわかりませんでしたね。CGなしワイヤーなしのアクションとか言うて、普通に使ってましたよね(笑) [CS・衛星(邦画)] 4点(2017-03-18 21:37:11) |
884. テレマークの要塞
ネタバレ 恥ずかしながら、こういう工作作戦が実際にあったこと自体知りませんでした。 もしナチスが原爆の製造に成功していたら、世界史は大きく変わっていたのかもしれませんね。 もちろん、実話を基にしたというだけでサスペンス映画としての脚色はしっかりなされてるんでしょうけれども。 最初のラブロマンスはちょっといらんかったかな。建物内に侵入して爆破するシーンは流石の緊迫感。 終盤の船爆破計画は、子供達を救わなきゃという新任務も付加されてよりドキドキしました。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-03-14 22:09:34) |
885. わが命つきるとも
ネタバレ 悪魔ですら法に守られる、人間は神に仕える為に作られた、と言ったモアさんの数々の言葉が印象的です。 もういいじゃ〜ん、命取られるよりマシだよ〜なん思っちゃった私はろくでもない平民ですね(笑)。 最終的には、王に忠誠ではなく神に忠誠を尽くしたわけであります。三権分立の鏡のような人。 ただ、頑固一徹おじちゃんとそれを説得しようとする周囲とのあれこれの話だけでほとんどを占めていて 映画としてはさほど面白くはないかなと。まぁ佳作ということで6点。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-03-14 17:09:58) |
886. 切腹
ネタバレ 武士道を論じることはついては他の方に譲るとして、何よりもやはり映像美ですね。 ほんと抜かりがない。日本版フィルムノワールとでもいうような、全編にわたって並々ならぬ雰囲気が出ています。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2017-03-07 20:36:46) |
887. めぐりあう時間たち
ネタバレ シンクロニシティ、、、、、でしょうか? ちょっとよくわからない、最後までノレずに終わってしまいました。 ただ、ニコール・キッドマン、ジュリアン・ムーア、メリル・ストリープの三大女優による熱演競争は見ものです。 特に二コール・キッドマン。あれはメイク?目の表情を変えてる?なんだか別人のように見えるので、ほんとすごいなと感心しました。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-03-07 20:03:34) |
888. 招かれざる客(1967)
ネタバレ 根っからのリベラリストで、娘にも常々そういう教育を施してきたのに、 いざ自分の娘が黒人の彼を連れてくると動揺するというのがひねり効いてて面白いですね。 そして黒人女性の家政婦さんが一番反対するという展開もまた面白い。 ただまぁ、人種がどうのこうの以前に、二人は二十日前に会いました、これから結婚するんで 今日中にいいか悪いか決めてっていきなり言われても困っちゃいますよね。 相手が誰だろうと親なら困惑いたします。 向こうのご両親までやってきて、色々と話し合いする様はやっぱり引き込まれます。 特に、黒人彼とそのお父さん二人だけの腹を割った話し合い。見応えありましたね。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-03-06 21:48:24) |
889. さらば あぶない刑事
ネタバレ あぶない刑事は自分が子供の頃にドラマをよく見ておりました。 そん時はホードボイルドな刑事ドラマとして楽しんでた記憶がありますが大人になって本作を見てみると、 あぁ、結構コミック的な感じだったんだなと気づかされました。 特に浅野温子のキャラなんて、あんなのリアルに喫茶店で見かけたら完全にやばい人ですよね(笑)。 終盤のバイクに乗っての対決なんか、この人たち生きるか死ぬかなのになんの意味があって こういうことしてんだろうとか思っちゃったし(笑)。 それにしても「明日に向かって撃て」顔負けの無謀な飛び出しからどうやって生還したんすかね、あの二人。 [地上波(邦画)] 5点(2017-02-27 21:29:01) |
890. ファニー・ガール
