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港のリョーコ横浜横須賀さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 118
性別 女性
年齢 41歳
自己紹介 前回アクセス(H30.11月)から2年ぶりに再びアクセス。
なかなか時間がないものの、地味〜に、たま〜に、映画は観ているのですが、、何故か映画鑑賞よりレビューを書く方が時間がかかる不思議…
簡潔に論理的にまとめる能力が欲しいです(泣)

<採点基準>
10  :生涯のベストムービー。理由は様々だが愛してる

9 ~8 :かなり大好き。純粋に面白い。好き!

7 ~6 :なかなか良い、悪くない。云わば平均!

5 ~4 :微妙、消化不良、苛々。あまり好きではない

3 ~2 :見たことをひたすら後悔、後悔、後悔

1 ~0 :滅多に出ないが出たら最後。永遠にさようなら

これからもよろしくお願いします!

令和2年10月10日

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101.  太陽と月に背いて 《ネタバレ》 
ホモ映画なのに、腹くくって演じた俳優陣がスゴイ。 普通に考えたら演じるのも躊躇うはずだし、見るこちらにも多少抵抗がある。 だけど、どんどんデカプリオに目を奪われる。 ランボーについて詳しくは知らないが、破天荒で繊細で美しいランボー。 演じるデカプリオ自身が、彼そのものなんじゃないか?と思ってしまうくらい同化していた気がする。  相手役には私の好きな俳優さんの一人でもあるデビちゃん(なんかこう言うと変ですねw)。 ・・・禿げ上がりすぎだよぉ~。・゚・(つд`)・゚・。 デカプリオとのラブシーンもあまりキレイじゃないから、思わず顔を背けたくなっちゃった・・・。 でもモザイクに目が釘付けになってる自分がいたのも事実です(笑)。  太陽と月。 月は太陽によって輝き、太陽は月の存在によって休息を得る、正反対の存在。 しかし、両者が一つになることは永遠にない・・・。 ランボーとヴェルレーヌも同じく、互いの存在を感じあうことで悦びを得るが、 両者が共存を望めば残るものは破滅。  それにしても、何も掌を撃たなくても・・・。 めちゃくちゃ痛そう。 
[DVD(字幕)] 6点(2005-06-28 18:11:42)
102.  バック・トゥ・ザ・フューチャー
初めてこの映画を見たのは、10年くらい前だったかな? 当時の私は小学生で、ワクワクしながら食い入るように見ていたのを覚えている。 ドクの愉快で素晴らしい発明品の数々に心を打たれ、 幼い私は、自分が大人になった時にはこうした製品が出来ているに違いない!! と信じてやまなかった。  月日は流れ、未だタイムマシンも宙を浮くスケボーも市場には出回ってないが(もしかしたら、知らない所で誰かが発明してるかも?!)、 今現在でもこの映画を見ると夢や希望が持てる。 「きっと10年後・・・いや、私が生きてるうちには見てみたいなぁ☆」 もう子供という年齢ではないのにそんな風に思える映画、 これを最高のエンターテイメントと言うのでしょうね♪  2,3も好きですが、やっぱり一番好きなのはこれです! マイケルJフォックスがパーキンソン病になったのは本当に残念でしたが、 あなたがスクリーンに出る回数が減っても、 この映画によってあなたの存在はこの先もずっとみんなの心に残ります。  素晴らしい映画を作った製作陣にも多大なる拍手!!
