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目隠シストさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2251
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/BM5HL61cMElwKbP
年齢 52歳
自己紹介 あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

2024.1.1


※映画とは関係ない個人メモ
2024年12月31日までにBMI22を目指すぞ!!

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1021.  ももドラ m o m o + d r a 《ネタバレ》 
これから書く事は映画の感想というより、ももクロファン(モノノフ)の独り言です。映画として観るべき部分はとくに見当たらない作品ですので、ファン以外の方はスルーで問題ありません。採点は、正常な判断がムリなので、放棄という意味の5点です。以下ちょっと長めの独り言…。ももクロ5人がそれぞれ主演を努めたエピソードのうち、有安主演の『コトダマ』だけが異色でした。恋愛青春ドラマ祭りの中で際立つホラーテイスト。それがそのまま、ももクロにおける有安のポジションを表しているようで興味深い。無邪気にじゃれ合う4人に対し、ちょっとだけ距離のある有安。いつもマイペース。そして誰より努力家。彼女の担当カラーは緑。“集団ヒーローモノ”における緑といえば、ご承知の通り脇キャラです。ゴレンジャーならミドレンジャー、ガッチャマンならみみずくの竜、プリキュア5なら(キリが無いので以下略)。『もっと事務所に推され隊』なる楽曲も存在するくらい、彼女は5人の中でもサブキャラクターとして認定されています。一般的には。ところが、歌唱力とダンスの実力は彼女がダントツなのです。歌手ももいろクローバーZの品質は、有安が維持していると言っても過言ではありません。そんな彼女は本作でただ一人“女優”でありました。上手いかどうかば別にしても、彼女の叫びは心に“刺さり”ました。これは表現者として一番大切なスキル。目立たぬ緑に秘められた可能性は、もしかしたらメンバーの誰よりも大きいのかもしれません。ちなみに自分は赤イチ推しの箱推しです。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2012-07-04 19:42:42)(良:1票)
1022.  ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える 《ネタバレ》 
飲酒系記憶喪失型謎解きミステリー的バカコメディ。今回は舞台をバンコクに移し、いつものトリオが例の如く“やらかして”くれます。前作が気に入った方なら、手堅く楽しめる定番スタイルの続編でした。個人的にはスチュのお相手が前作で既に結婚した(?笑?)彼女じゃなくて、ちょっとショックでしたが。他作品の感想でも繰り返し主張してきたところですが、コメディで重要なのは笑えるかどうか。これが全て。そういう意味では、少々行き過ぎた表現が散見されました。観客に引かれたらアウト。例えば指切断。本来はシャレでは済まない大惨事です。ところが、当人が後悔していないこと、真相写真のバカ加減で、腑に落ちてしまうのが素晴らしい。絶妙な匙加減でした。次は残された独身男、アランの番でしょうか。スチュに離婚をさせて、もう一回ってパターンもアリだと思います。次回も期待してますよ。
[DVD(字幕)] 6点(2012-07-01 21:04:37)(良:2票)
1023.  ファイナル・デッドブリッジ 《ネタバレ》 
