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風小僧さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 261
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自己紹介 現在の技術で作られた映画を観る目線で過去の映画を見下すようなことは邪道と思っている。できるだけ製作当時の目線で鑑賞するよう心掛けている。

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81.  日本沈没(1973)
 「危機におけるリーダーのあり方」という観点から改めて観直した。俳優陣は島田正吾はじめ大時代的な芝居が目立つが、テーマがテーマだけに、まあいいか。  特撮は臨場感が十分に感じられ、今にも怪獣が現れそうな錯覚に陥る。黒焦げになった死体が、関東大震災や先の大戦における空襲を想起させリアルさがある。小野寺と玲子の恋愛はご都合主義的展開の尻切れトンボとなった。  日本からの大々的な移民構想は危機管理として妥当だろう。受入れをめぐる国連の議論も、近年は地球温暖化による海面上昇で多くの島国が危機に陥っており、そのような事態を想定すれば現実味がある。  遅刻常習と言われる俳優と、それを窘めた俳優が日本の命運を語るシーンに興趣がわく。窘められた俳優が首相を手堅く演じた。指導力があるのかないのか判然としないが、危機にあたっての苦悩と苦渋の決断は適切に表現されている。リーダーをめぐる現実とフィクション、彼我の差に思いが至る。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2020-08-30 14:04:53)(良:1票)
82.  アダムス・ファミリー(1991)
 全然笑えないし面白くない。印象として残るのは、C・ロイドの顔芸とオーバーな芝居が目立つ程度。  ハンドの活かし方も「墓場の鬼太郎」の“手”を見習って、もうひと工夫必要だと思うよ。
[CS・衛星(字幕)] 1点(2020-08-16 10:51:15)
83.  東京オリンピック
 日本にとって「破壊から再生へ」を象徴する五輪の映像化。各種競技を通じて筋肉の躍動に近づき、選手の表情や内面・心理に迫る。勝者だけでなく敗者にも視点を当て、裏方の仕事や観客なども捉えた人間讃歌。  東京五輪と言えば何といっても“黒い弾丸”ボブ・ヘイズ。彼の記録10秒フラットは覚えやすいこともあり、幼い子供の記憶にもしっかり残った。スピードを競う最たる競技の100m走を、逆説的にスローモーションで選手の内面まで迫る映像が秀逸。また、マラソンのアベベを捉えた映像はまさに“走る哲人”。余力を残して勝った姿が印象的。円谷とヒートリーのデッドヒートも忘れられない。  富士山山麓を聖火ランナーが走るシーンは日本での五輪を象徴する場面だが、再現映像と聴いて心に引っかかるものを感じた。かつて出演した広報番組の朝もや(実はスモーク)を連想したからだろう。ドキュメンタリーに大なり小なり演出はつきもので、再現によって真実を描く意図は理解するが“もやもや”気分は晴れない。  「芸術か記録か」論争に関心はないが、記録映画として必要最小限の演出、その加減が難しいのかな。
[映画館(邦画)] 6点(2020-08-02 10:44:40)
84.  ハリーの災難 《ネタバレ》 
 のどかな田園風景の中で繰り広げられるブラック・コメディ。音楽もユーモラスで、理屈抜きに楽しめる。美しい景色に死体、子供という意表を突く組み合わせ。青空の下、深まる秋の紅葉と絵画の数々で色彩鮮やかな演出が心憎い。    平穏な生活を乱したくない人たちの困惑ぶりや、話し合って協力する姿を見ていると、不思議にほのぼのとした気分になる。   絵画の講釈を垂れながら“証拠物件”を改ざんしていくシーンが鮮やか。ハリーの災難ではあるが、「ハリー(の死体)に振り回された人たちの災難」ともいえる。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-07-19 12:38:05)
85.  万引き家族
