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南浦和で笑う三波さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 210
性別 男性
年齢 62歳
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121.  殺人の追憶
1986年から91年までに起きた連続猟奇的殺人事件が題材の作品。あまりにアナクロな容疑者の取調べ方法など、そんなに昔でない事件にしては話をつくりすぎではないのかと観ているときは感じたが、後で調べると、取調べ中に死亡した容疑者がいて、拷問致死の疑いで警官が懲戒されていたり、精神分裂病になって自殺した容疑者もいたりと、ほとんど事実にもとづいてエピソードが作られているのを知ってびっくりした。ただ、ラジオ番組のエピソードはゴルゴ13に影響された全くの創作ではないかと思っている。列車とトンネルがこれだけ効果的に使われている映画は久しぶり。列車の音、雨の音が印象的だった。酒に酔って捜査課長が嘔吐するシーンは必要なのか?韓国映画の笑わせどころには、まだまだピンと来ないところが多い。
8点(2004-04-10 11:14:57)
122.  恋人たちの食卓 《ネタバレ》 
女房と死に別れた、年老いた台湾料理の凄腕の料理人の父親と、一緒に住んでいる独身三人姉妹の物語。長女は30歳前後で、学校の化学の先生でクリスチャン、次女は航空会社のやり手キャリアウーマンで翔んでる女でありながら料理の腕もなかなか、三女は料理人の娘のくせになぜかファースフードの店で働いている、という人物設定。誰が最後まで父親の面倒をみるのか、という重い命題を抱え、お互いに牽制し合いながら、一人、また一人と軽いノリで結婚して家を出て行くのである。そして最後に残ったのは、、、。さすがこの父親、一流の料理人だけあって、最高の「食わせ者」だった。料理のシーン、台湾茶の喫茶シーンなど、自国の文化に誇りを持っているのが感じられる映画は、みていてすがすがしい。
8点(2004-04-08 12:07:50)(良:2票)
123.  淑女超特急
結婚後6年が経ち、結婚生活の単調さに満ち足りない思いを感じていた妻が、夫との結婚生活を見直す、という話なのだが、非常にシャレがきつい。きつすぎて笑えない。笑えないけれど面白い。面白いけれど女の方は観ないほうがよい。観ないほうがよいといわれると、観たくなる。観たくなるというなら、無理には止めないけれど、責任はとれない、という映画。男のための、とっても軽い一品だった。
7点(2004-04-07 17:38:03)
124.  荒野の決闘
私はカウンターバーが好きだ。居酒屋や、スナックや、ほかのどんな酒場よりもカウンターバーに断然多く通っている。その性向に一番影響している西部劇はこの作品なんだと思う。ウイスキーが注がれたショットグラスを、カウンターの端から端まで滑らせるシーンがもの凄くカッコよく映ったんだっけ。昨日再見したが、こどものころ、なんでこの作品に入れこんだのかよくわからない。それを思い出すために、今夜もまたカウンターバーへ繰り出すのだ。
6点(2004-04-06 23:27:01)
125.  ニューヨーク・ニューヨーク 《ネタバレ》 
第一印象は良いのだが、つきあってみるとハズレの男は世の中に多いらしい。だが、第一印象が悪くて、つきあってみたらやっぱりハズレの男はたぶんもっと多い。この映画は、第一印象がすこぶる悪いのに、つきあってみたらオオアタリの男だったという、きわめて幸運な女が主人公の物語。しかも、彼氏だけではなく、彼女のほうも才能に恵まれている設定。これだけの条件が揃っていても、幸せな人生を送るのは難しかった、というオハナシ。観終わって、心地よいホロ苦さが残った。よく、建前と本音が違うのは、日本人の専売特許のようにいわれるが、妻に「こどもができたの」と告げられたときのロバート・デ・ニーロの反応は、まさにそれをうまく表現していて強く印象づけられた。なんだ、女を前にして、建前と本音が異なるのは、日本の男だけじゃなかったんだと、少し安心した。(いけねえ、つ、ついホンネが、、、)
8点(2004-04-06 16:54:34)(良:1票)
126.  幌馬車(1950)
観た後に、英和辞典で"snake"というコトバの意味を確かめてみたくなる映画。「陰険な人」という意味がありました。なるほど、旅の途中の夜に一家五人が登場したときに、彼らの目つきが陰険そのものであることを、強く印象づけるような撮り方だったのを覚えています。最後のキメぜりふは、掛けことばになっていたのだと思います。
6点(2004-04-05 17:19:59)
127.  セルピコ
