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おはようジングルさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 783
性別 男性

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121.  火山高
俺達にも「マトリックス」やれるんだぜ! っていう下らないアジア人の意地というものが根底に見え隠れする浅ましい作品。特にレボリューションズに影響を受けたように見受けられますね(ラストの雨のシーン)。でも、ハッキリ言って足下にも及ばない。マトリックスが特に優れているとは思わないが、レイアウトセンス・視覚の角度・コマの面白さ、と全てにおいて大きく劣っています。 この作品は『お馬鹿映画』+『トンデモ映画』の要素を有しており、笑いがとれなければ全てがパーといったジャンルである。果たして笑えるシーンがいくつあっただろうか? 個人的には一つも無かった。 あと、テレビでの視聴にあたり、番組冒頭でこの作品を紹介していたカマヤツみたいな顔した不細工なオバハン! 言ってることが支離滅裂でとてもムカツイタ。
1点(2004-10-04 14:19:22)(笑:2票)
122.  陰陽師
野村萬斎の演技には苦々しい思いをさせられた。狂言師としての癖が台詞のイントネーションに嫌な具合に絡みつき、とても気分が悪い。あと、伊藤英明は我慢ならない。今後、俳優と称するのは辞めていただきたい。小泉今日子!またおまえか! 「踊る大捜査線」でもやってくれてたね。極めつけはまだあるよ。素人(今井絵理子)を使うな!無理に仕事を与えてやったのが見え見え。もう勘弁して欲しい。 一言でいえば内容もショボい。つまらない話をダラダラとタレ流し。恐ろしくテンポが悪い。それに加えて、CGデザイナーは手を抜きすぎ。おそらく視点の工夫とか(ラフスケッチもせずに)を考えずにブッツケで創ったのだろう。 この映画は明らかにマニア向けだ。
2点(2004-10-03 17:44:24)(良:1票)
123.  陰陽師Ⅱ
深田恭子を女優として評価して良いものか迷ってしまいますが、もし女優として評価しても良いのであれば、もう少しプロ意識を持って望んで欲しい。皆さんお金を出して見に来られるのですから、学園祭に毛が生えたような演技で満足せずに一心不乱に頑張って欲しい。「DOLLS ドールズ」でも酷さが目立っていたのでチョット気になりました。 かと言って他の役者が良いとも思いません。特に野村萬斎は厳しかった。狂言師としての癖がまともに出ていて、台詞に嫌なイントネーションがカマされている。 中井貴一は言うまでもなくボロボロ。今回は役所のミスキャストも重なり気の毒になってくるぐらいだった。 市原隼人に関しても、↓の方が言われているように呆れて何も言いたくなくなります。 あと、今井絵理子はないだろう。何故、無理してまで素人を使っちゃうのか理解できない。こういうのって本当に見苦しい。 役者の演技もさることながら、CGも酷かったね。せっかくの見せ場も、リアリティーの無いグラフィックのおかげでヒートダウン。同時に演出が悪いことが相乗効果を生んでしまい、絵的に見て相当つまらない作品となっています。脚本自身が面白くないから仕方がないというのは全く言い訳にはならない。
1点(2004-10-03 17:19:59)
124.  スター・ウォーズ/ジェダイの復讐<特別篇>
今回のDVD版の特別篇では、ラストシーンでジェダイの騎士3人が浮かび上がる(アナキン・ヨーだ・オビワン)シーンで、アナキンがジェームズ・アール・ジョーンズからヘイデン・クリステンセンに変更されています。マニアの間でその善し悪しに対しての大討論が巻き起こっているようです。私自身の意見は特別篇側かな。暗黒面に落ちる前の善良なアナキンに戻ったというイメージが有るからです。
6点(2004-10-03 11:49:51)
125.  スター・ウォーズ/帝国の逆襲<特別篇>
