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Berettaさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 195
性別 男性
自己紹介 誤読御免

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81.  私は「うつ依存症」の女
両親の不和から生まれたストレスの矛先が愛情の名の下に無意識のうちに子供に向けられていく。 子供にとっては逃れようにも逃れられない一番厄介な重荷だ。 子供はその重荷に答えようとして頑張る。 そして知らず知らずのうちに心が押しつぶされゆがむ。 親として気を付けなくてはならない身近な問題をトゥルーストーリーとしてフィルムに焼き付けたスタッフキャストの気概は評価したい。 キャストも脇役を含めみな良かった。 特にクリスティーナ・リッチの2面性のあるデリケートな演技は見て損は無い。 彼女には演技の幅を広げて是非とも大きな女優になってほしい。 底知れぬ魅力を感じます。 テーマの性質上見にくい内容ではあるが、熱気に引っ張られて最後まで観られた。 出来ることなら多くの人に見てほしい作品。 米国で処方されている薬の量を見ても、もはやこれは他人事ではないと思う。
6点(2004-06-26 17:08:41)
82.  マッチスティック・メン
ん?なんか変だなーと思ってから、イヤしまったぁーっと頭を抱えるまでの展開が手際よくて見事。ニコラスはやっぱり上手いね、娘役の子も良かった。
7点(2004-06-22 23:58:19)
83.  雨あがる
寺尾聰の静かなたたずまいの中に一瞬背筋の冷たくなる殺気を感じました。でも、むやみに人を斬らないのがいいですね。命の重みのあるチャンバラは、たとえへっぴり腰でも緊張感があって好きです。ラストの5~6分のもたもた感はもっと何とかならなかったのかなと思った。あそこをもっとすっきりと描けばもっと評価が高くなってたはず。宮崎美子の良妻ぶりが光っていた。まさに天然記念妻。トキより貴重。しかし仲代達也はいいですね、ほんのチョィ役でもみんな持って行っちゃう。大きな役者です。
6点(2004-06-20 02:12:53)
84.  千と千尋の神隠し
観る人によってどのようにも受け取れるモザイクのような作品。 長い時間をかけて読み解いてゆく価値のある作品だと思います。 カオナシと言う強烈にして巧みなキャラクターを世に出したことでも監督の健在ぶりは伺えます。 モザイクには想像力が不可欠。 想像力を以って凝視すればいつの間にか見えないものも見えてくる。 イマジネーションの宝庫。 観れば観るほど面白いですこの作品。 いやはや感服。
9点(2004-06-19 18:30:13)
85.  バッドボーイズ2バッド
ホント、信じられない程つまらなかった。 よくぞこの出来で話題作としてロードショウにかけたもんだ。 映像は派手で、キレイです。でも感覚は麻痺します。 この映像では視聴限度は1~2分てとこか。 予告編くらいの長さに編集すれば、かなり傑作に見えると思う。 でもそれを140分も見せられるのは拷問に近い。 なら途中でやめればいいんだけど、このつまらなさをここに吐き出したかったので、全部見ました。 後半の死体の扱いも、全くナンセンス、と言うか「ドァホ」。 観る価値なし。 「いろんな人に警告したい」です。 人によって見方も変わると思うけど、2匹目のドジョウを当て込んだだけの稀に見るカン違い映画だと、ハゲシク思いました。
2点(2004-06-15 20:13:17)
86.  アバウト・シュミット
この親父どっかでなんかやらかすぞと、自分の親父を見るようにハラハラして見た。 複雑で多くの感情を観るものに喚起するニコルソンの演技は見事。 誰もが地平の先で、たどり着くかもしれない悩みや苛立ちの「かたち」を演出過多に陥ることなく見せてくれたので、自分の将来と重ね合わせてしんみり考えながら観ることが出来た。 どんな小さなことでもいいから気持ちが通じて、その気持ちが報われたとき、人は何よりの幸せを感じる。と言うことをニコルソンの最後の表情が静かにあらわしている。 良作。
7点(2004-06-13 15:00:17)
87.  魔女の宅急便(1989)