[DVD(字幕)] 9点(2005-06-28 17:35:06)
103.  妹の恋人 《ネタバレ》 
見終わってまず、とてもあたたかい気持ちになりました。 「人を愛する気持ち」と言うのは、誰に対しても平等で自由なんだな・・・と、つくづく実感しました。  年代的な問題もあるのかもしれないけど、傍目から見ればジューンとサムは「病人・変人」かもしれない。 だけど、二人を見ていてもさほど違和感は感じない。 二人はただ単に『ちょっと違うだけ。ちょっと特別なだけ』なんだと思う。 もしこの二人がまだ幼い子供だったら、周囲の人間もこれほど特異な目で見るだろうか? ジューンとサムが「大人」という括りに分類されるから、二人の言動・行動・表現が少しおかしく思えるだけな気がする。 二人は『大人の身体で、子供のような純粋な心』を持っているんだと思う。 だからこそ二人には一般的な大人とは違う、独特の感性・豊かな表現力・莫大な吸収力などが重なり、サム=パントマイム、ジェーン=絵という『天賦の才』が育まれてきたんだと思う。 そんな二人が惹かれ合うのはもはや決まっていたこと、運命なんだな・・・と思いました。  それとは対照的に兄貴とウェイトレス(ジュリアン・ムーア、可愛い♪)の恋の行方は大人の駆け引きや悩みを抱えてもどかしく進む。 「俺だって自分の幸せや楽しみを考えたい、だけど妹が心配」そんな兄貴の苦悩もよく分かるし、 「何よ!!せっかく恥を捨てて勇気を出して私から誘ってるのにー!!」って煮え切らない相手に苛立つウェイトレスちゃんの女心もよ~く分かります(笑)。 結局、大人になればなるほどまっすぐ相手を見て自分の気持ちに正直になることが怖くなっちゃうんですよね。  サム役のmyジョニーは本当にステキ♪何着ても似合うけど、このスタイルにはマジでイチコロ(死語)でした!! ジューンはパッツン前髪と笑顔がキュートだし、兄貴とウェイトレスも安定した存在感です。 色々な面で不安な二人だけど、見てるこちらも純粋に応援したくなる・・・そんな素敵な恋を見せてもらいました。
[DVD(字幕)] 8点(2005-06-28 17:02:06)(良:1票)
104.  リバース・エッジ 《ネタバレ》 
キアヌわっけぇ~!!! 顔が甘めなのに服装はハードで、微妙なアンバランスさがまたよろしかった♪ しかもラブシーンのキアヌの表情に萌えた。  ストーリーは淡々と進みます。 基本的に、登場人物でマトモな人は殆どいません。 見終わった後に残るものも特になかったかなぁ。 キアヌの弟のナマイキさにムカつきながらも、それがまた可愛かった(*´ω`*)  服装がいかにも昔っぽくて、それもある意味で私のツボでした。 キアヌファンなら、期待せずに漠然と若かりしキアヌだけを見るつもりでどうぞ。
[DVD(字幕)] 6点(2005-06-28 10:46:13)
105.  世界の中心で、愛をさけぶ 《ネタバレ》 
原作既読、ドラマ未見です。 役者陣が無駄に豪華なだけで、内容の偽善さと薄っぺらさには閉口しました。 終盤は睡魔が完全勝利をしてしまい、何度も巻き戻し→再生の繰り返しをするほど。  何より納得出来ないのは、かの有名な空港でサクが泣き叫ぶシーン。 アキに対して自分の出来ることを精一杯してあげたい気持ちは分かる。 「誰か助けてください」という台詞に込められた深い意味や心情も分からなくはない。 それらを充分に汲み取ったにしても、あの浅慮で手前勝手な行動は頂けない。 「若気の至り」などという言葉では片付けられない。 身内からすればはた迷惑な話なのだ。 命に係わる問題を美化しているとしか思えないこのシーンに、深く憤りを覚えた。  そして致命的なのは、大人のサクに全く魅力を感じない点。 最愛の人の死から立ち直れず、結婚寸前の今もなお過去を彷徨い、 しかし真実が告げられるや否や自己解決をして前向きになるなんて・・・ どんだけ打たれ弱くて薄っぺらな男なんだよ、と少し嫌悪感を抱いてしまった。 そんな男の何処に惚れたのか全く理解出来ないため、婚約者にも感情移入出来ない。 