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トントさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1977
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 59歳

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1101.  ダイナー(1982) 《ネタバレ》 
これは素敵だった。舞台はヴォルチモア。あ~そういえば映画の題名にもなった土地だ。なんて思ってたら、やはり監督はバリーレヴィンソン!その映画は、この監督の「わが心のヴォルチモア」だ。ホント、素敵な映画だった。地元のヤンキーの青春モノという感じだ。都会には縁がなくとも、しっかり楽しい青春してて、そして地元の愛に守られて、大人になっていく、そんなしっとりした出来栄えの青春モノだ。酒場が舞台になるも、「セントエルモスファイアー」のような垢抜けたものではなく、どこにでもある24時間のファミレスみたいなとこだ。でもどこにでもある溜まり場が、どこにでも流れる音楽のようにその人の人生のかけがえのないものになる。ワルではあるが、常識のあるワルで、女性もそんな彼らを暖かく見守ってくれる。しまいにはストリッパーと踊ったりして、キャバレーがダンスホールになる場面は、思わず声を出してしまった!お嫁さんの顔を見せなかったり、都会から戻ってきた若者が何をしに都会に行ったのか、映画を見終わった後、ジワリと分かったりして、とても丁寧に創られた、幸せな映画だと思う。レヴィンソンは地元に帰って、地元のテレビの製作でもやったほうが、幸せで、却ってイイ作品残したんじゃないかと思いました。尊敬するレヴィンソン監督だからこそ、このような苦言をしましたです、ハイ。
[ビデオ(字幕)] 10点(2015-03-19 04:06:03)
1102.   《ネタバレ》 
2015年の今、さらに見直される、ヨーロッパとアジアを結ぶトルコ。そしてフセインの頃の惨劇クルド人問題。それらの舞台がこんなきれいな自然のある風土だったのかと、とにかく内容よりも異文化体験したことの驚きに目が行った。内容では、やはり過酷な歴史を背負った民族は、女性も弱さが露呈するのか。その驚きもあった。獄中からの監督指示で完成したこの映画。どこまで人間描写が正しいのかとの疑問もあるが、逞しく生きて行く人たちの力強さには、圧倒されるものがある。そして逞しいからこそ、厳しいモラルがそこにある。退廃した文化では太刀打ちできぬ、生き物としての強さがプンプンとするのだ。
[ビデオ(字幕)] 7点(2015-03-15 04:53:30)
1103.  出逢い 《ネタバレ》 
いや、意外!これは面白かった。アメリカ映画史上最大のはねっかえり娘、ジェーンフォンダが、こんなに素直な(それでもクレバーだったりするが)女性を演じるとは、驚きであった。馬と車のカーチェイスも初めて観たし、シドニーポラックがこんな素直な映画を創るとは・・いやはや。でも娯楽作品のような味付けでも、ちゃんと社会派に仕上がってるとこは、やはり職人技です。そういえば「大いなる勇者」もシドニーポラックなんですね。姉妹作品みたいな本作。どうりで・・。あまり映画に詳しくない人が、何か面白い映画ない?と言われたら、安心して奨められる一本。
[ビデオ(字幕)] 8点(2015-03-08 05:27:11)
1104.  ひとりぼっちの青春 《ネタバレ》 
人生の縮図のようなマラソンダンス。どこの世界もこうだろう。自分はリストラ競争に巻き込まれた自分を見てた。それにしてもシドニーポラックは「追憶」といい、男役に自分がないのが多いね、この作品も・・。ジェーンフォンダは何故、挫折したのか?そもそもがこのレースを人生ととらえるなら、パートナー選びが彼女は雑だ。ルールの壁の前で、単身いきり立つ。結局、反体制なだけなんだね。まさしくニューシネマ。そして彼女は自分があるようでいて、結局自分がないのだ。このマイケルサラザンがただの風来坊だったからか・・。ここにアメリカの男性の象徴的存在を見るのは穿った見方だろうか?ベトナムに反対できぬ国内の世論に、ジェーンフォンダを代表としたアメリカの女性たちの不満が描かれてるのかもしれない。シドニーポラックは、こういうの好きだね。女性受け狙った?
[ビデオ(字幕)] 9点(2015-03-08 03:04:41)
1105.  殺陣師段平(1962) 《ネタバレ》 
やはり黒澤明は見せ方を知ってる。ぐんぐん画面に引き込まれ、あっという間に段平に感情移入してしまう。女好きではある段平だが、そのチャーミングさに細かいことは許せてしまう。それは何より仕事バカだからだろう。最後は、死に際の布団の上まで仕事の立ち回りの話をして逝ってしまう。実の娘の複雑な心境。やはり黒澤さんは高度経済成長社会の人だなぁと思わされる。しかしそれにしても市川雷蔵の声がカッコよすぎるぞ!ホントに(笑)
[DVD(邦画)] 7点(2015-03-06 18:11:44)
1106.  三姉妹~雲南の子 《ネタバレ》 
やはりドキュメンタリーだったんですね。これでドラマがあったら、きれいなお姫様と王子様の話で幕を開けた映画文化の一つの完成形だろうなと思って、観てたのですが・・。 その意味でチャンイーモウのこれと似た感じの映画「あの子を探して」「初恋のきた道」は映画史に記録されるものなのかもしれない。この映画は、字幕の人の感性だろうか?子どもたちの口から出てくる言葉のやさしさに涙がこぼれる。忘れてたものを思い出させてくれた。都会の幼稚園にこんな風景あるのだろうか?宮崎駿のスタジオジブリの幼稚園はどんなのだろう?自分は小さな頃の友だちに会いたくなった。今ほどきれいでない住環境で育った頃の皆は、今どうしてるだろう?話すことの絶えなかった小学校の自習時間。今の子にあんな時間はあるのだろうか?理想である。ネットを使う都会の子と、自然の中で育った子らが、お互い分かりあって、お互い嫌うことなく、そこにいてもいいという世界が来たら、それは世界が一つになったということだ。でも金持ち連中が怯えるかのように、同じような仲間だけで交流して、そこに周りから浮いた空間で、育ち生きて行こうとしてる、今の世界じゃ難しいかもしれない。もう一つ思ったのが、世界に日本の文化が広がるという評論家もいるが、この人たちが日本の会社にいたら、すぐ辞めるだろうな。そしてこういう人たちは損をするんだろうな・・。少し寂しいが、そう思った。
[DVD(字幕)] 10点(2015-03-06 17:38:22)
1107.  シャドウワールド 《ネタバレ》 
これって天使、堕天使に学ラン着せたら、“クローズzero”の世界だよ~!でも深い? 
[DVD(字幕)] 7点(2015-02-27 23:26:13)
1108.  ニシノユキヒコの恋と冒険 《ネタバレ》 
好きな感じの映画。井口監督の「犬猫」は、大のお気に入りなのだが、そのテイストをここで如何なく発揮。「セックス」は人物を遠回しに撮っているような感じで、感情移入しづらかった。残念に思ってたが、井口節健在という感じで嬉しかった。女の子の恋する「男」は決して無気になって怒ったり、うろたえたりしない、まるで天使のような理想の存在。でも女性は気づく。それでは子どもを産めないし、育てられない。かくして女性には「男」を父にすべく、戦う覚悟の瞬間が来る。それが愛なのだ。この主人公の女子中学生は恋する「男」と一緒になれない悲しさに涙する。若くて切ない気持ちを大事にこの映画は、そっとすくう。まさしく女性映画の決定版!井口監督は、どんどんこのテイストで映画を創り続けてほしい!!
