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ESPERANZAさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2254
性別 男性
年齢 77歳
自己紹介 団塊の世代 映画鑑賞歴50年以上 見た映画はおよそ3000本?

1960年~1985年頃はよく映画を見に行きました。その後2000年頃までは忙しくほとんど映画を見なかったのですが、DVD登場とともにまた見るようになりました。最近はメモと記憶を頼りに昔見た映画のDVDを探して懐かしんでいます。

ESPERANZAとはスペイン語で、「希望」の意味です。夢や希望、感動を与えてくれる映画は好きですが、むごたらしい映画や命を粗末にする映画は嫌いです。

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101.  ゆりかごを揺らす手
サスペンス中のサスペンスだと思う。怖さもすさまじいが、心理描写も見事。女に執念には参るというほかはない。ペイトンを演じたレベッカ・デモーネイに脱帽。
[DVD(字幕)] 9点(2011-12-02 22:42:16)
102.  アマデウス 《ネタバレ》 
サリエリがモーツァルトと対立し毒殺したという噂は昔からあった。事実はそうでなくても、サリエリの存在とその噂のエピソードを高めさせた画期的な作品である。もちろん映画の中の音楽は圧倒的にすばらしい。 モーツァルトが天才で神童ぶりを発揮したことは大変有名であるが、人間的にはどうだったのだろうか。この映画のように軽薄な存在だったのだろうか。 伝記を読むとモーツァルトの手紙の中には、「うんこ」など下品な言葉がいくらも出てくる。そうなるとやっぱり・・・。もしこういう軽薄なモーツァルトであれば、まじめなサリエリにはたまらなかっただろう。 大変好きな映画であり、初めて買ったDVDがこの「アマデウス」であった。
[映画館(字幕)] 9点(2011-11-08 23:43:50)
103.  黒い画集 第二話 寒流
これは凄い。好きな松本清張の映画を次々とあさっているうちにぶち当たった作品なのだが、原作未読の清張の中で最高傑作だと思った。 脚本がすばらしく良くできているし、登場人物の心理描写も実に見事、すさまじい緊迫感である。それと銀行内部のスキャンダルを赤裸々に描いて、社会派サスペンスの深さを感じる。 ただひとつ嫌なシーンは、丹波哲郎の子分たちが次々に○○部長で前科○犯という自己紹介をするところ、実に醜い。
[DVD(邦画)] 9点(2011-10-30 07:38:01)
104.  わが町(1956)
「洲崎パラダイス赤信号」と優劣をつけがたい川島雄三の名作、どちらも1956年という同じ年の作品であることに驚く。 ターヤンこと佐度島他吉の骨太な生き方に感動、南田洋子も若くきれいだし、脇役の殿山泰司、北林谷栄もすばらしい。この二人は長年老け役をやっていたせいか、後年の映画のどれを見ても皆同じ年くらいに見える不思議な存在である。 ラストの南十字星か、心に残る。 
[DVD(邦画)] 9点(2011-10-29 13:06:35)
105.  裸の大将放浪記 山下清物語
昔見て大変感動した映画、それまでは山下清さんを本当の意味で理解していなかったと思う。またその後、実際の山下さんの作品を見てさらにすごい人(天才)だと思った。この映画の中でも結構たくさんの絵が出てくるが・・・。 ずっと後「レインマン」を見てサヴァン症候群というものを知ったのだが、彼のような人は風景などを写真のように鮮明に記憶しているのだという。 映画の芦屋雁之助はドラマでも山下清を演じており、まさに適役だと思う。それに彼の死に対して、母親役の中村玉緒の言葉にも涙せずにいられなかった。 すべての障害児と障害児を持つ家族を励ます映画だと思う。 
[映画館(邦画)] 9点(2011-10-27 22:00:11)
106.  ライフ・イズ・ビューティフル
