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あろえりーなさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 4669
性別 男性
年齢 41歳

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1281.  オズ/はじまりの戦い 《ネタバレ》 
3D版で鑑賞しましたが、これはもう最初から最後まで3D映画として作り込んでますねぇ。監督の意図を考えるならば、2Dより3Dで見るべきだと思います。とってもわかりやすいストーリーで、魔法の国で奇術を使うというアイデアも良いです。自分は魔法使いじゃないけれども、結果としてはみんなを救うことが出来た。それは魔法と同じだ、みたいな内容は、原作のテーマに忠実でもあります。オズの国のきめ細やかで色彩豊かな風景は実に美しいですが、確かにティム・バートンの作品とかぶるような気もします。景色を映すCG映像なわけですから、そこに監督の個性はなかなか発揮しにくいのかもしれません。ただ、実写の部分、たとえば顔のドアップとか、いきなり何かがばっと出てきて観る人を驚かすような、そういう良い意味での安直さはやっぱりサム・ライミだな~と感じましたね。ジェームズ・フランコも、普段はイケメンだけど笑った時の独特なスケベっぽい顔とかが役柄に凄く合ってました(笑)。全体としては、無難な出来映えの佳作といったところかな。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-08-02 14:40:04)
1282.  映画 妖怪人間ベム 《ネタバレ》 
ドラマもアニメも見たことがなく予備知識など全くなかったのですが、それでもすんなりと見ることが出来ました。テレビの延長なので、CGとかのレベルはもの凄くしょうもないんですが、特殊メイクはまずまずだったかな。腕の爬虫類っぽさとか結構気持ち悪かったし(笑)。「人間になるには悪の成分が必要」って赤い男が言ってたけど、彼らは「人を助けなきゃ妖怪になってしまう」との思いで闘っていたんですね。妖怪人間たちは、むしろ人間以上に人間らしい奴らなのかも。子供向けにしては少し長く感じるけど、まぁ、可もなく不可もなくの5点ということで。
[DVD(邦画)] 5点(2013-08-01 15:46:29)
1283.  青い山脈(1963) 《ネタバレ》 
もう半世紀も前に作られた作品。「民主的な」とか「健全な恋愛」とか、なんだか時代を感じさせる内容なんですけど、それよりも全体的にもの凄くシュールなんですよね。失笑しっぱなしだったのですが、これってコメディ的なノリでそうなってるのか、それとも真面目に作ってて時代が変わった今見るとその差異がおかしく感じるからなのかがよくわからない。序盤は、新子宛にラブレターが届いて、それがクラスの誰かのいたずらだということがかわるのだけれど、突然泣き出すわ、学校の名誉のためにやったんだとか力説するわ、一つ一つが予想外で失笑してしまう。なんなんこいつら、てな感じで。委員会の場でも、男性教師が間違って送ったラブレターをなぜか読まれて赤っ恥かくシーンとか、そんなアホなでしょ。終盤も、わざと自分に殴らせて「これでおあいこよ」とか、これもまたシュールだなぁと感じる。てなわけで、全編に渡ってへんてこ具合がいちいち笑ってしまう。主題歌はやはり名曲だなと思うが、なぜ何度もリメイクされるほどのお話なのか、この作品を見ただけではわからなかった。
[地上波(邦画)] 5点(2013-07-31 21:08:48)
1284.  フライト 《ネタバレ》 
