1161. チャンピオン(1949)
《ネタバレ》 金に支配されてはならない。 金は万能でもないし、金があれば幸せになれるわけでもない。 貧しい家に生まれたから、その事が分からなかったのだろう。 そういう意味で、この映画は金にまつわる悲劇を描いている。 金に対する教訓を雄弁に語った映画だ。 [インターネット(字幕)] 6点(2020-09-25 22:58:16) |
1162. しのび逢い(1954)
《ネタバレ》 ジェラール・フィリップが女を口説きまくる! だがとても軽薄な人間だ。 そんな軽薄で、時に冷酷な男が最後は車椅子生活に、 エネルギッシュに女を口説きまくっていたからこその大転落。 そこでフランス映画お得意の「FIN」の文字! 結構インパクトのあるラストだった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-09-15 15:33:19) |
1163. おんなのこきらい
森川葵より劇中歌を歌っているおんなのこの方がかわいいな! こじまんりとしていて、なかなかの佳作。 映像も音楽も良い。 話としては、女性監督が扱う事が多い気がする摂食障害を題材にしている。 いかにもタチの悪そうなバーテンに惚れてしまうのは世の常。 少しくらい悪そうな男がモテるってのがリアル。 そして、そのバーテンにフラれて傷心中のところに優しい声をかけてきた男に惚れてしまう。これもまたリアル。 容赦のないリアルさは女性監督が女性を描いているからだろう。 この様な話は男にはなかなか書けない。 そこがまたこの映画の良さでもある。 それにしても音楽良かったなぁ〜 歌ってる女の子かわいいなぁ〜 少し脚は太いけど。 [インターネット(邦画)] 6点(2020-09-12 17:21:41) |
1164. さらば友よ
アラン・ドロンとチャールズ・ブロンソンの共演は楽しめたし、スタイル抜群の女性だらけでウハウハだった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-09-08 22:55:21) |
1165. 見知らぬ乗客
《ネタバレ》 疑われるとしても素直に警察に行って説明するのが自然だと思うが、話を盛り上げる為に絶対に警察に行かない。 ここに不自然さを感じた。 それがずっと引っかかっていたので、最後まで乗り切れなかった。 [インターネット(字幕)] 6点(2020-09-07 20:44:59) |
1166. アイネクライネナハトムジーク
《ネタバレ》 「振り返ってみて、あの人と出会えて良かった」と、後で思える出会いなら良いんじゃないかな? これは確かに。 最後まで飽きずに見られたが、多部ちゃんの出番が少ないのには不満! 群像劇なのは分かるが、他のエピソードいらん! もっと多部ちゃんを出して欲しかったな。 サッドウィッチマンなんか出してる場合じゃないよ。 [インターネット(邦画)] 6点(2020-09-07 00:50:33) |
1167. ジェリーフィッシュ(2007)
《ネタバレ》 女による群像劇。 まるで詩のように流れていく時間。 そこには悲しみの連続、そして最後にほんの少しの安堵。 クラゲかぁ、、なるほど。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-09-06 01:01:16) |
1168. 素直な悪女
《ネタバレ》 コンパクトな作品ながら、ゆったりとした流れ、そしてブリジット・バルドーの魅力も余すところなく堪能できる。 最後の「FIN」の文字は、さすがに尻切れトンボ感は拭えない。 この二人の若い男女の行く先は、なかなか困難な道のりなんじゃないかと心配になったり。 フランスとイタリア合作という事もあり、両国の良さがうまくミックスされている。 しかし一番悪いのは、あの長男じゃないのか? いくらバルドーが魅力的でも弟の奥さんは寝取るのはマズイだろ・・・ [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-08-29 18:25:44) |
1169. ニワトリ★スター
《ネタバレ》 冒頭のぶっ飛んだ内容で、この勢いで2時間いかれたらキッツイなぁ〜と思っていたら、その後は案外、フツーの人間ドラマだったりで一安心。 鳥肌実が悪の救世主みたいな、毒をもって毒を制す的な場面には、鳥肌が立った。 いいぞ〜、鳥肌実! [インターネット(邦画)] 6点(2020-08-24 08:14:46) |
1170. 自分の穴の中で
