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クロエさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 1130
性別
自己紹介 8点以上は超お勧め。
ソフトを購入しています。
7点は面白いけど、1度の鑑賞で十分。
ソフトの購入まではしていません。
6点以下はハズレ。
ある意味、6点以下の作品を見続けるのは苦行です。

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961.  シンプル・プラン 《ネタバレ》 
 墜落した飛行機に残されていた大金をネコババしようとしたばかりに、次々と災難が降りかかってくる。  観賞し終わって、冒頭一番まともな主人公が一番殺人を犯しているところに、皮肉な運命を感じてしまう。  私は以前、傷害事件に会って、和解金として100万円を目の前に置かれたことがありました。  金なんかで絶対に許さないと心に誓っていた自分ですが、目の前の現金を見た時、無意識に顔がほころんでしまった記憶があります。  「欲」というのは潜在的なものも含まれていて、「罪の意識」を免れようとする気持ちも、現状に立たされないと自分がどういう行動に出るか断言できないのが、私の結論です。交通事故のニュースで「ひき逃げをして、怖くなって逃げた」という供述をよく耳にしますが、なんとなくわかります。  因みにDVDの裏ジャケには、「原作をスティーブン・キングが絶賛!」と書かれていましたが、映画の内容もキング色が見え隠れした仕上がりになっています。  退屈させない娯楽映画です。
[DVD(吹替)] 7点(2009-08-27 07:29:10)
962.  女相続人 《ネタバレ》 
 知られざるクラシックムーヴィーの名作だと思います。  世間知らず、純粋無垢に育った娘キャサリン、その婚期を焦るキャサリンに無一文のハンサムボーイが求婚を迫る話です。  財産と愛、その区別がつかないキャサリンは途中騙されたことを知り、男の魂胆を知っていた父までも失い、人間として成長していく過程が微妙なタッチで描かれていくのです。  世間を知っていく女の変貌は本当に冷たさを感じて恐ろしい。  男性の皆さん、純粋に生きる女性を傷つけると罰が当たりますよ。  現代でも同じような恋愛模様が続いている以上、本作に普遍的なものを感じ取ることが出来ます。  人間の素直な感情がリアルに表現された映画です。超お勧め!
[DVD(字幕)] 8点(2009-08-27 04:56:33)(良:1票)
963.  ブロークバック・マウンテン 《ネタバレ》 
 私は同性愛について否定的な考えは持っていないつもりであります。  しかし、この映画の場合、羊飼いという極寒な状況の中で人肌恋しく肉体関係を持ったというだけのはなし、その後、主人公二人は各々結婚して子供まで作っているのです。これじゃ、性欲を求めただけのバイセクシャルじゃないですか?  時代背景を考慮しても、物心ついた頃から同性愛に目覚めた訳でもなく、二人とも責任感がないまま本能の赴くままに行動しているのが、私には納得いかないのです。  宣伝では「感動」という言葉まで使われていましたが、私には好奇心意外に、この映画を最後まで観賞しようと思った理由はないのです。  「恋におちて」と違って、肉体的欲望を追及しているのみ、「愛」が感じられません。  私的な意見ですが、1シーズン(季節)くらいで、同性が二人きり一緒に暮らしたとしても人肌が恋しくて肉体関係になることはないと思います。  正直お互いにズボン下ろしたときは「なんなんだ?コイツら!」と目を疑ってしまいました。  刑務所に入ると必す、お尻の穴を提供するオカマ野郎がいると聞きますが、セックスに淡白な私には全く理解できません。  残された奥さんが可哀相です。しかし、批判的な考えを覚えるためにも、一見の価値はあるかもしれません。
[DVD(吹替)] 5点(2009-08-26 07:16:52)
964.  アヒルと鴨のコインロッカー 《ネタバレ》 
