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南浦和で笑う三波さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 210
性別 男性
年齢 62歳
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81.  恋人よ帰れ!わが胸に 《ネタバレ》 
保険金事件というと、最近の現実では殺人がからむのが当たり前のようになってきているので、そんな感じをもってはいけないと思いながらも、この映画の保険金事件は、なんかほのぼのとしたものを覚えてしまう。弁護士の机の上の汚さはまるで自分の机のようで、身につまされつつも、共感する。自分の欠点や、だらしのないところが共通する登場人物って、ストーリーの細かい部分を忘れてしまっても、長く印象に残っているものだ。
7点(2004-05-28 23:24:34)
82.  ムッシュ・カステラの恋
国際的なビジネスをやっているらしい会社の社長、そのボディガード兼運転手(二人いる)が出逢う女とのエピソードを中心に話が展開する。男と女がくっついたり離れたりする映画だが、その理由がどうもわかるようでわからない。それでいてなんとなく印象には残る不思議な映画。
6点(2004-05-27 22:35:23)
83.  月の輝く夜に
イタリア系アメリカ人の、イタリア系アメリカ人による、イタリア系アメリカ人のためのラブコメディ、というような感じ。日本人の私には多分わかっていないギャグが相当ありそう。主人公の男女の、出逢った時の服装、容貌と、観劇に出かけるときのそれらの、変わりっぷりが見もの。両者とも、同じ人とは思えないくらい。ヘアダイを注文する主人公に対する美容師の受け答えがとてもふるっている。
7点(2004-05-27 22:32:04)
84.  フラッシュダンス
ジェニファー・ビールスが自転車に乗って颯爽と走るシーンは好き。18歳の主人公が一皮むけるまでを描いているが、退屈そうな審査員の表情があっという間に掘り出し物を見つけたような表情に変わるところがあまりにも荒技過ぎてついていけない。また、多分、製作年当時の流行だったと思うのだが、筋肉美を前面におし出したダンスシーンが今となってはあまり魅力的に感じられない。
5点(2004-05-27 22:26:28)
85.  ラジオ・デイズ 《ネタバレ》 
AMラジオについては、欽ドンと深夜放送、TV中継終了後の野球中継しか思い出のない私には、よその国の話だし、ひとつひとつの米国ラジオ史上のエピソードをほとんど知らないので観ていてあまりはいりこめなかった。あるソフィストケイテッドコメディのワンシーンがはいったり、いいところで告げられる戦争の報せのシーン、子供たちが双眼鏡を回しっこしながら覗き見をするシーンなど、監督が昔のどんなコメディを意識しているのかが窺われる部分は楽しめたが、ナレーションを中心にした運び方が、今ひとつ乗り切れるものでなかった。
5点(2004-05-24 00:43:55)
86.  ラヂオの時間 《ネタバレ》 
牛島が作家に冒頭のリハーサルシーンの後で「本番はもっと面白くなりますから」と何気なく言っているのがその後の展開を示唆していてうまい。また、作家のナレーションで「今夜は私にとって生涯忘れられない夜になりそうです」とあらかじめ録音してあったのがオンエアでわかるのも非常に効いている。細川俊之の怒り心頭に発した表情が真に迫っていて実におかしい。「おかえりなさい」という台詞を二人の別々の女が言うシーンがあるがそれがまた両方とも泣かせる。仕事が結果的にうまくいけば愛人宅に泊まりに行くのを忘れてしまう(のようにみえる)というのもなかなか痛快。エンディングの俳優のクレジットにまで芸がある。あいうえお順に主戦級を順繰りに紹介していって、チョイ役出演の染五郎、B作、桃井、宮本が紹介された後、最後に再び紹介される主戦級の役者が、あいうえお順でも、映画の内容からしても、いかにもと納得させる人なのである。プロジェクト仕事に携わって納期に迫られ苦渋の決断をした経験のある方に特におすすめできる作品かもしれない。