あらためて特別篇を見るにあたり、特撮合成(マット処理)の重要さを本当に思い知らされた。とうぜん当時の技術では限界があったのですが、ホス(氷の惑星)での闘いでの反乱軍の戦闘機のマット処理が気になってしょうがなかった(他のシーンにもマット処理に荒があった)。しかし、今回の特別篇(DVD版)はそこがしっかりと修正されていたのが嬉しい。
6点(2004-10-03 11:33:40)
126.  ネメシス/S.T.X
wowowで観賞。SFが好きなので楽しみにしていたのですが、とってもB級なノリの作品でガッカリ。宇宙戦艦同士の闘いもチープだし、人間が瞬間移動するという都合の良すぎるシステムにも好感が持てない。
2点(2004-10-03 10:31:26)
127.  デイ・アフター・トゥモロー
観賞する前に皆さんのレビューを拝見しました。「ドラマ性に乏しい」という意見が多数を占めていたので(可成り厳しい意見も・・・)、余程ひどい出来なのかと思っていましたが、然程そのようには思いませんでした。確かに「ディープ・インパクト」のように多彩な登場人物による物語は描かれていませんでしたが、この手のディザスター・ムービーというジャンルの場合は十分に許される範囲内である。それを考えると「ディープ・インパクト」はいかに秀作だったかということが分かります。 先進国(アメリカ)が発展途上国(南米各国)に救われるシーンや、ガソリンをまき散らす車を破壊しまくる描写など、皮肉混じりに環境破壊への警告を発しているし、自然災害の恐ろしさも表現できている点では一見の価値は十分に有ります。 ただ、本格的な問題点もいくつか有ります。皆さんが一様に言われている日本の描写の酷さは、わたしも全くその通りだと思いますし、正直ニューヨークがパニックになる様子は飽きてきました(ロサンゼルスなどの被害も有るには有りましたが・・・)。 CGによる映像にも少し物足りなさがのこる。引きによる映像は確かにリアルで素晴らしいのですが、画面から飛びださんばかりの迫力シーンもエンターテイメント性を活かす意味でも是非盛り込んでもらいたかった。
6点(2004-10-03 10:24:03)(良:1票)
128.  ブラック・サンデー
トマス・ハリスという作家は数少ない著作しか発表していないことで有名です(ブラック・サンデー、レッド・ドラゴン、羊たちの沈黙、ハンニバル)。私は個人的にこの作品の原作が大好きでして、彼の作品の中でもNO.1と評しています。勿論、レクター3部作も素晴らしい著書なのですが、イスラエルとパレスチナの対立から生じた、アラブとアメリカの確執をリアルに描いている本作は別格と言っていいほどの出来です。奇しくも、今考えると同時多発テロへの警告とも言えるような内容でして、先見の優を兼ね備えている面でも秀逸といえるでしょう。 残念ながら日本では未公開の映画で(爆発予告があるなどして~)、幻の作品となってしまいました。私はWOWOWで放送されたものをかろうじて見ることが出来ました。 アルファタ派を始めとするアラブ過激派の複雑な内部抗争や、イスラエル政府とアメリカ政府の微妙な駆け引き等、そういう細かい描写は流石に映画では堪能できませんが、「黒い九月」本部の襲撃や、除隊軍人局での一巻き、爆弾の威力などのシーンが上手く映像として再現されていると思うし、頃合い良くオリジナル感を出した脚本には好感が持てる。 
8点(2004-10-03 10:01:12)
129.  奪還 DAKKAN アルカトラズ
全盛期のセガールはこんなもんじゃないね。トコトン最強でないと気が済まない筈の彼なのですが、今回はアクションも大人しくなっていて(さすがに歳かな・・・)、ピンチになる場面もチラホラ。 舞台はアルカトラズなのですが、とりあえず一度やってみたかったんでしょうね。アクション俳優は必ずと言っていいほど刑務所モノをかじっときますからね。 中身は相変わらずのセガール節なのですが(彼は死なないが、身の回りの人は死んでゆく)、先にも書きましたがアクション面で過去の作品を大きく下回っています。 彼の作品の最大の魅力は『テレビで友人とツッコミながら見る』ところですが、今回はツッコミどころも少なかったので本当につまらなかった。
2点(2004-09-28 16:28:05)
130.  人質奪還 アラブテロVSアメリカ特殊部隊 《ネタバレ》 