[DVD(邦画)] 8点(2015-02-26 09:26:06)(良:1票)
1109.  そこのみにて光輝く 《ネタバレ》 
まるで韓国映画のような世界観。繊細な日本人にこんな現実はあるのだろうか?千夏が発狂しないのが不思議だ。自分がボロボロになっても、自分の身内を慰めようとする千夏はまるでマグダラのマリアのよう。最後の朝日が、まるで宗教画のように綺麗だ。
[DVD(邦画)] 7点(2015-02-26 06:58:27)
1110.   《ネタバレ》 
ベルイマンの映画の味は、女性に対する恐れから来ている。自分の大事な女性が、傷つけられたりしないか?浮気したりしないか?彼の作品は、そこから出発して、創られた物語が多い気がする。この話も、戦時下において妻が浮気するとこから、夫の醜さを描いていく。う~ん、彼の映画の独特さは分かるのだけど、果たして気をもむ彼の心を差し置いて、当の女性たちはどう評価するか?厳しい気もする。ウディアレンは彼の映画を観て、自分の映画にコンプレックスを感じるらしい。案外、似た者同士かもね(笑)
[DVD(字幕)] 7点(2015-02-14 21:21:02)
1111.  シテール島への船出 《ネタバレ》 
アンゲロプロスは、現実の場所に寓話性を見出し、それを見事に映画化してしまう、凄い監督。先に「こうのとり」を観たが、あそこでも、国境の川を見事に政治映画にしてしまう、その手腕は見事。ここでも港湾にその感性を発揮。どこの国にも、困った人というのはいるもので、この映画は、このお爺ちゃんがそう。生まれが難民だったと劇中、説明があるが、その根なしぶりは、革命活動中にも3人の子どもをつくってしまうところにもうかがわれる。結局、こういう人は、地域にも警察にも国にも、困った人で、挙句の果てには、「国際区」という海に浮かぶ小さな箱みたいなとこに押しやられる。こういうのが実際、あるかどうかはともかく、これが非常に寓話性に満ちてて、映画的に面白い。アンゲロプロスの対談を読んだが、役者に無理な注文したり、嫌なジジィという感を受けたが、案外、この監督の目には、世の中、詩情たっぷりで、楽しい世界に映ってるのかもしれない。見事な政治映画を創る手腕は、もっと乱世の世に発揮されたほうが評価高まったかもしれない。ここにはクリストッツァの「アンダーグラウンド」のような怒りは、感じられなかった。静かな、幸福な映画だった。これも。
[DVD(字幕)] 8点(2015-02-12 00:11:27)
1112.  美しき冒険旅行 《ネタバレ》 
見応えがあった。現地人には白人はどう映っていただろうか?WALKABOUTをしていない人間なのに文明の利器で大きな顔をする人間たち、それが白人だ。案外、現地人には軽く見られていたのではないか?白人視点から行くと、「下」に思える現地人だが・・。この現地人の青年は、案外ひ弱な白人女性に思いっきり、大きな気持ちで求愛したのかもしれない。しかしつれなくされる。実際、ふられた現地人が自殺することがあったのか、どうか。自殺という行動も西洋的な発想だからだ。しかし、ニコラスローグを見直した。「錆びた黄金」でウンザリする映像を見せつけられたので、この映画も悪趣味なのだろうか?と警戒して鑑賞していたのだが、さすが名作と言われてる作品だけある。面白かった。しかし、どうよ?って気になったのが、どんな女性もあの現地人と結ばれることは選択しないのかどうか?あるいは女性によっては、現地化を幸せととらえて、一緒になるというケースもあるのではないか?そんな設定を真面目に撮った映画も、観てみたいネ。
[DVD(字幕)] 7点(2015-02-10 01:49:16)
1113.  パラダイスの夕暮れ 《ネタバレ》 
カウリスマキの作品は他人事ではない。リストラ、無職、そういう状況が常に隣にあって、その中でも人間性を失わずに生きていく、そんなささやかだが強い人たちを描いている。これは初期の作品だが、常連の役者さんはもうこの時に出演している。日本も戦後、そしてこれから迎えるだろう状況の中で、彼らのように強く生きていけるだろうか?
