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kiku☆taroさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 175
性別 女性
自己紹介 埼玉県出身 70年代生まれ A型です。



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81.  モモ
とても綺麗に心に残るファンタジー、セットや特撮なんかが現在の映像技術と比べるとたしかにチャチなんだけど、舞台劇みたく一つ一つのセットを人の手で作ったハンドメイドのぬくもりみたいなのがあって、そういうのも含めて作品全体がとても暖かく感じられた。たくさんの人形が宙を舞ってトランクに吸い込まれるシーンがあって、そこで人形についてる釣り糸がチラリと見えたりするんだけど、むしろ、ほほえましく思えたり。CGを多く使っていたら、かえって大げさで味気ない感じになってしまいそう…。モモが時間の国で「命の花」を見せられるシーンや、最後の大団円のシーンは美しくてジンと来ました。頭がつるつるな灰色の時間泥棒たちには笑えもしたし、切実に考えると恐ろしくも思えてきた。時間に追われ、あげく灰色の心や表情になってしまっている人々に対して「時間とは命そのものなのです」というメッセージが原作には込められているようですが、かなり胸に響きました。余談ですが、以前、都心部のオフィスビル街にあるマックで、レジカウンターに砂時計を置いて時間内に必ず注文の品を用意する、という試みをやっているのを聞いた時、真っ先にこの「モモ」の話を思い出した。経営戦略とか事情はあるだろうけど、店員は大変だし、見ているお客のほうもハラハラしてしまうだろうし。何より、楽しく仕事をして楽しく食べることは、そこでは許されないことだろうな…などと、考えると虚しくなってくる…。
10点(2004-06-24 00:43:31)(良:1票)
82.  ルパン三世 カリオストロの城
多くの人の感想通り、宮崎監督作品として観れば、彼らしい痛快で王道的なストーリーで絵もそれらしくて楽しめるけど、ルパン三世の話として見ると、キャラクターや世界観に少なからず違和感を感じてしまい、どちらの作品として重点を置いて観ればいいのか戸惑ってしまうという印象を持ちました。自分はジブリ映画ファンなので雰囲気もストーリーも好感が持てたけど、ルパンの物語として見るとどうしても爽やかすぎて(笑)もの足りない気もしました。
7点(2004-06-22 23:47:11)
83.  エバー・アフター
主人公がピンチを全部自分ひとりで切り抜けていて、王子様が何も活躍してない(笑)でも、元の「シンデレラ」だって王子様は何もしてないよな…。ダニエルが、つらい境遇にじっと耐えるだけじゃなくて、わりと自分の不満や意見を継母たちにぶつけていたのがよかった!意地悪姉にパンチをお見舞いするところは笑えたというか感心してしまったし、他にも崖を登ったり、王子様を担いで歩くところなんか、とてもたくましくて男らしいヒロインだと思った。だから、彼女が皇太子妃になってお城に入ってしまうのはもったいない…とも思った(笑)あと、風景も綺麗でした。あれはどこの城なんだろう?
8点(2004-06-07 00:00:51)
84.  花嫁のパパ2
前作は観ていないんですが、十分楽しめました!お父さん役のスティーブ・マーティンが可愛らしかった。娘と妻の二人の妊婦の世話に振り回されていたところは気の毒だった(笑)。最後に、上の娘と孫を見送ったあと、生まれたばかりの末娘に話しかけるところが何だか切なそうに見えたのは、また数十年後に彼女も嫁に行ってしまう時のことを考えていたからなのかな。気苦労が絶えないパパですね(笑)
6点(2004-05-31 23:56:53)
85.  オースティン・パワーズ:デラックス
「下品で、くだらなくて、あきれる」っていう感想は、まさにマイク・マイヤーズがこのシリーズで表現していることで、点数低かろうが、実は彼にとっていちばんのほめ言葉になってるような気もする…。ミニ・ミーを見て、実際にああいう身長の人だと知ってかわいそうと思う人がいるようなんだけど(特に日本人に多そう)、それは間違いで、かわいくてちょっと気色悪いと思いながら、彼のことも素直に笑いとばせるのが、この映画のいいところの一つだと思う!
