121. 突入せよ!「あさま山荘」事件
事件についてある程度知っていないと楽しめないでしょうね。知っているということを前提とした作りのような感じでした。警察組織内部の軋轢をコミカルタッチで描くことに終始している印象があり、踊る大捜査線とかぶる部分が多いように感じました。単に軋轢を描きたいのならあさま山荘事件でなくてもいいと思うんですよ。もう少し連合赤軍の動きや事件の背景を盛り込んだほうが深みが出たと思います。 7点(2003-09-10 21:42:06) |
122. A.I.
エゴ丸出しの母親とその犠牲となったAI。捨てられ放浪の末それでもお母さんに会いたいというAIの切なさは人によっては不快なほどだろうが、僕的には理解できる。 7点(2003-09-08 09:15:09) |
123. エントラップメント
辛口の批評が多いみたいだけど、僕は娯楽作品としてよかったと思います。ラストで去ったはずのキャサリンが戻ってきたあと、通過列車を利用したトリック風のシーンは印象的。どうやって戻ってきたんだ?というショーンの問いかけに『途中で列車から飛び降りた』と答えるキャサリン。降りたのはわかるが今度はどうやって乗ったんだ?というギモンもあるがまあ許す。 6点(2003-09-08 08:33:02) |
124. ジョンQ-最後の決断-
これはヒドイ。金がない、世間が悪いということを免罪符として、病院に立てこもり要求を満たし、せいぜい2年程度の懲役で済んでしまう。まさにゴネ得。おまけに息子さんを特殊な血液型をもつという設定とし、突然現れたドナーの心臓移植を受け入れられるのは息子さんだけとすることで、他に心臓移植を待つ人々には迷惑かけてませんという筋書きまで用意周到に用意されている。ちょっとひど過ぎではないか?なりふり構わず息子の命を救いたいという気持ちは理解できるが、ただの強奪犯が英雄になるなんて。そんな歪んだ英雄像を皮肉として描いているのであれば共感できたのに。 2点(2003-09-07 12:10:00) |
125. テルマ&ルイーズ
ラストシーンのダイビングシーンは女性なら共感できるところがあるのかな?自殺した、と即物的に捉えると嫌味だけが残るけど、なにか吹っ切れたように笑みさえ浮かべて次の世界へ飛び込んでいった、と考えるとあれはあれでアリかな。でもその境地に至る心理がわからない・・・。 5点(2003-09-07 12:06:20) |