Menu
 > レビュワー
 > ESPERANZA さんの口コミ一覧。7ページ目
ESPERANZAさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2254
性別 男性
年齢 77歳
自己紹介 団塊の世代 映画鑑賞歴50年以上 見た映画はおよそ3000本?

1960年~1985年頃はよく映画を見に行きました。その後2000年頃までは忙しくほとんど映画を見なかったのですが、DVD登場とともにまた見るようになりました。最近はメモと記憶を頼りに昔見た映画のDVDを探して懐かしんでいます。

ESPERANZAとはスペイン語で、「希望」の意味です。夢や希望、感動を与えてくれる映画は好きですが、むごたらしい映画や命を粗末にする映画は嫌いです。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順123456789101112131415
投稿日付順123456789101112131415
変更日付順123456789101112131415
>> カレンダー表示
>> 通常表示
121.  地獄に堕ちた勇者ども
ナチス内部の突撃隊と親衛隊の権力争いもすさまじいが、それをバックに描かれる鉄鋼王一家の権力争いもまたすさまじい。親戚親子の関係でありながら、愛欲と憎悪、倒錯と陰謀が入り交じり、後半に至っては理解しがたい展開となる。それを赤裸々に描いたヴィスコンティは鬼才と言えよう。 個人教授で一躍脚光を浴びたルノー・ヴェルレーは馴染みの顔だったが、若きシャーロット・ランプリングはこのときは名前すら知らなかった。印象に強烈に残る美しき女優だったのに・・・。
[映画館(字幕)] 7点(2012-04-18 12:30:58)
122.  ひばりの森の石松
ボウリングの発祥の地が日本の讃岐地方だとは知らなかった。(笑) 子どもの頃何本か、美空ひばりの男役の映画を見たはずだが、この映画しか覚えていない。それほど印象に残った楽しい映画で、ひばりさんの石松あにいはぴったりだった。
[映画館(邦画)] 7点(2012-03-20 16:50:45)
123.  華麗なる激情
彫刻家ミケランジェロが教皇ユリウス2世の命を受けて、システィーナ礼拝堂の天井画に挑む。ずいぶん昔に見た映画だったが今回改めてDVDで再鑑賞。最初見たときは、「えっ、チャールトン・ヘストンが芸術家?」と思ったとまどいも、礼拝堂の圧倒されるスケールや天井画を描くという不自由な体勢、教皇との対決などを見ているうち、これがあのミケランジェロかと思うほどになった。対するレックス・ハリソンはシーザーを演じてもヒギンズ教授を演じても、服装が違うだけで皆同じに見える。 この映画はストーリー的には波瀾万丈があるわけではないが、芸術の偉大さをまじまじと見せてくれる。冒頭の数々の彫刻とできあがった天井画を見るだけでも価値が十分にあると思う。美術に疎い私ですら圧倒されたくらいだから・・・。
[映画館(字幕)] 7点(2012-02-15 07:48:07)(良:1票)
124.  アンコ椿は恋の花 《ネタバレ》 
青春映画としてはまずまずのできだと思うし、東洋の魔女の大松監督の「黙って俺についてこい」も時代を反映して良い。 1964年は東京でオリンピックが開かれた年、歌手都はるみが「アンコ椿は恋の花」を歌い、日本レコード大賞新人賞を獲得した。そのヒットによってこの映画は作られたのだろうが、実はもう一つ理由があったのだと思う。 それは1965年1月に起きた伊豆大島の大火災、島の大半が焼けてしまったのだ。そうした中で、島の復興祈念の意味もあったのでは・・・。映画の中でも、島を応援するセレモニーが開かれ、横綱大鵬や巨人の王貞治、長門勇や桑野みゆきらも登場する。 なおアンコ椿のアンコとは「姉こ」が変化したもので、元々は年の上の女性のこと、そしてそれが転じて「島の娘」になったと言われている。 ついでにもう一つ、都はるみが新人賞を得た年のレコード大賞は青山和子の「愛と死を見つめて」で、この映画にも挿入歌として使われている。さらにもう一つおまけ、都はるみが歌のテストに合格したとき、うしろに何と何と11歳の小林幸子(デビューは都はるみと同年)のポスターがあるではないか、大発見!(DVDで再鑑賞) 