シリーズ完結の体裁ですので(とは言いつつ続編がありそうな気もしますが苦笑)、シリーズ全体を含めた感想を述べたいと思います。基本コンセプトは“死に様博覧会”。悲壮感やリアリティを排除し、エンターテイメントに特化しています。痛いの、グロいの、仕掛けのアイデアに感心するもの等様々。悪趣味な趣向ではありますが、あくまで“不可抗力な事故”であるため、不快指数は低めに抑えられているのが特徴です。2作目に続き、本作では生還要件が示されていますが、真剣に捉えていたのは一人のみ。登場人物からは、「どうしても助かりたい!」という必死さが伝わってきません。それもそのはず。人は未確定なものに対して鈍感になれる生き物だから。寿命を縮めると分かっていても、飲酒やタバコを止められないのと同じ。姿を見せぬ死神の余命宣告は、医者のそれより効果が薄いのか。なかなか興味深いと思います。1作目に繋がるエンディングは確かに技ありだとは思いますが、無理矢理全員殺さなくてもいいんじゃないかと思いました。戦争モノ以外で、これほど命を軽く扱った映画も珍しいかと。
[DVD(字幕)] 6点(2012-06-28 19:29:43)(良:3票)
1024.  ミッション:8ミニッツ 《ネタバレ》 
(以下は私個人の解釈です。誤読ご容赦ください。)結末に戸惑いました。何が起きた?どういうこと?キスシーンで終幕ならば、すんなりと腑に落ちたのに。このような感想を持つのは、監督の仕掛けたミスリードにガッチリ嵌っている証拠。“これはタイムマシーンではない。過去は変えられない。”博士の説明には説得力がありました。米軍開発のプログラム。複雑な機械の数々。小難しい理論。オカルトよりサイエンスの方が受け入れ易い。“死者の記憶って何処に存在するの?”という至極当たり前の疑問が『権威』や『固定観念』の前に掻き消されてしまいます(これが水晶玉を持った老婆の説明だったら、観客は頷けたでしょうか)。そんな中、真実に気付いた者が一人だけいました。それが主人公。いや、正確には半信半疑といったところでしょうか。漠然とした違和感。それでも彼は目の前の大切な人を助けたかった。人生の残りが8分だから諦める?なら、いずれ死ぬ人の一生なんて最初から意味がない。彼精一杯の足掻きが、誰かの意思に従っていては辿り着けない真実を手繰り寄せます。爆破の起きなかった8分経過後の未来は、パラレルワールドではありません。現実世界における過去の上書き。生命維持を切るスイッチは、変更データのセーブボタンでした。死者の記憶干渉プログラムは、紛れもないタイムマシーンだったのです。それが証拠に、主人公は過去に飛ぶ最中、印象的なモニュメント(このフォルムにもメッセージが込められている!)を何度も目にしています。列車が無事到着した場合、2人が訪れるはずだった場所。主人公は能動的に、IFの未来をREALに変えたのです。素晴らしい感動がありました。さて此処で問題。スティーブンス大尉の魂は一体どうなるのでしょうか。ショーン教師の体を何時までも借りてはいられないでしょう。借り物は、持ち主に返さなくてはいけない。そう遠くない未来、彼女との別れが待っているはずです。モニュメントの前で「しばらくここに」。主人公の思いが切なく胸を締め付けます。本作はSFである以上に、人生賛歌の物語。チャレンジが道を切り開きます。「きっと上手くいく」憂鬱な月曜日をハッピーな1日に変えるのも、自分次第です。
[DVD(字幕)] 9点(2012-06-25 19:59:08)(良:3票)
1025.  ゴメンナサイ 《ネタバレ》 
(ネタバレあります。未見の方はご注意ください)読んだら死に至る恐怖の文章。呪術的なアプローチではなく、心理学的な説明を試みている部分には好感がもてました。感受性の豊かな子供には効くが、大人には効果が薄い。なるほど、なるほど。ところが後半は単なる呪いに変化。霊が殺しにやってくる。助かりたかったら他人を生贄にするしかないって、まんま『リング』じゃないですか。本作そのものが“呪いの映画”というオチは悪くないと思いますが、個人的にはオカルト方向へ逃げずに頑張って欲しいと思いました。主演はアイドルグループ『Buono!』の3人。TVバラエティで目にする“ももち”さんしか名前を知りませんが、彼女は嫌われ役を好演していたと思います。いや、別に演技は上手くないのかな。タレントとしてのキャラクターを、そのまま活かしていただけかもしれません。
[DVD(邦画)] 5点(2012-06-22 21:23:28)
1026.  エイリアン・ビキニの侵略 《ネタバレ》 
