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飛鳥さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1679
性別
自己紹介 今まで観た映画の記録を整理したくなり、レビュー開始。
物忘れが良いのでメモを残しておかないと、印象薄めのものは内容をすっかり忘れていたり、前に観た映画も初見かと思って後半にようやく気づくなんてことも。
備忘録を兼ねているので、ほとんどのレビューはネタバレで書いてます。

10 至高の殿堂入り
9 心に残る傑作 
8 もう一度観たい佳作
7 面白い
6 そこそこ面白い
5 普通
4 それほど面白くはない
3 面白くはないが見どころがなくはない
2 全然面白くない
1 酷い駄作
0 呆れ果ててもはやネタレベル

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1221.  インデペンデンス・デイ 《ネタバレ》 
コンピューターウイルスでやっつけられるような異性人というのが拍子抜けではあるが…。 いろいろ都合がよすぎるので、細かいことを一切気にしないで観れば楽しめる。 結構盛り上がるけど、その割に後にはあんまり残らない。 良い意味でも悪い意味でも、いかにもハリウッド映画らしい作品。
[地上波(吹替)] 5点(2013-06-21 23:36:28)
1222.  ルームメイト(1992) 《ネタバレ》 
アリーが恋人と別れた寂しさを埋めるために募集したルームメイトが完全にイカれた女。 長い交際期間があっても同居して初めてわかるといったことも珍しくないのに、面接やちょっと一緒にいた程度でいろいろ見抜くのは到底無理。 誰でも同じようなイカれた人間の被害者になりうる怖さを感じる。 ただ、彼氏とヨリを戻したからルームメイトに出ていってもらおうとするのはあまりに軽率で自分勝手。 自分で撒いた種でもあるので、同情はしきれない。  愛犬を転落死させたり、同じ髪型と服装をしてみたり、勝手に手紙を受け取って隠してたり、こんなのと同居だなんて鳥肌が立つ。 さらにどんどんエスカレートする異常行為に、まとわりつくような不快感が募っていく。 モンスターものより、こういう狂気の人間のほうが怖い。  アリーとヘディがギクシャクしていく様子はとてもリアルに描かれている。 一人でオナニーしているところを見られた場面など、こちらまで気まずくいたたまれない気分になる。 ところが、ラストの死闘でアリーが突如秘密工作員にでもなったかのような見事なアクションでの逆転劇には呆気にとられる。 とってつけたようなナレーションでのまとめもウソっぽくなった。
[DVD(吹替)] 5点(2013-06-21 23:34:39)
1223.  赤い風船 《ネタバレ》 
セリフがほとんどなく映像で詩を味わっているような感覚。 ジャンルは違うが詩情を感じる映像作品という意味ではユーリ・ノルシュテインが思い浮かんだ。 生き物のような風船と少年の友情が微笑ましい。 悪ガキどもに石をぶつかられるシーンでは本当にイジメられているように見える。 鑑賞中はさほどインパクトはなかったが、観た後でじわじわくるファンタジー。 ラストは少年の行方が気になる。 天に召されたともとれるが、少年は幸せそうだったけどハッピーエンドなのかどうか…。 一概によかったねとは思えない微妙な余韻が残った。
[DVD(字幕)] 7点(2013-06-21 23:31:52)
1224.  自虐の詩 《ネタバレ》 
阿部寛のちゃぶ台返しが連発。 中学時代の貧乏仲間の熊本さんのキャラが強烈。 ギャグタッチのコメディシーンが結構あるが、全般的に起伏が乏しくてちょっとだれる。  シャブ中の売女に堕ちて幻覚から自傷した幸江を救ったのは、イサオの真面目で一途な思い。 それなのにどうしてイサオがダメ男になったのか、キャラが変わりすぎ。 凡庸なストーリーで内容が薄くて泣けもしないが、中谷美紀と阿部寛でなんとか持ちこたえている感じ。 同じように中谷美紀が不幸な女を演じた『嫌われ松子の一生』のほうが、ストーリーははるかに引き込まれる。