[映画館(邦画)] 7点(2012-02-06 23:13:34)
125.  冒険者たち(1967)
夢とロマンを追ってたどり着いたのが海に浮かぶ要塞、宝があっさり見つかってしまうがええーっという感じだが、流れる音楽が印象的で実に良い。終盤の銃撃戦は嫌だけど・・・。昔見た映画だったけど、DVDで再鑑賞して新たな発見。前半の日本料理屋が出てくるあたりで「戦場にながれる歌」のポスターを発見。
[映画館(字幕)] 7点(2012-02-06 20:17:40)
126.  ナタリーの朝
映画「奇跡の人」ですばらしい演技をしたパティ・デューク主演ということで、外すことなく鑑賞。少女から一人前の女性に変身していく過程の乙女心をうまくつかんだ良い映画だったと思う。(見たのは何十年も前のことで、細かな点はあやふやだけど) ヘンリー・マンシーニの音楽が良かったし、レコードで歌の入ってない「Natalie」を聴いたときはしびれた。
[映画館(字幕)] 7点(2012-02-05 09:36:08)
127.  命果てる日まで
テレビがラジオに取って代わっていった時代、ホームドラマや恋愛もの時代劇とたくさんのドラマがテレビ番組として登場してきた。この映画出てくる俳優さんや女優さんたちも皆テレビでおなじみの人たちばかり、それだけに映画も非常に親しみやすかった。この映画は三角関係というメロドラマの典型だけど、やはりそんじょそこらのものとは違う。原作があのラジオドラマ「君の名は」の菊田一夫、監督が松本清張の数々の名作を映画化した野村芳太郎ともなれば、映画としても完成度が高い。私もとても強烈な印象として残っている。香山さんが好きで都はるみの映画(アンコ椿、馬鹿っちょ出船、涙の連絡船)を立て続けに見、そしてこの映画も見たのだが、他の映画のストーリーはほとんど忘れてしまったのに、これだけはしっかり覚えているほどだ。香山さんが演じる和江が、本当に哀れで切なかった。学生の頃は、小説やドラマ、映画で愛というものを頭ではわかっていたが、こんなに胸を締め付けられるものとは知らなかった。そういう思いを与えてくれた映画だった。
[映画館(邦画)] 7点(2012-02-02 22:16:29)
128.  王将(1962)
阪東妻三郎の「王将」がずいぶん有名(私が生まれた頃の映画だから見たことがない)のようだけど、私が見た「王将」はこれである。比較はできないが、三国連太郎の阪田三吉も鬼気迫る凄い演技だと思っている。 何度も舞台に映画にリメイクされた王将、阪田三吉の実話とはいえ元はといえば舞台劇(戯曲)すなわちフィクションである。話は誇張され浪花節調になっているのは致し方ないが、だからと言って、阪田三吉の骨太な生き方が過小評価されるものではない。 女房の小春、娘の玉江も、淡島千景と三田佳子の好演が光る。ただ宿敵関根名人は平幹二朗を配したにも関わらず、少しかすんでいる。 この頃は村田英雄の歌が大ヒットし、フランク永井の「大阪ぐらし」という歌もあった。映画の中でも村田英雄が少しだけ登場するが・・・。
[映画館(邦画)] 7点(2012-01-25 14:38:59)
129.  女の一生(1967)
長編小説の映画化だけに、前半のシーンが細切れになるのはやむをえないだろう。よくぞ120分にまとめ上げたという感じだし、日本への置き換えも悪くない。ただ増村保造の「女の一生」は未見なので、比較は出来ないが・・・。 この映画では左幸子・時枝の、年の離れた姉妹が共演する。二人が相対する場面もあって、印象深かった。
[映画館(邦画)] 7点(2012-01-22 15:48:31)