また“ふざけた邦題を付けたもんだ”と思いきや、英語原題にもBIKINIの文字が。誰も水着になっていないんですが、というツッコミはさて置き感想を。『スピーシーズ・種の起源』からインスパイアされた作品であろうことは疑う余地が無さそうですが、DVD特典の監督インタビューからは“完全オリジナル”とのスタンスが読み取れました。流石『リザレクション』を『マトリックス』とは無関係と言い切るお国柄。でもそんな事はどうでもいいです。面白ければ。実際本家のお色気エイリアンよりも、本作のモニカ嬢の方が好みでした。アジアンビューティーな大人の色香にメロメロでした。VS童貞くんというアイデアも素晴らしい。最後にホロリのSFコメディとして十分通用する設定だったと思います。ところが物語が進むにつれて、折角のコメディテイストが崩れてきます。少年誌の青春コメディを読んでいたつもりが、いつの間にやら『天使のはらわた』みたいな展開に。バイオレンスシーンのエゲつなさにドン引きでした。韓国映画はそのアクの強さが魅力と考えます。しかし本作は、それが裏目に出た気がしました。ホント、前半は凄く楽しめたのですが…。
[DVD(字幕)] 5点(2012-06-19 19:23:17)
1027.  コンテイジョン 《ネタバレ》 
リアルシミュレーション型ウィルスパニック映画。その性質上、いわゆる映画的な、劇的な展開は極力抑えた仕上がりとなっているのが特徴です。虚報に振り回され混乱する市民。悪化する治安。抗ウィルス薬が開発されてハッピーエンドではなく、むしろその先が本題でありました。ワクチンをいち早く手に入れるため、実力行使に出る者。情報操作で富を得ようとする者。人間の本性が暴かれます。例えばドクター・チーヴァー。彼は恋人を救うために機密情報を洩らしました。非難されるのは仕方がないこと。でも彼と同じ立場で、彼と同じ行動を取らぬ者がどれほどいるのか。生き延びたい。いや、大切な人を守りたい。その思いは誰も否定できないでしょう。チーヴァーが自らのワクチンを友人の子に譲ったのは、せめてもの罪滅ぼしでした。レオノーラ博士は、自らを拉致した中国人に情が移った様子。一体彼女は何をしたいのか。でも、良くも悪くも人間らしいと感じました。素晴らしい人物造型でした。研究者、市民、ジャーナリスト、各分野に主役級を配した豪華なキャスティングは、全ての人間が“当事者”である事を意味しています。何時起こるとも知れぬパンデミック。それぞれの立場で、各々の人間力を駆使し、人はウィルスの恐怖と立ち向かわざるを得ないのです。
[DVD(字幕)] 7点(2012-06-16 18:53:26)(良:3票)
1028.  テネイシャスD/運命のピックをさがせ! 《ネタバレ》 
やっぱりジャック・ブラックにはロックがよく似合う。『鬼に金棒』(又は子どもに棒きれ)あるいは、『猫にまたたび』(又は吉田類にホッピー)というべきか。JBがギターを持つと、しっくり来ます。カイル・ガスとのコンビネーションは流石だし、おバカ加減もイイ感じ。そして何より音楽が良かった。ミュージカルかと見紛う程、ふんだんに盛り込まれたロックンロールシーンは、どれもレベルが高く楽しめました。自分はリアルバンドの方の“テネイシャスD”の存在を知らずに映画を観ましたが、ノープロブレムでした。悪魔とのロック対決への持って行き方や、オチの付け方も上手いと思います。活き活きとしたJBを観られて満足しました。ただ劇中での大麻の扱い方だけは、どうにも受け入れ難い。カリフォルニア州は米国の中でも大麻に寛容な地区とのこと。現実に大麻は生活に入り込んでいるのかもしれないけど、アングラなものはひっそり扱って欲しいと思います。自分が監督だったら、マリファナの代わりに“緩衝材のエアクッション”を使うかな。あれでも結構トリップできますよ。勿論、悪魔の角は「無限ぷちぷち」で。
[映画館(字幕)] 6点(2012-06-13 19:39:19)
1029.  リセット(2010) 《ネタバレ》 
単なる破滅脚本の映画でない事は、物語のディテールをみれば分かります。緊張感が途切れぬ展開は一級サスペンスの証。それでもあのラストには愕然としました。最後に残ったジェームズ(黒人少年)とブリアナ(白人少女)がリセット後の世界のアダムとイブ?そんなバカな。自分の持ちうる教養で本作を読み解くことは不可能でした。そんなとき、頼りになるのが本サイトです。ワラをも縋る思いで先にご投稿されておりますレビュワー様の感想を拝読いたしましたが、中でも【海之松】様の慧眼には感服いたしました。ヒントも的確で素晴らしいです。もう一度見直してみたくなりました。
