121. 北北西に進路を取れ
《ネタバレ》 期待が高すぎたですね。物語開始すぐに主人公が事件に巻き込まれ、その後もあちこち動き回ってイベント盛り沢山!なはずなんですが、微妙~に間がある、敵も主人公を本気で殺したいのか疑われるレベルでモタモタしてるので、観ている方もダレてきてしまう。何だか悪い意味で昔の作品だなと感じた次第です。 [DVD(字幕)] 5点(2021-03-17 23:30:58) |
122. イングロリアス・バスターズ
《ネタバレ》 「ワルキューレ」のような結末を迎えるだろうと思っていたら、まさか、本当に・・・。予想外の展開が多くて楽しめました。150分もあるとは感じませんでした。キャラクターでは、ランダ大佐がその末路も含め最高ですね。ああいうのが敵側にいるとストーリーに緊張感が出ます。 [DVD(吹替)] 8点(2021-03-04 15:21:13) |
123. 怒りの葡萄
主人公も、その家族も幸せに生きるには何重にも問題を抱えていて、閉塞感が半端ではありません。特に愛する息子と再び離れ離れになってしまう母親の悲しみが強く印象に残りました。 [DVD(字幕)] 7点(2021-01-18 13:26:53) |
124. バニー・レークは行方不明
《ネタバレ》 女の子を想像の産物と思わせて、本当は存在していたと明かす展開は面白い。お兄さんの描き方に筋が通っていたらもっと良かったです。主人公がお兄さんを途中まで怪しまないっておかしいでしょう。記憶喪失にでもなってたのですか? [DVD(字幕)] 7点(2021-01-12 22:36:25)(良:1票) |
125. ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー
《ネタバレ》 エピソード3と4の間を上手く埋めましたね。ターキン総督の登場、ダース・ベイダーの強さ、レイア姫の美しさ、そして4で見た懐かしい演出の数々に少し感動しました。しかし、どう転んでも結果の分かっている物語の弱点ははっきり表れていますね。見る側の気分がどうしても盛り上がらない。スターウォーズシリーズは一応完結し、今後も前日談・スピンオフしか作れないわけですから、映画ファンの中でゆるやかに衰退していくのでしょうね。 [DVD(吹替)] 5点(2021-01-08 13:18:24) |
126. カプリコン・1
《ネタバレ》 不自然なデータに気付いたスタッフも、捕まった宇宙飛行士二人も殺されてしまったのでしょう。スタッフの痕跡がすっかり消されていることの分かる場面など恐ろしさを感じましたが、宇宙飛行士たちの拘束の程度や記者の命の狙い方が、国家機密を守るほどの規模にしては甘すぎで、ちぐはぐと感じます。追跡隊が二人きりっていかにも少ない。 [DVD(字幕)] 6点(2020-12-23 13:14:20) |
127. 見えない恐怖
《ネタバレ》 遊びに行って帰ったら家族が全員殺されている。主人公はそれに気づかないという身の毛もよだつシチュエーション以降、目が離せませんでした。殺人者の姿が下半身しか見えないということで、その正体について一ひねりあるんだろうとあるんだろうとは思いましたが、あなたですか?意外なだけで辻褄が合わないような・・・。 [DVD(字幕)] 7点(2020-12-18 22:53:54) |
128. あなただけ今晩は
《ネタバレ》 殺人犯の汚名を着せられる瀬戸際で本当のことを言わないなんてありえないと思いますが、最終的にクスッと笑わせて終わるのはさすがビリー・ワイルダー。ラストのアレにはびっくりした。 [DVD(字幕)] 6点(2020-12-05 10:47:07) |
129. ロサンゼルス
《ネタバレ》 「狼よさらば」を観たときも感じましたが、政府や警察など公的機関を信頼せず、私刑に共感するアメリカ人の性向がこのシリーズの人気の陰にあるようです。前作と異なり復讐は果たしましたし、アクションもパワーアップしているポイントは評価しますが、上記の点とマッチョさのアピール(男を怒らせるなら、妻や娘が殺されるか、レイプされなきゃダメだろ!)には違和感を覚えました。自分1人が強盗に遭っただけなら、主人公はおそらく復讐には走らないでしょう?前作で傷つきながら生き残った娘にあんな残酷な最期を遂げさせなくても・・・。絶対悪趣味ですよ。 [DVD(吹替)] 6点(2020-11-23 18:14:03) |
130. 連合艦隊司令長官 山本五十六
