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feroさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 204
性別 男性
年齢 46歳
自己紹介 専門は邦画とヨーロッパ映画(特にフランス)。気に入った監督や俳優がいればひたすら観つづけるので、どうしても同じジャンル・国に集中してしまうようです。(だからあまりハリウッドを観ない。)

最近引っ越してしまい、なかなか映画を気軽に観ることができなくなりました。撮りためたビデオとDVDばかりになりますが、観たものは書き込んでいこうと思っています。

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121.  FRIED DRAGON FISH THOMAS EARWING'S AROWANA<TVM>
芳本美代子が蓮っ葉でぶっきらぼうな女性を上手く演じていますね。名前が華僑系なので、どういう設定なのかよくわからないんですが、非常にいい演技だと思います。こういう人をくった演技というのは難しいんじゃないかな。浅野忠信は存在感のある演技しますね。美少年には違いないのですが、トゲトゲしさと怖い優しさが満ち満ちています。TV映画だそうで、短くて簡潔にまとまっていることも好印象です。
7点(2003-12-13 12:26:35)
122.  ウンタマギルー
いや、実に変な映画ですね。冒頭のシーンで「え?なに?」と思いましたが、ちゃんとしたストーリーになっていて、意外に解り易かったです。とは言っても、『ウルギンタマルー』だとか『キジムナー』だとか沖縄の伝説上の人物が大勢登場してくるんで、本当はよくわかってなかったのかもしれません。風刺や日々の日常を唄にして楽しむ人々や、神を信仰するところなど、見所は多かったと思います。しかし、沖縄の自然がなんだかそう美しく見えません。光線の具合だと思うんですが、惜しかったと思います。
5点(2003-12-12 18:41:45)
123.  空の穴
いやなんと言うか、寺島進主演って地味すぎじゃないですか?SABU監督で「幸福の鐘」って映画が公開されるらしいんですが、また主演ですよ!地味で、濃くて、脇役でばっか登場してた俳優さんなんだけど(しかもチンピラ役ばっか)、ちゃんと評価されてるんだなと思いました。とても嬉しい。ものすごく地味だけど、華はないけど、さすがにいい演技しています。こういう日常とか、細やかな表情の動きをきちんと演出してくれる映画は個人的に好きなので、楽しんで観ました。淡々としてますな、この映画も。ちょっと切ないですな、この映画も。寺島進は不器用ですな、この映画も。不器用な中年男の切ない恋愛ストーリーってだけじゃないです、この映画は。
7点(2003-12-12 00:57:58)
124.  チンピラ(1996)
僕が青山作品が大好きだからそう思うのかもしれませんが、「実はすごくいい映画なんじゃないですか?」と真剣に思います。ストーリーは、84年の映画のリメイクなんですから、そのまんま古臭いチンピラ映画という感じです。しかし、感動という言葉が適切かどうかはわかりませんが、なんとも言えない不思議な心の高まりがありました。「うぉー!」と言いたい気分なんですが、これは涙を流すような性質の心の高ぶりじゃないです。観ていない人に薦めたいのが、とにかく大沢たかおとダンカンの演技が最高です。大沢たかおの、チンピラな社会に揉まれてガサガサに擦り切れていく感覚(下手な言い回しですが、)は、恋人役の片岡礼子との関係もあってとてもいい味をだしています。この時の片岡礼子も非常にいいです。しかし、それにも増してダンカンの「望んでもいない、意識してもないのに何故だか転落してしまう男」という存在は、「そうとしか生きられない運命」をすごく的確に示していて、「そういう人生」ってなんというか「哀れだなぁ」と同情とか憐憫だとか、とても切ない気分になりました。(しかし、ここで青山真治は涙を流すような描写をしたわけではない。)ダンカンは本当に、本当にいい俳優さんだと思います。一番好きなシーンはセスナを発見した瞬間です。この瞬間の顔がいいです。それに、その後の会話もいい。他にも「みっちゃん~」の歌がまた切ないんですよ、胸がキリキリ痛みます。話がこんなに単純なのに、こんなにガツンと心にくるとは思いませんでした。もう一度書きますが、この映画は涙を流すような描写は一切ありません、しかし切ない、しみじみと感じさせる映画です。
9点(2003-12-12 00:44:49)
125.  コンセント
小市慢太郎さんがいい演技してますね。彼の笑顔はちょっと怖い。それに市川実和子さんも、明るくて明朗なのになぜか恐怖が似合っていて存在感があると思います。村上淳も、実にいい。というわけで俳優陣の活躍はとてもいい映画です。しかし、あんまり映像と音楽に惹かれるところがありませんね。最後は、話が大きくなりすぎている感もありますが、ストーリーは概ね良く出来ていると思いますので、ちょっと残念な気がしました。
6点(2003-12-12 00:25:10)
126.  FILAMENT/フィラメント
うーん、観終ったあとにため息です。この映画はビデオで観て、直前に同じ大沢たかお主演の『チンピラ』を観ていたわけなんですが、『チンピラ』と比較してもどうにも冴えませんね。『深夜特急』って沢木耕太郎のノンフィクションをTV映画化した作品にも出ているわけなんですが、そっちの方が断然いい。つまり、監督がダメだと結論付けましたがどうでしょう?松重豊も出ているわけなんですが、単純な悪役で、まったく効果的に使えていません。お父さん(名前は知らない)と村上淳は存在感があって良かったと思います。井川遥は・・・どうしましょう?