10点(2004-05-23 19:18:29)(良:2票)
87.  フル・モンティ
この映画がなんとなく暖かいものに仕上がったのは、三組の夫婦の、妻の夫に対する対応が三人三様でそれぞれ泣かせる(実際に涙は出ないが)のと、ショウを観ている女性客の表情がほんとうに心から楽しんでいるように見えたからだと思う。結末に不満なし。爆笑できるところもいくつかあった。ただ、前半にもう少しスピード感がほしかった。
7点(2004-05-22 23:13:19)
88.  歌え!フィッシャーマン
完全に盲点をつかれた。登場するのはノルウェーの最果ての漁村のほとんどが年老いた男たちだが、ひとりひとりの台詞が、かめばかむほど味があり、はまってしまった。自分はまだ若いつもりであったが、こういうのにジーンときてしまう歳になってしまったのかという、ちょっとさびしい気持ちもある。年老いても、正装すると人はしゃきっとするのだというのがありありとわかり、服装は大事なんだとあらためて思う。白夜の頃の新緑の白樺並木の美しさと、吹雪の中、まゆげやまつげに雪を積もらせながら合唱するシーンの対照が忘れられない。
9点(2004-05-21 16:38:31)
89.  寄席の脚光
邦題に寄席ということばがあるのと、まだソフィア・シコローネと名乗っていたころのソフィア・ローレンが出ているらしいということで鑑賞。映画をあまり監督で観ない私には、フェリーニって一体何者?状態だったのですが、これは結構はまりました。特に印象に残ったのは、一座が招待された館で朝まで騒いでいるときの、四時を打つ時計のひとつひとつの音にあわせて絵がかわっていくところと、その帰り、足取り重く歩きながら、主人公が上着の襟を立てるところ。とてもいい。そのほかにも素敵な場面がいっぱいの映画でありました。結局、ソフィアがどこに出ていたのかわからなかったのが心残りですが、いい時間をすごせました。 
7点(2004-05-20 17:27:21)
90.  ハタリ!
いろいろな動物が追われて生け捕りにされるシーンが収められているが、そのときの動物の逃げ具合、生け捕られ具合が種によってさまざまなのが興味深い。動物を追うシーンは真剣かつ迫力にあふれるものの、そのほかはコミカルなタッチで全編通されているので、安心して観られる。リアルさを追求すると、蚊とか風土病とかいろいろな苦労があるのを撮らねばならないロケ地だが、そういうものを一切はしょったのが成功している。
7点(2004-05-19 14:56:35)
91.  メルシィ!人生 《ネタバレ》 
観ていて菊池寛の小説「形」を思い出した。主人公は、実は既に中年に達した男なのだが、いろいろなことがとにかく「初陣」なのである。フランスでさえまだ結構差別が残っているのが窺われるので、日本でこの作品を、ストレートに面白いとはなかなかいいにくい。実際、文字通り、ストレートではない面白さ、がこの作品にはある。観終わって主人公を中心に置き、登場人物全員の差し引き損得勘定を考えると、やはりこれはよく出来た噺なので はないかと思う。誰もクビにならないのがおかしいかな、と一瞬考えたが、パレードの効果で新規顧客層への訴求ができている点と、実地に即した品質管理工程を見せて以来工場見学が好評になったということで、売上増が十分見込まれると予測でき、リストラ枠が消滅してもどうやら辻褄はあっているようだ。
9点(2004-05-19 01:39:20)
92.  奇人たちの晩餐会 《ネタバレ》 
辞去するタイミングは、どこの国でも難しいんだということがよくわかった。ちゃんと晩餐のシーンがあるところに好感が持てる。ギックリ腰の痛みがどこかにいってしまうくらい強烈。(以下2004/5/26追記、完全にネタバレですので未見の方はご注意ください)あまりの展開で忘れがちだが、冷静に振り返ると、この脚本は脇役一人一人についてまで恐ろしく因果応報のバランスがよいので驚く。昔のことは忘れて終始正直で善意で行動した男には何の天罰も下されない。どころか、彼は高級ワインのさらにおいしくなる飲み方というプラスの情報を得ている。電話で呼び出された客は機密漏洩、職権濫用をしたため、知らなくても良いことを知ってしまう。