[DVD(字幕)] 7点(2015-02-08 23:45:43)
1114.  アルティメット 《ネタバレ》 
い~ですねぇ。リュックベッソンの警察不信はすごいね。とにかく悪党が上にいるってことから外れない。さらに武道アクションの凄さに加えて、「ヤマカシ」の超人アクション。観終わった後の爽快感が気持ちいい。
[DVD(字幕)] 7点(2015-02-08 22:00:29)
1115.  こうのとり、たちずさんで 《ネタバレ》 
素晴らしい。政治映画は(ドキュメンタリーを除いて)アメリカとかでもよく創られるが、ここまで魂にひびく映画はそんなにないと思う。正義感より詩情に訴えた映画のほうが観終わった後、心に来るものが大きいと思う。しかし、あまりに感動し、アンゲロプロスの本を読んだら、彼の撮影中の役者の接し方があまりにも厳しいので(嫌なジジィだなぁと思うくらい)、やはりこれだけの映画を創る現場は、凄いものだと思いました。彼がいなくなった今、これから彼のような作家が出てくるだろうかと心配になった。何度も観たい映画。DVDが欲しい・・。
[DVD(字幕)] 9点(2015-02-05 11:03:50)
1116.  GODZILLA ゴジラ(2014) 《ネタバレ》 
最後まで、人間目線の映像だったので、良かった。でも東日本の日本を茶化されたような気がして、ちょっと不愉快なとこも・・。夜のシーンが多くて、何がどうなったか、分からなかったが、戦争の兵士からすると、戦場もこんな感じなのだろう。ある意味、すごくリアルに創られた、対怪獣の戦争映画。
[DVD(字幕)] 7点(2015-02-05 10:52:06)
1117.  ブルージャスミン 《ネタバレ》 
ジャスミンのセレブ時代の高いプライドが、ちらほら見えるところが面白い。もっともセレブ時代は、彼女だけがセレブと思っていただけの、幻想みたいなものだったが・・。旦那が悪だったから、周囲もそれほど手厳しくはないが、彼女はセレブ時代を取り戻そうと、新しい政治家の彼を見つけるのだが、元夫の不正と言い、スキャンダルを持つ彼女は別れさせられてしまう。ホントは、この手の映画は、セレブ時代の変なプライドを捨てたとき、周囲の人間の暖かさに気づき、普通の男性と落ち着くというのがパターンではあるが、ウッディアレンの手にかかると、彼女がズタズタになって終わるという結末。映画としては彼女に幸せになってほしいのだけど、アレン風の味付けだろうか・・。
[DVD(字幕)] 7点(2015-01-31 08:41:41)
1118.  火宅の人 《ネタバレ》 
どうでもいい話。バカにつける薬はない。それが改めて分かった。でも自分のことをベラベラ喋って、金に困らないとこだけが、凄いと思った。
[ビデオ(邦画)] 5点(2015-01-22 11:31:07)
1119.  フライト・ゲーム 《ネタバレ》 
いや~久々の興奮!こんな映画ですよ!私が観たかったのは!!飛行機モンは「大空港」「エアポート」「乱気流」シリーズ「ダイハード2」とハリウッドの十八番だけど、最近のはいいねぇ。デンゼルの「フライト」も良かった。これは推理モンも加えて、もう2時間緊張しっぱなし。これはクリスティばりのどんでん返しを狙ってるか、あるいは主人公の狂乱っぷりを見せる「ジェイコブスラダー」のひねりか、と思ってたら、乗客が一気に仲間になって、古きアメリカ映画のようなノリを見せてからが、自分は楽しかった。どんでん返しではなく、正統派な(変な表現だが)犯人で、しかも軍人。う~ん、何かツッコミどころ満載な気もするが、充分満足な気持ちになった。ジョディの「フライトプラン」は設定が面白かったけど、消化不良で不満が残ったが、この映画は満点に近い!それにしても「96時間」以来のリーアムニーソンのアクションはもう慣れっこで、「エクスペンタブルズ」の一員になる日は近いのではないだろうか?いやぁ!面白かったなぁ!うん。やっぱヒーローもんって元気でるねぇ。オバマさんの強くないアメリカが、最近のイメージだけど、やっぱこんなん観ると、アメリカについていきたくなるもんねぇ。ふふふ。無責任な感想だが(笑)
[DVD(字幕)] 8点(2015-01-19 02:20:12)
1120.  もうひとりの息子 《ネタバレ》 
これは是枝監督の「そして父になる」と見比べると、興味深い。「そして」は福山雅治演じる父親の成長譚だった。一方、こちらは、子どもたちが二つの家族の間を交流し、そして人間的にまた大きくなるという内容だった。しかも子どもを間違えた二つの家族には、パレスチナなどの民族問題が混じり、とても政治的に表現が難しいだろう内容なのに、この映画では、子どもたちがそんな問題お構いなしに、二つの家族の中で、ドンドン自分から交流し、この家族が結びつくという話だった。これを見て、自分は日本の若者だったら、どうだったろう?などと考えた。もっと悩み、暴れて、ひどいときは犯罪まで犯しそうなほど、弱い。日本の映画だったら、間違いなくそういう内容になるだろう。現実はともかく。中東はアイデンティティが骨太だ。日本は組織では強いが、個となると、弱いのかなぁ?などと感じた。
[DVD(字幕)] 8点(2015-01-18 14:34:12)
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