 寓話性のある「本当の家族より絆の深い疑似家族」による、現代社会への問題提起。社会問題の象徴たる万引きを通して真の家族とは何かを問いかける。貧困、DV、犯罪、家族の崩壊、高齢者問題etc.多くの問題提起を通じて家族の在り方を問うことが主眼とはいえ、散らかしっぱなしの印象。   主題に合わせた暗いトーンと囁くようなセリフは自然体の表現だと思うが鬱陶しい。特にリリー・フランキーの呟き声が気に障る。  4番さんを亜紀がいたわるシーンで流れる音楽が出色。心理の綾を表現しており、この映画で一番心に残った。取り調べ中のやり取りは、一つの物事を多様な視点で見る“羅生門的な藪の中”と言えるだろう。だが、硬直的な警察官像はバイアスがかかっている。  ラスト、葛藤しながらも成長する少年の内面に微かな救いを見出した。   寸感:「本物より本物らしい疑似家族の織り成す映画」より、かつて某ドラマで語られたセリフ「本物よりずーっと本物らしい偽物」の方がずーっと心にしみる私である。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2020-06-28 11:28:59)
86.  バファロー大隊
 高潔な軍人の理想像を具現化した西部劇であり、人種差別に立ち向かう人々を描いた法廷劇でもある。ラトレッジ軍曹の好人物的な描き方は結構だが、この監督の騎兵隊三部作や「長い灰色の線」等の作品を併せて思うと、軍人礼賛の印象が強い点はマイナス要因。  黒人兵とアパッチの戦いには複雑な気分になる。白人・黒人・先住民それぞれの立場を想像し、現下のアメリカにおける社会情勢にも思いを馳せる。  レスラー時代のW・ストロードはやせ気味の印象だったが、長身痩躯の誠実な軍人は適役と言える。  終盤、真犯人の追及はあっさり終わった感じで、自白までの過程が弱い。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-06-14 22:17:22)
87.  宇宙大怪獣ドゴラ
 初公開時、幻想的なドゴラのデザインを見てどんなにワクワクしたことか。期待値が高かった分、実際の映像はイマイチで少々不満だった。そのうえドゴラの登場シーンが少なすぎ。東宝特撮は「妖星ゴラス」のマグマや「海底軍艦」のマンダ等、時々チョイ役で出てくる怪獣がいるけど、ドゴラはタイトルロールですよ。加トちゃんじゃないんだから「ちょっとだけよ」じゃ物足りない。  刑事ものとして観ればそこそこ楽しめ、D・ユマの存在感が光る。  地球温暖化の影響が危惧される現代ならCGを駆使して再映画化すれば面白いかも。石炭火力発電に対する風刺にもなるかな。でもまあ無理だろうから、せめて加茂水族館で見たクラゲを、脳内でこの映画と合成して楽しむとするか・・・。
[映画館(邦画)] 4点(2020-05-31 13:41:33)(良:2票)
88.  怒りの荒野 《ネタバレ》 
 孤独な青年の成長物語。ガンマン心得10か条が泣かせる。8つまではテンポよく教え、そこから最後の10までの、タメにタメて出してくる演出が心憎い。10か条を反芻しながらの対決も秀逸で、タルビーにとどめを刺したスコットの物悲し気な表情が印象的。  師匠タルビーと恩人マーフの間で、葛藤を抱きながらもタルビーとの対決を決断するスコット。婚外子として生まれた彼にとって、二人の父性への思慕さえ感じられる。  リズ・オルトラーニの音楽が情感を盛り上げ心に残る。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-05-17 19:55:57)(良:1票)
89.  シコふんじゃった。 《ネタバレ》 
 大学相撲部を舞台にした青春コメディ。パロディ精神あふれる展開で笑わせ、考えさせてくれる。  正子が土俵上を横切った辺りから「女性が見えないガラスの天井を破る物語」が隠れているなと実感。背景には女性官房長官が総理大臣杯贈呈で土俵に上がれなかったという、女人禁制に対する風刺があり、最後の「私もシコふんじゃった」のセリフへ繋がる。清水美砂がいい味出してる。スマイリーをめぐる異文化衝突も面白い。勝ち進めば彼が土俵に上がるだろうと予感させる。  まわしと褌の話は面白いがくどい。竹中直人のオーバーアクションが興ざめで、彼と田口浩正は芝居をし過ぎの印象。本木は熱演。蹲踞の格好はサマになっているし、仕切りの時に足でサッと砂を払うしぐさなども絶妙。  猫だまし、ずぶねり、内無双等の技が相撲ファンの心理をくすぐる。さらに①相手の懐に潜り込む「岩風戦法」がうれしい②頭突きで腰砕けさせ勝つとは意外③リーグ入れ替え戦の最後の居反りはスープレックスを彷彿させる。これらのシーンを観て、久々に「映画と相撲とプロレスは共通のファンが多い」という説を思い出した。  主審のきびきびした動作が画面を引き締める。数多くの青春ドラマに出演した片岡五郎の起用に拍手!👏🏻
[CS・衛星(邦画)] 6点(2020-05-03 11:52:23)
90.  クリスタル殺人事件 《ネタバレ》 
 先にテレビ版「ミス・マープル」を観たため粗筋は承知で鑑賞。緩い展開でミステリーとしての緊迫感に欠けるが、豪華な俳優陣の演技を楽しめる。愛情劇で締めくくるため後味は悪くない。  R・ハドソンとE・テーラーは「ジャイアンツ」の共演を思い出させ、「たるみよたるみよドリス・デイの顔へ飛んでいけ」のセリフに対するR・ハドソンの反応が楽屋落ちで面白い(ハドソンとドリス・デイはコメディ映画で共演し友人同士)。加えてゲーブル(でか耳)、ヒューストン監督、キューカー監督等、ファン心理をくすぐるセリフもご愛敬。  E・テーラーとK・ノヴァクの皮肉の応酬・罵り合いが見ごたえあり。ノヴァクはちょっと軽い印象かなと思うが「ミステリアス・キム」をかなぐり捨て、場を盛り上げている。  キスで風疹に感染とは昨今のウイルス感染を想起させる。くれぐれも濃厚接触にはご注意を。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-04-19 18:24:51)
91.  レッド・サン
 ブロンソン、三船、ドロン3大スター顔合わせの妙味を楽しんだ。ガンマンとサムライの異色の組み合わせが見どころで、ブロンソンと三船の珍道中は武士道と合理主義のせめぎ合いが面白い。ふてぶてしくとぼけたブロンソンがはまり役、いいねえ。儲け役と言えるだろう。ドロンの悪役もハマっている。三船と田中浩はやや硬くよそ行きの芝居という印象。  コマンチの襲撃は旧来の先住民像で蛇足の感だが、武士道への敬意を表すしゃれたラストはいいね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-04-05 17:18:39)
92.  スティング
 観るたびに騙される快感よ。すべてはラストに向けた布石であり、仲間たちの協力の結実が心地よい。
[映画館(字幕)] 9点(2020-03-22 11:30:16)
93.  野火(2014)
 太平洋戦争末期のレイテ島を舞台に、日本兵の悲惨な実態・戦闘の激しさを通じて戦場の狂気を浮き彫りにした作品。ドキュメンタリー映像では迫り切れない戦争の実相に、文字通り肉迫。戦争映画で肉体の損壊をモロに見せる演出には懐疑的な考えで、奇しくもこの映画公開年に他作品のレビューで否定的な意見を記述した。だが、題材によってはそれもありかなと思うようになった。本作の場合、全体の流れからみるとグロテスクな映像という印象があまりなく、肯定的に受け止めた。  時折映る山々や雲の流れ・海流等、自然の息遣いが一層悲惨な状況を引き立たせる。暗闇の中で一転、サーチライトから始まる戦闘シーンは凄惨極まりない。戦争とはこういうものだと思う。ケイトウの花と人肉の対比は残酷な現実を映す。  惜しいかなリリー・フランキー以外の俳優陣は素人っぽさが目立つ。小声での会話は、極限状態における飢えや栄養不足、士気低下を背景にした表現だと思うが、リアルさにこだわり過ぎの印象で、あまり効果的な演出とは思わない。   何年か前に親類の年寄りから聞いた逸話を思い出す。戦争当時、関東地方のある都市でアメリカ軍の空襲に遭い、そばにいた人の上半身が吹っ飛んだという話だった。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2020-03-08 18:52:48)
94.  踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
 お台場の宣伝映画だね。サラリーマン社会における人間関係の可笑し味を描く緩さ、役所の縦割りに対する皮肉は前作同様。洋梨や亀田など小ネタが多いのも相変わらず。おまけに今作は、いい話にもっていこうとする思惑に加え、大上段に組織論まで盛り込んで踊ってます。  監視カメラを活用した捜査は現代社会の実態を反映するが、捜査側からの視点で見せられると某国の絶対監視社会をも想起させ、複雑な気分になる。  俳優陣ではいかりや長さんの枯れた味・乾いた芝居が気になった。誰彼なしに、馴れ馴れしく先輩風を吹かせる姿に不快感。すみれの手術中、取ってつけたような泣き芝居は全然感動せず。  かつてある新聞で、若き日のいかりや長介と芦田伸介を比較して、長さんの”動”に対する芦田伸介の”静”の熱演について論じた文章を読んだことがある。長さん演じる和久には年輪を重ねて醸し出される人間味が乏しく、「和久さん語録」は心に響かない。語録を聴いているうち、無性にL・V・クリーフ「ガンマン10か条」が恋しくなったよ。  ドリフの長さんは好きだけど和久さんには不満が残る。芦田伸介にはなれなかったなあ…………………なんてな。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2020-02-23 18:05:21)
95.  大脱獄(1970)