冒頭から、いきなり全裸の女が現れる。「おや?これってロバート・ゼメキスの映画だよな?」と頭の中で確認する。するとアル中にヤク中、病んでる人たちが次々出てくる。これまでのゼメキスの作品を全て見てきた自分としては、これだけで結構な驚きであった。キャスト・アウェイ以来の実写。彼なりに新境地の開拓を試みたのだろうか、と。でもその映像は、まさにゼメキス節だ。映像のみで語り尽くす力量、特に飛行機の急降下&不時着のシーンは目を見張るほどの出来映え。自分もまさに飛行機に乗って、そしてその一部始終を目撃しているような感覚。救出される時の一人称視点は、まさに観客をアイデンティフィケーションさせることに成功している。これぞゼメキス。そしてなにより、シナリオが素晴らしい。私はこの主人公みたいに、色々と悩みを抱えてもがき苦しんでいるようなキャラクターに即座に感情移入してしまう。でも彼は酒に逃げる弱い面だけでなく、パイロットとしてはもの凄く有能で強い精神力を持っており、その二面性が人間ドラマとしての深みに繋がっている。デンゼル・ワシントンの演技も文句のつけようがない素晴らしいものであった。途中、アルコー依存症の集いに参加した時の男の話が、この作品のテーマを明確にし、そしてそれが終盤の展開へと繋がっていく。最後まで嘘を貫き通せば、彼は職場復帰出来たろう。でも彼は相変わらずアル中で、過去から逃れられない心の囚人であったはずだ。「刑務所に入ってこんなことを言うのも変だが、やっと自由になれた」はとても良い名台詞でした。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2013-07-29 23:38:31)(良:2票)
1285.  テッド 《ネタバレ》 
良いですね~、「アルフ」とか「宇宙人ポール」のポールとかもそうですけど、こういう常にくだらないことをマシンガントークで言いまくるアメリカ的キャラクターが大好きなんです。少年ジョンのもとにやってきたテッドは、可愛らしい声のクマさんなのに、ジョンと一緒に成長して声変わりして下ネタ連発のおっさんキャラになってるのが素晴らしい。そんでまたどのジョークもウィットに飛んでて、しかもかなり危ういものばかり。この毒気がたまらない。しかしウ○チの処理を恋人にやらせるなんて、ジョンは酷い奴ですね(笑)「親指についちゃったー!」と絶叫する姿が最高でした。「E・T」「インディ・ジョーンズ」「エイリアン」など、80年代の代表的作品へのオマージュが見て取れ、それもまた楽しい。「フラッシュ・ゴードン」とかそのへんはちょっとマニアックなので、日本ではどうなんだろうという気もするが、案の定、日本人に伝わりにくい要素は字幕だと「星一徹」とか「クマもん」とかに変更されてる。それ自体にそれほど面白味はないのだが、翻訳者の努力を感じるのであまり言わないことにしよう。精一杯笑った後、お腹ちぎれて息耐えた時に普通のぬいぐるみに戻っちゃうシーンが凄くぐっときちゃった。こんな映画でまさか感動してしまうとは、不覚である。テッドはとてもいいキャラクターなので、個人的には続編を作ってほしいです。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-07-26 01:08:01)(良:1票)
1286.  シュガー・ラッシュ 《ネタバレ》 
僕はそれほどゲーマーというわけではなかったので、知ってるキャラは全体の3分の1ぐらいだったかな、、、。壁とかにも色々とゲームのギミックが描かれていて、ゲーム好きな人が見れば、凄く楽しめるんだと思います。ストーリー的には、ゲームのキャラクターが裏では生活してるという、人の知らない世界があるんだっていうその設定は「トイ・ストーリー」のゲーム版なわけで、図体のでかいキャラと小さい女の子という組み合わせも「モンスターズ・インク」ですから内容に新鮮味はあまりないのですが、古いゲームと新しいゲームの差異なんかの表現、そういうのが面白かったですね。ラルフが住んでるところの住人は動きがカクカクだったり、カルホーン軍曹の世界は凄く高精細だったり。4つの世界がそれぞれ違っていて、映像的に楽しかったです。