130.  黄金の七人 《ネタバレ》 
最新式の大金庫だろうと教授にはお茶の子さいさい。見事な科学的頭脳作戦?でまんまと金塊ゲットと思いきや、裏切りの欺し合い、そして最後は・・・という展開がおもしろい。 米国ギャングなら欺されたら殺し合いになるところが、最後は水に流して再度挑戦!で終わるところがまさにイタリア的。おかげで続編へ続くことになるのだが・・・。 前半のチームワーク大作戦とロッサナ・ポデスタのお色気が何ともすてき。 ところで手下の6人、国籍は違っても名前の頭文字が全員Aなのは何だったっけ。
[映画館(字幕)] 7点(2011-11-23 21:54:50)
131.  裸足のイサドラ
ベートーヴェンの交響曲や「カリンカ」「スラブ行進曲」などクラシックの名曲に併せて、大きく舞台いっぱいに跳ねるイサドラ、身体全体を使って美しく表現するイサドラ。映画の細かい部分はほとんど忘れても、彼女の自由奔放に踊る姿は忘れることができない。 バレエに生き恋に生きたイサドラの生涯を、ヴァネッサ・レッドグレーヴが好演した思いで深き映画。こういう映画こそDVDにしてほしい。
[映画館(字幕)] 7点(2011-11-12 12:48:00)
132.  イタリア式離婚狂想曲 《ネタバレ》 
結構昔に見た映画なのであらすじ程度だが、ラストだけはしっかり覚えている。口やかましい女房に愛想をつかし、何とか女房が死ねばという幻想から始まり、ついにはある画策をして・・・。そして念願のアンジェラとの幸せが始まったと思ったら、アンジェラの足の先は・・・で終わる映画。さすがに脚本賞受賞の映画、スパイスがきいた(ききすぎ)コメディだ。 そしてこの映画の音楽が良い。DVDが出ないのは残念であるが、サントラCDはちゃんと買った。
[ビデオ(字幕)] 7点(2011-11-11 20:13:40)
133.  黒い画集 あるサラリーマンの証言
どう見ても家庭的に見える小林桂樹の不倫では違和感があるのだが、平凡な男の転落ということで見なければならないだろう。それゆえ誰にでも起こりうる可能性を秘めているとも言える。 自分ならあのときどうしていただろうと考えさせられる映画だ。やはり40歳の課長には不相応ということかもしれない。 小池朝雄はコロンボの吹き替え以前は、こういうヤクザをよくやっていた。声優だけあって声にすごみがある。児玉清はちょっとわからなかった。
[DVD(邦画)] 7点(2011-10-30 13:41:32)
134.  チップス先生さようなら(1969) 《ネタバレ》 
初めて見たのは学生の時教員になる前だった。それから40数年経って、DVDで再鑑賞したのだが、大変なつかしかった。 教育熱心だが頑なで堅物のチップスが、奥さんとなったキャサリンとの愛によって親しみのある先生となるのがすばらしい。ロバート・ドーナットもピーター・オトゥールもどちらも好演であり、それぞれの良さがあると思う。 この映画では、キャサリンを追いかけるシーンが2つある。ひとつは前半終了直前そしてもう一つは校長となったことを告げようとするシーン、どちらも非常に印象的で忘れられない。 キャサリンを演じたペトゥラ・クラークはさほど美人とは思えなかったが、歌はうまく親しみやすかった。
[映画館(字幕)] 7点(2011-10-23 10:05:36)
135.  喜劇 急行列車
渥美さんといえば寅さんだが、私はこの「急行列車」が大変好き。喜劇と言ってもそれほど馬鹿馬鹿しくなく、人情味あふれる感じがとても良かった。 この映画は、九州を始発駅とするブルートレイン「さくら」と「富士」が舞台なので、長崎在住の私には大変親しみやすかったし、おかあちゃん役の楠さんがとてもすてきだった。東けんじ・宮城けんじのWけんじの漫才コンビも登場し、映画をおもしろくさせる。 
[映画館(邦画)] 7点(2011-10-10 22:49:21)
136.  かもめの城