[DVD(邦画)] 4点(2013-06-20 22:35:23)
1225.  キングコング(1976) 《ネタバレ》 
ヒロインのアンはヨットが沈んで救命ボートで漂流していたところをたまたま石油探索船に発見されたという設定。 映画撮影のためにスカウトされたというほうが流れが自然だったのに。 コングはオリジナルよりずいぶん人間的に描かれている。 滝のシャワーで濡れたアンを乾かすためにコングが息を吹きかける。 恍惚とした表情のアンにちょっと笑ってしまうが、獣の息は臭くないのだろうかと余計なことも考えてしまう。 ジェシカ・ラングのお色気シーンがあるので、家族連れはちょっと気まずいかも。  船の空きタンクに閉じ込められたコングが、アンのスカーフに暴れ出すのが面白い。 ところが、コングをなだめようとしたアンがタンクに落ちたとき、コングが何もせずに逃がしたのは不可解。 コングが川を渡るのに誰にも気づかれなかったというのもありえない。 ご都合主義が引っかかるが、コングがアンの身を気遣って手で押しやり、銃撃で血まみれになっていく様には心を打たれた。 オリジナルや他のリメイクを含めて最初に観たのは本作で、昔みたときのほうがもっと面白く感じたけど。
[ビデオ(吹替)] 6点(2013-06-20 22:16:42)
1226.  ライムライト 《ネタバレ》 
チャップリン晩年の代表作だけにハードルが高くなりすぎたのか、少し期待はずれ。 監督として峠を越えたチャップリンと、主人公のカルベロがだぶってみえる。 途中、カバレロのステージパフォーマンスで長くてダレてしまう。 ウケなくなっていた芸が再起の舞台で、シーンとしたアンコールからいきなり大喝采となったことに大きな違和感があった。 テリーの雇ったサクラではなく本物の歓声に変わったという表現だろうけど、それほどのパフォーマンスとは伝わらずちょっと無理があるように思えた。 ラストはもっとハッとするような展開を期待したが、カルベロの死も少し強引な印象もあって感動できない。 音楽は切なく美しいメロディで耳に残る。  かつてはスターコメディアンだったカルベロの凋落ぶりが切ない。 テリーとの純愛、若いネビルへの複雑な思い、舞台人としてのプライドが傷つけられていく様子がリアルで胸に迫る。 年の差を越えて支え合った二人の結ばれなかった悲恋をコメディ要素なしで描いたことが、チャップリンのイメージを覆されて意外だった。 チャップリンの喜劇人としての本音や人生哲学が主人公を通してうかがえ、明らかに自己投影したものであることがわかる。 チャップリンの集大成ともされているが、才気ほとばしる全盛期の勢いを失った悲哀も少し感じてしまう作品。
[DVD(字幕)] 7点(2013-06-20 22:14:12)
1227.  ライフ・イズ・ビューティフル 《ネタバレ》 
序盤は主人公グイドがイタリア人っぽい軽さでしゃべりまくって少しうんざり。 ゆるいラブコメ風の笑えないストーリーで眠くなってくる。 前半でもううんざり気分でこれはハズレ映画だったと観たことを後悔し始めた。 ところが、後半の強制収容所に連行されるあたりから次第に物語の中に引き込まれていく。 息子に不安を与えまいとしてウソをつき続けるグイドがどんどん立派に見えてくる。 最後まで息子の前で陽気に振舞う父の思いやりが胸を打つ。
[映画館(字幕)] 9点(2013-06-20 22:12:52)
1228.  プラトニック・セックス
原作は読んでいたが、かなり内容が変わっている。 なんの共感もできない映画。 でたらめに送信した携帯メールが偶然二人を結びつけたという出会いのうそ臭さ。 実話から離れて全般的にリアルさを失ってしまった演出にうんざり。 原作のほうがリアルな分よかった。
[DVD(邦画)] 2点(2013-06-19 23:17:48)
1229.  クイック&デッド 《ネタバレ》 