というか、結婚を控えた恋人同士が何故そこまでお互いを知らないのだろうか? 相手の全てを知る事が愛だとは思わないが、あまりにも不自然すぎる。 むしろ同郷だったことすら知らない二人がどうやって結婚までこぎつけたのか、 そちらの方が気になるし良い映画が出来そうな気さえしてしまった。  行定監督お気に入りの柴咲コウは原作本の帯にコメントをしており、 そして原作ではなかった役柄と設定で映画には柴咲コウが出演している。 業界の力が働いたのか?と考えてしまうのは、ただの勘繰りだろうか。  長澤まさみが本当に頭を丸めたという女優根性に敬意を表して3点。
[DVD(字幕)] 3点(2005-06-28 10:29:22)
106.  キューティ・ブロンド 《ネタバレ》 
この映画でピンク大好きになりました(照)   主人公エルは、お世辞にも頭のいいお利口さんとはいえないが、 誰に対しても公平で優しく、何事も最後まで諦めず、 勉強も自分磨きも手を抜かない努力家である点に大変好感が持てる。  だけど女ですから、愚痴だって言うし意地悪されれば凹みます。 そんなエルを励まし、奮い立たせる脇役達の存在感もこの映画の見所。 持ち前の明るさから生まれた友人たち、厳格で厳しい教師、 最初は敵対し合うが次第に互いを認め合う良きライバル、そして縁の下の力持ちの彼。 彼らの存在が嫌味なくエルをリードし、且つ親しみやすく描かれているのが良い。  オシャレが大好きな女の子には、是非見てほしいです。 エルを見ているだけでもオシャレのポイント満載でとても楽しめます。 劇中の台詞の中でも、何気なくオシャレのセオリーを語っているので要チェック。  そして、リースのクルクル変わる表情がとってもキュート。 でも稀に濱田マリにも見えるのが残念。  夢も現実も、いくらでも変わる。 自分の人生を変えるのは、自分次第ということでしょう。 笑われても構いません。 エルは私の憧れであり、目標です。
[映画館(字幕)] 10点(2005-03-17 16:27:57)(良:1票)
107.  スパイダーマン(2002) 《ネタバレ》 
上映当時に一人で見に行ったよ、この映画…。 土曜の夜、周りは恋人ばっか、私は一人ポップコーンMサイズとメロンソーダがぶ飲み。 今はもう出来ない・・・あれも若さだな(遠い目)。  まず思ったのは、トビーがピーターにハマり役! 本当に冴えない、マジメが取り柄ないい人を好演しています。 トビーの無表情に近い顔が少々苦手だった私だけど、本作では逆にそれが生きている。 元の硬い表情だからこそ、笑った時や怒った時の表情がまた新鮮さを増します。 もっとも、殆どマスクに隠れて分かりませんが…。 対するMJことキルスティン。 私はキルスティンが大好きなんですが…どうすれば、あそこまでキレイに撮れなくなるのでしょうか? ちょっとショックです(;Д;) そして、よく言われているようにCGが少し安っぽい。 最後の方は、目がチカチカしてくる。  ストーリーは、いかにも「2の前哨戦」という感じ。 むしろ「スパイダーマンが出来るまで」です。 丁寧に説明してくれている部分が分かりやすい時も有れば、少し食傷気味にも感じる部分もある。 しかし、全体的に楽しめました☆ 私が一番好きなシーンは、やっぱりあのキスシーン! あんなキス、したくても絶対出来ないもんなぁ~♪ いや、でもしてええええ!!!! …はぁはぁ。 ストーリ構成上、仕方ないのは分かっているんですが、MJ捕まりすぎ。 キミは疫病神かい?って思っちゃうよ。  <追記:2010年の私から当時の私へ> 8年経った今でも、相変わらず一人で映画を観に行ってるよ… ポップコーンのサイズも、相変わらずMだよ… 更に、アイスクリームも仲間入りだよ… ゴメンね、8年前の私。 当時は「2○歳くらいじゃ、きっと結婚したり子供がいたりして、映画なんて一人で観に行く余裕は無いんだろうな~」なんて言っていたのにね… 当分、一人で観に行く余裕はありそうだよ、良かったね、泣いてなんかいないからねっ!!