「日本のいちばん長い日」同様、三船敏郎さん演じる山本五十六に貫録があり過ぎです。しかし、こんな聡明な人物でも日本が破滅に向かう流れを止められなかった。序盤、日独伊三国同盟の締結について山本が首相から泣きそうな顔で受け入れるよう懇願される場面、あそこに日本人が空気にしばしば支配される悪癖がはっきり見えたと思います。それはそうと、特殊撮影は円谷プロの担当なんですね。ああウルトラシリーズだ~ってすぐ分かりました。 [DVD(邦画)] 7点(2020-11-17 20:52:36) |
131. 少林寺
主人公や仲間、ライバルはもちろん、無名の兵士に至るまでみんなカンフーの使い手。そういう人々が繰り広げる集団戦闘の賑やかな事!まあ、それ故に決着に時間がかかりテンポが悪いなとは思いますが、とにかく、とても楽しいものを見られました。 [DVD(字幕)] 7点(2020-11-10 08:25:41) |
132. 必殺マグナム
《ネタバレ》 タイトルが中身に合ってないのはともかくとして。逃亡劇なのに加え、殺す必要があるか?という人までどんどん殺されるので終始殺伐とした空気が漂っている。犯罪者が復讐のため主人公とその関係者を狙っているという構図は早い段階で分かるので、最終的に一騎打ちで決着をつけるに至る流れは分かりやすい。 [DVD(字幕)] 7点(2020-11-04 10:47:24) |
133. 狼よさらば
私刑の快感に取りつかれた男が活躍するも、まもなく末路を迎える。一作だけで終わりそうな作品ですが、シリーズ化されているんですね。大切なものは自分の力で守るべき…この辺がアメリカ人の心をくすぐったのでしょうか。 [DVD(吹替)] 7点(2020-11-04 10:17:27) |
134. 秘密の花園(1993)
花園こそが物語の核なんですから、もっとじっくりと見せてほしかった気がします。広いのか狭いのか、どういう作りなのか分かりませんでした。とはいえ、花園の再生を機縁に人の絆が生まれるのにはホロリときます。良い映画です。 [DVD(吹替)] 7点(2020-10-31 00:02:47) |
135. サムソンとデリラ(1949)
終盤の神殿破壊のスペクタクルを期待して鑑賞しました。神から力を授かったサムソンですよ、もうちょっと派手にぶっ壊してもよかったのでは。でも、サムソンのキャラクターは素朴で好感が持てました。デリラとの純愛描写も良いスパイスになったと思います。 [DVD(字幕)] 7点(2020-10-28 22:46:59) |
136. この世界の(さらにいくつもの)片隅に
2016年版が10点以外にない作品なのに、さらにシーン追加とは、贅沢な時間を過ごしました。メインの登場人物はもちろん、その周辺の人びとにも、これまで歩んできた人生が垣間見えるのがすごいと改めて思いました。 [DVD(邦画)] 10点(2020-10-07 23:33:48) |
137. グッドフェローズ
散々悪いことしたんだから、それ以上の規模で破滅してこそカタルシスがあると思うんですが、実話を元にしているからかそれがない。2時間半もかけてポシャるこのラストは残念。 [DVD(吹替)] 3点(2020-10-05 16:26:52) |
138. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
個人的に、名作を満を持して鑑賞する気分だったのですが、裏切られました。すごく長いうえに、長さに見合った印象的なエピソードがない。インターミッションを挟むのに、ここまでつまらないと感じた映画は初めてです。 [DVD(吹替)] 3点(2020-09-28 22:44:13) |
139. アイアン・ジャイアント
ベタ尽くしでも高い価値があると感じる作品の一つ。破壊力はともかく、あの復元力は反則だと思うが。 [DVD(吹替)] 6点(2020-09-20 13:28:26) |
140. 深呼吸の必要
《ネタバレ》 ・新人たちだけでなく、リーダーとして一段高みにいるかに見える田所氏も実は問題を抱えている。35日間の作業を通してそれらは多少可視化されるが、決定的に解決されるわけではなく、多分良い方向へ行くはずだ、後は想像に任せます・・・という感じの緩い終わり方。いい塩梅と感じました。・この深刻になり過ぎない空気感に貢献しているのは、間違いなく、おじいさん・おばあさんの存在ですよね。包容力が半端でないこの人たちがいなかったら、チームが空中分解していたでしょう。 [DVD(邦画)] 8点(2020-09-08 16:23:42) |