ハッキリ言って超B級映画です。スティーブン・セガールとジャンクロードの映画を足して2で割ったような作品です。 いきなり冒頭からアメリカ特殊部隊がアラブ人を殺しまくります。アメリカ側の兵士は途方もなく強くて、全くの無傷で敵の基地を豪快に破壊する。そんな最強特殊部隊に新たに与えられた任務が、ロシア(違ったかも)の過激部隊(クーデター派?)から人質を奪還することである。最強部隊に加えてイギリス人の兵士が合流するが、それがまた、メチャメチャ強くてカンフー+拳銃でボコボコ敵を殺しまくります。 殺して、殺して、殺して、殺しまくり、味方の兵士も死んで、死んで、死にまくる。生き残った特殊部隊の隊長がラストで「国のためにやっている」的な発言。バックにアメリカ国旗が現れて終了・・・。 アメリカ嫌いの人やアラブ人が見たら怒り狂うだろうし、そうでない人も我慢の限界が最後にやってきます。
1点(2004-09-28 16:12:37)
131.  サラマンダー
ドラゴンとの死闘シーンが少ないのは制作費が不足していたからだろう。その分、人間ドラマに焦点を当てざるを得なかった。ただ、その割には面白味のあるストーリー展開が全く無い。台詞などに工夫も無いし、キャラクターの特徴、人物の掘り下げが薄いので興味が全然湧いてこない。感情移入もできない。上映時間も短かったしね。 でも、CGはけっこう迫力があってソコソコ良かった。感心するほどでは無いけど、炎の表現は上手いし、サラマンダーの羽ばたいた姿などはカッコ良かった。 お遊び系の映画なのかも知れないので(本気で創ってそうですが・・・)、あまり突っ込むと元も子もないのですが、オスが一匹しかいないというのはどうなの? たくさんのメスが生んだ卵にオスが精子をかけるとの説明があったが、中盤ぐらいに殺されたメスの体内から卵が見つかり、その卵の中にはしっかりと退治の動く姿が!! 一端受精した卵を体内に戻して温めていたのだろうか? どういう原理なのか全く理解できなかった。 あと、オスには寿命が有るのだろうか? 一匹しかいないオスが死んだら新しいオスが生まれるのかな? それともサラマンダーは死滅するのかな?・・・っと、突っ込んではいけない作品なのに思わずやってしまった! 申し訳ない。
3点(2004-09-27 18:26:58)
132.  スター・ウォーズ<特別篇>
時々いろんなサイトを含めて「一度完成させた映画に手を加えるのは芸術作品として有ってはならない」などというような意見を見ることがある。しかしクリエイターというものは、その時自分のベストを尽くして創り上げた作品でも、時がたって改めて見てみると荒が気になって仕方がないということが良くあるのです。私自身、デザインを仕事として行っているのですが、同じような気持ちになることが頻繁に起こります。前者の意見はこうである、「偉大な絵画の作家(ゴッホやルノワール等)が絵を描き直すことがあるか?」。しかし、映画と絵画を同じモノと考えること自体が間違っているし(ニューメディアの媒体でもある)、芸術を元に考えるなら、小説作家なども含まれてくる。実際、長編小説を書く作家の中には序盤に出版された刊の中の原稿を書き直すこともよくあることなのです(例えばスティーブン。キングの「暗黒の塔」等)。一概に焼き直しを愚行として決めつけるのは全く芸術家の心情を理解していない人のすることです。
6点(2004-09-26 11:18:28)(良:2票)
133.  ジャンヌ・ダルク(1999)
リュック・ベッソンの映画は個人的には大嫌いなモノが多いのですが、これは素晴らしい作品だと思いました。 幼い頃のジャンヌは信仰心が強く、無垢で素直な女の子だった。しかし、母親や姉が虐殺されることにより、自分の心の中にある神の存在、神の御心をゆがめて解釈してしまうようになってしまう。自分が神の第一の殉教者と思いこんでしまうのである。 彼女の中にあるソレは『復讐心』であり、神の教えを自分の都合に変えてしまい、気が付かぬうちに虐殺を繰り広げる結果となっていくのです。 奇しくも今現在行われているイラク人のジハードは、正にジャンヌの行いとよく似ているのではないか? アラーの御心に任せての聖戦と唄った自爆テロは、神の導きを勝手に自分なりに都合の良いように解釈して虐殺の理由付けにしている。つまり、虐殺を神の責任として押しつけているのです。 しかし、イラク人とジャンヌには決定的な違いがあります。ジャンヌは『懺悔』の心が有りました。ラストでは自分の行いに気付き、神の使い(ダスティン・ホフマン)に自分の行いを懺悔しています。 これに気が付くのと気付かないのでは天と地ほどの差があるのです。