[映画館(字幕)] 7点(2004-11-16 22:20:45)
108.  クレイジー/ビューティフル 《ネタバレ》 
この映画のテーマは『シンプル・イズ・ディフィカルト』だと思う。 主人公の二人は性格は正反対、人種も階級も違うが、それでも惹かれ合い純粋に愛し合う。 互いの表現の仕方に違いはあるにせよ、『相手を大切に想う』気持ち、『ありのままの相手を受け入れようとする』努力、そして『自分の気持ちも大切にする』という根底の部分は一致している。 これは恋愛に限らず人間関係において大切な要素だと思った。   そんな二人もそれぞれの家族や将来の悩み・問題に直面する。 どれも互いにとって大切な存在だからこそ、万事順調になることを願う。 困難な現実に立ち向かうことは、誰にとっても厳しい。 それでも立ち向かえるのは、様々な葛藤や悩みの中『愛情』のみで繋がっている 互いの存在の大きさなのだろう。 ただ、彼氏に比べると彼女の問題は少々幼さも感じたため、そこが少々残念でもある。  気持ちは口にしなければ相手には伝わらないことを頭では分かっていても、 それを実際に行動に移し、素直になることはなかなか難しい。 「簡単だけど難しい。分かっていてもなかなか出来ない」と思う事柄は、 少しでもシンプルになれれば、それだけで何かが変わる可能性大なのだろう。  全体的に、主演二人の若さ溢れる楽しそうな輝きには自然と顔がほころんでしまう。 特に海辺の写真のシーンは、爽やかで甘酸っぱい自分の記憶をも呼び覚ましてくれた。 若さ故の勢いに乗るも様々な問題や葛藤に溺れ、しかしそれでも精一杯愛し合う二人の姿は、狂気<クレイジー>でもあるが耽美<ビューティフル>にも成りえるのだろう。 
[映画館(字幕)] 8点(2004-11-16 21:58:59)
109.  チアーズ! 《ネタバレ》 
まず驚いたのが、チアリーディングが凄まじく過酷であること。 下手をすれば、その辺の運動部よりも高い身体能力を要求される。 日本ではあまりメジャーでないチアリーディングだが、アメリカではチアリーディング(特にリーダー)をやることは、大変名誉なことだそうな。  スポ根モノだと言われれば、確かにその要素は多々含んでいる。 しかしどちらかと言えば、万能でない主人公が困難を地道に解決していく姿を描いた青春ドラマだろう。 しかも、主人公を演じるキルスティンが本当に適役で、ごく普通の思春期の女子高生を見事に演じている。  派手でも地味でもなく、健康的で素朴な可愛さや純粋さが備わる彼女に好感を抱くのは、ある意味当然の流れ。 そんな彼女も、家では生意気な弟とチアリーディングを理解してくれない母親に苛立ちを隠せず、 一部の女子からは嫉妬を含めた嫌味を言われ、ライバルからは目の敵にされてしまう。 もちろん、普通に恋もする。 しかし奥手同士で微妙な距離感が甘酸っぱく続く。 これぞまさに青春。 私もこんな素敵な青春を送ってみたかったな…。  彼女の成長していく姿を追って行くと、様々な変化が垣間見えるので、 いつしか心の底から彼女を応援したくなってしまう。 最後の結果も、あえて優勝をさせないのが良い。 主人公を含めたチームメイトたちは、皆負けてもとても爽やかな顔をしている。 これこそが、友情、仲間、努力、フェアプレイを貫いた結果の姿なのだ。 「勝ち続けることだけが全てではない」ことを物語っている。 青春は素晴らしい。  蛇足ですが、私は剣○部だったので、別の意味で(甘)酸っぱい香りの学生生活を送っていました。 母によく「思春期の女の子の部屋の匂いじゃない」と言われていたあの頃。 懐かしいです。
[DVD(字幕)] 7点(2004-11-16 21:47:01)(良:1票)
110.  ヴァージン・スーサイズ 《ネタバレ》 