[ブルーレイ(吹替)] 6点(2013-07-25 22:25:30)(良:1票)
1287.  その夜の侍 《ネタバレ》 
序盤、16ミリフィルムで撮ったみたいな映像で始まり「おっ?」と思わせる。そして冴えない顔の堺雅人が現れる。この入り方はなかなか巧いなと感じる。木島が運転するトラックが人をはねてしまう。そしてまんまとひき逃げしてしまう、その映像的な衝撃も見事だと思った。工場の雰囲気も良い。ここまではとても現実感が出ている。ところが、谷村美月や田口トモロヲが出てくるあたりからなぜかコメディっぽくなる。それまで現実味があったのに、「んなアホな」って展開になる。なぜあの二人は、非道な木島についていくのか。中村のあのプリンはなんなのか。AV女優とのあの会話はなんなのか。人間的なところがよくわからない。山田孝之も堺雅人もいい演技しているし、全体的には面白かったと思う。ただその面白さというのは、そういう登場人物達の「奇をてらった」行動によるところが大きいと思う。
[DVD(邦画)] 6点(2013-07-23 00:45:17)
1288.  金融腐蝕列島[呪縛] 《ネタバレ》 
総会屋とか、日本型経営といった金融の内幕を、まるでハリウッド映画のような切り口で描いた作品。ワンシーンワンシーンが、たくさんの角度からの撮影、あるいは切り替わり、意表をつくエフェクトなどでめまぐるしく展開させている。普通にワンカットで撮影するよりも、そのスタイルは何倍も手間がかかるはず。それを貫徹しているので、並々ならぬ意欲は伝わってくる。銀行内部、取締役室とか会議室とかが、まるでどこかの洋館みたいな風貌だけど、実際にそんな風になってるところってあるんだろうか。でも味気ない建物よりも、このロケーションを選んだのはやはり正解。最後の見せ場の総会シーンで一般株主の老人が褒めてみんな拍手して終わりっていうのはなんか物足りない気もするけど、金融業界を描く作品ってあまりないので興味深く拝見することは出来ました。
[地上波(邦画)] 6点(2013-07-19 22:15:36)(良:1票)
1289.  映画 鈴木先生 《ネタバレ》 
ドラマのほうは一度も観たことはないのですが、予備知識なしでもすんなりと入って観ることが出来ました。鈴木先生の論理的思考、生徒達との論理的会話、その表現方法、そういうのが面白さなのかな。生徒達のことをじっくりと考えている様子とか、各先生達のキャラを楽しく拝見することが出来ました。頭のいい学校なのかな。投票制度そのものに異議を唱えて熱弁を振るう様子とか、僕なんかは「そんなの別にどうでもいいじゃ~ん」とか思ってしまうのですが(笑)、そういったことにみんなで熱くなる様は見ていて微笑ましかった。そんな投票の展開から突如、事件への展開になるのだが、それがちょっとかみ合ってないような感じがするし、犯人を説得する鈴木先生にもいまいち説得力を感じなかった。まぁでも映画としてはそれなりに面白いです。あのジャンプ力とか、そんなアホなって感じだけど(笑)。
[DVD(邦画)] 6点(2013-07-17 21:28:06)
1290.  HK/変態仮面 《ネタバレ》 
いや~、こういう馬鹿馬鹿しいのって大好きです(笑)。オープニングから話の筋まで終始「スパイダーマン」のパロディなんですけど、下ネタ好きな人でしたらぶっちゃけスパイダーマンよりよっぽど楽しめると思います(笑)。というより、むしろパロディだからこそこの面白さが引き立ってる。つまり主人公は「変態」であることで強くなる、スパイダーマンの真面目な部分が全部エロにひっくり返ってるわけですね。それがいちいちツボにはまる。力を最大限引き出すためには愛子ちゃんのパンティが必要なんだとかね。特に真変態仮面の変態っぷりが最高。パンティを裏返しにして装着することでパンティに馬鹿にされてるんだとか、チ○コ小さいのを馬鹿にされて力が湧くとか。敵を倒す時の技もまた最高ですわな。おいなりさん攻撃、自分もされてみたいかも、、、(笑)。狂介君は体つきも動きも完璧だし、敵役の人もいいキャラだし、片瀬那奈もぶっとんでて良かったし、佐藤二朗の真面目仮面も忘れがたいキャラだったし、とにかくみんな素晴らしかったです。一つ不満を言えば、おもいっきりB級なんですよね。CGも自主制作レベルだし。個人的には、もの凄いお金かけてA級大作で作ってほしかったかな。