7点(2004-05-29 01:36:10)
86.  オースティン・パワーズ
シリーズの中でこの第1作がいちばん好きです。自分にはアメリカのコメディって肌に合わないと思っていたけど、この映画は素直に笑えた。勢いがあってハチャメチャな展開がなんかドリフのコントに通じるような気もして好感が持てたのかも。マイク・マイヤーズがドクター・イーブルと二役やっているというのは、2作目を観るまで私は気付きませんでした!ホントの意味でカメレオン俳優だな…。3作目で有名俳優がやたらとカメオ出演していたのは、いかにも有名人を出しているって感じでイヤらしくて冷めてしまったけど、ここではどの人も重要でいいキャラだったと思うし、演技も面白かった。
8点(2004-05-29 00:45:55)
87.  奇跡の人(1962)
何年か前に、実物のサリバン先生がインタビューされている昔の映像をテレビで観て、たしかその時、ヘレンが実際に初めて認識した言葉は「it(イット)」だった、と彼女が話していたのを覚えてます。「water」じゃあなかったのか…とちょっと残念な意外な気分だったけど、物には名前があると悟った時の様子や感激はきっとこの映画と同じだったろうと思えます。ヘレン役のパティ・デューク、彼女が「ガラスの仮面」の中でその逸話を語られていた人か…と思いながら観てました。本当に凄まじい演技で、ヘレンが憎くなったり憐れになったりしてしまう。役作りにどれだけ苦労したんだろうと思わせられる。それから、ヘレンに言葉を教えようとする劇中のサリバン先生のセリフで「言葉を知れば五千年昔を見ることもできる、瞬間で消えていく今を残す事ができるのよ」「言葉を知れば、人間は暗闇から抜け出すことができる(だったカナ!?)」という言葉が印象的で、自分にとっても何気なく使っている言葉の役割を改めて思い知らされた感じでした。人間はひとりひとりが自分の考えや気持ちを抱く精神性の生き物で、言葉を使ってそれを他人に伝え、永遠に残す事もできるとどこかで聞いたのを思い出し、ハッとさせられました。
8点(2004-05-22 00:09:17)(良:1票)
88.  太陽を盗んだ男
もう10年位前に、深夜テレビでこの映画をやっていたのをたまたま見かけて、見始めたらクギ付けになってしまったのを覚えてます。タイトルも知らないままだったけど内容は強烈に印象に残っています。沢田研二の怪しいカッコよさとハマった演技に驚かされて、「もし今だったらキムタクあたりがこの役をやりそう~、でもそれ以上の魅力と存在感があるかも、スゴイ人!」と当時思った。この映画の批評に「邦画はアメリカ映画に及ばないといわれるけど、この作品を見ればそんな事言えなくなる」みたいに広告に載っていたことがあったけど、それを読んで「うん、うん!」とうなずかずにはいられなかったです。
8点(2004-04-11 01:58:47)
89.  ハムナプトラ2/黄金のピラミッド
ハラハラドキドキ感は前作のほうがあったと思うけど、今作のもけっこう面白かった。レイチェル・ワイズとアナクスナムン役の人のダイナマイトなセクシーさに見とれてしまった^^;内容や戦闘シーンが真剣なようで真剣じゃないようで、ちょっと笑えてしまうB級っぽいところが何だか好きです。いかにもCGのミイラや怪物や大水とかと戦うところは、CG相手というよりも、アニメと実写の競演のように見えてきた。
6点(2004-04-11 01:16:15)
90.  ファイト・クラブ
すごく面白かった。ブラッド・ピットもはまってたけど、この映画で初めて知ったエドワード・ノートンの演技にずっと引き込まれっぱなしだった。二人のキャラのてん末も、ムリヤリすぎてありえない!?と思うのを、映画のぶっ飛びっぱなしの勢いで吹き飛ばされて、面白い展開だと思った。あと、資本主義社会批判の部分に傾倒するワケじゃないけど、この映画の「自分たちは、働いて稼いだ金で必要のないものを買っている」みたいなセリフがなぜか妙に心に残っていて、ちょっとした小物なんかでついほしくて買ってしまいそうになるのを、多少だけど我慢するようになった傾向が自分にあります(でも、バーゲンになると目がないが…)