前半はまったくのコメディだが、後半はコメディの中にもユダヤ人迫害の悲惨さが滲み出てくる。戦争や迫害の悲惨さから息子を必死に守ろうとした父、息子は父が亡くなり戦争が終わって初めて父親の深い愛情を感じたことだろう。私も映画を見終わって涙が止まらなかった。 映画は前半はつまらなく感じていたが、後半一挙に盛り上がる。言葉が通じないことを逆手にとって、都合良く息子に話して聞かせる、そのおかしさがたまらなく良い。またそれが逆に、悲惨さの裏返しであることに気づかされた。
[DVD(字幕)] 9点(2011-10-18 08:53:49)(良:1票)
107.  マイ・レフトフット 《ネタバレ》 
すばらしい映画、実話ものとしてはトップレベルだと思う。そしてこの映画の感動を与えているのは、文句のつけようのない圧倒的な名演技のダニエル・デイ=ルイス、アカデミー主演男優賞は当然のことだ。しかし忘れてはならないのは、家族を支える強く賢い母の存在があったればこそ、クリスティ・ブラウンの成功があったといえる。 ここに描かれている物語は、天分と努力のサクセスストーリーではない。悩んだり、落ち込んだり、怒りをぶちまけたり、生身の人間クリスティである。 さらにもうひとつ、忘れられないのが少年クリスティを演じたヒュー・オコナー、彼もダニエル・デイ=ルイスに負けてはいない。少年クリスティが、「A」から「1/16」そして「MOTHER」と綴ったときは、私も思わず涙が流れた。
[DVD(字幕)] 9点(2011-10-15 13:03:35)
108.  洲崎パラダイス 赤信号
洲崎パラダイス一歩手前の赤信号、よくぞ留まった。最初の方は、義治の駄目男ぶりが嫌でたまらなかったが、次第に物語に引き込まれてしまった。男と女の間柄はそう簡単に割り切れるものではない。この映画はそれを深く掘り下げ、鋭く描き出している。名作という以外ない。 新珠三千代の演技力はすばらしいし、芦川いづみさんもいい。最後はちょっとかわいそうだったけど・・・。
[DVD(邦画)] 9点(2011-10-12 20:47:28)
109.  黄色い星の子供たち 《ネタバレ》 
黄色い星とは、ユダヤ人を識別にするためにつけられた黄色の星のマークのワッペン、それによって彼らは公共の場から閉め出されることになる。 ナチスドイツによるユダヤ人虐殺は、ドイツ国内だけでなくフランスやポーランドも行われたことは知っていたが、ヴェル・ディヴ事件についてはよく知らなかった。ナチスの命令でもあったが、フランス政府もまたユダヤ人を一斉検挙し収容所に送り込んだのである。 この映画はヴェル・ディヴ事件のわずかな生き残りの証言を元に制作されたという。いわば第2次世界大戦の歴史の一部である。この事件は近く「サラの鍵」という映画にも登場するはずなので、それもぜひ見てみたい。 映画の中で一番印象に残ったのは、ユダヤ人に対し水を分け与え、手紙を預かった消防士たち、それを認めた人道的な責任者が登場するシーン。 くまの人形抱いたかわいらしい子どもノノ、そのノノと看護婦アネットが戦後再会するシーン。おそらく事件の時のノノと戦後のノノを演じた子役は兄弟なのだろう、驚くほど似ていた。 良い映画かどうかの前に、見るべき(見なければならない)映画だと思う。 
[映画館(字幕)] 9点(2011-10-09 19:48:40)
110.  怒りの葡萄 《ネタバレ》 
不景気になると金持ちは労働者を安く雇って不況をしのぐ。そのため小作農たちは虐げられ、生活の地を求めて各地を転々とする。そうした資本主義社会の弱点をつき、社会の矛盾を描いたスタインベックの名作「怒りの葡萄」  この映画はそうした社会批判に加え、それを生き抜く家族の絆をしっかりと描いている。ヘンリー・フォンダを主演にしたジョン・フォードの力作だが、家族を支える母親の存在が大きい。「女は男より変わり身が早い。男は不器用でいちいち立ち止まるが、女は常に川のように流れている」という母親の言葉が深く印象に残る。おっとジェーン・ダーウェルはアカデミー主演女優賞か、納得。  
[DVD(字幕)] 9点(2011-10-09 06:50:41)
111.  シベールの日曜日 《ネタバレ》 