[DVD(字幕)] 7点(2012-06-10 19:31:49)
1030.  センター・オブ・ジ・アース(ブレンダン・フレイザー主演)
こういう映画を評価するのは大変難しい。「子供騙し」なのは間違いないのですが、傑作や名作だって「大人騙し」には違いない。ですから上手く子供を騙してくれるなら、それは子供にとって良い映画だと考えます。対象年齢はおそらく小学校低学年。多分イケる気がする。自分は大人なので採点は大人視点であることをお許しください。重苦しい作品を観た後の気分をリセットするには最適です。劇場3D鑑賞ならもう1~2点加算していると思います。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2012-06-07 20:07:50)
1031.  抜け忍〈OV〉
千葉誠治監督といえば、忍者映画。自分は『女忍・KUNOICH』『AVN・エイリアンVSニンジャ』を鑑賞済みですが、良くも悪くも印象はほとんど変わりません。脇役の顔ぶれもほぼ同じです。ですから、主演女優の出来の良し悪し(というより好みかどうかかな?)が、重要になってきます。本作の主演は肘井美佳。ご覧の通り美人女優です。可愛い顔をしてそつなくアクションをこなしていますし、千葉監督も気に入ったのか、くノ一役で重用している様子。メジャー系では『ハッピーフライト』で端役ながらも印象に残る演技をしていました。基本的に器用な女優さんなのでしょう。ユーティリティ女優として、これからも期待できそうです。本作については、もう少しアクションシーンが欲しかったと思いますが、美人には弱いので甘めの採点ということで。
[DVD(邦画)] 6点(2012-06-04 19:49:44)
1032.  ケータイ刑事 THE MOVIE 3 モーニング娘。救出大作戦! パンドラの箱の秘密
ちょっと観ない間に、ケータイ刑事も9代目まで来ましたか。自分は劇場版しか観ていないのですが、前2作と比較すると随分とパワーダウンした印象を受けました。一応シリーズのお約束は踏襲しているものの、ギャグは大人しいですし、ノリもイマイチ。製作者が楽しんで作っていないのかなと思いました。よほど主演女優のファンでない限り、観る必要は無いと思います。ところでパンドラの箱の秘密って何だったのでしょうか?
[DVD(邦画)] 3点(2012-05-31 19:56:10)
1033.  ラースと、その彼女 《ネタバレ》 
心を病んだ一人の男が、周りの人々のサポートを受け、徐々に回復していくまでを丁寧に描いたヒューマンドラマ。ラースの心の闇の正体。それは母親を亡くした事に対する自責の念でした。出産に対する恐怖。兄嫁の妊娠に、ラースの心は耐えられなかった。そこで彼が求めたのが、決して死ぬ事の無いラブドールでした。絶対的な“安心”がそこに在りました。ところが、周りの人々の優しさが、彼を気遣う思い遣りが、人形に命を吹き込んでいきます。ラースにとっては、ある意味想定外の出来事だったでしょう。洋服屋のショウウィンドウで働き、ボランティアに勤しむラブドール。操り人形は、いつしか彼の手を離れていきました。もはや人格を持った一人の女性。そんなビアンカの死は、彼女が人として生きてきた事の証です。そしてラースが人間の摂理を受け入れた事実を意味していました。彼女はラースの心を癒す使命を全うしたのです。寂しいけれど、希望に満ちたラストでありました。ラース役のライアン・ゴズリングはもとより、端役に至るまで上手い役者を揃えている本作ですが、MVPにはやはりビアンカちゃんを推したい。その画的なインパクトは絶大で、前半は彼女が映るたびに笑ってしまいました。ところが、物語が進むにつれて、本物のレディに見えてきたのが不思議。湖の辺で佇む2人。彼女の瞳から、その口元から、感情を読み取りました。それは観客(私自身)の想いが創り出した“彼女の心”だった気がします。ビアンカは人の心を映し出す“鏡”でした。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2012-05-28 19:23:58)(良:2票)
1034.  西遊記(2007)