8点(2004-04-06 16:54:25)
91.  僕たちのアナ・バナナ 《ネタバレ》 
エドワード・ノートンの人柄が伝わってくるような映画だと思った(実際の人柄は知らないですが)。真面目で頭が良くて周りの人によく気配りをする思いやりも持つ人が作ったラブコメという感じ。すべての登場人物に個性を持たせて印象付けようと気配りがされていて、彼自身の演じる役は主役だけどどこか控えめで遠慮がちになっていると思った。明るい雰囲気で観ていて楽しい映画だけど、ラストを円満にするために、親友とアナの関係が分かって信頼関係がギクシャクしてから、また1人ずつ和解していき親友とアナがよりを戻し三人が仲直りをするまでが、けっこう長くてだれてしまった…。すべてが解決した健全な締めくくりで、そういうところは、ノートン監督の完璧主義な性格が出ているのかなと思った。
6点(2004-04-06 15:43:35)
92.  踊る大捜査線 THE MOVIE 《ネタバレ》 
川で発見された水死体を、警察署どうしで取り合うところがせち辛い…(片方はやる気なさそうだったか)誘拐事件の犯人が少年だったというのは、今の日本の社会問題をいかにもうまく取り入れているという感じなんだけど、実際に起こっている少年事件はあまりにも陰惨で衝撃的なものだし、今の若いモノとして犯人の心理にどこかしら興味を持ってしまうから、犯人の少年たちが捕まったその後の、事件の解明がどうなったのかというほうが、正直言って青島刑事の容態よりも私は気になってしまった…^^;その役割を負うのは、「チーム」の草なぎ君になるのかな。
7点(2004-04-04 00:38:19)
93.  WASABI
日本の細かい描写はかなり変だけど、東京のゴチャゴチャした街の中が、この映画ではけっこうカッコよく見えた。ジャン・レノがゲームセンターで順番に敵を倒してゆくところなんかは痛快で、アメリカ映画によくある、カジノで起こるアクションシーンを、迫力は欠けるけど日本の狭いゲーセンの中で再現してくれたっていう感じがした。あと、銀座のシンボルの建物(三越だったか!?)の時計をあんなふうにアップで映されたのを見たのは初めてだった。レノのコミカルな友達がゲーセンでノリノリだったり、わりと東京を楽しんでいたようなのが何だかうれしかった。ただ、広末涼子は着せ替え人形みたいにされてるし、ヤクザやその親分はギャグになってた^^;リュック・ベッソン監督は親日家というよりも日本のヤクザ物が好きなだけじゃないかと思う…。
6点(2004-04-02 19:23:59)
94.  ラスト サムライ
トム・クルーズや渡辺謙さんをはじめ、出演者の作品に対する思い入れや熱演が伝わってきたのは良かったけど、物語には、何か自分はこの映画の侍たちに共感することはできなかった…。日本の文化や風習がとても丁寧に調べられているのには感動させられました!明治時代にしては鎧や兜がちょっと時代錯誤だと自分も思ったけど、ひょっとすると、明治じゃなくて室町時代や戦国時代を舞台にしていても良かったんじゃないかと思いました。鉄砲が日本に入ってきた頃、即戦力になる新しい武器としてどんどん使う多くの勢力と、鉄砲を嫌って弓と槍で戦い続ける少数派の抗争…みたいな話だったら、自分の意思を貫くために自滅するのもいとわない勝元たちのサムライ魂にも違和感がなくて感情移入できたかも。その頃の時代ってアメリカはまだだけど、様々な国の外国人が訪れていて武士と交流していた人もいたようだし、それと忍者が登場してもおかしくないし(笑)なにか「ラストサムライ」というタイトルだけがあらかじめ決まっていて、それにはたいてい、幕末から明治を舞台にすることがまず思い浮かぶから、ムリヤリその時代に物語を押し込んだようにも感じる…。今さらこんなこと言っても仕方がないんだけど、アメリカでまた違った時代の日本の映画を作ってほしいな~と思わせてくれました。それから、ディズニーなどアメリカのアニメで昔の日本の話が作られたらイイな~ともひそかに思う…ミュージカルになった日本の時代劇、怒る人も多いだろうけど観てみたい(^^;
