101. 続・猿の惑星
《ネタバレ》 まったくもってダメダメな続編なのだが、それなりのインパクトがあり、印象には残るという不思議な作品だ。チャールトン・ヘストンが前作に引き続き出演してくれたことで、一貫性が保たれ、大いに救われている。ダメさ加減の責任は主に監督のテッド・ポストにあると思うのだが。それにしても、このロー・コストにして手抜きバッド・エンドは、二度と同じ手は使えぬ空前絶後の一発芸といえよう。 [地上波(吹替)] 6点(2007-12-04 02:46:15)(良:1票) |
102. エスピオナージ
なんという豪華キャストでしょう。しかし、派手なアクションなどない「静」の映画で、盛り上がりに欠け、「謎」めいた事柄もあっさりわかったりします。手堅く作られているので、見て大損はないと思います。けど、古めかしさはぬぐいきれないでしょう。 [映画館(字幕)] 6点(2007-10-07 00:35:50) |
103. ザ・カー
《ネタバレ》 謎の車が人を轢きまくる。理由・説明一切無しで誠に潔い作品。 [ビデオ(吹替)] 6点(2007-08-15 21:27:14)(笑:1票) |
104. ドクター・モローの島
役者達は良いです。原作も良いです。そして、たいへん真面目に作ってある映画だと思います。けれど、出来映えがどこかしらチープな感じがします。古典SFの他の映画化作品と比べると小粒感は否めません。そこらへんを割り切り、昔の映画を楽しむスタンスで鑑賞すれば、十分に面白いです。 [地上波(吹替)] 6点(2007-08-15 21:20:12) |
105. 荒野のストレンジャー
異色の西部劇です。映像はなかなか良くて、じっくりと描かれています。しかし、テンポが悪く、ストーリーはそれほど面白いものではありません。「ダーティ・ファイター」で活躍する面々がこの映画に登場していて、ほほえましいです。 [DVD(字幕)] 6点(2007-08-10 22:08:23) |
106. オデッサ・ファイル
監督は「ポセイドン・アドベンチャー」のロナルド・ニームです。役者良し、原作良しで、音楽はなんとブロードウェイミュージカルで有名な「オペラ座の怪人」のアンドリュー・ロイド・ウェバーが担当しています。まさに完璧の布陣といってよいのですが、いかんせんお話は盛り上がりません。全体にテンポが緩く、緊張感の持続に欠けます。原作ファンは、どうやらそこそこの映画らしいと、覚悟を持って観れば損はしないと思います。 [DVD(字幕)] 6点(2007-05-19 10:10:32) |
107. スリーパー
むふふ、とこみ上げてくる笑い。アレン作品の中では、きわめて取っつきやすく面白かった。 [映画館(字幕)] 6点(2007-05-08 01:41:18) |
108. 約束(1972)
全く期待していなかったのですが、けっこう感動しました。萩原健一と岸恵子の組み合わせがちょっとアンバランスに感じられますが、この二人でなければこの映画の味わいは出なかったとも思います。寒々とした風景描写が良いです。 場末の映画館で見るに、実にふさわしい映画です。 [映画館(邦画)] 6点(2007-05-06 22:14:03) |
109. シーラ号の謎
気にはなっていましたが見逃していた作品でした。この度、やっと鑑賞できました。役者もロケも実にゴージャスです。お話の方は、映画館に行って見たとしら、文句があるかもしれませんが、DVD鑑賞なら元は取れるといったところでしょうか。残念ながら、推理しても、しっかり解けるようにはできていないと思います。 [DVD(字幕)] 6点(2007-04-12 21:15:39) |
110. 弾丸を噛め
大昔、試写会にて鑑賞しました。ほのぼのしていて雰囲気のいい映画です。 良い役者がたくさん出ているので、誰かのファンならば見て損はないと思います。しかし、埋もれた傑作、というレベルではありません。 [試写会(字幕)] 6点(2007-04-12 19:10:17) |
111. ビッグ・ガン