DVDが制作され、念願の「カモメの城」を鑑賞。「シベールの日曜日」から3年、成長したパトリシア・ゴッジを見ることができた。 かもめや人形と会話をする毎日、突如訪れた青年との淡く純粋な恋、子どもと成熟した大人のちょうど中頃の微妙な年齢の少女を演じたゴッジの演技が光った。
[DVD(字幕)] 7点(2011-10-10 07:50:20)
137.  サイコ(1960)
最初に見たときは、ヒッチコック監督の意図通りにだまされた。主人公の女性が早々に殺されるはずはないと思ったり、母親が生きていると思ったり、してやられてしまった。映画史に残る名作だが、私が一番評価できるのはあの不気味なテーマソング、耳に残って忘れられない。
[ビデオ(字幕)] 7点(2011-09-23 23:10:22)
138.  雨のしのび逢い 《ネタバレ》 
この映画の原題は「MODERATO CANTABILE」、息子が練習しているディアペリの有名なソナチネ第1楽章につけられた演奏記号である。モデラートとは速度記号の真ん中「普通の速さで」であり、カンタービレは「歌うように」である。 邦題は「普通の速さで歌うように」では味がないと思ったのか、大幅な修正でロマンティックな題にしたのであろう。もちろん風が吹いても雨が降ることはないが・・・。 息子はソナチネを練習しているが、音階練習でわかるように基礎がきちんとできているわけではない。また練習にも嫌気がさしており、ソナチネの演奏にも先生の指導を守っていない。枠に縛られることを拒否しているわけだが、これが母親アンヌの心情の伏線になっている。 アンヌは結婚8年目で子どもにも恵まれ、夫は工場長、何一つ不自由なことがない優雅な生活だ。しかし、それが息子のピアノ練習中に聞いた悲鳴と殺された女性をいとおしむ男(犯人)の姿によって大きな衝撃を受け、「モデラート・カンタービレ」の世界からどんどん外れていくことになる。そして7日目のお客を招いた夜にはその頂点に達する。 この映画のアンヌと恋人は、冒頭の事件の男女とも重なる。事件の男女は殺人で幕が下りるが、アンヌはショーヴァンに言葉で殺されても夫に迎えられて幕となる。そしておそらく再び「モデラート・カンタービレ」の世界に戻っていくことだろう。 この映画はまた背景に流れる音楽が実によい。単純なメロディーだが、すごく印象的だ。
[映画館(字幕)] 7点(2011-09-04 17:15:29)
139.  放浪記(1962)
林芙美子の「放浪記」と言えば、映画だけでなくお芝居にもドラマにもなった。その数は数え切れないくらいだろう。私も子どもの頃芝居を見、映画も見た。しかし数十年経った今では、主人公のふみ子が貧乏で苦労の連続だったことしか覚えていなかった。 それがようやくDVDで鑑賞して改めて凄い人生だったことを再認識した。そしてこのふみ子を演じた高峰秀子のうまさ、すばらしさ。本当に林芙美子になりきっていると思う。こういうのを白熱の演技と言うのだろう。 そしてふみ子を巡る人たち、その人たちの中にあって加藤大介が良い役を演じている。ふみ子は男を見る目がなかったのだろうかと・・・。
[映画館(邦画)] 7点(2011-08-04 23:08:57)
140.  卍(1964)
先に樋口可南子の卍を見ていたので、この映画を見るまではそれと同じようなイメージがあった。しかし結果としては雲泥の違いだった。こちらの方が断然良い。さすが増村保造監督による映画である。 若尾文子と岸田今日子の二大女優が何と言っても素晴らしく、迫真の演技だ。したがって映画にもエロティシズム以上に緊迫感があり、サスペンス風にも読み取れるくらいだ。同性愛と異性愛の両面からの愛憎劇(かけひき)となっている。 あとで原作の小説のあらすじを追うとこちらの映画の方が本物といえる。
[DVD(邦画)] 7点(2011-08-04 15:08:23)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS