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あろえりーなさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 4669
性別 男性
年齢 41歳

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1341.  96時間 リベンジ 《ネタバレ》 
う~ん、まぁ暇つぶし程度にはちょうどいいと思いますが、前作は「なぜ妻が自分のことを知らないんだ?」ていう謎解きサスペンスみたいな要素があったのに対し本作は復讐心を募らすおっさんとの闘いというだけで言わばアクションオンリーなわけですね。だからストーリー的にはそんな面白いものではない。強いて言えば、娘に手榴弾を投げさせて位置を把握する超人的能力のシーンが良かったぐらいかな。カーアクションのシーンはスピード感あって悪くはないけれど、肉弾戦のショットなどは若干ジャンプカットが多いように思う。ごまかしでなく、もう少し落ち着いてアクションを堪能したい。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-05-07 19:51:44)
1342.  人生の特等席 《ネタバレ》 
クリントも娘役の女性も、とてもいい演技してましたね。クリントイーストウッドが出演している作品はどれも、頭でひねくり回して構成の巧妙さを披露するような映画とは対極にある、とっても素直で地に足のついた人間ドラマだなぁと感じます。だからすんなり共感出来るし、話に入っていける。イーストウッドは、頑固ですぐカッとなる、それでいてある種現実から常に背を向け続けるそういう弱さを持つ老人の役。このキャラクターがまた凄くシンパシー感じるんですよね~。そういう人いるよな~、いや、男ならある意味、こういう要素って誰にでもあるよな~、とか。そして娘もまた父親譲りの頑固というのが良い。等身大の親子の物語であると同時に、ラブストーリーでもある。あぁ、やっぱり恋愛っていいよな、て思わせてくれる、そんな描写。終盤の、たまたま見つけた子が偉ぶった高校生&いけ好かないスカウトを打ち負かす展開は月並みだけど、親子と恋愛の二本柱がもれなく共感出来たので7点献上。
[ブルーレイ(吹替)] 7点(2013-05-01 23:14:52)
1343.  ホビット/思いがけない冒険 《ネタバレ》 
確かに、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズと比較するとスケール感には乏しいとは思うのですが、ピータージャクソンの真骨頂である躍動感溢れるカメラの動きが久々に観れて楽しかったです。ドワーフの宮殿とか、岩の巨人の闘いとか。それから、相変わらず「美しいシーン」はほんと美しい。個人的にはホビットの家の作りとかインテリアなんかがよく出来てるな~と思い、食い入るように観てました。バギンズを仲間として受け入れること、その友情のシーンも良い。あとはゴラムとなぞなぞを出し合うシーンがこの作品の一番面白いシーンだったかも(笑)。ゴラムの顔芸にいちいち笑ってしまった。新たなる三部作の最初の作品ということで、まぁこんなもんだろうと。ひとまず6点。
[ブルーレイ(吹替)] 6点(2013-04-30 21:46:27)
1344.  最終目的地 《ネタバレ》 
真田広之が好きで借りてみてみたのですが、 まさかアンソニー・ホプキンスと真田さんが チュッチュし合う映像を見るとは思いませんでした(笑)。 亡き作家の家で暮らす家族は、複雑な関係ではありますが いわゆるブルジョア風な隠居生活をおくっている。 特にアーデンは、寂しさを感じながら生きていたはず。 そんなところに、若いイケメンが現れる。 家族が水面で、主人公の彼はそこに落とされた一滴の水滴。 彼が落とした波紋が、それぞれの生きる道を問い直していく。 主人公の最終目的地はやはりそこだったのですね。 静かで、けれども飽きさせずに興味深く拝見出来ました。
[DVD(字幕)] 6点(2013-04-28 22:29:52)
1345.  噂のギャンブラー 《ネタバレ》 
この作品の一番の魅力は、主役の レベッカ・ホールのチャーミングさじゃないでしょうか。 凄く生き生きとした演技。というか演技にも 見えないくらい等身大のベスをナチュラルに 演じていたと思います。 そしてブルース・ウィリス。近年、彼の演技は どれもこれも同じような感じに見えてましたが、 本作のブルース・ウィリスはとても楽しそうで、 ギャンブラーの役を実に巧く演じてる。 実話だというのもいいですね。作られた話ではないから そんなたいした大事は起こらないんだけど、 終盤みんなで集まって、ベスが電話越しに おっさんと対峙するのを見守る様子とか、 なんだか微笑ましかったです。
[DVD(字幕)] 6点(2013-04-28 22:26:39)
