1241. 羊の木
《ネタバレ》 結末を観ても、それで?とはなりそうなくらい、描きたい事がよくわかんないのに、なんか退屈じゃない不思議な映画でした。人間ドラマなのか、サスペンスなのか、その辺もよくわかんないです。なんですか、あの祭りは。あの巨像は。殺人犯が6人、街にやってきますが、更生できる者、そうでーない者とかを描いてるようにも思えないんですよね。変な映画。 [インターネット(邦画)] 5点(2022-04-22 22:07:00) |
1242. 友罪
《ネタバレ》 色んな罪的な過去をもつ人々の生活を描く群像劇。フィクションだと言っても、所々に現実の事件を明らかに参考にしたとわかる部分があり、普通に日本で生活してれば、否応なしに鑑賞者の頭に浮かんでくる。しかも全てにおいて薄くなぞった感じだし、どちらかとゆーと犯罪者よりなので、この映画に否定的に感情になる人は一定数いると思う。オチはあってなきがごとし。もちろん殺人をしてしまった者が、普通に生きてはいけないのかとゆう題材に安易に結論なんて提示できるわけはないので、こんなオチになっちゃうかな。 [インターネット(邦画)] 5点(2022-04-20 09:14:59) |
1243. ユリゴコロ
《ネタバレ》 ちょっと奇跡が起こり過ぎな気がするかな。数奇な運命ととらえられなくもないけど。あと真相を知った時の亮介の反応がちょっと違う気もする。あんなに苦悩と嫌悪を全面に出すかな。殺人鬼と言っても死んだと思っていた母なんだし。現実を観たわけでなく、ノートを読んだだけだし。むしろあのノートを読めば、母の苦悩と変化も知ってるのだから、しかも自分を救ってくれたんだから、もっとこう、なんてゆーか、嫌、ごめん、俺にもわからん。でも、あんな反応ではないように思う。でも、観てる間は、猟奇的で切ないサスペンスとして結構楽しめました。特に、吉高由里子が夫と出会うまでのパートは、淡々とした不気味さと狂気と切なさが入り混じってて良かったです。 [インターネット(邦画)] 5点(2022-04-19 07:15:28) |
1244. ファンタズム(2014)<OV>
日本のダメなホラーでありがちなのが、怖いを撮りた過ぎて、人間ドラマ部分が結構、オザナリになっちゃって、不自然過ぎて、結果、映画全体が観てられないってやつなんだけど、この映画は、低予算マルダシやし、役者たちの演技もそんなに上手くないし、脚本もありがちだし、怖さもあんま感じないんだけど、人間はちゃんと描けてるほうなので、最後まで普通に観やすかったです。時間が短いのもいい。家族を章立てにしてる点も工夫があってよかったです。 [インターネット(邦画)] 5点(2022-04-18 09:22:12)(良:1票) |
1245. ミスミソウ
《ネタバレ》 いじめを受けてる田舎の女の子が、いじめの末、家族を殺され、復讐するお話。漫画原作なのでリアリティとかなく、殺人シーンも一昔前のスプラッターな出来。単なる復讐劇で終らず、ヒネリはあるものの、しばらくしたら、記憶の彼方に消えてしまいそうなくらいの印象。ちょっとした暇つぶしにはなったかな。 [インターネット(邦画)] 5点(2022-04-17 15:58:38) |
1246. 人間失格 太宰治と3人の女たち
《ネタバレ》 文学なんて知らない、ボンクラの僕は太宰治の「人間失格」を最高のホラーサスペンスだと思っています。ごめんなさい。でもだから好きなんです。読んでる最中は怖くて、読んだ後も怖すぎて好き。この映画はそんな「人間失格」を映画化したんじゃなくて、それを書き上げるまでの太宰治の人生を描いた映画です。当然、こーゆうクセがすごい監督さんが表現するフィクションなんで、オレの太宰治のイメージじゃないとか、史実と違うとか、そんなことは観る前から分かってる事で、それより、いつ花が降るのかとか、どこに鮮やかな色を使うのかとか、この監督ならではのクセの演出を楽しむ感じで観なきゃ、楽しめないと思います。そのうえで、僕は前半は退屈で、後半は、それなりに物語に入り込めたかなって感じでした。 [インターネット(邦画)] 5点(2022-04-16 21:37:24) |
1247. 鳩の撃退法