そのかわりといってはなんだが、とんでもない飲み物を飲まされたのと引き換えに、興味深い仕事上の情報が得られる。また、帰らないと留守番電話にいれたにもかかわらず帰ってきた女も、知らなくても良い情報を聞かされる。そして、去り際に「いわれなくてもわかるわ」という悪魔の瞬間があったのを天は見逃さず、事故という形で罰が下ってしまう。もうひとりの女は、身内だと嘘をついたために、彼が本当は「色情女」と思っていることを知ってしまうし、もう一度狂言芝居をうったがために、彼の気持ちが決定的に離れてしまう結果を招く。こう見てくると、作り手は嘘はいけないことだ、ということもこの作品で伝えたいらしいことがおぼろげながらわかってくる。さて、最後に嘘をついたのはどちらの主人公だったか。そう考えると実に奇跡のように素晴らしい脚本だと賞賛するのを禁じ得ないのである。 
10点(2004-05-18 15:44:19)(良:3票)
93.  上流社会
「フィラデルフィア物語」よりもこちらのほうが私は好み。ミュージカル仕立てにした点が楽しく、また、主人公役はグレース・ケリーのほうがはまり役だと思う。バーに主人公が雑誌記者を案内するところのケレン、そこで見せるグレース・ケリーの視線の泳ぎ具合がなかなかの見どころ。この人は本当にドレス姿が板についているのが、冒頭のパンツルックとの対比でよくわかる。サッチモの演奏と歌が聴けるのもご愛嬌。 
6点(2004-05-18 11:46:31)
94.  ジーザス・クライスト・スーパースター
あらためて表現の方法にはいろいろある、と実感させる作品。実話を劇にしたんだとも、そもそも作り事に過ぎないと言いたいんだとも、両方に取れるように冒頭から作られている。意外とたんたんと話が進行するのが印象的だった。私にとっては、一番、原典を読んでみようかなと思わせた作品。脱線するが、映画製作年の1973年というと、本邦が変動相場制に移行したばかりの年。にもかかわらず、日本の聖徳太子がこの映画に出演しているのは、 まさに奇跡である。
7点(2004-05-18 10:17:44)
95.  メリー・ポピンズ
何人かの方が指摘されている通り、これは大人向けの童話。マイ・フェア・レディの選考で苦杯をなめたジュリー・アンドリュースが、女優生命を賭け文字通りの汚れ役(どこが?じつは顔だ)に体当たりで挑戦しているところが結構可笑しい。という冗談はともかくとして、この映画の白眉は、心に残る名場面にはなりそうにはないけれども、全編を通してただ一回だけある夫婦のキスシーンだと思う。まさにそこしかありえない、という見事なタイミングで挿入されている。やはり、映画表現の最大の切り札は、キスシーンなんだとしみじみ感じる。前半で、みかけではなく中身が大事という旨を、乳母がこどもたちにいう場面ががあるが、それが、けっして美男美女とはいえない夫婦のキスシーンを引き立てるのに効果てきめんだった。 
9点(2004-05-17 20:37:30)
96.  王様と私(1956)
観直してみて、こんなストーリーだったかなと思った作品。教師役がスーパーレディすぎる、王の側近の役回りが中途半端、結婚前の男友達の登場による三角関係の緊張も尻すぼみ、ビルマからの貢ぎ物の女にまつわるエピソードの扱いもあっさりしすぎ、また、リンカーンへの手紙のエピソードも尻切れトンボに終わるなど、どうにも話にしまりがない。だいたいにして、この登場人物の設定で世継ぎ争いなしというのはあまりに牧歌的に思えてしまう。ところどころに笑える台詞のやりとりがあり、ラストはなかなかよいとは思うが、ミュージカルを観たんだ、という開放感はあまり残らなかった。
4点(2004-05-17 16:02:16)
97.  バック・トゥ・ザ・フューチャー