 「脚本重視で評価している」というレビュアーがいらっしゃって、騙されたと思って借りてみたんです。  このタイトルじゃ、またいつもの「クソ煮込みうどん映画」ではないかと不安も感じたのですが、その不安を見事に裏切ってくれた良作です。  小道具や伏線、留守電にボーリング場の音が聞こえただけで現場を特定してしまうところなど、仙台という地域を上手く使ってあると思います。  時間軸をずらす手法は散々使われてきていますが、本作が他の作品と違うところは、時間軸を変える度に主人公、つまり感情移入する人間を変えていくところにあるのです。  1時間50分でキレイに収めた編集は私にとって、ちょうどいい長さです。  これ以上長くなるとダレる。  時代が今だからこそ、こういう結末がOKなのでしょう。  理不尽な犯罪が多い中、それを悲しんでいる人たちも多く存在することを表現してくれた素晴らしい映画です。  内田けんじ監督のテイストが感じられますが、他のレビューを読むと原作が素晴らしいようですね。  今度読んでみます。 
[DVD(邦画)] 8点(2009-08-25 15:24:53)
965.  みんなのいえ 《ネタバレ》 
「ラヂオの時間」を観て期待しすぎたせいか、最後まで全く笑うことなくエンドロールが流れてしまった。  唐沢と田中邦衛の二人に違和感はなかったが、他の役者、否、タレント陣、とくにスポンサーが放送局だからといって、チャラチャラした局アナを使うなんて、本気で映画を作っているのかと怒りが浸透してくる。  俳優業に命を掛けている人たちに失礼だと思わないのか?!  チョコチョコ、「友情」とか「特別」とかいって、タレントが出てくるのも不愉快極まりない。  これは、まだ三谷監督にそれを規制する力がなかったせいなのか……。  テレビ局が一押しで宣伝する映画って本当に嫌いだ。  映画は広告じゃない!!  映画を馬鹿にするな!!!!!
[DVD(邦画)] 2点(2009-08-24 22:48:22)
966.  男はつらいよ フーテンの寅 《ネタバレ》 
 監督が山田さんではない本作は、やはり説得力に欠けている印象が残る。  断言できるのは冒頭からラストまでの伏線が一つもないことだ。   副題通り「フーテンの寅」の物語ではあるが、さくらさんの出番はほとんどないし(スケジュールの関係か?)、マドンナの役割も「恋」という段階までは決して運ばれていない。   しかし、この時期の作品は、まさかシリーズとして40作以上も続くとは到底考えられなかったのだろう。  今では放送に引っかかる「馬鹿」という言葉が頻繁に使われている。  現在のメディアと違い、規制緩和の緩い時代の中で自由に模索されて作られた作品の一つであることは間違いはない。
[DVD(邦画)] 6点(2009-08-24 05:48:10)
967.  恋におちて 《ネタバレ》 
 他のレビューが意外と好評価なのに驚きました。未見の方に言っておきますが、ハッキリ言って起伏のないつまらない映画だと覚悟しておいた方がいいかと思います。  しかし、これはあくまで個人的な事ですが、本作は私のいくつかの恋愛経験と重なることが沢山あり、放っておくことができません。  私の恋愛でハッピーエンドに終わった事はありませんが、主人公二人と同じ感情になった経験があります。どうしても相手のことが忘れられないのです。  本作では、それぞれ二人の感情が丁寧に描かれていました。実際の経験では相手が何を考えていたのかは断言はできません。私の想っていた相手が同じ状況の時に本作と同じような気持ちでいてくれていたらと心底思いました。  私は未婚ですが、自分と全く接触がない世界で、同じような価値観を持ち、同じような不安に囲まれながら生きている人が、どこかに必ずいると思えるようになりました。  因みにテレビでは新婚さんやカップルをゲストに迎えたトーク番組が放送されていますが、毎回「セックス」の話ばかりで嫌気がさしてきます。  私はもう数年恋人がいませんが、相手を想う気持ちが存在した自分の過去を、時々は、こういった映画を観て思い出したいと思います。  因みに原題通りの邦題のタイトルですが実にセンスが悪い。タイトルの評価は「0点」です。こんなタイトルでは誰も興味を抱かないと思います。でも、この翌年に日本でも、いわゆる「不倫」ドラマが流行ったのも事実です。  私にとっては、今頃になっての偶然の産物です。