4点(2003-12-12 00:18:23)
127.  カナカナ
カメラワークも、俳優さんの演技も、音声も、照明もダメな映画だと思ったんですが、なんだか集中して観てしまいました。ストーリーとしてもそう難しい話でもなく、テンポもいいわけでもなく、ましてや主人公が美人であるわけでもないんですが、何故か魅力的な映画です。人に薦めるような映画では決してないとは思いますが、こんな映画もアリなんじゃないかと思います。隆人少年は暗いっすね。徳子さんはぶっきらぼうだし。それもいい味って思えるのは、僕がひねくれものだからでしょうか?
6点(2003-12-12 00:00:14)
128.  ブエノスアイレス
同性愛モノの映画は「ブエノスアイレス」「ジュテーム~」「傷ついた男」と3本観たんだけど、これが一番ソフト。そのぶん楽に観れました。同性愛への偏見だとか、同性愛独自の悩みだとかが描かれていないので、普通の男女の恋愛みたいですね。レスリーもトニーもいい演技なんだからちょっと切なくなってしまいました。最後にメイキングが入ってたんですが、トニーの「ブエノスアイレスに着いて内容を聞いた」って、レスリー相手なんだからかなり焦ったろうに。これがマジで笑えた。関係ないけど、レスリーのジャケットカッコいいです。それにしても男の同性愛って、どうして必ずパンツがブリーフで、しかもそれが眩しいくらいの白なんだろう?
7点(2003-12-10 19:53:53)
129.  楽園の瑕
ストーリーはよくわからない、感情移入も当然出来ない、2時間の間に観ている映画の基本を大きく裏切ってしまう。はっきり言って、カーウァイは観客に優しくない。それは、観ているほうも辛いですね。それなのにそれなのに、観始めると続けて見てしまうのがウォンカーウァイ作品なんですね。中毒的な魅力。それは、出ている香港映画スターの演技の魅力もあるが、クリストファードイルの魅力もあるが、何よりカーウァイ自身の魅力が凄いのだろう。はっきりと、その魅力は指摘できないのだが。
6点(2003-12-10 19:38:48)
130.  夏至
リエンの兄との関係にドキドキしました。「これはヤバイぞ。」と、兄に感情移入して、ドキドキ。こういう危い関係がでてくる映画は好きです。それに映像も素晴らしい。長女の夫が愛人に会いに行くシーンは、大自然と小さな人間の対比で、その抱える問題も小さなことだと思えるような思えないような。とにかく、映像が良くって、ちょっとドキドキして、あとはリラックスしながら観た映画でした。
7点(2003-12-10 19:24:47)
131.  マトリックス
これは珍しく映画館で観たんですが、そう高得点とも思えないような気がします。「うん、そうか。」と納得して、胸の中で考え込んだりする部分がありませんでした。映像は素晴らしいと思いますが、「うん、そうか。」レベルです。悪いとは思いませんが・・・、自分が天邪鬼なだけかもしれませんが。
5点(2003-12-10 19:15:28)
132.  セブン・イヤーズ・イン・チベット
頑張って撮影をしただろうことに敬意を表してこの点数です。それに、世界中の人(特に多くのアメリカ人)に中国共産党のチベット侵略を伝えてくれたんだから、その点での評価です。しかし、なんだか人も自然もショボくれたチベットになってしまってます。チベット自治区での撮影はご法度だったんだろうから、仕方がないとは思いますが・・・ちょっとショボくないですか?特にジョカンとか。この映画を観てチベットに行った人は、本当に感動するそうです。チベットに行ってからこの映画を観た人は、「なにこれ?」と思うそうです。納得。この映画を観た人は、是非是非本物のラサに行ってみてください!たまげますよ!けど、先入観はなるべくないほうがいいかな。チベット人について、その基本であるチベット仏教をもとにもう少し詳しく描いていたらと思います。ダライラマの存在についても、もう少し僧侶としての前面を強調して欲しいと思いました。この映画を観てラストエンペラーの少年時代を思い起こした人もいると思いますが、本当は皇帝とダライラマではちょっとじゃなく違います。これじゃ、ただの王さまになってしまう! ここまで書いて、この映画の本筋であるブラッドピットについて何も言及していなかったことに気付きました。うーん、いいと思う。別に無し。
6点(2003-12-10 19:11:56)(良:1票)
133.  Kids Return キッズ・リターン
タイトルと俳優と音楽と演出と、と言い出したらキリがないだろうと思うのですが、いいですね。青臭さがいい感じに漂っています。最近、ちょっとバカっぽい高校生が自転車に二人のりしてると「あっ、キッズリターンだ!」と小さくつぶやいてしまうのは僕だけじゃないと思います。
8点(2003-12-08 13:58:09)
134.  タイフーン・シェルター
変な映画。映像は美しい。キャストはいい。音楽もいい。佐藤タイジも出てる!けど、なんかダラダラしてますね。ストーリーがない映画ってのもいろいろあるんだけど、それでもダラダラしすぎ。緒川たまきがオリンパスPEN?を持ってて「お!?」と思った。これがロモなら萎える。あのインスタントはSX-70なんだな、渋いぞ。佐藤タイジは映画けっこう出てるぞ!笑っていいともにも出たぞ!シアターぜんぜんブレイクしないぞ!意味わからん。
4点(2003-12-08 13:05:57)
135.  