本日初めて鑑賞。完全無欠(狙い通りの時代に正確に行け、かつ、再現可能)なタイムマシンを人間が発明できたという設定にまず乗れない(ウェルズのタイムマシンは、一往復だけが狙い通りで、再現性があるかないかはわからないままのはず)。アラジンの魔法のランプ、打ち出の小槌、ドラえもんのポケットなど歴史上人類が発明したオールマイティはおしなべて、魔人とか、鬼とかの、異界の住人の持ち物であり、人間自身がオールマイティを作り出せないところに妙味があったので、この作品はフィクションの作り手として、踏み越えてはいけない一線を越えてしまっていると思う。そのことを別においても、元の時代に戻りたいという筋書きから、ほとんどすべての笑わせどころやギャグが予測の範囲で意外性に欠け、コメディとしてちっとも面白く感じられなかった。自分の評点と平均点との差に、唖然呆然の一本。(以下追記。2004/5/18) ひねくれついでにもう少し。「歴史を変えられるオールマイティな道具を動かすのに必要な燃料がプルトニウム」という設定は国際政治の現実に対して何がしかいうためとも受け取れる(私はそう取って裏切られた)が、この作り手は何の考えも無く、ただ単にゲリラを登場させたいためにプルトニウムを持ち出したとしか思えない。被爆国の一員として、などと大上段に構えるつもりはさらさらないが、秘密の液体が必要、くらいの設定で何とでも作れたのではないかと思う。そのあたりが笑いの作り手として、無神経、または不注意、もしくは雑である。
2点(2004-05-16 23:21:23)(笑:3票) (良:1票)
98.  タイタニック(1997) 《ネタバレ》 
評価するのが難しい。いい台詞、いいシーン、唸らせる展開と、そうでない部分が交互にあらわれすぎる。主人公二人の最初の会話への持っていき方が唐突かつ強引。アメリカ大陸に着いてからならわかるが、船の中での駈落ちってのは、本人たちが沈むと思っていないとしたら大馬鹿者のなせる業(どう考えても目的地に着くまでに見つかる)。また船が傾いてから沈むまでのアクションシーンはちょっといただけず、とりわけ鎖を切断する場面は日本人なら思わず「オー、ノー」と目を覆うほど最悪。反対に、正装を貸すちょっとわけありそうな婦人の役回り、ディナーの場面での洒落た会話、三等客室でのダンスシーンなどはいいなあと思う部分。誰もが思い浮かべる舳先のシーンよりも、人間と自然との対比、一隻だけ戻った救命ボートから生存者をさがして大声を張り上げる乗組員およびそのまわりの凄惨な光景、それに対する、降るような星空の美しさおよび波ひとつ無い海の静けさのコントラストの見事さが、私としては一番印象に残る名場面。ともあれ、豪華客船を知りたいとこどもにいわれたとき、船の科学館に行ったり、氷川丸で食事をしたりするより、この映画は安くかつ効果的な回答になることだけは確か。ただし、船の映画のくせに、学校では教えてくれないクルマの正しい利用法についても学べてしまうところが、痛し痒しではある。
7点(2004-05-16 18:09:49)(笑:1票)
99.  穴(1960) 《ネタバレ》 
フランスの刑務所では、食事を部屋で取るようになっているのをはじめて知った。エンドロールの時以外、最初から最後まで、音楽無しで通したことが、仕事の音を際立たせる効果を生んでいた。自分もあたかも仲間の一人になったかのように、物音の大きさにひやひやしていた。当然の選択(自分ならば得られた情報から間違いなく同じ選択をする。つまり、出るにしても、追われる身のままか正々堂々かの二者択一)がなされているにもかかわらず、そうとは思わせず、肺腑をえぐられたような気にさせるのが作り手の腕であり、素晴らしいところである。なお、掘りガラについては、床と地下室の間が空洞になっているという設定なので、そこに落とせば処理できると解釈した。
9点(2004-05-14 16:44:55)
100.  ヘアー
オリジナルの舞台が1968年。1979年の映画化はいかにも証文の出し遅れの感があるが、ビデオになったことで、世界中でいつでもこれを観ることができるようになった。中盤まではなんじゃこれはという展開だが、最後のたたみかけはそれを吹き飛ばすだけのものがある。エキストラが一杯のラストシーンには、映画館ならばさぞやと、圧倒された。戦闘シーンが全く無い反戦映画の傑作。舞台の方は観ていないが、テーブルの上でのダンスシーン、ネバダの錬兵場での訓練のリアル感、そして最後の数分間などが舞台では表現できず、映画ならではの部分だと思う。
9点(2004-05-13 18:45:25)
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