[DVD(字幕)] 9点(2009-08-23 06:56:38)
968.  東海道四谷怪談
 以前、どっかの映画評論家が「数ある『四谷怪談』の映画の中で最高傑作がこれ!」と言ってたのを覚えています。  主人公は、お岩ではなく、伊右衛門だということを忘れてはいけません。  伊右衛門に降りかかってくる数々の煩悩の誘い。私たちにも伊右衛門のような後ろめたい気持ちがあるからこそ感情移入できるのです。  低予算映画という感想がありましたが、脚本、セット、カメラワークなど、大量生産時代に作られた中では、かなり「力」入れて作ってあると思いますよ。 
[DVD(邦画)] 8点(2009-08-23 03:20:10)
969.  男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け 《ネタバレ》 
 今回の脚本は相当苦労されたのではないでしょうか?   ほとんどのギャグが滑ってるし、無駄なシーンが多いです。  それに、観ている側には既に読めてしまうのに、なかなか進まない展開に、もどかしい気分にもなります。  宇野重吉さん演じる日本画家と寅さんのやりとりは面白いのですが、マドンナ役の大地さんの登場が、あまりに遅いのです。大地さんが登場する度に三味線が鳴るのもハッキリ言ってクドイです。  寅さんの「俺と所帯持つか」という台詞は、リリーさんに言った時とは意味合いが違うように思います。プロポーズとは言えないでしょう。  なんだか2つの違うエピソードを最後、下手に計算して繋ぎ合わせたようで、段取りっぽく感じます。  芸術と金の価値に対して日本画家がどういう決断をするのか、どんでん返しのラストシーンだけは「お見事!」と言いたくなりました。       
[DVD(邦画)] 7点(2009-08-19 04:27:00)
970.  ブリジット・ジョーンズの日記
 私はメグ・ライアンのラブコメみたいな映画を期待していたのですが、つまらない理由がわかりました。アメリカとイギリスは笑いのセンスが全く違うんですね。これからは製作国を注意して選ぶことにします。  それにつけても本作は、ある特定の女性を視点にした映画でしかないと訴えたいです。理解できない女性だって多いと思います。ただ無視されてるだけのはなし。  製作年が2001年でしょ。それが昨今「アラウンド40」に変貌しているのですね。  そう考えると20年後に「60歳になったブリジットジョーンズの日記」が支持されるのは間違いないことでしょう。
[DVD(吹替)] 1点(2009-08-16 08:07:56)
971.  ラヂオの時間 《ネタバレ》 
 その昔、古畑任三郎を見て、刑事コロンボのパクリと解釈した私は三谷監督を全く受け付けませんでした。  しかし、近年何の御縁か「マジックアワー」にハマり、今頃になって本作を観ている私です。  偏見は自分の世界を狭くしてしまいますね。深く反省します。  千本のっこが何故満足して帰ったのか疑問が残りますが、三谷監督は天才だと思います。
[DVD(邦画)] 8点(2009-08-16 02:48:56)
972.  アズールとアスマール 《ネタバレ》 
 「夢中」という感想が一番ピッタリきます。どういった経緯、理由でそうなったのか?…そんなこと全く説明しません。話はトントン拍子で転がっていきます。  そう、これは映像と映像の間を自分の右脳で埋めていく映画なんです。  公式サイトではヨーロッパとイスラム、異文化の融合がテーマだと書かれていましたが、私はそうは思いません。  アズールは自分の国を捨てて異国へ旅立ち、両国の文化を知る乳母に助けられ、その国の妖精と結婚した。シンプルな話なんです。素晴らしいじゃないですか? 私はそう解釈します。  悪く言うと現実逃避。よく言うと……やはり現実逃避。スピリチュアルを強く感じるせいか、現実の生活に戻るのが嫌になります。  ツートンカラーの無機質な映像から不思議な温かみが感じられます。  ちっちゃなシャムスサバ姫がメチャクチャ可愛いです。 
