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matanさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 112
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自己紹介 映画好きで、月4本ぐらい見ています。レンタルビデオは何本も見ていますが、好きなジャンルは全部になります。ですから何でも見ます。良いと思うかどうかで判断しています。

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81.  スラムドッグ$ミリオネア 《ネタバレ》 
最後まで楽しめました。これがイギリス人が監督をして、インドの話(貧困など)を展開しているのは、イギリス人のインドに対する申し訳なさなのだろうか?僕にとっては考え深い。ただ、兄弟の話の最後の方はどうも納得がいかない。弟が目をつぶされそうになり、自分の命をかけて救い出した兄が、弟が好きで好きでたまらないラティカを犯し(たぶん)、新しいボスに献上する。ところが、最後の方で、自分の命をなげだして、弟の為にラティカを救い出す。一見、筋が通っているようで僕には納得がいかない。本当の兄弟の愛は、ゆらぐ事がないと思う。あんなに強い兄弟愛があるのだから。ところで、この映画は何を伝えたかったのだろうか。僕には、ひたむきな愛や兄弟愛よりも、インドのひどい貧困ではないかと思える。カースト制度を廃止しているとインド政府は言っているが、とても本当とは思えないし、先進国の製品に対する欲求が、実はインドで労働賃金を安くし、しかも公害を知っていながら、それをあえて強要している。スウェーデンのある繊維メーカーが、自然に優しい素材で作っているというブランドがあり、実はそれは嘘で、インドで製造しており、その製造現場では、猛毒の化学薬品を使って染めている。しかもその方法が、素足でもむという無謀なやり方をしていた。そこで働いている労働者は、下級階層の人たちで、5年ぐらいしか働けないと言っていた。なぜなら、公害におかされて体がいうことをきかなくなるからだ。テレビでやっていたそんな話を思い出した。   
[映画館(字幕)] 8点(2009-05-05 01:09:31)(良:1票)
82.  ウォッチメン 《ネタバレ》 
原作未読です。評判がよさそうだったので、何の評論もみずにいきました。僕にとってはなかなか楽しめました。「300」の監督が撮った映画ということで期待していました。期待通り、映像などがすごく、感心しました。僕には内容は「ダークナイト」と似ていると感じました。「インデペンデンスデイ」とも共通なところを感じます。これらの映画の背景は、今の世界が1つにならないと解決できない事が多く(地球温暖化など)なっている現在の世界があり、しかし、それを解決する方法がわからないというものだと思います。宗教が違い、人種が違い、教育レベルが違い、先進国と後進国という経済が違い、人口を無秩序に増やす地域と日本のように少子化に向かっている国があり、それらが1つの世界になんかなるもんかという。しかし、巨大なある力(Dr.マンハッタンやエイリアンなど)が世界に来ることによって敵の敵は味方のようになり、一致団結出来るという論理で世界が1つに出来るのではないかという考え方です。確かに、明治維新の時に黒船というアメリカからの脅威により、日本では藩という国々が、1つにまとまりました。しかし、残念ながらDr.マンハッタンもエイリアンも、現実世界では来ません。違った方法(敵の敵を作る力づくの方法ではなく、知恵を使った方法:例えば地球人になるための共通認識としての歴史の教育など)を模索するしかないと僕は思っています。また、ウォッチマンとはDr.マンハッタンではなく、彼女の父親だったのですね。これはなかなか深い意味合いがあり、とても面白かったです。どうせ子供向けに出来ない内容なのだから、もっとセクシー描写をし、もっとグロテスクにしてもよかったと思います。Dr.マンハッタンが神のような存在感があるのに、とても人間的で、ここに宗教を超えなければいけない要素を感じました。(宗教を超えるとは、お互いに尊重しあう世界であり、現代のようにユダヤ教とイスラム教の軋轢や、911で起こったテロの背景にあるイスラム世界とキリスト教世界の衝突を超えること)キリスト教を信じている人が多いアメリカのまんがでよく描けたものだと感心しました。