悟空・悟浄・八戒のキャラ設定はバカ・クール・真面目。トリオとしてのバランスは悪くありませんが、三蔵を含めたカルテットで捉えると真面目が被ってしまいます。その点、夏目雅子のテレビドラマ版西遊記は、ボケ・ツッコミ・ぼんやり+真面目という完璧な布陣。しかもマチャアキと西田敏行という天性のコメディアン2人を揃えているのですから、面白くて当たり前。名作ドラマと比べるのは酷だと承知していますが、それにしても本作はつまらないです。悟空の熱血バカぶりは正直うっとおしいし、悟浄と八戒の存在感の薄さは致命的です。深津の演技プランは夏目の完全なコピー。面白味に欠けます。アクションは悪くありません。でも一つ一つが無駄に長い。一言で言うなら、香取の香取による香取のための西遊記。香取慎吾及びドラマ版のファンならば手堅く楽しめるでしょうが、そうでない方はちと辛いかと。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2012-05-25 23:16:21)(良:1票)
1035.  この愛のために撃て 《ネタバレ》 
『この愛のために撃て』って何を撃つ?バス停留所の看板を、ですか?この放題は正直ダサいと思います。でも愛とは本来ダサいもの。それに本作はフランス映画です。ちょっと気取ったカッコ悪さが、邦題と絶妙にマッチしていたと思いました。尺の短さにスピード感ある展開も相まって、観易い映画でありました。
[DVD(字幕)] 7点(2012-05-22 19:54:02)(良:1票)
1036.  クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁 《ネタバレ》 
いつもの公園で、“未来ごっこ”に興じる春日部防衛隊の面々。マサオくんは売れっ子の漫画家に、ネネちゃんは美人女優に、風間くんは一流企業の社長、ボーちゃんは発明家になりたいと夢を語ります。それぞれが大人の自分の姿をイメージする中、しんちゃんだけは子供のままでいたいと言いました。そんなしんちゃんが未来での冒険を通じ、『早く大人になりたい』と宣言するラストに、本作のメッセージが込められています。未来に希望を持て!大人っていいものだぞ!と。ただ、老いたひろしやみさえの姿にショックを受けたのも事実でした。男はハゲ、女は太る。それが自然の摂理。悲しむ事じゃない。でも、若さは宝だという事実も紛れもない真理です。若者はいいけど、年寄りは…。しかし、ひろしとみさえから、哀愁は感じられません。カツラやボディースーツで老いをギャグで笑い飛ばす余裕が、むしろカッコイイ。2人がしょぼくれていないのは、充実した日々を過ごしてきたからに外なりません。希望とは、言い換えれば未確定ということ。確定するのは自分自身。今、この瞬間、確定していく。子供たちよ、今を、生きろ。楽しく、笑いながら。それがキミの未来。ある意味、ドラえもん以上に自由度の高いクレしん映画。本作では“禁断の”キャラクターたちの将来の姿が描かれています。一応、隕石回避で本作の未来は回避されているものの、子供キャラの大人ビジュアルはあまり変わらないでしょう。とくに、我が道を行くであろうしんちゃんは。そういう意味で、大人しんちゃんの顔を見せない演出に、ファンへの配慮を感じました(ひまわりはイイ女になりましたね)。ところで、何故ボーちゃんロボ?久々にカンタムロボの活躍を見たかったので、そこはちょっと残念。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2012-05-19 21:29:07)
1037.  阪急電車 片道15分の奇跡 《ネタバレ》 
兵庫県のとあるローカル線を舞台にした、ちょっとイイ話。個々の登場人物とその人にまつわるエピソードを、無理なく絡めた脚本はお見事でした。大変観易かったです。また、ほんのり優しい気持ちになれました。舞台設定が絶妙だったと思います。田舎のローカル線では顔見知りばかりで本作の趣旨には沿いませんし、都会の満員電車の中では『それでもボクはやってない』的な歓迎しない奇跡の方が起きてしまいそうです。また「衣食足りて礼節を知る」ではありませんが、自分に余力が無いと他者を気遣う余裕は生まれ難いもの。今津線を利用している人たちの生活水準がある程度高くなくては、このような物語は紡げない気がしました。(実際はどうなのかな?)もっとも本作で言うところの『奇跡』とは、単に人と人との繋がりを指しているだけの事。人と人とが触れ合うこと。あなたの人生の一部に私が書き込まれること。気付かない小さな奇跡は、私たちの周りに溢れているのかもしれません(ちょっとキザでしたか)。