[CS・衛星(字幕)] 8点(2009-08-16 02:19:21)(良:1票)
973.  男はつらいよ 葛飾立志篇 《ネタバレ》 
 「あなたは何のために勉強してる?」  この台詞で、子供の頃宿題をやりながらテレビで観た記憶が蘇りました。  小学生の私も「ふ~ん、なるほどねぇ」と思いました。  しかし、今、もう一度観賞して気付いたことは、未だに「己」が何であるのか自分自身わかっていないことです。(苦笑)  樫山文枝さん、桜田淳子さん、ホント綺麗ですね。今は皆同じヘアースタイル、同じメイクばかり……。飾り気がなく素朴な美人っていなくなっちゃいましたね。  作品自体は他と似たような内容だけど毎度毎度本当に面白い。  「なんだ、また同じような話か…」と言う人、真似してもいいから、これだけ泣けて笑えて、うなずける話を考えられますか?  それを自分に問いかけると山田監督がいかに凄い作家なのかと痛感します。  またコメディ作ってくれないかな。
[DVD(邦画)] 8点(2009-08-15 10:29:09)
974.  男はつらいよ 寅次郎子守唄 《ネタバレ》 
 山田監督は、世間から一見馬鹿にされるような人間に魅力を感じるとインタビューで答えていたのを覚えています。  「生まれた子には何の罪もないんだ」  寅さんが言ったセリフを、後のシーンで御前様にも言わせる山田監督の計算高さ。頭が下がります。  本作は、赤ん坊を取り巻く寅さんたちの騒ぎっぷりが最高。  さくらさんの「私、おかあちゃんじゃありませんから!」  もう窒息しそうなくらい笑えました。  挙句の果て、源ちゃんが赤ん坊をおんぶしてるんだから!  最近観賞した寅さんシリーズでは、最高に笑えた逸品です。
[DVD(邦画)] 8点(2009-08-15 06:11:39)(良:1票)
975.  男はつらいよ 純情篇 《ネタバレ》 
 最近図書館で借りた「男はつらいよ」の研究本を頼りに、このシリーズを見続けているのですが、ある程度パターンがあっても時代に勢いが感じられますね。  今観ても笑えるし、凄く面白い。  若尾文子さんが演じるマドンナは、監督の意向かイメージを崩さない守りに入った役作りですね。池内淳子さんとキャラが被っているように思います。  意外なのは、宮本信子さんと森繁久彌さん親子。これだけのエピソードで終わるのは、とってももったいない。  宮本さんは個人的に好きな女優さんですが、マドンナとしての花がないのが残念。  でも、DVDについた予告編を見ると、本編にはない寅さんと宮本さんのドラマがあったりするんです。そこんとこ、もっと観たかったなぁ……  話は変わりますが、倍賞千恵子さんは茶髪が似合います。 
[ビデオ(邦画)] 7点(2009-08-14 12:36:59)(良:1票)
976.  ドラゴン怒りの鉄拳 《ネタバレ》 
 ビックリするほどつまらない脚本。酷い。酷過ぎる。日本人がどう描かれているかが問題ではない。ほとんど中学生の学芸会レベル。Cとして挙げるなら、1時間20分から始まる10分程度ののアクションだけが見もの。  こんな作品観るくらいなら、私だったら「死亡遊戯」のほうを勧める。  リーが凄すぎるせいか、悪役も含めて全くアクションについていけてない。  中国人と日本人の格闘合戦など、拳法の型の違いがわからない。もうメチャクチャである。  後に製作される映画で、プロ級のチャック・ノリスと戦わせた意図が、本作の失敗で納得がいく。  しかし、こんな駄作でも見せ場はいくつかある。  顔の表情だけで観客に訴えるリーの演技はたいしたもの。  ヒロインの女の子もそれなりにカンフーをやっているらしく、メチャクチャ可愛い。  それだけ。  評価が高すぎるから、敢えて厳しい点をつける。  
[DVD(字幕)] 2点(2009-08-14 05:50:29)
977.  銀河鉄道の夜(1985)
