1221. インシテミル 7日間のデス・ゲーム
これは酷い。 序盤から怪しさ満点で、ラストでやっぱりね♪というパターン。 ゲームとして割り切って考えたとしても何が面白いのかわからない。 多数決ルールもいつの間にか有耶無耶になってしまってるし、こんなつまんないゲームの企画が通ったことに驚かされる。 この作品をミステリーのジャンルに分類するのは無理があると思います。 [DVD(邦画)] 3点(2011-04-11 12:58:05) |
1222. おにいちゃんのハナビ
これは泣けた。 最初は悲しいから泣いてたと思うんだけど、そのうち感動の嬉し涙も混ざってきて、最後には何がなんだかよくわからないけどただ泣いてた。 特筆すべきはシナリオ構成の丁寧さで、この家族の抱えた問題の提起に始まって、家族の関係性の描写、そして問題の解決に向けた変化を描く。 気が付いたら家族の一員みたいに感情移入してしまってた。 伏線の張り方もベタではあるけど、それぞれがきちんと昇華していたと思う。 役者も粒揃いで、メインから脇役まで味のあるいいキャストで構成されている。 谷村美月が出てるからというやや不純な動機で観賞したわけだけど、心が洗われました。 まあ、谷村美月みたいな可愛い妹が居たら、僕でも社会復帰できちゃいそうな気がしますけどね。 あと、どうでもいいことだけど、アンコール♪アンコール♪にしか聞こえなかった。 [DVD(邦画)] 9点(2011-04-09 15:35:35) |
1223. エクリプス/トワイライト・サーガ
わんこの横恋慕が一歩前進して、もはやコメディとしか思えない三角関係が成立。 結論としては、雪山じゃ冷え性は役立たず。 わんこは変身した方が温かいと思うけど、一応は役に立った。 Season4がどうなるのか楽しみです。 [DVD(吹替)] 7点(2011-04-08 15:44:25)(良:1票) |
1224. 君に届け
はいはい泣きました泣きました。 所詮、僕の涙腺なんてその程度のもんですからしょうがないよね。 でも、それは前半の友情ごっこまで。 後半はどうも盛り上がらない。 多部ちゃんはよく頑張ってたと思うけど、感動的なラストという感じではなかったな。 ストーリー展開が単なるあらすじ紹介みたいになってたのが残念。 [DVD(邦画)] 5点(2011-04-07 11:31:10) |
1225. ウルトラ I LOVE YOU!
邦題からはラブストーリーのような印象を受けるけど、ただのストーカーの話なので、恋愛要素は期待しない方がいい。 かと言って、原題に相応しい内容かと言うとそういうわけでもなくて、スティーブの存在感は後半に向けてどんどん薄れていく。 どちらかと言うと、マスコミに対する皮肉がコメディの主軸になっているので、サンドラ・ブロックをリポーター役にした方が纏まりが良かったのかも知れない。 最終的にはそれなりに盛り上がったので、そんなに悪い作品じゃなかったのかも知れないけど、絶賛するような要素があるわけでもないので、平凡なコメディといった印象が残りました。 [DVD(吹替)] 5点(2011-04-05 05:27:29) |
1226. 川の底からこんにちは
作品のクオリティとしては中の下ではあるけど、それが逆に微妙な空気を作り出していて滑稽で笑える。 特に佐和子のキャラは秀逸で、それが監督の演出による賜物なのか、満島ひかりの演技力によって生み出されたものなのかよくわからないけど、それぞれの今後の作品は要チェックである。 あと、虐待ネタで笑いを取ろうなんて不謹慎のラインを超えてしまってるような気もするけど、悲しいかなそれが今の世の中の実情なんだな。 子どもだって殺されないか心配になるよね。 こんなふざけた内容で泣かせようという魂胆は気に食わないけど、まんまと嵌って泣いてしまった自分も情けない。 しょうがないので9点付けておきますね。 所詮、僕なんてその程度のレビュワーですから。 [DVD(邦画)] 9点(2011-04-04 15:34:34)(笑:3票) (良:1票) |
1227. 書道ガールズ!! -わたしたちの甲子園-
一見するとB級テイストの駄作のようだけど、悔しいけどちょっと笑ってしまったし、終盤は思わず感動してしまいそうになったので、意外に悪くない作品だったのかも。 シナリオとしては糞と断定して問題ないと思うけど、役者の頑張りで見られる作品になってた。 他の高校のパフォーマンスが凄かったので心配になったけど、いい感じに纏めたんじゃないでしょうか。 あと、タイトルからもわかるように男子部員に人権は無いのだけど、意外といい働きをしていたと思う。 画面に映っていないところで、あのでかい紙を男子部員たちが貼り合わせていたかと思うと涙が溢れそうになる。 [DVD(邦画)] 6点(2011-04-03 16:12:34) |
