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コダマさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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121.  シティ・オブ・ゴッド
リトル・ダイスの子役がめちゃくちゃうまい。 生々しいほどにリアル。 子供ならではの狂気みたいなものを強烈に表現していた。 彼のおかげで、あの国には本当にああいう子供がいることことが実感できた気がする。 人間がアニマルだということを改めて認識させられる映画だ。 
[DVD(字幕)] 8点(2006-11-23 04:42:53)
122.  スティング
清清しいオチと軽妙な音楽。どう考えても小粋。
[DVD(字幕)] 8点(2006-11-19 01:47:06)
123.  DEATH NOTE デスノート(2006)
マンガの映画化としてはとてもよくできていたんじゃないでしょうか。 マンガを読んだ人はあえて見なくてもいいと思う。
[映画館(字幕)] 5点(2006-11-19 01:21:22)
124.  ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男 《ネタバレ》 
「幸せは退屈なんだ」 幸せをむしろ避ける男のロックさには響くものがあった。
[映画館(字幕)] 5点(2006-11-19 01:17:05)
125.  時をかける少女(2006)
この映画を見てない人に説明するときに、「女子高生がタイムリープしちゃう話」と どうしても言ってしまうのだけど、よく考えると、タイムリープはどちらかというとどうでもいい要素だと思った。 この話におけるタイムリープは、高校三年生の夏の、入道雲や、中庭の木漏れ日や、教室の机の擦れる音や、むせ返るような運動場の匂いや、告白できなかった思い出や、野球のボールがグローブに入る感触なんかを思い出すための舞台装置に過ぎない。それらは、僕らが失ってしまって、もう二度と手に入ることのない、永遠に届かないところにある思い出で、だからこそ心の奥に大切にしまってある思い出である。この映画は、そんな夏の思い出を、ひと時だけ思い出させてくれる。それはとても懐かしく、心地よいことだけど、同時にどこかちくりと痛い。戻れない痛みと、淡い後悔の痛み。 主人公は劇中、気持ちいいほどずっと駆けている。確かにあの頃は今よりずっと駆けていたような気がする。
[映画館(字幕)] 8点(2006-11-19 01:05:12)(良:7票)
126.  リンダ リンダ リンダ 《ネタバレ》 
惜しい。 全体のトーン、キャスト、間、どれもとても素晴らしい。普通の日常の描き方抜群にうまい。 だけど、それだけに、日常の中の非日常であるラストシーンに少し物足りなさを感じてしまった。ラストシーンだけでなく、例えば夢のシュールさ。ピエールが出てきたところはさすがに笑ったけれど、必要かといわれたらまったく不必要だと思う。プレゼントが大きな手というネタも、ふざけすぎの感が否めなかった。後半の賛美歌の女の子も、明らかに歌がうますぎてラストを食ってる感があった。ところどころに見所を作ろうとしたことによって、日常の淡々とした静かな良さが魅力として際立っていかない。だから凄く惜しいと思った。例えば、ベースの関根詩織が主役でもおかしくないくらいの、ものすごく空気のある凛とした映画にすることもできただろうし、もっと盛り上げていくなら、ラストシーンのインパクトはさらに増やしていくべきだっただろうと思った。見終わったあと、こんなに改良を考えたくなる惜しい映画もない。それだけ魅力のかけらがいっぱいあるってことだと思います。
[地上波(字幕)] 7点(2006-11-16 00:21:23)
127.  ゲド戦記
ジブリ作品で初めて何も心に残らない作品だった。それはとても悲しいことだなぁと思う。
[映画館(字幕)] 4点(2006-08-06 23:49:47)
128.  日本沈没(2006) 《ネタバレ》 