1346.  The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛 《ネタバレ》 
民主化運動を牽引し、ノーベル平和賞を受賞したアウンサンスーチー氏。本作を鑑賞すると、その勇気ある活動は家族の支えがあってこそだったんだなというのがわかります。全くの一人ではなし得なかったでしょう。彼女を支える民衆たち、そして息子二人と最愛の夫。特に夫との関係が本作では中心に描かれており、映画としての一番のピークは、軟禁下の状態で夫が他界する時にそばにいられなかったシーンでしょう。泣き崩れる彼女の背中に深く共感します。彼女は、出国したら二度と祖国には戻れない。胸が張り裂けるであろう思い。普通の夫婦であれば、そんなことにはならないけれど、何かを成し遂げる為には、この非情な現実を受け入れねばならない、、、。それから、恥ずかしながら女史が軟禁から解かれた背景には日本があったことも初めて知りました。歴史ドラマとしては、リュック・ベッソンは手堅い仕事をしたなと感じます。ただ本作は、家族を中心に描かれていて、難しい歴史背景は省略して描かれている印象なので、予めそういう予備知識を予習して観たほうがよりいいかもしれません。
[DVD(字幕)] 7点(2013-04-27 22:55:05)
1347.  希望の国 《ネタバレ》 
う~ん、どうなんでしょう。個人的には園子温作品は、「非現実的な面白さ」とか、「直球の映像表現」なんかに惹かれて観ていたところがあるんですが、本作は東日本大震災という巨きなる現実を取り扱った内容。あのあまりに大きな災害、そして悲しみを目の当たりにした中、正直この程度かという思いがしてしまった。園子温監督自身、一人の作家として作らずにはいられなかったのでしょう。作ることが、彼なりの鎮痛剤になるんだと思う。でも内容的には、これまでニュースで取り上げられた逸話をいくつか取り上げて、彼なりのユーモアもまじえて、それなりに話をつないでいるだけという印象。銃声の後の、燃え盛る木と花とか、相変わらずの直球な映像表現は印象的だったけど、これならまだドキュメンタリー映画とかのほうがより深い代物になるんじゃないのかと思う。
[DVD(邦画)] 5点(2013-04-25 21:35:07)
1348.  最強のふたり 《ネタバレ》 
良かったですね。主演二人の生き生きとした演技がとても良い。特にドリスの楽しそうな笑顔、あるいは家族と向き合っていたり話したりしてる時の悩ましい表情など印象深い。それから、付随音楽が鳴り響くシーンでのこの映画の神がかり的な出来の良さには目を見張るものがある。陽気な音楽が度々流れるけど、それはドリスの楽しげなキャラやノリをそのまま表現しているわけですね。見てるこっちも楽しくなる。実話ということですけど、大抵、人は自分と同じぐらいのレベルの人と付き合うわけですよね。だから、この作品みたいなことって凄く珍しい。でもここで見られる化学反応はフィリップの気持ちをもの凄く前向きに、そして明るくさせた。その時の鬱憤故にちょっと変わった奴を雇おうとしたというのもあるだろうけど、基本的に、フィリップの器の大きさに感銘せざるを得ない。
[ブルーレイ(吹替)] 7点(2013-04-25 21:10:54)(良:1票)
1349.  若草物語(1949) 《ネタバレ》 
1949年の作品なんですねぇ。家とか、自然の中とかが完全にセットそのもので、遠景は絵丸出しなんですけど、そういう映画的世界観が逆に今見ると新鮮で魅力的だったりします。4人の姉妹の生き生きとした演技、そしてキュートさ、それ自体も魅力溢れているとは思うが、ストーリーそれ自体にはさほど面白味を感じず、、、。なんか一つ一つのエピソードがパッパッと出てくるだけで深みがないように思う。特に恋愛に関してほとんど描写がないままに思いを寄せてるという感じ。でも、ささいな出来事の数々や彼女達の初々しさはいかにも自伝的という感じでそれ自体は悪くはない。
[地上波(吹替)] 5点(2013-04-21 23:44:56)
1350.  パラノーマル・アクティビティ4 《ネタバレ》 
このシリーズもついに4作目ということですが、 間違いなく本作はシリーズ中一番低い出来だったと思います。 なにがダメって、全然怖くない。 最初は、この手法に自分が慣れてしまって 怖くなくなったのかなと思ったんだけど、 いやそうじゃない、怖がらせるシーンが どれもこれも中途半端でたいしたことがないんだ。 3作目でだいぶ大掛かりな見せ場が多かったから、 そこからの揺り戻しでこうなったのかもしれないけど、 悪魔崇拝だかなんだかの要素も消化不良で モヤモヤが残るし、不満ばかりの作品となってしまった。
[ブルーレイ(字幕)] 4点(2013-04-20 18:03:19)
1351.  ティンカー・ベルと輝く羽の秘密 《ネタバレ》 