ディナータイプの大作ではないので食い足りなさを感じるかもしれないが、昼下がりのオープンテラスで食べる軽食ランチのつもりで観れば結構満足のいく作品だと思う。 イチゴと生クリームがはさまった甘いサンドイッチのようなテイストだが、思った以上に細工が凝っていて、味付けも繊細で、なかなか楽しめる。 キキの悩みは初めて飲んだコーヒーのようにほろ苦いが、まわりの人達が親切にもミルクや砂糖を注いでくれるので、ちょっぴり大人になるにはちょうどいい苦さになる。 ど素人の私見だけど、全編通しておろそかなカットがワンカットも無いのには驚く。 どのカットも額に入れて飾りたいくらいに素晴らしい。 ちょっとしたガラスの映りこみ、風に煽られる鳥の描写、ほうきで飛び立つ時の一瞬の緊張感など、そのディテールの面でもいい所を数えたらきりが無い。 宮崎シェフが街の名シェフだった頃の、何度でも食べたくなる名ランチセットだ。 これ以降のシェフの創作料理は良くも悪くも味が複雑になって、だんだんと高級料理になっていっちゃうんだよね。
10点(2004-06-12 11:49:50)(良:1票)
88.  殺人遊戯
映像的にもメンバー的にもキャラ的にもほとんど探偵物語。 優作のコメディーセンスは光っているけど映画としてはかなりパワー不足かな。 テレビで充分の内容。 手持ちカメラの揺れる映像は臨場感があってリアルだったけど、今見るとかなり雑に見える。 年に何本も撮ってた頃の作品だからしょうがないか。
4点(2004-06-11 00:51:24)
89.  となりのトトロ
頼りにしていたお姉ちゃんが泣いているのを見たメイちゃんの、ちっちゃくておっきな決断と行動が胸を打つ。 2つの幼児から60代の祖父母までも画面に釘付けにする宮崎マジックの真骨頂。 夢とも現実ともとれる視線の高さが絶妙。 野山に繰り出して、萌える緑の香りをいっぱい吸い込んでからこの作品を観ると、よりいいかも。 ストーリーの展開というよりも、それにまつわるセリフや仕草、行動や背景のディテールを繊細に突き詰めて、すべてのバランスがピタリと合った見事な傑作だと思う。 いつまでも古くならないトトロとネコバスのデザインも、大胆かつ秀逸かつミラクル。 トトロはお父さん、ネコバスはお母さんの遠隔操作型のスタンド(jo-jo)と考えると合点がいったりする。
10点(2004-06-08 10:31:23)
90.  ブルース・オールマイティ
一人の勝手で嫌味なバカ大人がまんまと神になんかなっちゃって、浮かれてバカやっちゃうのは分かるけど、バカに気付いて改心していく過程があまりに唐突で安易なので肝心なところが印象に残らなかった。 最終的に神様の言いたかったことも、分かりきった標語でしかなく、ラストカットは安易過ぎてかえって意外だったほど。 ジムの芸達者ぶりは板に付いていてそこそこ楽しめたが、ジムにいたずらされるアンカーマンの、真顔の芸達者振りが一番笑えた。 
5点(2004-06-08 02:32:44)
91.  トロイ(2004)
合戦シーンは史上最大。 しかし人数こそ多くて壮観だったが戦いは平凡。 やってることは凄いんだけど、引いて観てしまった。 細かいカット割りで、必要以上に揺れるカメラでごまかしながら見せる合戦はもういいって感じ。 ドラマも引き込まれて熱くなるほどの重厚さは無かった。 ブラピも微妙、この程度ででいいんでしょうか、彼は。 これもやっぱり未公開シーン45分くらい入ったスペシャルエクステンデッドエディションが出るのかな。 出れば観てもいいけど、そのままならもういいかな。
6点(2004-06-04 15:35:36)
92.  用心棒
この頃の役者の顔って凄い。 技術的なものよりもっと深いところから心に迫ってくるものがあります。 火の見櫓の上でやくざのシーソーゲームを余裕で見物している面白さと、卯之助が加わりバランスが崩れ、観客もろとも高みから引き摺り下ろされる危うさも体験させてくれる、見るものを引き込む脚本がとてもうまい。 そして三十郎の胸のすく活躍。 ほんとカッコイイと思う。 テーマ曲もいい。 肩をいからせた後姿をいつまでも見ていたくなる。 言うことなしの傑作。
10点(2004-06-04 10:53:55)(良:1票)
93.  CUTIE HONEY キューティーハニー