[映画館(字幕)] 7点(2009-04-01 18:05:09)
83.  少年メリケンサック 《ネタバレ》 
宮崎おあいファンなので見ました。彼女の演技はやっぱりすごいと思う。他のメンバーも良い味を出していた。この映画は、狙いはあまりないように思えた。強いてあげれば、「貧しかろうが、評価されなくても、づっと続けることが大切。周りをだましているようでも、ある意味結果を出せれば、そこで奇跡が起こる。」だろうか。しかし、それよりもパンクを心から愛している監督が、かんなを通じて楽しんでいるように思えた。私も楽しめた。
[映画館(邦画)] 8点(2009-02-17 02:12:18)
84.  闇の子供たち 《ネタバレ》 
こういう映画は、必要だと思う。「それでも僕はやっていない」のように社会問題を伝える1つの手段だからだ。先進国の何気ない経済活動が、いろいろな国に影響を与えている。こういう問題以外でも、パソコンの廃棄処分や古いテレビの廃棄処分など、たくさんある。そして、それらが後進国の公害をもたらし、その公害が実はめぐりめぐって、日本にやってくることも知られていない。だから、後進国の子供の命を守ることは、実は結果的に日本人を守ることにつながることも真実としてある。しかし、目の前の問題(我が子の命を救いたいなど)を解決したいために、後進国に無理を強いる。もちろん、それを受けるのも後進国にそういう受け皿があるからという言い訳がある。しかし、需要がなければ、供給は存在しないのだ。もっと日本という国として、こういう行動を規制する法律が必要だろうと思う。この映画を見て、わかりずらかったのは、主人公が幼児虐待の趣味を持っているようにはとても思えなかったからだ。ここは監督の演出力が足りないと思う。なぜ最初のほうで主人公が言っている、「この国は僕にとって天国だからね。」という表現があるのか。主人公が子供たちと相撲を楽しんでいるのはどうしてなのか。この辺で、子供たちをいらやしく触る行為が必要だったと思う。だから、最後に自己崩壊するように大声をあげて崩れ落ちる。しかし、それぞれの出演者はとても良い演技をしたと僕は思う。こういう映画にあわせて、現実社会ではどうなっているのか、報道があってもよいと思うのだが。どこもしない。これも、こういう問題はいったいどうなっているのかレポートして下さいという法律があるといいのだが。難しいか? 今年は選挙もあるので、本当は報道について、もっと自由に、それから、報道してほしいことを要求できる仕組みを政治に作ってほしいとせつに願っている。今の報道機関では報道してくれないからだ。知らないことは、問題が存在しないことと一緒だからだ。この辺に、この映画の存在意義があると僕は思う。  
[映画館(邦画)] 7点(2009-01-23 17:15:34)(良:2票)
85.  K-20 怪人二十面相・伝 《ネタバレ》 
金城さんのファンである私には、楽しめました。ただ、怪人二十面相と明智との戦いはこんなもんではないはずで、もっと知的であり、もっとしゃれていて、お互いが認めるライバルであるところがいいわけです。また、悪は別に存在するところも面白いが、今回のK-20はそうではなかった。考えるに、明智(仲村)の弟子の子供が本物の明智になるような気がするし、怪人二十面相も金城が本物の怪人二十面相となって次の映画を作ろうとしているのではないかと思った。戦争が回避された世の中は、実は今の世の中とあまり変わらないことをもっと丁寧に描くべきであり、貧困によって子供が死んでいく場面はもっとシリアスに、感動的に描いた方がよかったと思う。ただ、女性の監督としては良くやったと思える。また、女性らしい感性も感じられた。(手を見て、見破るところなど)また、主題としては「貧しさ」にもっと光を当てて、貧しさに負けずにガンバルのか? 貧しさに負けて盗人(ぬすっと)になるのか? はたまた、貧しさに負けてテロリストになるのか? そのへんの三人の少年少女が登場して、この怪人二十面相と明智との戦いに絡めてほしかった。また、松たか子のお嬢様を出すのなら、お風呂場のヌードはほしかったし、金城とのキスシーンもあった方(濡れ場)がよかったと思う。表面的なことはある程度よかったのだが、ダークナイトのような心に届く描き方がほしかった。私の好きな描き方は、まじめにガンバルことがやっぱり報われる世の中を描いてほしいと思っている。実はそれを怪人二十面相も明智も望んでいることも描かれるとなお良い。
[映画館(邦画)] 7点(2009-01-20 19:13:27)
86.  ワン・ミス・コール 《ネタバレ》 
この映画が、着信アリのリメイクとは知らずに見た。本当は、ハプニングを前から見ようと思っていたが、植物が関係することをコメントを読んで知り、行く気がなくなってたしまった。(ネタばれしたら面白くない映画はコメントは見ない方がいいね。)この映画の主人公の女性が雰囲気があったし、このサイトのコメントも読んでいなかったので、入ることにした。僕としてはまあまあ楽しめた。映画を見ていて、これは日本的な幽霊だなあと思い、日本版のリメイクだと察知出来た。ただ、着信アリは見たことがないので新鮮な気持ちで見られた。私なら次のような変更を加えたくなった。1.外国のホラーものはもうちょっとエロスを感じられる要素が必要だと思う。2.子供が悪魔に魅入られて、合体する場面を作る。3.あれだけ能力のある悪魔の子供がいるのだから、兄弟の子供に聖なる力を授けたい。4.もちろん、その兄弟が壮絶な戦いをする。5.自分の妹を亡くした刑事が弱すぎる。もうちょっと骨のある男にしたい。もちろん、主人公の女性と...などなどいくつかのアイデアが浮かんだ。   
[映画館(字幕)] 5点(2008-08-05 11:29:29)
87.  スピード・レーサー 《ネタバレ》 
この映画を見る前に、評論家のサイトを見た。そうしたら、”ダメダメ”という評価だった。その為ちょっと見るのを躊躇した(その評論家の評価はいつもチェックしており尊敬している人でもあるからだ)が、「マッハ、Go!Go!Go!」のファンである自分は見に行くことにした。映画館に着くと、なんと吹き替え版しか上映していない。僕はオリジナルを尊重しているので、吹き替え版はできるだけ見ないようにしている。しかし、かなり迷ったあげく、最近忙しい為、今を逃したくないので見ることにした。僕は、小さい頃からこのまんが「マッハ、Go!Go!Go!」を何度見たことか。今でも鮮明に記憶に残っている。もちろん、ビデオなんかない時代から見ているので、TVの放送だけだ。ある再放送では朝6時ぐらいからやっており、それも見ていた。それぐらい好きなまんがであった。この映画を見て思った。まさしく、実写版「マッハ、Go!Go!Go!」であると。しかも、吹き替え版はまんがの声優と同じではないか?僕はこの吹き替え版を是非すすめたい。そして、僕と同じようにこのまんがを愛している監督が作ったことが良くわかった。「硫黄島からの手紙」も本当は日本人が作らなければいけない映画だと思ったが、クリントイーストウッドが作った。そして、このまんがの映画も、マトリックスを作った監督が作った。ちょっと悔しいが、非常に感謝したい気持ちでいっぱいになった。また、人の評論を見て、ダメだからといって見ないのはよくないと痛感した。僕にとっては、最近見た映画で最高の映画だ。
[映画館(吹替)] 10点(2008-07-10 00:46:41)(良:2票)
88.  大いなる陰謀 《ネタバレ》 
これだけストレートにアメリカの現状をするどく言っているのは驚いた。議員が、マスメディアを利用しようとするところや、正義を貫こうとする記者が、自分のおかれている立場で屈してしまう様など見応えがあった。日本でも同じような事があったと思う。小泉さんが郵政民営化の是非を問う選挙をしたが、マスメディアはこぞって、それをただ伝えた。しかし、事実は郵政民営化だけではなかった事がどんどん明るみに出ている。自民党の前首相だった人が、選挙後に「小泉さんはマスメディアに助けられたね」と言っていたが、その通りだと思う。僕自身も、民営化には賛成だったが、小泉さんがやろうと思っていた小さな政府には反対だったので、違う政党に入れた。実際、今の75歳以上の保険だって、小泉さんの時に法案化しているし、ガソリン税が再可決した原因だって、2/3以上の議席を与えたせいである。また、都市計画もなく、駐車違反を強化したことも私は怒っているが、これも全部、小泉さんが通した法案である。そして、議席を与えたのは、郵政民営化に賛成し、小泉さんを勝たせた人たちであり、マスメディアである。また、トムクルーズが「私は決して大統領選挙には出ない。」といっているのは含みがあって面白い。小泉さんの後、福田さんに記者が尋ねた時「私は首相にはなりませんよ。」と言っていたのが重なる。ただし、ロバートレッドフォードが言いたかったであろう、「無関心である君が問題なんだよ」というメッセージには反対である。僕は「真実を伝えるメディアを人民が手にしなければ、何を信じていいかわからない。今あるマスメディアは真実を伝えるものにはなっていないという認識が必要である」と言いたい。そんな事を考えながら見ていた。 
