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あろえりーなさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 4669
性別 男性
年齢 41歳

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1121.  エリジウム 《ネタバレ》 
数十年前の宇宙開発計画においては、スペースコロニーも真剣に語られていましたよね。このエリジウムってのはまさにスペースコロニーそのものなんですが、漆黒の宇宙に緑の大地が円形に広がるその風景、スーパーハイテクとネイチャーの融合、そして地球をバックにした宇宙に浮かぶコロニーの画など、SF好きにとってはそういうヴィジュアルを最新のCGで見せてくれるだけでも凄く満足しちゃうものがあるわけです。ただ、設定に無理矢理感を感じるのもまた事実で、要はもの凄い格差社会の比喩なわけだけど、この思いついた設定をリアルに考えるとどうしても粗を感じざるを得ない、という。エリジウムに船が近づいたら、地球上から手持ちミサイルみたいなのを撃って狙撃しようとするとか、それでいて不審船もまたやすやすとコロニー内に着陸出来ちゃうし、エリジウムの防衛システムってちゃんと機能してるの?て凄く疑問に思うわけです。どんな病気も一瞬で治すあのカプセルも地上に一台置いとけば、ああやって非居住者が次々やってきてエリジウムが脅かされることもないのでは?それから社長のおっさんの脳内から盗んだデータで全ての人をエリジウム市民に出来るとか、凄く大味な設定だなぁなんて思いながら見てたのですが、まぁとにかく埃っぽい地球の映像は前作の「第9地区」によく似ているのですが、内容的に大味薄味な感じがして、前作ほどの面白さはなかったかなと。作り込まれたヴィジュアルに6点献上。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-02-07 01:05:26)
1122.  飛びだす 悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲 《ネタバレ》 
悪魔のいけにえは昔見たと思うのですが、正直あんまり覚えてないです。そんな状態での鑑賞ですが、ほぼ知識無しでも何の問題もなく見れる内容になってました。何一つ難しいところなどない、実に平易なストーリー。グロシーンも、まぁ最近のスプラッター映画はどれも過激なもの多いですから、比較して特段凄かったというわけでもありません。でも3Dで鑑賞するのはちょっと嫌かも、、、(笑)。本作が他のスプラッターと違うのは、途中で敵と味方が入れ替わる展開ですね。レザーフェイスなんて勧善懲悪だと思ってたのに、むしろ彼は被害者。そしてより酷く残忍なのは街の人間というね。この転換はなかなか新鮮で良かったと思います。主役のヘザーちゃん。スタイル良くてヘソ出しファッションなんて見せてくれるし、可愛らしい顔してるな~と思っていたら、その中盤の反転からガラッと顔つきが変わるわけですね。ひでぇ奴らに復讐する人の顔になる。彼女の熱演もまた見どころの一つでありました。
[DVD(字幕)] 6点(2014-02-06 21:29:56)(良:1票)
1123.  人生、いろどり 《ネタバレ》 
恥ずかしながら、「はっぱビジネス」というこの実話を本作で初めて知りました。誰も見向きもしなかった、ゴミと罵られたただの葉っぱを年商2億円の商品にまで成長させた、そのサクセスストーリーに素直に関心。そんであのお父さんは、最初葉っぱビジネスを馬鹿にして、自分はウナギで成功させるって息巻いていたのが、まったく逆の立場になっちゃうわけですね、それがなんだかウサギと亀みたいな感じでこれまた面白い。お父さんも、それから中尾ミエが演じてた役も、最初は変なプライドがあって、それで周囲と亀裂が生じてたけど、そのプライドがなくなって打ち解けることでみんなに幸せが訪れてる。そういう人間成長が凄く共感出来る。高齢化の時代だからこそ、その高齢者の力がどんどん必要になってくる。そういう中で、本作は素晴らしい道しるべを示してくれていると思う。とてもいい映画です。
[DVD(邦画)] 7点(2014-02-06 00:51:28)
1124.  アップサイドダウン 重力の恋人 《ネタバレ》 