なんだか中身がないですね。面白そうで、メッセージありそうで、なんだか退屈してしまった。世界中に届けるメッセージのシーンはなんだか自分にも届きそうな気分になった。なんだろな、これは。
4点(2003-12-08 12:54:52)
136.  ブロウ
この映画を観て、なんか空疎な感覚を持ちました。実話を元にした映画ではいつも感じるのですが、実話である故に自由にできないインパクトの弱さ、メッセージの頼りなさ、中途半端な憎悪。これらが観終わったあとに残るイメージの力を削いでいるような気がします。ジョニー・デップはいいんじゃないでしょうか。絶賛しようとは思えませんが、批判もできません。
5点(2003-12-08 12:45:46)
137.  ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ
観終わってかなりたった最近になってやっと気付いたのですが、この作品俺の生まれる前のものだ・・・・。映画の評価に製作された時代を考慮すべきかどうか、僕にはわからないが、この事実にはかなりショックを受けた。考えてみればセルジュもとうに死んでいるわけで、相当に古いのは明らかなんだけど、今頃驚いてます。はー、この年代でこのセンスがあるのか。はたはた参りました。映画としては決して美しい描写はしておらず、荒々しさを剥き出しにして、視覚と聴覚で、人間の根本的な欲求に訴えかけていた映画だと思いました。直接的な描写ですが、力があると思います。キャストではパドヴァンがいい存在感を出してますね。表情(特に顎)が、とにかく、恋人を奪われた苛立ちを表現しています。暴力的で、弱くて、愛に餓えている男性。ホモであるだけに、観ていて痛々しさが倍増です。クラスキーとジョニーは、美男美女で、粗野と美しさが共存していて、一見して良さげなんですが、並べてみると違和感アリアリです。狙いなんでしょうけど、まったく異質なものをくっつけているような印象を受けました。ドパルデューには笑ってしまいましたが、あの役はどうなんでしょう? あと、とにかく音楽が耳に残りました。 
7点(2003-12-08 12:07:20)
138.  笑う蛙
いやに濃い俳優さんを集めちゃいましたね。長塚京三と大塚寧々で十分お腹いっぱいになりそうなものですが、それにミッキーカーチスとか南果歩だとか、ちょっとじゃなく癖のある俳優さんを添加しています。そして、極めつけは國村隼。この人のパワーで画面にふつふつと灰汁が染み出してしまいました。國村さんの演技は、苦笑いのしっぱなしですね。濃い。誰か薄められる俳優さんを入れて欲しかった。一人一人は好きなのに。ま、一人一人が好きだからこの点数。
5点(2003-12-08 11:58:51)
139.  モンパルナスの灯
モジを熱演しているジェラールがカッコ良すぎですね。繊細さや美しさはそのままなのに、ささくれた精神を痛いほど感じます。それに、女優陣も美しい。ボロウスキーも渋い。キャストは完璧です。アメリカの金持ちのホテルの部屋でゴッホの言葉を口に出すモジの表情に感動しました。ラストシーンは、『Fine』じゃねーよ!と、切なさに声をあげてしまいました。
7点(2003-12-08 11:38:26)
140.  溝の中の月
やはり、ベネックスの画は美しいですね。ブルーの美しさは格別です。僕の好みに合っているだけかもしれませんが、そのブルーに酔いしれました。そして、ナターシャキンスキー、ジェラール・ドパルデューと、素晴らしい役者が揃っていますね。この頃は痩せていたんだなーと感心してしまうドパルデューは野性的でいいですし、(特に氷を噛み切るシーン最高)キンスキーの魅力は赤い口紅と赤い車で3割増しの美しさです。それにフランク(弟)とベラ(彼女)の二人の演技もいいですね。貧しさや醜さ、そしてその悲しみを上手く演じています。ドミニク・ピノンはディーバ、アメリあたりに出ていますが、実は怪優ぶりはこの作品が一番なんじゃないかとも思います。最後の看板の文句と、ドパルデューの表情が胸を打ちました。
8点(2003-12-08 11:25:12)
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