う~ん。 私もかなり厳しい家庭に育ったけど(あそこまでじゃないが)、要は彼女たちは自由が欲しかったのでしょうね。 音楽、ファッション、恋愛、全てに対する自由。 しかし、それは到底無理だと分かりきっているし、親が怖いし傷つけたくないから行動に移せない。 唯一、姉妹の中でラックスだけは自分に自由に生きる。 他の姉妹たちもそれを羨ましく思うものの、行動には移せない。 しかし、ラックスも結局は何も残らなかった(グラウンドで一夜を過ごした結果がすべてを表現してる気がする)。 そして絶望=死だったのでしょう。  姉妹たちが庭の樹を守ったのは、樹が彼女たちの心の壁と同じ意味を持っていたからで、全体的に映像がぼやけているのも彼女たちが心の全てを見せない、という意味でもあるのかも・・・と思います。 結局は、彼女たちのみぞ知るってトコなのかな。 乙女の気持ちは誰にも分からない、神ですらね。(5点)  <追記> 初鑑賞当時は、私もまだギリギリ10代だったと思います。 それから数年経った今、再度鑑賞して新たな視点も出てきたため追記致します。 年を重ねるとは、経験を積むこと。 すべき経験は山ほどあるが、しなくても良い経験・したくもない経験もまた多くあり、大抵それらは、本人の意志とは別に積み重ねられてしまうもの。 まだまだ若輩者の自分が偉そうに言って恐縮ですが、生きるって、とても辛いことがたくさんあります。 ラックスを始めとする姉妹たちは、それを悟ってしまったのでしょうね。 年を重ねれば、見たくもない物を見なければならないし、知りたくもない事を知らなければならない。 ただ自由になりたいだけ、あるがままの自分でいたいだけだとしても、時は残酷で、それを許してはくれない。 10代とは、所謂モラトリアム。 自殺賛美ではないのでご注意頂きたいのですが、彼女たちは、薔薇のように散る様も美しくありたかったのでしょう。 花の命は、いつだって短すぎるのです。 それが美しくあればあるほどに。  私は、今この時に再鑑賞してよかったと思います。 もし過去数年のあいだに鑑賞していたら、私も自分の心を揺さぶられてしまいそうです。 この映画を、初めて怖いと思いました。 よって、点数を7点に変更します。
[DVD(字幕)] 7点(2004-11-16 21:39:12)(良:1票)
111.  デスペラード 《ネタバレ》 
とにかく人が死ぬ。 タランティーやブシェーミという無駄に豪華な脇役もすぐに死ぬ。  だけどお約束通り、主人公は絶対死なない。  どんなに多勢に無勢でもほぼ無傷。 しかし、何故か許せてしまうのがロドリゲス監督クオリティー。 なんと得なお方なのでしょうか。   あの独特の乾いた空気、辛気臭い酒場、町中に溢れる胡散臭い連中、 抜群のスタイルを誇るラテン美人、情熱的なメロディーを奏でるギター、 そしてテーマは復讐。 復讐の裏に渦巻く愛憎を胸にただひたすら目的達成の為だけに生き、 孤独や悲しみは決して男の口から語られることはなく、 己の眼差しと奏でるギターの旋律のみに男の想いが強く根付く。  ワイルドだが寡黙、無骨なようで繊細。  そんな男性が好きな女性陣、またはそんな男性に憧れる男性諸君は是非一度ご覧あれ。 男性ならあの煙草の吸い方は真似したくなるほど痺れるでしょう。 勿論、バンデラスのファンなら必見。
[DVD(字幕)] 7点(2004-11-16 21:07:16)
112.  ラスト サムライ 《ネタバレ》 
最初は本当に不安でした。トムがサムライだし、外国人が作る日本をテーマにした映画だし…。でもビックリするくらいトムは着物が似合ってるし(外人のわりに背が低いから?)、外国人が作った映画なのに8割方が忠実に描かれてるし!!確かに、風景や町並みに違和感を覚える点はたくさんありましたが、某TA○Iとかと比べたら…ねぇ?サムライ魂とはよく言ったもので、本当に古来から伝わる信義・礼節・名誉を上手に表現してくれたと思います。中盤の息子と謙さんのシーン、ボブと広之の最期のシーン、謙さんとトムのシーンがホントに泣けてしまった。でも最後の天皇のシーンは妙に許せなかった。「何で今更英語なの?!最初はアリガトすらカタコトだったじゃん!!」って感じだし、トムが生き残った時点でやっぱり英雄万歳アメリカちっくで納得いかなかったから8点。でもある意味、ちゃんとに勉強して日本を描いてくれてありがとう!!しかもトムが主演でこの映画作ってくれてありがとう!!って感じでした。
8点(2004-11-16 14:04:34)
113.  オーバー・ザ・ムーン 《ネタバレ》 