確かに、シチュエーション自体はラブストーリーの定番ではあるんですよね。いわゆる「ロミオとジュリエット」と同じで、住む世界が違う二人が、その垣根を愛の力で乗り越えようとする話。ただ本作は、上の世界と下の世界という、これまでにない状況設定を作り上げていて、それが目に楽しく面白いです。この二人の前には、それぞれ上下に住んでいて下の物質は上に長くいられないという、物質的な壁があり、そしてまた下の人と上の人は互いにかかわってはいけないという人的な壁があり。そういう分け隔てを、愛の力でなんとかしてやろうという、そういう展開なわけです。さかさまの人同士で話し合ったり、ドアが上下違うところを追っかけっこしたり、なんだかエッシャーの騙し絵を見ているような不思議な感覚になります。どうやって撮影したんだろうと気になりますね。上の世界の海に飛び込んで靴を脱いで、そのまま下の海に落下するシーンとか凄く好きですけど、特に素晴らしかったのは空中に浮かびながら二人で抱擁しあうシーンですかね。素晴らしく美しかったですねえ。愛の映像化ってな感じで。なんだかぐっときちゃいました。アダムは笑顔がチャーミングで、まさにはまり役だな~と思ったんですが、対してキルステン・ダンストはちょっとおばちゃんかなという気もしました。
[DVD(字幕)] 7点(2014-02-04 18:51:54)(良:1票)
1125.  マニアック(2012) 《ネタバレ》 
映像的にそれほど派手さはないのですが、とても計算されて緻密に作られているんだろうなというのがわかるわけです。終始、一人称視点で展開される映像。時折、イライジャ・ウッド自身が鏡に映ることでこの視点が主人公本人であることを強く印象づけるわけですが、そういうシーンはたぶん別撮りしたイライジャの映像をはめ込んだりしているんだと思います。そんである点はぼかしてみたりして、巧い具合に一体化させている。なかなかの苦労がみられるわけですが、それだけの苦労をもってして本作の主人公の気持ちに観客がアイデンティフィケーション出来るかというと微妙なところ。幼少期のトラウマのせいでマネキンしか愛せなくなった。そこまではまぁわからんでもないのですが、なぜ彼は頭皮を剥がしてマネキンにかぶせるのだろう。髪は女の命と言いますが、やっぱりその髪の毛だけはどうしても生身の女性からもってこないと興奮出来ないのでしょうか?謎であります。ジャンル的にはホラーに分類されてますが、別に怖くはありません。映像的にグロさが売りみたいになってますが、頭皮シーンもたいがいぼかされてるし、ラストのシーンも暗くてはっきり見えてないのでこれもたいしたことはありません。映像の地味な作り込みとイライジャの怪演、病んじゃった主人公の美しくも悲しい内面世界を堪能してあげましょう、というそういう作品。
[DVD(字幕)] 6点(2014-02-04 01:49:19)
1126.  古都(1963) 《ネタバレ》 
音楽、映像、演技、それぞれが特筆すべき素晴らしさだったと思いますね。音楽は武満徹さんが担当とのことですが、聞いていると和楽器と、それからプリペアード・ピアノを使ってるんじゃないかな?と思うのですが、ミュジーク・コンクレート的な響きを醸し出してるんですよね。それで、和楽器使ってるから当然京都の風景に合うわけですけども、同時に例えば千恵子と苗子がお祭りで出会うシーンとかの心情を見事に表現しているわけですね。衝撃感のようなもの。そしてまた劇中で自分の幻といった台詞もありますけど、なんかドッペルゲンガー的な不思議感、このお話にはそういう要素もあると思うのですが、そういう不思議感も喚起させる響きなんですよね。いや本当に見事だなと。そして映像。いわゆる京都らしい風景、場所をひとつひとつ美しく切り取り、実に丁寧に作られているなというのがわかるわけです。セットでの撮影も全然違和感なく、常にお顔を綺麗に照らした照明でね。まぁこの丁寧感というのも、一人二役を一つの画面に入れたりモンタージュで繋げてそう見せたりしているので、普通の映画以上により緻密に作らなければいけなかったのかもしれませんが、この時代にこういう映画のマジックを披露しているってところでもう感動しちゃうんですよね。昔の邦画のレベルは高かったんだなって。そして二役を演じた岩下志麻さん。彼女は艶やかさと可愛らしさを兼ね備えたとても美人な方だったんだなと。メイクによるところもあるのですが、喋り方や声色なんかも微妙に違っていて、ほんとに巧く演じ分けてるんですよね。千恵子と苗子の身分的な違い、問屋と織元の関係、昔の人の芯の強さなど、色々と思いを馳せるところが多かったです。