[DVD(邦画)] 7点(2013-07-16 00:51:13)
1291.  アウトロー(2012) 《ネタバレ》 
どんな相手でも瞬殺する無敵の肉体&事件をみるみる解明していく明晰な頭脳の持ち主、まさに超人ヒーローの主人公ジャック・リーチャー。原作は知りませんが、この役柄をトム・クルーズは見事に演じきっていたと思います。というか、この作品の魅力は彼の持ち味だけで占められてるといってもいいぐらい。全体的なピリッとした雰囲気、ジャックの孤高感も良かったですね。ああやって美人の弁護士を救出したら、普通はいい関係になって終わりそうですが、立つ鳥跡を濁さずのごとく消え去るのみ。まさにアウトローですな。途中のカーアクションも、トム自らスタントしていたみたいだし、そういうところのこだわりは凄いね。
[DVD(字幕)] 6点(2013-07-14 10:13:35)
1292.  綱引いちゃった! 《ネタバレ》 
とにかく徹底して大分市押しです(笑)。これでもかってぐらい大分をアピールしてるので、この映画観たら確かに大分は人情味のある人が多い土地なのかな~なんて興味がわいてはきます。それにしても冒頭のまるで「トップガン」ばりの登場の仕方って一体なんだったんでしょう。主人公のキャラと全然合ってないように思う(笑)。下ネタをばんばん言って、いつも明るく笑うお母さんは見てて微笑ましい。周りの皆もそれぞれいいキャラ出してるし。そしてまた、当然ながら各家庭には事情があり、人それぞれいろんな問題を抱えながらも、それでいて皆集まると楽しく笑い飛ばす、そんな光景が実に素敵です。中盤までは、スポ根ものとしてかなり王道な展開なのですが、給食センターは廃止、綱引きチームも解散の流れという、ひっくり返せない現実が訪れる。そのせいか、大会のシーンは短く、そこで終わるの?てなところで幕引きする。ラストカット見ると、たぶん負けちゃったんだろうな、と思うのだけど、あの状況においてはもはや勝ち負けなんか意味はなく、それよりも、どんな困難な時でも仲間がいれば乗り越えられるんだっていうメッセージを大切にしたのかもしれない。
[DVD(邦画)] 6点(2013-07-11 23:40:35)
1293.  デッド寿司 《ネタバレ》 
相変わらずのエログロバイオレンスで、小学生が脳内で作り上げたようなお話がそのまま映像化されていて、その馬鹿馬鹿しさは不変なのですが、でも前作の「ゾンビアス」に比べるとまだ全体的に大人しいというか、お馬鹿指数が低下していたように思います。もっとお下品でもいいかなっていう。まぁ、よく動く寿司達のギミック等は凝ってたと思います。個人的には女将の体当たりな演技が良かったです。唐突なロボットダンスも上手かったし(笑)。
[DVD(邦画)] 4点(2013-07-11 16:19:38)
1294.  LOOPER/ルーパー 《ネタバレ》 
SFと超能力を掛け合わせるというのは案外珍しいシチュエーションですね。この作品で印象に残ったシーンは、まず序盤のルーパーが黙々と仕事をこなすシーン。送り組まれてきた人がパッと現れて、待ち構えていたルーパーがズドン!。それを機械的にこなしていく。殺人というものを工場の作業みたいにやる展開がまず印象的。それから、男の子の超能力シーン。まさに「ダミアン」的な悪い顔つきになって、いろんなものが宙に浮かんで人が破裂する。その映像センスはなかなか。そんでラスト。このループを断ち切る為に、自分が犠牲になるというそのオチは切なくも印象深い。この作品、一応SFではあるんだけどSF的な要素は少なく、ロケ地はむしろ牧歌的なところが多い。