《ネタバレ》 主人公は殺し屋。家族を殺され組織に復讐を誓う。まさにおきまりのパターン。私がもっとも感情移入して鑑賞できる基本的ストーリーで、観賞後は満足。雨後の筍のようにドロン作品が公開されていた頃の一本。出来としては、平均点レベルか、ちょい落ちる。でも許す。ドロンが美しいから。ハリウッド映画とはひと味違う味わいが魅力。 [DVD(字幕)] 6点(2007-03-10 09:06:23)(良:1票) |
112. ホット・ロック
軽くて面白かった。皆さんのレビューを読んでいると、だいぶ忘れている自分に気づく。また、見返してみたい。小粋な映画。 [映画館(字幕)] 6点(2007-01-20 03:17:21) |
113. 白熱(1973)
バート・レイノルズがこれから売れに売れまくる時期の映画です。肩のこらないアクション映画で、ありきたりの内容なのですが結構受けて、続編まで作られました。「脱出」で好演していたネッド・ビーティが悪役で登場しています。邦題が平凡で、損していますね。 [映画館(字幕)] 6点(2007-01-20 02:48:46) |
114. カサンドラ・クロス
豪華キャストのパニック映画というふれこみで、期待を込めて見ました。伊・英合作映画で、ハリウッド作品とは確かに異なる味わいです。観賞後の爽快感に欠けるのが弱点ですね。でも面白かったです。 [映画館(字幕)] 6点(2007-01-17 00:31:41) |
115. 大陸横断超特急
テレビで放映を知るとついつい見てしまう。肩の力を抜いて見られる良作。点数もこのぐらいで。 [地上波(吹替)] 6点(2007-01-13 14:03:01) |
116. 復讐するは我にあり
今村昌平、緒方拳のネームバリューと、秀逸なタイトルに期待をかけ、予備知識なく試写会の招待状を手に会場へ向かったものでした。激しい銃撃戦、息詰まるようなクライムサスペンス、を勝手にイメージしていましたが、全くの勘違いでした。じっくり、ねっとりと緒方拳演じる連続殺人犯を描いています。脇を固める役者達も良いです。観賞後のカタルシスに欠け、傑作か、と言われるとそうでもない部分もあるのですが、心に残る映像が多々あります。 実話ベースであることが何よりも重いですね。 [試写会(邦画)] 6点(2007-01-07 09:51:21) |
117. ふたり(1972)
しみじみとした良い映画でした。その昔、がらがらの名画座で見ました。今となっては、時代背景を含め、理解し難い部分があるかと思います。ロバート・ワイズやピーター・フォンダの名前でこの映画にたどり着いた人は、見て損はないでしょう。埋もれた佳作です。 [映画館(字幕)] 6点(2007-01-03 20:34:22) |
118. ガントレット
映画館に足を運ぶ機会を逸し、テレビ放映まで待っての鑑賞となりました。これで正解でしたね。テレビ鑑賞でも十分に面白かったです。イーストウッドのソンドラ・ロックに対するラブラブぶりが窺い知れます。銃撃戦は緊張感に欠け無駄としか思えませんが、豪快なのでよしとしましょう。 [地上波(吹替)] 6点(2007-01-03 16:09:23) |
119. アイガー・サンクション
原作がとても面白かったので、どのように映画化されたのか期待を持って見ましたが、残念ながら期待を上回りませんでした。それでも見所はいくつかあるので、そこそこ面白く、原作、あるいはイーストウッドのファンは見て損はしないと思います。 [地上波(吹替)] 6点(2007-01-03 15:58:47) |
120. シノーラ
見逃していた作品を、テレビ放映に気づきやっと鑑賞しました。スタージェス+イーストウッドでこの出来かぁ、と思いましたが見ることができて満足でした。あともう少し、と注文を付けたくなる箇所がたくさんある西部劇です。しかし、あまり目くじらたてずに、ゆったりとした気持ちで見るのは悪くないものです。 [地上波(吹替)] 6点(2006-12-30 11:13:06) |