7点(2004-03-25 19:54:56)
95.  ロード・トゥ・パーディション
ギャング映画を観たのはこれが初めてで、自分は観た後の印象は結構面白かった。ストーリーは王道で派手な銃撃戦がなくてある意味安心して見られたし。ギャング映画に見慣れている人には物足りなさが残って期待はずれだったというのも分かる気がする。トム・ハンクスは他の映画でのコミカルな演技や善人の役のイメージが強くて、今回みたいな暗く腕の立つ殺し屋という役柄は新鮮だったけど、ちょっと無理があるような、いかにも演技をしている感じでなじむのに時間がかかった。個人的には、今後こういう役はもうやらないでほしいなと思ってしまった。ジュード・ロウ演ずる異常性のあるスナイパーはすごくインパクトが強かったけど、彼だけがこの映画の中ではあまりに個性的なキャラになっていて、少なからず浮いてしまっていた気もする。でも、彼が出ていなかったら、平坦な展開がずっと続く退屈な映画になってしまっていたとも思う。
6点(2004-03-22 17:34:58)(良:1票)
96.  ブリジット・ジョーンズの日記
主人公が、太っていて30過ぎの独り身でひがみが入っているキャラという設定みたいだけど、なんか最初っから、かなりもててるじゃないかっ!ヤな奴だけど会社の上司に言い寄られ(まったく遊びのつもりだったワケじゃないみたいで、ラストで焦って泣きついてきた時はおかしかった)、幼なじみの弁護士にも始めは誤解されるけどすぐに見直されていたし…結局、もともと飾らないでガンバリ屋の彼女に魅力があったからということなのかな~!?うーん、うらやましい…。
7点(2004-03-20 01:23:42)
97.  海と毒薬
太平洋戦争中に日本が行なっていた事実のひとつですね;学校の歴史の授業では教わることのない出来事で、話には聞いたことがあったけど、この映画を観て改めてショックを受けたという感じです。私も同じく、最後に医学生の戸田が言った「こんな時代の、こんな医学部にいたからやったまでだ。」のセリフが重く響いた…。あの頃の日本て、多くの人間の良心が麻痺してしまっていて、国全体が一つの過激なカルト集団みたいだったのかなと思ってしまう。原作は読んだことがないですが、遠藤周作の著作はキリスト教の思想を話の中に取り入れているのが多いようで、この映画でも「神っていうのはいるんだろうか」「神の罰が怖くないのか」といったセリフが出ていたのですが、私は少し強引にそういった思想を入れ込んでいるようで、ちょっと気になりました。あの現場の出来事を冷静に淡々と描いているところはすごく訴えられたけど、キリスト教の視点からその事件を考えてみるというところは、他の作品でもそうなのですが何となく余計な気がしてしまうんです…。生意気な意見です(^^;
8点(2004-03-19 18:11:19)
98.  アバウト・ア・ボーイ
ほのぼのしていて楽しかったです。少年が学校のステージで「やさしく殺して」を歌ってあんなにバカにされてしまうのは、昔の歌で時代遅れだからっていっても、ちょっと哀しいじゃないか…と思いましたが。「社会的な自殺」とまで言われてたけど(笑)ヒュー・グラントの軽率なグータラ男の役、少年に関わっていくうちに(というより振り回されたのか)ハートがだんだんと引き出されていくところがイイですね!薄情だけど、もともとどこか温かみが感じられるような人でもあって、だから少年に好かれた(利用された)のか!?最後に、改心して仕事について社会の大勢の一員になるというんじゃなくて、ボランティア活動を熱心に始めたところは、自分の生き方のスタイルにいい意味でけっこうこだわりを持っているように感じられて自分は好感が持てました!