女ガンマンのシャロン・ストーンがキレイでカッコいい。 劇画タッチの西部劇なのでリアリティの欠片もないが、キャラが個性的。 早撃ち大会はまるで天下一武道会、ゲームかマンガみたいなノリだ。 頭を銃弾が貫通してウソみたいな風穴が開いたり、派手に一回転して吹っ飛んだり、やられっぷりもチープそのもの。 そんなB級テイスト漂う作品なのに、思わぬ豪華キャストの競演を楽しめる。 ジーン・ハックマン、ラッセル・クロウ、ディカプリオ、脇役にゲイリー・シニーズも。 もっとも、クロウとディカプリオは有名になる前だから成立したのかも。  エレンは食事のテーブルの下で父親の仇であるへロッドに隠し持っていた銃を向けるが、結局果たせない。 エレンの思惑を見透かしたへロッドの威圧感とライターを銃に見せかけたフェイクに制された形。 ここはへロッドの凄みを感じさせるシーンだった。 へロッドの無慈悲な冷酷さはいたるところで感じられるが、極めつけは政府軍に撃たれた傷の手当てもし匿って助けてくれた神父を、相棒のコートに殺させたこと。 コートはその贖罪で牧師になったのに、へロッドに罪の意識は微塵もない。  少女だったエレンは、父の首吊りの縄を撃てば助かると持ちかけられ、誤って父を射殺している。 悲嘆に暮れる少女を尻目に、ヘロッドはゲームを楽しんだかのように笑って去っていく。 それだけやってりゃ復讐の対象にもなろうというもの。 ヘロッドは父親に認められたい一心で決闘に臨むキッドも射殺した。 ただ、この時だけは悪党へロッドにも親子の情がうかがえた。  ストーリーはなんてことないが、キャラの魅力でもっている作品。 特に、敵役のジーン・ハックマンの存在が大きかった。 シャロン・ストーンとラッセル・クロウのラブシーンがカットされていたのは残念。
[地上波(吹替)] 6点(2013-06-19 23:09:04)
1230.  12人の優しい日本人 《ネタバレ》 
タイトルからわかる通り『十二人の怒れる男』をパロっていて、日本人だったらどうなるかを示したようで興味深い。 狩猟民族と農耕民族の違いを見るようだった。 妻が夫を走ってくるトラックへ突き飛ばしたとのおばさんの証言もあったが、暴力夫に悩まされていた美人妻への同情もあって、おばさんの証言よりも妻の証言が信用されている。 そうした無罪濃厚の状況から有罪の可能性を探っていくわけだが、12人のキャラが立っていてそのやりとりに引き込まれる。 三谷幸喜はこうしたキャラの書き分けがはっきりしていてわかりやすいのが特長。 そこが苦手という人もいるようだが、こうした12人にほぼ均等にセリフのある設定では、区別しやすくなるので混乱しなくて済む。  ただ、本家の迫力には到底及ばず、インパクトは少し弱い。 コメディ要素を入れて笑いを取ろうとしているために、軽くなっている印象。 議論が人間の本質的なものを抉り出す人間ドラマになるのではなく、推理ゲームの要素が強くなっているせいもある。 最初から有罪を強硬に主張し続ける会社員も妻に捨てられたことが理由というオチがかなり前からわかってしまうのもマイナス。 オチが見えてからはどうしても興味が少し削がれてしまった。
[地上波(邦画)] 7点(2013-06-19 23:05:40)
1231.  県庁の星 《ネタバレ》 
民間の視点を研修するためにスーパーに派遣される県庁のエリート。 その役が織田裕二で、以降は予想通りの展開。 お役所的なマニュアル通りにしか動けないので、指導役のパートリーダーである柴咲コウとはお約束の対立関係。 派閥の関係でエリートコースから外され、婚約も解消されてズタボロ状態。 そんな時に潰れかけたスーパーの再生に必要とされたことから気持ちを入れ替えて尽力し、見事売り上げも伸ばしてめでたしめでたし。 県庁に戻って出世ではなく県民のために働くようになるなんて、恥ずかしいほどストレートで何の裏切りもない。 と思っていたら、最後に正義の味方っぽかった知事がやらかしてくれた。 せめてそれくらいないと味も素っ気もなかったところ。 公務員に対する一般市民の不満は織田裕二が代弁してくれるから、少しは溜飲が下がるけど。