[DVD(邦画)] 8点(2014-02-03 22:31:25)
1127.  血と怒りの河 《ネタバレ》 
冒頭、これはマカロニ・ウエスタンなのかなと思ったら、英語喋ってるし風景はアメリカ大陸なので、あ、アメリカ映画なんだ~ってわかったのですが、でも西部劇らしい街並みが登場するわけでもないので、マカロニウエスタンとも普通の西部劇とも違う、終始独特な雰囲気の作品だなと感じた次第です。主人公のブルーは寡黙な男なので、彼の心境は見えにくく、全体的にすっきりしない作風ではあります(ラストも死んだのか生還したのか不明)。でもこれは、彼のおかれた境遇、心境を表したものなのでしょう。アメリカ人とメキシコ人の狭間で、盗賊と普通の人との狭間で、常に揺れ動く。でも男たるもの、すぱっと生き方を決めなきゃいけない。オルテガは実の父ではないものの、ここで描かれているのは、一般的な父と息子の関係、自分の考えを引き継がせようとする父と反抗する息子みたいな、そういうものの比喩だなという気がします。
[DVD(字幕)] 6点(2014-02-03 17:01:52)
1128.  不安の種 《ネタバレ》 
原作は読んだことないのでわかりませんが、感想としては「ホラーというより、シュールなコメディ映画?」って感じでしょうか。いや、怖くないわけではないんです。縦目の気色悪い顔とか半分になっちゃった男性とか映像的に嫌悪感を醸し出していたと思うのですが、バーン!ていうやかましい音で驚かすという古典的手法に頼りすぎかなと。そんで「不安の種」が逐一シュールで、ホラーからひっくり返ってコメディに変貌してるように感じる。特にSキャラになる女の子とかそうでしょ。まぁ、貞子的なものに頼らず、新しいホラーを形成しようという心意気は買いたいですが。
[DVD(邦画)] 5点(2014-02-01 21:07:07)
1129.  ムービー43 《ネタバレ》 
う~んと、正直嫌いじゃないです(笑)。一言で言えば、最高の食材を取り揃えて最低の料理を作りました、みたいな。ほんと、名だたるハリウッドスターが総出演しているわけですが、なぜこんな作品に?疑問は深まるばかりです(笑)。最後の悪猫とか、とある林檎メーカーを模した女体型プレーヤーとか、ウ○チ我慢してた男性が車にひかれてフロントガラスにぶちまけるシーンとかどれも素晴らしかったのですが、やっぱり最初のノドチン男でしょう。あれは反則です。もうずっと爆笑しちゃいました。あんな役やっちゃうヒュー・ジャックマンは、ほんとええ人やわ。
[DVD(字幕)] 7点(2014-02-01 16:04:26)
1130.  オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主 《ネタバレ》 
スティーブン・ソマーズの映画ってあんまり得意じゃないのですが、この作品はそれなりに楽しめましたね。これまでと違い、間違いなく予算がないんだと思うのですが、ウィレム・デフォー以外は知らない役者ばかりで、悪霊のシーンとか終盤の爆弾積んだ車を転落させるシーンとか、いかにもCG臭い映像になってるのですが、それでも低予算なりに独自性のある映画を作ってやろう、という心意気のようなものは伝わってきます。ストーリーはよくあるサスペンス映画の定番運びで、主人公が逐一台詞で説明して進行する感じなのであんまり面白味はありません。そんなわけで、あぁその人たちが犯人なのね~これでめでたしめでたし、なんて思いながら見てたのですが、それ故にラストの展開は予想外で、いい意味での驚きと切なさがずっしりきましたね。あ~、そうきたかぁ~、と。あの終わり方だと、続編を考えてるのかな?なんにせよ、主人公の彼には立ち直って、また人々を元気に救ってほしいものです。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-01-31 22:50:28)
1131.  コマンチェロ 《ネタバレ》 
なかなか面白かったですねぇ。ここ最近、西部劇を立て続けに鑑賞しているのですが、やはりジョン・ウェインの存在感は目をひくものがあり、さすがスターだなと感じさせます。ヒロインがまた美人さんですねぇ。あんな美人さんに命を救われたり誘われたりしたら、そりゃ色男でなくとも二つ返事で従っちゃいますよ、ええ。本作のアクションシーンはなかなか疾走感があり、コマンチェロやコマンチ族との闘いは西部劇ならではの醍醐味がありました。でもなにより見どころなのは、やっぱりカッター大尉と賭博師の友情でしょうか。元々は捕まえる側と捕まえられる側の関係だった二人が、ひょんなことから共に力を合わせて戦う仲になる。それがなんだか、見ていて微笑ましく感じる次第です。素直なハッピーエンドも実に爽快。清々しい気分になれる良作であります。