「孤独な男女の純粋無垢な魂の交わり」などと表現すると大げさだろうか。ピエールと同棲していたマドレーヌは、とまどいながらも二人を見守るうち良き理解者となった。しかし残念なことに相談する相手を間違えてしまったと私は思う。 端から見るとピエールはロリコンとか変質者としか見えないのだろう。それが世間一般の常識だ。ナイフを持ったまま女の子に近づけば、結果は当然予想ができる。しかしそれがどんなに悲しいことか。ラストのシベールの叫びは、教会音楽の「ミゼレレ」と重なって、深く心に突き刺さる。 二人が会っていた湖の景色が美しかった。
[DVD(字幕)] 9点(2011-10-08 22:55:12)
112.  はなれ瞽女おりん
美しい情景描写に対して、日本海の冷たい海、それは瞽女となった美しき盲目の娘おりんの運命を象徴するかのようだ。水上勉の小説には、このような不遇な環境に生きる人間(女性)を書いたものが多い。その中でもこの「はなれ瞽女おりん」は際だっていると思う。またそう思わせるのは、何と言って岩下志麻の美しさと演技力だと思う。 
[映画館(邦画)] 9点(2011-10-03 15:03:28)(良:1票)
113.  ドクトル・ジバゴ(1965)
大作の多いデヴィッド・リーン監督の映画だが、その中でも最も好きな映画。学生の時見た感動は決して忘れることができない。 何といってもモーリス・ジャールの音楽がすばらしい。「ラーラのテーマ」を聞くといつも涙が出てしまう。戦争と革命によって翻弄された人々、なかでもユーリとラーラが戦争のない世の中で出会っていたらと語り合うシーンは心をうつ。不倫と言うのはあまりにも酷、運命のいたずらと言ってほしいもの。 ロシアの大自然は実に壮大だ。映像も音楽もすべてが美しい。
[映画館(字幕)] 9点(2011-09-24 22:52:37)
114.  裸の島(1960)
これはすごい、台詞がないことで見事な映像詩になっている。それを支えているのは、林光の音楽、実に効果的だ。単純な作業のくり返しが少しも苦にならない。まったく思い切ったことをやらかしたものだ。 最初見たときは、誰もいない島になぜ一家族だけがいるのかとか、何もない島なのに生活ができるかと余計なことを考えてしまった。その後もう一度、余計なことを全く考えないで映像と音楽だけに集中して見た。そのあと日を改めて、監督と林光氏の対談を聞きながら3度目を見る。乙羽さんと殿山さんだけが俳優さんで、その他は皆地元の人と知りまたびっくり。
[DVD(邦画)] 9点(2011-09-15 22:53:36)
115.  八月のクリスマス(1998) 《ネタバレ》 
この映画は韓国映画の中でもトップクラスの名作だと思う。名作は大きく振りかぶらなくても、淡々と映像を見せるだけで思いがひしひしと伝わってくる。 ジョンウォンが死を覚悟し、ビデオデッキや現像機の捜査方法を書き残すシーン、入院したのを知らず、タリムが写真館に石を投げてガラスを割るシーン、退院したジョンウォンがタリムの移転先を調べ、車からずっと見守るシーン、そして自分で自分の葬式用の写真を撮るシーン、すべて言葉はなくても見ているだけでジーンと胸が熱くなる。 最後の「愛を胸に秘めたまま旅立たせてくれた君に、ありがとう」というナレーションがとても印象的だった。
[DVD(字幕)] 9点(2011-09-12 09:46:24)(良:1票)
116.  普通の人々 《ネタバレ》 
長男の事故死以来、ちぐはぐになった家族、中でも次男は自殺未遂を起こし、退院後も情緒不安定で精神科に通うようになった。それで問題があるのは次男だろうと誰もが思ってしまう。しかし映画を見ているうちに、次男も父親も実は心優しいがため悩んでいただけで、もっと問題だったのは母親だったのだと気づく。 また病院のカウンセリングの先生は初めは事務的かと思っていたが、実に的確な助言を行っているすばらしい先生だと思う。次男だけでなく父親も相談に行き、母親にも勧めるが彼女は行かなかった。自分が一番まともと思っている人ほど気づかないのかもしれない。 この映画は心理描写が見事で奥深さを感じずにいられない。前半は淡々としていたが、後半凄く心を動かされた。 ところであのボウリングはご愛敬か。構えだけはしっかりして、あんな投げ方になるとは信じられない。