 小学生の頃、大画面の映画館で観た時は、プラネタリウム以上の感動、いや不思議な体験をしました。でも不思議という実感はないんです。全てが不思議と思わなかったんです。原作は未読でした。  しかし、最近再び観賞したときは開始30分で睡魔が襲ってきました。  大人になって失ったものに気付きました。  「カンパネルラ」と叫ぶ声優さんの声は未だに私の心に響いています。  私にも「カンパネルラ」のような友人がいました。  でも、成長していくうちに他に友達も出来て、「カンパネルラ」はうっとおしい存在になってくるんです。そして気付いたら自分の前にはいなくなって…。  今、「カンパネルラ」は何をしているのだろう。  蠍になって自分を犠牲にする勇気はありませんが、私のカンパネルラは今どうしているのか、この映画を久々に観賞して思い出しました。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2009-08-14 00:21:14)(良:2票)
978.  マディソン郡の橋 《ネタバレ》 
 全くイーストウッドのカラーが出ていないのがいいですね。沢山の女優が本作に興味を抱いたらしく、その中からイーストウッドはメリルを選んだとのことですが、公開当時、既に原作本を読んだ知人のほとんどが、イーストウッドは歳を取り過ぎていて適役じゃないと言ってました。確かにイーストウッドは65歳ですものね。  原作未読の私には、それほど違和感もなく、お互いが惹かれあっていく過程にのめり込めました。  究極の愛を描いた素晴らしい作品だと思いますが、ラストに流れていくにつれ、メリルの揺れ動く気持ちが延々続いた時、この作品は平凡な家庭を送る普通のおばちゃんのために作られた、おとぎ話なんだなと、ちょっと興ざめしてしまいました。これが旦那と奥さんの立場が逆だったら、ヒンシュクもんだし、仮に、二人が「失楽園」よろしく掛け落ちしてしまったら、絶対にヒットしなかったと思います。
[DVD(吹替)] 7点(2009-08-13 04:29:55)
979.  ドラゴンへの道/最後のブルース・リー 《ネタバレ》 
 他のレビューを拝見すると一年に何回テレビ放送しているんだろうと思ってしまう。  こういう用心棒の話ってどっかで聞いたことがあるなぁと思いますが、カンフー映画では本作が最初でしょう。  ブルース・リーは冒頭30分はほとんどアクションを演じませんが、店の裏で行うジークンドーのミット打ちは格闘技ファンなら必見でしょう。  今回の観賞で感心したのが、リー本人は他の格闘技(空手)の批判を全く口に出していないことです。  勿論、自分が最強だなんてことも言いません。(言うわけありませんが)  最後の対決に選ばれたチャック・ノリスは本人にとってもベストワークと言えるのではないでしょうか?この仕事をきっかけにハリウッドスターになれたのですから。  武道家としてのブルース・リーが観れる最高の作品です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-08-12 21:49:41)(良:1票)
980.  郵便配達は二度ベルを鳴らす(1942) 《ネタバレ》 
 昔、ジャック・ニコルソン主演のリメイクを観て、とても面白かった記憶がありますが、本作は人間ドラマの心理状況が秒単位で変わっていくので、退屈される方は沢山いると思いますす。  冒頭で、調理中のフライパンの食べ物を掻い摘んでいたフーテンの主人公が、女に未練を求め、メソメソ泣き面を表していく展開は興ざめしてしまいました。全く感情移入できません。  女は「永遠の愛」を求めていたように話していたけど、結局は脂ぎった背中のデブ亭主と一生を共にするのが厭だっただけなんですね。  のんびりしたストーリーですが、細かい描写にしっかりと計算されていたものを感じることが出来て、それなりに観賞する価値はあります。  この作品の発展形が「夏の嵐」「イノセント」ではないかと思います。
[DVD(字幕)] 6点(2009-08-12 07:24:42)
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