《ネタバレ》 最後まで見て、ようやく題名の意味を理解した。 自分勝手な人間ばかり登場する本作。 人との関わり合いはあるものの、結局は皆、自分の穴の中で生きている。 皆、孤独なのだと。 何とも哀しい幕切れだ。 それはそうと、北原三枝は本作でも相変わらず美しい。 若々しい軽やかな身のこなし、美しい細い腕とウエスト、その全てが輝いていた。 一方の三國連太郎は、他の作品では見た事のないほどのジゴロぶり。 そして実にカッコ良い。 作品全体としてみてみると、テンポの悪さが気にかかった。 話は自体は興味深い内容なのに、見ていて何故だか退屈感がつきまとった。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2020-08-23 02:38:57) |
1171. 嘆きのピエタ
《ネタバレ》 キム・ギドクらしいエグイ内容。 変なものを食わせるシーンがきつい。 ニセ母親が飛び降りる。 これ以上の復讐は確かにない。 不幸のもとに生まれた男なのに、最後まで救いが無いのは正直きつすぎた。 [インターネット(字幕)] 6点(2020-08-18 21:07:54) |
1172. 悪い男
《ネタバレ》 悪い男というほど悪い男でもないんだが。 女は一度、道を踏み外したら元の世界には戻れないってことかな? 内容がディープな割には、そこまで刺激もなく、かと言ってつまらない訳でもなく。 特別な作品とは感じなかった。 [インターネット(字幕)] 6点(2020-08-18 00:09:10) |
1173. チャップリンの拳闘
チャップリンの動きで魅せる作品。 パンチを避けまくる避けまくる! そのスピード感。 チャップリン作品ならではの魅力。 [DVD(字幕)] 6点(2020-08-15 19:47:41) |
1174. 汚名
《ネタバレ》 後半は怒涛の展開。 ヒッチコックらしい緊迫感のある演出が光る。 ただし最初の80分くらいは退屈。 全体としてみると傑作とは言い難い。 [インターネット(字幕)] 6点(2020-08-03 21:31:41) |
1175. この三人
《ネタバレ》 あの悪役子役少女が、とにかく憎たらしい。 そして演技も凄まじい。 演技が凄いといえば、腕輪を盗んで怯えまくっていた少女もさり気なく凄い。 この子の演技も負けず劣らず凄く、この二人の子役が、この作品を盛り上げたと言っても良いだろう。 私がこの作品の題名をつけるとすれば『この二人』かな。 つまりは子役二人の作品。 ついでに最後のまとめあげ方は、かなり強引。 あそこまで壊滅的な状況から、チャッチャと片付くかよ!と。 ますますアメリカのクラシック映画に苦手意識が強まった。 [ビデオ(字幕)] 6点(2020-08-02 02:48:12) |
1176. 愛と殺意
未見だったアントニオーニ作品を遂に鑑賞! これで日本で鑑賞可能なアントニオーニ作品は全てみた。 感慨もひとしお。 主人公の男女二人が人気のないところで会話するシーン。 実に何気のないシーンだけど、どことなく後年のアントニオーニ作品を彷彿とさせる。 二人は愛してると言葉では言い合っているが、二人の間にはどうにも埋めがたい溝がある。 男女の意思疎通の不可能性。 それは、アントニオーニがキャリア初期で撮った本作においても、十分にメッセージとして伝わってきた。 後年の、偉大なるアントニオーニ作品群への基点となる本作は、アントニオーニ好きなら必ず観ておくべき作品であろう。 [DVD(字幕)] 6点(2020-07-31 23:21:14) |
1177. インドシナ
《ネタバレ》 フランス映画のイメージとは異なる壮大なスケールの作品。 ドヌーヴおばさんは一人汚れず、泥臭くならない。 恋人同士が船上で、水筒の水を口移しで分けるが、水が無くなりツバを口移すシーンは気色が悪い。 インドシナという場所、そしてベトナムをフランスが統治していた歴史など、学ぶべき部分は多い。 長いけど、その分たっぷりと楽しめた。 フランス映画というよりハリウッド映画という趣き。 特別満足もできないが、特に不満も残らない内容だった。 [ビデオ(字幕)] 6点(2020-07-30 14:27:43) |
1178. 警視庁物語 全国縦断捜査
《ネタバレ》 戸籍剥奪を目的に人を焼き殺すという凄惨な事件が奥多摩で起きた。 それを全国縦断捜査でもって解き明かしていく内容。 個人的にはストーリー展開よりも、秋田農村の貧しい暮らしぶりや、返還前の沖縄などの、ロケ地での模様に興味をひかれた。 [インターネット(邦画)] 6点(2020-07-24 00:31:20) |
1179. 不倫純愛
《ネタバレ》 矢崎監督らしく映像が穏やかで美しい。 それだけで画になっている。 内容は意外にもサスペンス調。 濡れ場は少々しつこい。 内容は結局、純愛じゃないじゃん!とツッコミたくなる。 嘉門洋子の演技と体型は、如何なものかな。 [インターネット(邦画)] 6点(2020-07-19 22:49:51) |
1180. 惑星のかけら
完全にリアリティゼロ、有り得ないエピソードの数々なんだけど、和める内容が魅力。 河井さんは熟しきる一歩手前という感じで、この作品の時点ではまだ魅力が残っていた! [インターネット(邦画)] 6点(2020-07-18 02:06:07) |