8点(2004-03-18 00:14:51)(良:1票)
99.  オズの魔法使
この映画が作られた頃の日本では、学校の学芸会では「勧進帳」とか「曾我兄弟物語」といった、主君に忠誠を誓う話や敵討ちがテーマの日本の時代物しか演じてはいけなかったという話を祖母から聞いたことがあります。学校で教わる教科書に載せられている物語なんかも、みんなそういう話だったんだろうな~。その頃のアメリカでは、本当に子どもを楽しませるために作られた、夢にあふれるこんな映画があったのか!と思ってしまう…。日本でもし、その頃にこの映画が入っていたら、「虹の彼方に」に聞き入り映像の世界に魅了された人も多かっただろうな。こういう作品を作っている国と戦うのかと思うと空しくなるだろうし、それぞれの国の民族のレベルの差を感じてしまう人も多かったんじゃないか…この映画を観ると、どうしてもそんなふうに考えてしまいます^^;
8点(2004-03-13 18:21:19)(良:2票)
100.  いまを生きる
日本の「金八先生」はどうも苦手ですが、この映画は好きなんです!どこが違うのか考え込んでしまった…「金八」では、生徒の問題がみな解決して、最終回ではクラスの生徒全員が別れを惜しむのが大抵だけど、私には金八先生はとにかくイイ先生だということと、子どもは学校に行かなければいけないのだ、ということを押し付けられているように感じる…子どもたちが、結局はみんな同じさやに無理やり収められてしまっているんです。みんな同じでなきゃいけなくて、もし金八先生に同調しない子は、それぞれ事情があるだろうけど悪い子になってしまう…。今の日本の学歴社会と同じで、日本て、いくつかの島からなり各地方の特徴があって豊かな文化を持つ国なのに、全国の全ての中3生や高校三年生が受験生にならなきゃいけないって、何だか異常なことだと思う。もっと様々な道が特別なことじゃなく普通にたくさんあってもいいのに。みんな同じにまとめられ、周りと同じででなきゃ安心できなくなり、勝者は敗者をけなすし、レールに外れた人や遅れた人たちは惨めにみられてしまう。他人の個性を理解せず、人の心もすさんでゆくし、人の多様性も無くなってゆく。そんな社会の国って日本だけだと思う…話がそれてしまいましたが、この映画で、二ールが我慢して大学に行き医者の道を進んでいれば、それで良かったと思える日が来るかもしれなかったし、キーティング教諭には責任がある、という意見も分かるけど、私はニールも先生も間違っていたとは思えないです。ニールは元々決められた道を進むことが辛く、抜け出したいと感じていて、先生に相談してアドバイスを受けたのをきっかけにそれを実行でき、結果哀しい結末になってしまったけど、もし自分がニールだったら先生に出会ったことを後悔はしないし恨みもしないな~。我慢して医者になっていたら、生活は平和だけど心の中ではいつも後悔している空しい人間になったと思う。決められた道を選ぶかそれを拒否するかは本人に託されることで、彼が本当に望んで実行した事を愚かだったと思うのなら、彼自身を認めていなくて、彼の死も惨めで意味のないものになってしまうと思う。キーティング先生は、一人ひとりの生徒を尊重する情熱的で温かい人で、彼は「みんな同じにならなくていい、自分の心を見つめ、自分という存在を見失わないで生きろ」と教えてくれたと私には思えるんです。長くなってすみません(^^;
9点(2004-03-13 05:53:27)(良:2票)
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