[地上波(邦画)] 5点(2013-06-19 23:03:45)(良:1票)
1232.  レオン/完全版
通常版よりマルチダとレオンのシーンが増えて、二人の関係がより明確にわかる。 マルチダはストレートに恋愛感情を表現し、レオンにもそれに応える感情が芽生えているように見える。 二人の心が通い合って、マルチダを助けるために戦うレオンが鬼気迫っている。
[DVD(字幕)] 9点(2013-06-19 00:12:39)
1233.  かもめ食堂 《ネタバレ》 
会話がリアルでウイットに富んでいて、自分探しの温かい物語。 ムーミンの故郷フィンランドの街も風情があり、ゆるくてまったりとした映画。 知らないおじさんから黙って猫を手渡され、猫を飼うために帰国を辞めるという、なんともとぼけた味がある。 ただ、キャスティングがなんとも地味で、内容も地味。 小林聡美、片桐はいり、もたいまさこの三人をメインに映画を撮ったのはある意味冒険とも思えるけど、意外と興行的にもヒットしたようだ。
[DVD(邦画)] 5点(2013-06-18 23:57:30)
1234.  天使の卵(2006) 《ネタバレ》 
古い少女マンガのように偶然が重なる出会いと人間関係。 電車で遭った一目ぼれの相手が、彼女の姉で、父親の主治医って、もう笑うしかない。 内容も陳腐で薄っぺらく、歯の浮くようなセリフやシーンが散見されて恥ずかしくなってくる。 演出も古臭くて間も悪いし、これならいっそのことコントにしてしまったほうが使えそう。 市原隼人演じる主人公もその無神経でキザなキャラが鼻につく。 あの沢尻エリカが健気ないい子に見えるとは、女優ってのはやっぱりプロだ。
[DVD(邦画)] 1点(2013-06-18 23:55:26)
1235.  モダン・タイムス 《ネタバレ》 
工場で機械の一部としてネジ締めばかりの単純作業をコント風にチクリと風刺を効かせて描くのが、いかにもチャップリンらしい。 さらに仕事効率を上げるための自動給食マシンの実験もそう。 労働者の人間性を無視した資本主義社会への痛烈な皮肉になっている。 拾った赤旗を振っていたことから、デモ隊のリーダーと間違われて逮捕されるまでの流れがユーモアたっぷり。 デパートでの転落しそうなローラースケートは見もの。 チキンをダンスの群れでテーブルに届けられないシーンは絶品。 店で初披露したデタラメな歌と軽妙なダンスもたまらない。 チャップリンの動きはアートの域だ。 サイレント時代にセリフのない分、動きでの表現が磨きぬかれたためだろう。 ただ、歯車に挟まれた親方に食事を与えるシーンは、チャップリンが歯車に挟まったり給食マシンで酷い目に遭うシーンと被るので少しくどい印象になってしまった。  ブラック企業やワーキングプアが取り沙汰される現代にも通じる作品。 ただの風刺映画には終わらず、ちゃんとラブストーリーにもなっている。 ラストのスマイルも前向きで感動的。 太陽を背にした状態から太陽に向かって歩む二人の影は、希望とともに時間の経過を表すなど芸も細かい。 納得できないと何十回でも撮り直しをする完璧主義者のチャップリンだけに、影が反対になっているのが単純ミスとは考えにくい。 チャップリンが初めてスクリーンで肉声を発したトーキー映画としても、観る価値がある。
[DVD(字幕)] 8点(2013-06-18 23:54:03)
1236.  アマデウス ディレクターズカット 《ネタバレ》 
観終わった後、完成度の高さにうなってしまう。 通常版もすばらしかったが、さらにそれを補強。 コンスタンツェに謝礼を要求したり、金策を申し込むモーツアルトに屈辱的な仕事を紹介したり等、モーツアルトを貶めるシーンが加わった。 3時間もの長尺をまったくダレることなく鑑賞できる。  凡人サリエリと天才モーツアルトの描写が見事。 特にサリエリの苦悩と葛藤が残酷なほどにえぐり出される。 モーツアルトの才能を最も理解する能力を与えられた皮肉。 音楽以外の才を持たないモーツアルトは、策士のどす黒いワナになす術もない。 前半はカンに障るモーツアルトの高笑いが、後半は哀れでならなくなる。  失ったものの大きさを正確に実感できるのはサリエリだけ。 最も忌み嫌ったはずのモーツアルトを葬り去ることで、最も愛すべきモーツアルトの音楽を失った。 その罪の深さに狂ったサリエリの姿が、ラストを完璧に締めくくっていた。 男の嫉妬は女の嫉妬より深くて複雑なのかも。