個人的には、このシリーズの中で 一番楽しめました。 ストーリーそのものは もの凄く単純なんだけど、ティンカーベルの ピュアな性格や可愛さに惹かれて なぜかついつい見てしまう。 ピクシー・ホロウの美しさは相変わらずですが、 冬の森も負けないぐらい綺麗。 冬の妖精たちが、一致団結して ピクシー・ホロウを救おうとするシーンが良いです。
[ブルーレイ(吹替)] 6点(2013-04-19 20:21:49)
1352.  シャドー・チェイサー 《ネタバレ》 
パッケージにでかでかと ブルース・ウィリス&シガーニー・ウィーヴァーが 載ってたので、お、これは期待出来そうだな~ と思い、借りてみて見ることに。 ジャンルはアクション&ミステリーとなってるけど、 ミステリー要素は序盤の「船にいたはずの家族が消えた」 て部分のみ。後は地味で面白味の無い展開が続きます。 なにが意外って、ブルース・ウィリスが割と早い 段階で死んでしまったこと。 そしてシガーニー・ウィーヴァーが悪役をやってること。 ブルース・ウィリスがこの扱いってかなり珍しいけど、 出番が少ない分ギャラも少なく済んだのだろうか? シガーニー・ウィーヴァーとのカーチェイスシーンは まだ良かったけど、ラストがあっけない。 見終わって何も残らない作品。 まぁ佳作ということで5点献上。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-04-19 20:08:23)
1353.  アウトレイジ ビヨンド 《ネタバレ》 
前作ほど派手なアクションはなかったけれど、電気ドリルでグリグリとかバッティングセンターでのシーンとか、数は少なくとも一つ一つが実に印象的。特にバッティングマシーンの、機械的な音と反復操作がより狂気っぽさを醸し出してて良い。北野監督は、暴力シーンは痛みを感じなければいけない、というモットーを持っていて、本作もそれがしっかり伝わってくる。今回も悪い奴いっぱい出てくるけど、刑事さんが一番あくどい。なので、あの唐突なラストには思わずニッコリ。うむ、さすがは北野映画だ。ヤクザは義理と人情が大事なので、それを逆手にもてあそぶのが一番許せなかったのだろう。ハード的には、これまで固定カメラが多かった北野映画だが本作は移動するショットが多く、照明のこだわりもかなり伝わってくる画作りだった。
[ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-04-18 23:51:07)
1354.  フランケンウィニー(2012) 《ネタバレ》 
いやはや、、、不覚にもラストは泣いてしまいました。これは犬好きにはあかんわ~。なんたって、スパーキーが可愛すぎるんだもの。元々の実写版のやつが特典映像に収録されていたのでそれも拝見しましたが、ティム・バートンが自分の作品をアニメで作り直そうとした気持ちがよくわかります。スパーキーのシーンを、もっともっと増やして描きたかったんですね。そしてそれが見事に成功してる。個人的には、ここ10年くらいのバートン作品は毒っ気もストーリーの面白味も少ない無味乾燥な印象ばかりだったのですが、本作はやはり彼の原点のお話もあってか素晴らしい内容でしたね。死んだ生き物を生き返られるという不気味さと可笑しさの混在、やたらとヒステリックな隣人たち、そして水木しげるが描く妖怪みたいな子供達(笑)。そのどれもがバートンらしさ満点でした。あ、それからガメラみたいな怪獣も出てきたし。科学の先生や親が、死んだ者を復活するのは倫理的にどうなのみたいな話をちらっとしてたけど、その予定調和に収まらずに復活して終わらせる展開は、個人的には良かったです。ファンはもちろんのこと、多くの人が満足出来る内容になっていると思います。
[ブルーレイ(吹替)] 8点(2013-04-18 00:58:32)
1355.  フランケンウィニー(1984) 《ネタバレ》 
アニメ版のブルーレイを借りたら特典映像に収録されていたので拝見致しました。「ピーウィーの大冒険」よりも前、短編とはいえティム・バートンが初めて実写に取り組んだ作品。とても興味深かったですね~。もぅ最初の段階で、バートンらしい画作りやらエッセンスが出来上がってるんですね。よく考えるとグロテスクなお話だけど、映像的にグロテスクさは全然なくてむしろワンちゃんの可愛らしさがにじみ出てる。周りのやたらとヒステリックなリアクションするご近所さんたちとか、いかにもバートンぽい。ただ、終盤あの展開で風車に火をつけるのはさすがに強引かなと。18年経って、自分の作品をリメイクした気持ちもよくわかる。荒削りだけど、バートン的神髄が詰め込まれてる、そんな作品。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-04-18 00:30:32)
1356.  ハナミズキ 《ネタバレ》 