8点(2004-09-26 11:04:41)
134.  レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード
今回で3作目となり、おそらくシリーズ最後の作品になるだろう。 カロリーナ(前作で恋人となった)が殺させるまでのシーンを織り交ぜながら進行する演出は前作よりも工夫されていて面白い。「ターミネーター3」のサラ・コナーのような扱いではなかったので、彼女も浮かばれることだろう。 ストーリーはけっこう大きな話しになっていて、メキシコ政府・過激派(クーデター波)・警察・FBI(辞めてるけど)が入り乱れての展開となっている。ややこしいと言えばややこしい話しなのだが、通常レベルのオツムが有れば十分に理解できるのでご安心を。 役者陣に関しては、主役級の俳優よりも脇役の方が味があって光っていた。今回の売りの筈のジョニー・デップはどうなんだろう? そんなに存在感は感じなかったし、むしろ一番薄っぺらい印象でした。バンデラスにしても、前作のようなギラギラした迫力を感じませんでした。  ※あと、これだけは言っておきたいのだが、マリアッチ(ギター)であることの意味が完全に無くなっている。
5点(2004-09-22 14:40:42)
135.  デスペラード
「エル・マリアッチ」の続編ですが、今回は予算も有るので銃撃戦やアクションもド派手になっています。主人公の役者も交代されていて、コテコテのお好み焼きソースをぶっかけたような顔のバンデラスを抜擢しています。前作を自らオマージュしたかのようなシーンが随所に連発されて、例えば酒場のシーンなどは極貧だった前作とは違い、豊富な資金を駆使して驚くほど豪華な修羅場シーン(銃撃戦)が繰り広げられます。殺し屋集団にも個性の有る俳優を使えるので、ナイフ使いや女の殺し屋といったキャラクターのバリエーションが豊かになりました。 ただ、ストーリー事態は前作の方が面白い。今回はアクション重視的な形をとったのかも知れませんが、単純極まりない復習劇となっている。この手の作品の場合、それはそれでも良いケースも有るのだけれど、ラストのオチは私が最も嫌うようなやり方(ええ!兄弟!?)だったので、最後の最後で残念な気持ちになった。 あと、もう一つ個人的にダメだったのが、助っ人登場のシーンです。あの2人の登場により、かなり幼稚っぽくなってしまった。ギターケースからミサイルはいくらなんでも・・・。 
6点(2004-09-22 14:26:21)
136.  エル・マリアッチ
苦肉のカット割り、カメラ映像の質の悪さ、エキストラの少なさに役者の顔ぶれetc・・・、見始めてから直ぐに低予算映画ってことが分かります。ただ、お金が無いなりの工夫の上手さには脱帽もので、お金をかけているように見せる為の撮影のテクニックを紹介したメイキング(DVDで少し見れます)には関心させられます。 ストーリー事態にはそんなに感動するものがないのですが、殺し屋に間違われるマリアッチ(主人公)の様が、時には面白おかしく(ホテルの主人とか)、時には残酷に描かれていて演出に関しては退屈させることは無い。何といってもテンポが良いのには好感が持てるし、夢と交差させるような手法まで駆使している。 アイデアで勝負して多大な成功を収めた作品として高く評価したい。
7点(2004-09-22 14:25:10)(良:2票)
137.  卒業(1967)
高校の時の学園祭で偶々やってて、チョット見てみる程度の興味しかなかったのだが、見始めると最後までやめられなくなってしまった。つまり面白かったのである。こんな古い映画を大画面で見れて、今思えばすごく幸運だった。 後からよく考えて見れば、ベンジャミン(ダスティン・ホフマン)は可成りのトンデモ男ですよね。不倫+その相手の娘との恋+花嫁強奪。その悪行は凄まじいものだが、若気のいたりを生々しく素直な人間ドラマとして堂々と描いているところに強く興味を引かれる。 言うまでもないことだが主題歌も超有名であり、ラストシーンは今でもオマージュとしてたまに使われていますね。