[DVD(字幕)] 10点(2013-06-17 22:25:04)
1237.  コラテラル 《ネタバレ》 
トム・クルーズが珍しく悪役で、実質的な主役はジェイミー・フォックスのほうだろう。 マックスの母を見舞いにいったときの三人の会話は秀逸。 マックスと母の関係がリアルに浮き彫りにされている。 殺し屋の最後のターゲットとなった女検事をめぐる攻防はスリリング。  殺し屋は身元がバレないように依頼者には絶対に顔を見せないという細心の注意を払いながら、殺しのやり方がターミネーター並みに荒っぽい。 犯行を極秘に進めるという気配りがまったく感じられないのは、最初のキャラ設定からは矛盾している。 そうしたブレが幾つか気になるものの、殺し屋と平凡なタクシードライバーの生き様、人生哲学が対照的でおもしろかった。 地下鉄で誰にも気づかれずに死んでいた男や、マックスのリムジンの夢の話など、伏線もいい具合に効いていた。
[DVD(吹替)] 6点(2013-06-17 22:22:31)(良:1票)
1238.  天国から来たチャンピオン 《ネタバレ》 
新米天使のミスでまだ生きるはずだった男を死亡扱いにしてしまったことから巻き起こるファンタジー。 その設定があまりにマンガチックな陳腐さで、冒頭でもう期待薄かと思われたが、次第に引き込まれていった。 都合のよすぎる天国ルールやストーリー展開が気になるが、コミュニケーションのずれがうまく演出されていて楽しめる。 ジョーが記憶を失っているのに女が気づくラストシーンは、そうなるだろうなとわかってはいても期待に応える展開で、余韻があってすばらしい。
[DVD(字幕)] 7点(2013-06-16 23:43:08)
1239.  ダークナイト ライジング 《ネタバレ》 
スリリングではあったけど、出来の良かった前作よりパワーダウン。 盛り上げることを優先して辻褄の合わなくなっているところや説得力を欠くところが散見される。 ベインに完膚なきまでに叩きのめされたのに、これといったプラス要素もなく次にはやっつけていたのも都合のいい展開。 セリーナがなぜ過去をそこまで消したがるのかピンと来ないし、人物のキャラ設定や状況設定がいまひとつ明確に伝わってこない。 なので、その行動に必然性があまり感じられないところがある。 奈落から這い上がった子供がベインではなく女だったというのは上手く騙されたが、ミランダの犯行動機が陳腐で薄い。
[DVD(吹替)] 6点(2013-06-16 23:41:35)(良:1票)
1240.  フラガール 《ネタバレ》 
蒼井優と徳永えりの福島弁のやりとりがめんこくてめんこくて。 岸部一徳がまくしたてた福島弁がなに言ってるかさっぱりわからなくて笑えた。 方言は独特の温かみがあってセリフに味が出る。 男風呂に乱入して暴れる松雪泰子のキャラもいい。  こういうクラブ活動ノリの青春ものは、『スイングガール』もそうだが田舎の設定がよく似合う。 ポンコツ素人チームが上達していく過程は、パターン通りとはいえやっぱり胸を打つものがある。 紀美子の母が娘たちのためにストーブ集めを訴える姿も感動的。 フラダンスに手話の要素があるとは知らなかった。 それを使って紀美子たちがまどかに送った愛のメッセージも良かった。 ベタなのでハッとするような展開はないが、うまくまとまっている。  クレジットで主役となっている松雪泰子もよかったが、その主役が完全にかすむほど存在感を発揮したのが蒼井優。 可憐でキュートで、最後のダンスはカッコよく、その魅力を存分に味わえる。
[DVD(邦画)] 7点(2013-06-16 23:39:25)(良:1票)
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