1228. スラムドッグ$ミリオネア
インド人が見たら、こんなのほんとのインドじゃないって言うのかも知れないけど、僕の想像してたインドそのままの作品でした。 インドの臭いが漂って来そうなくらい強烈にインドです。 クイズの問題と主人公ジャマールの人生を重ね合わせる手法はよく出来ていたと思います。 冷静になって考えてみると、知ってる問題が出たというだけのご都合主義ではあるけど、彼の人生が壮絶過ぎて、そんな些細なことはどうでもよくなる。 子ども時代に出会ったママンが凶悪で震撼したけど、大きくなって再会してみると意外に小物のチンピラのように感じられた。 それだけ主人公に感情移入して、子ども目線で作品世界に入り込んでしまってたのだろう。 終盤の盛り上がりも感動的だし、ラストシーンの描き方も大好きな感じでした。 残念だったのは2000万ルピーがどれくらいの価値なのかよくわからなかったことくらい。 [DVD(吹替)] 9点(2011-04-02 17:10:20)(良:1票) |
1229. さんかく
この監督にエロを描かせると天下一品。 あまりにもエロ過ぎてキスだけで踏み止まったことに対するリアリティが失われてしまうほど。 このJCトラップから逃れる術はないと思うし、その後の対応も許せる範囲だと思うので、血みどろの展開に陥ったことに関しては同情するしかない。 高岡蒼甫はこの軽薄でどこか憎めない男を上手く演じていたと思う。 田畑智子のコメディなのかホラーなのかよくわからない怪演も良かったし、小野恵令奈のエロさには鼻血が出そうだった。 あと、矢沢心の胡散臭さもはまり役としか言い様がない。 作品としては三角関係を描いたラブコメといった感じで、前半はとにかく笑える。 後半は笑えないような展開になるけど、哀愁のようなものが感じられて良かったと思う。 なんとも言えない感じのラストシーンも好きです。 それから、どうでもいいことだけど、この監督は作中で血を流さないと気が済まないのだろうか? [DVD(邦画)] 9点(2011-03-30 15:25:44) |
1230. ニューヨーク、アイラブユー
オムニバスに有り勝ちな細切れ感がなくて、全体が1つの作品のように編集されているのは良かった。 トータルして言えることは、とにかくお洒落。 映像も音楽も台詞回しも何から何までお洒落。 このテイストで1本の長編作品を見てみたいと思った。 物語としては短編という制約が付き纏うので、雰囲気だけを楽しむような意味不明な感じやオチのない消化不良を感じさせられたが、イヴァン・アタルのソーホーは纏まりがあって痛快だった。 [DVD(字幕)] 7点(2011-03-28 16:44:45) |
1231. 東のエデン 劇場版 II Paradise Lost
テレビシリーズの壮大なスケールに比べて、この劇場版の陳腐さにはがっかり。 はっきり言って何も解決していない。 この作品の視聴者なら誰しもが考えるだろう自分なりの100億円の使い方のアイデアに対して、この終わり方は余りにも失礼。 100億円をどう使おうなんて真剣に考えていた自分が情けなくなる。 これならNo.5があがりで一件落着で良かったくらいだ。 まあ、それだと物語としては面白くもなんともないかも知れないけど、100億円の使い道としては一番まともだった。 あと、どうでもいいことだけど、孫正義はMr.OUTSIDEになって、この国をどうにかするべきだ。 [DVD(邦画)] 3点(2011-03-26 14:46:49) |
1232. 東のエデン 劇場版 I The King of Eden
完全にParadise Lostに向けた前フリでしかなく、この作品を劇場作品として独立させる意味がわからない。 テレビシリーズで言えば2話くらいあれば描けそうな内容を82分に水増ししているのでテンポも悪い。 尺の長い劇場版ならではの試みに期待していたので、テレビシリーズの延長でしかない内容にはがっかりしました。 [DVD(邦画)] 5点(2011-03-26 12:44:20) |
1233. 時をかける少女(2010)
仲里依紗が素晴らしかっただけに勿体無いという印象。 他の役者も良かったし、映像的にはなかなかの出来栄えだったんだけど、どうも話が盛り上がらない。 過去を変えちゃいけないというルールは使い古された感じで、そこにどんなアイデアを盛り込むかがシナリオとしての面白味になると思うのだけど、ただ単純にルールが守られただけのストーリーにがっかり。 ラストの涙になんで泣いてるの?って思ってしまうくらい心に響かなかった。 僕は何か大切な記憶を消されてしまったのだろうか??? まあ、仲里依紗を鑑賞するという意味では損してないと思うので、点数は甘めにしておく。 あと、どうでもいい小ネタではあるけど、逆らったら末代まで祟られそうなタレント5年連続ナンバー1というのは面白かった。 [DVD(邦画)] 6点(2011-03-24 17:56:36)(良:1票) |