そして描きたいのはそういう小道具でなく、純粋に人間ドラマだというところが好感持てる。逆に言うと、たとえばカーアクションのシーンなんかはかなりショボいし、全体的に活劇的な描写はどれも映像的に月並み。そういうのを楽しもうと鑑賞した人は肩すかしを喰らうだろう。疑問もいろいろあって、なぜジョーはフランスに行こうとしてたのに中国に変更したのかとか、なぜレインメーカーはすべてのループを閉じようとしたのかとか、そもそもヤングジョーがあそこで死を選ぶのなら、オールドジョーの30年てなんなの?パラレルワールドなの?とか考えだすときりがないのですが、まぁ、そういうことはあまり重要ではないのかもしれませんね。とりあえず5点ということで。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-07-11 00:45:40)(良:1票)
1295.  ジェーン・エア(2011) 《ネタバレ》 
確かに、ミア・ワシコウスカとマイケル・ファスベンダーはハマり役といいますか、いい演技してらしたと思います。「我々は美男美女ではないけれども」みたいな台詞ありましたけど、全然そんなことはないですよね。まぁ、ミア・ワシコウスカさんはごくたまにインパルス板倉に見える時もありますが(笑)、でもチャーミングな顔立ちだと思います。ジェーンは育った環境のせいもあって感情を表に出さないキャラ、ロチェスターも気難しい人柄ということで、どうも二人に感情移入しにくくて、会話も雲を掴むような台詞ばかりだったので前半は正直退屈していたのですが、結婚してくれと希求するシーンからぐんと良くなり、その後はしっかりと楽しまさせてもらいました。その当時のイギリスの牧歌的風景もよく出てて、映像的にも綺麗でしたね。
[DVD(字幕)] 6点(2013-07-10 22:55:17)
1296.  任侠ヘルパー 《ネタバレ》 
凄く良い映画だったと思います。ドラマのは見たことありませんが、なんの予備知識がなくてもすんなりと入り込めたし、娯楽的内容であっても説得力を伴う作りになっていたと思います。その理由はたぶん2つあって、1つは草なぎ君の演技がとても素晴らしかったこと。安田成美、 風間俊介、香川照之、夏帆ちゃん、みんなそれぞれの役柄を実に見事に演じてらしたと思う。2つめは、刑務所の中とか最初に施設を訪れた時の汚さや臭さとか、そういった描写がとてもリアルに表現されていたこと。それによって、一見荒唐無稽なお話でも、今の介護を取り巻く諸問題を考えさせるだけの説得力を持った作品に仕上げることが出来た。介護認定や入居の問題、年金や生活保護を食い物にする輩の問題、とても考えさせられる。彦一が、施設を運営していく中で少しずつ心境が変化していって、それが表情に現れる、実にぐっときましたね。葉子の子供達もいい演技していたと思うし。マイナス点は、黒木メイサの登場が唐突だったのと、終盤わざわざ殴られに突入していくというのがいかにも映画的だなと感じたこと。それぐらいかなぁ。全体的にはほんとよく出来た良作だったと思います。
[ブルーレイ(邦画)] 8点(2013-07-08 23:46:19)(良:2票)
1297.  地球、最後の男 (2011) 《ネタバレ》 
映像は綺麗でも、 内容がとても薄っぺらいですね。 パッケージに欠かれている通り、 低予算でも映像は(そしてサウンドも)よく 出来てるんですよ。南北戦争の画と、 宇宙ステーション内の画はチープさを 感じさせない作り。 「2001年~」や「惑星ソラリス」なんかを 思い起こさせるような構図と展開。 だけど表面的になぞっているだけで、 深みが全然ない。最後はLOVEという 単語を出して終わらせるとか、かなり安直。 あと、無重力の描写がどうも気になる。 もちろん予算的に難しいのかもしけないけど、 見た感じステーション内は重力が発生している ようなのだが、撮り方で上下のない構図を 作ってて、そのへんが違和感を感じる。