ネタバレ ミュージカル映画としてみると物足りないと思いますが、純粋にラブストーリーとして観ていたのでとても楽しめました。 バーブラ・ストライサンドの魅力がぎゅっと詰まった一本。 一目惚れして、目がハートになってるファニー。その可愛らしさがたまらないのです。 ニックは男前だけど、明らかに怪しい。ええんか?ええんか?ええのんか?と思っていたら案の定! ギャンブル好きでドツボにハマっちゃうタイプ。そんな彼を献身的に支えてあげようとする純粋なファニー。 あ〜、こんなカップルおるわ〜なんて観てたら、どんどんと二人に感情移入しちゃって。 ニックが、「君に追いつきたかった」と吐露し別れを切り出す。でも別れたくないファニー。切ない。 そして出所してまたあの楽屋で再会するシーン。めちゃグッとくる。互いのために、別れようって。 でも本当は今でも好きなの。その思い、魂の歌声。最後に染み渡る。ええね。 [地上波(字幕)] 7点(2017-02-25 23:08:23) |
891. ジャッキー・ブラウン
ネタバレ 役者さんのそれぞれの持ち味がいかんなく発揮された配役。 かつかつ歩くジャッキー・ブラウン。それだけで画になる。 シナリオも見事だし、やっぱりタラちゃんはすごいなと再認識いたしました。 かかってる音楽がどれも格好いいし、シーンが変わるとそのBGMをスパッと切るのがまた引き締まっていいよね。 パッケージからAcross110th Streetに至るまで70年代テイスト。 タラちゃんが見て育った作品たちへのオマージュなんだろうね。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-02-22 23:07:15) |
892. デッドプール
ネタバレ 見終わった瞬間に内容を忘れてしまうような作品ですが、見てる間は面白く鑑賞させていただきました。 一人漫才みたいなヒーロー。とにかくよく喋るヒーロー。どんなにピンチで苦しい時でもボケをかますヒーロー。 ただ、彼は不老不死になっちゃってるのでハラハラはしません。アクションシーンも目新しさはなし。 ありそうでなかったヒーロー像なので、そういう意味では真新しいのかもしれませんが。 数あるギャグの中で一番はやっぱりヒュー・ジャックマンからみのネタでしょうか。あれは本人公認なのかな? ヴァネッサ役の女優さんは海外ドラマなんかで見て綺麗な人だなと思っていたので、 そんな彼女が脱ぎっぷりのいい役を演られててそういう楽しさもありました。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2017-02-18 21:46:14) |
893. 裏切りのサーカス
ネタバレ 名優ずらり。スパイ映画としての雰囲気抜群の作品でしたが、私にはちょっと難しかったかな、、、。 [地上波(字幕)] 6点(2017-02-14 21:27:53) |
894. あん
ネタバレ なかなか良い作品でした。 樹木希林のすごさを再認識。どの役者さんもみんなナチュラル演技で、河瀬直美さんの演技力が光ります。 徳江さんの少々小難しい語り台詞も、美しい木漏れ日や風に触れる葉の映像を重ねるとスゥーッと心にしみていきます。 [地上波(邦画)] 7点(2017-02-14 20:14:35) |
895. 貞子vs伽椰子
ネタバレ タイトル見て、「なんじゃこのエイリアンVSプレデターみたいなノリの映画は」と思い鑑賞して見たのですが、 う〜んちょっと期待外れだったかなと。いやそういうノリを期待してたからかもしれないのですが、 肝心の貞子vs伽椰子は本当にラスト。しかもなんだかよくわかんないオチで消化不良。 もっとドラゴンボールぐらいの勢いで二人の戦いを30分くらい見たかったんですけど(笑)。 まぁそうなると完全にコメディか、、、。いやむしろそのスタンスでもいいのでは。 山本美月ちゃんは美人だけど残念ながら大根。 [ブルーレイ(邦画)] 5点(2017-02-13 22:48:09) |
896. ハドソン川の奇跡
ネタバレ 機長の判断が完璧に正しかったというのが鑑賞してみてよくわかりましたね。 引き返して滑走路を目指そうとしたらニューヨークの街の上を飛ぶことになり、 もしそこで墜落でもしたらとんでもない大惨事になる。 ハドソン川に着水するという選択肢以外ないとわかるのですが、川に不時着するというのはすごく危険なこともまた事実。 そこで機長の腕前発揮ですよ。頭が上がりすぎても下がりすぎてもいけない。 機体が沈まないように着水させるには本当に高度なテクが必要なようです。 トム・ハンクスも実際のサリー機長にすごく似てました。さすが名役者の役作りは素晴らしい。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2017-02-11 22:21:36) |