筋の通らない金はビタ一文受け取らない、というのが落語における江戸っ子の典型的なキャラクターだが、そういう潔癖な生き方を押し通せるのは、彼らが大工などの職人という、基本的に個人単位の仕事をしているから。組織の一員になる、ということは、よいわるいは別として、組織のものさしに自分を合わせていくことが求められるということ。それを受け入れらず、我を押し通していくには、大変な犠牲とエネルギーが必要ということがうまく表現されていた。また、上層部の事なかれ主義的態度など、警察にかぎらず、あらゆる組織内変革を妨げる共通のメカニズムを明らかにもしている。よく、日本は外圧がないと変われない、といわれるが、アメリカだって変革には外圧を使っているのがわかる。すこぶる後味は苦い。それだけこの映画は人生の良薬だということだろう。
9点(2004-04-03 20:27:51)
128.  ウワサの真相/ワグ・ザ・ドッグ
四月一日のレビューということで、この映画を選択。しかし、途轍もなくヤバイねー、この作品。こんなの撮って、関係者とその一族郎党はみな21世紀を無事に迎えられたのだろうか。一人消されたとかいう穏やかならぬ話も漏れ聞こえてきているがどうなのだろう。くわばらくわばら。前半、うまく練りこまれているなと思えたストーリーが、後半やや破天荒な展開で妙に恐ろしく、話を作り過ぎているのではと感じたが、実話だったと聞かされれば引き下がるよりしかたがない。事実は小説より奇なり。私に云わせれば、この作品は、映像プロデューサーという現代の魔法使いが、米国大統領選で、一世一代の秘術を尽くしたのを描いた、A級ホラーの傑作、ということになる。もっとも巷では、B級法螺映画とのウワサがもっぱらのようだ。真相は藪の中。観て判断していただくよりない。 
9点(2004-04-01 02:14:25)(笑:1票) (良:1票)
129.  君よ憤怒の河を渉れ
高校のとき、TV放映で見たのが最初で、そのときは、学校で三日間くらいこの映画の話題で持ちきりでした。今日、久々に再見したのですが、楽しかったです。憤怒の河を渉れっていうのは、健さんが映画の中で渡っていた北海道の河のことではなくて、多分、憤怒のルビコン河、という意味なんではないかと思っています。エンドロールで「憤怒」に「ふんど」というルビがわざわざ振ってあるのが可笑しかった。「ふんぬ」と読んじゃいけないんですね。 
8点(2004-03-31 21:02:13)
130.  バージニア・ウルフなんかこわくない
社交生活が何事も夫婦単位で行われる社会って、息苦しい。酒くらい気楽に気のおけない奴と飲んでいたい。我がニッポンはいい国だと再認識できる作品。ジョージが長いものを持ち出したシーンは、それまでの流れで十分説得力があり、本当に怖かった。 
6点(2004-03-31 12:46:56)
131.  天国は待ってくれる(1943)
落語好きにはこたえられない作品。主人公は、若旦那そのもの。落語ならば親のスネをかじって放蕩の限りをつくした若旦那が、勘当され、はじめて世間の人の苦労を知り、人情の機微に触れて、真人間になっていく、という噺になるところだが、この映画の主人公は死ぬまで若旦那気分が抜けないところが、妙に憎めなくて好い。そのあたりが、東西の違いというところか。説明するのは野暮だが、二度目の駈落ちのときに、一度目で学習したのか、荷物をまとめてから逃げ出すのがやたらにおかしい。駈落ちを手助けする、粋なはからいができる召使いを、両家に配したのがよく効いていた。観終った後、温泉旅館にいって極楽気分を味わいたくなる。どんな旅館かって?もちろん「離れ」のあるところです。
8点(2004-03-30 16:34:34)(良:2票)
132.  恋愛適齢期
ダイアン・キートンの、科白と科白のあいだの沈黙の間の取り方、表情の変化の豊かさにただただ魅了されました。素晴らしい映画なんだろうとは思います。が、この映画を語るには私はまだまだ青二才過ぎます。二十年経ったら出直してきます。願わくはそのときまでJTNEWS が発展的に続いていることを。 
8点(2004-03-29 23:18:28)(笑:1票)
133.  恋するための3つのルール
ヒューの出演作はこれを含め4本しか観ていないので、確としたことはいえないのですが、イギリスが舞台で、市井の普通の人々が脇役で出ていないとこの役者は活きないのかな、という気がしてしまいました。主人公がオークション会社の雇われで、その婚約者がマフィア関係者の娘という設定は悪くはないのですが、面白いとは感じられませんでした。多分、主人公の役柄がそんなに優柔不断でないところがそう思わせる原因なのかもしれません。
4点(2004-03-29 03:06:38)
134.  地上最大のショウ