[DVD(字幕)] 4点(2013-07-07 21:26:48)
1298.  恋のロンドン狂騒曲 《ネタバレ》 
この前鑑賞した「ミッドナイト・イン・パリ」はけっこう笑えたのですが、本作はそれほど笑えるというわけでもなく、なんというか、人の愚かさ、弱さの部分を温かい目で目撃しているような、そんな印象。一人一人それぞれがけっこう共感出来る部分があって、たとえばオカルトにはまるヘレナはまるで自分のカーチャンそっくりなので身につまされる思いがする(笑)。それからダメ男まるだしのロイも自分と重なるところがあって、これまた身につまされる、、、(笑)。そういう、しっかりとしたキャラの人たちがまたうまい具合に絡み合い、おかしな人間模様を見せてくれるこの脚本の完成度はさすが巨匠だな、と思う。部屋のインテリアやらロケ地のガーデニングの綺麗さなんかも個人的には魅力だった。
[DVD(字幕)] 6点(2013-07-06 22:44:12)
1299.  踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望 《ネタバレ》 
少なくとも、3作目よりは断然良かったと思います。序盤はいつもの面々が唐揚げ屋さんになってるシーンから始まり、実はそれが張り込みであったという流れになるあたりはなかなか新鮮だと思うし、署内で繰り広げられるおとぼけ漫才が逐一面白い。特にビール大量発注の件は笑えました。あの寸劇みてると、警視庁の人たちってみんなおバカの集まりに見えてくるけど、それが踊るの良さなんでしょうね。しかし中盤以降は、そういう笑いの要素が全くなくなり、実にシビアな展開に突入していく。それまで、「おバカな人たちばかりだなぁ」と思っていたのが、「酷い人ばかりだなぁ、警察って」て思うようになってくる。あまりに理不尽過ぎる解任劇に、見ていて悶々とした気持ちになる。いくら警察組織の腐敗を目の当たりにしたからって、全く罪のない小学生を殺す計画なんて立てるのだろうか。色々と疑問が湧く。「バナナ」というのも、子供が好きだからとか、理由付けが強引だし、バスで突撃するすみれさんの無茶ぶりにも唖然とする。というか、あのバスシーンのCGが残念レベル。そんなわけで、前半は大満足で後半は首をかしげるという感じ。間をとって6点を献上します。
[ブルーレイ(邦画)] 6点(2013-07-06 22:03:43)
1300.  ダイ・ハード/ラスト・デイ 《ネタバレ》 
序盤のカーアクションのやりたい放題感はなかなか良かったと思うし、ちょくちょく挟み込まれる、息子との漫才会話も観ていて面白いし、終盤のヘリなんかはフルCGなんだそうで、実写とCGの融合も違和感なく作り込まれていたので、一本のアクション映画として観れば佳作の部類かなと。そういうわけで6点つけたのですが、しかしこれはダイ・ハードシリーズの一本なわけですからね。ダイ・ハードらしさって、言ってみれば運の悪いマクレーン刑事が「なんでこんな目に遭うんだよ、、、ちっくしょう!」とか言いながら、その不運さを観客が観てて楽しむみたいな、そういう作風だったと思うんですが、4作目からはなぜかただの超人になり、本作ではさらにそういうキャラに特化してる。たぶん、父親としてのマクレーンが全面に出ているから、愚痴ってるキャラじゃ駄目だというのもあるのかもしれませんが、本作ではいろんなことをあまりに涼しい顔でやるので、ハラハラ感みたいなのは全然ありません。とにかくヴィジュアルオンリーですね。窓ガラスを体当たりで割ったり、派手にジャンプしたり車が潰れたり回転したりするのを楽しむだけです。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-07-04 22:49:21)(良:1票)
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