[映画館(字幕)] 8点(2008-05-08 02:22:10)(良:1票)
89.  ノーカントリー 《ネタバレ》 
この映画のタイトルは、"No country for old men"である。つまり、年老いた男たちにとって国がないのだ。誰のことをいっているかというと、保安官であり、その父のことだと思う。何をこの映画で伝えたかったのだろう。ずっと考えていた。これは、アメリカが病んでいることを伝えたかったのではないかと思っている。私も2年前に、NYに行ったとき、駐車料金が3000円/時間したのに、びっくりし。路上駐車をしようとすると、警官が物陰に隠れて違法駐車をするのを待っていたし。(友人がいうには警官は歩合制で、違反切符を切ると自分のお金になるらしい。)ボストンに行った時は、朝5時に帰りの飛行機に乗るために友人に空港まで送ってもらったのだが、友人いわく、この時間でもねずみ取りをしているというのだ。「嘘だろう!」と私がいったら、途中でパトカーがねずみ取りをしていた。まったくなんて国なんだ。そして、セルフサービスの一番安い食事をして、2000円以上は常にしていたし、それに反して、タクシーなんかたった500円ぐらいしかかからない。タクシー運転手はさぞかし、給料が安いだろうなあと思った。つまり、超格差社会なのだ。この映画で、良い悪いは別にして一番秩序を持っていたのが、実は殺し屋だ。その殺し屋を野放しにしてしまう社会、それが今のアメリカなのだ。地球温暖化問題も深刻だが(アメリカが一番排出量が多い)、こんなアメリカがそんな事を気にできるほどまともだと思えない。そんなメッセージを感じた。私はゴルゴ13を昔から好きだが、この作者もそれを読んでいるように思った。特に、依頼者が裏切ると殺しにいくところなんかそっくりだ。またこの映画がアカデミー賞をもらえるほど、共感されたということは、本当にアメリカは病んでいるんだろうなあと思った。このアメリカが世界の警察をしているのだから嫌になるね。ちなみに日本も守られている1つではあるが。 
[映画館(字幕)] 8点(2008-03-29 03:01:30)(良:1票)
90.  ジャンパー 《ネタバレ》 
この映画の評判を見ないで、予告のテレポーション能力に関心があり、見に行きました。しかし、失敗だったな。まちがいなく駄作だと思う。映像やいろいろなところにロケに行った努力は買うが、中身がない。つまり、続編を期待して作った作品としか思えない。それならば、初めから3部作とか言って作った方がよっぽど良いと思う。そうすると、作り方が違ってくると思う。例えば、5歳の時にジャンパーの素質がわかったといっていたが、ここんところをもっと丁寧に描いた方がいいと思う。(最近見ている「奥様は魔女」の子供が魔法使いになるところとちょっと似ている。)また、中世より戦っていると言ったが、これもなぜ中世からなのかさっぱりわからない。スターウォーズも続編があったが、最初は続編は作らないつもりできっちり作った作品だった。だから、逆に続編が作れるようになった。こんな続編で明らかにします、みたいな映画はダメだろう。僕なら続編作成却下です。
[映画館(字幕)] 4点(2008-03-03 11:36:04)(良:1票)
91.  28週後... 《ネタバレ》 
この映画には違う何かを期待して見に行った。28という数字から、前の映画の続編なのかと思ったが、私にはとても続編には思えなかった。私は、この映画の絶望感を今のヨーロッパ人やアメリカ人が感じている絶望感のように感じた。あの無責任な少年少女は、なんの象徴なのだろう。私には、ヨーロッパやアメリカ自身のように感じた。地球温暖化が叫ばれているが、元をただせばヨーロッパやアメリカの経済の拡大で、BRICSに進出し、そこが急拡大したために、急激な地球温暖化が進んでいる。しかも、偏西風に守られているヨーロッパが、最初に壊滅的ダメージを受ける可能性が高い。ヨーロッパが宣言している二酸化炭素(CO2)を80%削減したところで、世界の主要な排出国はヨーロッパではない。(ヨーロッパは13%ぐらい)この映画を見た後に、思った率直な感想だ。(考え過ぎかなあ?)