初鑑賞はまだ20歳くらいの時でしたが、数年の時を経て再び鑑賞してみると感想が違いましたので、再投稿します。<2008年11月>  なんだかんだ言っても、やっぱり不倫は良くないと思います。 しかもあんな良い旦那様で、年頃の娘もいるのに。 「不倫美化映画」のように感じました。 不測の事態(妊娠)によって自分の人生や現実を悔みたくなる気持ちは分かります。 でも、結局は自らの浅はかさによって招いた結果に過ぎません。 たとえ、どれほど娘の誕生を喜ばしく幸せに思っていたとしても、 不倫という行動をしてしまったら、その想いに対する信頼度はゼロになりますよね。  おそらく彼女は、時間が止まったままだったのでしょう。 心は永遠の少女で、身体ばかりが歳を重ねていったため、ひと夏の甘い罠にかかり、 理性ではなく本能に従うまま、快楽におぼれたのでしょう。  以前のレビューを見ると、私自身も若かったなぁ…と、少々恥じ入ります。 だって、幼稚で自己中心的な行動をした主人公を擁護してますし(笑) しかもその事実を旦那様にカミングアウトなんて、最低でしょ? しかも結果的に旦那様は許してくれたし、娘とはより理解し合えてハッピーエンド。 世の中そんなに甘くないと思います。  映像は美しく役者も演技達者ばかりなので、嫌いではないが大好きではない、普通の印象に落ちました。   <以下、以前のレビュー> この映画が日本でビデオ公開のみ(遂に今夏DVD化)なんて、本当にもったいない!! 出演陣はストーリーをしっかり支える名脇役揃い。 特にダンナ役のリーヴ・シュライパーは、愛する妻と家族を想うあまり 裏目に出る行動が多々あり(娘が初○○になった時のは確かにかわいそうw)、 だけど懸命に理解しようとし、新たな一歩を踏み出そうとする素敵なダンナ様です。 対するヴィゴに惹かれてしまうダイアンの気持ちもよく分かる。 女として最も輝き、悦びを知るはずの時代を無くしてしまった名残惜しさから、 若くてワイルドで、しかも自分に気がある青年に出会ったら、 いけないと分かっていても恋に落ちてしまうよ。 自然の中で激しく愛し合う二人は、その時だけは全てが味方になったようで奇麗でした。 ただの不倫映画ではなく、家族に対する愛、思春期の子供の成長や葛藤、夫への愛、だけど”女としての自分”を、すごく丁寧にキレイに描いていたと思います。
[DVD(字幕)] 6点(2004-11-16 13:46:51)
114.  いま、会いにゆきます 《ネタバレ》 
原作は未読でしたが、十分ストーリーも理解できましたし、 登場人物のキャラ設定もしっかりしていて、本当に素晴らしい映画でした。  この映画を見ると、自分の好きな人への気持ちが再確認できると思います。 迷い・悩み・不安、そういった負の気持ちをやわらげ、 純粋に人を愛することの喜びや一緒にいることの大切さを改めて感じさせてくれます。 当たり前の事が一番難しくて、でも誰もが一番求めている事なんですよね。 本当に心が温まりました。 映画のコピーどおり「好きな人に”好きです”と言いたくなる」映画でした♪  まぁ、なぜ雨の季節に戻ってきたかは有り得ない(でもステキ♪)奇跡ですが(笑)、 それでもすんなり受け入れられるのは、きっと湖や森、雨の幻想的な雰囲気があったからだな~と思います。 主人公の二人はもともと運命の糸に繋がれていたのかもしれないですが、 ただ運命に身を任せるだけでなく、お互いなりに努力しているのが微笑ましいです。 運命は、自分の手で作れるものなんだ…ということも感じられて好感が持てました。  夫婦愛だけでなく、家族愛、親子愛が描かれているのもこの作品の素敵なところでした。 主題歌をオレンジレンジが歌っているそうですが、良い意味で期待を裏切られました。 それまでは理解し難い曲が多かったのですが、この歌は映画にマッチして良かったです。  ずっと心に残る映画です。 いつか自分に子供が出来たら、家族皆で一緒に見て、 愛の大切さを分かって貰いたい…そんな映画でした。
[映画館(字幕)] 10点(2004-11-15 11:34:27)(良:1票)
115.  シザーハンズ