 悪い奴らを揃え、ユーモラスな展開の中にも風刺と人生訓を盛り込んだ娯楽作。  人間、とんとん拍子でうまくいくと思えば最後に落とし穴があったり、不満だらけの人生でも思わぬツキを呼ぶことがあったり、ラストの展開は意外性があり記憶に残る。  名匠と名優が組んで作った凡作とは思わない。むしろ肩の力を抜き、余裕をもって作った一品という印象。遠い日の少年が感じたその思いは今も変わらない。  丸メガネのカーク・ダグラスが印象的。断末魔のつぶやきは味わい深い………………訃報に接し合掌。
[映画館(字幕)] 6点(2020-02-09 15:54:42)
96.  キリング・フィールド 《ネタバレ》 
 カンボジア内戦の実相を捉えた臨場感・緊迫感が秀逸。ドキュメンタリー調の中にもドラマを織り込んでおり、戦争に巻き込まれた人々の苦悩がよくわかる。  大使館に避難する人々とプールで泳ぐ風景との鮮やかな落差。クメールが進攻してプノンペンに近づけばVIPはのうのうと車で逃げる。逃げ惑う人との対比はいつの世も変わらぬ権力者と弱者の関係。  後半1時間は新生カンボジアの過酷な実態を垣間見る思いだった。「解放者だと思ったら新たな弾圧者だった」・・・歴史は繰り返す。  プランの逃走時、墓標のような枯れ木群が現れ足元には白骨が・・・作品を象徴するシーンが主題を訴える。音楽は時に邪魔している。「イマジン」含め終盤の感動を誘う演出は、それまでの流れから脱線気味の印象。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-01-26 17:47:43)
97.  踊る大捜査線 THE MOVIE
 警察署を舞台にした群像劇で、「太陽にほえろ!」のアンチテーゼとして登場したテレビドラマの映画化。変な緩さは現実離れが目立ち素直に笑えないが、管理社会への風刺も交えたサラリーマン喜劇としてみればそこそこ楽しめる。  例の2本の映画へのオマージュ(?)はいただけない。流行のプロファイリングに便乗し、小泉今日子は不自然なパクリ演技の印象。そして、わざわざセリフで「天国と地獄」とはご親切。アジトが見つかるのも安易で、スモークボールの伏線ありきで作った印象。  終盤の、室井による青島の搬送から敬礼シーンまで、感動押し売りが鼻につく。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2020-01-12 11:54:03)
98.  手紙は憶えている 《ネタバレ》 
 社会派ロードムービーサスペンスと言う感じで、邦題は「Remember」をカタカナにしただけでもいい。  アウシュビッツの生き残りがマダラぼけの老人の記憶を操作しナチス兵士への復讐に成功する。だが、認知症患者が方々旅することが現実的に可能か疑問。  加害者の自覚がなければ復讐しても価値が薄いとマックスは思ったか。その執念たるや良し。一般的に、犯罪であれ戦争であれ加害者は忘れても被害者は忘れない。ラストのどんでん返しは面白かった。  世界の現状を見ると、「栄光への脱出」や「アイヒマン追跡作戦」等、ハリウッドのフィルターを通して観た頃の心象風景とはまるっきり違う風景になってしまった。故に、この復讐劇への共感は弱い。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-12-29 10:53:35)
99.  遥かなる大地へ
 “アメリカに向かうアイルランド移民の大河的な物語”というより中途半端な中河ドラマという感じ。  新大陸に上陸後の主人公の悪戦苦闘は、自由・自己責任というアメリカの価値観を体現(といってもあくまで白人側の視点で)。拳闘とランド・ラッシュのシーンは迫力満点だが、土地取り競争への問題意識を持たない描き方は物足りない。現実にあったことを直視することは大事だが、その背景にも触れた方が良かった。「シマロン」(1960年作)からアメリカン・ニューシネマを経て世情は変わっているのだから。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2019-12-15 11:00:58)
100.  情婦 《ネタバレ》 
 脚本が練れており、テンポ良く畳み掛ける法廷ミステリー。演出力と俳優の力で魅せる映画の見本のような作品。  皮肉屋の弁護士と口達者な看護師のやり取りは漫才調で、物語に極上のユーモアを織り交ぜている。階段昇降機、注射、ブランデーなど小道具の使い方も絶妙。  クリスチーネの一人二役を演じるディートリッヒの鮮やかな変身。私には何度観ても同一人物とは思えないのである。   ブログ移行等、多忙のため一時中断し久々のレビュー。やっぱりワイルダー映画は面白いわい。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2019-12-01 14:13:00)
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