897. ペット
ネタバレ なかなか楽しい作品でありました。動物たちは当然のことながら擬人化されているわけですが、 犬ならこういうことするよね、猫ならこういう動きするよね、というそれぞれの習性が描かれていて、 ペット好きには思わずニンマリしちゃうんですよね。うんうん、こういうところが可愛いんだよね〜って。 そして楽しめるだけでなくちゃんと教育的内容にもなってて、ペットを飼ったら、ちゃんと最後まで可愛がってあげてね、て。 押し付けがましくもなく、自然とそういう結論が導かれる良作になってます。 また、現在進行形でペットをかわいがってる人が見たら、より一層愛おしくなるでしょう。 特にワンコは主人が帰ってくると全力で喜ぶもんね。今日も帰ったら、ヨシヨシしてあげてくださいまし。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2017-02-10 23:04:22) |
898. BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント
ネタバレ 今までのスピルバーグ作品の中では一番、対象年齢が低いですね。幼稚園から小学生あたり、純粋に子供達のために作られた作品。 向こうではこの児童書は有名なのだそうですが、私は全く知らなかったので、子供に戻って一から堪能いたしました。 孤独な少女と孤独な巨人の心温まる交流。映像的には、やっぱり夢のなる木のシーンの美しさですかね。ほんとファンタジック。 一番笑えたのはやはり宮殿での食事シーン。コーヒーをクソまずいと吹き出して給仕たちにかかるのがいいね。 そして、まさか女王にもプップクプーをやらすとは! 島に落下させた巨人たちにキュウリのタネ送って一生食わせるとかいう平和的かつ残酷な仕打ちも笑えた。 特典映像を見て知りましたが、本作の脚本はETの脚本を担当したメリッサ・マシスンだったのですね。 撮影中にもずっと顔を出していて、映像でも楽しげにお話してる様子が見て取れました。 でも撮影後に亡くなられたとのことで、寂しそうに語るスピルバーグが印象的でした。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2017-02-10 22:32:11) |
899. オデッサ・ファイル
ネタバレ すごく面白かったです。ちょっとおまけして、9点つけちゃいます。 なんというか、スパイもの、探偵ものの話の面白さを、今一度呼び起こされたような気がした次第です。 身分を偽り潜入してからはずっとハラハラしながら観てました。 全体として粗がないわけではないんですよ。 SS隊員に化けて身体検査受けてる時に額が汗まみれなんですけど、それで見事通っちゃうのがザルだろとか、 二階に侵入した時にばあちゃんがファイルの存在を話し出すとか都合よすぎるだろとか思うんですけど、 それよりも面白さの方が優ってるんですよね。 だから、「ばあちゃん都合いいな」より「ばあちゃん、いい情報ありがとう!」の気持ちが先に来る(笑)。 老けメイクもすごく良くできてましたね。最後まで信じて味方してくれるガールフレンドも実に愛おしい。 [地上波(字幕)] 9点(2017-02-09 21:54:10) |
900. トム・ホーン
ネタバレ 70年代末。ニューシネマの最期あたりなんでしょうか。 まさかこういう終わり方をするとは思いませんでした。 マックィーンも随分と老けたなぁなんて思いながら見てたんですが、なんと本作の翌年に癌で亡くなっているのですね。 というわけで、なおさらこのラストは重苦しく感じちゃいました。 西部劇だけども快活なアクションがあるわけでもなく、ただただ地味な一本。 彼女にも別れ告げられるし、楽しい思い出を思い起こす様がなんとも寂しい、、、。 なかなか評価に困るなというのが正直な気持ちなんですが、トム・ホーンという人がいたということを知れただけでも収穫なのかなと。 [地上波(字幕)] 6点(2017-02-06 22:11:43) |