何故もっと早く見なかったんだろう…これが率直な感想です。 当時の私は、ウィノナがあまり好きではありませんでした。 共演時にはデップと恋仲にもなったため、愚かな嫉妬心から鑑賞を渋っていたのです。 今では、そんな理由で観なかったアホで浅薄な自分を大変悔やんでおります。  涙が枯れるほど、泣いてしまいました。 「ラブストーリーは苦手」と食わず嫌いをしていた私に、 初めて、ラブストーリーで純粋に流れる涙の美しさを教えてくれた映画でした。  狂おしいほどに、切ないです。 一度見ただけで大好きな映画になりました。 何度も何度も繰り返し見たくてDVDを買ったのに、 思い出すと切なくて、胸が苦しくて、見れないんです。(意味ねぇ~w) ティム・バートンは、本当に少年のように純粋な心をお持ちの方なのでしょうね。 真っ直ぐで、だけど切なくて、触れたら壊れてしまいそうなガラス細工のような恋。 それを逆説的な映像美で演出するので、そのアンバランスさが何よりも心に残ります。  いつか自分に子供が出来たら、ぜひ見せたい作品です。  この役はデップだから出来た役であり、デップのための役でしょう。 そして「ウィノナ、やっぱり可愛いし演技上手いわ…」と、悔しいけど彼女も好きになってしまいました。 単なる好みや愚かな先入観で作品を見ようとしないのは、 映画を愛する人間としてあるまじき行為なのだ、という事を実感させてくれた作品です。
[DVD(字幕)] 10点(2004-06-07 17:55:56)(良:1票)
116.  ギルバート・グレイプ 《ネタバレ》 
重い映画だった。見終わった後にすぐ思ったコトは「デカプリオ、マジですげぇ」でした。デカプリオの存在を全然知らない人が見たら、本物の障害者が出演してると思われるでしょう。それくらい違和感を感じさせませんでした。デップ、若いなぁ…。どうすることも出来ない現状の中での焦燥感、苛立ちを上手く表現してました。さすがデップ。結局、汚い大人の世界にうんざり。何とも言えないです。また改めて見たいとは思わないなぁ。
7点(2004-06-07 17:48:23)
117.  レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード 《ネタバレ》 
「エルマリアッチ」「デスペラード」の続編、 しかもこの度ジョニー・デップも出演と聞けば、嫌でも期待値は上がってしまう。  しかしそのように期待を掛けてしまった自分を悔やみました。 少なくとも前編からの主人公はマリアッチ=バンデラスの筈だが、 今回は誰が主人公だか分からない。 私はジョニー・デップもバンデラスもどちらも大好きな俳優さんだが、 この作品においては、やはりマリアッチのバンデラスがメインであって欲しかった。 本シリーズの醍醐味は「マリアッチの情熱と孤独、復讐と葛藤」だと思っていたため、 3作目のようにマリアッチの描写が少なければ面白いわけが無いのである。  ジョニー・デップお得意の怪演奇演は確かに見ていて満足感はある。 その他キャストも豪華で癖があり、とても見応えはある。 しかし肝心のストーリーには一貫性がなく、様々なエピソードを詰め込みすぎ、 単なるドタバタアクションに終止してしまったことが大変残念だった。  デスペラードを期待してしまうと、必ず肩透かしを喰らってしまうでしょう。 まったく別物の作品として鑑賞することをお勧めします。
[映画館(字幕)] 4点(2004-06-07 17:34:01)
118.  フィーリング・ミネソタ
今や$箱スターの二人の共演、と言うことでそこそこ期待をして見た作品。  ・・・でしたが、あまりの駄作っぷりにビビりました。 内容はとことんB級。 誰にも感情移入できないまま時間は過ぎて行きました。 キャメロンのビッチぶりは、苦笑いを通り越して憐れにすら思えました。 キアヌは今回も私の中での法則を守ってくれました。 痩せてください、見るに耐えます(泣)
[DVD(字幕)] 2点(2004-03-02 09:34:26)
021.69%
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297.63%
3108.47%
465.08%
51311.02%
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71411.86%
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91210.17%
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