[DVD(字幕)] 7点(2014-01-31 19:25:49)
1132.  捨て犬マッカムの大冒険 《ネタバレ》 
タイ映画だと知らずに見たのですが、そのレベルの高さに脱帽致しました。いや、映像のレベルがというより、しっかりと教え込まれたワンちゃん達の技能レベル高さに、であります。見た感じ、CGとか全然使ってなくて、いずれも実写のワンちゃん達が身体を張って演技してる模様。特に主役のマッカムは、いかにも利口そうな顔してますね~。顔で見事に演じるわんこ。タイの犬恐るべし。一番笑えたシーンは、2匹の犬が二本足で立って身を隠してて、「黙ってて!」って前足でお願いするも影でバレてる微笑ましいシーンでしょうか。
[DVD(吹替)] 7点(2014-01-30 22:52:48)
1133.  サンダーパンツ! 《ネタバレ》 
最初から最後まで、屁こきネタ一本で貫き通しております。 まぁ自分は嫌いじゃないのでところどころ笑えたんですが、 屁ネタで笑えない人にはまったく受け付けない作品でしょう。 そんなことより驚いたのは、劇中にキーラ・ナイトレイが出てきたことです。 しかも1カット。ちょい役にもほどがある。 なんでこんなお馬鹿映画にカメオ出演したんだろう、とそればかり気になっちゃいました。
[DVD(字幕)] 5点(2014-01-30 17:43:57)
1134.  バーバリアン怪奇映画特殊音響効果製作所 《ネタバレ》 
イギリス人サウンドエンジニアのおっさんが 異国イタリアでホラー映画を扱うことになるという筋書き。 たぶん、それまで大人しい映画ばかり担当してきたのでしょう おっさんはホラー映画の音作りをしていて だんだんと気が変になっていきます。 しかも製作陣たちが妙な奴らばかり。 これはイギリス人から見たイタリア人を ある意味茶化しているのかな、と思うのですが、 まぁとにかく地味で大人しいおっさんが、 気質の荒いイタリア人たちに囲まれ、慣れない ホラー映画の音作りをしているうちにだんだんと心が 浸食していく、というそういう話しなのですが、 すごく地味でそれでいてアートっぽく描いてるので、 刺激を求める方にはまことに物足りない映画なのです。 「え?なに、これで終わりなの?」見終わった正直な感想。 カルト的秀作を目指したのかもしれませんが、 どうにも消化不良でした。とにかく、イタリア女性は 気難しいのだな、ということだけ印象に残った次第です。
[DVD(字幕)] 4点(2014-01-29 01:38:01)
1135.  ロスト・ボディ(2012) 《ネタバレ》 
スペイン産のサスペンス映画やホラー映画は 質の高いものが多いですね。本作も、 シナリオの完成度の高さに唸らされた次第です。 殺害したはずの嫁の死体がこつ然と消え、 周りでは不思議なことが次々と起こる。 嫁は実は死んでいないのでは。そして自分に 復讐しているのでは。主人公は翻弄される。 という風に、嫁陣営&主人公と恋人陣営という感じに 図式が出来るわけです。そこに警察が加わってくる。 この主人公も、浮気癖のある男ならついつい肩入れ してしまうようななり抜きなので、自分もすぐ彼に 感情移入してしまいました(笑)。 終盤には、恋人はお前の妄想なんだと刑事に告げられる。 あ~、最近よくあるタイプの妄想オチなのね、と思い 観ていると、なんと最後にもの凄いどんでん返しが。 これには唸らされましたね~。なるほどそうきたか、と。 こういうストーリーには、無理矢理すぎて話しが破綻して いたりするものも多いですが、本作は完全に つじつまが合ってます。 見事なまでの復讐劇。そして完全犯罪。
[DVD(字幕)] 7点(2014-01-28 23:01:39)(良:1票)
1136.  中学生円山 《ネタバレ》 