6点(2004-09-21 09:09:07)
138.  ヒート
ホント長く感じる映画ですね。でも、話しの筋が面白いので意外と苦にならない。この手の渋い犯罪ものが好きなのでかなり楽しめた。 この作品はキャストの布陣が凄まじい。アル・パチーノ、デニーロ、ヴァル・キルマー、ジョン・ボイド、トム・サイズモア、アシュレー・ジャッド、ナタリー・ポートマンと万全の体制。 あと、面白い話題があって、衛星放送の番組でやってたんだけど、本当はアル・パチーノとデニーロは“実際には競演していない”という噂があったらしいよ。確かに気を付けて見ると、デニーロが映っている時はパチーノが後ろ姿だったり、その逆だったりと絡みが無いんですよね。ラストにいたってもそんな調子の演出ですから、噂になるのも無理はないです。これは明らかにマイケル・マンの工夫不足だとしか思えない。
7点(2004-09-21 08:42:21)
139.  マイノリティ・リポート
予知能力者の人権を完全に無視しているこのシステムは、ワシントンでしか扱われていないテスト式に行われているものである。この犯罪防止法を議会に通し、全国に広めるには余程の効果を発揮しなくてはならないだろう。それが殺人事件0%という驚異的な数字である。しかも冤罪なし(名目上)でだ。この表面的な実績だけなら通っちゃうかも知れない怖さがある。多くの人の命が助かるなら3人の人権などは・・・。多数の人が賛成すれば少数の意見など忘却される。まさに、これこそがマイノリティ・リポートである。 例えば小学校40人のクラスがあったとする。飼育していたウサギが突然死んだ。学級会で何故死んだか話し合われ、教師が多数決をとった。40人中39人がイタチや猫の仕業として挙手した。一人は何らかの不振な点を上げたが少数意見は取り下げられた。しかし、真相はというと頭が可笑しくなった教師が深夜にウサギ小屋に忍び込んで刺し殺していた。少数意見を無視する怖さ・・・。私はそう解釈した。 ハリウッドの近未来映画と聞いてアクションだけを期待していた人、これを火曜サスペンスと比べてしまうという表面性しか見れない人には全く向かない映画ですので気を付けてください。 映画のビジュアルも斬新である。ただ、50年後にしては未来感が発展し過ぎているという感も有る。が、先の事など誰にも分からないので、そこに突っ込みを入れるのは馬鹿げた行為なのでやめといたほうが良いだろう。 システムは完全なガラス張りで管理されていて何の不正もないことを強調しているし、トム・クルーズの扱うコンピュータ画面もパントマイムで操作しないといけないぐらい大型で、これまた個人的に不正操作出来ないように考えられている。捜査官のユニフォームも未来過ぎず現代過ぎずで丁度良い。この作品では“目”が重要視されている。オープニングも目から始まるし、街中の公共施設も目、広告媒体も目、セキュリティーも目、コロコロ転がるプリコグの玉も目を意識している。未来を予知する装置もプリコグの目から来るものである。このように一貫したテーマを持って表現されているのには好感が持てます。
[映画館(字幕)] 7点(2004-09-21 08:15:10)(良:1票)
140.  HELL ヘル(2003)
ハリウッド必殺の刑務所パターン。 残虐な服役囚・卑劣な看守・金にまみれた(囚人を闘わせて賭け事してる)所長たち・いい奴な黒人・殺される若い囚人の仲間etc・・・、と定石通りの設定になっている。 悪しき刑務所の実体によりバンダムの心は荒んでいき、最後は自暴自棄となり狂ったように闘い始める。本当に意味のある闘いとは・・・、友の助けを借りて本当の悪(刑務所自体)に戦いを挑みます。確かにストーリー自体もマンネリなのだが、この設定はエンターテイメントとして王道なんでしょうね。意外と最後までキチンと見れます。 少しダークなバンダムを見てみるのも悪くないかも知れませんよ。
4点(2004-09-21 07:53:17)
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