1234. 花のあと
この作品を要約すると、不倫ドロドロ時代劇を乙女剣士が恨み晴らします!って感じで、BGMにチャララーン♪って入れてくれたら最高だったんだけど、流石にそれはなくてがっかり。 でも、ちょっといい話的なラブストーリーも盛り込まれていて、好みな感じでした。 テンポの悪さや演出のぎこちなさもあって前半はやや退屈だったけど、終盤ちょっと盛り上がるシナリオは良かったと思います。 あと、どうでもいいことだけど、主題歌に一青窈を起用するセンスに脱帽です。 [DVD(邦画)] 7点(2011-03-23 16:04:28) |
1235. ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ
ゲーム構成やシナリオがよく出来ていただけにちょっと残念。 このシリーズにはゲームの攻略法や謎の解明に1週間のインターバルが与えられるというテレビドラマならではの面白さがあったわけだけど、劇場用として2時間に纏められてしまうと駆け足な印象だけが残る。 誰がⅩなのか推理する余裕もないし、改めて見直してみると推理の根拠となる投票順がほんの数秒に編集されていて、流石にあれじゃ気付きようがない。 まあ、そういった肝心なシーンをカットせず、数秒とは言えきちんと挿入しているのには感心するけど、伏線として機能させるには尺が足りなかったようだ。 せめて全体で前後編4時間くらいのボリュームがあれば、もっといい作品になってたように思う。 というわけで、数年振りに見直してみたら、初見では駆け足に感じた部分もいいペース配分に感じられて面白かった。 1回見てルールとかは理解してたので、トリック部分の細かい演出とかにも気付くことが出来たので満足です。 評価は初見のままにしておくけど、2回見たら面白さの増すタイプの作品なのかも知れない。 [DVD(邦画)] 6点(2011-03-08 16:05:57) |
1236. アーサーと魔王マルタザールの逆襲
前作は一応のストーリーはあったけど、今回はストーリーらしきものが見当たらず、中途半端に終わってしまう。 流石にこれを1本の作品として評価するのは難しい。 映像的なクオリティは高いと思うけど、やっぱり映画なんだから話が無いとどうしようもない。 あと、相変わらずミニモイは可愛くない。 [DVD(吹替)] 3点(2011-03-07 13:19:28) |
1237. 20世紀少年 -最終章- ぼくらの旗
これは酷い総集編ですね。 広げ過ぎた風呂敷を回想シーンで説明するという手法にも呆れるけど、最終的な決着も回想に頼るというのが無能過ぎる。 [DVD(邦画)] 3点(2011-03-01 16:51:43) |
1238. 20世紀少年 -第2章- 最後の希望
オッチョが教会に駆けつけるシーンとか、ともだちの復活シーンは良かったと思うけど、全体的にふざけた演出が多過ぎて興醒めしてしまう。 コミカルな演出が絶対に駄目とは思わないけど、限度というものがあるだろう。 個人的には木南晴夏くらいが許せる限界で、流石に小池栄子のテンションには付いて行けなかった。 シナリオとしては、いろんな伏線がそのまま放置されていて、この章だけでは判断できない。 残された謎が第三章で昇華されるなら、この繋ぎの章の価値も上がるのかも知れない。 [DVD(邦画)] 5点(2011-03-01 13:31:22) |
1239. 変態家族 兄貴の嫁さん
タイトルからもわかる通りファミリー物の作品ですが、決して家族で見てはいけない作品。 たぶんおっぱいを出してない時間より、おっぱいを出してる時間の方が長い。 パロディとしては所々笑えるシーンもあったけど、作品全体として成功してるとは思えない。 もう少し笑わせて欲しかった。 [DVD(邦画)] 4点(2011-02-28 21:43:42) |
1240. 庭から昇ったロケット雲
宇宙へのロマンを描いた作品かと思いきや打ち上げ許可を出す出さないといった大人の事情を描いた作品でした。 宇宙に行って何をするかとか、宇宙の素晴らしさみたいな話はほとんどなくて、ただ行って帰ってくるだけ。 主人公にあんまり共感できず、ただ頭のおかしいおっさんという印象でした。 [DVD(吹替)] 4点(2011-02-17 07:01:53) |