はー・・・・。お色気のボーダーラインを安全地帯のど真ん中に引いてしまったのは致命的。 ハニーがどんなに破天荒で天衣無縫に振舞ってみても、ラインからはみ出した部分は几帳面に、神経質に、キッチリと、描写シ・ナ・イ・堅気のキューティー・ハニーにはときめかないしドキドキもしません。 キューティー・ハニーは、家族で観るのが恥ずかしいくらいでなくちゃ。 サトエリ本人はまあ頑張っていた。 責任のすべては庵野先生にあるということ。 よっぽど予算が無かったのか敵の本拠地の外観デザインはあれで良かったんだろうか、それとも何か狙っていたのか、分からない。 それぞれのキャラクターはアクが強くていい感じだったけど監督自身が巧みな猛獣使いになりきれていなかったようで、キャラをつかいきれていなかった。 結局のところ期待ハズレ。
3点(2004-06-02 02:00:15)(良:1票)
94.  スリーピー・ホロウ
お伽話の絵の中に入ってしまったような、独特のバートンチックな映像表現には無二の才能を感じるが、ストーリーが全く面白くない。かなりスリーピー。この内容ではデップ、バートンファン以外はフォロウ出来ないだろう。なんつって・・・。シャキン、うわっ、首がー。
5点(2004-05-28 01:28:31)
95.  スペース・カウボーイ
初老の男達の青春回帰ドラマとして肩の力を抜いて見たらそこそこに面白い。ILMのCGが良いので宇宙のシーンも見ごたえがあった。ただラストから逆算して作ってペタッと貼ったようなトミーの境遇設定が、あわれといえばあわれ。宇宙から地球を眺めるシーンは、映画の枠を超えて感動的ではあった。
6点(2004-05-26 13:39:23)
96.  ティアーズ・オブ・ザ・サン
確かにダイ・ハードの要素はあったね、行動の運とタイミングがもの凄く悪かったもの。医師を連れてさっさと帰ればいいのに村の上なんか飛んじゃうから見なくていいもの見ちゃって人道主義に火が付いちゃって、いばらの道をうんとこしょって感じでしょ。後は付いた火にマキをくべて火を大きくするためだけの描写の連続。そして任務と正義のはざまのやりきれない兵士の想いをややウェットぎみな戦闘シーンで見せてうるっとさせる。戦場舞台にした娯楽映画として見た。モニカの胸の開き具合もちょっとした娯楽だったし。戦争については、まあ、他の映画で考えよ。
5点(2004-05-21 00:41:52)
97.  タイガーランド
敗色濃厚ベトナム戦争終盤の兵士達の士気の低さ統率の難しさが良くわかった。普通兵士物というと、士気を高めてえいえいおーな作品が多いが、その逆にスポットを当てたのは珍しい。比較的短めな作品だが、実戦の緊張感が無く物語が進むのでやや長く感じた。
5点(2004-05-14 11:30:20)
98.  フォーン・ブース 《ネタバレ》 
コリン・ファレルと一緒に80分間手に汗握って電話ボックスに閉じ込められました。「あなたならどうする」というこの手の作品大好きです。シンプルで無駄の無いつくりがとても良かった。主人公の内面の変化や犯人と警察との三つ巴のかけ引きも濃密で見応えがありました。このコリン・ファレルは、かなり良かった。ラストの中途半端な、いやーな「残し方」も作品としてはこれで良かったと思う。変な汗がかけました。うん、なかなか面白かった。
7点(2004-05-11 00:48:46)
99.  GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊
ストーリー云々以前に、キャラクターの表情が魅力に乏しいというのはアニメとしてどうかと思う。映像は美しいが、それも唯漠然と美しいだけで、「この作品はここが凄いんだ」という決定的な見せ場にかけていて、いったい何がやりたかったのか正直分からなかった。「俺の世界観を理解するにはもっと勉強しろ。」ってことだろうけど、このとっつきにくさは何とかならないものか。どちらかといえば、大友の「MEMORIES」のほうが内容がアクティブで、潔さがあって好きです。
5点(2004-05-06 00:29:45)
100.  幻魔大戦
当時はディテールの細かな描写に感動したけど、今見ると古さを感じます。カドカワ全盛期の売らんかな企画のひとつ。すべての事柄に対するアプローチが浅く、作品としてはかなりいいかげん。同時期のナウシカ、うる星やつらB.D.などと比べてみても、そのテーマの踏み込み方やコンセプトが軽くて薄い。子供騙しと言ってもいい。のちに「AKIRA」へと引き継がれる「リアリティーの追求」という流れのはじめの一滴という意味で、歴史的価値をかろうじて見出すことは出来る。丈がアムロで姉がメーテルにしか見えないキャラのオリジナリティーの無さも痛い。
4点(2004-05-05 14:18:01)
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