[映画館(字幕)] 9点(2011-09-10 22:26:16)(良:2票)
117.  レベッカ(1940) 《ネタバレ》 
私が見たヒッチコック映画(20本弱)の中では、この「レベッカ」と「北北西に進路を取れに進路を取れ」の2本がベストである。スリルとサスペンスという点では後者だが、ゾクゾクとするサスペンスと映画のできとしてはこの「レベッカ」 もちろんフォンティーンの美しさに目がくらんだと言うこともある。しかし何といっても主人公レベッカが最後の最後まで姿を見せない。死んでいるのだから当然なのだが、恐怖の存在として常に物語を支配しているのはすごい。逆にフォンティーン演じる女性は実質の主人公でありながら、私とかマキシムの2番目の妻という表現で名前すら出てこない。オリヴィエが彼女を呼ぶとき何というか注目して見てみたがやはり名前はない。実に不思議な映画だ。 映画はダンヴァース夫人を演じるジュディス・アンダーソンがすばらしい。この人がいて、この映画は成り立っているとも言える。しかし、最後までわからなかったのは、あの肖像画、あれはレベッカだったのだろうかそれとも・・・。
[ビデオ(字幕)] 9点(2011-09-02 17:38:07)(良:1票)
118.  秘密(1999) 《ネタバレ》 
最初見たときのラストの衝撃は大きかった。ひどい、むごい、切なすぎる。平ちゃんになりきって見ていた私には、とても耐えられなかった。1発でなく2発殴らせてくれと言った気持ちが痛いほど伝わってきた。 しかし、2度3度と映画を見直していくうちに、私のこの映画への思いは変わった。あれ(ラストシーン)は、究極の選択だったのだ。夫を愛するが故に「自分は直子であり、藻奈美として生きていくのだ」というやむにやまれぬ思いを伝えたかったのだと思うようになった。 妻でありながら身体は娘、このギャップは最初のうちはそれほどでもなかった。外では藻奈美として振る舞い、家庭では直子として夫に尽くす、その二重生活を演じればよかった。 しかし藻奈美としての直子が、大学に入った頃からどうしようもできなくなってくる。夫は電話に盗聴器を仕掛け、大学の先輩の前に割って出たりもした。妻は藻奈美の身体でありながら、夫に身体をまかせようとすらした。それでもギャップは縮まらない、ますます広がるばかりだ。 夫が「俺の直子はどこへ言ったのだ」と悲嘆にくれたとき、妻は完全に娘になりきることを決意したのだと思う。結果的には夫をだますつらい選択だったが、どうしようもなかったのだと今になって思う。 最初に見てから数年を経た今、ようやくこの映画の真価を感じる。ストーリーも描写もとてもすばらしい映画だ。
[DVD(邦画)] 9点(2011-08-26 04:36:12)
119.  はだしのゲン(2007)(TVM)
「千の風ドラマスペシャル」で放送されたドラマ。「はだしのゲン」については、おおよその内容は知っていたが、漫画はとっくの昔に卒業していたので原作は読んでいないし、アニメ版もこのドラマの後に見た。 アニメ版は長編漫画を1本の映画にしたため、原爆投下場面を除いて物語があっさりしていたように思う。それに比べるとこちらは実にていねいで、家族の絆がしっかりと描かれている。またTVドラマということで、悲惨なシーンは抑えられてはいるが、反面広い年齢層にわかりやすく、情感に訴えている。 つまりは家族の暖かさを強調し、家族が失われることによって、その反対軸にある原爆の悲惨さを伝えているように思う。 子役のできがすばらしいし、やや華奢に見える石田ゆり子も原爆投下後は、力強くたくましくなるのが印象的。 
[地上波(邦画)] 9点(2011-08-17 20:08:45)
120.  オアシス
これが多くの映画賞を獲得したという映画か、なるほどと納得。主役の二人、特にムン・ソリの演技は神かがりというべきだろう。 この映画を見ると何が健常者で、何が常識かを考えさせられる。それほど強烈な映画だ。好き嫌いは人によっていろいろだろうが、名作というのは間違いないだろう。
[DVD(字幕)] 9点(2011-08-16 17:17:20)
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