[DVD(邦画)] 6点(2012-05-16 19:10:44)(良:1票)
1038.  アイアン・ドアーズ 《ネタバレ》 
“殺すつもりならとっくに殺している”は常人の発想。脱出の希望を抱かせた挙句、あえなく餓死という最悪のシナリオも有り得たので、この結末ならハッピーエンドと言っていいのでしょう。本作で描かれている脱出ゲームもどきの拉致監禁は、中盤で主人公が口走った『異星人による実験』の可能性が高いと思われます。2人が目にした外の世界は、とても“この世のもの”とは思えぬ光景でした。さて、宇宙人はどういった意図で2人を誘拐し、またどのような実験を試みたのでしょう。説明は一切なく観客が想像を働かせるしか術はないのですが、おそらく極限状態における人間の生態観察が目的といったところでしょうか。殺し合いではなく、“共生”を選んだから彼らは解放されたのだと感じます。力を合わせて穴を掘る行為、子孫を残すための協力…。脱出劇としてもミステリーとしても面白味はありませんが、人種も違う、言葉も通じぬ“異性人”2人が、共に手を携える姿に、見るべき部分はあったと思います。最後に宇宙人へ文句を。鍵の場所が分かり難過ぎです。あれで気付けという方が無理。ほとんどの人間が、次のステップに進めませんよ。それに水くらい用意しておきましょう。水を摂取しなければ気力を奪う以前に、体力が削がれ行動が制限されてしまいます。『HUNGER』(2009・アメリカ)映画を観て、勉強するように。ていうか、二度とこんな実験はするなよ!
[DVD(字幕)] 5点(2012-05-13 20:59:14)
1039.  地球防衛ガールズ P9 《ネタバレ》 
久々の河崎監督作品鑑賞。テーマは『日本以外全部沈没』と同じく“反戦・平和”です。「正義は場所と立場で変わるものだ」と古谷(元ウルトラセブンのアマギ隊員)は言いました。それはテレパス星光子の登場シーンとも符号します。路地を入る度に姿を消す女。バーのシーンでは、片山陽加(AKB48)との距離がカット毎に変化します。視点を変えれば“あるはずのもの”が消えるということ。それは“正義”や“戦う意味”という言葉に置き換えられはしないか。自らの存在意義のため、侵略者を募集する地球防衛軍が殊更滑稽に見えてきます。キムタク風隊長と隊員たちの場面では、対面せず、視線も交わさぬ、奇妙な会話が展開されました。どこぞの国と国の外交も、こんな感じなのではないか。オールパチものぞろいのキャスティングも含めて、監督の明確な主張を感じずにはいられません。何時の間に、こんな力量を身につけたのか。Z級クソバカ映画テイストはそのままに、河崎映画は思いもよらぬ方向へと進化していました。まさしく駄菓子界のプリンス“うまい棒”のような映画。コレ、結構マジで褒めてます。驚天動地の7点進呈。
[DVD(邦画)] 7点(2012-05-10 19:51:53)
1040.  DRAGONBALL EVOLUTION 《ネタバレ》 
原作云々ではなく、一般のアクション娯楽作品として物足りないです。まずウリとなるはずのアクションのボリュームが全然足りていません。悟飯と悟空の綱渡り修行、パーティでの悟空の立ち回りくらいしか見所がありません。一番盛り上がらなくてはならないクライマックスの決戦のつまらなさといったら。それに大切な描写が抜けています。恐怖の大魔王ピッコロの凄さが描かれていない。最低限、街の一つも吹き飛ばさないといけないでしょう。悟空も恋愛にうつつを抜かす暇があるなら、修行に精を出せと言いたい。設定が頭に入っているからいいようなものの、原作を知らない人が観たら何が何だか分からないのではないかと。魔封波って?ドラゴンボールをピッコロが集める理由は?説明不足は否めません。アクションのアイデア自体は悪くなかったので残念です。
[DVD(字幕)] 3点(2012-05-07 22:08:52)
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