《ネタバレ》 表面上のオチはあるものの観る人によって色々な解釈ができる映画。語り口がうまく、テンポや演出、役者の演技がそれにうまく融合され、冒頭から、え?どーなってるの?、どーなってゆくの?て興味が途切れることはありませんでした。ただ観てる最中はそんな感じでも、観終わった後に、物語自体が面白かったかどーかと聞かれれば、まーまーってゆう感想です。 [インターネット(邦画)] 5点(2022-04-16 11:42:59) |
1248. 喰女-クイメ-
《ネタバレ》 四谷怪談の舞台と、それを演ずる役者たちの現実劇の二重構造になってる映画。四谷怪談の舞台は公演ではなく、稽古の最終段階で衣装着て実際の舞台で本格的な芝居を演ずる稽古を僕たちにガッツリ見せる感じです。舞台も周る舞台で超豪華。このまま本当の舞台として見せれるくらいちゃんとしてる。だから、見ごたえはありました。舞台の雰囲気とか、とにかく気持ち悪くて不気味で、四谷怪談ってこんな怖い話やったんやって改めて思えました。代わりに、間の日常ドラマが全然おもんなくて、それでバランスとってるのかな? [インターネット(吹替)] 5点(2022-04-15 01:27:18) |
1249. シライサン
《ネタバレ》 家に家族が全くいなくて、入院したのに全然、家族が登場しなかったり、レストランで目玉が爆発してるのに、他の客や従業員の反応がなかったり、ちょっとだけでも工夫すれば、リアリティが増すのに、それをやらないC級感はありますが、可もなく不可もなく、それなりには鑑賞できました。良かった点はシライサンの佇まいかな。遠くの方にしゃがんて現れ、ゆっくり立ち、ずっと拝んでて、変なヒモがたれてて、黒目が異常にでかいって感じは、そこそこ不気味でした。リングと似たようなストーリーですが、最後のオチも悪くないかな。ちなみに、エンドロールに仕掛けがあり、ネタバレ全開すると、劇中、シライサンのことをさぐるルポライター的な男が登場するのですが、彼はシライサンのレポートを作成し、それを世間に広めようとします。ただ、彼は死んじゃって、そのレポートは彼の嫁さんに渡るのですが、そのまま行方不明になります。で、エンドロールの脚本のクレジットが、その嫁さんの名前になってました。つまりこの映画を観てる僕達が呪われちゃったってこと。 [インターネット(邦画)] 5点(2022-04-08 08:42:15) |
1250. 凪待ち
《ネタバレ》 家庭を持つことでなんとかまっとう側にいる男が、事件をきっかけに、どんどんドツボにはまり、そのドツボの波が止むまでのお話。なんどか、主人公に対し、おいおい、それはやめとけってシーンがあり、うまく主役に感情移入できれば、それなりに、焦りながら観れるんじゃないでしょうか。僕も家族がいることでなんとかまっとう側にいるタイプなんで、やっぱ感情移入しちゃった。嫁さんのお父さんも同じタイプで、同じ匂いを主人公に感じたから家族になることを望んだのかも、とか考えちゃいました。 [インターネット(邦画)] 5点(2022-04-06 20:33:52) |
1251. デイアンドナイト
《ネタバレ》 前半は面白かったです。特に昼と夜で、同じ動きをしてるのに、全然違う状況ってゆう光と闇を交互に見せるくだりは、なんかカッコよくて、テンションあがりました。でもそこがピークやったかなー。後半はドンドン、テンションが下がりました。もっと主役に焦点があたっていくのかなって思っていたのですが、女子高生とリーダー的な奴の話になって、しかも、その関係性に、主役が絡んでおらず、ほんでもって主役がリーダー的な奴になっていくのかと思えば、そっちにもいかず。正直、主役の気持ちが全然見えないってゆーか、単に流されるだけの行き当たりばったりな人にしか見えず、始終、ヌボーッてしてたから、もっと色々考えてる人なのかなって思ってたから、なんか期待外れとゆーか、そんなこんなで、こんな点数。 [インターネット(邦画)] 5点(2022-04-03 20:01:43) |
1252. ひとよ