自分のチ○コを舐めようとするのは思春期の男子なら誰しもが思うこと、みたいな台詞がありましたが、、、、少なくとも自分はそんなこと思ったことありませんよ!(笑)。本作は、そのストーリーから察するに「妄想の素晴らしさ」そして「妄想の必要性」を訴える、そういう妄想賛美の作品なんだろうなと感じました。つまり妄想というものが、この現実をより面白く、より楽しいものにすることが出来るし、逆に妄想の世界だけに収めることによって、よくないことを現実に起こさせなくさせるものなんですよっていう。だから、いかにその妄想がくだらないものであろうが、人がきいたらバカにしそうなものであろうが、それは純粋に素晴らしいものなんですよって、そういうメッセージと受け取りました。で、なにが現実なのかそれとも妄想なのかわからないシーンも多々あり、それ故に「先が読めないストーリー」で、またある意味で「ずるい」なぁとも思うのですが、でもじいちゃんがヘビメタ披露したりベビーカーが兵器になったり、その「突飛性」がただただ単純に楽しかったことは事実なので、娯楽作品としては本当によく出来ていた、と素直に評価したいです。
[ブルーレイ(邦画)] 6点(2014-01-27 23:18:21)
1137.  蛇娘と白髪魔 《ネタバレ》 
モノクロ映画なんですけど、これは モノクロじゃなきゃ駄目!っていうタイプの ホラー映画だと思います。 もしカラーだったら、この独特の雰囲気は出せないし、 お手製のお面や腕がカラーだったらあまりにチャチい 映像になってたことでしょう。 モノクロという非現実の映像世界が、そういうチャチさを 打ち消してくれているわけです。 自分はさすがに大人なのでたいして怖くもなかったのですが、 もし子供の頃に観たら結構怖かったんじゃないかな。 ストーリーは簡単なミステリー仕立てになっていて、 蛇娘は本当に蛇なのか、そして白髪魔の正体とは、、、 という謎解き展開になっております。 本作で印象的だったのは、主人公小百合ちゃんの 可愛らしい笑顔、若いときの平泉征、タクシー運転手役で カメオ出演してたかずおちゃんご本人でしょうか。
[DVD(邦画)] 6点(2014-01-27 16:56:00)
1138.  ワーロック(1959) 《ネタバレ》 
なかなかこれ、複雑なストーリーだなと感じましたね。簡単な勧善懲悪ではなくて、敵の人も筋を通す人がいたり、見方だと思ってた人が暴走していったり。一筋縄ではいかない人たちばかりだからこそ、筋を通すとか、正々堂々とか、法の精神とか、友情とか、そういうのについて深く考えたくなります。下の方も書かれてますが、モーガンやクレイのあの暴走は、実は男色なんだと考えると合点がつく気がします。ある種の嫉妬心みたいな。全体的に色味が強調されてるのか、町並みの看板とか建物の色が鮮やかに見えて個人的には興味深かったです。
[DVD(字幕)] 6点(2014-01-26 21:18:28)
1139.  勇気ある追跡 《ネタバレ》 
確かに、マティは復讐のために追跡をしているのに、なんだか天真爛漫という感じであんまり怒ってるようにはみえないですね(笑)。顔は可愛らしいのですが、我が強いといいますか、自分の意見を絶対に曲げない女の子。小娘なんだけど我の強いマティとジョン・ウェインの掛け合い漫才が面白い。本作でアカデミー主演男優賞に輝いたらしく、確かにその存在感はさすがだなと思わせる。内容的には、なんでそこで撃たないの?とか、撃ったのになんでこの人走り回ってるの?とか、蛇の穴にあれだけ注意してたのにまんまと落ちちゃうドジっぷりに笑ったりとか、なんだか緩い映画ではあるんですが、終盤の一騎打ちのシーンのスピード感とかジョン・ウェインの銃さばきとかはやっぱり格好よかったですからね。西部劇的醍醐味もありながらほんわか要素も取り入れた、一風変わった西部劇となっております。
[DVD(字幕)] 6点(2014-01-25 13:12:13)
1140.  アパッチ(1954) 《ネタバレ》 
アパッチ役の人もヒロインも、見るからに黒塗りの白人なわけですが、今回そういうのには目をつぶりましょう。そもそもインディアンが主役の西部劇という、それ自体がかなり特異な作品で、白人が先住民族に思いを馳せる、相手方のことを考えることを意図して作られたのならばそれは有意義なものでありましょう。ただまぁ、アパッチのキャラクターが個人的にちょっと感情移入しずらい、いまいち理解しずらい奴なので、本作でインディアンの性格が理解出来たというよりは、むしろ気難しい戦士なのだな、という相違点だけが目に付く感じになっちゃってます。赤ん坊の声で闘いをやめるラストは現実的というよりは映画的という感じで、それ自体は悪くなかったとは思います。
[DVD(字幕)] 6点(2014-01-24 13:07:03)
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