[映画館(字幕)] 5点(2008-01-20 01:07:06)
92.  トロイ(2004) 《ネタバレ》 
この映画は、最初から期待していなかった。なぜ、見たのか?それは、ナショナルトレジャーのダイアン・クルーガーがとても良かったので、彼女が出た作品を見ようと思っていきついたのです。ベートーベン→ホワイト・ライズ→ミッシェル・ヴァイオン→戦場のマリア→そしてトロイ。見て思いました、内容が悪いと。人の女房をいくらきれいだからといって寝取ってしまうことから始まり、決闘をしたら逃げ腰になり。達人の剣人(ブラットピット)は逆恨みするし。トロイの木馬は、なんの疑いもなく城内に入れるし。好きなのかどうかわからない女性を助ける為に、トロイの木馬にかくれて城内に入るし(好きなら返さなきゃいいのに)。メチャクチャです。これが史実だとしても、全然おもしろくない。こんなにお金をかけて、こんなに面白くない話をよく作ったものだと関心しました。昔のクレオパトラを思い出しました。唯一、王みずから死体を引き取りにいくところは見応えがありました(これで2点)。ダイアン・クルーガーがとてもきれいなので、1点追加です。この映画がヒットしなかったのはうなずけます。
[DVD(字幕)] 3点(2008-01-09 02:47:55)
93.  AVP2 エイリアンズVS. プレデター 《ネタバレ》 
シュワルツネッガーがプレデターと壮絶な戦いをし、エイリアンと戦ったシガニー・ウィーバー。こういった話は全部とばしていると思った。唯一、プレデターが人間に会うとどうしてもつるしてしまう習性はきちんと描いていた。そういうところは、いかにもB級映画らしい。また、大統領の承認なしに、核爆弾?を使うところも、最後になぞの日本人女性が出てくるところも、なんだかなあ。移り気な女性がすぱっと殺されたり、意地悪をする男がエイリアンの血液でとけていくあたりも、これもB級映画らしい。また、妊婦や子供を容赦なくエイリアンのターゲットになるのは、実はうなずける。動物の世界でも、オオカミやライオンなどは一番弱い動物から狙うからだ。しかし、これを映画にするのはちょっと抵抗があるように思うのだが。24に出ていた女性の活躍に期待したが、それほどでもなかった。しかし、最後まであっという間に見ることが出来た。5点以上はあげられると思う。
[映画館(字幕)] 6点(2007-12-30 04:21:42)(笑:1票)
94.  アイ・アム・レジェンド 《ネタバレ》 
内容は想像していた通りの内容で、新鮮味がなかったと言えた。しかし、アメリカの映画なのにとっても静けさを味わえる映画となっている。今、読んでいる本がアメリカと日本の常識の違いを書いている本だが、特に会話で、アメリカ人は沈黙が入ることをとても嫌うと書いてあった。そういう意味では、沈黙がけっこうあるこの映画は、画期的ともいえる。この映画は、ニューヨークがもしゴーストタウンになったらという発想で作られたような映画だと思う。(ナイトミュージーアムもそんな映画だったなあ。)伝説となった男という題名だが、それほど伝説となるべき内容ではないと思う。ただし、ゴーストタウンとなったニューヨークの町の描写はすばらしく、暗闇に入る場面は臨場感があってよかった。(ちなみに、DVDで昔の椿三十郎を見たが、最後の、沈黙が続く決闘シーンはやっぱりすごかった。)
[映画館(字幕)] 6点(2007-12-15 16:54:55)(良:1票)
95.  バイオハザードIII 《ネタバレ》 