N2爆弾で新聞紙をぶっちぎるように岩盤を破壊するんだ!…ってそれができるなら最初からやりゃいいじゃん。なんで思いつかないんだよ。潜水艦も他の国の借りろよ。そんな博物館の使ったらそりゃ死ぬよ、くさなぎ君も。くさなぎ君がかわいそう。起爆装置もできればあんな絶壁に作らないで欲しい。
[映画館(字幕)] 3点(2006-08-06 23:42:32)
129.  サイレントヒル 《ネタバレ》 
気持ち悪かった・・・ ゲームやってないからだろうか。 とにかく不愉快な映画だったという印象。最後警官殺しちゃうしな…あれが一番精神的にダメージ受けた。ほんと気持ち悪かったので、自分がホラー向かないことがよくわかりました。どうにも友達になれそうにない映画でした。
[映画館(字幕)] 2点(2006-07-17 23:11:28)
130.  カーズ 《ネタバレ》 
面白かったー。 ピクサーの作品はやっぱりキャラクター設計が抜群にうまいと思う。チョイキャラ含め、誰一人として緩い設定の奴がいない。それが映画全体を貫くオモシロさに多大な貢献をしている。一番好きなシーンは、メーターとマックイーンの会話、「お前を選んでよかったよ」「何に?」「親友にさ」…何この心が温まっていく感覚。すさまじいなピクサー。素晴らしい。 でも、たぶんこれはアメリカ人が見たほうが楽しめるんだろうな、というのは随所に感じられた。ルート66が使われなくなって、さびれていく街の哀愁とか、例を挙げればアメリカ版「3丁目の夕陽」だろうか。昭和レトロを尊ぶ感覚に近いんだろうと思った。だから過去のアメリカの歴史とかそのへんの知識があるのとないのとでは、楽しめ度がだいぶ違うと思う。 だから僕はアメリカ人に生まれたかったです。ということが言いたかったです。
[映画館(字幕)] 8点(2006-07-16 02:42:23)
131.  ブレイブストーリー
つまんなかった。 やっぱり説明不足すぎる。 この手の物語は、長々と主人公と時間を共有しないと、最終的に主人公が下した決断にも共感できないと思う。ちゃんと感動を再現したいなら、それこそロードオブザリング並みの尺がいるだろうが。 一番笑ったのは、作品中で出てくるバスの車体にでっかく「メリット」って書いてあったこと。ちょ…違和感が凄いw CMでやってるメリットのも、ミリオネアのも世界観ぶちこわしまくりで、 全体的に、原作に対するリスペクトがまったくないなあ。という印象。 たぶん亀山さん以外のスタッフは大してブレイブストーリーの原作が好きじゃないんでしょう。絵は綺麗だっただけに残念。 
[映画館(字幕)] 3点(2006-07-16 02:27:52)
132.  下妻物語 《ネタバレ》 
最後のシーン、泥だらけのゴスロリ深田の絵は、なんか異様にキャラが立ってる気がした。土屋アンナも完全にハマってるし、うまい。この二人のキャラ映画という印象。それ以上のものはないと思う。
[地上波(字幕)] 7点(2006-06-04 02:24:25)
133.  THE 有頂天ホテル
これは映画館で見るべき作品だと思う。みんなと一緒に笑いながら見るべき。ホテルという場所は、いろんな人の人生が交錯している場所であり、今回の映画はその様々な人生が絡み合って物語が紡がれる。見終わったあとは、人間には、それぞれ長く複雑で面白い過去やドラマがあるという、当たり前だけど忘れがちなことを再度気付かされた気持ちになる。だからこそ、映画館で、見知らぬそれぞれの人生を抱えた大勢の誰かと一緒に笑って見るといいと思います。
[映画館(字幕)] 6点(2006-01-31 16:57:25)
134.  バグズ・ライフ
この作品の目的は、子供に世界の新しい見方を提唱することじゃないだろうか。たぶん小さい頃の自分が見ても感銘を受けたと思う。かわいいイメージで描かれることの多い鳥があそこまで恐怖の象徴になること(ヒヨコもすげーこえー)。最後のシーンで、カメラがぐっとひいて、いろいろあったように思えた壮大なストーリーも、実際は一本の木の根元の話に過ぎなかった、という演出。これを見た子供は、たぶんこれからミクロな世界に注目することになるだろうし、その複雑さにきっと感動すると思う。さらに、ということは僕らも世界全体から見たら小さな存在なんだ、という認識まで持てるんじゃないかなぁと思う。映画としても良作だと思うけれど、教材としての点数がとても高いです。教育学部生としては。