御都合主義的、展開が強引、女の描き方が馬鹿っぽくみえる、サーカスの説明が多い前半部分がかったるい、など、ストーリーについて穴を見つけるのはたやすい。また、古い映画のため、事故の場面も「カサンドラ・クロス」よりもさらに見劣りがする。しかしながら、それを補って余りあるほど、主な登場人物が粋で、 無性に意地っ張りで、しかもカッコイイ。名科白と名場面のオンパレード映画。ブランコ乗り同士の意地の張り合い、セバスチャンが荷物を取りにきたときの言い訳、道化が真剣に治療をしているときの、座長とセバスチャンのやりとり、刑事が道化に握手を求めるところ、などなど、いちいち書き出していけばキリがな い。見終わった後、浮かんだコトバは「芸人魂」の三文字。人を楽しませるための「芸人魂」とはどういうものかが、見事なまでに描かれていた。
9点(2004-03-28 00:40:07)(良:2票)
135.  ベニスに死す
主人公のキャラクターは、自分からは遠いが、全く共感できないかというとそうでもない。この映画の成否は、タッジオが初めて登場したときに美しいと思えるかどうかで決まる。私には美しい少年に思えた、というか、はじめは美少女かと間違えたくらいだったので、そのまま主人公にすんなりと感情移入できた。ベニス駅にきっちり荷物が着いていたらグスタフはそのままミュンヘンに帰っていたのだろうから、運命の偶然とは恐ろしい。
8点(2004-03-26 19:04:42)
136.  シンシナティ・キッド
スタッドポーカーをやったことがあるかないかでまったく趣が異なる映画。最後の手の組み合わせは、めのこで勘定してざっくり4900万回に1回の出来事。大勝負中の大勝負。いつのまにか自分の部屋がラファイエットホテルのプレーイングルームになり、町の人々と一緒に二人の勝負を息を詰めて見つめている自分に気づく。ものすごい緊迫感。「十二人の怒れる男」の、陪審員の顔をひとりずつアップで順繰りに映していく手法と似た撮り方が抜群の効果だった。 
8点(2004-03-26 11:17:34)(良:1票)
137.  フィラデルフィア物語
ケーリー・グラントとジェームズ・スチュワートが共演しているのが珍しい。キャサリン・ヘップバーンは若い頃から演技がうまかったのもわかる。ただ、この脚本、最初は舞台で当たりをとり、映画も当たったようなのだが、どこがそんなに当時の観客を惹きつけたのか全くピンとこない。ヒロインが、翌日記憶が飛ぶほどまで酔っ払ってしまう話は、好みでない。
5点(2004-03-24 19:01:27)
138.  ゴシカ
幽霊モノとしては、結構オーソドックス(怨みを晴らすために幽霊が出てくる、という意味)な展開なので、思っていたよりも見られる映画だった。しかし、幽霊が出てくる場所やタイミングの必然性が全くといっていいほど考えられていないのが、潔いといえば潔いのだが、やっぱりもうちょっと考えて作ってほしい。女の人が車を運転するシーンが妙に記憶に焼きついてしまう私としては今日からしばらく寝床でうなされて、観たのを後悔することになるかもしれない。 
5点(2004-03-23 19:33:09)
139.  レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード
原題は Once Time Upon A Time in Mexico というらしいが、どういうわけか携帯電話が登場する現代の話。どれだけ血が流れても、何人死んでも私としては一向に構わないが、この手の勧善懲悪モノは、見終わったときにスカッとした気分になれるかどうかが勝負だと思う。これはスカッとしなかった。鎖で繋がった男女が高い建物から、その繋がりを活かして逃亡するシーンはなかなかアイデア賞ものだった。
3点(2004-03-23 19:28:34)
140.  トプカピ
小さいころ「アリババと四十人の盗賊」などを読んで、将来は大泥棒になろうと思ったことが一度や二度ではない人は結構楽しめる映画。また、グランドバザールやトルコ国技のオイルレスリングなどが見られるイスタンブール観光映画でもある。物語は、大帝国時代を謳歌したオスマン・トルコの秘宝が収められたトプカピ博物館の、施錠されたガラスケースの中に展示されている大粒のエメラルドをどのように盗み出すか、という話。もちろん、当時の最先端の警報装置で守られて、床上から近づいて盗み出すのはまず不可能という設定である。アニメや小説ならば、自然科学の法則に反しているような盗みの手口も可能だが、映画なのでそれは許されない。ホールドアップや、爆薬などを一切使わずに、ブツを盗み出すシーンは、まるでサーカスのようで、泥棒映画中の名場面。大仕事を一緒にやれる仲間がいるのは素敵なことだ。ロープにつけた蛍光塗料の目印が視覚効果抜群だった。
7点(2004-03-22 11:12:54)
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