この映画を見る前に、次のどれにしようか迷いました。1.続三丁目の夕日 2.ベオウルフ 3.椿三十郎 4.XX(エクスクロス)魔境伝説 5.バイオハザードIII このサイトのコメントを読んでみましたが、4だけありませんでした。そこで、他のサイト前田さんの http://movie.maeda-y.com/ を見ましたら4が好評価でした。よし、4を見ようとスケジュールを見たら、なんとレイトショーをやっていないのです。(スケジュールを見たのが7時ごろ)そこで、このサイトの評価を改めて読み返してみたら、バイオハザードIIIは人によって評価がわかれていました。そこで、このバイオハザードIIIを見に行きました。IもIIも映画館で見て、ゲームもしている私としては、とても楽しめました。Iの始まりが、これから主人公と一緒に戦うだろうと予想していた人がいきなり死んでしまいます。これは、結構バイオハザードの原作者が納得いった個所であることを知っています。そして、最後はその場面が出てきました。つまり、これで完結しているという事です。続編はないとみます。注文したいことはいっぱいありますが、あれが映画を作った人の限界だと思います。最後の場面に行く前に、もっとアクションを見せた方が面白いと思うのですが、悪役の人の顔が半分出ていて、彼だからあきらめたのでしょう。(彼にはアクションはきつすぎます。)また、ゾンビなのに自分の仲間を殺しているのは論理的にちょっと疑問に思います。それよりも、ゾンビ化させて自分のいうとおり兵隊として動かせる力を持った方が面白いと思いました。彼女も頭を痛がっている場合ではなく、超能力全快で戦います。最後は彼女のクローン軍団と、悪役のゾンビ軍団の壮絶な戦いが始まります。外にいるゾンビは、すべて悪役のゾンビ軍団の手下となります。これぐらいやってもいいのにと思いました。最後に、砂漠の中をバイクで走っている風景がとても気に入っています。冬だけど、バイクのりたいなあと思った次第です。
[映画館(字幕)] 7点(2007-12-09 00:07:36)
96.  ボーン・アルティメイタム 《ネタバレ》 
1作目から全部、映画館でみているが、最初、3部作だと知らなかった。それほど、3作品とも独立していて秀作だと思う。特に、今回の3作目は、きちんと1作目や2作目を意識しながら作っていて完成されたシナリオだと思う。私が一番気に入っているのは、いやらしくないハッピーエンドである。最近の映画では、よくわざと悲劇的におわらせたりするが、この映画のように努力が報われるのは見ていて気持ちがいい。しかも、そうなるだろうなあという安堵感がないところもいい。また、この映画の主張だと思う、「悪いやつらばかりじゃないよ、世の中は。」というメッセージもさりげなく描かれていて良いと思った。アクションも素晴らしいし、いうことがない。10点にしなかったのは、もっと主人公の内面を描ける事件があってもよかったかもしれないと思っているからだ。全編戦いになっているところに、もっと工夫できる余地を感じたからだ。しかし、最近見た映画では一番であることに間違いない。
[映画館(字幕)] 9点(2007-11-11 01:26:49)(良:1票)
97.  インベージョン 《ネタバレ》 
この映画は、「いままでの宇宙からの生物(細菌)が体をのっとる映画」としては違うものを作りたかったんだろうと思います。つまり、日常の中にある恐怖を描きたかったと思います。(人間の本能は戦うことにあるなど) 視点は良いと思うのですが、それならば、もうちょっと違う描き方があったように思います。また、私としては「遊星からの物体X(The thing)」「ヒドゥン」など宇宙から来る生物が体をのっとる映画は好きで、それを期待したのですが、それとは違いました。しかし、サスペンス的な緊張感はあったと思います。もっともっと内容を練ったら、良い作品になるのではないかと期待できるものですが、今の段階では4点ぐらいです。しかし、セクシーなニコール・キッドマンに1点あげたいと思わせた演技でした。不満な点としては、宇宙生物に体をのっとられた人が、正常に戻るのはどうも納得がいきません。免疫力をつけるのは良いのですが、やはり、のっとられた人は宇宙人ですから、自分たちの繁栄を目指すはずです。人間との共存を望まないと思います。終わり方が特に悪いと思った作品でした。  
[映画館(字幕)] 5点(2007-10-29 15:03:06)
98.  墨攻 《ネタバレ》 