[地上波(吹替)] 7点(2006-01-17 05:28:56)(良:1票)
135.  座頭市(2003)
ストーリーははっきりいって3点なんだけども、たけしの圧倒的な存在感と、何よりリズム感がこの作品を面白くしている。最後のタップを例に出すまでもなく、シーンが進むリズムや、音のリズムがとてもいい。これは感性の作品だ。だからストーリーの面白さを求めるのではなくて、感覚を楽しむのが正解だと思う。面白かった。
[地上波(字幕)] 7点(2005-11-07 18:21:09)
136.  ブレードランナー/ディレクターズカット<最終版>
たぶん、当時はすごかったんだろうな、と思った。面白い作品だ。レプリの死に方は、映画史上でも最もかっこいい死に際としてノミネートされていいと思う。だが、やはりどことなく時代を感じてしまうのも確かだ。「2001年宇宙の旅」は全然古さを感じなかったのだが…どこが違うのだろう。あと、気になったのはモブシーンで日本語が入っているところ。同じ日本語のセリフを違うシーンで使いまわしたりとか。「おいこの声さっき聞いたよ」てだけでなんか見る気がなくなってしまう。まあ向こうの人はわかんないからいいんだろうけど、細部までこだわって欲しかったなぁ…。これが最終版か…。
[DVD(字幕)] 6点(2005-11-03 04:36:09)
137.  ゴッドファーザー PART Ⅱ
ビト・コルレオーネがいかに魅力的な人物かということがよくわかった。マーロンブランドが出ているということの魅力もよくわかった。個人的にその点において本作は1より劣ってしまう。デニーロはいい味を出していたが、やはりあのかっこよさはなかなか出せないだろう。一つ確実にいえることがあるとするならば、やや長すぎる。惜しい。
[ビデオ(吹替)] 8点(2005-11-01 16:15:50)
138.  用心棒
面白い。かっこいい。もうその言葉だけでいいと思うが、あえて言うなら脇役のキャラクターまで緻密に作り上げているところがこの作品の大きな魅力だろうと感じた。敵役でも死んでほしくない魅力を放つやつが何人もいた(特にあのバカな兄貴)。こずるい役人もいいし、めしやの親父ですらかっこいい。こういう作品を見ると、日本に生まれてよかったなぁと思う。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-10-31 04:09:47)
139.  2001年宇宙の旅 《ネタバレ》 
名作だって評判を最初に知ってなければ、最後まで見てなかったかもしれない冗長さだけど、最後まで見て、名作だってことはすごくよくわかった。こういう映画を撮れるってのはやはり才能だと思う。一番よかったのは最初の猿が道具を初めて使うシーン。おなじみのツァラトゥストラはかく語りきの「ちゃーん、ちゃーん、ちゃらーーん!」の音楽で、うわー、骨、粉砕したー、知恵を、得たー!と音楽に合わせて盛り上がってしまいました。選曲のセンスもいい。
[DVD(字幕)] 5点(2005-10-18 18:15:59)
140.  黄泉がえり
どうにも柴崎のプロモーション色が強すぎて…。タクシーのラジオから曲が流れてくる時なんか「長すぎw長すぎw」と自分でツッコんでしまった。ライブシーンも明らかに長い。不自然さが非常に際立っていた。なんか裏に大人の事情を強く感じる映画であった。実際それでこの曲が売れちゃったっていうのがなんとも…。たぶん「この手は通じる!」と偉い人たちは思っちゃったんだろうな、この後もこの手の映画は出てくるんだろうな、とちょっと残念です。あと、寺門ジモンとか極楽の山本とか金八の鳴迫君とかなんでこんな演技が下手な人たちばかりをわざわざ選んでキャスティングしたのか?なんかそこにもいろいろ大人の事情を感じてしまった。その印象が強すぎて映画そのものに対する評価が著しく下がってしまった感があります。草薙と竹内が二人で会話する最初のシーンなんて、すごく自然で好感持って見れて、いいなぁと思っていただけに惜しい。
[地上波(字幕)] 3点(2005-09-21 18:13:25)
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