確かに、一青窈の主題歌、そして 新垣結衣と生田斗真主演のラヴストーリーということで、マーケティングで作られた映画なのは事実だと思いますが、そういう観点で最初から見ると、むしろ成功している内容と言えるかもしれません。前半は、恋と進学の狭間、そして遠距離だからこそのゆらぎ、そういうのが身近に感じられる展開でとても共感が持てます。それ故に、花が散る場面で二人かけ合って抱き合うシーンは凄く良かった。しかしながら後半はかなり急展開だったりします。結婚間近だった人が突然亡くなったり、康平が偶然カナダの町に漁で来ていて康平が置いていった船をこれまた偶然紗枝が見つけてというご都合な展開。リアリティ云々で考えると眉唾物なんですが、このお話は、いってみれば「恋愛の理想型」なんじゃないかなとも思う。要は、観客は女性がメインだから、リアリティ云々よりも、理想としての恋愛を提示してみせた、というところに意味があるのでしょう。だからこそ、そういう意味では成功していると言える。
[DVD(邦画)] 6点(2013-04-11 01:00:06)
1357.  ディクテーター 身元不明でニューヨーク 《ネタバレ》 
なかなか良かったと思います。独裁者というものを、徹底的に茶化す茶化す。主人公アラジーン将軍は、やってることがあまりに酷いのですが、不思議と憎めないキャラなんですよね。ここ大事なところで、単に腹立たしい奴だったらこの楽しさは成り立たない。マシンガントークのように次から次へと人種差別ネタや下ネタを言いまくるのですが、そこに嫌味がないから純粋に笑える。そして、アメリカに対する皮肉も痛烈なものがある。最後の国連での演説が個人的にはツボでした。
[DVD(字幕)] 7点(2013-04-10 21:06:41)
1358.  声をかくす人 《ネタバレ》 
リンカーン大統領の暗殺に関わったとして、アメリカで女性として初めて死刑に処せられたというメアリー・サラット。いや~、知りませんでした。そんな史実があったとは。そしてまた、こういう題材を映画化するというレッドフォードの良識にも惹かれるものがあります。地味だし、スカッとする内容ではありませんが、秀作だと思います。なにより、結末は最初からわかっちゃってるわけですからね。メアリーは結局処刑されてしまうっていう。でも、鑑賞中は「なんとか回避してくれ~」って願っている自分がいました。そりゃ自分の息子を差し出して自分は助かろうとする母親などいませんもの。彼女の行為は当然のもの。しかしながら、周りはそんなことおかまいなし。大事なのは、大統領が殺されたという現実において、国をまとめる為に、誰かが祭り上げられなきゃいかん、ということだそうな。それに対し主人公は、あくまでも法の精神を訴える。しかし彼の法と正義に忠実な態度は、彼をどんどんと孤立させていく。友も恋人も離れていく。あの展開が辛いですね。自分は男なので、自分が息子の立場だったらどうするかと考えていたんですけど、やはり自分なら名乗り出るだろうな、、、。そうしなかった彼を最初は軽蔑の目で見ましたが、最後の「あなたのほうが息子の資格がある」というような台詞を聞いて息子も息子なりに自分を責めていたんだろうなと思いました。時代に翻弄された、一つの家族の悲劇です。
[DVD(字幕)] 7点(2013-04-09 23:26:30)
1359.  ヴァンパイア(2011) 《ネタバレ》 
カメラワークに音楽、雰囲気に世界観、そして役者達の演技に至るまで、舞台がカナダになって言葉が英語に変わっても、岩井俊二ワールドそのまんまであることが興味深い。ヴァンパイアと言えば、首にかぶりついて血を吸うのが定番だが、本作の主人公は気弱なせいかそういうことは出来ない。ヴァンパイアらしいキャラの男のことは変質者扱い。でも、主人公も殺人をしていたことは間違いないのだけれど。彼の吸血鬼的な行為は、寂しさの裏返しだったのかもしれない。人から欲せられる身になって、彼は変わる。まぁでも生徒の自殺を思いとどまるよう説得してたし、元々いい奴なんだろうけどね。
[DVD(字幕)] 6点(2013-04-08 21:17:57)
1360.  極道の妻たち リベンジ 《ネタバレ》 
極道の妻たちをまともに見たのはこれが初めてかも、、、。印象深い台詞はいつくかあります。「女には女の戦争があるんや!」「すべては夢やったんやと思わんと~」でも沙知子さん、別に旦那さんに浮気のこと言わんでも良かったんちゃうかな、、、。個人的には、池上季実子の迫力ある演技が良かったですね。すねて部屋にとじこもったのに、全力で後を追いかける裕木奈江の女心も良かった(笑)。終盤は凄まじいドンパチ。あの多勢で弾があたらないのはありえんやろ!とか、その銃は弾が永遠に撃てるんかい!とかいちいち突っ込んでしまったけど、リアリティよりも女の復讐劇という様式美が大事なんですよね、このシリーズは。
[地上波(邦画)] 6点(2013-04-08 02:50:50)
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