「墨攻」のマンガは大好きで読んでいます。その上で、この映画がマンガと違う内容にしているのは評価できます。映画とマンガ(本)とは描き方が違うからで、これはあくまでも私の持論です。ただし、私なら次のような展開にします。1.革離と逸悦の最後は、逸悦が助かり、革離がいいます「一生おまえの側にいる」と。2.マンガの内容のよいところは、そのまま残した方が良いので、梁王は殺され、その息子は殺さずに、彼は革離に言います。「この国を良い国にするために、私は修行の旅に出ます。」  このように、ちょっとだけ内容に納得できませんでした。しかし、映像のつくりや中国人を中心にしたつくりはとても良かったと思います。とても惜しい一作だと思います。中国の歴史は私も大好きですが、映画の中であまりにも歴史を考慮した作りには賛成しません。映画は、感動を伝える事が良い作品だと思います。上の内容であれば、10点をあげても良いと思ってみました。
[DVD(字幕)] 6点(2007-10-12 03:01:18)
99.  プラネット・テラー in グラインドハウス 《ネタバレ》 
この映画は本当はデス・ブルーフの方を見よう思っていったら、終わっていて、記憶が不確かな、確かグラインドハウスが付いていた映画だと思い間違って入りました。次回は(渋谷にでも行って)デス・ブルーフも是非見たいと思います。ところで、この映画はまさしくB級映画という雰囲気と内容を持った映画だと思います。基本的には、僕はゾンビ映画は好きなので楽しめました。主人公は、最初に出てくる女性でしょう。ただし、このような映画は、昔500円で3本立ての名画座みたいなところで見たい気がします。昔にマカロニウエスタン3本立てなんか見ました。荒野の用心棒、続・荒野の用心棒、ジャンゴなんか。僕はレイトショーで、1200円で見ましたが、もっと安い値段で気軽に見るものだと思います。しかし、この映画に結構有名な男優なんかも出ていますが、ギャラはいくらくらいだったのか想像してみていました。きっと安かったに違いない?
[映画館(字幕)] 6点(2007-09-27 01:59:57)
100.  シッコ 《ネタバレ》 
映画館で見ました。映画の日でしたが、思ったよりも観客が入っていませんでした。確か、この映画は911よりも前から撮っていて、911があったので、これを先送りにして今回ようやく出すことが出来たと聞いています。足掛け7年ぐらいかけて作ったと。今のアメリカの医療制度を理解することが出来たことと、カナダやフランスやイギリスの医療制度が良いことも取り上げていました。それよりも、関心したのが、イギリス人の賢人(老人)が言っていたことばです。「民主主義とは、国が民衆を怖がることが基本だが、国が強くなると国民を脅したり、無気力にさせて投票にいかせないようにさせるんだ。これに加担するのがメディアである。今のアメリカを見ていると、革命が起こっても不思議ではない。」翻って、日本はどうであろうか? 今の国民健康保険・社会保険・介護保険は、破綻寸前だと言われている。その国民健康保険でも、日本人全員が入っているわけではなく、医療を受けられない人たちがいる。メディアは、ほとんど何も取り上げない。私は、さっそく民主党に、次のような提案をした。「60歳以上、18歳未満は医療を無料にすること。」財源の問題などいろいろあるだろう。しかし、病んでいる人や貧しい人を助けられない社会を良い社会というのだろうか? 僕はそうは思わない。最後に、気になることが1つ。それは、マイケル・ムーア監督が太りすぎだということだ。しかも、これだけの映画がヒットしていると大金持ちになっているはずで、なんらかの形で、困っている人たちを助ける動きをすべきであり、それもレポートすべきである。スパイダーマンの中で言った好きな言葉がある。「力(お金でもよいだろう)を持ったら、それをどのように使うのか責任があるのだよ。」監督にはそれが感じなかった。 
[映画館(字幕)] 8点(2007-09-02 12:57:59)
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