《ネタバレ》 3人の子供の母親がDV父親を殺すとゆう設定で、うわっ地獄ドラマが始まるのかと思ったけど、意外に肝っ玉母さんと子供たちの人情ドラマだったので、ちょっと拍子抜け。子供達もそんなに悲惨じゃないしね。だってそこそこのタクシー会社経営してるから、運転手の従業員の仲間がそれなりにいて、皆いい奴だし。殺人鬼のお母さんって迫害受けても、皆がいるから、カワイソ感はあんま感じず。お母さんがオヤジ殺したから、オレの人生メチャクチャだってゆう佐藤健も、ちゃんと雑誌の仕事あるし。もっと悲惨な家族の映画、沢山観たからなー、これくらいなら全然、平気に思えちゃって。たまに、ちょっとコミカルな要素もあって、千鳥の大吾のくだりは、ごめん笑ってもーた。絶対、変なキャラ作ってるやん。でもま、みんな演技はうまいので、普通に観れたかな。お決まりの、取っ組み合いからのワーワー泣いて、全てをチャラにするってゆうありがちな決着なので、感動はしなかったけど [インターネット(邦画)] 5点(2022-04-02 11:01:52) |
1253. プラチナデータ
《ネタバレ》 一応、オチも犯人も予想できず、鑑賞中は楽しめた方かな。でも、なんかコレと言った印象がなく、しばらくすれば、観た事、忘れてしまいそう。二宮君の二重人格演技もアリガチなやつ。 [インターネット(邦画)] 5点(2022-04-01 20:57:08) |
1254. 貞子vs伽椰子
《ネタバレ》 白石監督はかつてシリーズもので、呪いに呪いをぶつけるとゆう斬新な解決方法を描いたことがあるんやけど、すでに、その時、この映画の発想はあったのかも。呪いの拡散が目的の承認欲求お化け貞子と、引きこもりお化け伽椰子&俊雄のガッツリ対決な映画。設定を聞くだけで観たくなる映画なんだけど、なぜか、今まで放置してた。んでようやく観ました。正直、途中までワクワクが止まりませんでした。霊媒師が次々殺されるくだりや、玉城ティナの父親の殺され方もなんか好き。人間の首があんなに伸びるの、ギャグ過ぎて怖いです。しかし、オチがまさかね、ガッタイ!って、ダメ――――!(BYトムブラウン) [インターネット(吹替)] 5点(2022-03-31 19:36:55) |
1255. 楽園(2019)
《ネタバレ》 田舎の嫌な部分を淡々と見せつけてくる映画。サスペンスではなく苦悩する人間ドラマ。退屈ではないが、そこまでくるものはなかったかな。 [インターネット(邦画)] 5点(2022-03-27 01:05:17) |
1256. 赤ずきん
《ネタバレ》 人狼ゲームを映画化したみたいなやつ。 [インターネット(吹替)] 5点(2022-03-21 08:30:45) |
1257. ケース39
《ネタバレ》 子供が怖い奴だった映画。途中までは面白いけど、後半へホラー度が盛り上がっていくにつれ、ストーリー自体が安直になってしまい、なんか残念。オチもあんま納得いってないです。あんだけ、色々出来る化け物なのに、単純に車で突っ込んで溺れさせるって、後半は脚本を投げたな感をちょっと感じます。 [インターネット(字幕)] 5点(2022-03-07 07:07:19) |
1258. MAMA(2013)
《ネタバレ》 初期設定がヘンテコ。この映画で僕が一番グッときたのは、子供と全く血がつながっていない一見、ロック最高!家事?なにそれ?的なヒロインが、一緒に暮らすうちに母性に目覚め、子供をマジで守ろうとする所と、それに影響を受け、人間世界にぬくもりを感じる子供の姉ってゆう部分。あと悪霊の動きがキモくて面白い。体全部が床に沈んで、髪の毛だけになり、それが床をフサフサ這うって、ホラー映画であんま見たことない。 [インターネット(吹替)] 5点(2022-03-02 19:23:12) |
1259. インシディアス 序章
《ネタバレ》 エリーズおばあちゃんの悪霊退治シリーズ。前2作より前の話で、まだエリーズが1人の時のお話。この作品でスペックスとタッカーの凸凹コンビの仲間を得ます。今回の敵は「息のできない男」ってゆう、呼吸器をつけた悪霊(見た目結構怖い)。お父さんと娘と息子の3人家族を襲います(おもに娘)。つまんなくはないんだけど、スゲー面白いってほどでもなく、普通に観れるって感じ。 [インターネット(吹替)] 5点(2022-02-25 08:09:15) |
1260. アナベル 死霊人形の誕生
《ネタバレ》 基本的にはお化け屋敷ホラーで、でっかい屋敷に住むことになった孤児6人と尼さんがあの手、この手で、悪魔にビビらせられる展開。1作目よりは楽しめたけど、このシリーズ、いつも悪魔が悪魔的な造形で登場しちゃうのが、なんだかなーって感じです。オチは1作目を観てると、なるほどねと、なんか納得 [インターネット(吹替)] 5点(2022-02-23 20:59:06)(良:1票) |